JP2907103B2 - 空港内交通監視システム - Google Patents

空港内交通監視システム

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JP2907103B2
JP2907103B2 JP6127896A JP6127896A JP2907103B2 JP 2907103 B2 JP2907103 B2 JP 2907103B2 JP 6127896 A JP6127896 A JP 6127896A JP 6127896 A JP6127896 A JP 6127896A JP 2907103 B2 JP2907103 B2 JP 2907103B2
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airport
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智則 植松
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バーコードによる
空港内交通監視システムに関し、特に航空管制業務にお
ける空港内監視の自動化及び省力化を図る空港内交通監
視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、空港ではランプの点滅によるラン
プコントロールや無線による管制情報によって、航空機
及び作業車両に対するスポットコントロールや誘導路の
走行許可などを管理している。いずれもスポット割当の
表示や空港内で航空機の走行に支障がないかを人の判断
で確認し、その状態を航空機のパイロットへ無線連絡し
て管理を行っている。また、空港制限区域内を走行する
各種の作業車両は、所定の入場申請を行った後に、運転
手が走行に関する規則に基づいて走行している。
【0003】この空港内交通監視システムに関連する提
案として特開平5−201311号公報に記載の「移動
体所在検索システム」が知られている。この従来例は交
差点などの複数の定位置に、それぞれバーコード読取部
を設けて移動体の走行状態を検出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の前者の空港内交通監視システムでは、航空機の誘
導を人の判断で管理しているため、管制作業の負担が大
きく、安定した管制作業に困難を伴うものとなってい
る。
【0005】例えば、航空機のスポット割り当ては、効
率的な自動化が図られているが、パイロットへの情報提
供が全て人による無線連絡で行われているため、その負
担が大きいという欠点がある。
【0006】また、航空機及び作業車両の走行状況が自
己申告及び管制の目視確認によって判断されるため、交
通量の多い空港では完全な把握が困難である。すなわ
ち、航空機及び作業車両の一括した管理が出来ないた
め、その管理時間が多大になるという欠点もあった。ま
た、後者の特開平5−201311号の従来例は、移動
体の移動を検出しているが、この構成では航空機及び作
業車両の管理を行うことは出来ない。
【0007】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、空港内の航空機及び作業車
両の走行管制業務が自動化されるとともに、航空機及び
作業車両の走行が一括管理でき、その管制業務の負担が
軽減されるとともに、空港内の安全かつ円滑な運航が確
保できる空港内交通監視システムの提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1記載の発明の空港内交通監視システムは、
空港内を走行する航空機及び作業車両に取り付けられ、
この航空機及び作業車両を識別するためのバーコードプ
レートと、バーコードプレートのデータを読み取るため
に空港内に設置される複数のバーコードリーダと、前記
バーコードリーダで読み取った航空機と作業車両のデー
タを伝送する伝送装置と、前記作業車両の立ち入り制限
を表示する立入制限表示装置と、前記伝送装置を通じて
伝送されたデータを編集する中央情報処理装置と、前記
中央情報処理装置で編集されたデータに基づき、前記バ
ーコードを読みとられた航空機に対してスポットコント
ロール情報を自動的に無線送信するスポットコントロー
ル無線送信装置と、前記中央情報処理装置で編集したデ
ータに基づき、少なくとも前記バーコードを読みとられ
た前記作業車両に対する立入制限情報を、前記立入制限
表示装置へ自動的に伝達して前記作業車両の通行制限を
表示する制御を行う車両通行制限装置とを備える構成と
してある。
【0009】 また、本発明の 空港内交通監視システム
は、伝送装置が、空港内に設置されたバーコードリーダ
で読み取ったデータを総合デジタル通信網で伝送する構
成としてある。
【0010】 また、本発明の 空港内交通監視システム
は、中央情報処理装置、無線送信装置及び車両通行制限
装置がローカルエリアネットワークで接続されてデータ
送受信を行う構成としてある。
【0011】 また、本発明の 空港内交通監視システム
は、中央情報処理装置に接続された場面監視ディスプレ
イを備え、この場面監視ディスプレイに中央情報処理装
置で編集したデータを画面表示する構成としてある。
【0012】 このような構成からなる本発明の空港内交
通監視システムは、空港内を走行する航空機及び作業車
両に取り付けられるバーコードプレートのデータ、例え
ば、航空会社、便名、作業内容などを登録した識別デー
タ(ID)を複数のバーコードリーダで読み取って編集
している。この編集データに基づいて、航空機に対して
自動的にスポットコントロール情報を無線送信するとと
もに、作業車両の通行制限などを表示している。
【0013】 したがって、航空機の誘導路走行からスポ
ットへのコントロールが自動化される。また、運航の支
障となる作業車両の不用意な走行が自動的に制限され
る。すなわち、これらを従来例のように人の判断を通じ
て行わず、空港内の航空機及び作業車両の走行にかかる
管制業務が自動化される。また、航空機及び作業車両の
走行が一括管理されて、管制業務の負担が軽減されると
ともに、空港内の安全かつ円滑な運航を確保できるよう
になる。
【0014】 また、本発明の 空港内交通監視システム
は、バーコードリーダで読み取ったデータを総合デジタ
ル通信網で伝送しているので、広大な空港で既存の通信
網が利用できるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の空港内交通監視シ
ステムの実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の空港内交通監視システムの実施形態にお
ける構成を示す模式図である。図1において、ここでの
空港には滑走路PR、サテライトSA及びターミナルT
Aなどを有しており、誘導路を航空機Pa,Pb,Pc
及び作業車両Ca,Cbが走行する。この航空機Pa〜
Pcの下部にそれぞれの航空会社、便名などを登録した
識別データ(ID)であるバーコードプレートが取り付
けられている。
【0016】 作業車両Ca,Cbにも、作業内容及び車
両番号等を示す識別データ(ID)のバーコードプレー
トが取り付けられている。また、誘導路、エプロン、制
限区域ゲート及び場周道路の各所に航空機Pa〜Pc及
び作業車両Ca,Cbの識別データ(ID)を読み取
り、かつ、データ伝送部を備えたバーコードリーダー1
a,1b,1c,1d,1e,1hが埋設されている。
【0017】 このバーコードリーダー1a〜1hが総合
デジタル通信網(ISDN)2に接続されている。さら
に、作業車両Ca,Cbの立ち入り制限を点灯などで表
示する立入制限表示装置5a,5bが総合デジタル通信
網2に接続されている。また、総合デジタル通信網2に
は、データ通信処理を行う集中監視装置10が接続され
ている。
【0018】 図2は図1中の集中監視装置10の構成を
示すブロック図である。図2の集中監視装置10には、
バーコードリーダー1a〜1hから航空機Pa〜Pc及
び作業車両Ca,Cbの識別データ(ID)を読み取っ
たデータが総合デジタル通信網2を通じて入力されるイ
ンタフェース(I/F)装置13が設けられている。ま
た、I/F装置13を通じてデータを取り込み、かつ、
処理データを送出する中央情報処理装置14が設けられ
ている。
【0019】 さらに、集中監視装置10には、中央情報
処理装置14に接続されてデータ送受信を行うためのロ
ーカルエリアネットワーク(LAN)15と、中央情報
処理装置14に接続されて場面監視状態を画面表示する
場面監視ディスプレイ16が設けられている。さらに、
航空機のスポット割当の表示処理を行うスポット割当処
理装置21と、中央情報処理装置14に接続されて航空
機の誘導を処理する航空機誘導装置22とが設けられて
いる。
【0020】 また、航空機誘導装置22で処理した航空
機の誘導情報にかかる無線送受信を行う無線通信施設2
3a及びアンテナ23bと、立入制限表示装置5a,5
bでの作業車両Ca,Cbに対する立ち入り制限の表示
制御を行う立入制限制御装置31とが設けられている。
【0021】 次に、この実施形態の動作について説明す
る。図1及び図2において、航空機Pa〜Pc及び作業
車両Ca,Cbがバーコードリーダー1a…1hを通過
した際の読み取りデータが、総合デジタル通信網2を通
じて図2に示す集中監視装置10に伝送される。
【0022】 図2に示す集中監視装置10では、データ
がインターフェース装置13から中央情報処理装置14
に伝送され、ここで航空機Pa〜Pc及び作業車両C
a,Cbの情報を一括して編集する。この編集されたデ
ータは場面監視ディスプレイ16で画面表示されるとと
もに、スポット割当処理装置21で、最も効率のよいス
ポット情報とリンクする処理が行われる。さらに、航空
機誘導装置22でスポットコントロール、及び、誘導路
の走行許可が決定される。この情報は自動的に無線通信
施設23a、アンテナ23bを通じて該当する航空機
(Pa〜Pc)に無線送信される。
【0023】 立入制限制御装置31は中央情報処理装置
14からの編集データに基づいて、作業車両Ca,Cb
が航空機Pa〜Pcの円滑な運航に支障をきたすか否か
を判断する。立入制限制御装置31からは、主に作業車
両Ca,Cbに対する立ち入り制限情報が出力される。
この立ち入り制限情報はインターフェース装置13及び
総合デジタル通信網2を通じて空港内の車両走行経路の
各所に設置されている立入制限表示装置5a,5に伝送
される。この立入制限表示装置5a,5の表示によって
作業車両Ca,Cbの不用意な進入が防止される。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、発明
の空港内交通監視システムによれば、空港内を走行する
航空機及び作業車両に取り付けられるバーコードプレー
トの識別データ(ID)を複数のバーコードリーダで読
み取って編集し、この編集データに基づいて、航空機に
対して自動的にスポットコントロール情報を無線送信す
るとともに、作業車両の通行制限などを表示している。
【0025】 これによって、航空機の誘導路走行からス
ポットへのコントロールが自動化され、運航の支障とな
る作業車両の不用意な走行が自動的に制限できるように
なる。すなわち、空港内の航空機及び作業車両の走行に
かかる管制業務が自動化され、また、航空機及び作業車
両の走行が一括管理でき、管制業務の負担が軽減される
とともに、空港内の安全かつ円滑な運航を確保できるよ
うになる。
【0026】 また、本発明の 空港内交通監視システムに
よれば、バーコードリーダで読み取ったデータを総合デ
ジタル通信網で伝送しているため、広大な空港で既存の
通信網が利用できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空港内交通監視システムの実施形態に
おける構成を示す模式図である。
【図2】図1中の集中監視装置10の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1a〜1h バーコードリーダー 2 総合デジタル通信網 5a,5b 立入制限表示装置 10 集中監視装置 13 インタフェース装置 14 中央情報処理装置 15 ローカルエリアネットワーク 16 場面監視ディスプレイ 21 スポット割当処理装置 22 航空機誘導装置 23a 無線通信施設 23b アンテナ 31 立入制限制御装置 Ca,Cb 作業車両 Pa〜Pc 航空機

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空港内を走行する航空機及び作業車両に
    取り付けられ、この航空機及び作業車両を識別するため
    のバーコードプレートと、 前記バーコードプレートのデータを読み取るために前記
    空港内に設置される複数のバーコードリーダと、 前記バーコードリーダで読み取った航空機と作業車両の
    データを伝送する伝送装置と、前記 作業車両の立ち入り制限を表示する立入制限表示装
    置と、前記伝送装置を通じて伝送されたデータを編集する中央
    情報処理装置と、 前記中央情報処理装置で編集されたデータに基づき、前
    記バーコードを読みとられた航空機に対してスポットコ
    ントロール情報を自動的に無線送信するスポットコント
    ロール無線送信装置と、 前記中央情報処理装置で編集されたデータに基づき、少
    なくとも前記バーコードを読みとられた前記作業車両に
    対する立入制限情報を、前記立入制限表示装置へ自動的
    に伝達して前記作業車両の通行制限を表示する制御を行
    う車両通行制限装置と、 を備えることを特徴とする空港内交通監視システム。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の空港内交通監視シス
    テムにおいて、 前記伝送装置が、空港内に設置された前記バーコードリ
    ーダで読み取ったデータを総合デジタル通信網で伝送す
    ることを特徴とする空港内交通監視システム。
  3. 【請求項3】 前記請求項1又は2記載の空港内交通監
    視システムにおいて、 前記中央情報処理装置、無線送信装置及び車両通行制限
    装置がローカルエリアネットワークで接続されてデータ
    送受信を行うことを特徴とする空港内交通監視システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記請求項1,2又は3記載の空港内交
    通監視システムにおいて、 前記中央情報処理装置に接続される場面監視ディスプレ
    イを備え、この場面監視ディスプレイに前記中央情報処
    理装置で編集したデータを画面表示することを特徴とす
    る空港内交通監視システム。
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JP2001056899A (ja) * 1999-08-18 2001-02-27 Nippon Signal Co Ltd:The 物体の移動方向検出装置
RU2158963C1 (ru) * 1999-12-21 2000-11-10 Закрытое акционерное общество "ИСТ ЛАЙН-ХЭНДЛИНГ" Способ оперативного сопровождения и управления наземными транспортными средствами аэропорта
JP2003059000A (ja) * 2001-08-09 2003-02-28 Mitsubishi Electric Corp 空港内交通監視システム

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