JP2891616B2 - 仮ラベル割付処理方式と実ラベル割付処理方式 - Google Patents

仮ラベル割付処理方式と実ラベル割付処理方式

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JP2891616B2
JP2891616B2 JP5237552A JP23755293A JP2891616B2 JP 2891616 B2 JP2891616 B2 JP 2891616B2 JP 5237552 A JP5237552 A JP 5237552A JP 23755293 A JP23755293 A JP 23755293A JP 2891616 B2 JP2891616 B2 JP 2891616B2
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    • G06V10/44Local feature extraction by analysis of parts of the pattern, e.g. by detecting edges, contours, loops, corners, strokes or intersections; Connectivity analysis, e.g. of connected components
    • G06V10/457Local feature extraction by analysis of parts of the pattern, e.g. by detecting edges, contours, loops, corners, strokes or intersections; Connectivity analysis, e.g. of connected components by analysing connectivity, e.g. edge linking, connected component analysis or slices

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、処理対象の2値化画像
に含まれる画像部分に対して、仮ラベルを割り付けるよ
う処理する仮ラベル割付処理方式と、仮ラベルの割り付
けられた2値化画像に対して、実ラベルを割り付けるよ
う処理する実ラベル割付処理方式とに関し、特に、高速
に仮ラベルを割り付けることを実現する仮ラベル割付処
理方式と、高速に実ラベルを割り付けることを実現する
実ラベル割付処理方式とに関する。
【0002】画像中の複数の領域を分離区別するラベリ
ング処理は、図16に示すように、閉領域の画像部分に
異なる実ラベルを割り付ける処理を行うものであって、
画像データ処理の中の最も重要な処理の1つであり、そ
の高速化が強く叫ばれている。
【0003】
【従来の技術】本発明に関係するラスタ走査型ラベリン
グ処理では、先ず最初に、1回目のラスタ走査で、背景
でない画像部分に仮ラベルを割り付けるとともに仮ラベ
ル間の接続関係を検出し、次に、この接続関係を整理す
ることで、仮ラベルから実ラベルへの変換テーブルを作
成し、続いて、2回目のラスタ走査で、変換テーブルを
参照しながら仮ラベル画像を実ラベル画像に変換する処
理を行う。
【0004】例えば、図17(a)に示す2値化画像を
処理対象とする場合には、1回目のラスタ走査で、背景
でない画像部分について、注目画素が仮ラベルの割り付
けられた画素に接続する場合には、その仮ラベルを注目
画素に割り付けていくとともに、仮ラベルの割り付けら
れた画素に接続しない場合には、新たな仮ラベルを注目
画素に割り付けていくことで、図17(b)に示すよう
な仮ラベルを割り付けるとともに、仮ラベル1は仮ラベ
ル2,3と接続するといった図18(a)に示すような
接続関係を検出する。ここで、背景には通常ラベル0が
割り付けられることになる。
【0005】次に、この接続関係を整理することで、仮
ラベル1はどの仮ラベルとも接続せず、仮ラベル2は仮
ラベル1と接続し、仮ラベル3は仮ラベル1と接続し、
仮ラベル4はどの仮ラベルとも接続せずといったような
図18(b)に示す接続テーブルを作成して、この接続
テーブルを更に整理することで、仮ラベル1には実ラベ
ル1、仮ラベル2には実ラベル1、仮ラベル3には実ラ
ベル1、仮ラベル4には実ラベル2を割り付けるといっ
たような図18(c)に示す変換テーブルを作成する。
ここで、背景には実ラベル0が割り付けられることにな
る。
【0006】続いて、2回目のラスタ走査で、この変換
テーブルを参照しながら仮ラベル画像を実ラベル画像に
変換することで、図19に示すように実ラベルを割り付
けるのである。
【0007】このようなラスタ走査型ラベリング処理を
実行する場合、従来では、注目画素の周辺に図20に示
すようなウィンドウを設定して、このウィンドウを水平
走査方向/垂直走査方向に1画素ずつずらしながら、こ
のウィンドウ内に含まれる画素,,,が仮ラベ
ルを持っているのか否かを判断することで、注目画素に
割り付ける仮レベルを決定していくという方法を採って
いた。
【0008】そして、上述したように、従来のラスタ走
査型ラベリング処理では、仮ラベルを実ラベルに変換し
ていくときには、処理対象となる画像全体をラスタ走査
していくという方法を採っていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術に従っていると、図20に示すようなウィ
ンドウを水平走査方向/垂直走査方向に1画素ずつずら
しながら、1つずつ注目画素について仮ラベルを割り付
けていかなくてはならないことから、仮ラベルの割り付
けに時間を要するという問題点があった。
【0010】また、このような従来技術に従っている
と、仮ラベルから実ラベルに変換していく際に、背景部
分のメモリもアクセスする必要があることから、実ラベ
ルの割り付けに時間を要するという問題点があった。
【0011】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、処理対象の2値化画像に含まれる画像部分に
対して、高速に仮ラベルを割り付けることを実現する新
たな仮ラベル割付処理方式の提供と、仮ラベルの割り付
けられた2値化画像に対して、高速に実ラベルを割り付
けることを実現する新たな実ラベル割付処理方式の提供
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1(a)に、本発明の
仮ラベル割付処理方式を具備する画像処理装置1の原理
構成、図1(b)に、本発明の実ラベル割付処理方式を
具備する画像処理装置1の原理構成を図示する。
【0013】図1(a)に原理構成を図示する画像処理
装置1は、処理対象画像格納手段2と、ウィンドウ制御
手段3と、管理手段4と、特定手段5と、検索手段6
と、割付手段7とを備える。
【0014】この処理対象画像格納手段2は、仮ラベル
の割付対象となる2値化画像を格納する。ウィンドウ制
御手段3は、水平走査方向に複数画素、垂直走査方向に
2画素の大きさを持つウィンドウを、水平走査方向には
オーバーラップすることなく移動するとともに、垂直走
査方向には1画素ずつずらして移動することで、処理対
象の2値化画像から部分画像を切り出す。
【0015】管理手段4は、ウィンドウ内の画素の示す
2値化パターンにより規定される性質を有して、ウィン
ドウの下段列の各画素に割り付ける仮ラベルの割付方法
を記述する複数のラベル割付ルール8を管理するととも
に、2値化パターンとこのラベル割付ルール8との対応
関係を管理する。ここで、管理構成を簡略なものとする
ために、この2値化パターンを数値で表現することがあ
る。また、管理データ量の削減を図るべく、ウィンドウ
内を複数に分割する態様に従って管理データを管理する
構成を採ることもある。
【0016】特定手段5は、ウィンドウが新たな位置に
移動されるときに、ウィンドウ内の画素の示す2値化パ
ターンを特定する。ここで、管理手段4が2値化パター
ンを数値で表現する場合には、2値化パターンを数値で
特定することになる。
【0017】検索手段6は、特定手段5が2値化パター
ンを特定するときに、管理手段4の管理データを参照す
ることで、その2値化パターンに対応付けられるラベル
割付ルール8を検索する。
【0018】割付手段7は、検索手段6がラベル割付ル
ール8を検索するときに、そのラベル割付ルール8に従
って、ウィンドウの下段列の各画素に仮ラベルを割り付
ける。ここで、仮ラベルの初期値として、画像部分に最
終的に割り付けられることになる実ラベルの初期値とは
異なる値を割り付けることがある。
【0019】一方、図1(b)に原理構成を図示する画
像処理装置1は、仮ラベル画像格納手段10と、検出手
段11と、割付手段12とを備える。この仮ラベル画像
格納手段10は、実ラベル初期値とは異なる値を初期値
とする仮ラベルを持つ仮ラベル画像を格納する。検出手
段11は、同一仮ラベルに外接する矩形の画素位置情報
を検出したり、接続関係にある仮ラベルグループに外接
する矩形の画素位置情報を検出する。
【0020】割付手段12は、検出手段11の検出する
外接矩形内の仮ラベルを処理単位として、仮ラベル初期
値を実ラベル初期値となるラベルに変換し、仮ラベル初
期値以外の仮ラベルを仮ラベルの接続関係から規定され
る実ラベル相当のラベルに変換し、実ラベル相当のラベ
ルを変換しないように処理することで、仮ラベルに対し
て実ラベルを割り付ける。
【0021】
【作用】図1(a)に原理構成を示す画像処理装置1で
は、管理手段4がラベル割付ルール8を管理する。
【0022】このラベル割付ルール8は、例えば、図2
(a)に示すように、ウィンドウが2×2画素の大きさ
を持つ場合にあって、左上画素/左下画素/右下画素が
画像部分(ビット値1を持つ)である場合には、右上画
素が背景部分(ビット値0を持つ)/画像部分のいずれ
であっても、左上画素の持つ仮ラベルiを下段の2つの
画素に割り付けるといったように、ウィンドウ内の画素
の示す2値化パターンにより規定される性質を有して、
ウィンドウの下段列の各画素に割り付ける仮ラベルの割
付方法を記述するものである。
【0023】そして、管理手段4は、例えば、ウィンド
ウ内の画素の示す2値化パターンが、左上画素/右上画
素/左下画素/右下画素の順に従って“1111”/“101
1”を示す場合には、図2(a)に示すラベル割付ルー
ル8を用いるというように、ウィンドウ内の画素の示す
2値化パターンと、このラベル割付ルール8との対応関
係を管理する。
【0024】管理手段4が、このような管理データを管
理するときにあって、特定手段5は、ウィンドウが新た
な位置に移動されるときに、ウィンドウ内の画素の示す
2値化パターンを特定し、この特定結果を受けて、検索
手段6は、管理手段4の管理データを参照することで、
特定された2値化パターンに対応付けられるラベル割付
ルール8を検索し、この検索結果を受けて、割付手段7
は、検索されたラベル割付ルール8に従って、ウィンド
ウの下段列の各画素に一度に仮ラベルを割り付ける。
【0025】例えば、特定手段5が“1111”の2値化パ
ターンを特定するときには、検索手段6は、図2(a)
に示すラベル割付ルール8を検索し、割付手段7は、こ
のラベル割付ルール8に従って、図2(b)に示すよう
に、ウィンドウの下段列の各画素に一度に仮ラベルiを
割り付け、また、特定手段5が“1011”の2値化パター
ンを特定するときにも、検索手段6は、図2(a)に示
すラベル割付ルール8を検索し、割付手段7は、このラ
ベル割付ルール8に従って、図2(c)に示すように、
ウィンドウの下段列の各画素に一度に仮ラベルiを割り
付けるのである。
【0026】このようにして、本発明の仮ラベル割付処
理方式に従うと、一度に複数の画素に対して仮ラベルを
割り付けることができるようになるとともに、ウィンド
ウをオーバーラップすることなく移動することで処理対
象画像格納手段2に対するメモリアクセスの回数が減る
ことで、仮ラベルを高速に割り付けることができるよう
になる。
【0027】図1(b)に原理構成を示す画像処理装置
1では、実ラベル初期値とは異なる値を初期値とする仮
ラベルを持つ仮ラベル画像を処理対象とする。上述した
ように、従来技術では、仮ラベルを実ラベルに変換して
いくときには、処理対象となる仮ラベル画像全体をラス
タ走査していくという方法を採っていた。これから、仮
ラベルから実ラベルに変換していく際に、本来不要であ
る背景部分のメモリもアクセスしなければならないとい
う問題点があった。
【0028】このような問題点の解決を図るためには、
仮ラベルに外接する矩形を検出して、この外接矩形の仮
ラベル画像部分をラベル変換対象とすればよいことにな
る。しかしながら、仮ラベルの初期値として実ラベルの
初期値を用いる従来の仮ラベル割付処理方式に従ったま
ま、この方法を用いると不都合が生ずる。
【0029】この点について具体的に説明すると、例え
ば、仮ラベル初期値を実ラベル初期値である“1”に設
定して仮ラベルを割り付けることで、図3(a)に示す
ように、仮ラベル1/仮ラベル3が独立(他の仮ラベル
と非接続)し、仮ラベル2が仮ラベル1と接続するとと
もに、双方の外接矩形が重なり合う仮ラベル画像が得ら
れたとする。すなわち、仮ラベル1/仮ラベル2に外接
する外接矩形と、仮ラベル3に外接する外接矩形と
が重なり合うものとする。
【0030】このような場合、最初に、外接矩形をラ
ベル変換対象として、従来技術に従って仮ラベルから実
ラベルへの変換を実行すると、仮ラベル1は実ラベル1
に、仮ラベル2は実ラベル1に、仮ラベル3は実ラベル
2に変換されることから、図3(b)に示すように、外
接矩形内の仮ラベル1/仮ラベル2は実ラベル1に変
換され、仮ラベル3は実ラベル2に変換される。但し、
この実ラベル2は、次に外接矩形が変換対象とされる
場合には仮ラベルとして扱われる。
【0031】これから、続いて、外接矩形を処理対象
として、従来技術に従って仮ラベルから実ラベルへの変
換を実行すると、図3(c)に示すように、外接矩形
内の仮ラベルとして扱われるラベル値2は実ラベル1
に、仮ラベル3は実ラベル2に変換されてしまうことに
なり、本来同一の実ラベルが割り付けられなくてはなら
ないのに、別の実ラベルが割り付けられることになって
しまう。
【0032】このように、仮ラベルの初期値として実ラ
ベルの初期値を用いる従来の仮ラベル割付処理方式に従
ったまま、仮ラベルに外接する矩形を検出して、この外
接矩形の仮ラベル画像部分を変換対象とする方法を用い
ると、正確に実ラベルが割り付けられないという不都合
が生ずることになる。
【0033】このような不都合を解消するために、図1
(b)に原理構成を示す画像処理装置1では、実ラベル
初期値とは異なる値を初期値とする仮ラベルを持つ仮ラ
ベル画像を処理対象とする構成を採る。すなわち、仮ラ
ベル画像格納手段10に格納される仮ラベル画像は、例
えば、整数値Lを仮ラベル初期値とする仮ラベルを持つ
ことになる。図3(a)を例にして説明するならば、仮
ラベル画像格納手段10に格納される仮ラベル画像は、
図4(a)に示すような仮ラベルを持つものである。
【0034】この仮ラベル画像に対して、検出手段11
は、同一仮ラベルに外接する矩形の画素位置情報を検出
したり、接続関係にある仮ラベルグループに外接する矩
形の画素位置情報を検出することで、ラベル変換対象単
位の外接矩形を検出し、この検出結果を受けて、割付手
段12は、検出された外接矩形内の仮ラベルを処理単位
として、仮ラベル初期値を実ラベル初期値となるラベル
に変換し、仮ラベル初期値以外の仮ラベルを仮ラベルの
接続関係から規定される実ラベル相当のラベルに変換
し、実ラベル相当のラベルを変換しないように処理する
ことで、仮ラベルを実ラベルに変換していく。
【0035】この割付手段12による割付処理に従っ
て、図4(a)を例にして説明するならば、仮ラベルL
は実ラベル1に、仮ラベル(L+1)は実ラベル1に、
仮ラベル(L+2)は実ラベル2に、L以下の実ラベル
はそのままとされるように変換されるものであることか
ら、最初に、外接矩形に対して変換処理が実行される
ことで、図4(b)に示すように、外接矩形内の仮ラ
ベルL/仮ラベル(L+1)は実ラベル1に変換され、
仮ラベル(L+2)は実ラベル2に変換される。続い
て、外接矩形に対して変換処理が実行されることで、
図4(c)に示すように、外接矩形内の仮ラベル(L
+2)は実ラベル2に変換され、仮ラベルとして扱われ
る実ラベル2はそのままの値を維持する。従って、正確
な実ラベルの割り付けが実現される。
【0036】このようにして、本発明の実ラベル割付処
理方式に従うと、仮ラベルに外接する矩形を検出して、
この外接矩形の仮ラベル画像部分を変換対象として実ラ
ベルへの変換処理を実行できることになることから、背
景部分のメモリアクセスが不要になってメモリアクセス
の回数が減ることで実ラベルを高速に割り付けることが
できるようになる。
【0037】
【実施例】以下、実施例に従って本発明を詳細に説明す
る。図5に、本発明を具備する画像処理装置1の一実施
例を図示する。
【0038】図中、20は画像格納メモリ、21はテー
ブル展開域、22はプログラム展開域である。この画像
格納メモリ20は、仮ラベルの割付対象となる2値化画
像を格納する処理対象画像メモリ域23と、仮ラベル画
像/実ラベル画像を格納するラベル画像メモリ域24と
を備える。この処理対象画像メモリ域23に格納される
処理対象の2値化画像は、図6に示すように、水平走査
方向について8M画素を持つことになる。これは、後述
するように、水平走査方向に8画素の大きさを持つウィ
ンドウを、水平走査方向にオーバーラップすることなく
移動させる構成を採ることにその理由がある。
【0039】テーブル展開域21は、ラベル接続テーブ
ル25と、外接矩形座標テーブル26と、第1の処理選
択テーブル27と、第2の処理選択テーブル28とを展
開する。プログラム展開域22は、仮ラベル割付プログ
ラム29と、テーブル更新プログラム30と、ラベル更
新プログラム31とを展開する。
【0040】次に、ラベル接続テーブル25、外接矩形
座標テーブル26、第1の処理選択テーブル27、第2
の処理選択テーブル28について説明する。ラベル接続
テーブル25は、最初は、仮ラベル割付プログラム29
の処理に従って、仮ラベルの接続関係を管理するよう機
能し、次に、テーブル更新プログラム30の処理に従っ
て、仮ラベルから実ラベルへの変換関係を管理するよう
機能する。
【0041】図1の原理構成に関連して詳述したよう
に、本発明では、仮ラベルの初期値として実ラベルの初
期値を用いるのでなくて、例えば、整数値Lを用いる構
成を採るとともに、整数値L以下の仮ラベルとして扱わ
れる可能性のある実ラベルについては、仮ラベルから実
ラベルへの変換処理に際してラベル値が変換しない構成
を採るものである。
【0042】これから、ラベル接続テーブル25は、仮
ラベル画像が図7(a)に示すような仮ラベルを持つ場
合には、図7(b)の部分で示すように、仮ラベルL
/仮ラベル(L+2)が独立し、仮ラベル(L+1)が
仮ラベルLと接続するといったように仮ラベルの接続関
係を管理し、そして、整数値L以下の仮ラベルとして扱
われる可能性のある実ラベルについては、仮ラベルから
実ラベルへの変換処理に際してラベル値が変換しない構
成を採ることに対応して、図7(b)の部分で示すよ
うに、整数値L以下のラベルについては値が変換されな
いことを管理することになる。ここで、この図7(b)
の部分のエントリー値が、仮ラベル割付プログラム2
9の処理に従って設定され、テーブル更新プログラム3
0の処理に従って変更されていくことになる。
【0043】一方、外接矩形座標テーブル26は、最初
は、仮ラベル割付プログラム29の処理に従って、各仮
ラベルに外接する矩形の画素位置情報を管理するよう機
能し、次に、テーブル更新プログラム30の処理に従っ
て、接続関係にある仮ラベルグループに外接する矩形の
画素位置情報を、その仮ラベルグループに割り付ける実
ラベルをキー項目にして管理するよう機能する。
【0044】例えば、仮ラベル画像が図8(a)に示す
ような仮ラベルを持つ場合には、仮ラベル割付プログラ
ム29の処理に従って、図8(b)の部分で、仮ラベ
ルL、仮ラベル(L+1)、仮ラベル(L+2)に外接
する矩形の画素位置情報を管理し、そして、テーブル更
新プログラム30の処理に従って、図8(b)の部分
で、実ラベル1の割り付けられることになる仮ラベルL
/仮ラベル(L+1)に外接する矩形の画素位置情報を
管理するとともに、実ラベル2の割り付けられることに
なる仮ラベル(L+2)に外接する矩形の画素位置情報
を管理することになる。
【0045】一方、第1の処理選択テーブル27/第2
の処理選択テーブル28は、仮ラベル割付プログラム2
9の設定するウィンドウ内の画素の示す2値化パターン
により規定される性質を有して、ウィンドウの下段列の
各画素に割り付ける仮ラベルの割付方法を記述する複数
のラベル割付ルール8を管理するとともに、2値化パタ
ーンの数値表現と、このラベル割付ルール8との対応関
係を管理する。
【0046】この仮ラベル割付プログラム29の設定す
るウィンドウは、水平走査方向に8画素、垂直走査方向
に2画素の大きさを持つものであり、仮ラベル割付プロ
グラム29は、このウィンドウを更に左右に2分割しな
がら仮ラベルを割り付けるよう処理するものである。以
下、説明の便宜上、ウィンドウの上段バイトをu、下段
バイトをvで表し、ウィンドウの左半分画素を処理する
ときには、図9(a)に示すように、上段バイトuの上
位4画素のビット値(背景/0,画像/1)を上位ビッ
トとし、下段バイトvの上位4画素のビット値を下位ビ
ットとする検索バイトwを定義し、ウィンドウの右半分
画素を処理するときには、図9(b)に示すように、上
段バイトuの下位4画素のビット値を上位ビットとし、
下段バイトvの下位4画素のビット値を下位ビットとす
る検索バイトwを定義することにする。
【0047】このようにして定義される検索バイトw
は、ウィンドウ内の画素の示す2値化パターンを表示す
るものであり、第1の処理選択テーブル27/第2の処
理選択テーブル28の管理する対応関係の持つ2値化パ
ターンに対応するものであることから、第1の処理選択
テーブル27/第2の処理選択テーブル28の管理する
ラベル割付ルール8の検索キーとして用いられることに
なる。
【0048】第1の処理選択テーブル27は、具体的に
は、図10(a)に示すように、aないしrで示す18
種類のラベル割付ルール8を管理するものである。ここ
で、図中、白の四角は背景画素を表し、斜線の四角は画
像画素を表し、ドットの四角は背景画素/画像画素のい
ずれでもよいことを表している。
【0049】この第1の処理選択テーブル27の管理す
るラベル割付ルール8は、基本的には、検索バイトwを
構成する上下段バイトu,v部分の持つ2×4画素の内
の左側下位置の2画素を仮ラベルの割付対象とするもの
であって、この仮ラベル割付対象画素が背景画素である
ときには、仮ラベルを割り付ける必要がないので、背景
を表すラベル0のままとすることを指示し、一方、この
仮ラベル割付対象画素が画像画素であるときにあって、
この仮ラベル割付対象画素に接続する仮ラベルを持つ画
素がある場合には、その仮ラベルを割り付けることを指
示し、そのような画素がない場合には、新たな仮ラベル
を割り付けることを指示するものである。
【0050】例えば、ラベル割付ルールaは、上段の4
画素と下段の4画素とが背景であるときに適用され、下
段の4画素が仮ラベルの割付対象となるものであって、
この仮ラベル割付対象画素に対して、仮ラベルを割り付
けないことを指示するルールである。また、ラベル割付
ルールbは、上段の4画素と下段の4画素とが画像であ
るときに適用され、下段の4画素が仮ラベルの割付対象
となるものであって、この仮ラベル割付対象画素に対し
て、上段の画素に割り付けられる仮ラベルを割り付ける
ことを指示するルールである。
【0051】また、ラベル割付ルールc〜rは、2×4
画素の内の左側下位置の2画素を仮ラベルの割付対象と
するものとして、右側4画素については背景画素/画像
画素を問わないものであって、例えば、ラベル割付ルー
ルeは、仮ラベル割付対象の右側画素に対して、新たな
仮ラベルを割り付けることを指示するルールであり、ま
た、ラベル割付ルールfは、仮ラベル割付対象の右側画
素に対して、上に位置する画素の持つ仮ラベルを割り付
けることを指示するルールであり、また、ラベル割付ル
ールkは、仮ラベル割付対象の左側画素に対して、左隣
に接続する上下2画素のいずれか一方が仮ラベルを持つ
場合には、その仮ラベルを割り付けることを指示すると
ともに、仮ラベルを持たない場合には、新たな仮ラベル
を割り付けることを指示するルールである。
【0052】更に、第1の処理選択テーブル27は、図
10(b)に示すように、これらのラベル割付ルールa
〜rと、検索バイトwの表示する2値化パターンとの対
応関係を、その2値化パターンの数値表現を使って管理
する。例えば、検索バイトwが“00000000”を表すと
き、すなわち、検索バイトwを構成する上下段画素がい
ずれも背景画素であるというパターン値0のときには、
ラベル割付ルールaが適用され、検索バイトwが“0000
0001”を表すとき、すなわち、検索バイトwを構成する
上段4画素が背景画素で、下段4画素が“0001”である
というパターン値1のときには、ラベル割付ルールcが
適用されるというように、検索バイトwの“00000000”
から“11111111”の各数値表現に対して、どのラベル割
付ルールa〜rが適用されるのかということを管理する
のである。
【0053】なお、検索バイトwが256個の2値化パ
ターンを持つのに対して、ラベル割付ルールc〜rは、
右側4画素については背景画素/画像画素を問わないこ
とから16種類となるものであり、第1の処理選択テー
ブル27は、この16種類のラベル割付ルールc〜rを
管理すれば足りるのであるが、一層の高速処理を実現す
るために、4画素を仮ラベル割付対象とするラベル割付
ルールa,bを用意しているのであって、更に別のラベ
ル割付ルール8を用意する構成を採ることも可能であ
る。
【0054】一方、第2の処理選択テーブル28は、具
体的には、図11(a)に示すように、aないしpで示
す16種類のラベル割付ルール8を管理するものであ
る。ここで、図中、白の四角は背景画素を表し、斜線の
四角は画像画素を表し、ドットの四角は背景画素/画像
画素のいずれでもよいことを表している。
【0055】この第2の処理選択テーブル28の管理す
るラベル割付ルール8は、検索バイトwを構成する上下
段バイトu,v部分の持つ2×4画素の内の右側下位置
の2画素を仮ラベルの割付対象とするものであって、こ
の仮ラベル割付対象画素が背景画素であるときには、仮
ラベルを割り付ける必要がないので、背景を表すラベル
0のままとすることを指示し、一方、この仮ラベル割付
対象画素が画像画素であるときにあって、この仮ラベル
割付対象画素に接続する仮ラベルを持つ画素がある場合
には、その仮ラベルを割り付けることを指示し、そのよ
うな画素がない場合には、新たな仮ラベルを割り付ける
ことを指示するものである。
【0056】すなわち、ラベル割付ルールa〜pは、2
×4画素の内の右側下位置の2画素を仮ラベルの割付対
象とするものとして、左側4画素については背景画素/
画像画素を問わないものであって、例えば、ラベル割付
ルールaは、仮ラベル割付対象の2画素に対して、仮ラ
ベルを割り付けないことを指示するルールであり、ま
た、ラベル割付ルールcは、仮ラベル割付対象の右側画
素に対して、新たな仮ラベルを割り付けることを指示す
るルールであり、また、ラベル割付ルールdは、仮ラベ
ル割付対象の右側画素に対して、上に位置する画素の持
つ仮ラベルを割り付けることを指示するルールであり、
また、ラベル割付ルールiは、仮ラベル割付対象の左側
画素に対して、左隣に接続する上下2画素のいずれ一方
が仮ラベルを持つ場合には、その仮ラベルを割り付ける
ことを指示するとともに、仮ラベルを持たない場合に
は、新たな仮ラベルを割り付けることを指示するルール
である。
【0057】更に、第2の処理選択テーブル28は、図
11(b)に示すように、これらのラベル割付ルールa
〜pと、検索バイトwの表示する2値化パターンとの対
応関係を、その2値化パターンの数値表現を使って管理
する。例えば、検索バイトwが“00000000”を表すと
き、すなわち、検索バイトwを構成する上下段画素がい
ずれも背景画素であるというパターン値0のときには、
ラベル割付ルールaが適用され、検索バイトwが“0000
0001”を表すとき、すなわち、検索バイトwを構成する
上段4画素が背景画素で、下段4画素が“0001”である
というパターン値1のときには、ラベル割付ルールcが
適用されるというように、検索バイトwの“00000000”
から“11111111”の各数値表現に対して、どのラベル割
付ルールa〜pが適用されるのかということを管理する
のである。
【0058】なお、検索バイトwが256個の2値化パ
ターンを持つのに対して、ラベル割付ルールa〜pは、
左側4画素については背景画素/画像画素を問わないこ
とから16種類となるものであり、第2の処理選択テー
ブル28は、この16種類のラベル割付ルールa〜pを
管理すればよいのである。
【0059】次に、仮ラベル割付プログラム29、テー
ブル更新プログラム30、ラベル更新プログラム31の
処理について説明する。図12に、仮ラベル割付プログ
ラム29の実行する処理フローの一実施例、図13に、
テーブル更新プログラム30の実行する処理フローの一
実施例、図14に、ラベル更新プログラム31の実行す
る処理フローの一実施例を図示する。最初に、仮ラベル
割付プログラム29の実行する処理について説明する。
【0060】仮ラベル割付プログラム29は、仮ラベル
の割付要求があると、図12の処理フローに示すよう
に、先ず最初に、ステップ1で、垂直走査方向の処理ウ
ィンドウ位置yに“0”を代入し、次に、ステップ2
で、水平走査方向の処理ウィンドウ位置xに“1”を代
入する。ここで、仮ラベルの割付対象となる2値化画像
の先頭位置は、図6に示すように「x=1、y=1」の
位置にあることとし、処理ウィンドウ位置xの1歩進単
位は、図6に示すように8画素に相当することとし、
「y=0」のラインに位置する2値化画像は、擬似的に
背景であることを仮定する。
【0061】続いて、ステップ3で、処理ウィンドウ位
置x/処理ウィンドウ位置yから始まる8画素の2値化
パターンをウィンドウの上段バイトuとして設定すると
ともに、処理ウィンドウ位置x/処理ウィンドウ位置
(y+1)から始まる8画素の2値化パターンをウィン
ドウの下段バイトvとして設定する。続いて、ステップ
4で、上段バイトuと下段バイトvとが共に“0”を示
すか否かを判断して、“0”でないことを判断するとき
には、ステップ5に進んで、上段バイトuの上位4ビッ
トと下段バイトvの上位4ビットとから検索バイトwを
作成する。すなわち、図9(a)に示した方法に従って
検索バイトwを作成するのである。
【0062】続いて、ステップ6で、作成した検索ワー
ドwの示す値を検索キーにして、第1の処理選択テーブ
ル27を参照することで対応するラベル割付ルール8を
選択する。この選択処理により、図10に示したラベル
割付ルールa,bを選択するときには、ステップ7に進
んで、その選択したラベル割付ルールa,bに従って、
仮ラベルの割付対象となる下段4画素に対して仮ラベル
を割り付ける。一方、図10で示したラベル割付ルール
c〜rを選択するときには、ステップ8に進んで、その
選択したラベル割付ルールc〜rに従って、仮ラベルの
割付対象となる左側下位置の2画素に対して仮ラベルを
割り付ける。
【0063】ステップ8での処理を終了すると、続い
て、ステップ9に進んで、ステップ5で作成した検索ワ
ードwの示す値を検索キーにして、第2の処理選択テー
ブル28を参照することで対応するラベル割付ルール8
を選択し、続くステップ10で、その選択したラベル割
付ルール8に従って、仮ラベルの割付対象となる右側下
位置の2画素に対して仮ラベルを割り付ける。すなわ
ち、第2の処理選択テーブル28を参照することで、図
11に示したラベル割付ルールa〜pの内の1つを選択
して、その選択したラベル割付ルールa〜pに従って、
仮ラベルの割付対象となる右側下位置の2画素に対して
仮ラベルを割り付けるのである。
【0064】このようにして、ステップ5ないしステッ
プ10の処理に従って、仮ラベル割付対象となる下段バ
イトvの上位4画素に対して仮ラベルを割り付けると、
続いて、ステップ11で、今度は、上段バイトuの下位
4ビットと下段バイトvの下位4ビットとから検索バイ
トwを作成する。すなわち、図9(b)に示した方法に
従って検索バイトwを作成するのである。
【0065】続いて、ステップ12で、作成した検索ワ
ードwの示す値を検索キーにして、第1の処理選択テー
ブル27を参照することで対応するラベル割付ルール8
を選択する。この選択処理により、図10に示したラベ
ル割付ルールa,bを選択するときには、ステップ13
に進んで、その選択したラベル割付ルールa,bに従っ
て、仮ラベルの割付対象となる下段4画素に対して仮ラ
ベルを割り付ける。一方、図10で示したラベル割付ル
ールc〜rを選択するときには、ステップ14に進ん
で、その選択したラベル割付ルールc〜rに従って、仮
ラベルの割付対象となる左側下位置の2画素に対して仮
ラベルを割り付ける。
【0066】ステップ14での処理を終了すると、続い
て、ステップ15に進んで、ステップ11で作成した検
索ワードwの示す値を検索キーにして、第2の処理選択
テーブル28を参照することで対応するラベル割付ルー
ル8を選択し、続くステップ16で、その選択したラベ
ル割付ルール8に従って、仮ラベルの割付対象となる右
側下位置の2画素に対して仮ラベルを割り付ける。すな
わち、第2の処理選択テーブル28を参照することで、
図11に示したラベル割付ルールa〜pの内の1つを選
択して、その選択したラベル割付ルールa〜pに従っ
て、仮ラベルの割付対象となる右側下位置の2画素に対
して仮ラベルを割り付けるのである。
【0067】このようにして、ステップ11ないしステ
ップ16の処理に従って、仮ラベル割付対象となる下段
バイトvの下位4画素に対して仮ラベルを割り付けるの
である。すなわち、ステップ5ないしステップ16の処
理に従い、図15に示すような順序に従って、下段バイ
トvの8画素に対して仮ラベルを割り付けていくのであ
る。
【0068】ステップ13/ステップ16での処理を終
了すると、続いて、ステップ17で、処理ウィンドウ位
置xを1つ歩進する。一方、ステップ4で、上段バイト
uと下段バイトvとが共に“0”を示すことを判断する
ときには、ステップ18に進んで、下段バイトvの8画
素に仮ラベルを割り付けずに背景のままとしてから、こ
のステップ17に進んで、処理ウィンドウ位置xを1つ
歩進する。
【0069】処理ウィンドウ位置xを1つ歩進すると、
続くステップ19で、この処理ウィンドウ位置xが“M
+1”に達したか否かを判断して、達していないことを
判断するときには、ステップ3に戻っていくことで、処
理ウィンドウ位置xが“1”〜“M”となるウィンドウ
の下段バイトvの持つ画素に対して仮ラベルを割り付け
ていく。一方、達したことを判断すると、ステップ20
に進んで、処理ウィンドウ位置yを1つ歩進し、続くス
テップ21で、この処理ウィンドウ位置yが“N”に達
したか否かを判断して、達していないことを判断すると
きには、ステップ2に戻っていくことで、処理ウィンド
ウ位置yが“0”〜“N−1”となるウィンドウの下段
バイトvの持つ画素に対して仮ラベルを割り付けてい
く。
【0070】このように、仮ラベル割付プログラム29
は、図12の処理フローを実行することで、一度に複数
の画素に対して仮ラベルを割り付けていくよう処理する
のである。この生成する仮ラベル画像は、ラベル画像メ
モリ域24に格納されることになる。
【0071】なお、この図12の処理フローでは省略し
たが、仮ラベル割付プログラム29は、仮ラベルを割り
付けていくときにあって、従来技術と同様に仮ラベルの
接続関係を検出して、その検出結果をラベル接続テーブ
ル25に登録していくことになる。すなわち、図7
(b)の部分に、仮ラベルL/仮ラベル(L+2)が
独立し、仮ラベル(L+1)が仮ラベルLと接続すると
いったような仮ラベルの接続関係を登録していくよう処
理することになる。
【0072】また、この図12の処理フローでは省略し
たが、仮ラベル割付プログラム29は、仮ラベルを割り
付けていくときにあって、各仮ラベルに外接する矩形の
画素位置情報を検出して、その検出結果を外接矩形座標
テーブル26に登録していくことになる。すなわち、図
8(b)の部分に、各仮ラベルに外接する矩形の画素
位置情報を登録していくよう処理することになる。次
に、テーブル更新プログラム30の実行する処理につい
て説明する。
【0073】テーブル更新プログラム30は、仮ラベル
割付プログラム29が処理を終了すると、図13の処理
フローに示すように、先ず最初に、ステップ1で、仮ラ
ベルの値を表示する変数SLに“L”を設定するととも
に、実ラベルの値を表示する変数ALに“1”を設定す
る。
【0074】次に、ステップ2で、変数SLの表示する
仮ラベルの指すラベル接続テーブル25のエントリー値
が“0”であるか否かを判断する。図7(b)の部分
に示すように、仮ラベルが独立している場合には、その
仮ラベルの指すラベル接続テーブル25のエントリー値
は“0”を示し、他の仮ラベルと接続している場合には
“非0”を示すので、この判断処理に従って、変数SL
の表示する仮ラベルが独立したものなのか、他の仮ラベ
ルに接続するものであるのかが判断できる。
【0075】このステップ2の判断で、変数SLの表示
する仮ラベルの指すラベル接続テーブル25のエントリ
ー値が“0”を示すと判断するとき、すなわち、その仮
ラベルが独立したものであることを判断するときには、
ステップ3に進んで、そのエントリー値“0”を変数A
Lの表示する実ラベルに変換するとともに、変数ALの
表示する実ラベルの指す外接矩形座標テーブル26のエ
ントリーに、変数SLの表示する仮ラベルの指す外接矩
形座標テーブル26のエントリー値を登録する。
【0076】例えば、図7(b)の部分を例にして説
明するならば、仮ラベルLの指すラベル接続テーブル2
5のエントリー値“0”を、変数ALの表示する実ラベ
ル(この場合は実ラベル1)に変換するとともに、その
実ラベル1の指す外接矩形座標テーブル26のエントリ
ー(図8(b)の部分の最上位のエントリー)に、仮
ラベルLの指す外接矩形座標テーブル26のエントリー
値を登録するのである。
【0077】一方、ステップ2の判断で、変数SLの表
示する仮ラベルの指すラベル接続テーブル25のエント
リー値が“非0”を示すと判断するとき、すなわち、そ
の仮ラベルが他の仮ラベルと接続していることを判断す
るときには、ステップ4に進んで、最初に、その“非
0”のエントリー値(接続元仮ラベルを表示)を、その
接続元仮ラベルの指すラベル接続テーブル25のエント
リー値の実ラベルに変換する。次に、その変数SLの表
示する仮ラベルの持つ外接矩形座標を外接矩形座標テー
ブル26から読み出すとともに、その接続元仮ラベルの
持つ外接矩形座標を外接矩形座標テーブル26から読み
出して、この2つの外接矩形座標をマージし、上記変換
値の実ラベルの指す外接矩形座標テーブル26のエント
リーに、そのマージ結果の外接矩形座標を登録する。
【0078】例えば、図7(b)の部分を例にして説
明するならば、仮ラベル(L+1)の指すラベル接続テ
ーブル25のエントリー値“L”を、その接続元仮ラベ
ルLの指すラベル接続テーブル25のエントリー値であ
る実ラベル1に変換するとともに、仮ラベル(L+1)
の持つ外接矩形座標と、仮ラベルLの持つ外接矩形座標
とをマージして、そのマージ結果を実ラベル1の指す外
接矩形座標テーブル26のエントリーに登録するのであ
る。
【0079】ステップ3/ステップ4での処理を終了す
ると、続いて、ステップ5で、変数SLを1つ歩進し、
続くステップ6で、変数SLの値を評価することで全仮
ラベルについての処理を終了したのか否かを判断して、
終了したことを判断するときには全処理を終了し、終了
していないことを判断するときには、ステップ2に戻っ
ていく。
【0080】このように、テーブル更新プログラム30
は、図13の処理フローを実行することで、図7(b)
の部分に示すラベル接続テーブル25のエントリーに
登録される仮ラベルを対応の実ラベルに変換していくと
ともに、図8(b)の部分に示す外接矩形座標テーブ
ル26のエントリーに対して、実ラベルをキー項目にし
て、接続関係にある仮ラベルグループに外接する矩形の
画素位置情報を登録していくよう処理するのである。
【0081】次に、ラベル更新プログラム31の実行処
理について説明する。ラベル更新プログラム31は、テ
ーブル更新プログラム30が処理を終了すると、図14
の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ1
で、実ラベルを表すことになる変数iに“1”を設定す
る。
【0082】次に、ステップ2で、外接矩形座標テーブ
ル26から変数iの指す画素座標値y1[i] を読み出し
て変数yに設定する。ここで、画素座標値y1は、図8
(a)に示すように、外接矩形の上辺のy座標値を表す
ものである。続いて、ステップ3で、外接矩形座標テー
ブル26から変数iの指す画素座標値x1[i] を読み出
して変数xに設定する。ここで、画素座標値x1は、図
8(a)に示すように、外接矩形の左辺のx座標値を表
すものである。
【0083】続いて、ステップ4で、ラベル画像メモリ
域24に格納される仮ラベル画像を参照することで、変
数x/変数yの指す画素の持つ仮ラベルを読み出し、ラ
ベル接続テーブル25の管理データを参照することで、
その仮ラベルに対応付けられる実ラベルを特定して、ラ
ベル画像メモリ域24に格納される仮ラベル画像の持つ
その仮ラベルをその実ラベルに変換する。このとき、一
度仮ラベルから実ラベルに変換され、変数iにより別の
外接矩形が選択されることで再度変換対象となるような
実ラベル相当のラベルについては、図7(b)の部分
で示すように、ラベル接続テーブル25が整数値L以下
のラベルについては値が変換しない構成を採っているの
で、そのままの値を保持することになる。
【0084】続いて、ステップ5で、変数xを1つ歩進
し、続くステップ6で、外接矩形座標テーブル26から
変数iの指す画素座標値x2[i] を読み出して、変数x
がこの読み出した画素座標値x2[i] よりも小さいか否
かを判断する。ここで、画素座標値x2は、図8(a)
に示すように、外接矩形の右辺のx座標値を表すもので
ある。
【0085】このステップ6で、変数xが画素座標値x
2[i] よりも小さいことを判断するときには、変数iの
指す外接矩形内でのx方向についての処理が終わってい
ないことを意味するので、ステップ4に戻っていく。一
方、変数xが画素座標値x2[i] よりも大きくなったこ
とを判断するときには、ステップ7に進んで、変数yを
1つ歩進し、続くステップ8で、外接矩形座標テーブル
26から変数iの指す画素座標値y2[i] を読み出し
て、変数yがこの読み出した画素座標値y2[i]よりも
小さいか否かを判断する。ここで、画素座標値y2は、
図8(a)に示すように、外接矩形の下辺のy座標値を
表すものである。
【0086】このステップ8で、変数yが画素座標値y
2[i] よりも小さいことを判断するときには、変数iの
指す外接矩形内でのy方向についての処理が終わってい
ないことを意味するので、ステップ3に戻っていく。一
方、変数yが画素座標値y2[i] よりも大きくなったこ
とを判断するときには、変数iの指す外接矩形内の全画
素について仮ラベルから実ラベルへの変換処理を終了し
たことを意味するので、ステップ9に進んで、変数iを
1つ歩進し、続くステップ10で、変数iの値を評価す
ることで、全外接矩形についての処理を終了したのか否
かを判断して、終了したことを判断するときには全処理
を終了し、終了していないことを判断するときには、ス
テップ2に戻っていく。
【0087】このように、ラベル更新プログラム31
は、図14の処理フローを実行することで、外接矩形座
標テーブル26に登録される実ラベル対応の外接矩形を
処理単位として、図3で説明したような不都合を招くこ
となく、図4で説明したように正確に仮ラベル画像を実
ラベル画像に変換していくよう処理するのである。
【0088】図示実施例について説明したが、本発明は
これに限定されるものではない。例えば、実施例では、
接続関係にある仮ラベルを統合する外接矩形を求めて、
それを処理単位として実ラベルへの変換処理を実行する
構成を開示したが、本発明はこれに限られるものではな
く、個々の仮ラベルの外接矩形を処理単位とするもので
もよいのである。
【0089】また、実施例では、ウィンドウを内部で2
分割する構成を採って、それに対応させてラベル割付ル
ールを用意する構成を開示したが、本発明はこれに限ら
れるものではなく、ウィンドウを内部分割せずにラベル
割付ルールを用意してもよいし、2分割以上に内部分割
してラベル割付ルールを用意してもよいのである。
【0090】また、実施例では、本発明の仮ラベル割付
処理を開示するにあたって、本発明の実ラベル割付処理
を開示するために、実ラベル初期値とは異なる値を初期
値とする仮ラベルを割り付けていく構成を開示したが、
本発明はこれに限られるものではなく、本発明の実ラベ
ル割付処理を用いないときには、従来通りに実ラベル初
期値と同一値を初期値とする仮ラベルを割り付けていく
ように処理してもよいのである。
【0091】また、実施例では、本発明の実ラベル割付
処理を開示するにあたって、本発明の仮ラベル割付処理
により割り付けられた仮ラベルを変換対象とする構成を
開示したが、本発明はこれに限られるものではなく、実
ラベル初期値とは異なる値を初期値とする仮ラベルが割
り付けられるものであるならば、従来通りの仮ラベル割
付処理に従って割り付けられるものであっもよいのであ
る。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の仮ラベル
割付処理方式に従うと、一度に複数の画素に対して仮ラ
ベルを割り付けることができるようになるとともに、ウ
ィンドウのオーバーラップをなくすことでメモリアクセ
スの回数が減り、しかも、数値表現を用いてテーブルを
アクセスすることで処理ステップ数が減るので、仮ラベ
ルを高速に割り付けることができるようになる。
【0093】そして、本発明の実ラベル割付処理方式に
従うと、仮ラベルに外接する矩形を検出して、この外接
矩形の仮ラベル画像部分を変換対象として実ラベルへの
変換処理を実行できることになることから、メモリアク
セスの回数が減ることで実ラベルを高速に割り付けるこ
とができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】ラベル割付ルールの説明図である。
【図3】ラベル変換処理の問題点の説明図である。
【図4】本発明のラベル変換処理の説明図である。
【図5】本発明を具備する画像処理装置の一実施例であ
る。
【図6】処理対象画像の画素構成の説明図である。
【図7】ラベル接続テーブルの説明図である。
【図8】外接矩形座標テーブルの説明図である。
【図9】検索バイトの説明図である。
【図10】第1の処理選択テーブルの説明図である。
【図11】第2の処理選択テーブルの説明図である。
【図12】仮ラベル割付プログラムの実行する処理フロ
ーである。
【図13】テーブル更新プログラムの実行する処理フロ
ーである。
【図14】ラベル更新プログラムの実行する処理フロー
である。
【図15】仮ラベル割付順序の説明図である。
【図16】ラベリング処理の説明図である。
【図17】ラベリング処理の説明図である。
【図18】ラベリング処理の説明図である。
【図19】ラベリング処理の説明図である。
【図20】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1 画像処理装置 2 処理対象画像格納手段 3 ウィンドウ制御手段 4 管理手段 5 特定手段 6 検索手段 7 割付手段 8 ラベル割付ルール 10 仮ラベル画像格納手段 11 検出手段 12 割付手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06T 7/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理対象の2値化画像に含まれる画像部
    分に対して、仮ラベルを割り付けるよう処理する仮ラベ
    ル割付処理方式において、 水平走査方向に複数画素、垂直走査方向に2画素の大き
    さを持つウィンドウを、水平走査方向にはオーバーラッ
    プすることなく移動するとともに、垂直走査方向には1
    画素ずつずらして移動することで、処理対象の2値化画
    像から部分画像を切り出すウィンドウ制御手段(3) と、 上記ウィンドウ内の画素の示す2値化パターンにより規
    定される性質を有して、上記ウィンドウの下段列の各画
    素に割り付ける仮ラベルの割付方法を記述する複数のラ
    ベル割付ルールを管理するとともに、該2値化パターン
    と該ラベル割付ルールとの対応関係を管理する管理手段
    (4) と、 上記ウィンドウが新たな位置に移動されるときに、上記
    ウィンドウ内の画素の示す2値化パターンを特定する特
    定手段(5) と、 上記特定手段(5) が2値化パターンを特定するときに、
    上記管理手段(4) の管理データを参照することで、該2
    値化パターンに対応付けられるラベル割付ルールを検索
    する検索手段(6) と、 上記検索手段(6) がラベル割付ルールを検索するとき
    に、該ラベル割付ルールに従って、上記ウィンドウの下
    段列の各画素に仮ラベルを割り付ける割付手段(7) とを
    備えることを、 特徴とする仮ラベル割付処理方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の仮ラベル割付処理方式に
    おいて、 管理手段(4) は、2値化パターンを数値で表現する構成
    を採るとともに、特定手段(5) は、2値化パターンを数
    値で特定するよう処理することを、 特徴とする仮ラベル割付処理方式。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の仮ラベル割付処理
    方式において、 管理手段(4) は、ウィンドウ内を複数に分割する態様に
    従って管理データを管理するよう処理することを、 特徴とする仮ラベル割付処理方式。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の仮ラベル割付
    処理方式において、 割付手段(7) は、仮ラベルの初期値として、画像部分に
    最終的に割り付けられることになる実ラベルの初期値と
    は異なる値を割り付けるよう処理することを、 特徴とする仮ラベル割付処理方式。
  5. 【請求項5】 処理対象の2値化画像に含まれる画像部
    分に対して、仮ラベルを割り付けるよう処理する仮ラベ
    ル割付処理方式において、 仮ラベルの割付処理を実行する割付手段が、仮ラベルの
    初期値として、画像部分に最終的に割り付けられること
    になる実ラベルの初期値とは異なる値を割り付けるよう
    処理することを、 特徴とする仮ラベル割付処理方式。
  6. 【請求項6】 実ラベル初期値とは異なる値を初期値と
    する仮ラベルの割り付けられた2値化画像に対して、該
    実ラベル初期値から始まる実ラベルを割り付けるよう処
    理する実ラベル割付処理方式であって、 同一仮ラベルに外接する矩形の画素位置情報を検出する
    検出手段(11)と、 上記検出手段(11)の検出する外接矩形内の仮ラベルを処
    理単位として、仮ラベル初期値を実ラベル初期値となる
    ラベルに変換し、仮ラベル初期値以外の仮ラベルを仮ラ
    ベルの接続関係から規定される実ラベル相当のラベルに
    変換し、実ラベル相当のラベルを変換しないように処理
    することで、仮ラベルに対して実ラベルを割り付ける割
    付手段(12)とを備えることを、 特徴とする実ラベル割付処理方式。
  7. 【請求項7】 実ラベル初期値とは異なる値を初期値と
    する仮ラベルの割り付けられた2値化画像に対して、該
    実ラベル初期値から始まる実ラベルを割り付けるよう処
    理する実ラベル割付処理方式であって、 接続関係にある仮ラベルグループに外接する矩形の画素
    位置情報を検出する検出手段(11)と、 上記検出手段(11)の検出する外接矩形内の仮ラベルを処
    理単位として、仮ラベル初期値を実ラベル初期値となる
    ラベルに変換し、仮ラベル初期値以外の仮ラベルを仮ラ
    ベルの接続関係から規定される実ラベル相当のラベルに
    変換し、実ラベル相当のラベルを変換しないように処理
    することで、仮ラベルに対して実ラベルを割り付ける割
    付手段(12)とを備えることを、 特徴とする実ラベル割付処理方式。
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