JPH0349796A - 布縁倣い縫ミシン - Google Patents

布縁倣い縫ミシン

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JPH0349796A
JPH0349796A JP1185651A JP18565189A JPH0349796A JP H0349796 A JPH0349796 A JP H0349796A JP 1185651 A JP1185651 A JP 1185651A JP 18565189 A JP18565189 A JP 18565189A JP H0349796 A JPH0349796 A JP H0349796A
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JP
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sewing
needle
cloth
edge
detector
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JP1185651A
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English (en)
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Takafumi Tanaka
隆文 田中
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B35/00Work-feeding or -handling elements not otherwise provided for
    • D05B35/10Edge guides
    • D05B35/102Edge guide control systems with edge sensors
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05DINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES D05B AND D05C, RELATING TO SEWING, EMBROIDERING AND TUFTING
    • D05D2207/00Use of special elements
    • D05D2207/05Magnetic devices
    • D05D2207/06Permanent magnets

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は布縁倣い縫ミシンに関し、特に加工布の角部で
設定倣い幅を自動的に再設定するようにしたものに関す
る。
〔従来技術〕
一般に、加工布の右端から所定路離隔てた位置に縫目を
形成するようにした布縁倣い縫ミシンは既に知られてい
る。
例えば、本願出願人の先の出願に係る特開昭62−22
1389号公報には、布端検出器を布端に追従させるよ
うに制御しつつ、設定された倣い幅に対応する位置に縫
目を形成するようにした布縁倣い縫ミシンが記載されて
いる。
従来、加工布の角部を倣い縫する場合、オペレ−タは、
倣い縫の角となる所定位置に付した印の近傍位置におい
て縫針を針下位置で倣い縫を一旦中断し、加工布を所定
の方向に回転させて倣い縫を再開する。このとき、従来
の倣い縫ミシンでは倣い縫再開時の倣い幅が設定された
倣い幅と合致していないときには、倣い縫再開後数計で
その誤差を徐々に修正するように制御している。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述したように、加工布の角部における倣い幅誤差を数
計で徐々に修正するので、角部の縫目が部分的に湾曲し
例えば襟先の地縫いを実行後布を裏返したとき、襟先の
角が綺麗に形成されないこと、角部のステッチが布端に
正確に倣っておらずステッチ纏いの品質が低下すること
、などの問題がある。
本発明の目的は、加工布の角部における倣い縫の品質を
向上し得るような布縁倣い縫ミシンを提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る布縁倣い縫ミシンは、第1図の機能ブロッ
ク図に示すように、上昇位置と加工布を押える下降位置
とに位置切換え可能な押え棒と、下端に縫針が取付けら
れ上下動可能な針棒と、針棒と加工布との相対位置を加
工布の送り方向と直交する方向に変化させるために駆動
されるアクチュエータと、縫針の上下動に調時してアク
チュエータを制御する制御手段と、ミシンのベッド面上
の布端を検出する布端検出手段と、加工布の布端から針
落ち位置までの倣い幅を設定する倣い幅設定手段と、布
端検出器からの出力信号に基いて倣い幅設定手段で設定
された倣い幅設定値で倣い縫するように制御手段に指令
する縫製位置制御手段とを備えた布縁倣い縫ミシンにお
いて、縫針の針下位置を検出する第1検出器と、押え棒
の上昇位置を検出する第2検出器と、倣い幅設定手段に
設けられ、第1検出器及び第2検出器の検出信号に基い
て押え棒が上昇位置で縫針が針下位置のときに布端検出
器で検出された右端から針落ち位置までの倣い幅を新規
な倣い幅設定値とする倣い幅変更手段とを備えたもので
ある。尚、前記アクチュエータは針棒を送り方向と直交
する方向に揺動させる針棒揺動用ステッピングモータで
あってもよくまた加工布を針棒の揺動方向と同様の方向
に移動させるための横送り用ステッピングモータであっ
てもよい。
〔作用〕
本発明に係る布縁倣い縫ミシンにおいては、縫製位置制
御手段は布端検出器からの出力信号に基いて倣い幅設定
手段で設定された倣い幅設定値で倣い縫するように駆動
制御手段に指令するので、制御手段がアクチュエータを
制御して倣い縫が実行される。
一方、倣い幅設定手段に設けられた倣い幅変更手段は、
加工布の角部を倣い縫するために加工布を所定の方向に
回転させたとき、第1検出器及び第2検出器の検出信号
に基いて押え棒が上昇位置で縫針が針下位置となるのを
検出し、布端検出器で検出された布端から針落ち位置ま
での倣い幅を新規な倣い幅設定値とする。その結果、縫
製位置制御手段はこの新規な倣い幅設定値で倣い縫する
ように制御手段に指令する。
〔発明の効果〕
本発明に係る布縁倣い縫ミシンによれば、以上説明した
ように、第1検出器と第2検出器と倣い幅変更手段を設
けたことにより、加工布の角部の地縫いやステッチ縫い
の品質を格段に向上させることができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例について図面に基いて説明する。
本実施例は布縁倣い縫可能な電子制御式ジグザグミシン
に本発明を適用したものである。
第2図〜第4図に示すように、ミシンMのアーム部2内
には、針棒上下駆動装置と針棒揺動駆動装置とが組込ま
れ、これらの装置は通常のミシンのものと同様でありそ
の概要を説明すると、頭部4に固着された支持部6には
、針棒台7がその上端部で枢支ピン8により揺動可能に
枢支され、この針棒台7には針棒9が上下動可能に支持
されており、針棒9の下端には縫針10が取付けられて
いる。
針棒9は針棒抱き11やミシン主軸44などを介してミ
シンモータ155(第13図参照)に連結されており、
ミシンモータ155の回転により針棒9及び縫針10が
上下往復運動するようになっている。前記針棒台7の下
端部は連杆12を介して針棒揺動用ステッピングモータ
135(第13図参照)に連結され、ステッピングモー
タ135の駆動により針棒台7及び針棒9を介して縫針
10が揺動するようになっている。針棒9の直ぐ後方に
配設された押え捧31は図示外の操作部材により第4図
に実線で示す上昇位置と加工布Wを送り歯48との間で
押える下降位置(仮想線で図示)とに亙って位置切換え
可能に機枠5に支持されている。この押え捧31の下端
には押え足32が取付けられ、その途中部にはピン33
が取付けられ、押え棒31が上昇位置に切換えられたと
きには機枠5に固着された押え足スィッチ34をこのピ
ン33で作動させるようになっている。
次に、布端検出装置について説明する。
前記針棒台7の下端部の直ぐ前方と後方とに、頭部4か
ら左方へ水平に延出する案内部材13・14が頭部4に
夫々固着され、針棒台7の下端部は案内部材13及び案
内部材14とに挟持案内されている。布端検出器18は
、支持部材77に所定の角度で左右対称に取付けられた
赤外線を放射する発光素子19と赤外線の反射光を受光
する受光素子20とからなり、赤外線のみの通過を許す
光学フィルタ21は受光素子20の直ぐ下方位置で支持
部材17に取付けられている。また、前記支持部材17
の画素子19・20の後方部には、左右方向に延びるガ
イド軸22が挿通し、左右方向に延び支持部材17に螺
合したスピンドル軸23がガイド軸22と平行に配設さ
れ、ガイド軸22及びスピンドル軸23の左端部は案内
部材14に固着の取付部材15に夫々回転可能に支持さ
れ、それらの右端部は案内部材14に固着の取付部材1
6に夫々回転可能に支持されている。更に、スピンドル
軸23の右端部は頭部4に取付けられた布端検出用モー
タ24の駆動軸に固着されている。
従って、モータ24によりスピンドル軸23を介して支
持部材17が再取付部材15・16間を左右方向に移動
可能である。
摺動型の可変抵抗器からなる布端位置検出器25は支持
部材17の直ぐ上方位置で案内部材14に固着されてい
る。布端位置検出器25の摺動部26は支持部材17か
ら上方に突出した連結突部27に連結されている。従っ
て、布端位置検出器25は、支持部材17の左右方向へ
の移動に伴う摺動部26の移動により布端検出器18の
現在位置に対応する布端位置電圧Vdを出力する。
縫針10の下方に位置する針板28の部分には、左右方
向に長い針孔29が形成され、支持部材17の下方に位
置する針板28の部分には矩形の反射面30が形成され
て、−発光素子19から放射された赤外線を受光素子2
0に向かって反射させ、受光素子20は反射面30で反
射した赤外線の量に応じて検出電圧Vsを出力する。
前記頭部4には、縫製運転を開始或いは停止するための
起動・停止ボタン136が設けられ、御柱部3の機枠5
には所望の縫製模様を選択するテンキーからなる模様選
択スイッチ137、加工布Wの送り量を調節する送り量
調節ツマミ141、縫針10の揺動量を調節する針揺動
量調節ツマミ144、縫製速度を設定するスピード調節
ツマミ147、布端からの倣い幅を設定する倣い幅設定
ツマミ150、倣い縫を指令するための倣い縫ボタン1
39、倣い幅設定値を表示する表示器35などが設けら
れている。
次に、針棒9の上下動を一時的に停止させる針棒クラッ
チ機構110について第5図〜第7図に基いて説明する
前記アーム部2内で左右方向に配設されミシンモータ1
55で回転されるミシン主軸44の左端部近傍には円筒
状のセットカラー111がミシン主軸44に外嵌されて
ビスで固着され、このセットカラー111の外周部の一
箇所にはその左右方向の全幅に亙って凹部112が形成
されている。
セットカラー111の左端部にはクランク板113が回
転自在に外嵌され、セットカラー111及びクランク板
113の左端面に当接して天秤クランク114がミシン
主軸44に回転自在に外嵌され、クランク板113は天
秤クランク114に固着され、天秤クランク114はミ
シン主軸44の左端部に取付けたストップリング115
で抜止めされている。
前記クランク板113の右側面には湾曲状のクラッチ板
117の基端部がクランク板113に固着したピン11
6でミシン主軸44と直交する面内で回動自在に枢支さ
れている。このクラッチ板117の基端部近傍には凹部
112に係合し得る凸部118が形成され、引っ張りバ
ネ119によってクラッチ板117はその凸部118が
凹部112に係合する方向に付勢されている。従って、
ミシン主軸44の回転により凹部112と凸部118と
の係合を介してクラッチ板117が回転し、クランク板
113及び天秤クランク114が回転する。尚、符号1
20は天秤クランク114のクランクピン121に連結
された針棒クランク、符号122は天秤である。
前記凹部112と凸部118との係合を解除して天秤ク
ランク114の回転の停止により針棒9をその最上位置
に一時的に停止させるために、機枠5に固着した取付板
123上には左右方向向きにソレノイド124が固着さ
れ、このソレノイド124の出力軸125はピン134
で回動可能な回動レバー126の基端部に連結され、そ
の先端部の二股部127はスライド板12Bのピン12
9に係合している。前記取付板123に固着された支持
板130には1対のピン131が取付けられ、両ビン1
31はスライド板128に形成された1対の長穴132
に夫々係合し、スライド板128はピン131の頭部で
規制されて左右方向にのみ移動可能になっている。更に
、スライド板128と支持板130とに引っ張りバネ1
33が張架され、スライド板128は常に右方に付勢さ
れている。
ミシン主軸44が回転中にこのソレノイド124が駆動
されると、回動レバー126がバネ133のバネ力に抗
して第5図にて反時計方向に回転してスライド板128
が左方の作用位置へ移動し、針棒9が略最上位置のとき
にクラッチ板117の先端部がスライド板128の先端
部に当接するので、ミシン主軸44の回転によりクラッ
チ板117が第7図に2点鎖線で示す不作動位置に回動
して凹部112と凸部118との係合が解除され、針棒
9はミシン主軸44の回転に拘らず最上位置に保持され
る。ソレノイド124の駆動が停止されるとスライド板
128はバネ133のバネ力で不作用位置に復帰するの
で、ミシン主軸44の略0度の位相のときにバネ119
のバネ力によりクラッチ板117は作用位置に復帰して
凹部112と凸部118とが再び係合し、針棒9の上下
動が再開される。
次に、ベッド部1内に設けられた上下送り駆動装置及び
前後送り駆動装置について、第8図〜第12図に基いて
説明する。
ベッド部1の底部近傍には左右方向に延びる板状のベー
スプレート40が機枠5に固着され、ベッド部10前後
方向の略中央で左右方向に延びる下軸41は、このベー
スプレート40に固着され且つ上方に延びる複数の軸受
部42で回転自在に支持されている。下軸41の右端部
にはプーリ43が取付けられ、このプーリ43とミシン
主軸44に取付けたプーリとにタイミングベルト45が
掛装され、下軸41はミシン主軸44の回転によりタイ
ミングベルト45及びプーリ43を介してミシン主軸4
4と同期して回転される。
ベースプレート40の右端部近傍には正面視略U字状で
前後方向に延びるチャンネル部材46が固着され、この
チャンネル部材46の左端の側壁47は前方に突出して
おり、この側壁47には送り歯4日を前後動させるため
の送り用ステッピングモータ49が取付けられている。
ベースプレート40の前端近傍部にはベースプレート4
0の左右方向の中央よりやや左方寄りからチャンネル部
材46に亙り固定軸50が左右方向向きに配設され、こ
の固定軸50はその左端部においてベースプレート40
に固着された軸受部51にビス52で取付けられるとと
もに、その右端部はチャンネル部材46の左右両側壁4
7に固着されている。
第1揺動部材53はその下部に形成した1対の枢支部5
4に固定軸50を挿通させることにより固定軸50回り
に揺動自在に支持されている。更に、固定軸50と平行
に配設された軸55は左右両端部において第1揺動部材
53の上部に形成した1対の支持部56に夫々取付けら
れている。
第12図に示すように、側面視略し字状で第1揺動部材
53とチャンネル部材46との間に配設された揺動駆動
部材57はその基端部に固定軸50を挿通して回動自在
に枢支され、前方に延びる駆動腕58の前端部には湾曲
状にセクタギヤが形成され、このセクタギヤは前記送り
用ステッピングモータ49の出力軸に固着した駆動ギヤ
59と噛み合っている。尚、符号108は揺動駆動部材
57の原点位置を決定するためのセンサである。
この揺動駆動部材57の揺動腕60はビス61で第1揺
動部材53に締結されている。従って、送り用ステッピ
ングモータ49を駆動させると、揺動駆動部材57及び
第1揺動部材53が固定軸50を中心として一体的に回
動する。
一方、ベースプレート40の後端近傍部にはその左右方
向の中央部分に固定軸62が左右方向向きに配設され、
この固定軸62はベースプレート40に固着された1対
の台座63にビス64で取付けられている。第2揺動部
材65はその下部に形成した1対の枢支部66・67に
固定軸62を挿通させることにより固定軸62回りに揺
動自在に支持されている。更に、固定軸62と平行に配
設された軸68は第2揺動部材65の上部に形成した1
対の支持部69に夫々取付けられている。
第1揺動部材53の揺動を第2揺動部材65に伝達する
ための連結部材70には3つの枢支部71・72・73
が形成され、枢支部71には軸55が挿通され、枢支部
73には軸68が挿通されるとともに枢支部72の右半
部骨に形成した軸穴に軸68の左端部が嵌合されている
。従って、第1揺動部材53が揺動するのに伴って連結
部材70が前後方向に移動し、軸68を介して第2揺動
部材65が揺動する。尚、連結部材70が軸68に対し
て左右方向に移動しないように、軸68に挿通した固定
輪74が枢支部73に左方から当接して軸68に固着さ
れている。
送り歯48は送り台75にビス76で固着され、送り台
75の右端部で下方へ延びる第1脚部77はその下端部
に形成されたU字状の切欠部で鉛直軸回りの回転を防止
し、送り台75の左端部で下方へ延び且つ水平に曲げた
第2脚部78の下端部には上下方向向きの駆動ビン79
を挿通させる挿通孔80が形成されている。また、挿通
孔80に対向する送り台75及び送り歯48の位置にも
駆動ピン79が挿通し得る挿通孔81が形成されている
。立向きの駆動ピン79は枢支部72を挿通し且つ両押
通孔80・81に嵌合した状態で枢支部72にビス止め
されている。従って、第2揺動部材65の前後方向の揺
動により駆動ピン79及び送り台75を介して送り歯4
8が前後方向に移動する。
前記送り台75の直く左方には前後方向向きに揺動レバ
ー82が配設され、この揺動レバー82の前端部はビン
83でベースプレート40に回動可能に枢支され、その
後端部にはビン84を介して略球状の上下動部材85が
取付けられている。
前記下軸41の揺動レバー82に対向する位置に偏心カ
ム86が固着されており、下軸41の回転に伴い偏心カ
ム86のカム形状にょす揺動レバー82はビン83を揺
動中心として上下方向に揺動する。更に、前記第2脚部
78には側面視り字状の取付板87の鉛直部がビス止め
され、その水平部は上下動部材85に上方がら当接可能
になっている。取付板87を上下動部材85に常に上方
から押圧させるために、枢支部72と第2脚部78との
間の駆動ピン79の部分には圧縮ハネ88が外装されて
いる。その結果、下軸41の回転により揺動レバー82
を介し、て上下動部材85が上下動するのに伴って、取
付板87を介して送り台75つまり送り歯48が上下動
する。これに調時して、送り歯48が上昇したとき及び
下降したときに送り用ステンピングモータ49の駆動に
より送り歯48が前後移動する。
次に、横送り駆動装置89について、第8図〜第12図
に基いて説明する。
前記固定軸62に環状の1対の摺動部材91・92が夫
々摺動可能に外装され、正面視略コ字状の可動部材93
の左右の支持部94がこれらの摺動部材91・92に回
動可能に夫々枢支され、可動部材93の可動部95はベ
ースプレート40に形成した矩形状の切欠部96内に位
置し、可動部95の下端面はベースプレート40より下
方に僅かに突出している。摺動部材91の左端を枢支部
66の右端に当接させた状態で、枢支部66にビス97
で固着した取付板98の二股部99を摺動部材91の右
端で前方へ折り曲げることにより、枢支部66と摺動部
材91とが一体化され、第2揺動部材65は枢支部66
を介して可動部材93と同期して固定軸62に沿って左
右方向へ移動可能になっている。一方、可動部材93の
下面にはその長さ方向の中央部でピン100が固着され
、このピン100を左右方向へ移動させるために揺動ア
ーム101が第11図に示すように配設されている。
揺動アーム101の左端部はピン102でベースプレー
ト40に回動自在に枢着され、この左端部には後方へ突
出した二股状の出力部103が形成されており、引っ張
りバネ104のバネ力によりピン100はこの出力部1
03の二股状部分に係合している。更に、揺動アーム1
01の右端部の湾曲状の拡大部105にはギヤが形成さ
れており、このギヤはベースプレート40に固着された
横送り用ステッピングモータ90の出力軸の駆動ギヤ1
06に噛み合っている。従って、モータ90の駆動によ
り駆動ギヤ106を介して揺動アーム101が回動する
のに伴って出力部103が揺動してピン100つまり可
動部材93が左右方向に移動し、第2揺動部材65と連
結部材70及び駆動ピン79を介して送り歯48が左右
方向に移動する。この送り歯48の左右方向への移動に
より加工布Wが横送りされる。
次に、ミシンMの制御系の全体構成について、第13図
のブロック図に基いて説明する。
制御装置Cの入出力インターフェイス161には駆動回
路156〜160・180・181を介してモータやソ
レノイドなどが接続され、A/D変換器142・145
・148・151・152・182を介して調節ボリュ
ームが接続され、倣い縫スイッチ139a、模様選択ス
イッチ137、布送りタイミング信号発生器153、針
揺動タイミング信号発生器154、押え足スィッチ34
、縫針10の針下位置と計上位置とを検出する針位置検
出器183から夫々スイッチ信号やタイミング信号が入
力される。
制御装置CはCPU (中央演算装置)163と、その
CPU163にデータバスなどのバス162を介して接
続された入出力インターフェイス161、ROML64
及びRAM170とから構成されている。
ROMI 64には、次のようなデータやプログラムが
予め格納されている。
(1)  文字や記号やマークなどの多数の縫目模様の
夫々について各縫い動作毎の針位置データを模様番号と
対応させて記憶した縫目模様データ(2)  スピード
ボリューム147aから出力される設定速度信号と起動
・停止スイッチ136aから出力される起動信号及び停
止信号に基いてミシンモータ155を制御する制御■プ
ログラム(3)選択された模様データに基いて針揺動タ
イミングのときに針棒揺動用ステンピングモータ135
を制御し、送りタイミングのときに送り用ステッピング
モータ49及び横送り用ステッピングモータ90を制御
する制御プログラム (4)倣い縫スイッチ139aからの倣い縫信号に基い
て開始される布縁倣い縫制御プログラムこの布縁倣い縫
制御プログラムには、次のようなデータやサブルーチン
が予め格納されている。
(H)針棒9を揺動させずにその揺動範囲の中央に固定
させる針棒制御サブルーチン (ii )布端検出器18の発光素子19から放射され
る赤外線を加工布Wの布端に追従させるための受光量し
きい値に相当する基準値データDe(iii )布端検
出器18の受光素子20からの検出電圧Vsに相当する
検出データDsと基阜値データDeとの差が略零となる
ように布端検出用モータ24を駆動する駆動量及び駆動
方向を指令する布端検出サブルーチン (iv )第14図に示すように、反射面3oの全幅に
相当する検出範囲に対応する検出範囲データDc(v 
) Dc/2=Dw+Dd(7)関係式ニヨリ、iJk
設定すべき倣い幅検出データSwをSw= (Dc/2
−Dd)により演算する演算サブルーチン。但し、D−
は倣い幅設定ボリューム150aから入力された倣い幅
電圧V−に相当する倣い幅設定データ、Ddは布端位置
検出器25から入力された布端位置電圧νdに相当する
布端位置データ。
(vi)横送り用ステッピングモーフ90の横送り最大
ピッチA(例えば、約0.6am)RAM170には、
ソレノイド124が駆動したときにセットされるソレノ
イドフラグLPを格納するソレノイドフラグメモリ17
1、ミシンモータ155の駆動が停止されたときにセッ
トする停止フラグSFを格納する停止フラグメモリ17
2、新規の倣い幅を設定する必要があるときにセットさ
れる倣い幅設定フラグNFを格納する倣い幅設定フラグ
メモリ173、倣い幅設定データを格納する倣い幅デー
タメモリ174、CPU163で演算処理した結果を一
時的に記憶する各種のメモリとが設けられている。
次に、ミシンMの制御装置Cで行なわれる布縁倣い縫制
御のルーチンについて、第15図のフローチャートに基
いて説明する。尚、図中5i(i−1,2,3・・)は
各ステップである。この制御は微小時間毎に実行され、
布送りタイミングのときに加工布Wの前後送りと横送り
が実行される。
但し、この制御力く開始されると直線纏いが強制的に選
択される。
倣い縫スイッチ139aを倣い縫側に切換えると、布端
検出サブルーチンにより布端検出器18が布端を追従す
るように制御Bされるとともにこの制御が開始され、ミ
シンモータ155に出力される駆動信号に基いてミシン
の運転が停止されているときには(Sl−S2)、停止
フラグSFがセットされ(33〜・S4)、押え足スィ
ッチ34がらの押え定信号に基いて押え足32が上昇位
置でしかも針位置検出器183からの針位置信号に基い
て縫針10が計上位置のとき、つまり新規の倣い縫を開
始するときには(S5〜S8)、倣い幅設定フラグNF
がリセットされ(S9)、倣い幅設定データDwが読込
まれて倣い幅データメモリ174に格納されるとともに
表示器35に表示され(510)、リターンする。
倣い縫が開始された後送りタイミングのときには(31
〜S2・512)、停止フラグSFがリセットされ(8
13〜514)、倣い幅設定フラグNFがセットされて
いないので(315)、布端位置検出器25からの布端
位置データDdが読込まれ(S16:l、検出範囲デー
タDcと布端位置データDdとに基いて倣い幅検出デー
タS−を求める一方、倣い幅設定データDwに対する倣
い幅検出データSwの増減量つまり倣い幅の増減量Qが
演算され(S17)、SL8〜326により倣い縫の計
画ら位置が決定される。即ち、増減量Qが横送りピンチ
A以上のときには(S18)、ソレノイド124を駆動
してソレノイドフラグLPをセットする(319〜S2
1)。その結果、スライド板128が左方”移動してク
ラッチ板117と係合し得る位置に保持される。次に、
送り量が「o」となるように送り用ステッピングモータ
49が駆動され且つ横送り量がAとなるように横送り用
ステッピングモータ90が駆動され(322)、リター
ンする。この加工布Wの横送り実行中にミシン主軸44
の位相が略O度となって縫針1oがその最上位置に到達
したときに、スライド板128とクラッチ板117とが
係合して縫針1o及び天秤122の上下動が停止する。
そして、318〜S22を繰り返して増減量Qが横送り
ピッチAより小さくなったときには、ソレノイド124
の駆動を停止させてソレノイドフラグLFをリセットす
る(323〜525)。これにより、スライド板128
はもとの不作用位置に復帰するので、スライド板128
とクラッチ板117との係合が解除される。
次に、送り量調節ボリューム141aがらの送り量調節
信号に基いた送りflBとなるように送り用ステッピン
グモータ49が駆動され且つ横送り量が増減IQとなる
ように横送り用ステッピングモータ90が駆動される(
S26)。尚、布送りが実行中にセットカラー111の
凹部112とクラッチ板117の凸部118とが係合し
て縫針10及び天秤122の上下動が開始されて倣い縫
が開始される。
一方、例えば第14図に示すように、加工布Wの直角の
角部を倣い縫するために、予め印を付けた位置の近傍に
おいて縫針10が針下の位置で倣い縫を中断した後押え
棒31を上昇位置に切換えると、S6及びS8で夫々Y
esと判定され、倣い縫設定フラグNFがセットされる
(Sit)。そして、例えば第16図に示すように加工
布Wを反時計方向に90度回転させて倣い縫を再開する
と315でYesと判定され、布端位置データDdが読
込まれ(S27)、検出範囲データDcとこの布端位置
データDdとに基いて倣い幅検出データSwが新規の倣
い幅として演算され(32B)、求められた新規の倣い
幅設定データS−が倣い幅データメモリ174に格納さ
れるとともに、そのデータの数値が表示器35に表示さ
れ(S29)、倣い幅設定フラグNFをリセットしく5
30)、送り量がBで横送り量が「0」となるようにス
テッピングモータ49・90が夫々駆動される(S31
)。
そして、新規の倣い幅で倣い縫が実行される。
以上説明したように、加工布Wの角部を倣い縫する場合
、角部以降を布端から縫針10の位置までの倣い幅を新
規な倣い幅設定値として倣い縫するので、角部における
地縫いやステッチ縫いの品質が格段に向上する。
尚、本発明を横送り駆動装置を備えていない電子制御式
ジグザグミシンに適用することが可能である。その場合
、第17図に示すように検出範囲と縫針10の揺動範囲
との差に相当する基準データDaを記憶し、縫針10の
最大揺動の左端から縫目形成位置までの距離つまり針位
置データDpをOp= Dc −Dd −Da −Dw
の演算式で求めるようにしてもよい。
尚、本実施例の横送り駆動装置は1例に過ぎず、種々の
構成からなる横送り装置であっても本発明を適用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す機能ブロック図、第2図〜
第17図は本発明の実施例を示すもので、第2図は頭部
の内部機構を示すミシンの斜視図、第3図は頭部の要部
縦断面図、第4図は第3図■−■線断面図、第5図は針
棒クラッチ機構の平面図、第6図は針棒クラッチ機構の
正面図、第7図は第6図■−■線断面図、第8図はミシ
ンのベッド部に組み込まれた内部機構の平面図、第9図
は同内部機構の正面図、第10図は同内部機構の背面図
、第11図は同内部機構の要部底面図、第12図は同内
部機構の左側面図、第13図はミシンの制御系のブロッ
ク図、第14図は倣い縫における針落ち位置制御を説明
する説明図、第15図は布縁倣い縫制御のルーチンの概
略フローチャート、第16図は加工布の角部を倣い縫す
るときの第14図相当図、第17図は変形例に係り横送
り駆動装置を備えていないミシンに本発明を適用する場
合の針位置制御を説明する説明図である。 M・・ミシン、 9・・針棒、 18・・布端検出器、
  24・・布端検出用モータ、  25・・布端位置
検出器、 31・・押え棒、 34・・押え足スィッチ
、  44・・ミシン主軸、  48・・送り歯、 4
9・・送り用ステッピングモータ、 53・・第1揺動
部材、 65・・第2揺動部材、 89・・横送り駆動
装置、 90・・横送り用ステッピングモータ、  1
35・・針+1揺動用ステンピングモータ、  139
a・・倣い縫スイッチ、  150a・・倣い幅設定ボ
リューム、  163・・CPU、  164・・RO
M。 170・・RAM、   174・・倣い幅データメモ
リ、  183・・針位置検出器、 C・・制御装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上昇位置と加工布を押える下降位置とに位置切換
    え可能な押え棒と、下端に縫針が取付けられ上下動可能
    な針棒と、前記針棒と加工布との相対位置を加工布の送
    り方向と直交する方向に変化させるために駆動されるア
    クチュエータと、縫針の上下動に調時して前記アクチュ
    エータを制御する制御手段と、ミシンのベッド面上の布
    端を検出する布端検出手段と、前記加工布の布端から針
    落ち位置までの倣い幅を設定する倣い幅設定手段と、前
    記布端検出器からの出力信号に基いて倣い幅設定手段で
    設定された倣い幅設定値で倣い縫するように制御手段に
    指令する縫製位置制御手段とを備えた布縁倣い縫ミシン
    において、前記縫針の針下位置を検出する第1検出器と
    、前記押え棒の上昇位置を検出する第2検出器と、前記
    倣い幅設定手段に設けられ、第1検出器及び第2検出器
    の検出信号に基いて押え棒が上昇位置で縫針が針下位置
    のときに布端検出器で検出された布端から針落ち位置ま
    での倣い幅を新規な倣い幅設定値とする倣い幅変更手段
    とを備えたことを特徴とする布縁倣い縫ミシン。
JP1185651A 1989-07-18 1989-07-18 布縁倣い縫ミシン Pending JPH0349796A (ja)

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