JP2888251B2 - 媒体クランプ・先端揃え機構 - Google Patents

媒体クランプ・先端揃え機構

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JP2888251B2 JP2126772A JP12677290A JP2888251B2 JP 2888251 B2 JP2888251 B2 JP 2888251B2 JP 2126772 A JP2126772 A JP 2126772A JP 12677290 A JP12677290 A JP 12677290A JP 2888251 B2 JP2888251 B2 JP 2888251B2
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【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 通帳、伝票等の記録媒体を把持するクランプ機構及び
この媒体の先端を揃える機構に関し、 媒体クランプ機構と先端揃え機構とを同一の機構とし
て構成し、装置の小型化を可能にすることを目的とし、 記録媒体を挿入する通路と、該通路を横切って突出及
び退避可能に配置された先端揃えシャッタと、該シャッ
タの媒体挿入方向手前側に配置した搬送用の角ローラ
と、該角ローラ側へ付勢され自由に回転出来るように配
置されたボールとを含んでなり、前記角ローラの周囲平
面部がボールに対面する時はこれらの間に媒体の通過を
許容する隙間を規定し、周囲角部がボールに対面する時
はこれらの間で媒体をクランプする力を及ぼすように配
置したことを特徴とする媒体クランプ・先端揃え機構を
構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えば銀行で使用されている通帳、伝票等
の記録媒体(以下、媒体という)のクランプ及び先端揃
え機構に関する。
近年、銀行等で使用されるオンラインシステムの端末
装置では、装置の小型化、操作の容易性の向上、処理の
正確さ等が要求され、媒体のクランプ・先端揃え機構も
小型化が要求される。
〔従来の技術〕
媒体をクランプし且つ先端を揃える従来の装置は、媒
体をクランプする部分と媒体の先端を揃える部分とが別
々に構成されていた。このため、装置を小型化する必要
がある場合は、どちらか一方の機構しか設けることが出
来なかった。
このような従来の媒体クランプ機構について、第3図
及び第4図を参照して説明する。媒体1は伝票のような
記録媒体で、銀行の端末装置の媒体挿入口に矢印A方向
に挿入される。媒体1の先端がセンサ2の位置まで来る
と、ソレノイド3が励磁されて矢印B方向に作動しスプ
リング4に抗してシャフト5を回転させる。このシャフ
ト5には複数のクランプ部材6が固定されていて、シャ
フト5の回転によりクランプ部材6が下降しこれらのク
ランプ部材6と媒体挿入口の支持台7との間で媒体1の
先端部を把持する。これにより、オペレータが媒体1を
離しても媒体1はもはや落下することはなくなる。装置
内部のプリンタ部(図示せず)において、次の印字の準
備が完了すると、ピンチローラ9が搬送ローラ8の側へ
移動しこれらの間で媒体1を把持する。次にソレノイド
3が励止され、スプリング4の復元力でシャフト5を逆
方向へ回転させクランプ部材6を上昇させる。次に媒体
1はこれらのローラ8、9により更にA方向へプリンタ
部の内部へ搬送され、所要の印字が終了すると再び媒体
挿入口へ排出される。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上のように、従来の媒体印字装置においては、小型
化及びコストダウンを図りつつ媒体のクランプと先端揃
えの両方の機構を同じ装置内に設けることが出来なかっ
た。
本発明のこのような状況のもとで案出されたもので、
媒体クランプ機構と先端揃え機構とを同一の機構として
構成し、装置の小型化を可能にした媒体クランプ・先端
揃え機構を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
このような課題を解決するために、本発明によれば、
第1図に示すように、記録媒体(1)を挿入する通路
(11)と、該通路を横切って突出及び退避可能に配置さ
れた先端揃えシャッタ(12)と、該シャッタの媒体挿入
方向手前側に配置した搬送用の多角形ローラ(13)と、
該多角形ローラに対向し且つ該多角形ローラ側に付勢さ
れ、自由に回転出来るように配置された球状体(ボー
ル)(14)とを含んでなり、前記多角形ローラの周囲平
面部(13a)がボールに対面する時はこれらの間に媒体
の通過を許容する隙間(15)を提供し、周囲角部(13
b)がボールに対面する時はこれらの間で媒体をクラン
プする力を及ぼすように前記多角形ローラを配置すると
共に、該多角形ローラを所定角度回転して前記角部(13
b)が前記球状体に対向する位置で該多角形ローラを停
止させるように構成したことを特徴とする媒体クランプ
・先端揃え機構が提供される。
〔作 用〕
先ず第1図(a)に示すように、媒体(1)の挿入時
には、角ローラ(13)はその周囲平面部(13a)がボー
ル(14)に対面している。従って、角ローラとボールと
の間には、媒体の通過を許容する隙間(15)が形成され
ている。また、シャッタ(12)は内媒体挿入通路(11)
を横切るように突出している。この状態で、媒体挿入通
路(11)に沿って矢印A方向に媒体が挿入される。媒体
の先端がこの隙間(15)に入ると、第1図(b)に示す
ように、角ローラ(13)が矢印C方向に回転する。回転
が開始されると直ぐに角ローラの周囲部がボールを押圧
するようになり、これらの間で媒体を挟んで矢印A方向
に媒体を搬送する。媒体の先端がシャッタ(12)に当接
すると、媒体はこれ以上矢印A方向には搬送されなくな
り停止すると共に、媒体先端が所定位置に揃えられる。
角ローラは所定の角度回転して周囲平面部13aとボール1
4が対面した位置で停止する。この時、角ローラの周囲
角部(13b)がボール(14)に対面しており、これらの
間で媒体を把持する。従って、この状態では、オペレー
タが媒体を離しても媒体はもはや落下することはない。
装置内部の例えばプリンタ部(図示せず)において、次
の印字の準備が完了すると、第1図(c)に示すよう
に、シャッタ12が媒体挿入通路15から退避し、媒体は図
示しない搬送手段により更に矢印A方向に搬送される。
〔実施例〕
第2図本発明の記録媒体クランプ・先端揃え機構の実
施例を示す斜視図である。図中、第1図に示したものと
同一の部材は同じ符号で示す。
この実施例は銀行等のオンラインシステムの端末装置
として使用される通帳・伝票プリンタにおける媒体クラ
ンプ・先端揃え機構であり、媒体としては伝票とする
が、本発明はそれ以外の装置ないし媒体についても適用
できることはいうまでもない。
支持台7は媒体1の挿入部を形成し、媒体1は支持台
7の上面に沿った媒体通路11(媒体挿入口)に沿って矢
印A方向に挿入される。媒体1の挿入方向Aと直角な方
向に一列に並んだ複数のシャッタ12は、支持台7の下側
にある図示しない手段に連結されており、各穴30より上
方へ突出したり、又は支持台7の下側に退避することが
できるようになっている。
媒体挿入方向Aに関してシャッタ12の手前側に、保持
器21に回転自在に支持された鋼製のボール14がスプリン
グ22により上方に付勢されており、ボール21の一部が支
持台7の上面に突出している。ボール21の上側に対向し
て搬送用の四角ローラ13があり、四角ローラ13はシャフ
ト23に固定されている。このシャフト23にはラチェット
24が設けられ、シャフト23を一方向にのみ回転出来るよ
うにしている。ラチェット24はリンク25及びレバー26を
介してロータリソレノイド27に連結されており、このソ
レノイド27が矢印D方向にレバー26を駆動することによ
り、リンク26を介してラチェット24を45゜回転させる。
この時、シャフト23、即ち多角形(四角)ローラ13は矢
印C方向に45゜回転する。一方、ソレノイド27を矢印D
とは反対の方向にレバー26を駆動するときは、ラチェッ
ト24は反対方向に45゜回転するが、シャフト23上を空転
するだけで、角ローラ13は回転しない。
四角ローラ13は周囲がゴム等で形成されており、角部
分13b(第1図)は多少丸みを帯びているのが望まし
い。そして、前述のように、四角ローラ13の周囲平面部
13aがボール14に対面する時は、これらの間に媒体1の
通過を許容する隙間が形成され、角部13bがボール14に
対面する時はこれらの間で媒体を1クランプする力を及
ぼす。四角ローラ13とボール14の対は一対して示してい
ないが、実際は複数対、媒体挿入方向Aに直角の方向に
配列されている。
この実施例の作用は、前述した通りである。即ち、最
初は、角ローラ13は周囲平面部13aがボール14に対面す
る位置にあり、シャッタ12が上方へ突出している。従っ
て、オペレータが媒体1を矢印A方向に挿入した際、角
ローラ13とボール14との間には、媒体の通過を許容する
隙間がある。媒体センサ2が媒体1の先端を検出する
と、ソレノイド27が矢印D方向に駆動され、角ローラ13
が矢印C方向に45゜回転する。回転が開始されて直ぐに
角ローラの周囲部がボールを押圧するようになり、これ
らの間で媒体1を挟んで矢印A方向に媒体を搬送する。
媒体の先端がシャッタ(12)に当接すると、媒体はこれ
以上矢印A方向には搬送されなくなり停止すると共に、
媒体先端が所定位置に揃えられる。角ローラ13が45゜回
転した時点で、ソレノイド27は停止すると共に、矢印D
と逆の方向に戻る。この時、角ローラの周囲角部13bが
ボール14に対面しており、これらの間で媒体1を把持す
る。装置内部のプリンタ部(図示せず)において、印字
の準備が完了すると、シャッタ12が下方に退却し、下側
のピンチローラ9が上昇して搬送ローラ8との間で媒体
1を把持する。ソレノイド27が再度矢印D方向に駆動さ
れ、角ローラ13を矢印C方向に45゜回転する。これによ
り、角ローラ13とボール14との間には、媒体1の通過を
許容する隙間が再度形成される。
次に、媒体1は搬送ローラ8とピンチローラ9とに挟
まれて矢印A方向に更に搬送され、装置内部のプリンタ
部で所要の印字が行われる。所要の印字の終了後に、媒
体1はオペレータ(図示せず)の側へ排出される。な
お、第2図に実施例では、シャフト28に取付けらた複数
の搬送ローラ8と、これらに対応するピンチローラ9と
が媒体1の搬送方向に関してシャッタ12の向こう側にあ
るように図示されているが、実際は僅かに手前側に配設
されている。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明によれば、シャッタ12
と角ローラ13及びボール15と組合せたことにより、媒体
をクランプ機構する機構と先端を揃える機構とを一体の
ものとして構成できるようになった。これにより、特に
媒体1の搬送方向Aについてのこれらの機構の寸法を短
くでき、装置の小型化を達成できるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の記録媒体のクランプ・先端揃え機構の
原理図、第2図は本発明の実施例の斜視図、第3図は従
来の媒体クランプ機構の概略斜視図、第4図は同実施例
の概略側面図である。 1……媒体、2……媒体センサ、 7……支持台、8……搬送ローラ、 9……ピンチローラ、11……搬送通路、 12……シャッタ、13……角ローラ、 14……ボール、15……隙間、 21……ボール保持器、22……スプリング、 23……シャフト、24……ラチェット、 25……リンク、26……レバー、 27……ロータリソレノイド、28……シャフト。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−203039(JP,A) 実開 昭58−140927(JP,U) 実開 昭57−11140(JP,U) 実開 平2−55630(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 9/06 B65H 5/06 B65H 3/54 310 B41J 13/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体(1)を挿入する通路(11)と、
    該通路を横切って突出及び退避可能に配置された先端揃
    えシャッタ(12)と、該シャッタの媒体挿入方向手前側
    に配置した搬送用の多角形ローラ(13)と、該多角形ロ
    ーラに対向し且つ該多角形ローラ側に付勢され、自由に
    回転出来るように配置された球状体(14)とを含んでな
    り、前記多角形ローラの周囲平面部(13a)が前記球状
    体に対面する時はこれらの間に媒体の通過を許容する隙
    間(15)を規定し、周囲角部(13b)が前記球状体に対
    面する時はこれらの間で媒体をクランプする力を及ぼす
    ように前記多角形ローラを配置すると共に、該多角形ロ
    ーラを所定角度回転して前記角部(13b)が前記球状体
    に対向する位置で該多角形ローラを停止させるように構
    成したことを特徴とする媒体クランプ・先端揃え機構。
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