JP2897308B2 - ミシン - Google Patents

ミシン

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JP2897308B2
JP2897308B2 JP564890A JP564890A JP2897308B2 JP 2897308 B2 JP2897308 B2 JP 2897308B2 JP 564890 A JP564890 A JP 564890A JP 564890 A JP564890 A JP 564890A JP 2897308 B2 JP2897308 B2 JP 2897308B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はミシンに係り、特に、針と釜とのタイミン
グ調節構成に関するものである。
[従来の技術] 一般に従来のミシンでは、モータによって回転される
駆動軸と、下端に針を有し、駆動軸の回転に伴い針棒ク
ランクや針棒抱きを含む動力変換機構を介して上下動さ
れるように、針棒抱きに上下位置調節可能に連結された
針棒と、駆動軸の回転に伴って同期回転され、かつ剣先
を有する釜とを備え、針と釜との協働によって本縫い縫
目が形成されるようになっている。
この種のミシンにおいて、駆動軸の回転に伴い針が最
下位置から上昇されて、釜の剣先が針に形成された上糸
ループを正確に捕捉するには、針と釜とのタイミングを
調節する必要がある。すなわち、針が最下位置から所定
量上昇されて、釜の剣先の先端が釜の回転軸線方向から
みて針の中心軸線と一致した時点で、剣先から針孔上縁
までの間隔が所定量となるように、ミシンの製造過程や
使用途中等において、針棒抱きに対する針棒の取付位置
を上下調節する必要がある。
このため、従来のミシンにおいては、針棒に設けられ
た針棒高さを指示するための基線を軸受メタルの端面に
一致させ、又は駆動軸上のプーリに設けられた基線をミ
シンフレーム上の指示線に一致させて、針棒抱きに対す
る針棒の取付位置を移動調節していた。
[発明が解決しようとする課題] ところが、この従来構成において、針棒又はプーリ上
の基線を目視して針棒の位置決めを行っているため、位
置決め誤差が生じやすくて、釜の剣先の先端が釜の回転
軸線方向からみて針の中心軸線と一致した時点における
剣先から針孔上縁までの間隔を正確に調節設定すること
ができないという問題点があった。
又、ミシンの使用途中等において、加工布の布厚ある
いは糸の太さや材質等の変更に伴い、釜の剣先の先端が
釜の回転軸線方向からみて針の中心軸線と一致するまで
の針棒の最下位置からの上昇量が変更された場合には、
その出会い時点における剣先から針孔上縁までの間隔も
変化してしまうため、その間隔を調整し直す必要がある
が、前記の基線を目視して針棒高さを調節する方法で
は、基線位置に狂いが生じて間隔の調節を行うことがで
きないという問題点があった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点
に着目してなされたものであって、その目的とするとこ
ろは、釜の剣先の先端が釜の回転軸線方向からみて針の
中心軸線と一致した時点における剣先から針孔上縁まで
の間隔を任意に入力設定することができると共に、その
入力設定された間隔に基づいて針棒の高さ位置を容易か
つ正確に調節することができるミシンを提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、この発明においては、
モータによって回転される駆動軸と、下端に針を有し、
前記駆動軸の回転に伴い天秤クランク、針棒クランクロ
ッド、針棒抱きを含む動力変換機構を介して上下動され
るように、針棒抱きに上下位置調節可能に連結された針
棒と、前記駆動軸の回転に伴って同期回転され、かつ剣
先及びその剣先に対し半径方向に所定間隔をおいて配設
された基準面を有する釜とを備え、前記針と釜との協働
により本縫い縫目を形成するようにしたミシンにおい
て、前記駆動軸の回転に伴い針棒が針棒クランクロッド
の下死点と対応する最下位置から上昇される過程におけ
るデータ、つまり、釜の剣先の先端が釜の回転軸線方向
からみて針の中心軸線と一致するのに適した位置までの
針の最下位置からの上昇量、釜の剣先の先端が釜の回転
軸線方向からみて針の中心軸線と一致した時点における
剣先から針孔上縁までの間隔、及び針孔上縁から針先端
までの間隔を入力する入力手段と、その入力手段により
入力されたデータ及び釜の基準面から剣先までの半径方
向の間隔に基づいて、針の先端が釜の基準面と一致した
ときの針棒の最下位置からの上昇量を演算する演算手段
と、前記駆動軸の回転位置を検出する検出手段と、その
検出手段の検出信号に基づき、前記針棒が最下位置から
演算手段により演算された上昇量だけ上昇されるのに相
当する回転量分、駆動軸が回動されたのを確認し、前記
モータによる駆動軸の回転を停止させてその回動位置に
静止させる制御手段とを設け、前記駆動軸の静止状態
で、前記針棒に固定された針若しくは針と同一長さのゲ
ージの先端が釜の基準面と当接するように、針棒抱きに
対する針棒の取付位置を上下調節するようにしたもので
ある。
[作用] 上記のように構成されたミシンにおいて、針棒の高さ
位置を調節する場合には、針棒が針棒クランクロッドの
下死点と対応する最下位置から上昇される過程における
データ、つまり、釜の剣先の先端が釜の回転軸線方向か
らみて針の中心軸線と一致するのに適した位置までの針
の最下位置からの上昇量、釜の剣先の先端が釜の回転軸
線方向からみて針の中心軸線と一致した時点における剣
先から針孔上縁までの間隔、及び針孔上縁から針先端ま
での間隔を入力すると、その入力されたデータ及び釜の
基準面から剣先までの半径方向の間隔に基づいて、針の
先端が釜の基準面と一致したときの針棒の最下位置から
の上昇量が演算される。 そして、モータにより駆動軸
が回転され、針棒が最下位置から演算された上昇量だけ
上昇されるのに相当する回動量分、駆動軸が回動された
時点で、モータによる駆動軸の回転が停止されて、駆動
軸がその回動位置に静止される。従って、この駆動軸の
静止状態で、針棒に固定された針若しくは針と同一長さ
のゲージの先端が釜の基準面と当接するように、針棒抱
きに対する針棒の取付位置を上下調節すれば、針棒を所
定高さに位置決めすることができる。
[実施例] 以下、この発明を具体化したミシンの一実施例を、図
面に基づいて詳細に説明する。
第2図に示すように、ミシンフレーム1はアーム2と
ベッド3とから構成されている。駆動軸としての上軸4
は軸受5を介してアーム2内に回転可能に支持され、そ
の一端にはプーリ6が固定されている。サーボモータよ
りなるミシン用モータ7はミシンフレーム1の一側に装
着され、このミシン用モータ7の回転によって上軸4が
同期回転される。
針棒8は上下一対の軸受メタル9,10を介して前記アー
ム2に上下動可能に支持され、その下端には針11が着脱
可能に固定されている。動力変換機構12は上軸4と針棒
8との間に設けられ、上軸4の先端に固定された天秤ク
ランク13と、ネジ14により針棒8に上下方向へ相対位置
調節可能に取着された針棒抱き15と、天秤クランク13上
の針棒クランク及び針棒抱き15間に設けられた針棒クラ
ンクロッド16とから構成されている。そして、ミシン用
モータ7により上軸4が回転されるとき、この動力変換
機構12を介して針棒8が上下動される。
伝達軸としての下軸17は軸受18を介して前記ベッド3
内に回転可能に支持されている。釜19は針11に対応して
ネジ20により下軸17の一端に回動調節可能に固定され、
その一部には針11に形成される上糸ループを捕捉するた
めの剣先21が設けられている。基準面22は剣先21に対し
半径方向へ所定間隔をおいて位置するように釜19の一部
に形成され、バネ部材23に設けられた透孔23aを介して
釜19の外方に露出されている。
動力伝達機構24は上軸4と釜19との間に設けられ、前
記下軸17と、軸受25を介してベッド3内に回転可能に支
持された中間軸26と、上軸4及び中間軸26の対向位置に
固定された一対の歯付きプーリ27,28と、両歯付きプー
リ27,28間に掛装された歯付きベルト29と、中間軸26及
び下軸17上に噛合可能に固定された一対の歯車30,31と
から構成されている。そして、ミシン用モータ7により
上軸4が回転されるとき、この動力伝達機構24を介して
釜19が同期回転されて、前記針11と釜19との協働により
加工布に本縫い縫目が形成される。
次に、前記のように構成されたミシンの制御回路につ
いて説明する。
第4図に示すように、中央処理装置(CPU)41は演算
手段及び制御手段を構成し、このCPU41にはリードオン
リメモリ(ROM)42及びランダムアクセスメモリ(RAM)
43が接続されている。そして、前記ROM42にはミシン全
体の動作を制御するためのプログラム等が記憶され、RA
M43には釜19の回転中心から剣先21までの半径方向の距
離R、釜19の回転中心から基準面22までの半径方向の距
離r、及び基準面22から剣先21までの間隔r−R等が記
憶されている。
又、前記CPU41には、針11と釜19とのタイミング調節
モードを設定するためのモード切換スイッチ44、タイミ
ング調節動作等を開始させるためのスタートスイッチ4
5、第1図に示すように、前記上軸4の回転に伴い針榛
8が針棒クランクロッド16の下死点と対応する最下位置
Pdから上昇される過程におけるデータ、つまり、釜19の
剣先21の先端が釜19の回転軸線方向からみて針11の中心
軸線と一致するのに適した位置までの針11の最下位置Pd
からの上昇量aや、釜19の剣先21の先端が釜19の回転軸
線方向からみて針11の中心軸線と一致した時点における
剣先21から針孔11a上緑までの間隔bや、針孔11a上縁か
ら針11先端までの間隔cを入力するための入力手段とし
てのテンキータイプのデータ入力装置46、及び上軸4の
回転位置を検出するための検出手段としての位置検出用
センサ47が接続され、これらから入力インタフェース48
を介してCPU41に各種信号が入力される。この位置検出
用センサ47は上軸4に固定された回転板に刻設されたス
リットを光検知する公知のタイプのものである。
さらに、CPU41には、前記ミシン用モータ7、加工布
にX方向の送りを付与するためのX方向送り装置用のモ
ータ49、及び加工布にY方向の送りを付与するためのY
方向送り装置用のモータ50が接続され、それらに対して
CPU41から、出力インタフェース51及び駆動回路52〜54
を介して駆動及び停止信号が出力される。
そして、前記CPU41は、モード切換スイッチ44による
タイミング調節モードの設定状態において、データ入力
装置46から針11の上昇量a、剣先21と針孔11a上緑との
間隔b、及び針孔11a上縁と針11先端との間隔cが入力
されたとき、その入力データ及び前記釜19の基準面22か
ら剣先21までの間隔r−Rに基づいて、第5図(c)に
示すように、針11の先端が釜19の基準面22と一致したと
きの針棒8の最下位置からの上昇量a+b+c+(r−
R)を演算する。
又、CPU41は、第5図(a)に示すように、針11が釜1
9と干渉しない位置まで、針榛8を上昇させて仮止めし
た状態において、第5図(b)に示すように、ミシン用
モータ7の駆動により上軸4を回転させて、針棒8を針
棒クランク13の下死点と対応する最下位置から上昇させ
ると共に、位置検出用センサ47からの検出信号に基づ
き、針棒8が最下位置から前記演算上昇量a+b+c+
(r−R)だけ上昇されるのに相当する回動量分、上軸
4が回動されたのを確認して、モータ7による上軸4の
回転を停止させ、上軸4をその回動位置に静止させる。
それにより、この上軸4の静止状態において、針棒8に
固定された針11若しくは針11と同一長さの図示しないゲ
ージの先端が釜19の基準面22と当接するように、針棒抱
き15に対する針棒8の取付位置を上下調節すれば、針棒
8を所定高さに位置決めすることができる。
次に、前記のように構成されたミシンについて、針11
と釜19とのタイミング調節動作を、第6図のフローチャ
ートに従って説明する。
さて、このミシンにおいて、モード切換スイッチ44に
よりタイミング調節モードを設定した後、スタートスイ
ッチ45をオンすると、ミシン用モータ7の駆動により上
軸4が回転されて針棒8が作動されると共に、位置検出
用センサ47からの検出信号に基づき、上軸4が針棒最下
位置まで回転されたとき、モータ7による上軸4の回転
が停止される(ステップSl〜S3)。この上軸4の停止状
態で、第5図(a)に示すように、針棒抱き15のネジ14
を緩め、針棒8に固定された針11若しくは針11と同一長
さの図示しないゲージが釜19と干渉しない位置まで、針
棒8を上昇させて仮止めする(ステップS4)。
その後、データ入力装置46により、第1図に示す針11
の上昇量a、剣先21と針孔11a上縁との間隔b、及び針
孔11a上縁と針11先端との間隔cを入力すると、その入
力データ及び釜19の基準面22から剣先21までの間隔r−
Rに基づいて、針11の先端が釜19の基準面22と一致した
ときの針棒8の最下位置からの上昇量a+b+c+(r
−R)が演算される(ステップS5〜S6)。
又、この状態で第5図(b)に示すように、ミシン用
モータ7の駆動により上軸4が回転されて、針棒8が針
棒クランクロッド16の下死点と対応する最下位置から上
昇されると共に、位置検出用センサ47からの検出信号に
基づき、針棒8が最下位置から前記演算上昇量a+b+
c+(r−R)だけ上昇されるのに相当する回動量分、
上軸4が回動されたとき、モータ7による上軸4の回転
が停止され、上軸4がその回動位置に静止される(ステ
ップS7)。
そして、この上軸4の静止状態において、第5図
(c)に示すように、針棒抱き15のネジ14を緩め、針棒
8に固定された針11若しくはゲージの先端が釜19の基準
面22と当接するように、針棒抱き15に対する針棒8の取
付位置を上下調節すれば、針棒8を所定高さに位置決め
することができる(ステップS8)。従って、この針棒8
の高さ調節状態でミシンを運転すれば、第1図に示すよ
うに、針11が最下位置から所定量aだけ上昇されて、釜
19の剣先21の先端が釜19の回転軸線方向からみて針11の
中心軸線と一致したとき、剣先21から針孔11a上縁まで
の間隔bが所定量となる。
以上のように、この実施例のミシンにおいては、釜19
の剣先21の先端が釜19の回転軸線方向からみて針11の中
心軸線と一致するのに適した位置までの針11の最下位置
Pdからの上昇量a、釜19の剣先21の先端が釜19の回転軸
線方向からみて針11の中心軸線と一致した時点における
剣先21から針孔11a上縁までの間隔b、及び針孔11a上縁
から針11先端までの間隔cを入力するのみで、その入力
されたデータ及び釜19の基準面22から剣先21までの半径
方向の間隔r−Rに基づき針棒8の上昇量a+b+c+
(r−R)が演算されて、その演算上昇量に相当する針
棒8の上昇位置で上軸4が静止される。従って、ミシン
の製造過程等において、この上軸4の静止状態で、針棒
8に固定された針11若しくはゲージの先端が釜19の基準
面22と当接するように、針棒8の取付位置を上下調節す
れば、針棒8の高さを容易かつ正確に調節することがで
きる。
又、ミシンの使用途中等において、加工布の布厚ある
いは糸の太さや材質等の変更に伴い、釜19の剣先21の先
端が釜19の回転軸線方向からみて針11の中心軸線と一致
するまでの針棒8の最下位置Pdからの上昇量aを変更し
た場合には、その出会い時点における剣先21から針孔11
a上縁までの間隔bも変化してしまうため、その間隔b
を調整し直す必要があるが、この場合においても、変更
されたデータの入力により、前記と同様に針棒8の高さ
を容易かつ正確に調節変更することができる。
なお、この発明は前記実施例の構成に限定されるもの
ではなく、例えば、データ入力装置46によるデータの入
力方法を変更する等、この発明の趣旨から逸脱しない範
囲で、各部の構成を任意に変更して具体化することも可
能である。
[発明の効果] この発明は、以上説明したように構成されているた
め、釜の剣先の先端が釜の回転軸線方向からみて針の中
心軸線と一致した時点における剣先から針孔上縁までの
間隔を任意に入力設定することができると共に、その入
力設定された間隔に基づいて、針棒の高さ位置を容易か
つ正確に調節することができるという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化したミシンにおいて針と釜と
のタイミング調節を説明するための部分断面図、第2図
はミシンの駆動構成を示す斜視図、第3図は釜の側面
図、第4図は制御回路を示すブロック図、第5図(a)
〜第5図(c)は針棒高さの設定動作を説明するための
部分断面図、第6図は同じく針棒高さの設定動作を説明
するためのフローチャートである。 4……駆動軸としての上軸、7……ミシン用モータ、8
……針棒、11……針、11a……針孔、12……動力変換機
構、13……天秤クランク、15……針棒抱き、19……釜、
21……剣先、22……基準面、41……制御手段及び演算手
段を構成するCPU、46……入力手段としてのデータ入力
装置、47……検出手段としての位置検出用センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩崎 利昭 愛知県名古屋市瑞穂区堀田通9丁目35番 地 ブラザー工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−151087(JP,A) 特公 昭60−15356(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D05B 55/00 D05B 69/24 D05B 69/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータ(7)によって回転される駆動軸
    (4)と、 下端に針(11)を有し、前記駆動軸(4)の回転に伴い
    天秤クランク(13)、針棒クランクロッド(16)、針棒
    抱き(15)を含む動力変換機構(12)を介して上下動さ
    れるように、針棒抱き(15)に上下位置調節可能に連結
    された針棒(8)と、 前記駆動軸(4)の回転に伴って同期回転され、かつ剣
    先(21)及びその剣先(21)に対し半径方向に所定間隔
    をおいて配設された基準面(22)を有する釜(19)とを
    備え、 前記針(11)と釜(19)との協働により本縫い縫目を形
    成するようにしたミシンにおいて、 前記駆動軸(4)の回転に伴い針棒(8)が前記針棒ク
    ランクロッド(16)の下死点と対応する最下位置(Pd)
    から上昇される過程におけるデータ、つまり釜(19)と
    剣先(21)の先端が釜の回転軸線方向からみて針(11)
    の中心軸線と一致するのに適した位置までの針(11)の
    最下位置(Pd)からの上昇量(a)、釜(19)の剣先
    (21)の先端が針(11)の中心軸線と一致した時点にお
    ける剣先(21)から針孔(11a)上縁までの間隔
    (b)、及び針孔(11a)上縁から針(11)先端までの
    間隔(c)を入力する入力手段(46)と、 その入力手段(46)により入力されたデータ及び釜(1
    9)の基準面(22)から剣先(21)までの半径方向の間
    隔(r−R)に基づいて、針(11)の先端が釜(21)の
    基準面(22)と一致したときの針棒(8)の最下位置
    (Pd)からの上昇量を演算する演算手段(41)と、 前期駆動軸(4)の回転位置を検出する検出手段(47)
    と、 その検出手段(47)の検出信号に基づき、前記針棒
    (8)が最下位置(Pd)から演算手段(41)により演算
    された上昇量だけ上昇されるのに相当する回転量分、駆
    動軸(4)が回動されたのを確認し、前記モータ(7)
    による駆動軸(4)の回転を停止させてその回動位置に
    静止させる制御手段(41)とを設け、 前記駆動軸(4)の静止状態で、前記針棒(8)に固定
    された針(11)若しくは針(11)と同一長さのゲージの
    先端が釜(19)の基準面(22)と当接するように、針棒
    抱き(15)に対する針棒(8)の取付位置を上下調節す
    るようにしたことを特徴とするミシン。
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