JP2888896B2 - 給紙カセット装置 - Google Patents

給紙カセット装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、重ね合わされた規格サイズの記録紙を、例
えばファクシミリの記録部あるいはプリンタに順次に供
給する給紙カセット装置の改良に関する。
(従来の技術) 一般に、規格サイズの記録紙を重ね合わせて収納し、
上述のように、ファクシミリの記録部あるいはプリンタ
等に順次に給紙する給紙カセット装置においては、当初
カセットにまとめてセットされた記録紙が給紙とともに
次第に減少し、記録紙の残枚数が一定枚数よりも少なく
なるとニアエンド表示が行われ、記録紙のフィード不足
を防止するように配慮されている。そして、従来のこの
種の給紙カセット装置としては、カセットに残された記
録紙の重ね合わせ高さによって残枚数が判断され、これ
に基づいて上述のようにニアエンド表示が行われるタイ
プのものが一般的である。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の給紙カセット装置に
あっては、記録紙の残枚数が重ね合せ高さによって判断
されていたため、記録紙そのものの厚さの違いから残枚
数の差異を生じて、その結果ニアエンド表示が行われて
から実際に印字できる記録紙の枚数に差異を生じるとい
う不具合があった。
(発明の目的) 本発明は、上述のような従来技術の課題を背景として
なされたものであり、上限センサの信号の出力から下限
センサの信号の出力の間に本体に給紙された記録紙の枚
数に基づきニアエンド表示のタイミングをコントロール
して、基板紙の厚さの差により生じる残枚数の差異を解
消することのできる給紙カセット装置を提供することを
目的としている。
(発明の構成) 本発明は、上記目的達成のため、互に重ね合されてブ
ロックを形成する所定のサイズで任意厚さの記録紙を収
納するとともに本体に装着され、該本体に設けられた給
紙ユニットによって枚数をカウントされながら記録紙が
ブロックの上端から順次に本体に供給されるカセットケ
ースと、記録紙のブロックの下端に当接して記録紙を上
昇するリフタと、リフタにより上昇する記録紙のブロッ
クの上端が本体の給紙ユニットの作動可能な上限に位置
したことを検出して信号を出力する上限センサと、給紙
ユニットにより記録紙が本体に供給されて下降するブロ
ックの上端が給紙ユニットの作動可能な下限に位置した
ことを検出して信号を出力する上限センサと、記録紙が
減少して記録紙のブロックの高さが所定の高さになった
ことを検出して信号を出力するニアエンドセンサと、上
限センサおよび下限センサの出力信号に基づきそれぞれ
リフタを停止、駆動するとともにニアエンドセンサの信
号の入力後、所定のタイミングで記録紙の残枚数が終り
に近ずいたことを示すニアエンド表示を行う制御ユニッ
トと、を備えた給紙カセット装置であって、前記制御ユ
ニットが、上限センサの信号の出力から下限センサの信
号の出力の間で給紙ユニットにより本体に供給された記
録紙の枚数と前記ブロックの所定の高さに基づき、ニア
エンド表示の所定のタイミングを制御して記録紙の厚さ
の差により生じる記録紙の残枚数の差異を解消すること
を特徴とするものである。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明
する。第1図〜第4図は本発明に係る給紙カセット装置
の一実施例を示す図である。
まず、構成を説明する。
第1図において、符号1はカセットケースであり、カ
セットケース1は互に重ね合わされてブロック2を形成
する記録紙3を収納し、前述のファクシミリの記録部あ
るいはプリンタ等の本体4に着脱自在に装着され、さら
に本体4に設けられた給紙ユニット5によって記録紙3
がブロック2の上端から一枚ずつ順次に本体4に供給さ
れる。上述の記録紙3は、例えばA列あるいはB列等の
所定の規格サイズを有し、記録紙3のロット毎にその厚
さdが任意である。一方、本体4に設けられた給紙ユニ
ット5は、給紙ガイド6に沿って記録紙3を搬送する給
紙ローラ7、本体4に供給された記録紙3の枚数をカウ
ントするカウンタ8および以下いずれも図示は省略して
あるが、分離ローラ、駆動部等からなり、所定のシーク
エンスに従ってカウンタ8により記録紙3の枚数をカウ
ントしながら記録紙3をカセットケース1から本体4に
供給するようになっている。なお、給紙ユニット5はあ
る一定の位置にある記録紙3を1枚ずつ本体4に供給す
る機能を有するものであれば、上述のような構成のもの
に限られたことは勿論である。
第1図において、符号9はカセットケース1の給紙側
に設けられたリフタであり、リフタ9は、記録紙3が形
成するブロック2の給紙側の下端に当接し、ピン10aを
介して給紙側の端部が回動自在にカセットケース1に支
持されたリフトプレート10、先端がリフトプレート10に
当接し、他端が駆動軸11に連結されたカムプレート12お
よび駆動軸11を回動するリフト用モータ13からなってい
る。そして、リフト用モータ13により駆動軸11が駆動さ
れ、カムプレート12が駆動軸11を中心として図中仮想線
で示す位置から実線で示す位置に回動すると、カムプレ
ート12の先端がリフトプレート10を押し上げ、これに伴
いリフトプレート10がピン10aを軸として上方に回動し
て記録紙3の給紙側を上昇する。すなわち、リフタ9は
記録紙3のブロック2の下端に当接して記録紙3を上昇
する機能を有する。なお、符号14はカムプレート12の回
動に支障を与えないようにカセットケース1の底部に設
けられた開口部である。
一方、符号15および16はそれぞれリフタ9により上昇
する記録紙3のブロック2の上端に接触して信号を出力
する上限センサおよび下限センサであり、これら上限セ
ンサ15および下限センサ16はそれぞれスイング式の接触
部15a、16aおよび固定部15b、16bからなる。そして、第
2図において、リフタ9により記録紙3が上昇してカセ
ットケース1の給紙側の側板1aを越えて突出し、ブロッ
ク2の上端が下限センサ16の接触部16aに接触し、さら
に接触部16aを押し上げて下方の所定位置Aに達する
と、下限センサ16がONとなって第1図に示すように後述
する制御ユニット18に信号を出力する。さらに、リフタ
9によりブロック2の上端が、図中仮想線で示すように
上昇して上限センサ15の接触部15aに接触し、接触部15a
を押し上げて上方の所定位置Bに達すると、上限センサ
15がONとなって同様に制御ユニット18に信号を出力す
る。そして、該制御ユニット18は上限センサ15および下
限センサ16の信号に基づきリフタ9を停止するとともに
図示は省略してあるが、本体4の制御部に信号を出力
し、本体4の給紙ユニット5を駆動して記録紙3の本体
4への供給が行われる。このように、リフタ9により記
録紙3のブロック2が上昇して上限センサ15、下限セン
サ16が検出するブロック2の上端の所定位置AおよびB
はそれぞれ、第1図において、給紙ローラ7が固定軸7a
の回りに回動して記録紙3を給紙ガイド6に沿って搬送
可能な、すなわち給紙ユニット5の作動可能な上限およ
び下限となっている。したがって、上限センサ15は、リ
フタ9により上昇する記録紙3のブロック2の上端が本
体4の給紙ユニット5の作動可能な上限、すなわち第2
図中所定位置Bに位置したことを検出して信号を出力す
る機能を有する。
上述のように、リフタ9が停止した状態で給紙ユニッ
ト5によりカセットケース1に収納された記録紙3が本
体4に供給され、ブロック2の上端が次第に下降して給
紙ユニット5の作動可能な下限、すなわち、第2図中所
定位置Aに位置すると、下限センサ16がOFFとなり、下
限センサ16は再び第1図において、制御ユニット18に信
号を出力する。すなわち、下限センサ16は給紙ユニット
5により記録紙3が本体4に供給されて下降するブロッ
ク2の上端が給紙ユニット5の作動可能な下限に位置し
たことを検出して信号を出力する機能を有している。そ
して、下限センサ16のOFFの信号に基づき制御ユニット1
8が再びリフタ9を駆動し、上述のような記録紙3の上
昇、停止および給紙ユニット5による記録紙3の供給が
繰返される。
第1図において、符号17は近接センサからなるニアエ
ンドセンサであり、上述のようにリフタ9による記録紙
3の上昇、停止および給紙ユニット5による記録紙3の
本体4への供給が繰返され、記録紙3のブロック2の高
さが次第に減少して所定の高さとなると、ニアエンドセ
ンサ17がリフトプレート10に突設された検出端部10bを
検出して制御ユニット18に信号を出力する機能を有す
る。また、前述の制御ユニット18は、図示は省略してあ
るが、本体4の作動を制御する制御部と共通のマイクロ
コンピュータによって構成されており、既に説明したよ
うに上限センサ15および下限センサ16の出力信号に基づ
きそれぞれリフタ9を停止、駆動するとともに、ニアエ
ンドセンサ17の信号の入力後、所定のタイミングでニア
エンドアラーム19を作動し、記録紙3の残枚数が終りに
近づいたことを示すニアエンド表示を行う。さらに、制
御ユニット18は、上限センサ15のON信号および下限セン
サ16のOFFの信号を順次に受け、同時に給紙ユニット5
のカウンタ8の信号を受けて上限センサ15のONの信号の
出力、すなわち、第2図における記録紙3の本体4への
供給が開始される上限の所定位置Bから下限センサ16の
OFFの信号の出力、すなわち記録紙3の本体4への供給
が停止する下限の所定位置Aまでの間に給紙ユニット5
により本体4に供給され、カウンタ8によってカウント
された記録紙3の枚数を読み込み、該枚数に基づいてニ
アエンド表示を行う所定のタイミングを制御するように
なっている。
ここで、上述の制御ユニット18におけるニアエンド表
示を行う所定のタイミングの制御につき説明する。
第2図において、給紙ユニット5の作動可能な下限の
所定位置Aと上限の所定位置B(以下、単に下限Aおよ
び上限Bと略称する)の高さの差をhとし、上限Bから
下限Aまでの間に、第1図に示す給紙ユニット5によっ
てカセットケース1から本体4に供給されてカウンタ8
によりカウントされた記録紙3の枚数をMとすると、記
録紙3の1枚ずつの厚みdは次式(1)により示され
る。
さらに、第1図において、最大の厚さd1を有する記録
紙3がカセットケース1にセットされて本体4に供給さ
れ、ニアエンドセンサ17が信号を出力してからカセット
ケース1に残された記録紙3が全部なくなるまでの枚数
をn1とし、またd1よりも薄い厚さd2を有する記録紙3が
本体4に供給されて同様に、ニアエンドセンサ17が信号
を出力してから記録紙3が全部なくなるまでの枚数をn2
とすると、いずれの場合においてもカセットケース1に
残された記録紙3のブロック2の所定の高さは同一であ
るから、次式(2)が成立し、したがって(3)式が同
時に成立する。
(3)式においてd1>d2であるからn2>n1であり、n2
とn1の差、すなわち記録紙3の厚さの差による残枚数の
増分をΔnとすると(3)式から次式(4)が誘導され
る。
さらに、第2図において、上限Bから下限Aまでの間
に本体4に供給される記録紙3の枚数を、記録紙3の厚
さがd1の場合にM1とし、また記録紙3の厚さがd2の場合
にM2とすると、(1)式から次式(5)、(6)が成立
する。
そして、(5)、(6)式を(4)式に代入すると次
式(7)が得られる。
すなわち、最大の厚さd1を有する記録紙3についての
M1を設定して制御ユニット18のメモリに記憶させておけ
ば、d1よりも薄い任意厚さd2の記録紙3について上限B
から下限Aの間で本体4のカウンタ8によりカントされ
たM2を読込んで制御ユニット18において(7)式に従っ
て記録紙3の残枚数の増分Δnを演算することが可能で
ある。このため、本実施例における制御ユニット18は上
述のM1を記憶する機能およびΔnを演算する機能を有し
ている。さらに、制御ユニット18はd1よりも薄い記録紙
3について、前述のように第2図において、記録紙3の
本体4への供給が開始される上限Bから記録紙3の本体
4への供給が停止する下限Bまでの間に本体4に供給さ
れる記録紙3の枚数をカウンタ8の出力信号に基づいて
読み込み、さらに増分Δnを(7)式に基づき演算して
ニアエンドセンサ17の信号出力後、Δnだけ記録紙3を
本体4に供給したところ、ニアエンドアラーム19のニア
エンド表示に行う機能を併せ有している。
次に、作用を説明する。なお、第3図(a)〜(e)
はそれぞれ上述のリフタ9、上限センサ15、下限センサ
16およびニアエンドセンサ17の作動を説明する図、また
第4図は制御ユニット18の制御処理のプログラムを示す
フローチャートであり、以下第1図〜第4図に基づいて
本実施例の作用を説明する。
第1図において、所定のサイズで厚さがd2の記録紙3
が互に重ね合され、ブロック2を形成した状態でカセッ
トケース1に収納され、カセットケース1が本体4に装
着されて制御ユニット18がスタートする。なお、この状
態では、第3図(a)に示すように上限センサ15、下限
センサ16およびニアエンドセンサ17はいずれもOFFの状
態にある。ついで、制御ユニット18によりリフタ9のリ
フト用モータ13が駆動され、カムプレート12の作用によ
りリフトプレート10がピン10aを軸として回動し、記録
紙3の給紙側が上昇する。そして、第3図(b)、
(c)に示すように、下限センサ16、上限センサ15が順
次にONとなり、これらの信号に基づいて制御ユニット18
によりリフト用モータ13が停止し、リフタ9による記録
紙3の上昇が停止する。同時に、制御ユニット18が出力
する信号に基づき、第1図において、図示しない本体4
の制御部が給紙ユニット5を駆動して記録紙3が給紙ガ
イド6に沿って1枚ずつ本体4に供給され、カウンタ8
により供給される記録紙3の枚数がカウントされる。一
方、第4図に示す制御ユニット18の制御プログラムにお
いては、P1〜P6の各ステップが上述の通り順次に実行さ
れ、ステップP6における記録紙3の本体4の供給の継続
とともにステップP7において下限センサ16がOFFである
か否かが判断される。そして、下限センサ16がOFFであ
れば、ステップP2にリターンして再びステップP1〜P6
ルーチンが繰返され、下限センサ16がONであれば、ステ
ップP8に進んだニアエンドセンサ17がONであるか否かが
判断される。さらに、ステップP8においてニアエンドセ
ンサ17がOFFであれば、ステップP6にリターンして記録
紙3の給紙が継続される。すなわち、第3図(d)に示
すように、上限センサ15、下限センサ16およびニアエン
ドセンサ17がいずれもOFFの状態であれば、第1図にお
いて、下限センサ16が制御ユニット18に再び信号を出力
してリフタ9を作動させ、記録紙3のリフタ9による上
昇、下限センサ16のON、上限センサ15のON、リフタ9の
停止および給紙ユニット5による記録紙3の本体4への
供給が繰返される。
このようにして、カセットケース1に残された記録紙
3のブロック2の高さが次第に低くなって所定の高さと
なり、第3図(e)に示すように、ニアエンドセンサ17
がONとなると、第4図中、ステップP8において、ニアエ
ンドセンサ17がONであると判断され、ステップP9および
P10に進み、制御ユニット18によるM2の読込みおよび前
述の(7)式に基づくΔnの演算が実施され、ステップ
P11に進む。さらに、ステップP11においては給紙ユニッ
ト5によるΔn枚の記録紙3の給紙が行われた後、ニア
エンド表示が行われ、本ルーチンを終了する。すなわ
ち、第1図において、リフタ9による記録紙3の上昇、
停止および給紙ユニット5による記録紙3の本体4への
供給が繰返されてカセットケース1に残された記録紙3
の残量が減少し、第3図(e)に示すようにブロック2
の高さが低くなって所定の高さとなり、同時にニアエン
ドセンサ17がリフトプレート10の検出端部10bを検出し
て信号を出力する。ニアエンドセンサ17の出力信号に基
づき、制御ユニット18は、第2図における上限Bから下
限Aまでの間に給紙ユニット5により本体4に供給され
てカウントされた記録紙3の枚数M2をカウンタ8の信号
に基づいて読込み、上述のように(7)式から厚さd2
記録紙3がカセットケース1に残された残枚数と最大厚
さd1の記録紙3についての残枚数との差、すなわち増分
Δnを演算する。そして、第1図において、給紙ユニッ
ト5により記録紙3がΔn枚本体4に供給された後、制
御ユニット18よりニアエンドアラーム19が作動してニア
エンド表示が行われる。その結果、オペレータは次の記
録紙3のロットを準備してカセットケース1にセットす
ることが可能であり、記録紙3のフィード不足を未然に
防止することができる。同時に、上述のニアエンド表示
後のカセットケース1の記録紙3の残枚数は、記録紙3
の厚さに拘らず常に一定であるため、カセットケース1
にセットされる任意厚さの記録紙3についてフィード不
足を解消することが可能である。なお、本実施例におい
ては、使用される記録紙3のうち最大の厚さd1を有する
記録紙3が、第2図において、上限Bから下限Aまでの
間に本体4に供給される枚数M1が制御ユニット18のメモ
リに記憶されており、これに基づいてΔnが演算される
ようになっており、したがってカセットケース1にセッ
トされた記録紙3の厚さが最大の厚さd1である場合には
Δn=0であることは言うまでもない。
このように、本実施例においては、上限センサ15の信
号の出力から下限センサ16の信号の出力の間に本体4に
供給された記録紙3の枚数M2に基づき制御ユニット18に
より増分Δnが演算されて、ニアエンドアラーム19のニ
アエンド表示のタイミングが制御される。このため、記
録紙3の厚さの差により生じる残枚数の差異を解消する
ことができる。したがって、本体4に供給される記録紙
3のフィード不足を未然に防止することが可能である。
(効果) 本発明によれば、上限センサの信号の出力から下限セ
ンサの信号の出力の間に本体に供給された記録紙の枚数
に基づきニアエンド表示のタイミングをコントロールす
ることができる。したがって、本発明の目的とする記録
紙の厚さの差により生じる残枚数の差異を解消すること
のできる給紙カセット装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明に係る給紙カセット装置の一実
施例を示す図であり、第1図はその構成を示す正面断面
図、第2図はその上限および下限センサの作動を説明す
る第1図の要部拡大図、第3図はその作用を説明する
図、第4図はその制御ユニットの制御処理のプログラム
を示すフローチャートである。 1……カセットケース、2……ブロック、3……記録
紙、4……本体、5……給紙ユニット、9……リフタ、
15……上限センサ、16……下限センサ、17……ニアエン
ドセンサ、18……制御ユニット。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに重ね合わされてブロックを形成する
    所定のサイズで任意厚さの記録紙を収納するとともに本
    体に装着され、該本体に設けられた給紙ユニットによっ
    て枚数をカウントされながら記録紙がブロックの上端か
    ら順次に本体に供給されるカセットケースと、記録紙の
    ブロックの下端に当接して記録紙を上昇するリフタと、
    リフタにより上昇する記録紙のブロックの上端が本体の
    給紙ユニットの作動可能な上限に位置したことを検出し
    て信号を出力する上限センサと、給紙ユニットにより記
    録紙が本体に供給されて下降するブロックの上端が給紙
    ユニットの作動可能な下限に位置したことを検出して信
    号を出力する下限センサと、記録紙が減少して記録紙の
    ブロックの高さが所定の高さになったことを検出して信
    号を出力するニアエンドセンサと、上限センサおよび下
    限センサの出力信号に基づきそれぞれリフタを停止、駆
    動するとともにニアエンドセンサの信号の入力後、所定
    のタイミングで記録紙の残枚数が終りに近づいたことを
    示すニアエンド表示を行う制御ユニットと、を備えた給
    紙カセット装置であって、前記制御ユニットが、上限セ
    ンサの信号の出力から下限センサの信号の出力の間で給
    紙ユニットにより本体に供給された記録紙の枚数と前記
    ブロックの所定の高さに基づき、ニアエンド表示の所定
    のタイミングを制御して記録紙の厚さの差により生じる
    記録紙の残枚数の差異を解消するようにしたことを特徴
    とする給紙カセット装置。
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