JP2888614B2 - 千鳥ドット配列型シリアルドットプリンタおよびシリアルドットプリンタ - Google Patents
千鳥ドット配列型シリアルドットプリンタおよびシリアルドットプリンタInfo
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/485—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by the process of building-up characters or image elements applicable to two or more kinds of printing or marking processes
- B41J2/505—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by the process of building-up characters or image elements applicable to two or more kinds of printing or marking processes from an assembly of identical printing elements
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- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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- B41J3/54—Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed with two or more sets of type or printing elements
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は千鳥ドット配列を有するシリアルドットプリ
ンタにおける消費電力低減化のためのピン配列に関す
る。
ンタにおける消費電力低減化のためのピン配列に関す
る。
［従来の技術］ 近年各種卓上電子計算機、マイクロコンピュータその
他の情報機器装置の出力装置として種々のプリンタが要
望され、特に、小型で低価格なプリンタの実現が望まれ
ている。
他の情報機器装置の出力装置として種々のプリンタが要
望され、特に、小型で低価格なプリンタの実現が望まれ
ている。
このような簡素型のプリンタとしてシリアルプリンタ
が周知であり、第３図及び第４図にその外観及び要部を
それぞれ示す。
が周知であり、第３図及び第４図にその外観及び要部を
それぞれ示す。
印字ヘッド１は、記録紙２が巻回されたプラテン３に
沿って往復駆動を受けながら順次印字作用を行う。この
ようなシリアルプリンタは大型ラインプリンタと比較し
て印字速度が若干劣るとしても、簡単な構造で低価格な
プリンタが提供可能である。
沿って往復駆動を受けながら順次印字作用を行う。この
ようなシリアルプリンタは大型ラインプリンタと比較し
て印字速度が若干劣るとしても、簡単な構造で低価格な
プリンタが提供可能である。
そして、こうしたシリアルプリンタにおいてドット式
の印字ヘッドを用いたシリアルドットプリンタの中に
は、プラテンに対向して往復走行可能なキャリツジ上に
該キャリッジの走行方向に等間隔で複数のドットプリン
タヘッドが配置され、前記キャリッジをシリアル印字方
向へ往復走行させながら印字を行う、いわゆるタンデム
型プリンタがある。
の印字ヘッドを用いたシリアルドットプリンタの中に
は、プラテンに対向して往復走行可能なキャリツジ上に
該キャリッジの走行方向に等間隔で複数のドットプリン
タヘッドが配置され、前記キャリッジをシリアル印字方
向へ往復走行させながら印字を行う、いわゆるタンデム
型プリンタがある。
上記タンデム型プリンタは、キャリッジ上の各ヘッド
の間隔が全印字領域の幅を印字ヘッドの数で割った値で
設定し、キャリッジが印字ヘッドの間隔と同じ距離だけ
移動しながら記録紙上に印字し、印字方向への全工程が
終了した時点で改行し全体として１行分の印字を行う印
字領域分割印字方式がある。
の間隔が全印字領域の幅を印字ヘッドの数で割った値で
設定し、キャリッジが印字ヘッドの間隔と同じ距離だけ
移動しながら記録紙上に印字し、印字方向への全工程が
終了した時点で改行し全体として１行分の印字を行う印
字領域分割印字方式がある。
［発明が解決しようとする課題］ このような、複数の印字ヘッドを持つタンデム型プリ
ンタにおいては、複数の印字ヘッドによって同時に印字
するので、各印字ヘッドのドットピン（印字ニードル）
が同時に駆動されると、電源の電流が非常に大きくなる
ので電源を大きくする必要があった。これによりコスト
が高く、また容積及び重量が増大すると共に、発熱量も
大きくなるという欠点があった。
ンタにおいては、複数の印字ヘッドによって同時に印字
するので、各印字ヘッドのドットピン（印字ニードル）
が同時に駆動されると、電源の電流が非常に大きくなる
ので電源を大きくする必要があった。これによりコスト
が高く、また容積及び重量が増大すると共に、発熱量も
大きくなるという欠点があった。
特に、各印字ヘッドのドットピンの数が多く、千鳥状
に配列されている高密度印字用の印字ヘッドである場合
には、同時に駆動されるドットピンの数が多くなる確率
が高く、更に便利になっていた。
に配列されている高密度印字用の印字ヘッドである場合
には、同時に駆動されるドットピンの数が多くなる確率
が高く、更に便利になっていた。
本発明は上記従来の課題に鑑みなされたものであり、
その目的は１回の印打に供される消費電力を効果的に低
減し、電源容量も少なくて済む、千鳥ドット配列を有す
る印字ヘッドを複数個、同一キャリッジに配設したシリ
アルドットプリンタを提供することにある。
その目的は１回の印打に供される消費電力を効果的に低
減し、電源容量も少なくて済む、千鳥ドット配列を有す
る印字ヘッドを複数個、同一キャリッジに配設したシリ
アルドットプリンタを提供することにある。
［課題を解決するための手段］ 上記目的を解決するために本発明の第一の態様は、シ
リアル印字方向に等間隔に設けられて一体的に送り駆動
され、印字領域を等距離ずつ分担し、それぞれが印字方
向に所定のドットピッチＰの間隔をもって印字する複数
の印字ヘッドを有し、各印字ヘッドには、印字方向と交
差する方向に印字ドットピンが所定のピンピッチをもっ
て配列されたドットピン列を２つ有するピン列組が設け
られ、該２つのドットピン列が互いにドットピンの配列
方向にピンピッチの半分ずらして配置され、該２つのド
ットピン列は印字タイミングをずらすことにより印字方
向に同位置にて印字駆動される千鳥ドット配列型シリア
ルドットプリンタにおいて、各印字ヘッドの前記ピン列
組の２つのドットピン列の間隔が、前記ドットピッチＰ
の半分であるP/2に設定され、印字ヘッド間の間隔であ
るヘッドピッチが、シリアル印字方向の印字領域幅Ｓ、
印字ヘッド数Ｎ、および前記ドットピッチＰに基づき、
S/N-P/（2N）に設定され、各印字ヘッドにおける前記ピ
ン列組の２つのドットピン列の印字駆動タイミングが、
距離P/2に相当するヘッド送り時間だけピン列間でシフ
トして設定され、前記複数の印字ヘッドの印字駆動タイ
ミングが、距離P/（2N）に相当するヘッド送り時間だけ
ヘッド間でシフトして設定されていることを特徴とす
る。
リアル印字方向に等間隔に設けられて一体的に送り駆動
され、印字領域を等距離ずつ分担し、それぞれが印字方
向に所定のドットピッチＰの間隔をもって印字する複数
の印字ヘッドを有し、各印字ヘッドには、印字方向と交
差する方向に印字ドットピンが所定のピンピッチをもっ
て配列されたドットピン列を２つ有するピン列組が設け
られ、該２つのドットピン列が互いにドットピンの配列
方向にピンピッチの半分ずらして配置され、該２つのド
ットピン列は印字タイミングをずらすことにより印字方
向に同位置にて印字駆動される千鳥ドット配列型シリア
ルドットプリンタにおいて、各印字ヘッドの前記ピン列
組の２つのドットピン列の間隔が、前記ドットピッチＰ
の半分であるP/2に設定され、印字ヘッド間の間隔であ
るヘッドピッチが、シリアル印字方向の印字領域幅Ｓ、
印字ヘッド数Ｎ、および前記ドットピッチＰに基づき、
S/N-P/（2N）に設定され、各印字ヘッドにおける前記ピ
ン列組の２つのドットピン列の印字駆動タイミングが、
距離P/2に相当するヘッド送り時間だけピン列間でシフ
トして設定され、前記複数の印字ヘッドの印字駆動タイ
ミングが、距離P/（2N）に相当するヘッド送り時間だけ
ヘッド間でシフトして設定されていることを特徴とす
る。
また、本発明の第二の態様は、シリアル印字方向に等
間隔に設けられて一体的に送り駆動され、印字領域を等
距離ずつ分担し、それぞれが印字方向に所定のドットピ
ッチＰの間隔をもって印字する複数の印字ヘッドを有す
るシリアルドットプリンタにおいて、印字ヘッド間の間
隔であるヘッドピッチが、シリアル印字方向の印字領域
幅Ｓ、印字ヘッド数Ｎ、および前記ドットピッチＰに基
づき、S/N-P/Nに設定され、前記複数の印字ヘッドの印
字駆動タイミングが、距離P/Nに相当するヘッド送り時
間だけヘッド間でシフトして設定されていることを特徴
とする。
間隔に設けられて一体的に送り駆動され、印字領域を等
距離ずつ分担し、それぞれが印字方向に所定のドットピ
ッチＰの間隔をもって印字する複数の印字ヘッドを有す
るシリアルドットプリンタにおいて、印字ヘッド間の間
隔であるヘッドピッチが、シリアル印字方向の印字領域
幅Ｓ、印字ヘッド数Ｎ、および前記ドットピッチＰに基
づき、S/N-P/Nに設定され、前記複数の印字ヘッドの印
字駆動タイミングが、距離P/Nに相当するヘッド送り時
間だけヘッド間でシフトして設定されていることを特徴
とする。
［作用］ 本発明の第一の態様に示した千鳥ドット配列型シリア
ルドットプリンタによれば、千鳥ピッチ（ドットピン列
の間隔）がP/2に設定され、ヘッドピッチがS/N-P/（2
N）に設定され、印字駆動タイミングが上記のごとくシ
フトして設定される。従って、プリンタの複数のそれぞ
れに２列ずつ千鳥状に儲けられたすべてのドットピン列
が、異なるときに印字駆動される。すなわち、１回の印
打においていずれか１個のヘッドの更に単一のピン配列
のみが印字駆動されることになる。
ルドットプリンタによれば、千鳥ピッチ（ドットピン列
の間隔）がP/2に設定され、ヘッドピッチがS/N-P/（2
N）に設定され、印字駆動タイミングが上記のごとくシ
フトして設定される。従って、プリンタの複数のそれぞ
れに２列ずつ千鳥状に儲けられたすべてのドットピン列
が、異なるときに印字駆動される。すなわち、１回の印
打においていずれか１個のヘッドの更に単一のピン配列
のみが印字駆動されることになる。
この結果、各印打において要求されるのは常に一のピ
ン配列を駆動するために必要な電力だけとなり、各印ヘ
ッドのピン配列を同時に駆動する必要がなくなり、電源
容量も大幅に縮小でき、装置の小形化が可能となる。
ン配列を駆動するために必要な電力だけとなり、各印ヘ
ッドのピン配列を同時に駆動する必要がなくなり、電源
容量も大幅に縮小でき、装置の小形化が可能となる。
また、本発明の第二の態様によっても、同様の原理に
より、同時駆動されるドットピン数を少なくすることが
できる。第二の態様のシリアルドットプリンタによれ
ば、ヘッドピッチがS/N-P/Nに設定され、距離P/Nに応じ
て印字駆動タイミングがシフトされるので、各ヘッドが
異なるときに印字駆動される。すなわち、一度に一個の
ヘッドのみが印字駆動される。この態様は、各印字ヘッ
ドに一つのドットピン列が設けられた単数ドット配列型
のプリンタにおいて好適である。単数ドット配列型プリ
ンタでは、上記の構成を適用することにより、１回の印
打においていずれか１個のヘッドのピン配列のみが駆動
されることになる。従って、本発明の第二の態様によっ
ても、電源容量が縮小でき、装置の小型化が可能とな
る。
より、同時駆動されるドットピン数を少なくすることが
できる。第二の態様のシリアルドットプリンタによれ
ば、ヘッドピッチがS/N-P/Nに設定され、距離P/Nに応じ
て印字駆動タイミングがシフトされるので、各ヘッドが
異なるときに印字駆動される。すなわち、一度に一個の
ヘッドのみが印字駆動される。この態様は、各印字ヘッ
ドに一つのドットピン列が設けられた単数ドット配列型
のプリンタにおいて好適である。単数ドット配列型プリ
ンタでは、上記の構成を適用することにより、１回の印
打においていずれか１個のヘッドのピン配列のみが駆動
されることになる。従って、本発明の第二の態様によっ
ても、電源容量が縮小でき、装置の小型化が可能とな
る。
［実施例］ 以下、図面に基づき本発明の好適な実施例を説明す
る。
る。
第１図に本発明に係る千鳥ドット配列を有するシリア
ルドットプリンタの原理構成を模式的に示す。
ルドットプリンタの原理構成を模式的に示す。
図において、総印字幅Ｓのシリアルドットプリンタに
おけるプラテンの長手方向に往復移動可能に配設された
キャリッジ上に複数個、図示例では３個の印字ヘッド1
2、14及び16が等間隔のヘッドピッチＨで配置されてお
り、それぞれの印字ヘッドに割り当てられた距離（印字
ストローク）STを移動してプラテン上の記録紙の印字す
べきドット位置でそのドットピンが駆動され、印字作用
が行われることとなる。
おけるプラテンの長手方向に往復移動可能に配設された
キャリッジ上に複数個、図示例では３個の印字ヘッド1
2、14及び16が等間隔のヘッドピッチＨで配置されてお
り、それぞれの印字ヘッドに割り当てられた距離（印字
ストローク）STを移動してプラテン上の記録紙の印字す
べきドット位置でそのドットピンが駆動され、印字作用
が行われることとなる。
このようなシリアルプリンタにおいて、漢字やひらが
なを正確な文字で読みやすく印字するためには、一文字
当りの構成ドット数を多くする必要がある。
なを正確な文字で読みやすく印字するためには、一文字
当りの構成ドット数を多くする必要がある。
このため、各印字ヘッドにおけるドットピンの数を増
し、千鳥状に配設して時間差をもって印字することによ
ってそれぞれの文字を活字の形に近づける方法が採用さ
れている。図示例では、便宜上各ヘッド12,14,16におけ
る右列のピンをドットピン12a,14a,16a、左列のピンを
千鳥ピン12b,14b,16bと呼ぶ。
し、千鳥状に配設して時間差をもって印字することによ
ってそれぞれの文字を活字の形に近づける方法が採用さ
れている。図示例では、便宜上各ヘッド12,14,16におけ
る右列のピンをドットピン12a,14a,16a、左列のピンを
千鳥ピン12b,14b,16bと呼ぶ。
第２図に各ヘッドの千鳥状ピン配列の構成を拡大して
示す。ドットピン（列）ａと千鳥ピン（列）ｂとは互い
に側方向に距離ｃを隔て、上下方向には距離ｇ分をずら
せた位置に配置されている。
示す。ドットピン（列）ａと千鳥ピン（列）ｂとは互い
に側方向に距離ｃを隔て、上下方向には距離ｇ分をずら
せた位置に配置されている。
ここにおいて、複数の印字ヘッドの全ドットピン・千
鳥ピンを同時に駆動すると、要求される電源容量が大き
なものとなってしまう。
鳥ピンを同時に駆動すると、要求される電源容量が大き
なものとなってしまう。
本発明において特徴的なことは、各印字位置に対する
分割された複数の印字ヘッド相互間のドットピン位置及
び千鳥ピン位置をずらした配設とすることによって１回
の励磁作用により複数列のピン列が同時に駆動されるこ
となく、最も多い場合でも一列のピンだけが駆動される
構成とし、順次他の位置のピン列を駆動することによっ
て１回の駆動に要する電源容量は一列のピンを駆動する
に要求される分で済み、電源容量及び装置の大型化を回
避可能としたことにある。
分割された複数の印字ヘッド相互間のドットピン位置及
び千鳥ピン位置をずらした配設とすることによって１回
の励磁作用により複数列のピン列が同時に駆動されるこ
となく、最も多い場合でも一列のピンだけが駆動される
構成とし、順次他の位置のピン列を駆動することによっ
て１回の駆動に要する電源容量は一列のピンを駆動する
に要求される分で済み、電源容量及び装置の大型化を回
避可能としたことにある。
次に第３図を参照しつつ本発明の実施例の具体構成及
び作用について説明する。
び作用について説明する。
前記第１図において、シリアル印字方向の総印字幅を
Ｓ、印字ヘッド数をＮ、印字されるべきドットピッチを
Ｐとしたときに、ヘッドピッチＨ（ドットピン間距離）
がS/N-P/6（すなわち、S/N-P（２×３））、千鳥ピッチ
Ｃ（各ヘッドにおけるドットピンと千鳥ピンとの間の距
離）がP/2にそれぞれ設定されている。
Ｓ、印字ヘッド数をＮ、印字されるべきドットピッチを
Ｐとしたときに、ヘッドピッチＨ（ドットピン間距離）
がS/N-P/6（すなわち、S/N-P（２×３））、千鳥ピッチ
Ｃ（各ヘッドにおけるドットピンと千鳥ピンとの間の距
離）がP/2にそれぞれ設定されている。
次に、上記構成における、印字ヘッドの動作について
説明する。まず時刻t1では第１ヘッド12のドットピン12
aが黒丸で示すように記録紙上の所定の印字位置へ印打
される。
説明する。まず時刻t1では第１ヘッド12のドットピン12
aが黒丸で示すように記録紙上の所定の印字位置へ印打
される。
その後キャリッジ10が図の右方向に移動して時刻t2の
地点で第２印字ヘッド14のドットピン14aが印打され
る。
地点で第２印字ヘッド14のドットピン14aが印打され
る。
同様に、時刻t3では第３印字ヘッド16のドットピン16
aが印打される。このようにして各印字ヘッドのドット
ピンに対する駆動作用が行われた後、時刻t4では第１印
字ヘッド12の千鳥ピン12bが印打され、時刻t5では第２
印字ヘッドの千鳥ピン14bが、更に時刻t6では第３印字
ヘッド16の千鳥ピン16bがそれぞれ前記各ヘッドのドッ
トピンが印打した位置とキャリッジの走行方向における
同一位置に印打されることとなる。
aが印打される。このようにして各印字ヘッドのドット
ピンに対する駆動作用が行われた後、時刻t4では第１印
字ヘッド12の千鳥ピン12bが印打され、時刻t5では第２
印字ヘッドの千鳥ピン14bが、更に時刻t6では第３印字
ヘッド16の千鳥ピン16bがそれぞれ前記各ヘッドのドッ
トピンが印打した位置とキャリッジの走行方向における
同一位置に印打されることとなる。
この結果、同時に駆動されるドットピンは、最も多い
場合でも一列となり、要求される電源容量もこの一列の
ドットピンを駆動する容量で済み、電源容量の大幅な縮
小化を図ることができ、装置の小形化に寄与し得る。
場合でも一列となり、要求される電源容量もこの一列の
ドットピンを駆動する容量で済み、電源容量の大幅な縮
小化を図ることができ、装置の小形化に寄与し得る。
このようにして基本的な１サイクルの印字作用が終了
した後、時刻t7で各印字ヘッドの印字対象が隣接する次
の印字位置へ移動し、前記同様のサイクルで印字作用が
繰り返される。
した後、時刻t7で各印字ヘッドの印字対象が隣接する次
の印字位置へ移動し、前記同様のサイクルで印字作用が
繰り返される。
そして、時刻t30において第３印字ヘッド16の千鳥ピ
ン16bが総印字幅Ｓの最右端印字位置で印打され、こう
して全ストロークに亘る印字が完了する。
ン16bが総印字幅Ｓの最右端印字位置で印打され、こう
して全ストロークに亘る印字が完了する。
このようにして、本実施例においては、総印字幅Ｓ全
域に亘る印字を、３箇所の印字領域に分けて印字を行
う。
域に亘る印字を、３箇所の印字領域に分けて印字を行
う。
［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、シリアル印字方
向に一体送りされ、それぞれが千鳥ピン配列を有する複
数の印字ヘッドを有するシリアルプリンタにおける印字
されるべきドットピッチに関して、印字ヘッドの間隔と
各印字ヘッドにおける千鳥ドットピン列のピッチを巧み
に調整設定して１回の印打作用時に駆動されるドットピ
ン列が常に単一となるよう配設したことによって同時に
駆動されるドットピンが最も多い場合でも一列分とし、
１回の印打に要求される電源容量を大幅に縮小でき、消
費電力の効率化並びに装置の小形化に大きく寄与し得
る。
向に一体送りされ、それぞれが千鳥ピン配列を有する複
数の印字ヘッドを有するシリアルプリンタにおける印字
されるべきドットピッチに関して、印字ヘッドの間隔と
各印字ヘッドにおける千鳥ドットピン列のピッチを巧み
に調整設定して１回の印打作用時に駆動されるドットピ
ン列が常に単一となるよう配設したことによって同時に
駆動されるドットピンが最も多い場合でも一列分とし、
１回の印打に要求される電源容量を大幅に縮小でき、消
費電力の効率化並びに装置の小形化に大きく寄与し得
る。
第１図は本発明に係るシリアルドットプリンタの原理を
示す模式図、 第２図は第１図における各ヘッドの千鳥状ピン配列を示
す拡大図、 第３図は第１図の作用説明図、 第４図及び第５図は一般のシリアルプリンタの構成図で
ある。 10……キャリッジ 12,14,16……印字ヘッド Ｓ……総印字幅 Ｐ……ドットピッチ
示す模式図、 第２図は第１図における各ヘッドの千鳥状ピン配列を示
す拡大図、 第３図は第１図の作用説明図、 第４図及び第５図は一般のシリアルプリンタの構成図で
ある。 10……キャリッジ 12,14,16……印字ヘッド Ｓ……総印字幅 Ｐ……ドットピッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平３−140253（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−203457（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−281859（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B41J 2/255
Claims (2)
- 【請求項１】シリアル印字方向に等間隔に設けられて一
体的に送り駆動され、印字領域を等距離ずつ分担し、そ
れぞれが印字方向に所定のドットピッチＰの間隔をもっ
て印字する複数の印字ヘッドを有し、 各印字ヘッドには、印字方向と交差する方向に印字ドッ
トピンが所定のピンピッチをもって配列されたドットピ
ン列を２つ有するピン列組が設けられ、該２つのドット
ピン列が互いにドットピンの配列方向にピンピッチの半
分ずらして配置され、該２つのドットピン列は印字タイ
ミングをずらすことにより印字方向に同位置にて印字駆
動される千鳥ドット配列型シリアルドットプリンタにお
いて、 各印字ヘッドの前記ピン列組の２つのドットピン列の間
隔が、前記ドットピッチＰの半分であるP/2に設定さ
れ、 印字ヘッド間の間隔であるヘッドピッチが、シリアル印
字方向の印字領域幅Ｓ、印字ヘッド数Ｎ、および前記ド
ットピッチＰに基づき、S/N-P/（2N）に設定され、 各印字ヘッドにおける前記ピン列組の２つのドットピン
列の印字駆動タイミングが、距離P/2に相当するヘッド
送り時間だけピン列間でシフトして設定され、 前記複数の印字ヘッドの印字駆動タイミングが、距離P/
（2N）に相当するヘッド送り時間だけヘッド間でシフト
して設定されていることを特徴とする千鳥ドット配列型
シリアルドットプリンタ。 - 【請求項２】シリアル印字方向に等間隔に設けられて一
体的に送り駆動され、印字領域を等距離ずつ分担し、そ
れぞれが印字方向に所定のドットピッチＰの間隔をもっ
て印字する複数の印字ヘッドを有するシリアルドットプ
リンタにおいて、 印字ヘッド間の間隔であるヘッドピッチが、シリアル印
字方向の印字領域幅Ｓ、印字ヘッド数Ｎ、および前記ド
ットピッチＰに基づき、S/N-P/Nに設定され、 前記複数の印字ヘッドの印字駆動タイミングが、距離P/
Nに相当するヘッド送り時間だけヘッド間でシフトして
設定されていることを特徴とするシリアルドットプリン
タ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19451090A JP2888614B2 (ja) | 1990-07-23 | 1990-07-23 | 千鳥ドット配列型シリアルドットプリンタおよびシリアルドットプリンタ |
| GB9115918A GB2246326B (en) | 1990-07-23 | 1991-07-23 | Serial dot printer with alternate dot disposition |
| HK30895A HK30895A (en) | 1990-07-23 | 1995-03-09 | Serial dot printer with alternate dot disposition |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19451090A JP2888614B2 (ja) | 1990-07-23 | 1990-07-23 | 千鳥ドット配列型シリアルドットプリンタおよびシリアルドットプリンタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0480045A JPH0480045A (ja) | 1992-03-13 |
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Also Published As
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