JP2905404B2 - 印字機構 - Google Patents

印字機構

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JP2905404B2
JP2905404B2 JP6161276A JP16127694A JP2905404B2 JP 2905404 B2 JP2905404 B2 JP 2905404B2 JP 6161276 A JP6161276 A JP 6161276A JP 16127694 A JP16127694 A JP 16127694A JP 2905404 B2 JP2905404 B2 JP 2905404B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感熱紙に印字情報を発
色印字させる印字機構に係り、特に、少なくとも感熱紙
の発色面側が印字機構の印字発熱部に確実に装填される
ことにより、印字した内容を確実に記録することが可能
な印字機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】感熱紙の発色面側が印字機構の印字発熱
部に対接するように装填されたか否かを確認する手段と
して、感熱紙の所定個所にあらかじめ印刷した黒色のマ
ークを検知して、前記発色面側を識別する公知例があ
る。この手段は、感熱紙に前記のマークの印刷を行なう
ことと、そのマークを検知する機構が必要となり装置の
製造費が嵩むことになり、マークが印刷されていない感
熱紙は使用できないないという不便さがある。他に、マ
ーク印刷の代りに識別穴をあけるというやり方がある
が、これもマーク印刷と同様の問題点がある。また、他
の例としては、感熱紙を装填した直後にマークの印字を
行ない、感熱面を発色させこれを検知する方法がある
が、感熱紙が発色する色の波長は、紫色系から赤色系ま
で広範囲に分類されるため、全ての範囲を検知できるセ
ンサが必要となる。従って、検知機構が高価になるとい
う問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では、
マークが印刷されていない感熱紙、または、マーク印刷
を検知する手段を有しない印字機構を用いて、感熱紙の
発色面側の裏側が印字発熱部に対接するように装填して
しまうと、誤りを検出する手段を有しないため、例え
ば、自動取引装置に付設した印字機構の場合には、取引
はそのまま進行するが取引データは記録されないという
不具合が生ずることになる。
【0004】本発明は、マークの印刷をしたり、識別穴
をあけたり、マークや識別穴を検知する機構を装備する
ことなく、印字機構に新規の感熱紙が装填されたとき
に、感熱紙の発色面側が印字発熱部に対接するように装
填されていることを、容易に確認する手段を備えること
により、各種の記録データを確実に印字出力して上記の
ような不具合を防止することが可能な印字機構を低原価
で提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段は、印字機構に感熱紙を装填する都度、毎回異
なる不規則性の乱数の数字、文字、または符号(これを
乱数符号と呼ぶ)などの印字(これを第1印字と呼ぶ)
を出力するように第1の制御部が制御を行なう。感熱紙
に印字されたこの乱数符号の印字内容を目視確認し、係
員が印字機構に設けた入力キーの操作により印字出力を
行なう(これを第2印字と呼ぶ)。このとき第1印字入
力と第2印字入力の内容が同じであるか否かを第2の制
御部が比較判断することにより、感熱紙の装填が正常状
態であるか否かを判定するものである。
【0006】
【作用】上記の構成により、印字機構に新規の感熱紙が
装填されたときに、感熱紙の発色面側が印字発熱部に対
面するように装填されているか否かを、容易に確認する
ことができる。すなわち、第1、第2の発明は、第1印
字と第2印字の内容が不一致のときには、以後の動作、
例えば、自動取引装置の場合はその後に続く取引は実行
されない。従って取引が実行されたときの取引データは
確実に印字記録され、上記のような不具合は防止され
る。第1の発明の乱数符号は、係員にも内容の詳細につ
いては、予め知らされていないから、第1の発明は、最
も確実な感熱紙の装填の向きの確認手段を備えたもので
あるが、第2の発明については、装填の向きの確認の簡
便性に特徴があるといえる。また、第3の発明は、ロー
ル状感熱紙への適用が好適であって、入荷時に発色面が
ロールの内面形か外面形の区分が明らかなロ−ルに対す
る装填の適正確認を行なう場合に好適である。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1は、本発明の印字機構2を内蔵した現金自動取
引装置1の実施例の外観斜視図、図2は、図1の印字機
構2の詳細を示す側面図(a)、及び、部分斜視図
(b)である。図1において、現金自動取引装置1は取
引選択及び金額入力キー3と取引の進行を誘導するため
の表示部4を有している。ここで印字機構2は、顧客の
取引内容を示す取引日時、取引金額及びカードのエンボ
ス形状等を印字記録するものである。次に印字機構2の
動作を図2により説明する。ロール紙状の感熱紙5を用
紙収納部6に収納し印字部7を開き、感熱紙5の先端を
用紙巻取軸8に設けたスリット9に差し込み印字部7を
閉じる。次に印字部7が閉じられたことをセンサ10で
検知し、用紙巻取モータ11が巻取軸8を回転させると
同時に、用紙送りモータ12が用紙送りローラ13を回
転させ、感熱紙5を巻取軸8の方向へ搬送することによ
り、感熱紙5は巻取軸8に巻取られる。また、印字手段
としては、印字ヘッド14の発熱部15と用紙送りロー
ラ13の間に感熱紙5が挾持され、感熱紙発色面16が
圧接され発熱部15が発熱することにより感熱紙5が発
色する。発熱部15が文字の形態で発熱することによ
り、取引データ等の印字が可能となっている。
【0008】〈第1実施例〉図3は、本発明の第1実施
例の動作手順を示すフローチャートである。図2、図3
において、印字機構2の収納部6に感熱紙5を収納し、
印字部7を開き、用紙先端を用紙巻取軸8に設けたスリ
ット9に差し込み(S101)、印字部7を閉じる。次
に、印字部7が開状態から閉状態になったことをセンサ
10により検知する(S102)。用紙巻取モータ1
1、用紙送りモータ12が回転し、用紙先端が巻取軸8
に巻付けられる(S103)。印字機構2の主制御部1
7により図2の乱数18を演算する(S104)。S1
04による乱数演算情報を印字機構2の印字部7に伝達
し、感熱紙5に印字する(S105)これを第1印字の
出力という。感熱紙5を装填する係員は、第1印字の出
力による印字内容を目視により確認する(S106)。
目視により確認した印字データを外部入力手段、すなわ
ち、金額入力キー3を用いて入力する(S107)。こ
れを第2印字の入力という。主制御部17は第1印字出
力と第2印字入力による情報が同一であるか否かを比較
判断する(S108)。S108による判断結果によ
り、前記の情報が同一でないと判断した場合、用紙の装
填方向が間違っていることを表示部4に表示し用紙を再
装填するよう誘導を行なう(S109)。S108のス
テップで同一であると判断した場合、以後の動作、すな
わち、取引印字が可能の状態となる(S110)。
【0009】〈第2実施例〉図4は、本発明の第2実施
例の動作手順を示すフローチャートである。図4におい
て、S201〜S203は、第1実施例と同じ動作ステ
ップであるが、図2に示した乱数18の演算指令(図3
のS104)は行なわず、印字内容確認用として取決め
た所定の印字を行ない(S204)、係員が印字を確認
したのち(S205)、印字確認スイッチを押下し(S
206)、印字確認スイッチが押下されたことを検知し
たとき(S207)、取引印字が可能の状態となる(S
208)。上記第1、第2実施例は、ロール紙19につ
いて説明したが、ロール紙19に限定せず、ロット生産
され流通された多数枚のカット紙を使用し、連続的に印
字機構に供給する場合についても適用可能なことは当然
である。
【0010】〈第3実施例〉図5は、本発明の第3実施
例の印字機構の要部を示す側面図である。本実施例は、
ロール紙19の用紙の装填の向きによる表裏を検知する
に好適な実施例の装置を示す。図5において、ロール紙
19は、回転検知ローラ20上に載置支持され、ロール
紙19を繰出すことにより、回転検知ローラ20は接触
摩擦力により回動するようになっている。また検知板2
1は、回転検知ローラ20の軸と一体に固定されてい
る。感熱紙5は、モータ12によりベルト及びベルト車
を介して駆動される用紙送りローラ13と、印字ヘッド
14の間に挾持され用紙送りローラ13の回転力により
用紙巻取軸8の方向へ移送される。上記の構成により、
ロール紙19はその装填の向き、すなわち、図5に示す
ように、ロール紙19の外側面Bが用紙送りローラ13
の面に接触して移送されるときと、逆にロール紙19の
内側面Aが用紙送りローラ13の面に接触して移送され
るときとでは、ロール紙19の回転方向を異にする。す
なわち、図5の場合は反時計方向(矢印a方向)に回転
し、図5とは逆の場合は、時計方向(矢印b方向)に回
転する。
【0011】図5のように装填したときは、ロール紙1
9は矢印a方向に回転し、ロール紙19と接触回転する
回転検知ローラ20は、ロール紙19とは逆方向に回転
するから検知板23は矢印P方向に回動する。ところ
が、図5とは逆向きにロール紙19を装填したときは、
ロール紙19は矢印b方向に回転し、回転検知ローラ2
0は逆方向に回転し、検知板23は矢印Q方向に回動す
る。検知板23が回動する位置と対応して設けた2個の
光センサ24、25は、24→25の順に遮光する。
【0012】上記のように、ロール紙19の装填の向き
の違いにより、検知板23は回動方向が変化し、光セン
サ24、25の遮光順序は、図5の場合には、25→2
4の順に、図5と逆向きに装填された場合には24→2
5の順に遮光する。このように、センサ24、25の遮
光順序を検出制御することにより、感熱紙5の装填方向
を自動的に判定することができる。第3実施例は、ロー
ル紙19の装填時に装填の向きを検知する動作を行なう
ことにより、ロール紙19の装填の向きの検知情報と、
予め、入力され印字機構に記憶されている発色面情報と
が一致した場合、印字動作が可能となり、一致していな
い場合はロール紙19の再装填を促すように制御するこ
とができる。上記の各実施例において、印字内容につい
ては、印字可能な範囲にわたって、印字を実施するこ
と、例えば、全範囲に傍線を印字し印字欠けなどの誤印
字を確認することにより、印字記録の信頼性を向上する
ことも可能である。
【0013】
【発明の効果】本発明は、ロール紙、または、連続的に
供給される感熱カット紙に適用され、特別なマーク印刷
や穿孔加工を行なったり、これを検知するセンサ等を備
えることなく、確実に感熱紙の発色面を印字発熱部側に
対面するように、感熱紙の装填を検出することが可能と
なるから、印字機構の簡素化が図られ、感熱紙に関する
経費の削減される。さらに感熱紙を装填する係員によ
り、印字した文字、数字や符号などを確実に認識するも
のであるから、本発明の印字機構を付設している各種装
置の印字記録に関する信頼性が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印字機構を内蔵した現金自動取引装置
の実施例の外観斜視図である。
【図2】図1の印字機構の詳細を示す側面図(a)、及
び、部分斜視図(b)である。
【図3】本発明の第1実施例の動作手順を示すフローチ
ャートである。
【図4】本発明の第2実施例の動作手順を示すフローチ
ャートである。
【図5】本発明の第3実施例の印字機構の要部を示す側
面図である。
【符号の説明】
1…現金自動取引装置 2…印
字機構 3…取引選択金額入力キー 4…表
示部 5…感熱紙 6…用
紙収納部 7…印字部 8…用
紙巻取軸 9…スリット 10…セ
ンサ 11…巻取モータ 12…
用紙送りモータ 13…用紙送りローラ 14…
印字ヘッド 15…発熱部 16…
感熱発色面 17…主制御部 18…
乱数 19…ロール紙 20…
回転検知ローラ 21…検知板 24、25…
光センサ S101〜S110…第1実施例の動作ステップ S201〜S208…第2実施例の動作ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−171270(JP,A) 特開 平5−328001(JP,A) 特開 平1−263816(JP,A) 特開 平5−328000(JP,A) 特開 平3−68254(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 29/46 H04N 1/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感熱紙を用いて情報を出力する印字機構
    あってこの印字機構に感熱紙を装填する都度、乱数の数字、文
    字、または符号を第1印字として前記感熱紙に印字出力
    するよう指令 する第1の制御手段と、前記第1制御手段により前記感熱紙に前記第1印字 を出
    力する印字部と、 前記第1印字を係員が目視確認したのち入力キーを用
    いて前記第1印字を入力し、第2印字として前記感熱紙
    に印字出力し、前記第1印字出力と前記第2印字出力と
    が同一であるか否かを比較判断する第2の制御手段を有
    することを特徴とする印字機構。
JP6161276A 1994-07-13 1994-07-13 印字機構 Expired - Fee Related JP2905404B2 (ja)

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