JP2891459B2 - バックライト - Google Patents
バックライトInfo
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- JP2891459B2 JP2891459B2 JP63071889A JP7188988A JP2891459B2 JP 2891459 B2 JP2891459 B2 JP 2891459B2 JP 63071889 A JP63071889 A JP 63071889A JP 7188988 A JP7188988 A JP 7188988A JP 2891459 B2 JP2891459 B2 JP 2891459B2
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、透過型液晶表示装置等の照明装置に関する
ものである。更に詳しくは、液晶表示装置等を背面から
照明するバックライトに関するものである。
ものである。更に詳しくは、液晶表示装置等を背面から
照明するバックライトに関するものである。
［従来の技術及び問題点］ 液晶表示装置は薄型であり、陰極管（ブラウン管）を
使用するものに比較してコンパクトに組立られることか
ら、可搬型機器類の表示装置として広く用いられてい
る。
使用するものに比較してコンパクトに組立られることか
ら、可搬型機器類の表示装置として広く用いられてい
る。
このような液晶表示装置は、近時バックライト機構を
持つものが多くなっているが、この機構は、通常液晶の
背面に複数個の冷陰極管と、光拡散板を配したもの、あ
るいはエレクトロルミネッセンス（EL）面発行体による
ものなどが採用されている。しかし、これらの照明方法
では、それぞれ、発光体を発光させるための励起電力を
得る周波数コンバーターが必要であり、この装置が液晶
表示装置の一層のコンパクト化の妨げとなることが多
い。又、特に冷陰極管を用いるものは、通常液晶パネル
の背面に光拡散板と共にこれらを可能な限り密に配置す
る必要があり、管の交換が必要な際は極めて複雑で厄介
な作業が必要となる。
持つものが多くなっているが、この機構は、通常液晶の
背面に複数個の冷陰極管と、光拡散板を配したもの、あ
るいはエレクトロルミネッセンス（EL）面発行体による
ものなどが採用されている。しかし、これらの照明方法
では、それぞれ、発光体を発光させるための励起電力を
得る周波数コンバーターが必要であり、この装置が液晶
表示装置の一層のコンパクト化の妨げとなることが多
い。又、特に冷陰極管を用いるものは、通常液晶パネル
の背面に光拡散板と共にこれらを可能な限り密に配置す
る必要があり、管の交換が必要な際は極めて複雑で厄介
な作業が必要となる。
一方、EL面発光体を用いるものは、上記のような複雑
で厄介な作業はある程度軽減されるが、寿命が比較的短
く、その上輝度は徐々に減衰するので同発光体の交換頻
度が大となるか、又は性能の落ちたものを無理をして使
い続けるなどの弊害が生ずる。
で厄介な作業はある程度軽減されるが、寿命が比較的短
く、その上輝度は徐々に減衰するので同発光体の交換頻
度が大となるか、又は性能の落ちたものを無理をして使
い続けるなどの弊害が生ずる。
［問題を解決するための手段］ 本発明は、前記したように、通常用いられる点光源ラ
ンプと、該ランプより放射された光を集光して伝送する
光伝送体と、同伝送体により導かれた光を面発光形態に
変えて発光させる光散乱反射平面板を巧に組み合わせた
もので、コンパクトで効率の良いバックライトを提供す
るものである。即ち本発明は、液晶パネルの背面部に位
置する透光性板の少なくとも一側面端部を光入射部と
し、かつ、該透光性板の液晶パネルとの接近面と反対側
の面に、前記光入射部から離れるに従って光散乱物質を
密に施し、更にその上面を鏡面反射板で覆った、又は前
記液晶パネルとの接近面と反対側の面近傍に前記したと
同様に光散乱物質を施した光散乱反射板を配置したバッ
クライトに関するものである。次に本発明を図面により
詳述する。
ンプと、該ランプより放射された光を集光して伝送する
光伝送体と、同伝送体により導かれた光を面発光形態に
変えて発光させる光散乱反射平面板を巧に組み合わせた
もので、コンパクトで効率の良いバックライトを提供す
るものである。即ち本発明は、液晶パネルの背面部に位
置する透光性板の少なくとも一側面端部を光入射部と
し、かつ、該透光性板の液晶パネルとの接近面と反対側
の面に、前記光入射部から離れるに従って光散乱物質を
密に施し、更にその上面を鏡面反射板で覆った、又は前
記液晶パネルとの接近面と反対側の面近傍に前記したと
同様に光散乱物質を施した光散乱反射板を配置したバッ
クライトに関するものである。次に本発明を図面により
詳述する。
第１図は本発明の一実施態様の斜視図であり、第２図
は同断面図である。
は同断面図である。
同図中１は通常の液晶パネルであり、２は透光性板、
３は光伝送体部、４は光源部、５は導電線、６は液晶パ
ネルの電極、９は裏面反射板である。液晶パネルの背面
部に設置する透光性板は、光を透過させる材質の物であ
れば良く、ガラス、石英、透光性の樹脂類からなる。
３は光伝送体部、４は光源部、５は導電線、６は液晶パ
ネルの電極、９は裏面反射板である。液晶パネルの背面
部に設置する透光性板は、光を透過させる材質の物であ
れば良く、ガラス、石英、透光性の樹脂類からなる。
本透光性板の背面（液晶パネル側と反対側の面）に、
後述の光散乱物質を、直接塗布、付着等の手段で施すか
又は、同物質を塗布、付着等の手段で施した光散乱反射
平面板を設置し、更にその表面に鏡面状の反射板を持つ
裏面反射板（図中９）を設置する。
後述の光散乱物質を、直接塗布、付着等の手段で施すか
又は、同物質を塗布、付着等の手段で施した光散乱反射
平面板を設置し、更にその表面に鏡面状の反射板を持つ
裏面反射板（図中９）を設置する。
本発明は、前記光散乱物質を透光性板又は光散乱反射
板に、光源部から離れるに従って密に施したことが特徴
である。
板に、光源部から離れるに従って密に施したことが特徴
である。
光散乱物質を施す際の形態は、第４図に示したよう
に、種々の形状によりその濃度差をもたせて行なう方
法、塗布回数に差を持たせて行なう方法等いずれの方法
でも好い。
に、種々の形状によりその濃度差をもたせて行なう方
法、塗布回数に差を持たせて行なう方法等いずれの方法
でも好い。
光伝送体部３は、光学透明円型ロッド（第２、３図
７）の一端又は両端に光源を持つもので、本円型ロッド
を筒状反射板８でその外周を覆ったものである。第３図
は、円型ロッドの一端に光源を持つ光伝送体の一実施態
様を示す断面図で、４は、光源部、例えば一般的には豆
電球を使用したもの、図中10は、集光レンズ、11は光を
反射する物質例えば凹面鏡で、これらは必ずしも必要で
ないが、光を効率良く利用する上でこれらを併用するこ
とは好ましい。図中７は光学透明円型ロッドであり、そ
の材質は、通常の光学透明物質例えばガラス、石英、ポ
リメチルメタクリレート、ポリカーボネート等である。
８は筒状反射板で、空気層を介して円型ロッド７を覆っ
ている。
７）の一端又は両端に光源を持つもので、本円型ロッド
を筒状反射板８でその外周を覆ったものである。第３図
は、円型ロッドの一端に光源を持つ光伝送体の一実施態
様を示す断面図で、４は、光源部、例えば一般的には豆
電球を使用したもの、図中10は、集光レンズ、11は光を
反射する物質例えば凹面鏡で、これらは必ずしも必要で
ないが、光を効率良く利用する上でこれらを併用するこ
とは好ましい。図中７は光学透明円型ロッドであり、そ
の材質は、通常の光学透明物質例えばガラス、石英、ポ
リメチルメタクリレート、ポリカーボネート等である。
８は筒状反射板で、空気層を介して円型ロッド７を覆っ
ている。
12は光散乱物質であり、通常の白色度の高い顔料様物
質例えばチタンホワイト、酸化亜鉛、酸化カルシウム、
酸化バリウム、硫酸バリウム等が用いられる。
質例えばチタンホワイト、酸化亜鉛、酸化カルシウム、
酸化バリウム、硫酸バリウム等が用いられる。
このものは、展着剤と混合して表面に塗布するか、テ
ープ状に成形したものを付着させるかして施す。この光
散乱物質は、円型ロッドの透光性板に対する側の略反対
側に、光源部の端部を起点としてその長手方向に略楔型
に、即ち、光源部から離れるに従って順次その濃度が密
になるように配することが好ましい。
ープ状に成形したものを付着させるかして施す。この光
散乱物質は、円型ロッドの透光性板に対する側の略反対
側に、光源部の端部を起点としてその長手方向に略楔型
に、即ち、光源部から離れるに従って順次その濃度が密
になるように配することが好ましい。
又、透光性板２の下面（液晶パネル接近面と反対側の
面）には、前記したと同様な光散乱物質を光入射部から
離れるに従って密になるように施す。これは、透光性板
に直接施すこともできるが、前記したと同様にして施し
た光散乱反射板を透光性板の下面に設置することでも良
い。
面）には、前記したと同様な光散乱物質を光入射部から
離れるに従って密になるように施す。これは、透光性板
に直接施すこともできるが、前記したと同様にして施し
た光散乱反射板を透光性板の下面に設置することでも良
い。
前記円型ロッド又は透光性板に於いて、複数個の光源
部を用いる場合も、光散乱物質は前記したと同様の構
成、即ち、光入射部から離れるに従って密になるように
施す。
部を用いる場合も、光散乱物質は前記したと同様の構
成、即ち、光入射部から離れるに従って密になるように
施す。
光散乱物質をこのように構成することにより、円型ロ
ッドに於いては、その長手方向に極めて光度分布の均一
な出射光を透光性板に、又透光性板に於いては同じく均
一な出射光を液晶パネル側に出射することが可能とな
る。
ッドに於いては、その長手方向に極めて光度分布の均一
な出射光を透光性板に、又透光性板に於いては同じく均
一な出射光を液晶パネル側に出射することが可能とな
る。
このことは、光散乱物質を本発明のように構成せず、
均一な濃度で同物質を塗布した場合の輝度分布（図中
β）と、本発明のそれ（図中α）とを比較測定した結果
を示すチャート（第５図）からも明らかである。
均一な濃度で同物質を塗布した場合の輝度分布（図中
β）と、本発明のそれ（図中α）とを比較測定した結果
を示すチャート（第５図）からも明らかである。
第４図は、本発明の一実施態様の透光性板の下面又は
光散乱反射板に施こした光散乱物質の状態を示す概念図
である。
光散乱反射板に施こした光散乱物質の状態を示す概念図
である。
透光性板の、光入射部以外の側面には白色顔料用物質
等を塗布又は付着させ光を反射させることが好ましい。
等を塗布又は付着させ光を反射させることが好ましい。
［発明の効果］ 本発明は、液晶表示面に均一な光を照射することが出
来る。又光源の寿命が比較的長くしかも取替えが簡便で
ある。
来る。又光源の寿命が比較的長くしかも取替えが簡便で
ある。
更に装置全体が極めてコンパクトに構成できる。
第１図は本発明の一実施態様の斜視図であり、第２図は
同断面図である。 同図中１は通常の液晶パネルであり、２は透光性板、３
は光伝送体部、４は光源部、５は導電線、６は液晶パネ
ルの電極、７は円型ロッド、８は筒状反射板、９は裏面
反射板を夫々示す。 第３図は、光源および光伝送体の一実施態様を示す断面
図で、４は光源部、例えば一般的には豆電球を使用した
もの、図中10は、集光レンズ、11は光を反射する物質を
夫々示す。 第４図は、本発明の一実施態様の透光性板の下面又は光
散乱反射板の光散乱物質の状態を示す概念図である。第
５図は光度分布比較チャートを示し、図中αは本発明に
よるもの、βは比較例の結果を夫々示す。
同断面図である。 同図中１は通常の液晶パネルであり、２は透光性板、３
は光伝送体部、４は光源部、５は導電線、６は液晶パネ
ルの電極、７は円型ロッド、８は筒状反射板、９は裏面
反射板を夫々示す。 第３図は、光源および光伝送体の一実施態様を示す断面
図で、４は光源部、例えば一般的には豆電球を使用した
もの、図中10は、集光レンズ、11は光を反射する物質を
夫々示す。 第４図は、本発明の一実施態様の透光性板の下面又は光
散乱反射板の光散乱物質の状態を示す概念図である。第
５図は光度分布比較チャートを示し、図中αは本発明に
よるもの、βは比較例の結果を夫々示す。
フロントページの続き 合議体 審判長 桜井 義宏 審判官 豊岡 静男 審判官 橋本 栄和 (56)参考文献 特開 昭59−81683（ＪＰ，Ａ) 実開 昭61−145979（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−179737（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】透光性板の一側面端部を光入射部とし、液
晶パネルとの接近面と反対側の面に、前記一側面端部に
平行な方向においては実質的に密度が一定であり、前記
一側面端部に直交する方向においては前記光入射部から
離れるに従って実質的に密度が高くなるように光散乱物
質を施し、その面を鏡面反射板で被覆した透光性板と、
光入射部近傍に配置した反射鏡機構を持つ光伝送体と、
該光伝送体の一端に配置した点光源発光体とを有するバ
ックライトであって、前記光伝送体が、透光性板に対す
る側と反対側に光散乱物質を前記点光源発光体から離れ
るに従って密に施した光学透明物質で形成された円形ロ
ッドからなり、その外周を空気層を介して反射板で筒状
に覆い、透光性板の側面側に光出口を設けたものである
バックライト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63071889A JP2891459B2 (ja) | 1988-03-28 | 1988-03-28 | バックライト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63071889A JP2891459B2 (ja) | 1988-03-28 | 1988-03-28 | バックライト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01245220A JPH01245220A (ja) | 1989-09-29 |
| JP2891459B2 true JP2891459B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=13473555
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63071889A Expired - Fee Related JP2891459B2 (ja) | 1988-03-28 | 1988-03-28 | バックライト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2891459B2 (ja) |
Families Citing this family (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5283673A (en) * | 1989-09-30 | 1994-02-01 | Kabushiki Kaisha Meitaku Shisutemu | Surface luminous source panel with areas having different reflector speck densities |
| JPH0776817B2 (ja) * | 1990-08-15 | 1995-08-16 | 茶谷産業株式会社 | 面状液晶表示装置 |
| JP2710465B2 (ja) * | 1990-09-12 | 1998-02-10 | 三菱レイヨン株式会社 | 面光源素子 |
| WO1992004648A1 (en) * | 1990-09-12 | 1992-03-19 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | Element of plane source of light |
| US5363294A (en) * | 1991-03-29 | 1994-11-08 | Nissha Printing Co., Ltd. | Surface light source device |
| EP0519444B1 (en) * | 1991-06-21 | 1995-01-11 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | Method for preparing graft copolymer |
| JP3030792B2 (ja) * | 1991-09-27 | 2000-04-10 | 東ソー株式会社 | バックライト |
| JP2533024B2 (ja) * | 1991-10-30 | 1996-09-11 | 株式会社明拓システム | エッジライトパネルの入射光供給装置 |
| CA2099067C (en) * | 1993-06-23 | 2001-02-13 | Makoto Oe | Plane light source unit |
| US5863113A (en) * | 1993-06-22 | 1999-01-26 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | Plane light source unit |
| JP2742880B2 (ja) * | 1994-08-12 | 1998-04-22 | 大日本印刷株式会社 | 面光源、それを用いた表示装置、及びそれらに用いる光拡散シート |
| TW393582B (en) * | 1995-12-05 | 2000-06-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Backlighting device and color display device |
| CN1078335C (zh) * | 1996-02-01 | 2002-01-23 | 三菱丽阳株式会社 | 面光源元件及使用它的液晶显示装置和标志显示装置 |
| TW523627B (en) | 1998-07-14 | 2003-03-11 | Hitachi Ltd | Liquid crystal display device |
| JP4904599B2 (ja) * | 2008-07-25 | 2012-03-28 | 住友電工プリントサーキット株式会社 | 配線モジュールおよび電子機器 |
| TWI370273B (en) | 2008-10-17 | 2012-08-11 | Coretronic Corp | Light guide plate |
| JP2012106811A (ja) * | 2010-11-15 | 2012-06-07 | Fujitec Co Ltd | エレベータ等のパネル |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5981683A (ja) * | 1982-11-02 | 1984-05-11 | 株式会社東芝 | 液晶表示装置 |
| JPS61145979U (ja) * | 1985-03-01 | 1986-09-09 | ||
| JPS62179737U (ja) * | 1986-05-06 | 1987-11-14 |
-
1988
- 1988-03-28 JP JP63071889A patent/JP2891459B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01245220A (ja) | 1989-09-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |