JP2908502B2 - 自動二輪車のリヤキャリア取付構造 - Google Patents

自動二輪車のリヤキャリア取付構造

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JP2908502B2
JP2908502B2 JP2075305A JP7530590A JP2908502B2 JP 2908502 B2 JP2908502 B2 JP 2908502B2 JP 2075305 A JP2075305 A JP 2075305A JP 7530590 A JP7530590 A JP 7530590A JP 2908502 B2 JP2908502 B2 JP 2908502B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車体周囲を車体カバーで覆った自動二輪車
にリヤキャリアを取り付ける構造に関し、特に車体カバ
ーの後端上部に整流効果及びデザイン効果の向上を図る
ためにリヤスポイラを取り付けた場合の、リヤスポイラ
及びリヤキャリアのいずれの機能も害することのないよ
うにした取付構造の改善に関する。
〔従来の技術〕
車体周囲を車体カバーで囲んだ、例えばスクータ型自
動二輪車において、リヤキャリアを取り付ける場合は、
車体カバーのシート後方部分の上側を通るようにリヤキ
ャリアを配置するのが一般的である。
一方、車体カバーのシート後方部分に、走行風の整流
効果を高めるとともに、外観を良くする観点から、車体
カバーから後方斜め上方に延びるリヤスポイラを着脱可
能に取り付ける場合がある。上記リヤスポイラを設けた
自動二輪車にリヤキャリアを取り付ける場合は、リヤス
ポイラを取り外すのが一般的である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし上記従来の、リヤスポイラを取り外してリヤキ
ャリアを取り付ける場合は当然ながらリヤスポイラの機
能はなくなる。リヤスポイラの機能を保持するには、リ
ヤキャリアの取付脚部がリヤスポイラの側方を通るよう
に配設することが考えられるが、このようにするとリヤ
キャリアが走行風の抵抗となり、またこの場合は、側面
から見るとリヤキャリアのフレームに固定される取付脚
部分がリヤスポイラと重なることとなり、そのため外観
を悪化させる懸念がある。
本発明は上記従来の状況に鑑みてなされたもので、リ
ヤキャリア,リヤスポイラそれぞれの機能を満足させ、
かつ外観を害することなく両者を取り付けることのでき
る自動二輪車のリヤキャリア取付構造を提供することを
目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、車体後方に延在する側面視略L字状のメイ
ンフレームの後端に連結された左右一対のサイドフレー
ムが車体の後方斜め上方に延在し、この左右のサイドフ
レーム間には収納ボックスが配設され、該収納ボックス
の開口部を開閉するシートが配設されると共に、該シー
トの後部下方に燃料タンクが搭載され、該シート下方の
収納ボックスおよび燃料タンクの両側を囲むサイドカバ
ーと、該サイドカバの後端を閉塞するリヤカバーとを備
え、上記サイドカバーの後端上部にリヤスポイラを備え
たスクータ型の自動二輪車のリヤキャリア取付構造にお
いて、上記リヤスポイラを、上記サイドカバーの後端上
部に一体に形成され後方斜め上方に延びる立ち上げ部
と、上記リヤカバーに一体形成され上方に延在して上記
立ち上げ部の後壁面を覆う延長部とによって構成し、上
記リヤキャリアを、上記リヤカバーから車体後方に延在
させ、該リヤキャリアの取付高さを上記リヤスポイラの
上面より低くすると共に、該リヤキャリアの幅を該リヤ
スポイラより狭く構成し、上記リヤキャリアの取付脚部
を、上記リヤカバーに形成された取付穴からリヤカバー
内に挿入し、上記リヤスポイラの上辺に沿って内包され
上記サイドフレームの左右後端に取り付けられた門形状
をなす芯材に取り付けたことを特徴としている。
〔作用〕
本発明では、リヤスポイラを、上記サイドカバーの後
端上部に一体に形成され後方斜め上方に延びる立ち上げ
部と、リヤカバーの延長部とで構成し、リヤキャリアを
該リヤスポイラの後方に延在させるとともに、該リヤキ
ャリアの取付高さ、幅をリヤスポイラの上面高さ、幅よ
り低くし、狭くしたので、サイドカバーに沿って流れる
走行風はリヤキャリアに影響されることなく円滑にリヤ
スポイラに沿って流れ、リヤスポイラの整流効果が阻害
されることがない。また側面から見た場合にリヤキャリ
アがリヤスポイラと重複することはなく、かつ前方から
見た1場合はリヤキャリアがリヤスポイラ及びサイドカ
バーによって完全に隠れ、外観が簡素で良好なものとな
る。またリヤキャリアの積載面上には障害物は何も無い
ので荷物積載上の制約を受けることもない。
リヤキャリアの取付穴を、一つの部材で構成されたリ
ヤカバーに形成し、リヤキャリアの脚部を該取付穴から
挿入してサイドフレームの後端に位置している門形状の
芯材に取り付けたので、取付穴とリヤキャリアとの位置
合わせ精度が良好となり、組み付け作業性を向上でき、
またリヤキャリアの脚部が長さの短いもので済むととも
に、該脚部が燃料タンクに干渉しにくくなり燃料タンク
容量を拡大できる。
リヤスポイラは、補強部材としての芯材を内包してい
るから相当の強度があり、また門形状をなしているから
スタンディングハンドルとしても利用できる。この場合
リヤキャリアの取付脚部はリヤカバーに形成された取付
穴を通って内方に挿入されているから、リヤキャリア
が、リヤスポイラをスタンディングハンドル等の車体把
持部として利用する場合の操作性を害することはない。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図ないし第8図は本発明の一実施例による自動二
輪車のリヤキャリア取付構造を説明するための図であ
り、第1図はその断面左側面図、第2図は左側面図、第
3図は背面図、第4図は平面図、第5図,第6図は第4
図のV−V線断面図,VI-VI線断面図、第7図は第3図の
VII-VII線断面図、第8図は自動二輪車の左側面図であ
る。なお、特記なき限り車両後方から前方を見た状態で
説明する。
図において、1は本実施例構造が採用されたスクータ
型自動二輪車である。該自動二輪車1の車体フレーム2
はいわゆるアンダーボーン型のものであり、ヘッドパイ
プ2aに側面視略L字状のメインフレーム2bの縦辺上端を
溶接し、該メイフレーム2bの横辺後端に左,右一対のサ
イドフレーム2cの前端を溶接し、該サイドフレーム2cを
後方斜め上方に延長した構造となっている。
上記ヘッドパイプ2aには、下端で前輪3を軸支する前
フォーク4の操同軸4aが左右に操向自在に軸支されてい
る。この操同軸4aの上端には操向ハンドル5のハンドル
バー5bの中央にT字条に固着されたハンドル軸5aが接続
されている。なお、27はフロントバスケットである。
上記サイドフレーム2cの略中央付近には、エンジン本
体6と伝動ケース7とをユニット化してなるエンジンユ
ニット8が上下に揺動可能に枢支されている。上記伝動
ケース7の後端には後輪9が装着されており、また該後
端部と上記サイドフレーム2cの後端部との間には後輪懸
架用リヤクッション10が介設されている。
また上記左,右のサイドフレーム2c間にはヘルメット
等を収納するため収納ボックス11が配設されており、該
ボックス11内には不織布製の内張材60が配設され、これ
の上縁60aは該ボックス11の開口11aの縁部を覆ってい
る。また上記収納ボックス11の上側には該ボックス11の
開口11aを開閉するシート12が配設され、また後方には
燃料タンク13が搭載されている。上記シート12の前端部
は上記収納ボックス11の前端部11dによって軸支されて
おり、また該シート12の後部に形成されたダンパ部12a
は上記収納ボックス11の後部に一体形成されたシート受
部11bの前段部11cによって支持されている。そしてこの
前段部11cは上記左,右のサイドフレーム2c間に架設さ
れた門形状の支持フレーム2dの上辺部2fによりロック機
構64を介して支持されている。またこの支持フレーム2d
から延長形成されたブラケット2eに上記燃料タンク13の
フランジ部13bがボルト締め固定されている。なお、12h
はロック用係止部材である。
そして上記車体フレーム2,前フォーク4,収納ボックス
11,及び燃料タンク13等の回りは車体カバー14によって
囲まれている。この車体カバー14は、上記ヘッドパイプ
2aの前側,後側にそれぞれ配置されたフロントカバー1
5,レッグシールド16と、上記メインフレーム2bとサイド
フレーム2cとの接続部に形成された足載部の上側,下側
にそれぞれ配設されたフートボード17,アンダカバー18
と、上記収納ボックス11,燃料タンク13の周囲を囲むサ
イドカバー19と、これの下方部分を覆う左,右一対のサ
イドモール20と、該両サイドモール20の後部間部分を覆
うセンタモール21とから構成されている。また車両後端
の、上記サイドカバー19,サイドモール20,及びセンタモ
ール21で囲まれた部分は、テールランプユニット49のリ
ヤカバー部50で覆われており、該部分も草体カバーの一
部を構成している。
上記左,右のサイドフレーム2cの後端部間には門型ブ
ラケット46が架設されている。この門型ブラケット46
は、板金製の左,右の支持プレート47同士を丸棒製で門
形状の芯材48で連結してなり、上記支持プレート47は上
記サイドフレーム2cの後端に溶接固定された支持ブラケ
ット2fにボルト47aで締め付け固定されており、また上
記芯材48の上辺48a部分には左,右一対のU字状の取付
プレート48bが溶接固定されている。なお、48eは二人乗
りの場合にシート12の後端部を支持するためのステーで
あり、これは上記支持プレート47を利用して取り付ける
ことができる。
上記テールランプユニット49は、車体カバーの一部を
なす上記リヤカバー部50と後輪9の後縁に沿って下方に
延びるライセンスブラケット部51とからなり、両者の境
界付近が上記支持ブラケット2iにボルト49aで締め付け
固定されている。また上記リヤカバー部50のサイド、セ
ンタモール20,21との境界部分には、左,右一対のフラ
ッシャランプ52とこれの間に位置するテールランプ53と
が配設されている。そして上記センタモール21は、サイ
ドモール20に突設されたフランジ部20aにボルト21bで固
定されており、さらに該センタモール21の係止爪21aは
上記両ランプ52,53のレンズの下部に形成された孔に係
止しており、また上記フランジ部20aは上記テールラン
プユニット49の境界付近にボルト20bで固定されてい
る。
上記リヤカバー部50は、背面から見ると略台形状をな
し、側面から見るとその中央部分が前方に少し湾曲して
いる。また上記リヤカバー部50の上部には略長方形状の
開口50aが形成されており、該開口50aによって分離され
た上辺部(リヤカバー部50の延長部)50bは上記門型ブ
ラッケト46の芯材48形状に沿う門形状をなしており、か
つ該上辺部50bに形成された複数のリブ50cが芯材48の下
面に若干の隙間をあけて対向している。なお、上記上辺
部50bを上方に引き上げると上記リブ50cが芯材48に当接
する。
また上記サイドカバー19は、平面から見て上記収納ボ
ックス11と略同一形状のボックス開口19aを有する筒状
のもので、該開口19aの後端中央縁部がボルト19iで、
左,右縁部がボルト19hでそれぞれ上記収納ボックス11
のシート受部11b,前段部11cに固定され、かつその下縁
中央付近が上記フートボード17のフランジ部17aに長孔
に挿入されたボルト19jで固定されている。また上記ボ
ックス開口19aの縁部は内方に折り曲げられており、該
折り曲げ部19fに上記シート12のシール材59が略全周に
わたって圧接している。このシール材59はシート底板12
cのリブ12bに嵌着されており、また19gはシール性を向
上させるために上記折り曲げ部19fに突設されたシール
凸条であり、19hは上記シール凸条19gに沿って前方に流
れてきた雨水等を下方に導く凹溝である。また上記サイ
ドカバー19の後端上部には給油開口19bが形成されてお
り、該開口19bから上記燃料タンク13の給油キャップ13a
が外方に突出している。なお、65は上記給油口開口19b
の下方に配置された油受けである。
上記サイドカバー19の後端上部には、該部分から斜め
上方に立ち上がる立上げ部19cが形成されている。この
立上げ部19cの上縁形状は上記リヤカバー部50の上辺部5
0bの形状と一致しており、また上記開口50aと一致する
開口19dが形成されている。この立上げ部19cは、これに
突設されたボス部19eを上記芯材48の取付プレート48b内
に挿入するとともに、該ボス部19eに上記リヤカバー部5
0の上辺部50b側からボルト54を螺挿することにより該リ
ヤカバー部50と結合されている。このようにして、上記
立上げ部19cとリヤカバー部50とにより車体カバー14の
後端部から斜め上方に延び、かつ車体前後方向に貫通す
る穴を有する門形状のリヤスポイラ66が形成されてい
る。
そして該自動二輪車1の後端部には、キャリア55が車
体カバー14の後壁面を構成するリヤカバー部50から後方
に延びるように配設されている。このキャリア55は、丸
棒を車体前側が開口するU字状に折り曲げてなる荷受け
部56と、該荷受け部56の後端付近から前方斜め下方に延
び、車体後側が開口するU字状の支持部57とから構成さ
れており、上記リヤスポイラ66より幅狭になっている。
この支持部57の前端の取付脚部57aは、上記リヤカバー
部50のテールランプ53上側部分に形成された下側取付穴
50dから車体カバー内に挿入され、上記芯材48に固着さ
れた下部ブラケット58aにボルト締め固定されている。
また上記荷受け部56の左,右一対の取付脚部56a,56a
は、上記リヤカバー部50の開口50aの両隣に形成された
上側取付穴50eから車体カバー内に挿入され、上記芯材4
8に固着された上部ブラケット58bにボルト締め固定され
ている。なお、上記上側取付穴50e部分は周囲より前方
にへこんでいる。
次に本実施例の作用効果について説明する。
本実施例では、リヤキャリア55は、リヤスポイラ66の
後壁面を構成するリヤカバー部50から後方に延長されて
おり、つまりサイドカバー19の側方にキャリアの取付脚
部が位置することがなく、従ってサイドカバー19に沿っ
て流れる走行風は、リヤキャリア55に影響されることな
く、円滑にリヤスポイラ66に沿って流れ、リヤスポイラ
の整流効果が阻害されることはない。また側面から見た
場合にリヤキャリア55がリヤスポイラ66と重複すること
はなく、前方から見た場合はリヤキャリア55がリヤスポ
イラ66、サイドカバー19によって完全に隠れ、外観が簡
素で良好なものとなる。また取付脚部挿入用の上側取付
穴50e部分は前方にへこんでおり、下側取付穴50d部分は
前側に湾曲しているから、この上側,下側取付穴50e,50
dが車両側方から見えることはなく、従ってこの点から
も側面視の外観を向上できる。
またリヤキャリア55の荷受け部56部分上には、障害物
は何もないので、該リヤキャリア55の積載機能が害され
ることもない。また上記リヤスポイラ66は、この荷受け
部56に積載された荷物のストッパとしても機能する。さ
らに袋状の荷物を積載する場合は、このリヤスポイラ66
自体もキャリアとして機能し、従ってそれだけリヤキャ
リア55を短くすることができ、この点からも外観を向上
できる。
さらにまた上記リヤキャリア55を車体カバー内に挿入
するための上側取付穴50e,50e,及び下側取付穴50dは全
て同一のリヤカバー部50に形成されているから、該各取
付穴とリヤキャリア55との位置合わせ精度が良好とな
る。
また上記リヤキャリア55を車体フレームの後端に位置
している芯材48の上部、下部ブラケット58b,58aに取り
付けたので、該キャリアの脚部長さが短くて済み、この
点から燃料タンク容量を拡大できる。ちなみに上記芯材
を備えていない場合は、例えばシート支持用ブラケット
部分までキャリアの脚部を延長する必要があり、それだ
けキャリアが長くなる。
ここで本実施例のリヤスポイラ66は、補強部材として
の芯材48を内包しているから相当の強度があり、また門
形状をなしているから、スタンディングハンドルとして
も利用できる。この場合に、本実施例のリヤキャリア55
の取付脚部56aは、上記リヤスポイラ66の開口の両側方
に形成された上側取付穴50eを通って内方に挿入されて
いるから、リヤキャリア55がリヤスポイラ66をスタンデ
ィングハンドル等の車体把持部として利用する場合の操
作性を害することはない。またリヤキャリア55の脚部が
サイドカバー19の側方にないので、手をサイドカバー19
に沿って後方に移動させてリヤスポイラ66にかける際
に、手がリヤキャリアに引っ掛かることがなく、この点
からも操作性が良い。
〔発明の効果〕
以上のように本発明に係る自動二輪車のリヤキャリア
取付構造によれば、リヤスポイラを車体カバーの一部と
して後方斜め上方に延びる形状とし、リヤキャリアを該
リヤスポイラの後方に延在させるとともに、該リヤキャ
リアの取付高さ,幅をリヤスポイラの上面高さ,幅より
低くし、狭くしたので、リヤスポイラの整流効果がリヤ
キャリアの取付によって阻害されることがなく、またリ
ヤキャリア荷物積載上の制約を受けることもなく、外観
が簡素で良好なものとなる効果がる。
また、リヤキャリアの取付穴をリヤカバーに形成し、
リヤキャリアの脚部を該取付穴から挿入してサイドフレ
ームの後端に位置している門形状の芯材に取り付ナたの
で、組み付け作業性を向上でき、さらにリヤキャリアの
脚部が長さの短いもので済むとともに、燃料タンク容量
を拡大でき、またリヤスポイラにより門形状の芯材を内
包したので、リヤスポイラを強度を増大して把持部とし
て使用できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は本発明の一実施例による自動二輪
車のリヤキャリア取付構造を説明するための図であり、
第1図は断面左側面図、第2図は左側面図、第3図は背
面図、第4図は平面図、第5図,第6図は第4図のV−
V線断面図,VI-VI線断面図、第7図は第3図のVII-VII
線断面図、第8図は自動二輪車の左側面図である。 図において、1は自動二輪車、2bメインフレーム、2cサ
イドフレーム、11は収納ボックス、11aは開口部、12は
シート、13は燃料タンク、19はサイドカバー、19cは立
ち上げ部、48は芯材、50はリヤカバー、50bは上辺部
(延長部)、50e,50dは取付穴、55はリヤキャリア、56
a,57aは取付脚部、66はリヤスポイラである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62J 7/04,1/28,23/00,39/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体後方に延在する側面視略L字状のメイ
    ンフレームの後端に連結された左右一体のサイドフレー
    ムが車体の後方斜め上方に延在し、この左右のサイドフ
    レーム間には収納ボックスが配設され、該収納ボックス
    の開口部を開閉するシートが配設されると共に、該シー
    トの後部下方に燃料タンクが搭載され、該シート下方の
    収納ボックスおよび燃料タンクの両側を囲むサイドカバ
    ーと、該サイドカバーの後端を閉塞するリヤカバーとを
    備え、上記サイドカバーの後端上部にリヤスポイラを備
    えたスクータ型の自動二輪車のリヤキャリア取付構造に
    おいて、上記リヤスポイラを、上記サイドカバーの後端
    上部に一体に形成され後方斜め上方に延びる立ち上げ部
    と、上記リヤカバーに一体形成され上方に延在して上記
    立ち上げ部の後壁面を覆う延長部とによって構成し、上
    記リヤキャリアを、上記リヤカバーから車体後方に延在
    させ、該リヤキャリアの取付高さを上記リヤスポイラの
    上面より低くすると共に、該リヤキャリアの幅を該リヤ
    スポイラより狭く構成し、上記リヤキャリアの取付脚部
    を、上記リヤカバーに形成された取付穴からリヤカバー
    内に挿入し、上記リヤスポイラの上辺に沿ってい内包さ
    れ上記サイドフレームの左右後端に取り付けられた門形
    状をなす芯材に取り付けたことを特徴とする自動二輪車
    のリヤキャリア取付構造。
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