JP2889172B2 - 印刷機における印刷胴を洗浄する装置 - Google Patents
印刷機における印刷胴を洗浄する装置Info
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- JP2889172B2 JP2889172B2 JP8037662A JP3766296A JP2889172B2 JP 2889172 B2 JP2889172 B2 JP 2889172B2 JP 8037662 A JP8037662 A JP 8037662A JP 3766296 A JP3766296 A JP 3766296A JP 2889172 B2 JP2889172 B2 JP 2889172B2
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F35/00—Cleaning arrangements or devices
- B41F35/006—Cleaning arrangements or devices for impression cylinders
Landscapes
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷機における印
刷胴を洗浄する装置であって、洗浄すべき印刷胴に対し
て、該印刷胴に軸平行に走入・走出可能な洗浄装置を有
しており、該印刷胴に当接・離反可能になっている形式
のものに関する。
刷胴を洗浄する装置であって、洗浄すべき印刷胴に対し
て、該印刷胴に軸平行に走入・走出可能な洗浄装置を有
しており、該印刷胴に当接・離反可能になっている形式
のものに関する。
【０００２】
【従来の技術】このような形式の装置は、ドイツ連邦共
和国特許出願公開第３６１４５４２号明細書より公知で
ある。この洗浄装置は、搬送装置を用いて別の印刷機の
複数の印刷胴に対して連続的に移動することによって、
輪転印刷機内における複数の印刷胴を洗浄するために働
く。
和国特許出願公開第３６１４５４２号明細書より公知で
ある。この洗浄装置は、搬送装置を用いて別の印刷機の
複数の印刷胴に対して連続的に移動することによって、
輪転印刷機内における複数の印刷胴を洗浄するために働
く。
【０００３】搬送装置はガイドシステムにおいて、コン
ベヤ部材を用いて印刷機に沿って移動可能である。この
場合、コンベヤ部材は駆動ユニットと係合している。こ
の公知の装置における欠点は、所要部材が非常に複雑で
あることと、１つの印刷ユニットから次の印刷ユニット
へ洗浄装置を移動させるために大きな時間が費やされる
ことである。
ベヤ部材を用いて印刷機に沿って移動可能である。この
場合、コンベヤ部材は駆動ユニットと係合している。こ
の公知の装置における欠点は、所要部材が非常に複雑で
あることと、１つの印刷ユニットから次の印刷ユニット
へ洗浄装置を移動させるために大きな時間が費やされる
ことである。
【０００４】また、別の印刷機の印刷胴の洗浄装置が、
欧州特許公開第０５９１６３４号明細書より公知であ
る。この洗浄装置は、印刷機フレームに設けられた開口
より印刷胴に対して軸平行に走入・走出可能である。こ
こでは、洗浄装置自体が直線ガイドを有する懸架装置に
収容されている。この懸架装置は、供給導管に対して連
結・遮断するための端面接続部を有しており、洗浄装置
が挿入されると自動的に連結されるようになっている。
洗浄装置を有する懸架装置は、圧力空気シリンダと連結
機構とを用いて、洗浄すべき胴に対して接近旋回、又は
離反旋回される。空気圧力シリンダと懸架装置とは開口
に配置されており、よって保守に有効な空間をかなり制
限してしまう。さらに、直線ガイド及び連結機構は、複
雑な構成を有している。
欧州特許公開第０５９１６３４号明細書より公知であ
る。この洗浄装置は、印刷機フレームに設けられた開口
より印刷胴に対して軸平行に走入・走出可能である。こ
こでは、洗浄装置自体が直線ガイドを有する懸架装置に
収容されている。この懸架装置は、供給導管に対して連
結・遮断するための端面接続部を有しており、洗浄装置
が挿入されると自動的に連結されるようになっている。
洗浄装置を有する懸架装置は、圧力空気シリンダと連結
機構とを用いて、洗浄すべき胴に対して接近旋回、又は
離反旋回される。空気圧力シリンダと懸架装置とは開口
に配置されており、よって保守に有効な空間をかなり制
限してしまう。さらに、直線ガイド及び連結機構は、複
雑な構成を有している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ほと
んど手間をかけずに印刷機に取り付け・取り外し可能で
あり、しかも保守に有効な自由空間を常に狭めない、印
刷胴の洗浄装置を提供することである。
んど手間をかけずに印刷機に取り付け・取り外し可能で
あり、しかも保守に有効な自由空間を常に狭めない、印
刷胴の洗浄装置を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、床コンベヤ部材に位置決めされて
いて、印刷胴に対して軸平行に印刷機の挿入位置に走入
・走出可能である洗浄装置が、連結された第１の作動装
置を用いて、印刷機フレームに対して固定された２つの
長手方向ガイドを介して、印刷胴に対応する準備位置ま
で長手方向に移動可能であり、この準備位置において少
なくとも１つの第２の作動装置を用いて、印刷胴に対し
て当接・離反可能であるようにした。
に本発明の構成では、床コンベヤ部材に位置決めされて
いて、印刷胴に対して軸平行に印刷機の挿入位置に走入
・走出可能である洗浄装置が、連結された第１の作動装
置を用いて、印刷機フレームに対して固定された２つの
長手方向ガイドを介して、印刷胴に対応する準備位置ま
で長手方向に移動可能であり、この準備位置において少
なくとも１つの第２の作動装置を用いて、印刷胴に対し
て当接・離反可能であるようにした。
【０００７】
【発明の効果】本発明による装置では、床コンベヤ部材
に位置決めされた洗浄装置が、洗浄すべき印刷胴に対し
て印刷機の開口より横方向に走入され、床コンベヤ部材
によって走出されるようにした。床コンベヤ部材は移動
可能であるので、印刷機内の全ての洗浄装置に対して１
つの床コンベヤ部材しか必要がない。有利には、横方向
ガイド（印刷胴に対して軸平行に延びている）が印刷機
フレームの開口に配置されており、この横方向ガイド
へ、洗浄装置を有する床コンベヤ部材が挿入位置に挿入
され、又そこから取り出される。
に位置決めされた洗浄装置が、洗浄すべき印刷胴に対し
て印刷機の開口より横方向に走入され、床コンベヤ部材
によって走出されるようにした。床コンベヤ部材は移動
可能であるので、印刷機内の全ての洗浄装置に対して１
つの床コンベヤ部材しか必要がない。有利には、横方向
ガイド（印刷胴に対して軸平行に延びている）が印刷機
フレームの開口に配置されており、この横方向ガイド
へ、洗浄装置を有する床コンベヤ部材が挿入位置に挿入
され、又そこから取り出される。
【０００８】床コンベヤ部材から解離した洗浄装置は、
挿入位置から長手方向に移動する。つまり、第１の作動
装置によって、洗浄すべき印刷胴に対応する準備位置に
至るまで、枚葉紙送り方向、又は反枚葉紙送り方向に移
動する。第２の作動装置によって、洗浄装置は作業位置
に当接され、又は再び準備位置に離反される。
挿入位置から長手方向に移動する。つまり、第１の作動
装置によって、洗浄すべき印刷胴に対応する準備位置に
至るまで、枚葉紙送り方向、又は反枚葉紙送り方向に移
動する。第２の作動装置によって、洗浄装置は作業位置
に当接され、又は再び準備位置に離反される。
【０００９】本発明による前記解決策は、印刷胴、例え
ば印刷機における圧胴の洗浄に特に適している。印刷機
内のこれらの圧胴に接近することは、幾何学的配置から
困難である。本発明による解決策が、大型紙判の枚葉紙
印刷機に用いられる場合、洗浄装置は比較的大きな質量
を有する。このような装置は手間をかけさえすれば、手
動で取り付け又は取り外しすることができる。
ば印刷機における圧胴の洗浄に特に適している。印刷機
内のこれらの圧胴に接近することは、幾何学的配置から
困難である。本発明による解決策が、大型紙判の枚葉紙
印刷機に用いられる場合、洗浄装置は比較的大きな質量
を有する。このような装置は手間をかけさえすれば、手
動で取り付け又は取り外しすることができる。
【００１０】洗浄の原理に応じて、有利には洗浄ロー
ラ、例えばドクタを有する洗浄ブラシ又は圧力部材を有
する洗浄布が、洗浄装置として適している。洗浄ロー
ラ、又は洗浄布スピンドルは、端面において側壁で取り
付けられており、有利には片側が開放しているハウジン
グによって包囲されている。洗剤と（又は）水のノズル
は、公知の形式で、ハウジング内で洗浄ローラと洗浄布
に配属されている。ローラ駆動装置例えば電気モータ
は、同様に有利にはハウジングに取り付けられており、
完成した洗浄ユニットは構成ユニット（水、洗剤及びエ
ネルギのための接続部材を含む）として提供される。
ラ、例えばドクタを有する洗浄ブラシ又は圧力部材を有
する洗浄布が、洗浄装置として適している。洗浄ロー
ラ、又は洗浄布スピンドルは、端面において側壁で取り
付けられており、有利には片側が開放しているハウジン
グによって包囲されている。洗剤と（又は）水のノズル
は、公知の形式で、ハウジング内で洗浄ローラと洗浄布
に配属されている。ローラ駆動装置例えば電気モータ
は、同様に有利にはハウジングに取り付けられており、
完成した洗浄ユニットは構成ユニット（水、洗剤及びエ
ネルギのための接続部材を含む）として提供される。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
面につき詳しく説明する。
【００１２】枚葉紙オフセット印刷機の印刷ユニット
は、主として圧胴として働く印刷胴１と、この印刷胴１
に公知の形式で作用結合している、隣接したゴムブラン
ケット胴３と、このゴムブランケット胴３に配属する版
胴４とから成っている。インキユニット及び湿しユニッ
トの版胴４に対する関係については、ここでは触れない
ことにする。版胴１には、枚葉紙送り方向で見て、渡し
ドラム５が前置されており、別の渡しドラム６が後置さ
れている。洗浄装置２は、版胴１の下に配置され、該版
胴１に対して当接されたり離反されたりする。印刷ユニ
ットは、公知のように、両側にそれぞれ配置された、開
口を備えた印刷機フレーム７を有する。この開口は、公
知のように保守作業を行うためのマンホールとして働
く。印刷胴１に対して軸平行に延びている横方向ガイド
９は印刷機フレーム７の開口内に配置されている。固定
部材を有するベースフレームから主として形成されてい
る床コンベヤ部材８は、洗浄装置２を受容するようにな
っている。床コンベヤ部材８は、印刷ユニット間の移動
のために設けられている複数のステアリングローラ１８
を有する。センタリングローラ１７は、横方向ガイド９
と平行して、床コンベヤ部材８に回転可能に配置されて
いる。別の形式によれば、床コンベヤ部材８は、例えば
エアクッション、又は床の近くに配置されたガイド装置
によって、可動にされることもできる。
は、主として圧胴として働く印刷胴１と、この印刷胴１
に公知の形式で作用結合している、隣接したゴムブラン
ケット胴３と、このゴムブランケット胴３に配属する版
胴４とから成っている。インキユニット及び湿しユニッ
トの版胴４に対する関係については、ここでは触れない
ことにする。版胴１には、枚葉紙送り方向で見て、渡し
ドラム５が前置されており、別の渡しドラム６が後置さ
れている。洗浄装置２は、版胴１の下に配置され、該版
胴１に対して当接されたり離反されたりする。印刷ユニ
ットは、公知のように、両側にそれぞれ配置された、開
口を備えた印刷機フレーム７を有する。この開口は、公
知のように保守作業を行うためのマンホールとして働
く。印刷胴１に対して軸平行に延びている横方向ガイド
９は印刷機フレーム７の開口内に配置されている。固定
部材を有するベースフレームから主として形成されてい
る床コンベヤ部材８は、洗浄装置２を受容するようにな
っている。床コンベヤ部材８は、印刷ユニット間の移動
のために設けられている複数のステアリングローラ１８
を有する。センタリングローラ１７は、横方向ガイド９
と平行して、床コンベヤ部材８に回転可能に配置されて
いる。別の形式によれば、床コンベヤ部材８は、例えば
エアクッション、又は床の近くに配置されたガイド装置
によって、可動にされることもできる。
【００１３】作動装置１２は、印刷胴１の下でそれぞれ
の印刷機フレーム７の側部に設けられている。この作動
装置１２は、主として回転継手１４に受けられたピスト
ンロッドを有する作業シリンダ１３から成っている。さ
らに、回転継手１４にはレバー１５が受けられており、
該レバーは、印刷機フレーム７に固定された長手方向ガ
イド１１と接触するカムローラ１６を有する。それぞれ
のレバー１５は、センタリング装置２０を有しており、
該センタリング装置２０には洗浄装置２に配置されたセ
ンタリング部材２１が、位置適正に対応する。同様に、
印刷機フレーム７に対して固設された別の作動装置２３
が印刷胴の下に設けられており、該作動装置２３は、洗
浄装置２に配置された横材２４と協働する少なくとも１
つの作業シリンダ２２から成っている。さらに、洗浄装
置２は、洗剤、水、及びエネルギのための接続部を有し
ており、この接続部は遅くとも洗浄すべき印刷胴１に対
応する準備位置において、自動的に対応部材と結合す
る。洗浄装置は、結果的に全ての所要の供給導管に連結
される。
の印刷機フレーム７の側部に設けられている。この作動
装置１２は、主として回転継手１４に受けられたピスト
ンロッドを有する作業シリンダ１３から成っている。さ
らに、回転継手１４にはレバー１５が受けられており、
該レバーは、印刷機フレーム７に固定された長手方向ガ
イド１１と接触するカムローラ１６を有する。それぞれ
のレバー１５は、センタリング装置２０を有しており、
該センタリング装置２０には洗浄装置２に配置されたセ
ンタリング部材２１が、位置適正に対応する。同様に、
印刷機フレーム７に対して固設された別の作動装置２３
が印刷胴の下に設けられており、該作動装置２３は、洗
浄装置２に配置された横材２４と協働する少なくとも１
つの作業シリンダ２２から成っている。さらに、洗浄装
置２は、洗剤、水、及びエネルギのための接続部を有し
ており、この接続部は遅くとも洗浄すべき印刷胴１に対
応する準備位置において、自動的に対応部材と結合す
る。洗浄装置は、結果的に全ての所要の供給導管に連結
される。
【００１４】本発明による洗浄装置は、次のように働
く：洗浄装置２は床コンベヤ部材８に配置される。ステ
アリングローラ１８を有する床コンベヤ部材８は、片側
から印刷機フレーム７に設けられている開口の内部へ、
つまり挿入位置１０へ移動せしめられる。この目的は、
床コンベヤ部材８に配置されていて、フレームに対して
固定されている横方向ガイド９と協働するセンタリング
ローラ１７によって達せられる。横方向ガイド９には、
有利には開放側に進入傾斜部が設けられており、床コン
ベヤ部材８が容易に横方向ガイド９の端面に収容される
ようになっている。挿入位置１０を得るために、洗浄装
置２のハウジングが、第１の作動装置１２のレバー１５
に向かって運ばれていく。レバー１５は、洗浄装置２の
ハウジングに設けられたセンタリング部材２１と形状結
合的に一致するセンタリング装置２０を有している。セ
ンタリング装置２０とセンタリング部材２１とが連結さ
れると、挿入位置１０が得られる。
く：洗浄装置２は床コンベヤ部材８に配置される。ステ
アリングローラ１８を有する床コンベヤ部材８は、片側
から印刷機フレーム７に設けられている開口の内部へ、
つまり挿入位置１０へ移動せしめられる。この目的は、
床コンベヤ部材８に配置されていて、フレームに対して
固定されている横方向ガイド９と協働するセンタリング
ローラ１７によって達せられる。横方向ガイド９には、
有利には開放側に進入傾斜部が設けられており、床コン
ベヤ部材８が容易に横方向ガイド９の端面に収容される
ようになっている。挿入位置１０を得るために、洗浄装
置２のハウジングが、第１の作動装置１２のレバー１５
に向かって運ばれていく。レバー１５は、洗浄装置２の
ハウジングに設けられたセンタリング部材２１と形状結
合的に一致するセンタリング装置２０を有している。セ
ンタリング装置２０とセンタリング部材２１とが連結さ
れると、挿入位置１０が得られる。
【００１５】そこから第１の作動装置１２は、レバー１
５と作業シリンダ１３によって、長手方向ガイド１１に
沿って洗浄装置２を長手方向に移動させる。同時に、そ
れぞれのカムローラ１６が長手方向ガイド上を転動す
る。長手方向ガイド１１とカムローラ１６を有するレバ
ー１５の動きの形式は、洗浄装置２がその長手方向移動
中に、床コンベヤ部材８から離れて、つまり挿入位置１
０から持上げられるようになっている。結果的に、床コ
ンベヤ部材８は自由になる。そして、例えば、床コンベ
ヤ部材８は印刷機から取り除くことができ、別の洗浄機
を受け入れて、別の印刷ユニットに供給することができ
る。作動装置１２は、洗浄装置２が準備位置１９に達す
るまで作動せしめられる。つまり、作業シリンダ１３は
所定の位置（準備位置１９）まで移動し、長手方向ガイ
ド１１を介して、洗浄装置２を有するレバー１５を移動
させる。複数の作動装置１２が使用される場合、これら
の作業は同期的に行われる。洗浄装置２は、作動装置１
２によって準備位置１９で保持される。準備位置１９に
おいて、洗浄装置２は、水、洗剤及びエネルギのための
接続部材に自動的に結合される。洗浄装置２が印刷胴を
洗浄しようとする場合、第２の作動装置２３が作動せし
められる。作業シリンダ２２は、回転継手１４を中心に
旋回させながら、横材２４を介して、洗浄装置２が印刷
胴１に接触するまで洗浄装置２を持上げる。当接はこの
ように行われ、印刷胴１は公知の形式で洗浄される。洗
浄装置２が離反される場合は、作業シリンダ２２のロッ
ドが再び収縮し、洗浄装置２が準備位置１９に降ろされ
る。洗浄装置２が、例えば保守の目的で交換される場合
には、長手方向ガイド１１を介して準備位置１９から挿
入位置１０へ戻り、待機している床コンベヤ部材８に設
置される。それから、床コンベヤ部材８は印刷機フレー
ム７の開口から横方向に脱出する。代わりに、同じ洗浄
装置を、床コンベヤ部材８を用いて別の印刷ユニットに
移動させることもできる。前記第１の作動装置１２は、
代わりに駆動モータによって形成することができ、ロー
プの引っ張りによって、該駆動モータが洗浄装置２を長
手方向ガイド１１を用いて挿入位置１０から準備位置１
９へ移動させるようになっている。
５と作業シリンダ１３によって、長手方向ガイド１１に
沿って洗浄装置２を長手方向に移動させる。同時に、そ
れぞれのカムローラ１６が長手方向ガイド上を転動す
る。長手方向ガイド１１とカムローラ１６を有するレバ
ー１５の動きの形式は、洗浄装置２がその長手方向移動
中に、床コンベヤ部材８から離れて、つまり挿入位置１
０から持上げられるようになっている。結果的に、床コ
ンベヤ部材８は自由になる。そして、例えば、床コンベ
ヤ部材８は印刷機から取り除くことができ、別の洗浄機
を受け入れて、別の印刷ユニットに供給することができ
る。作動装置１２は、洗浄装置２が準備位置１９に達す
るまで作動せしめられる。つまり、作業シリンダ１３は
所定の位置（準備位置１９）まで移動し、長手方向ガイ
ド１１を介して、洗浄装置２を有するレバー１５を移動
させる。複数の作動装置１２が使用される場合、これら
の作業は同期的に行われる。洗浄装置２は、作動装置１
２によって準備位置１９で保持される。準備位置１９に
おいて、洗浄装置２は、水、洗剤及びエネルギのための
接続部材に自動的に結合される。洗浄装置２が印刷胴を
洗浄しようとする場合、第２の作動装置２３が作動せし
められる。作業シリンダ２２は、回転継手１４を中心に
旋回させながら、横材２４を介して、洗浄装置２が印刷
胴１に接触するまで洗浄装置２を持上げる。当接はこの
ように行われ、印刷胴１は公知の形式で洗浄される。洗
浄装置２が離反される場合は、作業シリンダ２２のロッ
ドが再び収縮し、洗浄装置２が準備位置１９に降ろされ
る。洗浄装置２が、例えば保守の目的で交換される場合
には、長手方向ガイド１１を介して準備位置１９から挿
入位置１０へ戻り、待機している床コンベヤ部材８に設
置される。それから、床コンベヤ部材８は印刷機フレー
ム７の開口から横方向に脱出する。代わりに、同じ洗浄
装置を、床コンベヤ部材８を用いて別の印刷ユニットに
移動させることもできる。前記第１の作動装置１２は、
代わりに駆動モータによって形成することができ、ロー
プの引っ張りによって、該駆動モータが洗浄装置２を長
手方向ガイド１１を用いて挿入位置１０から準備位置１
９へ移動させるようになっている。
【図１】輪転印刷機の印刷機ユニットの端面図である。
【図２】挿入位置における洗浄装置の概略図である。
【図３】準備位置における洗浄装置の概略図である。
１ 印刷胴、 ２ 洗浄装置、 ３ ゴムブランケット
胴、 ４ 版胴、 ５、６ 渡しドラム、 ７ 印刷機
フレーム、 ８ 床コンベヤ部材、 ９ 横方向ガイ
ド、 １０ 挿入位置、 １１ 長手方向ガイド、 １
２ 作動装置、１３ 作業シリンダ、 １４ 回転継
手、 １５ レバー、 １６ カムローラ、 １７ セ
ンタリングローラ、 １９ 準備位置、 ２０ センタ
リング装置、 ２１ センタリング部材、 ２２ 作業
シリンダ、 ２３ 作動装置、 ２４ 横材
胴、 ４ 版胴、 ５、６ 渡しドラム、 ７ 印刷機
フレーム、 ８ 床コンベヤ部材、 ９ 横方向ガイ
ド、 １０ 挿入位置、 １１ 長手方向ガイド、 １
２ 作動装置、１３ 作業シリンダ、 １４ 回転継
手、 １５ レバー、 １６ カムローラ、 １７ セ
ンタリングローラ、 １９ 準備位置、 ２０ センタ
リング装置、 ２１ センタリング部材、 ２２ 作業
シリンダ、 ２３ 作動装置、 ２４ 横材
フロントページの続き (72)発明者 ヨーアヒム オーレーク ドイツ連邦共和国 オーベルツハウゼン バウアーバッハシュトラーセ 48 (72)発明者 ヘルベルト ショッペ ドイツ連邦共和国 ノイゼース プフル ークシュトラーセ ６ (56)参考文献 特開 平２−292045（ＪＰ，Ａ) 実開 平２−50338（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B41F 35/00 - 35/06
Claims (4)
- 【請求項１】 印刷機における印刷胴を洗浄する装置で
あって、洗浄すべき印刷胴に対して軸平行に走入・走出
可能でかつ該印刷胴に対して当接・離反可能である洗浄
装置を有している形式のものにおいて、 床コンベヤ部材（８）に位置決めされていて印刷胴に対
して軸平行に印刷機の挿入位置（１０）に走入・走出可
能である洗浄装置（２）が、連結された第１の作動装置
（１２）を用いて、印刷機フレームに対して固定された
２つの長手方向ガイド（１１）を介して、印刷胴（１）
に配属された準備位置（１９）へ紙送り方向又は反紙送
り方向で長手方向移動可能であり、かつ、洗剤、水、及
びエネルギのための供給接続部と結合可能であり、さら
に、準備位置（１９）において少なくとも１つの第２の
作動装置（２３）を用いて、印刷胴（１）に対して当接
・離反可能であることを特徴とする、印刷機における印
刷胴を洗浄する装置。 - 【請求項２】 床コンベヤ部材（８）に、ステアリング
ローラ（１８）とセンタリングローラ（１７）とが配置
されており、該センタリングローラ（１７）が、印刷機
フレーム（７）に固定された横方向ガイド（９）に対応
する、請求項１記載の装置。 - 【請求項３】 第１の作動装置（１２）が、それぞれの
印刷機フレーム（７）の側部に配置された作業シリンダ
（１３）によって形成されており、該作業シリンダ（１
３）のピストンロッドが回転継手（１４）を介してレバ
ー（１５）に連結されていて、それぞれのレバー（１
５）が、洗浄装置（２）のセンタリング部材（２１）と
対応するセンタリング装置（２０）を有しており、かつ
長手方向ガイド（１１）と係合する少なくとも１つのカ
ムローラ（１６）を有している、請求項１記載の装置。 - 【請求項４】 第２の作動装置（２３）が、印刷機フレ
ーム（７）に配置されていて洗浄装置（２）と係合可能
である少なくとも１つの作業シリンダ（２２）によって
形成されており、該作業シリンダ（２２）が、印刷胴
（１）に対して洗浄装置を当接・離反させるようになっ
ている、請求項１記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19506640A DE19506640C2 (de) | 1995-02-25 | 1995-02-25 | Einrichtung zum Reinigen von Zylindern in Druckmaschinen |
| DE19506640.5 | 1995-02-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08244215A JPH08244215A (ja) | 1996-09-24 |
| JP2889172B2 true JP2889172B2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=7755043
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8037662A Expired - Fee Related JP2889172B2 (ja) | 1995-02-25 | 1996-02-26 | 印刷機における印刷胴を洗浄する装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5615612A (ja) |
| EP (1) | EP0728582B1 (ja) |
| JP (1) | JP2889172B2 (ja) |
| AT (1) | ATE166289T1 (ja) |
| DE (2) | DE19506640C2 (ja) |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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