JP2900902B2 - 蓄熱燃焼暖房装置 - Google Patents

蓄熱燃焼暖房装置

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JP2900902B2
JP2900902B2 JP8313262A JP31326296A JP2900902B2 JP 2900902 B2 JP2900902 B2 JP 2900902B2 JP 8313262 A JP8313262 A JP 8313262A JP 31326296 A JP31326296 A JP 31326296A JP 2900902 B2 JP2900902 B2 JP 2900902B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓄熱体を備えた燃
焼暖房装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の暖房装置は、図13に示
すように、本体ケーシング1内にバーナ2と、このバー
ナ2の燃焼部を囲むように配設されるとともにバーナ2
の燃焼排ガスの熱を蓄える蓄熱材3を内部に持つ燃焼筒
4と、室内空気を吸気して吹き出し、その一部の空気流
をバーナ2に送り込む送風機5と、室内空気と燃焼排ガ
スを混合する混合部6と、温風が吹き出す温風吹き出し
口7と、バーナ2の燃焼や送風機5の運転を制御する制
御部8と、暖房装置の運転を開始または停止させる運転
スイッチ9とから構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の構成では、バーナ2の停止後の蓄熱材3の
みを熱源として暖房する蓄熱暖房モードでは蓄熱材3の
温度が低下しても送風機5が回り続けるので運転スイッ
チ9を押して送風機5を停止させなければならず不便で
あり、さらに睡眠時に蓄熱暖房モードを使用する場合は
運転スイッチ9を押すことができないため冷風感を伴な
い不快であるという問題を有していた。
【0004】また、バーナ2の停止後の蓄熱材3のみを
熱源とし暖房する蓄熱暖房モードにおいて、使用者は蓄
熱材3がその時点で有する蓄熱量や蓄熱暖房モードが停
止するまでの残り時間が分からず不便であるという問題
を有していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題を解消
することを課題とし、その解決手段として、バーナの燃
焼時間を記憶する燃焼時間記憶手段と、燃焼時間記憶手
段で記憶した燃焼時間の長さに比例させてバーナの燃焼
停止後の前記蓄熱材のみを熱源として暖房する蓄熱暖房
モードの蓄熱暖房時間の長さを判定する蓄熱暖房時間判
定手段を設けて、制御部が蓄熱暖房時間判定手段にもと
づく蓄熱暖房時間が経過した後に前記送風機を停止させ
るようにしたものである。
【0006】そして、本発明によれば、蓄熱材の熱量が
なくなった場合に、運転スイッチを押さずに送風機が停
止するので、冷風感を伴わず快適な暖房がおこなえる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、本体ケーシングと、バ
ーナと、前記バーナの燃焼部を囲むように配設されると
ともに前記バーナの燃焼排ガスの熱を蓄える蓄熱材と、
前記蓄熱材の外側に配設された燃焼筒と、室内空気を吸
気して吹き出し、その一部の空気流を前記バーナに送り
込む送風機と、前記送風機で吸気した室内空気と前記バ
ーナの燃焼排ガスを混合する混合部と、前記混合部でつ
くられた温風が吹き出す温風吹き出し口と、前記バーナ
の燃焼時間を記憶する燃焼時間記憶手段と、前記燃焼時
間記憶手段で記憶した燃焼時間の長さに比例させて前記
バーナの燃焼停止後の前記蓄熱材のみを熱源として暖房
する蓄熱暖房時間の長さを判定する蓄熱暖房時間判定手
段と、前記バーナ停止後の前記蓄熱材のみを熱源として
暖房する蓄熱暖房モードにおいて前記蓄熱暖房時間判定
手段にもとづく蓄熱暖房時間の長さによって前記送風機
の出力を制御する制御部とを有するものである。
【0008】そして、蓄熱材の温度はバーナが燃焼した
時間の長さに比例して上昇するので、蓄熱材の蓄熱量も
バーナの燃焼時間に比例することになる。燃焼時間記憶
手段が燃焼時間を記憶し、蓄熱暖房判定手段がバーナの
燃焼時間に比例させて蓄熱暖房モードにおける蓄熱暖房
時間を設定し、制御部が蓄熱暖房モードにおいて蓄熱暖
房判定手段にもとづく蓄熱暖房時間が経過した後に送風
機を停止させる。蓄熱材や温風吹出し口等に温度検出手
段を設けなくても、蓄熱材の蓄熱量に応じて送風機を止
める時間を調節することができ、冷風感を伴わず快適な
暖房がおこなえる。
【0009】また、蓄熱暖房時間判定手段は、蓄熱暖房
時間の長さを燃焼時間の長さに比例させるが、燃焼時間
がある一定の時間を超えた場合は蓄熱暖房時間の長さを
ある一定の蓄熱暖房時間に設定するものである。
【0010】そして、蓄熱材の温度はバーナが燃焼した
時間の長さに比例して上昇するが、ある時間を超えると
もうそれ以上温度が上昇しなくなる。そこで蓄熱時間判
定手段は蓄熱暖房時間の長さを燃焼時間の長さに比例さ
せるが、燃焼時間がある一定の時間を超えた場合は蓄熱
暖房時間の長さをある一定の蓄熱暖房時間に設定するの
で、蓄熱材や温風吹出し口等に温度検出手段を設けなく
ても、蓄熱量に応じた最適な蓄熱暖房時間が得られる。
【0011】また、蓄熱暖房時間判定手段は、バーナの
燃焼量とその燃焼時間の積分値に比例させて蓄熱暖房時
間の長さを設定するものである。
【0012】そして、バーナの燃焼量とその燃焼時間の
積分値は蓄熱材の蓄熱量と相関が高いので、蓄熱暖房時
間の長さを正確に設定することができる。
【0013】また、蓄熱暖房時間判定手段は、蓄熱暖房
時間の長さをバーナの燃焼量とその燃焼時間の積分値に
比例させるが、その値がある一定の値を超えた場合は蓄
熱暖房時間の長さをある一定の蓄熱暖房時間に設定する
ものである。
【0014】そして、蓄熱材の蓄熱量はバーナの燃焼量
とその燃焼時間の積分値に比例するが、ある時間を超え
るともうそれ以上増加しなくなるので、蓄熱暖房時間の
上限値を設けより正確な蓄熱暖房時間に設定ができる。
【0015】また、蓄熱暖房時間判定手段は、蓄熱暖房
モードの開始時刻から一定時間前までにおこなったすべ
ての燃焼運転時間の合計時間に比例させて蓄熱暖房時間
の長さを設定するものである。
【0016】そして、蓄熱暖房モードにおいて蓄熱材の
熱量がまだ残っている間にバーナによる燃焼暖房を開始
し、その後再び蓄熱暖房モードに移行した場合に、直前
の運転のバーナの燃焼時間は短いが、蓄熱量は大きいと
いうことが起こりうる。そこで蓄熱暖房時間判定手段は
直前の運転の燃焼時間だけでなく、蓄熱暖房モードの開
始時刻から一定時間前までにおこなったすべての運転時
間の合計時間に比例させて蓄熱暖房時間の長さを設定す
るので、より正確な蓄熱暖房時間の判定がおこなえる。
【0017】また、蓄熱暖房時間判定手段は、蓄熱暖房
モードの開始時刻から一定時間前までにおこなった運転
のすべてのバーナの燃焼量とその燃焼時間の積分値の合
計値に比例させて蓄熱暖房時間の長さを設定するもので
ある。
【0018】そして、蓄熱暖房モードにおいて蓄熱材の
熱量がまだ残っている間にバーナによる燃焼暖房を開始
し、その後再び蓄熱暖房モードに移行した場合に、直前
の運転のバーナの燃焼量と燃焼時間の積分値は小さい
が、蓄熱量は大きいということが起こりうる。そこで蓄
熱暖房時間判定手段は直前の運転のバーナの燃焼量と燃
焼時間の積分値だけでなく、蓄熱暖房モードの開始時刻
から一定時間前までにおこなったすべての運転時間の積
分値の合計値に比例させて蓄熱暖房時間の長さを設定す
るので、より正確な蓄熱暖房時間の判定がおこなえる。
【0019】また、バーナの燃焼時間と燃焼量の積分値
によって蓄熱材の蓄熱量を算出し、これを逐次表示する
残り蓄熱量表示手段を設けたものである。
【0020】そして、使用者はバーナによる燃焼暖房中
または蓄熱暖房モードにおいて、その時点での蓄熱材の
保有する蓄熱量を知ることができる。
【0021】また、本体ケーシングと、バーナと、前記
バーナの燃焼部を囲むように配設されるとともにこのバ
ーナの燃焼排ガスの熱を蓄える蓄熱材と、前記蓄熱材の
外側に配設された燃焼筒と、室内空気を吸気して吹き出
し、その一部の空気流を前記バーナに送り込む送風機
と、前記送風機で吸気した室内空気と前記バーナの燃焼
排ガスを混合する混合部と、前記混合部でつくられた温
風が吹き出す温風吹き出し口と、前記混合部でつくられ
た温風の温度を検出する温風検出手段と、室温を検知す
る室温検知手段と、前記バーナの燃焼停止後の前記蓄熱
材のみを熱源とし暖房する蓄熱暖房モードの蓄熱暖房時
間を蓄熱暖房モード開始時刻における前記温風検出手段
で検出した温風温度と前記室温検出手段で検出した温度
の差の値に比例させて設定し、この設定された蓄熱暖房
時間の長さによって前記送風機の出力を制御する制御部
とを具備するものである。
【0022】そして、蓄熱暖房モード開始時に蓄熱材が
保有する蓄熱量は、蓄熱暖房モード開始時の温風温度と
室温の差と高い相関を示し、制御部はこの差に比例させ
て蓄熱暖房時間の長さを設定するので、より正確な蓄熱
暖房時間がえられ快適で効率的な暖房ができる。また、
バーナの燃焼停止後の蓄熱材のみを熱源とし暖房する蓄
熱暖房モードにおいて、蓄熱暖房モードが終了するまで
の残り時間を逐次表示する残り時間表示手段を設けたも
のである。
【0023】そして、使用者は蓄熱暖房モードが終了す
るまでの残り時間を知ることができる。
【0024】以下、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。なお、図13に示す従来例と同一構成部
分については同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0025】(実施例1)図1は本発明の実施例1の蓄
熱燃焼暖房装置の縦断面説明図、図2は運転図である。
【0026】燃焼時間記憶手段10はバーナ2の燃焼時
間taを記憶し、蓄熱暖房時間判定手段11はこのta
の長さに比例させて蓄熱暖房時間をtbに設定する。制
御部8はバーナ2の停止後の蓄熱暖房モードにおいて、
バーナ2が停止してから時間tbが経過した後に送風機
5を停止させる。
【0027】(実施例2)図3は本発明の実施例2の蓄
熱燃焼暖房装置の運転図である。
【0028】燃焼時間記憶手段10はバーナ2の燃焼時
間taを記憶し、これにもとづいて蓄熱暖房時間判定手
段11はta≦t1の場合はバーナ2の燃焼時間の長さ
に比例させて蓄熱暖房時間をtbに設定し、t≧t1の
場合は蓄熱暖房時間を一定値tb’に設定する。制御部
8はバーナ2の停止後の蓄熱暖房モードにおいて、バー
ナ2が停止してからta≦t1の場合はtb、ta≧t
1の場合はtb’が経過した後に送風機5を停止させ
る。
【0029】(実施例3)図4は本発明の実施例3の蓄
熱燃焼暖房装置の縦断面説明図、図5(a)(b)は運
転図である。
【0030】燃焼量記憶手段12はバーナ2の燃焼量q
を記憶し、燃焼時間記憶手段10はその燃焼量における
燃焼時間taを記憶し、蓄熱暖房時間判定手段11は燃
焼量qと燃焼時間taの積分値sの値に比例させて蓄熱
暖房時間をtbに設定する。制御部8はバーナ2の停止
後の蓄熱暖房モードにおいて、バーナ2が停止してから
時間tbが経過した後に送風機5を停止させる。
【0031】(実施例4)図6は本発明の実施例4の蓄
熱燃焼暖房装置の運転図である。燃焼量記憶手段12は
バーナ2の燃焼量qを記憶し、燃焼時間記憶手段10は
その燃焼量における燃焼時間taを記憶し、蓄熱暖房時
間判定手段11は燃焼量qと燃焼時間taの積分値sが
s≦s1の場合はsの値に比例させて蓄熱暖房時間をt
bに設定し、s≧s1の場合は蓄熱暖房時間を一定値t
b’に設定する。制御部8はバーナ2の停止後の蓄熱暖
房モードにおいて、バーナ2が停止してから時間tbま
たはt’bが経過した後に送風機5を停止させる。
【0032】(実施例5)図7(a)(b)は本発明の
実施例5の蓄熱燃焼暖房装置の運転図である。
【0033】燃焼時間記憶手段10は蓄熱暖房モードの
開始時刻から一定時間前のt0の間におこなったバーナ
2の燃焼時間ta1とta2の合計時間taを記憶し、
蓄熱暖房時間判定手段11はこのtaの長さに比例させ
て蓄熱暖房時間をtbに設定する。制御部8はバーナ2
停止後の蓄熱暖房モードにおいて、バーナ2が停止して
から時間tbが経過した後に送風機5を停止させる。
【0034】(実施例6)図8(a)(b)は本発明の
実施例6の蓄熱燃焼暖房装置の運転図である。
【0035】燃焼量記憶手段12は蓄熱暖房モードの開
始時刻から一定時間前のt0の間におこなったバーナ2
の燃焼量q1、q2を記憶し、燃焼時間記憶手段10は
その燃焼量における燃焼時間ta1、ta2を記憶し、
蓄熱暖房時間判定手段11は蓄熱暖房モードの開始時刻
から一定時間前のt0の間におこなった燃焼量と燃焼時
間の積分値s1とs2の合計値sに比例させて蓄熱暖房
時間をtbに設定する。制御部8はバーナ2の停止後の
蓄熱暖房モードにおいて、バーナ2が停止してから時間
tbが経過した後に送風機5を停止させる。
【0036】(実施例7)図9は本発明の実施例7の蓄
熱燃焼暖房装置の縦断面説明図、図10は運転図であ
る。
【0037】図9においてルーバ13に温風温度検出手
段としてのサーミスタ14を、送風機5の上部に室温セ
ンサ15をそれぞれ固着する。制御部8は蓄熱暖房モー
ド開始時刻にサーミスタ14で検出した温風温度Taと
室温センサ15で検出した室温Tbの差dTの値に比例
させて、蓄熱暖房時間の長さtbを設定する。制御部8
はバーナ2の停止後の蓄熱暖房モードにおいて、バーナ
2が停止してから時間tbが経過した後に送風機5を停
止させる。
【0038】(実施例8)図11は本発明の実施例8の
蓄熱燃焼暖房装置の縦断面説明図である。
【0039】残り蓄熱量表示部16は、蓄熱暖房モード
においてバーナの燃焼量と燃焼時間の積分値に比例させ
て蓄熱材3の蓄熱量を逐次表示する。
【0040】(実施例9)図12は本発明の実施例9の
蓄熱燃焼暖房装置の縦断面説明図である。
【0041】残り時間表示部17は、蓄熱暖房モードが
完了するまでの残り時間を逐次表示する。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、次のよう
な効果が得られる。
【0043】蓄熱暖房判定手段がバーナの燃焼時間に比
例させて蓄熱暖房モードにおける蓄熱暖房時間を設定す
るので、蓄熱材の温度検出手段を設けなくても、蓄熱材
の蓄熱量に応じて送風機の出力を調節することができ、
冷風感を伴わず快適な暖房がおこなえる。
【0044】また、蓄熱時間判定手段が蓄熱暖房時間の
長さを燃焼時間の長さに比例させるが、燃焼時間がある
一定の時間を超えた場合は蓄熱暖房時間の長さをある一
定の蓄熱暖房時間に設定することにより、バーナによる
燃焼時間が長い場合でも、より正確に蓄熱材の蓄熱量に
応じて送風機の出力を調節することができ、冷風感を伴
わず快適な暖房がおこなえる。
【0045】また、蓄熱時間判定手段がバーナの燃焼量
と燃焼時間の積分値に比例させて蓄熱暖房時間を設定す
ることにより、バーナの燃焼暖房の運転状況に応じてよ
り正確に蓄熱材の蓄熱量に応じて送風機の出力を調節す
ることができ、冷風感を伴わず快適な暖房がおこなえ
る。
【0046】また、蓄熱時間判定手段がバーナの燃焼量
と燃焼時間の積分値に比例させて蓄熱暖房時間を設定す
るが、その積分値がある決められた値を超えた場合は蓄
熱暖房時間の長さをある一定の蓄熱暖房時間に設定する
ことにより、バーナの燃焼暖房の運転状況に応じてより
正確に蓄熱材の蓄熱量に応じて送風機の出力を調節する
ことができ、冷風感を伴わず快適な暖房がおこなえる。
【0047】また、蓄熱暖房時間判定手段は、蓄熱暖房
モードの開始時刻から一定時間前までにおこなったすべ
ての運転時間の合計時間に比例させて蓄熱暖房時間の長
さを設定することにより、蓄熱暖房モードの開始前にバ
ーナによる燃焼暖房と蓄熱暖房モードを短時間に複数回
おこなった場合でも、より正確に蓄熱材の蓄熱量に応じ
て送風機の出力を調節することができ、冷風感を伴わず
快適な暖房がおこなえる。
【0048】また、蓄熱暖房時間判定手段は、蓄熱暖房
モードの開始時刻から一定時間前までにおこなった運転
のすべてのバーナの燃焼量とその燃焼時間の積分値の合
計値に比例させて蓄熱暖房時間の長さを設定することに
より、蓄熱暖房モードの開始前にバーナによる燃焼暖房
と蓄熱暖房モードを短時間に複数回おこなった場合で
も、そのときの運転状況に応じて、より正確に蓄熱材の
蓄熱量に応じて送風機の出力を調節することができ、冷
風感を伴わず快適な暖房がおこなえる。
【0049】また、制御部は蓄熱材の蓄熱量と高い相関
を示す温風温度と室温の差の値に比例させて蓄熱暖房時
間を設定することにより、より正確に蓄熱材の蓄熱量に
応じて送風機の出力を調節することができ、冷風感を伴
わず快適な暖房がおこなえる。
【0050】また、蓄熱材の蓄熱量の残量を逐次表示す
る残り蓄熱量表示手段を設けることにより、使用者が蓄
熱材がその時点で有する蓄熱量を知ることができ使い勝
手が向上する。
【0051】また、蓄熱暖房モードが終了するまでの残
り時間を逐次表示する残り時間表示手段を設けることに
より、使用者が蓄熱暖房モードが終了するまでの残り時
間を知ることができ使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における蓄熱燃焼暖房装置の
縦断面説明図
【図2】同蓄熱燃焼暖房装置の運転図
【図3】本発明の実施例2における蓄熱燃焼暖房装置の
運転図
【図4】本発明の実施例3における蓄熱燃焼暖房装置の
縦断面説明図
【図5】(a)同蓄熱燃焼暖房装置の運転図 (b)同蓄熱燃焼暖房装置の運転図
【図6】本発明の実施例4における蓄熱燃焼暖房装置の
運転図
【図7】(a)本発明の実施例5における蓄熱燃焼暖房
装置の運転図 (b)同蓄熱燃焼暖房装置の運転図
【図8】(a)本発明の実施例6における蓄熱燃焼暖房
装置の運転図 (b)同蓄熱燃焼暖房装置の運転図
【図9】本発明の実施例7における蓄熱燃焼暖房装置の
縦断面説明図
【図10】同蓄熱燃焼暖房装置の運転図
【図11】本発明の実施例8における蓄熱燃焼暖房装置
の縦断面説明図
【図12】本発明の実施例9における蓄熱燃焼暖房装置
の縦断面説明図
【図13】従来の蓄熱燃焼暖房装置の縦断面説明図
【符号の説明】
1 本体ケーシング 2 バーナ 3 蓄熱材 4 燃焼筒 5 送風機 6 混合部 7 温風吹出し口 8 制御部 9 運転スイッチ 10 燃焼時間記憶手段 11 蓄熱暖房時間判定手段 12 燃焼量記憶手段 13 ルーバ 14 サーミスタ 15 室温センサ 16 残り蓄熱量表示部(残り蓄熱量表示手段) 17 残り時間表示部(残り時間表示手段)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ケーシングと、バーナと、前記バーナ
    の燃焼部を囲むように配設されるとともに前記バーナの
    燃焼排ガスの熱を蓄える蓄熱材と、前記蓄熱材の外側に
    配設された燃焼筒と、室内空気を吸気して吹き出し、そ
    の一部の空気流を前記バーナに送り込む送風機と、前記
    送風機で吸気した室内空気と前記バーナの燃焼排ガスを
    混合する混合部と、前記混合部でつくられた温風が吹き
    出す温風吹き出し口と、前記バーナの燃焼時間を記憶す
    る燃焼時間記憶手段と、前記燃焼時間記憶手段で記憶し
    た燃焼時間の長さに比例させて前記バーナの燃焼停止後
    の前記蓄熱材のみを熱源として暖房する蓄熱暖房モード
    の蓄熱暖房時間の長さを判定する蓄熱暖房時間判定手段
    と、前記バーナの燃焼停止後の前記蓄熱材のみを熱源と
    して暖房する蓄熱暖房モードにおいて前記バーナが停止
    してから前記蓄熱暖房時間判定手段にもとづく蓄熱暖房
    時間の長さによって前記送風機の出力を制御する制御部
    とを具備する蓄熱燃焼暖房装置。
  2. 【請求項2】蓄熱暖房時間判定手段は、蓄熱暖房時間の
    長さを燃焼時間の長さに比例させるが、燃焼時間がある
    一定の時間を超えた場合は蓄熱暖房時間の長さをある一
    定の蓄熱暖房時間に設定する請求項1記載の蓄熱燃焼暖
    房装置。
  3. 【請求項3】蓄熱暖房時間判定手段は、バーナの燃焼量
    とその燃焼時間の積分値に比例させて蓄熱暖房時間の長
    さを設定する請求項1記載の蓄熱燃焼暖房装置。
  4. 【請求項4】蓄熱暖房時間判定手段は、蓄熱暖房時間の
    長さをバーナの燃焼量とその燃焼時間の積分値に比例さ
    せるが、前記積分値がある一定の値を超えた場合は蓄熱
    暖房時間の長さをある一定の蓄熱暖房時間に設定する請
    求項1記載の蓄熱燃焼暖房装置。
  5. 【請求項5】蓄熱暖房時間判定手段は、蓄熱暖房モード
    の開始時刻から一定時間前までにおこなったすべての燃
    焼運転時間の合計時間に比例させて蓄熱暖房時間の長さ
    を設定する請求項1記載の蓄熱燃焼暖房装置。
  6. 【請求項6】蓄熱暖房時間判定手段は、蓄熱暖房モード
    の開始時刻から一定時間前までにおこなった燃焼運転の
    すべてのバーナの燃焼量とその燃焼時間の積分値の合計
    値に比例させて蓄熱暖房時間の長さを設定する請求項1
    記載の蓄熱燃焼暖房装置。
  7. 【請求項7】バーナの燃焼時間と燃焼量の積分値によっ
    て蓄熱材の蓄熱量を算出し、これを逐次表示する残り蓄
    熱量表示手段を設けた請求項3、4または6に記載する
    蓄熱燃焼暖房装置。
  8. 【請求項8】本体ケーシングと、バーナと、前記バーナ
    の燃焼部を囲むように配設されるとともに前記バーナの
    燃焼排ガスの熱を蓄える蓄熱材と、前記蓄熱材の外側に
    配設された燃焼筒と、室内空気を吸気し吹き出し、その
    一部の空気流を前記バーナに送り込む送風機と、前記送
    風機で吸気した室内空気と前記バーナの燃焼排ガスを混
    合する混合部と、前記混合部でつくられた温風が吹き出
    す温風吹き出し口と、前記混合部でつくられた温風の温
    度を検出する温風温度検出手段と、室温を検知する室温
    検知手段と、前記バーナの燃焼停止後の前記蓄熱材のみ
    を熱源として暖房する蓄熱暖房モードの蓄熱暖房時間を
    蓄熱暖房モード開始時刻における前記温風温度検出手段
    で検出した温風温度と前記室温検出手段で検出した温度
    の差の値に比例させて設定し、この設定された蓄熱暖房
    時間の長さによって前記送風機の出力を制御する制御部
    とを具備する蓄熱燃焼暖房装置。
  9. 【請求項9】バーナの燃焼停止後の蓄熱材を熱源として
    暖房する蓄熱暖房モードにおいて、蓄熱暖房モードが終
    了するまでの残り時間を逐次表示する残り時間表示手段
    を設けた請求項1または8記載の蓄熱燃焼暖房装置。
JP8313262A 1996-11-25 1996-11-25 蓄熱燃焼暖房装置 Expired - Fee Related JP2900902B2 (ja)

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