JP2897801B2 - 直径に比べて小さい厚みをもつ円板状固形製剤の搬送装置 - Google Patents

直径に比べて小さい厚みをもつ円板状固形製剤の搬送装置

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JP2897801B2 JP5085431A JP8543193A JP2897801B2 JP 2897801 B2 JP2897801 B2 JP 2897801B2 JP 5085431 A JP5085431 A JP 5085431A JP 8543193 A JP8543193 A JP 8543193A JP 2897801 B2 JP2897801 B2 JP 2897801B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、円板形剤等偏平
固形製剤を、これらをランダムな状態で貯蔵したホッ
パーから印刷装置やPTP包装装置等へ整列した状態で
搬送する固形製剤搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開昭61−10457号公報
に記載された装置に見られるように、錠剤等の実質的に
円板状に形成され、円形断面の最大直径に比べて小さい
厚みを有する固形製剤をドラムの外周面上に設けられた
ポケットに整列配置し、整列された状態のまま次の印刷
工程やPTP包装工程に搬送することが一般的に行なわ
れている。図4に示す従来の固形製剤搬送装置において
は、ドラムの外周面上に設けられたポケットは、ドラム
の回転軸に直交する方向(半径方向)の深さが浅く、か
つドラムの回転軸に平行な方向の断面積が広くなるよう
に設けられており、固形製剤は正常な状態では、その最
大断面積を有する断面の方向がドラムの回転軸と平行に
なるようにポケットに収容されている(周知により図示
せず)。
【0003】従来の固形製剤搬送装置においては、ドラ
ム1上に設けられたポケット2a〜2dは深さが浅く、かつ
ドラム1の回転軸方向の断面積が広いため、図4に示す
ように固形製剤100a〜100dが正しくポケット2a〜2dに収
容されない場合が起り得る。例えば、ポケット2aにおい
ては1つのポケットに複数(2個)の固形製剤100aが収
容され、立上がってしまった状態を示している。ポケッ
ト2bにおいては固形製剤100bがポケットの縁に乗り上げ
た状態を示している。ポケット2cにおいては固形製剤10
0cがポケットの正しい位置に収容されていない場合を示
している。さらに、ポケット2dにおいてはポケット2aと
同様に固形製剤100dが立上がった状態で収容されている
場合を示している。
【0004】もし、図4に示したように、固形製剤100a
〜100dが不適切な状態で各ポケット2a〜2dに収容された
状態で次の印刷工程やPTP包装工程に搬送されて行く
とすると、ポケット2a〜2dからはみ出した固形製剤100a
〜100dはドラム1とガイド等(周知により図示せず)と
の間に噛み込み、装置を動作不能に陥れるか、あるいは
砕け散って周囲を汚染するおそれがある。そのようなト
ラブルを防止するため、ドラム1上にはブラシローラー3
が設けられており、図4に示したような不適切な状態で
ポケット2a〜2dに収容された固形製剤100a〜100dを除去
する(弾き飛ばす)ことが行なわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】不適切な状態でポケッ
ト2a〜2dに収容された固形製剤100a〜100dを除去したと
すると、固形製剤がドラム1とガイド等との間に噛み込
むおそれはなくなるが、しかし、固形製剤100a〜100dが
除去された後のポケット2a〜2dは空になっているため、
以下に述べるような新たな問題点を生じる。 (1) 固形製剤印刷装置においては、転写ローラーに塗
布されたインクは1回の動作で丁度固形製剤の表面に転
写される分量となるように構成されている。そのため、
ポケットの空の部分が生じると、その部分のインクは転
写されず、転写ローラー上に残ったままとなる。従っ
て、次の転写動作の際、残ったインクの上に重ねて新た
なインクが塗布され、その部分のインクによって印刷さ
れた固形製剤ではインクのにじみや文字などが太くなる
等の印刷不良が発生する。 (2) また、PTP包装装置においては、固形製剤搬送
装置の各ポケットに同期してPTP包装のポケットを搬
送している。そのため、固形製剤搬送装置における空の
ポケットに対応する部分のPTP包装のポケットも空に
なり、物品の抜け包装体が発生する。
【0006】この発明は以上のような固形製剤搬送装置
のポケットが空になることから生じる問題点を解決する
ためになされたものであり、固形製剤が不適切な状態で
ドラム上のポケットに収容されることがないように固形
製剤搬送装置を改良することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の直径に比べて
小さい厚みをもつ円板状固形製剤の搬送装置は、実質的
に円板状に形成され円形断面の最大直径に比べて小さい
厚みを有する円板状固形製剤を所定速度で一の搬送方
向に搬送するため実質的に水平な回転軸の周りに回転さ
れる円筒状の表面をもつ第1の搬送部と、前記第1の搬
送部の円筒状の表面に規則的に配列され、前記回転軸と
平行な方向の内法幅が前記円板状固形製剤の最大直径よ
りも小さく形成され、円筒面から回転軸の方向への深さ
が最大直径と実質的同等乃至それより僅かに大きく、円
筒面の回転方向における開孔長さが最大直径より僅かに
大きく形成され、前記円板状固形製剤をその最大の円形
断面が実質的に垂直にしたがって円形断面の軸が前記回
転軸と実質的に平行になる姿勢で保持するため円筒面上
で軸方向に平行な方向における所定の間隔で、また円筒
面と前記軸に垂直な一つの断面とが交わってできる円上
において所定の間隔で設けた複数の第1の収容ポケット
と、前記円板状固形製剤を貯蔵してそれに当接して回転
する前記第1の搬送部へ供給するホッパーと、前記搬送
方向に複数個配列された第1の収容ポケットの軸方向に
平行な方向における所定の間隔に対向して前記ホッパー
の底部に前記回転軸と直交する複数の面に挟まれて複数
設けられ、前記回転軸と平行な方向の各ギャップ内寸法
が前記円板状固形製剤の最大直径よりも小さく且つ円板
状固形製剤の厚みよりは大きく形成され、少なくとも
搬送方向に沿って複数の円板状固形製剤をその最大の
円形断面が実質的に鉛直で且つ前記回転軸と垂直になる
姿勢で第1の搬送部の表面の前記収容ポケットの複数個
分の長さにわたって当接させる複数のガイド溝をもち、
前記収容ポケットに空充填なしに円板状固形製剤を充填
させるガイド部と、前記第1の搬送部の円筒面にその円
筒面を対向させ第1の搬送部の回転軸と平行な回転軸の
まわりに第1の搬送部と逆方向に回転する第2の搬送部
であって、その円筒面上に第1の搬送部の第1の収容ポ
ケットに向かい合って略同じ円筒面上の周速で搬送さ
れ、前記第1の収容ポケットから移し換えられた円板状
固形製剤をその最大の円形断面が実質的に垂直になる姿
勢を維持するよう、円板状固形製剤の厚さより若干大き
い軸方向の内幅をもち且つ最大直径より小さいが厚さよ
りは大きい深さをもつ第1の収容部分と、第1の収容部
分と連なっていて前記円板状固形製剤をその第1の収容
部分と第2の収容部分の連なった空間において第2の搬
送部の円筒面の表面と円板状固形製剤の最大の円形断面
が実質的に平行になる姿勢で保持するための浅い第2の
収容部分とからなる複数の第2の収容ポケットを規則的
に配列して有する第2の搬送部と、前記第2の搬送部の
回転によって前記複数の第2の収容ポケットが前記第1
の収容ポケットと対向する位置から離れる部分におい
て、第2の搬送部の円筒面上の第2の収容ポケットの近
傍に設けられ、円板状固形製剤の最大の円形断面が実質
的に垂直になる姿勢で保持されてきた円板状固形製剤を
その最大の円形断面が実質的に水平になるように方向を
変化させる略V字状の溝部を備えた規制ガイドと、前記
円板状固形製剤を前記第1の収容ポケットに強制的に収
容するための吸引装置と、を具備している。他の観点に
よる発明の直径に比べて小さい厚みをもつ円板状固形
製剤の搬送装置は、実質的に円板状に形成され円形断面
の最大直径に比べて小さい厚みを有する円板状固形製剤
を所定速度で一の搬送方向に搬送するため実質的に水
平な回転軸の周りに回転される円筒状の表面をもつ第1
の搬送部と、前記第1の搬送部の円筒状の表面に規則的
に配列され、前記回転軸と平行な方向の内法幅が前記円
板状固形製剤の最大直径よりも小さく形成され、円筒面
から回転軸の方向への深さが最大直径と実質的同等乃至
それより僅かに大きく、円筒面の回転方向における開孔
長さが最大直径より僅かに大きく形成され、前記円板状
固形製剤をその最大の円形断面が実質的に垂直にしたが
って円形断面の軸が前記回転軸と実質的に平行になる姿
勢で保持するため円筒面上で軸方向に平行な方向におけ
る所定の間隔で、また円筒面と前記軸に垂直な一つの断
面とが交わってできる円上において所定の間隔で設けた
複数の第1の収容ポケットと、前記円板状固形製剤を貯
蔵してそれに当接して回転する前記第1の搬送部へ供給
するホッパーと、前記搬送方向に複数個配列された第1
の収容ポケットの軸方向に平行な方向における所定の間
隔に対向して前記ホッパーの底部に前記回転軸と直交す
る複数の面に挟まれて複数設けられ、前記回転軸と平行
な方向の各ギャップ内寸法が前記円板状固形製剤の最大
直径よりも小さく且つ円板状固形製剤の厚みよりは大き
く形成され、少なくとも前記搬送方向に沿って複数の円
板状固形製剤をその最大の円形断面が実質的に鉛直で且
つ前記回転軸と垂直になる姿勢で第1の搬送部の表面
前記収容ポケットの複数個分の長さにわたって当接させ
複数のガイド溝をもち、前記収容ポケットに空充填な
しに円板状固形製剤を充填させるガイド部と、前記第1
の搬送部の円筒面にその円筒面を対向させ第1の搬送部
の回転軸と平行な回転軸のまわりに第1の搬送部と逆方
向に回転する第2の搬送部であって、その円筒面上に第
1の搬送部の第1の収容ポケットに向かい合って略同じ
円筒面上の周速で搬送され、前記第1の収容ポケットか
ら移し換えられた円板状固形製剤をその最大の円形断面
が実質的に垂直になる姿勢を維持するよう、円板状固形
製剤の厚さより若干大きい軸方向の内幅をもち且つ最大
直径より小さいが厚さよりは大きい深さをもつ第1の収
容部分と、第1の収容部分と連なっていて前記円板状
形製剤をその第1の収容部分と第2の収容部分の連なっ
た空間において第2の搬送部の円筒面の表面と円板状固
形製剤の最大の円形断面が実質的に平行になる姿勢で保
持するための浅い第2の収容部分とからなる複数の第2
の収容ポケットを規則的に配列して有する第2の搬送部
と、前記第2の搬送部の回転によって前記複数の第2の
収容ポケットが前記第1の収容ポケットと対向する位置
から離れる部分において、第2の搬送部の円筒面上の第
2の収容ポケットの近傍に設けられ、円板状固形製剤の
最大の円形断面が実質的に垂直になる姿勢で保持されて
きた円板状固形製剤をその最大の円形断面が実質的に水
平になるように方向を変化させる略V字状の溝部を備え
た規制ガイドと、前記円板状固形製剤を前記第1の収容
ポケットに強制的に収容するための吸引装置と、前記第
2の収容ポケットからスラットの第3の収容ポケットに
移し換えた円板状固形製剤に印刷を行う印刷部と、を具
備している。他の観点による発明の直径に比べて小さ
い厚みをもつ円板状固形製剤の搬送装置は、実質的に円
板状に形成され円形断面の最大直径に比べて小さい厚み
を有する円板状固形製剤を所定速度で一の搬送方向に
搬送するため実質的に水平な回転軸の周りに回転される
円筒状の表面をもつ第1の搬送部と、前記第1の搬送部
の円筒状の表面に規則的に配列され、前記回転軸と平行
な方向の内法幅が前記円板状固形製剤の最大直径よりも
小さく形成され、円筒面から回転軸の方向への深さが最
大直径と実質的同等乃至それより僅かに大きく、円筒面
の回転方向における開孔長さが最大直径より僅かに大き
く形成され、前記円板状固形製剤をその最大の円形断面
が実質的に垂直にしたがって円形断面の軸が前記回転軸
と実質的に平行になる姿勢で保持するため円筒面上で軸
方向に平行な方向における所定の間隔で、また円筒面と
前記軸に垂直な一つの断面とが交わってできる円上にお
いて所定の間隔で設けた複数の第1の収容ポケットと、
前記円板状固形製剤を貯蔵してそれに当接して回転する
前記第1の搬送部へ供給するホッパーと、前記搬送方向
に複数個配列された第1の収容ポケットの軸方向に平行
な方向における所定の間隔に対向して前記ホッパーの底
部に前記回転軸と直交する複数の面に挟まれて複数設け
られ、前記回転軸と平行な方向の各ギャップ内寸法が前
記円板状固形製剤の最大直径よりも小さく且つ円板状固
形製剤の厚みよりは大きく形成され、少なくとも前記
送方向に沿って複数の円板状固形製剤をその最大の円形
断面が実質的に鉛直で且つ前記回転軸と垂直になる姿勢
で第1の搬送部の表面の前記収容ポケットの複数個分の
長さにわたって当接させる複数のガイド溝をもち、前記
収容ポケットに空充填なしに円板状固形製剤を充填させ
ガイド部と、前記第1の搬送部の円筒面にその円筒面
を対向させ第1の搬送部の回転軸と平行な回転軸のまわ
りに第1の搬送部と逆方向に回転する第2の搬送部であ
って、その円筒面上に第1の搬送部の第1の収容ポケッ
トに向かい合って略同じ円筒面上の周速で搬送され、前
記第1の収容ポケットから移し換えられた円板状固形製
剤をその最大の円形断面が実質的に垂直になる姿勢を維
持するよう、円板状固形製剤の厚さより若干大きい軸方
向の内幅をもち且つ最大直径より小さいが厚さよりは大
きい深さをもつ第1の収容部分と、第1の収容部分と連
なっていて前記円板状固形製剤をその第1の収容部分と
第2の収容部分の連なった空間において第2の搬送部の
円筒面の表面と円板状固形製剤の最大の円形断面が実質
的に平行になる姿勢で保持するための浅い第2の収容部
分とからなる複数の第2の収容ポケットを規則的に配列
して有する第2の搬送部と、前記第2の搬送部の回転に
よって前記複数の第2の収容ポケットが前記第1の収容
ポケットと対向する位置から離れる部分において、第2
の搬送部の円筒面上の第2の収容ポケットの近傍に設け
られ、円板状固形製剤の最大の円形断面が実質的に垂直
になる姿勢で保持されてきた円板状固形製剤をその最大
の円形断面が実質的に水平になるように方向を変化させ
る略V字状の溝部を備えた規制ガイドと、前記円板状
形製剤を前記第1の収容ポケットに強制的に収容するた
めの吸引装置と、前記第2の収容ポケットからスラット
の第3の収容ポケットに移し換えた円板状固形製剤を包
装する包装部と、を具備している。他の観点による発明
直径に比べて小さい厚みをもつ円板状固形製剤の搬
送装置は、上記の構成においてさらに、前記吸引装置
は、各第1の収容ポケット奥端に接続した連通穴と、吸
引ポンプと、圧縮空気装置と、第1の搬送部の回転につ
れて、第1の搬送部の第1の収容ポケットがホッパー内
のガイド溝に対向する位置から所定の角度の間にある第
1の収容ポケットの連通穴を吸引ポンプに接続し、第1
の収容ポケットが下方に来た角度で連通穴をガイド穴を
介して圧縮空気装置につなぐように制御する制御装置
と、からなることを特徴とする。他の観点による発明
、直径に比べて小さい厚みをもつ円板状固形製剤の搬
送装置は、実質的に円板状に形成され円形断面の最大直
径に比べて小さい厚みを有する円板状固形製剤を所定速
度で一の搬送方向に搬送するため実質的に水平な回転軸
の周りに回転される円筒状の表面をもつ第1の搬送部
と、前記第1の搬送部の円筒状の表面に規則的に配列さ
れ、前記回転軸と平行な方向の内法幅が前記円板状固形
製剤の最大直径よりも小さく形成され、円筒面から回転
軸の方向への深さが最大直径と実質的同等乃至それより
僅かに大きく、円筒面の回転方向における開孔長さが最
大直径より僅かに大きく形成され、前記円板状固形製剤
をその最大の円形断面が実質的に垂直にしたがって円形
断面の軸が前記回転軸と実質的に平行になる姿勢で保持
するため円筒面上で軸方向に平行な方向における所定の
間隔で、また円筒面と前記軸に垂直な一つの断面とが交
わってできる円上において所定の間隔で設けた複数の第
1の収容ポケットと、前記円板状固形製剤を貯蔵してそ
れに当接して回転する前記第1の搬送部へ供給するホッ
パーと、前記搬送方向に複数個配列された第1の収容ポ
ケットの軸方向に平行な方向における所定の間隔に対向
して前記ホッパーの底部に前記回転軸と直交する複数の
面に挟まれて複数設けられ、前記回転軸と平行な方向の
各ギャップ内寸法が前記円板状固形製剤の最大直径より
も小さく且つ円板状固形製剤の厚みよりは大きく形成さ
れ、少なくとも前記搬送方向に沿って複数の円板状固形
製剤をその最大の円形断面が実質的に鉛直で且つ前記回
転軸と垂直になる姿勢で第1の搬送部の表面に接するよ
う配置するための複数のガイド溝を有し、円板状固形製
剤をその最大の円形断面が垂直な状態で複数個第1の
搬送部の円筒状表面に接するよう垂直方向に複数個収容
案内する高さをもち、常時振動を与えられ、前記収容
ポケットに空充填なしに円板状固形製剤を充填させる
イド部と、前記第1の搬送部の円筒面にその円筒面を対
向させ第1の搬送部の回転軸と平行な回転軸のまわりに
第1の搬送部と逆方向に回転する第2の搬送部であっ
て、その円筒面上に第1の搬送部の第1の収容ポケット
に向かい合って略同じ円筒面上の周速で搬送され、前記
第1の収容ポケットから移し換えられた円板状固形製剤
をその最大の円形断面が実質的に垂直になる姿勢を維持
するよう、円板状固形製剤の厚さより若干大きい軸方向
の内幅をもち且つ最大直径より小さいが厚さよりは大き
い深さをもつ第1の収容部分と、第1の収容部分と連な
っていて前記円板状固形製剤をその第1の収容部分と第
2の収容部分の連なった空間において第2の搬送部の円
筒面の表面と円板状固形製剤の最大の円形断面が実質的
に平行になる姿勢で保持するための浅い第2の収容部分
とからなる複数の第2の収容ポケットを規則的に配列し
て有する第2の搬送部と、前記第2の搬送部の回転によ
って前記複数の第2の収容ポケットが前記第1の収容ポ
ケットと対向する位置から離れる部分において、第2の
搬送部の円筒面上の第2の収容ポケットの近傍に設けら
れ、円板状固形製剤の最大の円形断面が実質的に垂直に
なる姿勢で保持されてきた円板状固形製剤をその最大の
円形断面が実質的に水平になるように方向を変化させる
略V字状の溝部を備えた規制ガイドと、前記円板状固形
製剤を前記第1の収容ポケットに強制的に収容するため
の吸引装置と、を具備している。他の観点による発明
の、直径に比べて小さい厚みをもつ円板状固形製剤の搬
送装置は、上記の構成においてさらに、前記吸引装置
は、各第1の収容ポケット奥端に接続した連通穴と、吸
引ポンプと、圧縮空気装置と、第1の搬送部の回転につ
れて、第1の搬送部の第1の収容ポケットがホッパー内
のガイド溝に対向する位置から所定の角度の間にある第
1の収容ポケットの連通穴を吸引ポンプに接続し、第1
の収容ポケットが下方に来た角度で連通穴をガイド穴を
介して圧縮空気装置につなぐように制御する制御装置
と、からなることを特徴とする。
【0008】
【作用】ガイド溝の隙間は円板状固形製剤の最大直径よ
りも狭いので、円板状固形製剤は方向を規制され、ガイ
ド溝の部分において円板状固形製剤がその最大の円形断
面が水平になるようには配列され得ない。第1の収容ポ
ケットは第1の搬送部(供給ドラム)の外周面に規則的
に配列形成され、本願発明の円板状固形製剤搬送装置で
は、第1の収容ポケットは、円筒面表面に細長い矩形の
開口があり、それから第1の搬送部の回転軸の方向への
深さが円板状固形製剤の最大直径と実質的同等乃至それ
より僅かに大きく、円筒面上での円筒面の回転方向にお
ける開口の長さが円板状固形製剤の最大直径より僅かに
大きく形成されている。しかも当該供給ドラムには円板
固形製剤を強制的に収容するための吸引手段が設けら
れている。第1の収容ポケットは、ガイド溝と対向しつ
つそれに対して所定速度で搬送されるので、その開口部
がガイド溝の部分において整列された円板状固形製剤の
正面を通過する際に、円板状固形製剤が第1の収容ポケ
ットの内部に吸引される。第1の収容ポケットの開口部
の幅は、円板状固形製剤の最大直径よりも狭いので、
板状固形製剤はその最大の円形断面が円筒面に垂直にな
るように保持される。第1の収容ポケットは、前記円板
状固形製剤をその最大の円形断面が実質的に垂直に、し
たがって円形断面の軸が前記回転軸と実質的に平行にな
る姿勢で保持するべく、円筒面上で軸方向に平行な方向
における所定の間隔で、また円筒面と前記軸に垂直な一
つの断面とが交わってできる円上において所定の間隔で
設けられている。この構造により、従来のように円板状
固形製剤を供給ドラムの表面に平らに寝かせて置くタイ
プのポケットを並べるよりも供給ドラムの単位表面積当
たりではるかに多くの円板状固形製剤を収容できる。従
って本発明によれば円板状固形製剤の搬送能力を大きく
できる。本発明における空ポケット率ゼロでの円板状固
形製剤充填のための改良で大切なことは、円板状の固形
製剤を、従来は不安定な姿勢として用いられなかった、
その最大円形断面を供給ドラムの円筒面に対して垂直に
置くようにすると云う発想の転換、すなわちブレイクス
ルーを行ったことである。このように円板状固形 製剤を
その最大円形断面が垂直となるよう配置し、そのうえ図
1に明示するように垂直方向のガイド溝の高さを、複数
個の円板状固形製剤がそのガイド溝内で第1の搬送部
(供給ドラム)の表面に垂直又はこれに近い角度で当接
させるよう選んでいる。したがってその不安定な垂直の
姿勢のため、円板状固形製剤はガイド部の振動と第1の
収容ポケット内への吸引とに助けられてガイド溝内を振
動しつつ垂直の姿勢で円板状固形製剤の円周による転が
り移動により第1の収容ポケットに転がり込み、全数が
第1の収容ポケット内に収容される。しかも、複数個の
円板状固形製剤が供給ドラムの第1の収容ポケットが複
数個並んで設けられた部分に対向して並んで当接される
ので、もし仮にホッパーの一番下で吸引されなくても、
供給ドラムの回転につれてその上に並ぶ数個の円板状固
形製剤の前を順次通るとき必ず第1の収容ポケットに収
容される。このブレイクスルーは、本発明の発明思想の
基礎をなすものであり、発明者の空ポケット絶無化のた
めの多くの試作と実験の末に得られたものである。この
様にして本発明によれば、第1の収容ポケットに必ず1
個の円板状固形製剤をガイド部から挿入することができ
る。上記のよに、円板状固形製剤が、ガイド溝によっ
てその量大の円形断面が実質的に垂直になる姿勢で複数
個第1の搬送部の表面と当接して配列され、且つそこで
ガイド部に振動を与える動作と、第1の収容ポケットへ
の吸引との作用を受けるので、第1の収容ポケットの空
ポケットの発生は完全に防止できる。第2の収容ポケッ
トは、第1の収容ポケットとそれぞれ対向するように同
期して搬送され、所定の位置で第1の収容ポケットから
固形製剤を移し換えられる。第2の収容ポケットは、
板状固形製剤を最大の円形断面が垂直になるように保持
するための深い第1の収容部分と、円板状固形製剤をそ
の最大の円形断面が水平になるように保持するための浅
い第2の収容部分を有しているので、規制ガイドにより
垂直に保持された円板状固形製剤が水平になるように方
向規制されても、第2の収容ポケットから円板状固形製
剤がはみ出すことはない。
【0009】
【実施例】この発明に係る固形製剤搬送装置を、その好
適な一実施例を示す図1、図2及び図3を用いて説明す
る。図1はこの発明に係る固形製剤搬送装置の構成を示
す側部断面図、図2は図1におけるA−0−A断面図、
図3は斜視図である。図1及び図3において、供給ドラ
ム101はその外周面101s上に規則的に配列された
第1の収容ポケット101aを有している。第1の収容
ポケット101aはそれぞれ、円板状固形製剤100を
収容した状態において、各円板状固形製剤100の最大
断面積を有する断面(円形断面)が垂直となるように
板状固形製剤100を保持している(以下、この方向を
縦方向と称する)。ここでいう円板状固形製剤100と
は、図1に示すように、実質的に円板状に形成され、円
形断面の最大直径に比べて小さい厚みを有するものであ
り、その最大の円形断面に垂直な方向の最大寸法が、上
記厚さに等しいものである。また、この円板状固形製剤
100は、その厚さ方向での両端部分の縁が、例えば図
1に示すように、それぞれ外側に湾曲したもの、もしく
は当該両端部分の縁が互いに平行に直線的に形成された
ものを含んでいる。図2又は図3に示すように、供給ド
ラム101の外周面101s上において、第1の収容ポ
ケット101aの開口の回転軸101xに平行な方向の
幅WDは円板状固形製剤100の各方向における寸法の
うち最大のもの(すなわち最大断面積を有する円形断面
の直径)WT(以下、最大直径と称する)よりも狭くな
るように設定されている。また、第1の収容ポケット1
01aの深さは、円板状固形製剤100が供給ドラム1
01の外周面101sよりもあまり大きくはみ出さない
程度に、従来例のものよりも深く形成されている。すな
わち、1つの第1の収容ポケット101aには1つの
板状固形製剤100しか収容できないように構成されて
いる。詳細にいえば、第1の収容ポケット101aは、
供給ドラム101の円筒状の表面に規則的に配列され、
供給ドラム101の回転軸と平行な方向の内法幅が前記
円板状固形製剤100の最大直径よりも小さく形成さ
れ、円筒面から回転軸の方向への深さが最大直径と実質
的同等乃至それより僅かに大きく、円筒面の回転方向に
おける開孔長さが最大直径より僅かに大きく形成され、
前記円板状固形製剤100をその最大の円形断面が実
的に垂直にしたがって円形断面の軸が前記回転軸と実質
的に平行になる姿勢で保持するため円筒面上で軸方向に
平行な方向における所定の間隔で、また円筒面と前記軸
に垂直な一つの断面とが交わってできる円上において所
定の間隔で設けられている。これにより、従来のように
円板状固形製剤を供給ドラムの表面に平らに寝かせて置
くタイプのポケットを並べるよりもはるかに表面積当た
り多くの製剤を収容できる。従って製剤の搬送能力を大
きくできる。図1に示す回転軸101xと直交する垂直
断面において、供給ドラム101には回転軸101xと
平行な複数(第1の収容ポケット101aと同数)の貫
通穴101bが円周上に等角度で配置されている。各第
1の収容ポケット101aと各貫通穴101bとはそれ
ぞれ回転軸101xに対して放射状に設けられた連通穴
101cにより連通されている。
【0010】図1及び図3に示すように、供給ドラム1
01の上部には、円板状固形製剤100を貯蔵するため
のホッパー102及び供給ドラム101の外周面101
s上に乗った余分な円板状固形製剤を除去するためのブ
ラシローラー103が設けられている。ホッパー102
の底部には、供給ドラム101の回転軸101xに対し
て直交する方向に複数のガイド溝102aが設けられて
いる。このガイド溝102aは、ホッパー102の内部
円板状固形製剤100を前記縦方向に揃えるためのも
のである。図3に示すガイド溝102aの幅WGは、
板状固形製剤100の最大断面積円の直径WTよりも小
さくなるように設定されている。その結果、図1に示す
ように、ホッパー102の底部のガイド溝102aの部
分において、円板状固形製剤100は縦方向に整列され
る。なお、円板状固形製剤100を縦方向に整列しやす
くするために、実施例では、ホッパー102に常時振動
を印加する発明では、第1の収容ポケット101aの
形を新規な、その軸を供給ドラム101の軸と平行にし
且つ円板状固形製剤100の最大円形断面を垂直に置く
と云う配置にしたため、1つの第1の収容ポケット10
1aに1つ以上の円板状固形製剤100は入らず、且つ
入ったものは、供給ドラム101の回転によって開口が
下向になり負圧を切るまでは出て来ない。上記の振動と
ガイドの所定高さの作用で、図1のガイド溝102a内
に示したように、数ケの円板状固形製剤100が常に供
給ドラム表面の第1の収容ポケット101aに対面しつ
つガイドにより振動を与えられしかも負圧で吸引され
る。したがって供給ドラム101の第1の収容ポケット
101a空ポケットの発生は完全に防止され、第1の収
容ポケット101aへの、空充填なしの円板状固形製剤
100の充填が行われる。
【0011】図1、図2及び図3において、供給ドラム
101の下方には、供給ドラム101と逆の方向に回転
する規制ドラム105が設けられている。規制ドラム1
05にはその外周面105s上に規則的に配列された第
2の収容ポケット105aが設けられている。供給ドラ
ム101及び規制ドラム105は、供給ドラム101の
第1の収容ポケット101aと規制ドラム105の第2
の収容ポケット105aとが同期するように回転され
る。図1に示すように、規制ドラム105にも、回転軸
105xと平行な複数(第2の収容ポケット105aと
同数)の貫通穴105bが円周上に等角度で配置され、
各第2の収容ポケット105aと各貫通穴105bとは
それぞれ回転軸105xに対して放射状に設けられた連
通穴105cにより連通されている。図2に示すよう
に、規制ドラム105に設けられた第2の収容ポケット
105aは、回転軸105xに平行な断面において外周
面105sからの深さが異なる2つの部分105m及び
105nを有している。すなわち、深さの深い部分10
5nは供給ドラム101の第1の収容ポケット101a
から落下してきた固形製剤(図2中、特に100xで示
す)を受取り、縦方向に保持するためのものである。一
方、深さの浅い部分105mは固形製剤100を、その
最大の円形断面が水平(回転軸105xと平行)となる
ように(以下、横方向と称する)固形製剤100を保持
するためのものである。
【0012】図1及び図3に示すように、 供給ドラム1
01には、重力の作用によって第1の収容ポケット101aか
ら固形製剤100が落下することを防止するために、 その
外周面101sの外側の回転軸101xよりも下方の部分に案内
ガイド104が設けられている。同様に、 規制ドラム105
にも、重力の作用によって第2の収容ポケット105aから
固形製剤100が落下することを防止するために、その外
周面105s外側の回転軸105xよりも下方の部分に規制ガ
イド106が設けられている。この規制ガイド106は、この
他に規制ドラム105の収容ポケット105aに収容された固
形製剤100の方向を規制する機能を有している。すなわ
ち、 図3に示すように、供給ドラム101から規制ドラム
105に落下し、縦方向に搬送されている固形製剤(図
中、100hで示す)は、 規制ガイド106に設けられた略V
字状の溝部106aに接触する。 規制ガイド106の溝部106a
に接触した固形製剤(図中、100iで示す)は、規制ガイ
ド106から応力を受け転倒される。転倒された固形製剤
(図中、100jで示す)は、第2の収容ポケット105aの、
特に図2中105mで示した部分によって横方向に保持さ
れる。
【0013】図1、図2及び図3において、規制ドラム
105の下方には、ベルトコンベア等のスラット107が設け
られている。 スラット107には、規制的に配列された第
3の収容ポケット107aが設けられており、 規制ドラム1
05の回転に応じて第2の収容ポケット105aと第3の収容
ポケット107aとが同期するように、図1及び図3中矢印
で示す方向に駆動される。 図3に示すように、規制ド
ラム105上を搬送されている間に、固形製剤100h〜jは縦
方向から横方向に搬送状態を変化される。 そのため、
図2に示すように規制ドラム105からスラット107の第3
の収容ポケット107aに移しえられた固形製剤(図中、
100kで示す)は横方向に搬送されている。この後、 ス
ラット107は次の工程である印刷装置あるいはPTP包
装装置等へ、固形製剤100を横方向の状態で搬送する。
【0014】構造を理解しやすくするため、図1及び図
3では省略しているが、図2に示すように、供給ドラム
101及び規制ドラム105にはそれぞれ固定されたエアーユ
ニット108及び109が接続されている。先に説明したよう
に、供給ドラム101には貫通穴101b及び連通穴101cが設
けられている。エアーユニット108には、例えばホッパ
ー102から案内ガイド104までの間(供給ドラム101の回
転軸101xよりも上の部分)において、各貫通穴101b及び
連通穴101cを介して各第1の収容ポケット101aを真空吸
引するための(円弧状の)吸引溝108a及び吸引溝108aと
吸引ポンプ(周知により、図示せず)とを連通するため
の管路108bが設けられている。ホッパー102には連続的
に振動等が印加されているが、重力の作用や振動だけで
確実に(抜けのないように)供給ドラム101の全ての第
1の収容ポケット101aにそれぞれ固形製剤100が収容さ
れる保証はない。そのため、真空吸引を利用して強制的
に、固形製剤100を各第1の収容ポケット101aに吸込む
ように構成したものである。同様に、供給ドラム101の
第1の収容ポケット101aから規制ドラム105の第2の収
容ポケット105aに固形製剤100を移し換える場合、重力
の作用だけでなく圧縮空気をも利用する。そのため、エ
アーユニット108の下部には、最下部の貫通穴101bに圧
縮空気を供給するためのガイド穴108c及び管路108dが設
けられている。
【0015】一方、規制ドラム105にも貫通穴105b及び
連通穴105cが設けられている。エアーユニット109に
は、例えば最上部から規制ガイド106までの間におい
て、各貫通穴105b及び連通穴105cを介して各第2の収容
ポケット105aを真空吸引するための(円弧状の)吸引溝
109a及び管路109bが設けられている。さらに、エアーユ
ニット109の下部にも最下部の貫通穴105bに圧縮空気を
供給するためのガイド穴109c及び管路109dが設けられて
おり、規制ドラム105の第2の収容ポケット105aからス
ラット107の第3の収容ポケット107aに固形製剤100を移
し換える場合、これらのガイド穴109c及び管路109dを介
して圧縮空気が供給される。
【0016】なお、上記実施例では、供給ドラム101か
ら固形製剤100を一旦規制ドラム105に移し換え、規制ド
ラム105上で規制ガイド106により固形製剤100の搬送状
態を縦方向から横方向に変更し、さらに規制ドラム105
からスラット107に再度固形製剤100を移し換えるように
構成したが、供給ドラム101から直接スラット107に固形
製剤100を移し換え、スラット107上で固形製剤の搬送方
向を縦方向から横方向に変更するように規制ガイド106
をスラット107上に設けるように構成してもよい。ま
た、スラット107の第3の収容ポケット107aを図2に示
す第2の収容ポケット105aと同様の形状とし、ホッパー
102のガイド溝102aから直接第3の収容ポケット107a上
に固形製剤100を縦方向に移し換えるように構成しても
よい。
【0017】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ホッ
パー102から供給ドラム101の第1の収容ポケット
101aに固形製剤100を移し換える場合において、
あらかじめガイド溝102aの部分で固形製剤100を
その最大の円形断面が垂直となる状態に整列させ、その
ままの状態で第1の収容ポケットに移し換えるように構
成したので、1つの第1の収容ポケット101aには必
ず1個の固形製剤が収容され、かつ個以上は収容され
ることはない。その結果、第1の収容ポケット101a
に固形製剤100の抜けが生ずることはなく、その後の
印刷工程やPTP包装工程においてもインクのにじみ等
による印刷不良や物品の抜け包装体が発生することはな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る固形製剤搬送装置の第1の実施
例の構成を示す側部断面図。
【図2】図1におけるA-O-A断面図。
【図3】図1に示す固形製剤搬送装置の構成を示す斜視
図。
【図4】従来の固形製剤搬送装置おける固形製剤の不良
搬送状態を示す斜視図。
【符号の説明】
100 固形製剤 101 供給ドラム 101a 第1の収容ポケット 102 ホッパー 104 案内ガイド 105 規制ドラム 105a 第2の収容ポケット 106 規制ガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 65/48 B65G 47/00 - 47/20

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実質的に円板状に形成され円形断面の最
    大直径に比べて小さい厚みを有する円板状固形製剤を所
    定速度で一の搬送方向に搬送するため実質的に水平な
    回転軸の周りに回転される円筒状の表面をもつ第1の搬
    送部と、 前記第1の搬送部の円筒状の表面に規則的に配列され、
    前記回転軸と平行な方向の内法幅が前記円板状固形製剤
    の最大直径よりも小さく形成され、円筒面から回転軸の
    方向への深さが最大直径と実質的同等乃至それより僅か
    に大きく、円筒面の回転方向における開孔長さが最大直
    径より僅かに大きく形成され、前記円板状固形製剤をそ
    の最大の円形断面が実質的に垂直にしたがって円形断面
    の軸が前記回転軸と実質的に平行になる姿勢で保持する
    ため円筒面上で軸方向に平行な方向における所定の間隔
    で、また円筒面と前記軸に垂直な一つの断面とが交わっ
    てできる円上において所定の間隔で設けた複数の第1の
    収容ポケットと、 前記円板状固形製剤を貯蔵してそれに当接して回転する
    前記第1の搬送部へ供給するホッパーと、 前記搬送方向に複数個配列された第1の収容ポケットの
    軸方向に平行な方向における所定の間隔に対向して前記
    ホッパーの底部に前記回転軸と直交する複数の面に挟ま
    れて複数設けられ、前記回転軸と平行な方向の各ギャッ
    プ内寸法が前記円板状固形製剤の最大直径よりも小さく
    且つ円板状固形製剤の厚みよりは大きく形成され、少な
    くとも前記搬送方向に沿って複数の円板状固形製剤をそ
    の最大の円形断面が実質的に鉛直で且つ前記回転軸と垂
    直になる姿勢で第1の搬送部の表面の前記収容ポケット
    の複数個分の長さにわたって当接させる複数のガイド溝
    もち、前記収容ポケットに空充填なしに円板状固形製
    剤を充填させるガイド部と、 前記第1の搬送部の円筒面にその円筒面を対向させ第1
    の搬送部の回転軸と平行な回転軸のまわりに第1の搬送
    部と逆方向に回転する第2の搬送部であって、その円筒
    面上に第1の搬送部の第1の収容ポケットに向かい合っ
    て略同じ円筒面上の周速で搬送され、前記第1の収容ポ
    ケットから移し換えられた円板状固形製剤をその最大の
    円形断面が実質的に垂直になる姿勢を維持するよう、円
    板状固形製剤の厚さより若干大きい軸方向の内幅をもち
    且つ最大直径より小さいが厚さよりは大きい深さをもつ
    第1の収容部分と、第1の収容部分と連なっていて前記
    円板状固形製剤をその第1の収容部分と第2の収容部分
    の連なった空間において第2の搬送部の円筒面の表面と
    円板状固形製剤の最大の円形断面が実質的に平行になる
    姿勢で保持するための浅い第2の収容部分とからなる複
    数の第2の収容ポケットを規則的に配列して有する第2
    の搬送部と、 前記第2の搬送部の回転によって前記複数の第2の収容
    ポケットが前記第1の収容ポケットと対向する位置から
    離れる部分において、第2の搬送部の円筒面上の第2の
    収容ポケットの近傍に設けられ、円板状固形製剤の最大
    の円形断面が実質的に垂直になる姿勢で保持されてきた
    円板状固形製剤をその最大の円形断面が実質的に水平に
    なるように方向を変化させる略V字状の溝部を備えた規
    制ガイドと、 前記円板状固形製剤を前記第1の収容ポケットに強制的
    に収容するための吸引装置と、 を具備する直径に比べて小さい厚みをもつ円板状固形製
    剤の搬送装置。
  2. 【請求項2】 実質的に円板状に形成され円形断面の最
    大直径に比べて小さい厚みを有する円板状固形製剤を所
    定速度で一の搬送方向に搬送するため実質的に水平な
    回転軸の周りに回転される円筒状の表面をもつ第1の搬
    送部と、 前記第1の搬送部の円筒状の表面に規則的に配列され、
    前記回転軸と平行な方向の内法幅が前記円板状固形製剤
    の最大直径よりも小さく形成され、円筒面から回転軸の
    方向への深さが最大直径と実質的同等乃至それより僅か
    に大きく、円筒面の回転方向における開孔長さが最大直
    径より僅かに大きく形成され、前記円板状固形製剤をそ
    の最大の円形断面が実質的に垂直にしたがって円形断面
    の軸が前記回転軸と実質的に平行になる姿勢で保持する
    ため円筒面上で軸方向に平行な方向における所定の間隔
    で、また円筒面と前記軸に垂直な一つの断面とが交わっ
    てできる円上において所定の間隔で設けた複数の第1の
    収容ポケットと、 前記円板状固形製剤を貯蔵してそれに当接して回転する
    前記第1の搬送部へ供給するホッパーと、 前記搬送方向に複数個配列された第1の収容ポケットの
    軸方向に平行な方向における所定の間隔に対向して前記
    ホッパーの底部に前記回転軸と直交する複数の面に挟ま
    れて複数設けられ、前記回転軸と平行な方向の各ギャッ
    プ内寸法が前記円板状固形製剤の最大直径よりも小さく
    且つ円板状固形製剤の厚みよりは大きく形成され、少な
    くとも前記搬送方向に沿って複数の円板状固形製剤をそ
    の最大の円形断面が実質的に鉛直で且つ前記回転軸と垂
    直になる姿勢で第1の搬送部の表面の前記収容ポケット
    の複数個分の長さにわたって当接させる複数のガイド溝
    もち、前記収容ポケットに空充填なしに円板状固形製
    剤を充填させるガイド部と、 前記第1の搬送部の円筒面にその円筒面を対向させ第1
    の搬送部の回転軸と平行な回転軸のまわりに第1の搬送
    部と逆方向に回転する第2の搬送部であって、その円筒
    面上に第1の搬送部の第1の収容ポケットに向かい合っ
    て略同じ円筒面上の周速で搬送され、前記第1の収容ポ
    ケットから移し換えられた円板状固形製剤をその最大の
    円形断面が実質的に垂直になる姿勢を維持するよう、円
    板状固形製剤の厚さより若干大きい軸方向の内幅をもち
    且つ最大直径より小さいが厚さよりは大きい深さをもつ
    第1の収容部分と、第1の収容部分と連なっていて前記
    円板状固形製剤をその第1の収容部分と第2の収容部分
    の連なった空間において第2の搬送部の円筒面の表面と
    円板状固形製剤の最大の円形断面が実質的に平行になる
    姿勢で保持するための浅い第2の収容部分とからなる複
    数の第2の収容ポケットを規則的に配列して有する第2
    の搬送部と、 前記第2の搬送部の回転によって前記複数の第2の収容
    ポケットが前記第1の収容ポケットと対向する位置から
    離れる部分において、第2の搬送部の円筒面上の第2の
    収容ポケットの近傍に設けられ、円板状固形製剤の最大
    の円形断面が実質的に垂直になる姿勢で保持されてきた
    円板状固形製剤をその最大の円形断面が実質的に水平に
    なるように方向を変化させる略V字状の溝部を備えた規
    制ガイドと、 前記円板状固形製剤を前記第1の収容ポケットに強制的
    に収容するための吸引装置と、 前記第2の収容ポケットからスラットの第3の収容ポケ
    ットに移し換えた円板状固形製剤に印刷を行う印刷部
    と、 を具備する直径に比べて小さい厚みをもつ円板状固形製
    剤の搬送装置。
  3. 【請求項3】 実質的に円板状に形成され円形断面の最
    大直径に比べて小さい厚みを有する円板状固形製剤を所
    定速度で一の搬送方向に搬送するため実質的に水平な
    回転軸の周りに回転される円筒状の表面をもつ第1の搬
    送部と、 前記第1の搬送部の円筒状の表面に規則的に配列され、
    前記回転軸と平行な方向の内法幅が前記円板状固形製剤
    の最大直径よりも小さく形成され、円筒面から回転軸の
    方向への深さが最大直径と実質的同等乃至それより僅か
    に大きく、円筒面の回転方向における開孔長さが最大直
    径より僅かに大きく形成され、前記円板状固形製剤をそ
    の最大の円形断面が実質的に垂直にしたがって円形断面
    の軸が前記回転軸と実質的に平行になる姿勢で保持する
    ため円筒面上で軸方向に平行な方向における所定の間隔
    で、また円筒面と前記軸に垂直な一つの断面とが交わっ
    てできる円上において所定の間隔で設けた複数の第1の
    収容ポケットと、 前記円板状固形製剤を貯蔵してそれに当接して回転する
    前記第1の搬送部へ供給するホッパーと、 前記搬送方向に複数個配列された第1の収容ポケットの
    軸方向に平行な方向における所定の間隔に対向して前記
    ホッパーの底部に前記回転軸と直交する複数の面に挟ま
    れて複数設けられ、前記回転軸と平行な方向の各ギャッ
    プ内寸法が前記円板状固形製剤の最大直径よりも小さく
    且つ円板状固形製剤の厚みよりは大きく形成され、少な
    くとも前記搬送方向に沿って複数の円板状固形製剤をそ
    の最大の円形断面が実質的に鉛直で且つ前記回転軸と垂
    直になる姿勢で第1の搬送部の表面の前記収容ポケット
    の複数個分の長さにわたって当接させる複数のガイド溝
    もち、前記収容ポケットに空充填なしに円板状固形製
    剤を充填させるガイド部と、 前記第1の搬送部の円筒面にその円筒面を対向させ第1
    の搬送部の回転軸と平行な回転軸のまわりに第1の搬送
    部と逆方向に回転する第2の搬送部であって、その円筒
    面上に第1の搬送部の第1の収容ポケットに向かい合っ
    て略同じ円筒面上の周速で搬送され、前記第1の収容ポ
    ケットから移し換えられた円板状固形製剤をその最大の
    円形断面が実質的に垂直になる姿勢を維持するよう、円
    板状固形製剤の厚さより若干大きい軸方向の内幅をもち
    且つ最大直径より小さいか厚さよりは大きい深さをもつ
    第1の収容部分と、第1の収容部分と連なっていて前記
    板状固形製剤をその第1の収容部分と第2の収容部分
    の連なった空間において第2の搬送部の円筒面の表面と
    円板状固形製剤の最大の円形断面が実質的に平行になる
    姿勢で保持するための浅い第2の収容部分とからなる複
    数の第2の収容ポケットを規則的に配列して有する第2
    の搬送部と、 前記第2の搬送部の回転によって前記複数の第2の収容
    ポケットが前記第1の収容ポケットと対向する位置から
    離れる部分において、第2の搬送部の円筒面上の第2の
    収容ポケットの近傍に設けられ、円板状固形製剤の最大
    の円形断面が実質的に垂直になる姿勢で保持されてきた
    円板状固形製剤をその最大の円形断面が実質的に水平に
    なるように方向を変化させる略V字状の溝部を備えた規
    制ガイドと、 前記円板状固形製剤を前記第1の収容ポケットに強制的
    に収容するための吸引装置と、 前記第2の収容ポケットからスラットの第3の収容ポケ
    ットに移し換えた円板状固形製剤を包装する包装部と、 を具備する直径に比べて小さい厚みをもつ円板状固形製
    剤の搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記吸引装置は、各第1の収容ポケット
    奥端に接続した連通穴と、吸引ポンプと、圧縮空気装置
    と、第1の搬送部の回転につれて、第1の搬送部の第1
    の収容ポケットがホッパー内のガイド溝に対向する位置
    から所定の角度の間にある第1の収容ポケットの連通穴
    を吸引ポンプに接続し、第1の収容ポケットが下方に来
    た角度で連通穴をガイド穴を介して圧縮空気装置につな
    ぐように制御する制御装置と、からなることを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれかに記載の直径に比べて小さ
    い厚みをもつ円板状固形製剤の搬送装置。
  5. 【請求項5】 実質的に円板状に形成され円形断面の最
    大直径に比べて小さい厚みを有する円板状固形製剤を所
    定速度で一の搬送方向に搬送するため実質的に水平な
    回転軸の周りに回転される円筒状の表面をもつ第1の搬
    送部と、 前記第1の搬送部の円筒状の表面に規則的に配列され、
    前記回転軸と平行な方向の内法幅が前記円板状固形製剤
    の最大直径よりも小さく形成され、円筒面から回転軸の
    方向への深さが最大直径と実質的同等乃至それより僅か
    に大きく、円筒面の回転方向における開孔長さが最大直
    径より僅かに大きく形成され、前記円板状固形製剤をそ
    の最大の円形断面が実質的に垂直にしたがって円形断面
    の軸が前記回転軸と実質的に平行になる姿勢で保持する
    ため円筒面上で軸方向に平行な方向における所定の間隔
    で、また円筒面と前記軸に垂直な一つの断面とが交わっ
    てできる円上において所定の間隔で設けた複数の第1の
    収容ポケットと、 前記円板状固形製剤を貯蔵してそれに当接して回転する
    前記第1の搬送部へ供給するホッパーと、 前記搬送方向に複数個配列された第1の収容ポケットの
    軸方向に平行な方向における所定の間隔に対向して前記
    ホッパーの底部に前記回転軸と直交する複数の面に挟ま
    れて複数設けられ、前記回転軸と平行な方向の各ギャッ
    プ内寸法が前記円板状固形製剤の最大直径よりも小さく
    且つ円板状固形製剤の厚みよりは大きく形成され、少な
    くとも前記搬送方向に沿って複数の円板状固形製剤をそ
    の最大の円形断面が実質的に鉛直で且つ前記回転軸と垂
    直になる姿勢で第1の搬送部の表面に接するよう配置す
    るための複数のガイド溝を有し、円板状固形製剤をその
    最大の円形断面が垂直な状態で複数個第1の搬送部の
    円筒状表面に接するよう垂直方向に複数個収容し案内す
    る高さをもち、常時振動を与えられ、前記収容ポケット
    に空充填なしに円板状固形製剤を充填させるガイド部
    と、 前記第1の搬送部の円筒面にその円筒面を対向させ第1
    の搬送部の回転軸と平行な回転軸のまわりに第1の搬送
    部と逆方向に回転する第2の搬送部であって、その円筒
    面上に第1の搬送部の第1の収容ポケットに向かい合っ
    て略同じ円筒面上の周速で搬送され、前記第1の収容ポ
    ケットから移し換えられた円板状固形製剤をその最大の
    円形断面が実質的に垂直になる姿勢を維持するよう、円
    板状固形製剤の厚さより若干大きい軸方向の内幅をもち
    且つ最大直径より小さいが厚さよりは大きい深さをもつ
    第1の収容部分と、第1の収容部分と連なっていて前記
    円板状固形製剤をその第1の収容部分と第2の収容部分
    の連なった空間において第2の搬送部の円筒面の表面と
    円板状固形製剤の最大の円形断面が実質的に平行になる
    姿勢で保持するための浅い第2の収容部分とからなる複
    数の第2の収容ポケットを規則的に配列して有する第2
    の搬送部と、 前記第2の搬送部の回転によって前記複数の第2の収容
    ポケットが前記第1の収容ポケットと対向する位置から
    離れる部分において、第2の搬送部の円筒面上の第2の
    収容ポケットの近傍に設けられ、円板状固形製剤の最大
    の円形断面が実質的に垂直になる姿勢で保持されてきた
    円板状固形製剤をその最大の円形断面が実質的に水平に
    なるように方向を変化させる略V字状の溝部を備えた規
    制ガイドと、 前記円板状固形製剤を前記第1の収容ポケットに強制的
    に収容するための吸引装置と、 を具備する直径に比べて小さい厚みをもつ円板状固形製
    剤の搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記吸引装置は、各第1の収容ポケット
    奥端に接続した連通穴と、吸引ポンプと、圧縮空気装置
    と、第1の搬送部の回転につれて、第1の搬送部の第1
    の収容ポケットがホッパー内のガイド溝に対向する位置
    から所定の角度の間にある第1の収容ポケットの連通穴
    を吸引ポンプに接続し、第1の収容ポケットが下方に来
    た角度で連通穴をガイド穴を介して圧縮空気装置につな
    ぐように制御する制御装置と、からなることを特徴とす
    る請求項5に記載の直径に比べて小さい厚みをもつ円板
    状固形製剤の搬送装置。
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