JP2906535B2 - 射出成形用金型 - Google Patents
射出成形用金型Info
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- JP2906535B2 JP2906535B2 JP4864690A JP4864690A JP2906535B2 JP 2906535 B2 JP2906535 B2 JP 2906535B2 JP 4864690 A JP4864690 A JP 4864690A JP 4864690 A JP4864690 A JP 4864690A JP 2906535 B2 JP2906535 B2 JP 2906535B2
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- male mold
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- male
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は雌型と雄型が分離する際、キャビテイを有す
る雄型が左右に分離する如くなっている射出成形用金型
に関する。
る雄型が左右に分離する如くなっている射出成形用金型
に関する。
（従来技術） 第９図乃至第12図は従来の射出成形用金型の第１比較
例である。雌型１のスプール２からランナー３へ流れる
溶融樹脂は雄型４のキャビテイ５両側のゲート６より流
入し、冷却・固化して成形品７を成形していた。雌型１
が雄型４より分離する際、雄型４は左右に分割され、第
11図の如く成形品５はスプール２、ランナー３等の不要
部が一体となって金型から取り出される。次いで第12図
の如く、ゲートカットを行って成形品７を分離してい
た。
例である。雌型１のスプール２からランナー３へ流れる
溶融樹脂は雄型４のキャビテイ５両側のゲート６より流
入し、冷却・固化して成形品７を成形していた。雌型１
が雄型４より分離する際、雄型４は左右に分割され、第
11図の如く成形品５はスプール２、ランナー３等の不要
部が一体となって金型から取り出される。次いで第12図
の如く、ゲートカットを行って成形品７を分離してい
た。
第13図、第14図は上記ゲートカットを行わないように
した従来の射出成形用金型の第２比較例である。雌型10
のランナー11より雄型12のキャビテイ側面に向って斜め
にサブマリンゲート13が設けられ、成形品14を形成して
いた。15はコアピン、16はスリーブピン、17はエジェク
ターピンである。
した従来の射出成形用金型の第２比較例である。雌型10
のランナー11より雄型12のキャビテイ側面に向って斜め
にサブマリンゲート13が設けられ、成形品14を形成して
いた。15はコアピン、16はスリーブピン、17はエジェク
ターピンである。
雌型10と雄型12とが分離した後、エジェクターピン17
を突き出し、サブマリンゲート13を成形品14より分離し
ていた。
を突き出し、サブマリンゲート13を成形品14より分離し
ていた。
（発明が解決しようとする課題） 上記従来技術に於て、前者は切断工数がかゝり、更に
ニッパー等で切断する手作業の切断では第12図８の如
く、成形品５に傷あとがついてしまうという問題点があ
った。
ニッパー等で切断する手作業の切断では第12図８の如
く、成形品５に傷あとがついてしまうという問題点があ
った。
又、後者は雄型と雌型が分離する際、更に雄型が分割
することはランナー11排出用のエジェクターピン17が出
没する為、実施不可能であったという問題点があった。
することはランナー11排出用のエジェクターピン17が出
没する為、実施不可能であったという問題点があった。
（課題を解決するための手段） 本発明は上記問題点を解決することを目的とし、雌型
と雄型が分離する際、キャビテイを有する雄型が左右に
分割されるようになっている射出成形用金型に於て、雄
型のスライド方向にサブマリンゲートを斜めに形成した
ことを特徴とするものである。
と雄型が分離する際、キャビテイを有する雄型が左右に
分割されるようになっている射出成形用金型に於て、雄
型のスライド方向にサブマリンゲートを斜めに形成した
ことを特徴とするものである。
以下、第１図乃至第４図に示した一実施例に基づいて
詳細に説明する。20は雌型、21は左右に分割される雄型
である。雌型20には成形機より射出された溶融樹脂を流
すスプール22、ランナー23が設けられ、更にランナー23
より雄型21のキャビテイ24上面に向って、分割される雄
型21のスライド方向にサブマリンゲート25を斜めに形成
してある。26はストリッパーブッシュ、27はランナー保
持ピン、28はストッパーブッシュ、29はコアピンであ
る。
詳細に説明する。20は雌型、21は左右に分割される雄型
である。雌型20には成形機より射出された溶融樹脂を流
すスプール22、ランナー23が設けられ、更にランナー23
より雄型21のキャビテイ24上面に向って、分割される雄
型21のスライド方向にサブマリンゲート25を斜めに形成
してある。26はストリッパーブッシュ、27はランナー保
持ピン、28はストッパーブッシュ、29はコアピンであ
る。
次に作用について説明する。成形機に取り付けられた
金型は型閉めされ、溶融された樹脂はスプール22、ラン
ナー23、サブマリンゲート25を通ってキャビテイ24内に
流入する。冷却し固化が完了すると雌型20は雄型21より
上方に開き、その動作に連動して雄型21は左右に分割さ
れる。この時、ランナー23はランナー保持ピン27で第１
図の状態を保持され、雄型21が左右にスライドする時、
サブマリンゲート25を形成する雄型21のエッジ30がサブ
マリンゲート25を刃物のように自動的に切断する。ラン
ナー23と成形品31はそれぞれランナー保持ピン27とコア
ピン28に付いているので、ストッパーブッシュ26,28が
前進してランナー23と成形品31を落下させる。
金型は型閉めされ、溶融された樹脂はスプール22、ラン
ナー23、サブマリンゲート25を通ってキャビテイ24内に
流入する。冷却し固化が完了すると雌型20は雄型21より
上方に開き、その動作に連動して雄型21は左右に分割さ
れる。この時、ランナー23はランナー保持ピン27で第１
図の状態を保持され、雄型21が左右にスライドする時、
サブマリンゲート25を形成する雄型21のエッジ30がサブ
マリンゲート25を刃物のように自動的に切断する。ラン
ナー23と成形品31はそれぞれランナー保持ピン27とコア
ピン28に付いているので、ストッパーブッシュ26,28が
前進してランナー23と成形品31を落下させる。
第５図は第２実施例であり、ランナー33を雄型31内に
配置するとともに、サブマリンゲート35をキャビテイ34
と雄型31上面との間に配置したものである。このような
構成にすることにより雌型内にランナーの溝の作成を省
略することができる。
配置するとともに、サブマリンゲート35をキャビテイ34
と雄型31上面との間に配置したものである。このような
構成にすることにより雌型内にランナーの溝の作成を省
略することができる。
第６図乃至第８図は第３実施例である。サブマリンゲ
ート45、ランナー43を雄型41の下方に配置した点であ
る。
ート45、ランナー43を雄型41の下方に配置した点であ
る。
作用は第１実施例と略同様なのでその説明を省略す
る。
る。
（効 果） 本発明によると、雌型と雄型が分離する際、キャビテ
イを有する雄型が左右に分割されるようになっている射
出成形用金型に於て、雄型のスライド方向にサブマリン
ゲートを斜めに形成してあるので、人手によるゲートカ
ットの必要がなく省力化になり、ゲートカット跡も一定
してバラツキがなく美観の成形品を得ることができる。
イを有する雄型が左右に分割されるようになっている射
出成形用金型に於て、雄型のスライド方向にサブマリン
ゲートを斜めに形成してあるので、人手によるゲートカ
ットの必要がなく省力化になり、ゲートカット跡も一定
してバラツキがなく美観の成形品を得ることができる。
第１図は本発明の第１実施例成形時の要部正断面図、第
２図は第１図のＡ−Ａ側断面図、第３図は第２図の開型
時の正断面図、第４図は第３図の外観斜視図、第５図は
本発明の第２実施例成形時の要部正断面図、第６図は本
発明の第３実施例成形時の要部正断面図、第７図は第６
図の右側面図、第８図は斜視図、第９図は従来の第１比
較例正断面図、第10図は第９図のＡ−Ａ側断面図、第11
図は該装置より取り出したランナー付成形品外観斜視
図、第12図は第11図より切り離した成形品斜視図、第13
図は従来の第２比較例成形品要部正断面図、第14図は第
13図の成形品取り出し時の正断面図である。 20……雌型 21,31,41……雄型 22……スプール 23,33,43……ランナー 24,34,44……キャビテイ 25,35,45……サブマリンゲート
２図は第１図のＡ−Ａ側断面図、第３図は第２図の開型
時の正断面図、第４図は第３図の外観斜視図、第５図は
本発明の第２実施例成形時の要部正断面図、第６図は本
発明の第３実施例成形時の要部正断面図、第７図は第６
図の右側面図、第８図は斜視図、第９図は従来の第１比
較例正断面図、第10図は第９図のＡ−Ａ側断面図、第11
図は該装置より取り出したランナー付成形品外観斜視
図、第12図は第11図より切り離した成形品斜視図、第13
図は従来の第２比較例成形品要部正断面図、第14図は第
13図の成形品取り出し時の正断面図である。 20……雌型 21,31,41……雄型 22……スプール 23,33,43……ランナー 24,34,44……キャビテイ 25,35,45……サブマリンゲート
Claims (1)
- 【請求項１】雌型と雄型が分離する際、キャビテイを有
する雄型が左右に分割されるようになっている射出成形
用金型に於て、雄型のスライド方向にサブマリンゲート
を斜めに形成したことを特徴とする射出成形用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4864690A JP2906535B2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 射出成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4864690A JP2906535B2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 射出成形用金型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03248827A JPH03248827A (ja) | 1991-11-06 |
| JP2906535B2 true JP2906535B2 (ja) | 1999-06-21 |
Family
ID=12809127
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4864690A Expired - Fee Related JP2906535B2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 射出成形用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2906535B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4958592B2 (ja) * | 2007-03-20 | 2012-06-20 | 富士フイルム株式会社 | レンズ用成形金型およびプラスチックレンズ |
-
1990
- 1990-02-28 JP JP4864690A patent/JP2906535B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03248827A (ja) | 1991-11-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |