JP2913354B2 - 処理システム - Google Patents

処理システム

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JP2913354B2
JP2913354B2 JP5062905A JP6290593A JP2913354B2 JP 2913354 B2 JP2913354 B2 JP 2913354B2 JP 5062905 A JP5062905 A JP 5062905A JP 6290593 A JP6290593 A JP 6290593A JP 2913354 B2 JP2913354 B2 JP 2913354B2
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  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0010】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体基板やLCD基
板等の板状の被処理体を枚葉方式で処理する処理システ
ムに係り、特にカセットステーションを有するシステム
に関する。
【0020】
【従来の技術】図8に、半導体デバイス製造のレジスト
塗布工程に用いられる従来の処理システムを示す。
【0030】この処理システムは、処理ステーション2
10とカセットステーション200の2つのステーショ
ンを有し、処理ステーション210に複数台の枚葉式処
理装置216〜222を集約化し、カセットステーショ
ン200にて未処理の半導体ウエハWをウエハカセット
Cから取り出し、処理済みの半導体ウエハWをウエハカ
セットCに戻すようにしている。
【0040】カセットステーション200には、処理ス
テーション210からみて外側部にカセット載置台20
2が設けられ、内側部にウエハ搬送体206が移動する
ための搬送路204が設けられている。
【0050】カセット載置台202上には、半導体ウエ
ハWをたとえば25枚単位で多段に収容するウエハカセ
ットCが複数個たとえば4個一列に並んで載置される。
【0060】ウエハ搬送体206は、ウエハカセットC
の配列方向と平行に搬送路204上を移動する。ウエハ
搬送体206は、板片状のピンセット206aを有し、
各ウエハカセットCと向かい合ってこのピンセット20
6aを所定の高さ位置で進退移動させることで、所望の
半導体ウエハWを取り出す。そして、ウエハ搬送体20
6は、いずれかのウエハカセットCから半導体ウエハW
を取り出すと、搬送路204の中心部に設けられたウエ
ハ受け渡し位置Pまで移動し、その位置Pで処理ステー
ション210側のウエハ搬送体212に該半導体ウエハ
Wを渡す。
【0070】処理ステーション210では、ウエハ搬送
体212が移動するための搬送路214が中央部に廊下
状に設けられ、この搬送路214の両側にレジスト塗布
装置216,アドヒージョン処理装置218、冷却装置
220、加熱装置222等の処理装置が設置されてい
る。
【0080】ウエハ搬送体212は、伸縮自在なアーム
212aを有し、このアーム212aで上記ウエハ受け
渡し位置Pから半導体ウエハWを受け取り、最初の処理
を行う処理装置たとえばアドヒージョン処理装置218
へ搬入する。アドヒージョン処理装置218での処理が
終了すると、ウエハ搬送体212は、そこから半導体ウ
エハWを搬出して、次の処理装置たとえば冷却装置22
0へ搬入する。
【0090】そして、たとえば加熱装置222で最後の
処理が済むと、ウエハ搬送体212は、その処理装置2
22から半導体ウエハWを搬出して、カセットステーシ
ョン200のウエハ受け渡し位置Pまで搬送し、処理済
みの半導体ウエハWを処理ステーション210側のウエ
ハ搬送体212に渡す。
【0100】処理ステーション210側のウエハ搬送体
212は、処理済みの半導体ウエハWを受け取ると、そ
の半導体ウエハWを回収すべきウエハカセットCと向か
い合う位置まで移動し、ピンセット212aを進退移動
させて、そのウエハカセットC内の所定の位置へ半導体
ウエハWを収納する。
【0110】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の処理システ
ムにおいては、カセット載置台202と処理ステーショ
ン210との間にカセットステーション200側のウエ
ハ搬送体206が移動するための搬送路204が設けら
れ、この搬送路204上でウエハ搬送体206がカセッ
ト載置台202上に横一列に載置されている各ウエハカ
セットCにアクセスするようになっている。
【0120】このようなシステムでは、カセットステー
ション200の幅サイズがカセット載置台202の幅に
搬送路204の幅を加え合わせた寸法になるため、カセ
ットステーション200の占有スペースが大きく、その
ぶんシステム全体が大型化して、クリーンルームコスト
も高くついていた。
【0130】また、この種の処理システムでは、カセッ
トステーション側のウエハ搬送手段に、発光素子と受光
素子とからなるウエハマッピング用のセンサが取付され
ている。上記従来の処理システムでも、ウエハ搬送体2
06にそのようなウエハマッピング用のウエハセンサ
(図示せず)が取付されており、ウエハ搬送体206が
そのウエハセンサを各ウエハカセットCに近付けて昇降
移動することで、各ウエハカセットCにおける各半導体
ウエハWの有無ないし収納位置を判別するようになって
いる。
【0140】しかし、従来の処理システムでは、ウエハ
搬送体206が1つのウエハカセットCに対向して昇降
移動してカセット1個分のウエハマッピングを終える
と、次に搬送路204を通って隣のウエハカセットCの
正面へ移動し、そこで改めて昇降移動を繰り返さなけれ
ばならず、カセット全部のウエハマッピングを高速・短
時間で行うことができなかった。
【0150】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
もので、カセットステーションの占有スペースを大幅に
縮小して、カセットステーションの小型化ひいてはシス
テム全体の小型化を実現する処理システムを提供するこ
とを目的とする。
【0160】さらに、本発明は、カセットステーション
に配置される複数のカセットに対するウエハマッピング
を高速・短時間で行うことの可能な処理システムを提供
することを目的とする。
【0170】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のうち請求項1に記載の処理システムは、1
つまたは複数の枚葉式処理装置を含む処理ステーション
と、前記処理ステーションの一側面に隣接して設けら
れ、複数の板状の被処理体を多段に収容するカセットを
所定の位置に配置し、前記処理ステーションで処理を受
けるべき前記被処理体を1枚ずついずれかの前記カセッ
トから取り出して前記処理ステーションへ渡し、処理の
済んだ前記被処理体を1枚ずつ前記処理ステーションか
ら受け取っていずれかの前記カセットに戻すためのカセ
ットステーションと、前記カセットステーションに設け
られ、前記カセットを1個ずつ収容できる間隔で垂直方
向に多段に配置された複数個の棚を有するカセット載置
棚と、前記カセットステーションにおいて前記カセット
載置棚の一方の側に昇降移動可能に設けられ、前記カセ
ットの搬入または搬出のため前記カセットを所定の向き
で載置するカセット載置台と、前記カセットステーショ
ンに設けられ、前記カセット載置台と前記カセット載置
棚内の選択された棚との間で前記カセットの搬入または
搬出を行うために前記カセット載置台を前記棚の高さ位
置まで昇降移動させる昇降機構と、前記カセットステー
ションに設けられ、前記カセット載置台と前記カセット
載置棚内の選択された棚との間で前記カセットを水平方
向に移動させて移載するカセット移載手段と、前記カセ
ットステーションにおいて前記カセット載置棚の他方の
側に昇降移動可能かつ回転移動可能に設けられ、前記カ
セット載置棚内の選択された棚に載置されている前記カ
セットにアクセスして前記被処理体の取り出しまたは収
納を行う被処理体搬送手段とを具備する構成とした。
【0180】請求項2に記載の処理システムは、水平の
Y方向に並べて配置された1つまたは複数の枚葉式処理
装置を含む処理ステーションと、前記処理ステーション
内で前記枚葉式処理装置に沿ってY方向に延設された搬
送路と、前記搬送路上をY方向に移動可能に設けられ、
各々の前記枚葉式処理装置に対して1枚ずつ板状の被処
理体を搬入または搬出する被処理体搬送機構と、前記処
理ステーションに隣接して設けられ、複数の板状の被処
理体を多段に収容するカセットを所定の位置に配置し、
前記処理ステーションで処理を受けるべき前記被処理体
を1枚ずついずれかの前記カセットから取り出して前記
処理ステーションへ渡し、処理の済んだ前記被処理体を
1枚ずつ前記処理ステーションから受け取っていずれか
の前記カセットに戻すためのカセットステーションと、
前記カセットステーションに設けられ、前記カセットを
1個ずつ収容できる間隔で垂直方向に多段に配置された
複数個の棚を有するカセット載置棚と、前記カセットス
テーション内でY方向と直交する水平のX方向において
前記カセット棚の一方の側に昇降移動可能に設けられ、
前記カセットの搬入または搬出のため前記カセットを所
定の向きで載置するカセット載置台と、前記カセットス
テーションに設けられ、前記カセット載置台と前記カセ
ット載置棚内の選択された棚との間で前記カセットの搬
入または搬出を行うために前記カセット載置台を前記棚
まで昇降移動させる昇降機構と、前記カセットステーシ
ョンに設けられ、前記カセット載置台と前記カセット載
置棚内の選択された棚との間で前記カセットを水平方向
に移動させて移載するカセット移載手段と、前記カセッ
トステーション内でX方向において前記カセット載置棚
の他方の側に昇降移動可能かつ回転移動可能に設けら
れ、前記カセット載置棚内の選択された棚に載置されて
いる前記カセットにアクセスして前記被処理体の取り出
しまたは収納を行う被処理体搬送手段とを具備する構成
とした。
【0190】請求項3に記載の処理システムは、請求項
2に記載の処理システムにおいて、前記カセットステー
ション内の前記被処理体搬送手段を前記処理ステーショ
ン内の搬送路の延長上に配設する構成とした。
【0200】請求項4に記載の処理システムは、請求項
2または3に記載の処理システムにおいて、前記カセッ
トステーション内の前記被処理体搬送手段と前記処理ス
テーション内の搬送路との間に両ステーションの間で前
記被処理体の受け渡しを行うための上下動可能な複数の
支持ピンを設ける構成とした。
【0210】請求項5に記載の処理システムは、請求項
1〜4のいずれかに記載の処理システムにおいて、前記
カセット移載手段が、前記カセット載置台上で前記カセ
ット載置棚と向き合う方向で移動可能に設けられた板片
状のピンセットと、このピンセットを所定の復動位置と
往動位置との間で移動させる駆動手段とを有し、前記カ
セット載置台の各棚が、前記ピンセットの出入りを可能
とするための切欠部を有することを構成とした。
【0220】請求項6に記載の処理システムは、請求項
1〜5のいずれかに記載の処理システムにおいて、前記
カセットに収容されている前記被処理体を検出するため
の被処理体検出手段を前記被処理体搬送手段に取付し、
前記カセット載置棚に載置されている前記カセットに対
して前記被処理体搬送手段を上昇または下降移動させる
ことにより、複数の前記カセット内における前記被処理
体の各々の有無または収容位置を一括して検出する構成
とした。
【0230】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図7を参照して本発
明の実施例を説明する。
【0240】図1〜図4に本発明の一実施例による処理
システムの構成を示す。
【0250】この処理システムは、半導体デバイス製造
のレジスト塗布現像工程に用いられるもので、図1およ
び図2に示すように処理ステーション10の一側面にカ
セットステーション80を併設してなる。
【0260】処理ステーション10には、長手方向(Y
方向)にウエハ搬送体12が移動するための搬送路14
が延設され、この搬送路14の片側に洗浄装置16、レ
ジスト塗布装置18、現像装置20、レジスト除去装置
22等の回転型(スピンナ方式)の枚葉処理装置が並設
されている。図示していないが、アドヒージョン処理装
置、冷却装置、加熱装置等の熱板型の枚葉処理装置も同
列に配置されてよい。
【0270】処理ステーション10の前面には、各処理
装置、ウエハ搬送機構に対して各種設定値を入力したり
各種測定値をモニタするための操作パネル17が設けら
れている。
【0280】処理ステーション10のウエハ搬送体12
は、搬送路14の底面に敷設されているガイドレール1
4a上を移動する搬送本体12aを有し、その搬送本体
12aの上面に伸縮自在かつ回転自在なアーム12bを
搭載してなる。
【0290】ウエハ搬送体12は、各処理装置16,1
8,20,22に対してアーム12bをアクセス(出入
り)させ、半導体ウエハWの搬入または搬出を行えるよ
うになっている。
【0300】処理ステーション10の搬送路14におい
て、カセットステーション30に隣接する位置に、両ス
テーション10,30間で半導体ウエハWの受け渡しを
行うためのウエハ受け渡し部28が設けられている。
【0310】このウエハ受け渡し部28には、120゜
間隔で各々垂直に立設された3本の上下移動可能な支持
ピン28aが備えられている。図示しないが、半導体ウ
エハWの位置合わせ(オリフラ合わせ、センタリング
等)を行う機構も並設されていてよい。
【0320】カセットステーション80は、その奥行が
処理ステーション10の奥行に等しく、幅WDがウエハ
カセットCよりも幾らか大きなサイズである。
【0330】このカセットステーション80において、
奥行方向(X方向)の中心ないし後部には、処理ステー
ション10内の搬送路14の延長上の位置に、昇降移動
可能かつ回転移動可能に構成されたウエハ搬送機構82
が設けられている。また、操作パネル81側の前部に1
つのカセット載置台84が設けられている。そして、カ
セット載置台84とウエハ搬送機構82との間には、多
段のカセット載置棚86が設置されている。つまり、X
方向においてカセット載置棚86の両側にカセット載置
台84およびウエハ搬送機構82が設けられている。
【0340】カセット載置台84には、半導体ウエハW
をたとえば25枚単位で多段に収容したウエハカセット
Cが1個載置される。カセット載置台84は、後述する
カセット載置台昇降機構88によって、図1に示すよう
な搬入搬出のための基準位置Pと、図4に示すようなカ
セット載置棚86の各棚86a〜86dの高さ位置との
間で垂直方向(Z方向)に昇降移動するようになってい
る。
【0350】図4において、カセット載置棚86は、カ
セットステーション80の底部に設けられた支持台90
の上に固定配置され、各棚に1個のウエハカセットCを
収容できるほどの間隔で4段の棚86a〜86dを設け
た構造となっている。
【0360】これらの棚86a〜86dのうち、上の2
つの棚86a,86bはカセット載置台84の基準位置
Pより上または同じ高さに位置しており、下の2つの棚
86c,86dはカセット載置台84の基準位置Pより
下に位置している。
【0370】図3に示すように、各々の棚86a〜86
dは、カセット載置台84側を向いて中心部が切り欠か
れてコ字形に形成されている。これらの切欠き87a,
87b,…は、後述するカセット載置台84のピンセッ
ト92がウエハカセットCを載せて棚86a,86b,
…に出入りできるようにするためのものである。
【0380】カセット載置台昇降機構88は、次のよう
に構成されている。
【0390】図2および図4に示すように、カセット載
置棚86の両側面の外側に一対のボールネジ94,96
および一対のガイドシャフト98,100が垂直に立設
されており、カセット載置台84から一体に延在する一
対のアーム状ガイド部材102,104に形成された各
対応するネジ穴および貫通孔に各ボールネジ94,96
は螺合し各ガイドシャフト98,100は遊挿されてい
る。
【0400】ガイドシャフト98,100は上端部に取
付されたストッパ106,107とカセットステーショ
ン80の底部に設置された支持台108とにそれぞれ固
定されており、ボールネジ94,96は上部ストッパ1
06,107に軸受けされるとともにカセットステーシ
ョン80の底部に設置された駆動モータ110によって
回転駆動されるようになっている。駆動モータ110が
作動してボールネジ94,96を回転させると、アーム
状ガイド部102,104およびカセット載置台84が
カセット載置棚86に沿って垂直方向(Z方向)に一体
に昇降移動するようになっている。
【0410】この昇降移動の向き(上昇・下降)はモー
タ110の回転方向に対応し、昇降移動量はモータ11
0の回転角または回転量に比例するので、システムコン
トローラ(図示せず)の制御で駆動モータ110が所定
の方向に所定の回転量だけ回転することで、カセット載
置台84を各棚86a〜86dの高さ位置まで移動させ
ることができる。
【0420】図2および図3に示すように、カセット載
置台84の中心部には、アーム状ガイド部102,10
4と平行に板片状のピンセット92(カセット移載手
段)が矢印Xの方向に移動可能に設けられている。この
ピンセット92は、システムコントローラの制御の下
で、カセット載置台84の内部に設けられている駆動モ
ータまたはエアシリンダ等の駆動手段によって、図2に
示すようにカセット載置台84の基端側に後退している
復動位置と、図3に示すようにアーム状ガイド部10
2,104の間に前進する往動位置との間で矢印Xの方
向に往復移動するようになっている。
【0430】システム外部との間でウエハカセットCを
搬入または搬出するため図1に示す基準位置でカセット
載置台84が待機するとき、あるいは図4に示すように
カセット載置台84がウエハカセットCを載せて昇降移
動するときは、ピンセット92が復動位置に後退してい
る。
【0440】しかし、カセット載置台84が棚86a〜
86dに対してウエハカセットCの搬入または搬出を行
うときは、ピンセット92が図2に示す復動位置と図3
に示す往動位置との間で進退移動を行うようになってい
る。なお、ピンセット92の上面の先端部にはウエハカ
セットCの底面の所定箇所と係合する爪状のカセット位
置決め部材92aが設けられている。
【0450】このように、本実施例のカセットステーシ
ョン80では、カセット載置台昇降機構88およびピン
セット92の働きにより、カセット載置台84上のウエ
ハカセットCを搬入搬出のための基準位置Pからカセッ
ト載置棚86の棚86a〜86dの上へ移動させ、ある
いは反対にカセット載置棚86の棚86a〜86dの上
から基準位置Pへ移動させることができるように構成さ
れている。
【0460】本実施例のカセットステーション80にお
けるウエハ搬送機構82は次のように構成されている。
【0470】図1および図2に示すように、カセットス
テーション80の後部に1本のボールネジ120とその
両側に一対のガイドシャフト122,124とがY方向
に並んで各々垂直に立設されている。両ガイドシャフト
122,124は上端部に取付されたストッパ126と
カセットステーション80の底部に設置された支持台
(図示せず)とにそれぞれ固定され、昇降台130の一
端部に設けられた貫通孔に遊挿されている。
【0480】ボールネジ120は、ストッパ126に軸
受けされるとともにカセットステーション80の底部に
設置された駆動モータ128によって回転駆動されるよ
うになっている。そして、このボールネジ120は、昇
降台130の一端部に設けられたネジ穴付きの貫通孔に
螺合している。昇降台130の他端部はカセット載置棚
86側に延在し、その上に搬送基台132が固定載置さ
れている。
【0490】図5に詳細に示すように、搬送基台132
上に直方体状の搬送本体60が水平面内(θ方向)で駆
動モータ等(図示せず)により回転可能に搭載されてお
り、この搬送本体60にピンセット62、ウエハセンタ
リング部材64、一対のセンサアーム66,68が取付
されている。
【0500】ピンセット62は、ウエハの載置可能な幅
および長さに形成された板体で、搬送本体60に内蔵さ
れた図示しない駆動手段(たとえばエアシリンダ、ボー
ルネジもしくはベルト等)によって搬送本体60に対し
て前後方向(図5の矢印K方向)に移動可能になってい
る。
【0510】ウエハセンタリング部材64は、ピンセッ
ト62の基端部の両側にて取付金具70によってほぼ水
平に支持され、ピンセット62の先端側に向けて円弧状
の内側面64aを形成している。
【0520】ウエハWの取り出し時に、ピンセット62
が図7に示すように往動位置まで前進してたとえばウエ
ハカセットC3 内のある半導体ウエハWを載せ、そのウ
エハを載せた状態で図5に示す復動位置まで後退する
と、ピンセット62の先端に設けられた段部62aとウ
エハセンタリング部材64の円弧状内側面64aとの間
でウエハが挟み込まれることにより、ウエハのセンタリ
ングと保持が同時に行われるようになっている。
【0530】両センサアーム66,68の先端には、相
対向するようにそれぞれ発光素子(たとえばLEDやレ
ーザダイオード等の発光ダイオード)72および受光素
子(たとえばフォトトランジスタやフォトダイオード)
74がそれぞれ取付されている。
【0540】これらの素子72,74の間に物体が存在
しないとき、発光素子72より出射された光は受光素子
74に入射し、受光素子74よりたとえば“H”レベル
の出力信号が出力される。しかし、両素子72,74の
間に物体が存在するときは発光素子72より出射された
光はその物体によって遮光され受光素子74に入射しな
いため、受光素子74よりたとえば“L”レベルの出力
信号が発生する。ウエハ検出時、受光素子74より得ら
れる出力信号はセンサ検出信号としてシステムコントロ
ーラ(図示せず)に送られる。
【0550】なお、両センサアーム66,68は、ピン
セット62とは独立に、搬送本体60に対して前後方向
(図5の矢印K方向)に移動できるように構成されてい
る。両センサアーム66,68の間隔は、半導体ウエハ
Wの円弧部が両アームの間に水平に入れるような大きさ
に選ばれている。
【0560】駆動モータ128が作動してボールネジ1
20を回転させると、昇降台130および搬送基台13
2が一体に垂直方向(Z方向)に昇降移動するようにな
っている。
【0570】そして、システムコントローラの制御の下
でモータ128が所定の方向に所定の回転角または回転
量だけ回転することで、回転基台132がカセット載置
棚86の指定された高さ位置に移動し、搬送本体60の
ピンセット62がウエハカセットC1 〜C4 内の選択さ
れたウエハ収容位置へアクセスすることができるように
なっている。
【0580】このように本実施例のカセットステーショ
ン80において、ウエハ搬送機構82は、カセット載置
棚86の棚86a〜86dに縦方向(Z方向)に配置さ
れているウエハカセットC1 〜C4 に対して、搬送基台
132上の搬送本体60をカセット載置台84側に向け
た姿勢で垂直方向(Z方向)に昇降移動させるだけでウ
エハカセットC1 〜C4 内の任意のウエハ収容位置へア
クセスすることができるようになっている。
【0590】そして、ある半導体ウエハWを取り出す
と、ウエハ搬送機構82は、搬送基台132を処理ステ
ーション10側のウエハ受け渡し部28に対応した高さ
位置まで昇降移動させ、その位置で搬送基台132上の
搬送本体60を約90゜だけ回転させてウエハ受け渡し
部28側に向かせピンセット62を進退移動させて該半
導体ウエハWを渡す。
【0600】処理ステーション10で処理の済んだ半導
体ウエハWをカセットステーション80に移すときに
も、ウエハ搬送機構82は、上記と同じ位置でピンセッ
トを進退移動させてウエハ受け渡し部28から処理済み
の半導体ウエハWを受け取る。
【0610】処理済みの半導体ウエハWを受け取ると、
ウエハ搬送機構82は、搬送基板132上で搬送本体6
0を90゜回転させてカセット載置棚86側に向かせ、
搬送基台132を回収先のウエハカセットCi の所定の
ウエハ収納位置たとえばそのウエハを取り出した位置と
同じ高さ位置へ昇降移動させる。ウエハ搬送機構82に
おける各部の動作はシステムコントローラによって制御
される。
【0620】カセットステーション80におけるウエハ
カセットCの搬出は、次のようにして行われる。
【0630】カセット載置棚86内のウエハカセットC
1 〜C4 の全部あるいは一部に処理済みの半導体ウエハ
Wがいっぱいに収納(回収)されると、システムコント
ローラの制御の下でカセット載置台昇降機構88が作動
して、搬出されるべきウエハカセットCi を載せている
棚86a〜86dの高さ位置までカセット載置台84を
昇降移動させる。
【0640】そして、その高さ位置でカセット載置台8
4上のカセット移載用ピンセット92が、復動位置と往
動位置との間でX方向に進退移動することにより、その
ウエハカセットCi をカセット載置台84に引き取る。
【0650】次に、カセット載置台84を昇降移動させ
てそのウエハカセットCを基準位置Pへ移す。搬送ロボ
ットまたは作業員等が基準位置PからウエハカセットC
を持ち去ると、カセット載置台昇降機構88が、次に搬
出されるべきウエハカセットCi を載せている棚86a
〜86dの高さ位置までカセット載置台84を昇降移動
させる。そして、上記と同様のカセット搬出動作が繰り
返される。
【0660】上述したように、本実施例におけるカセッ
トステーション80では、奥行方向(X方向)の後部な
いし中央部で処理ステーション10の搬送路14の延長
上の位置に昇降移動可能かつ回転移動可能で半導体ウエ
ハWの出し入れまたは受け渡しを行える手段を備えたウ
エハ搬送機構82が設けられており、このウエハ搬送機
構82とX方向に並んでカセット載置棚86およびカセ
ット載置台84が隣接して設けられている。
【0670】基準位置Pでカセット載置台84に載置さ
れたウエハカセットCは、カセット載置台昇降機構88
およびカセット移載用ピンセット92の作用によってカ
セット載置棚86の4つの棚86a〜86dのいずれか
1つに1個ずつ移送される。
【0680】これにより、棚86a〜86dにそれぞれ
載置された状態で複数のウエハカセットC1 〜C4 がウ
エハ搬送機構82に向かって縦方向(Z方向)に並び、
これらの棚の位置でウエハカセットC1 〜C4 に対する
ウエハ搬送機構82のアクセス(半導体ウエハWの取り
出しまたは収納あるいはウエハマッピング)が行われる
ようになっている。
【0690】かかる構成によれば、ウエハ搬送機構82
は奥行方向(X方向)においてカセット載置棚86およ
びカセット載置台84の延長上に設置スペースをとり、
Y方向にはみ出さない。したがって、カセットステーシ
ョン80は、幅のサイズWDがウエハカセットCよりも
幾らか大きな寸法で済んでいる。
【0700】さらに、カセット載置棚86およびカセッ
ト載置台84はウエハ搬送機構82の片側にしか設けら
れないため、奥行方向(X方向)においてもサイズがほ
ぼ半分に縮小している。したがって、カセットステーシ
ョン80の占有スペースは図8に示すような従来のもの
に比べて約1/4程度まで大幅に縮小している。
【0710】このため、このカセットステーション80
を処理ステーション10の一側面に接続(並設)するこ
とで、処理システム全体の幅サイズおよび奥行サイズを
小さくし、ひいてはクリーンルームコストを下げること
ができる。
【0720】また、ウエハ搬送機構82に隣接して、複
数のウエハカセットC1 〜C4 がカセット載置棚86内
で縦方向(Z方向)一列に配置される。これにより、ウ
エハ搬送機構82は、昇降移動と回転移動を行うだけで
任意のウエハカセットCi に速やかにアクセスすること
ができる。
【0730】さらに、ウエハ搬送機構82にウエハセン
サを取付して、それを1回だけ上昇または下降移動させ
るだけで、全部のウエハカセットC1 〜C4 について同
時にウエハマッピング動作を行うことができ、全部のウ
エハカセットに対するウエハマッピングをより一層高速
・短時間で済ますことができる。
【0740】上記した実施例におけるカセット載置棚8
6の棚86a〜86dは、上の2つ(86a,86b)
がカセット載置台84の基準位置Pよりも高く、下の2
つ(86c,86d)が該基準位置Pよりも低い位置に
設けられたが、このような高さ関係に限るものではな
い。たとえば、基準位置Pよりも高い位置に1個の棚8
6aを配置し、残りの3個の棚86b〜86dを基準位
置Pよりも低い位置に配置してもよい。また、棚の個数
は4つに限るものではなく、任意の数の棚を設けること
が可能である。
【0750】上記した実施例では、基準位置Pから全て
のウエハカセットCをカセット載置棚の棚86a〜86
dの棚に移した。しかし、必要に応じて一部のウエハカ
セットについては搬入搬出用の載置(配置)位置とアク
セス用の載置(配置)位置とを同じ位置にして固定した
ままにしてもよい。
【0760】また、上記実施例では、ウエハ搬送機構8
2の片側だけにカセット載置棚86およびカセット載置
台84を設けた。しかし、両側に設けても構わないのは
いうまでもない。
【0770】また、カセット載置台昇降機構88は、モ
ータ110およびボールネジ94等からなる上記の構成
に代えて、エアシリンダ、油圧シリンダまたはベルト機
構等で構成することも可能である。同様に、ウエハ搬送
機構82も、モータ128およびボールネジ120等か
らなる上記の構成に代えて、エアシリンダ、油圧シリン
ダまたはベルト機構等を用いて構成してもよい。
【0780】なお、上記実施例では、処理前の半導体ウ
エハWを収容した4個のカセットC1 〜C4 を搬入する
例について説明した。しかし、たとえばC3 ,C4 を空
カセット、C1 ,C2 をウエハを収容したカセットと
し、処理済みのウエハWをカセットC3 ,C4 に収容す
るように構成してもよい。
【0790】また、上記実施例はレジスト塗布現像工程
を行う処理システムに係るものであったが、本発明はそ
のような処理システムに限らず、カセットステーション
を備える任意の枚葉式処理装置またはシステムに適用可
能である。したがって、被処理体も半導体ウエハに限る
ものではなく、LCD基板、ガラス基板、CD基板、プ
リント基板、フォトマスク、セラミック基板その他の板
状被処理体でも可能である。
【0800】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の処理シス
テムによれば、枚葉式処理装置を有する処理ステーショ
ンの一側面に隣接して設けられるカセットステーション
において、垂直方向に多段型のカセット載置棚を配置す
るとともに、その両側にカセット載置台と被処理体搬送
手段を昇降可能に配置し、カセット載置棚に対して、一
方の側から昇降機構およびカセット移載手段によりカセ
ット載置台との間でカセットの搬入搬出を行うととも
に、他方の側から被処理体搬送手段が選択された被処理
体の取り出しまたは収納を行うようにしたので、カセッ
トステーションの占有面積を大幅に縮小して、カセット
ステーションの小型化ひいてはシステム全体の小型化を
実現することができ、したがってクリーンルームコスト
の低減をはかることもできる。
【0810】また、本発明の処理システムによれば、カ
セット載置棚内で垂直方向に多段に配置されている複数
のカセットに対して、被処理体搬送手段が上昇または下
降移動し、被処理体検出手段がそれらのカセットに収容
されている全ての被処理体の有無ないし収容位置を一括
して検出するようにしたので、ウエハマッピングを高速
・短時間で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による処理システムの外観構成
を示す斜視図である。
【図2】実施例の処理システムにおけるカセットステー
ションの要部および処理ステーションの一部を示す略平
面図である。
【図3】実施例におけるカセットステーションに設けら
れるカセット移載用ピンセットの構成を示す略平面図で
ある。
【図4】実施例におけるカセットステーションに設けら
れるカセット載置台昇降機構およびウエハ搬送機構の構
成を示す側面図である。
【図5】実施例におけるカセットステーション内のウエ
ハ搬送機構の構成を示す略平面図である。
【図6】実施例におけるカセットステーション内のウエ
ハ搬送機構の構成を示す略正面図である。
【図7】実施例における半導体ウエハの出し入れまたは
マッピングを行う様子を示す略側面図である。
【図8】従来の処理システムの構成を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 処理ステーション 12 ウエハ搬送体 14 搬送路 60 搬送本体 62 ピンセット 80 カセットステーション 82 ウエハ搬送機構 84 カセット載置台 86 カセット載置棚 88 カセット載置台昇降機構 92 カセット移載用ピンセット 132 搬送基台

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つまたは複数の枚葉式処理装置を含む
    処理ステーションと、 前記処理ステーションの一側面に隣接して設けられ、複
    数の板状の被処理体を多段に収容するカセットを所定の
    位置に配置し、前記処理ステーションで処理を受けるべ
    き前記被処理体を1枚ずついずれかの前記カセットから
    取り出して前記処理ステーションへ渡し、処理の済んだ
    前記被処理体を1枚ずつ前記処理ステーションから受け
    取っていずれかの前記カセットに戻すためのカセットス
    テーションと、 前記カセットステーションに設けられ、前記カセットを
    1個ずつ収容できる間隔で垂直方向に多段に配置された
    複数個の棚を有するカセット載置棚と、 前記カセットステーションにおいて前記カセット載置棚
    の一方の側に昇降移動可能に設けられ、前記カセットの
    搬入または搬出のため前記カセットを所定の向きで載置
    するカセット載置台と、 前記カセットステーションに設けられ、前記カセット載
    置台と前記カセット載置棚内の選択された棚との間で前
    記カセットの搬入または搬出を行うために前記カセット
    載置台を前記棚の高さ位置まで昇降移動させる昇降機構
    と、 前記カセットステーションに設けられ、前記カセット載
    置台と前記カセット載置棚内の選択された棚との間で前
    記カセットを水平方向に移動させて移載するカセット移
    載手段と、 前記カセットステーションにおいて前記カセット載置棚
    の他方の側に昇降移動可能かつ回転移動可能に設けら
    れ、前記カセット載置棚内の選択された棚に載置されて
    いる前記カセットにアクセスして前記被処理体の取り出
    しまたは収納を行う被処理体搬送手段とを具備する処理
    システム。
  2. 【請求項2】 水平のY方向に並べて配置された1つま
    たは複数の枚葉式処理装置を含む処理ステーションと、 前記処理ステーション内で前記枚葉式処理装置に沿って
    Y方向に延設された搬送路と、 前記搬送路上をY方向に移動可能に設けられ、各々の前
    記枚葉式処理装置に対して1枚ずつ板状の被処理体を搬
    入または搬出する被処理体搬送機構と、 前記処理ステーションに隣接して設けられ、複数の板状
    の被処理体を多段に収容するカセットを所定の位置に配
    置し、前記処理ステーションで処理を受けるべき前記被
    処理体を1枚ずついずれかの前記カセットから取り出し
    て前記処理ステーションへ渡し、処理の済んだ前記被処
    理体を1枚ずつ前記処理ステーションから受け取ってい
    ずれかの前記カセットに戻すためのカセットステーショ
    ンと、 前記カセットステーションに設けられ、前記カセットを
    1個ずつ収容できる間隔で垂直方向に多段に配置された
    複数個の棚を有するカセット載置棚と、 前記カセットステーション内でY方向と直交する水平の
    X方向において前記カセット棚の一方の側に昇降移動可
    能に設けられ、前記カセットの搬入または搬出のため前
    記カセットを所定の向きで載置するカセット載置台と、 前記カセットステーションに設けられ、前記カセット載
    置台と前記カセット載置棚内の選択された棚との間で前
    記カセットの搬入または搬出を行うために前記カセット
    載置台を前記棚まで昇降移動させる昇降機構と、 前記カセットステーションに設けられ、前記カセット載
    置台と前記カセット載置棚内の選択された棚との間で前
    記カセットを水平方向に移動させて移載するカセット移
    載手段と、 前記カセットステーション内でX方向において前記カセ
    ット載置棚の他方の側に昇降移動可能かつ回転移動可能
    に設けられ、前記カセット載置棚内の選択された棚に載
    置されている前記カセットにアクセスして前記被処理体
    の取り出しまたは収納を行う被処理体搬送手段とを具備
    する処理システム。
  3. 【請求項3】 前記カセットステーション内の前記被処
    理体搬送手段を前記処理ステーション内の搬送路の延長
    上に配設することを特徴とする請求項2に記載の処理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記カセットステーション内の前記被処
    理体搬送手段と前記処理ステーション内の搬送路との間
    に両ステーションの間で前記被処理体の受け渡しを行う
    ための上下動可能な複数の支持ピンを設けることを特徴
    とする請求項2または3に記載の処理システム。
  5. 【請求項5】 前記カセット移載手段が、前記カセット
    載置台上で前記カセット載置棚と向き合う方向で移動可
    能に設けられた板片状のピンセットと、このピンセット
    を所定の復動位置と往動位置との間で移動させる駆動手
    段とを有し、 前記カセット載置台の各棚が、前記ピンセットの出入り
    を可能とするための切欠部を有することを特徴とする請
    求項1〜4のいずれかに記載の処理システム。
  6. 【請求項6】 前記カセットに収容されている前記被処
    理体を検出するための被処理体検出手段を前記被処理体
    搬送手段に取付し、前記カセット載置棚に載置されてい
    る前記カセットに対して前記被処理体搬送手段を上昇ま
    たは下降移動させることにより、複数の前記カセット内
    における前記被処理体の各々の有無または収容位置を一
    括して検出するように構成したことを特徴とする請求項
    1〜5のいずれかに記載の処理システム。
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