JP2890294B2 - 電子レンジ用卵ゆで器 - Google Patents
電子レンジ用卵ゆで器Info
- Publication number
- JP2890294B2 JP2890294B2 JP24664495A JP24664495A JP2890294B2 JP 2890294 B2 JP2890294 B2 JP 2890294B2 JP 24664495 A JP24664495 A JP 24664495A JP 24664495 A JP24664495 A JP 24664495A JP 2890294 B2 JP2890294 B2 JP 2890294B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- egg
- lid
- open container
- microwave oven
- yolk
- Prior art date
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば電子レンジに
より半熟卵を作る際に用いられる電子レンジ用卵ゆで器
に関するものである。
より半熟卵を作る際に用いられる電子レンジ用卵ゆで器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の電子レンジ用卵ゆで器とし
て、生卵の卵殻を割除した卵黄及び卵白を収納可能な合
成樹脂製の開口容器体と、開口容器体の開口部に被嵌可
能な合成樹脂製の蓋体とからなるものが知られ、しかし
て、この開口容器体に生卵の卵殻を割除した卵黄及び卵
白を収納し、開口容器体内に収納された卵黄及び卵白に
爪楊枝等により数箇所穴を開け、開口容器体に蓋体を被
嵌し、この被嵌状態で電子レンジ内にいれ、所定時間加
熱することにより、半熟卵が出来上がることになる。
て、生卵の卵殻を割除した卵黄及び卵白を収納可能な合
成樹脂製の開口容器体と、開口容器体の開口部に被嵌可
能な合成樹脂製の蓋体とからなるものが知られ、しかし
て、この開口容器体に生卵の卵殻を割除した卵黄及び卵
白を収納し、開口容器体内に収納された卵黄及び卵白に
爪楊枝等により数箇所穴を開け、開口容器体に蓋体を被
嵌し、この被嵌状態で電子レンジ内にいれ、所定時間加
熱することにより、半熟卵が出来上がることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
構造の場合、義務励行を喚起しているものの、卵黄及び
卵白に全く穴を開けないで加熱したり、開けても穴の数
が少なかったり、良質なでこくのある卵の場合には開け
た穴が閉じたり、加熱時間が少し長過ぎたりすると、蓋
体や中身が飛び散り、蓋体は電子レンジの加熱庫内の天
板に衝突するおそれがあるという不都合を有している。
構造の場合、義務励行を喚起しているものの、卵黄及び
卵白に全く穴を開けないで加熱したり、開けても穴の数
が少なかったり、良質なでこくのある卵の場合には開け
た穴が閉じたり、加熱時間が少し長過ぎたりすると、蓋
体や中身が飛び散り、蓋体は電子レンジの加熱庫内の天
板に衝突するおそれがあるという不都合を有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決することを目的とするもので、本発明のうちで、
請求項1記載の発明は、生卵の卵殻を割除した卵黄及び
卵白を収納可能な合成樹脂製の開口容器体と、該開口容
器体の開口部に被嵌可能な合成樹脂製の蓋体とからな
り、上記蓋体に開口容器体内に収納された卵黄及び卵白
内に突入可能な突入杆を配設してなる電子レンジ用卵ゆ
で器にある。
を解決することを目的とするもので、本発明のうちで、
請求項1記載の発明は、生卵の卵殻を割除した卵黄及び
卵白を収納可能な合成樹脂製の開口容器体と、該開口容
器体の開口部に被嵌可能な合成樹脂製の蓋体とからな
り、上記蓋体に開口容器体内に収納された卵黄及び卵白
内に突入可能な突入杆を配設してなる電子レンジ用卵ゆ
で器にある。
【0005】又、請求項2記載の発明は、請求項1記載
の蓋体に蒸気抜き穴を形成してなることを特徴とするも
のであり、又請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の発明の蓋体の表面につまみ凹部を形成してな
ることを特徴とするものである。
の蓋体に蒸気抜き穴を形成してなることを特徴とするも
のであり、又請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の発明の蓋体の表面につまみ凹部を形成してな
ることを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】図1乃至図6は本発明の実施の形
態例を示し、1は開口容器体であって、合成樹脂、例え
ば耐熱温度140℃、耐冷温度−20℃のポリプロピレ
ン等の耐熱合成樹脂により半卵殻状に製作され、容量は
生卵一個分の卵殻を割除した卵黄及び卵白Wを入れるに
適した110mlとなっており、上部は開口部1aに形
成され、下部は食卓に載置可能な座部1bが形成され、
全体としてそのまま食用容器として使用して半熟卵を食
する形状に形成されている。
態例を示し、1は開口容器体であって、合成樹脂、例え
ば耐熱温度140℃、耐冷温度−20℃のポリプロピレ
ン等の耐熱合成樹脂により半卵殻状に製作され、容量は
生卵一個分の卵殻を割除した卵黄及び卵白Wを入れるに
適した110mlとなっており、上部は開口部1aに形
成され、下部は食卓に載置可能な座部1bが形成され、
全体としてそのまま食用容器として使用して半熟卵を食
する形状に形成されている。
【0007】2は蓋体であって、上記開口容器体1と同
様にポリプロピレン等の耐熱合成樹脂によりほぼ半卵殻
状に製作され、その下部周縁部に被嵌周鍔2aが形成さ
れ、この被嵌周鍔2aが開口容器体1の開口部1aの内
周面に嵌合可能に形成されている。
様にポリプロピレン等の耐熱合成樹脂によりほぼ半卵殻
状に製作され、その下部周縁部に被嵌周鍔2aが形成さ
れ、この被嵌周鍔2aが開口容器体1の開口部1aの内
周面に嵌合可能に形成されている。
【0008】3は突入杆体であって、この場合上記蓋体
2の中心部に一体的に垂下形成され、上記開口容器体内
に収納された卵黄及び卵白W内に突入可能な長さに突出
して形成されている。尚、突入杆体3の外周面に凹凸状
の滑止部を形成することもでき、これにより卵黄及び卵
白Wと突入杆体3との纏わり付きを高めることができ
る。
2の中心部に一体的に垂下形成され、上記開口容器体内
に収納された卵黄及び卵白W内に突入可能な長さに突出
して形成されている。尚、突入杆体3の外周面に凹凸状
の滑止部を形成することもでき、これにより卵黄及び卵
白Wと突入杆体3との纏わり付きを高めることができ
る。
【0009】4は蒸気抜き穴であって、上記蓋体2に二
個貫通して形成され、又、蓋体2の表面には一対のつま
み凹部5が凹み形成されている。
個貫通して形成され、又、蓋体2の表面には一対のつま
み凹部5が凹み形成されている。
【0010】この実施の形態例は上記構成であるから、
開口容器体1に一個分の生卵の卵殻を割除した卵黄及び
卵白Wを収納し、開口容器体1内に収納された卵黄及び
卵白に爪楊枝等により数箇所穴を開け、開口容器体1に
蓋体2を被嵌し、この被嵌状態で電子レンジ内にいれ、
例えば30秒乃至60秒程度の所定時間加熱することに
より、半熟卵が出来上がることになり、この際、誤っ
て、開口容器体1内に収納された卵黄及び卵白に爪楊枝
等により数箇所穴を開けなかったり、開けても穴の数が
少なかったり、加熱時間が少し長過ぎたりしても、蓋体
2を被嵌することにより突入杆体3が開口容器体1内に
収納された卵黄及び卵白W内に突入しているため、突入
杆体3が穴を開けることになると共に半熟状の卵黄及び
卵白Wが突入杆体3に纏わり付き、このため蓋体2が高
く飛び散ることが抑制され、蓋体2が開く程度で治ま
り、よって電子レンジ調理の安全性を高めることができ
る。
開口容器体1に一個分の生卵の卵殻を割除した卵黄及び
卵白Wを収納し、開口容器体1内に収納された卵黄及び
卵白に爪楊枝等により数箇所穴を開け、開口容器体1に
蓋体2を被嵌し、この被嵌状態で電子レンジ内にいれ、
例えば30秒乃至60秒程度の所定時間加熱することに
より、半熟卵が出来上がることになり、この際、誤っ
て、開口容器体1内に収納された卵黄及び卵白に爪楊枝
等により数箇所穴を開けなかったり、開けても穴の数が
少なかったり、加熱時間が少し長過ぎたりしても、蓋体
2を被嵌することにより突入杆体3が開口容器体1内に
収納された卵黄及び卵白W内に突入しているため、突入
杆体3が穴を開けることになると共に半熟状の卵黄及び
卵白Wが突入杆体3に纏わり付き、このため蓋体2が高
く飛び散ることが抑制され、蓋体2が開く程度で治ま
り、よって電子レンジ調理の安全性を高めることができ
る。
【0011】またこの場合上記蓋体2に蒸気抜き穴4を
形成しているから、電子レンジ調理に伴う蒸気は良好に
逃げることになって良好な半熟卵を作ることができると
共に開口容器体1及び蓋体2がそれほど熱くならず、
又、上記蓋体2の表面につまみ凹部5を形成してなるか
ら、指により蓋体2を容易につまむことができて蓋体2
の開閉を簡単に行うことができる。
形成しているから、電子レンジ調理に伴う蒸気は良好に
逃げることになって良好な半熟卵を作ることができると
共に開口容器体1及び蓋体2がそれほど熱くならず、
又、上記蓋体2の表面につまみ凹部5を形成してなるか
ら、指により蓋体2を容易につまむことができて蓋体2
の開閉を簡単に行うことができる。
【0012】尚、本発明は上記実施の形態例に限られる
ものではなく、開口容器体1及び蓋体2の形状や構造、
突入杆体3の形状等は適宜変更して設計される。
ものではなく、開口容器体1及び蓋体2の形状や構造、
突入杆体3の形状等は適宜変更して設計される。
【0013】
【発明の効果】本発明は上述の如く、請求項1記載の発
明にあっては、開口容器体に一個分の生卵の卵殻を割除
した卵黄及び卵白を収納し、開口容器体内に収納された
卵黄及び卵白に爪楊枝等により数箇所穴を開け、開口容
器体に蓋体を被嵌し、この被嵌状態で電子レンジ内にい
れ、所定時間加熱することにより、半熟卵が出来上がる
ことになり、この際、誤って、開口容器体内に収納され
た卵黄及び卵白に爪楊枝等により数箇所穴を開けなかっ
たり、開けても穴の数が少なかったり、加熱時間が少し
長過ぎたりしても、蓋体を被嵌することにより突入杆体
が開口容器体内に収納された卵黄及び卵白内に突入して
いるため、突入杆体が穴を開けることになると共に半熟
状の卵黄及び卵白が突入杆体に纏わり付き、このため蓋
体が高く飛び散ることが抑制され、蓋体が開く程度で治
まり、よって電子レンジ調理の安全性を高めることがで
きる。
明にあっては、開口容器体に一個分の生卵の卵殻を割除
した卵黄及び卵白を収納し、開口容器体内に収納された
卵黄及び卵白に爪楊枝等により数箇所穴を開け、開口容
器体に蓋体を被嵌し、この被嵌状態で電子レンジ内にい
れ、所定時間加熱することにより、半熟卵が出来上がる
ことになり、この際、誤って、開口容器体内に収納され
た卵黄及び卵白に爪楊枝等により数箇所穴を開けなかっ
たり、開けても穴の数が少なかったり、加熱時間が少し
長過ぎたりしても、蓋体を被嵌することにより突入杆体
が開口容器体内に収納された卵黄及び卵白内に突入して
いるため、突入杆体が穴を開けることになると共に半熟
状の卵黄及び卵白が突入杆体に纏わり付き、このため蓋
体が高く飛び散ることが抑制され、蓋体が開く程度で治
まり、よって電子レンジ調理の安全性を高めることがで
きる。
【0014】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記蓋体に蒸気抜き穴を形成しているから、電子レンジ調
理に伴う蒸気は良好に逃げることになって良好な半熟卵
を作ることができると共に開口容器体及び蓋体がそれほ
ど熱くならず、又、請求項3記載の発明にあっては、蓋
体の表面につまみ凹部を形成してなるから、指により蓋
体を容易につまむことができて蓋体2の開閉を簡単に行
うことができる。
記蓋体に蒸気抜き穴を形成しているから、電子レンジ調
理に伴う蒸気は良好に逃げることになって良好な半熟卵
を作ることができると共に開口容器体及び蓋体がそれほ
ど熱くならず、又、請求項3記載の発明にあっては、蓋
体の表面につまみ凹部を形成してなるから、指により蓋
体を容易につまむことができて蓋体2の開閉を簡単に行
うことができる。
【0015】以上、所期の目的を充分達成することがで
きる。
きる。
【図1】本発明の実施の形態例の全体斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態例の分解斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態例の平面図である。
【図4】本発明の実施の形態例の断面図である。
【図5】本発明の実施の形態例の断面斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態例の平面図である。
W 卵黄及び卵白 1 開口容器体 2 蓋体 3 突入杆体 4 蒸気抜き穴 5 つまみ凹部
Claims (3)
- 【請求項1】 生卵の卵殻を割除した卵黄及び卵白を収
納可能な合成樹脂製の開口容器体と、該開口容器体の開
口部に被嵌可能な合成樹脂製の蓋体とからなり、上記蓋
体に開口容器体内に収納された卵黄及び卵白内に突入可
能な突入杆を配設してなる電子レンジ用卵ゆで器。 - 【請求項2】 上記蓋体に蒸気抜き穴を形成してなる請
求項1記載の電子レンジ用卵ゆで器。 - 【請求項3】 上記蓋体の表面につまみ凹部を形成して
なる請求項1又は2記載の電子レンジ用卵ゆで器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24664495A JP2890294B2 (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | 電子レンジ用卵ゆで器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24664495A JP2890294B2 (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | 電子レンジ用卵ゆで器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0965978A JPH0965978A (ja) | 1997-03-11 |
JP2890294B2 true JP2890294B2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=17151486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24664495A Expired - Fee Related JP2890294B2 (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | 電子レンジ用卵ゆで器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2890294B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7763302B2 (en) | 2003-12-19 | 2010-07-27 | Michael Foods Of Delaware, Inc. | Methods for automatically making large quantities of pre-cooked eggs having a natural appearance |
EP2315692B1 (en) * | 2008-07-29 | 2017-08-30 | Henkel AG & Co. KGaA | Reinforcement assembly |
GB201222890D0 (en) * | 2012-12-19 | 2013-01-30 | Roberts Gary | A Mircowave egg-cooking device |
GB201716015D0 (en) * | 2017-10-02 | 2017-11-15 | Russell Iain Matthew | Scoops |
-
1995
- 1995-08-30 JP JP24664495A patent/JP2890294B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0965978A (ja) | 1997-03-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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R250 | Receipt of annual fees |
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