JP2881491B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2881491B2
JP2881491B2 JP2264964A JP26496490A JP2881491B2 JP 2881491 B2 JP2881491 B2 JP 2881491B2 JP 2264964 A JP2264964 A JP 2264964A JP 26496490 A JP26496490 A JP 26496490A JP 2881491 B2 JP2881491 B2 JP 2881491B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば複写機,プリンタ等の画像形成装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
この種の複写機やプリンタ等において、電源の入力量
を検知することは、しばしば行われる手法である。
例えば、帯電像を用いる電子写真式複写機の定着器の
ヒータ等の制御において、入力電圧を検知して入力電圧
に応じた制御を行っている場合があり、この際には通
常、電圧検知手段やヒータ等の負荷の制御手段が二次側
のマイクロコンピュータ(CPU)等である事例が多く、
この入力電圧を検知するために、一次/二次側を絶縁
し、かつ構成が容易な専用化した電源トランスを搭載し
ていることが多い。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のような従来例にあっては、下記
のような問題点が存在する。すなわち、 1)従来は、前述のように専用の電源トランスを別に搭
載するのに、最近の機械の小形化に伴ってスペースやコ
スト面からの制約上、搭載が困難な傾向になってきた。
2)この種の複写機/プリンタ等の電源装置には、マイ
クロコンピュータ用及び周辺回路用の補助電源として商
用波の電源トランスと制御回路とで小容量の安定化電源
を搭載しているが、この出力より入力電圧を検知しよう
とすると、電源トランスが小形であるために、トランス
の巻線インピーダンスが大きく、本来の負荷であるマイ
クロコンピュータ及び周辺回路の動作や回路消費電流の
ばらつきにより二次側の出力波形が、一次側の入力波形
に対して歪を持つことがあり、このため、二次側出力電
圧が変動して一次側の入力電圧とは、比例しなくなる。
3)また、入力電圧を二次側で検知する代りに、一次側
の回路構成にて行う場合には、前項のシーケンス制御回
路とは別の回路となり、小形の複写機/プリンタ等への
搭載には多くのスペースが必要であり、搭載が困難であ
る、など。
本発明は、以上のような従来例の問題点にかんがみて
なされたもので、これらの問題点を解決して安定した電
圧検知が、トランスの二次側で可能となる画像形成装置
の提供を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
このため、本発明においては、下記の画像形成装置を
提供することにより前記目的を達成しようとするもので
ある。
トランスと、上記トランスの2次巻線に接続され、所
定の直流電圧を発生する電源回路と、上記電源回路と並
列に接続され、上記トランスの2次巻線に発生する交流
を上記電源回路が発生する直流とは逆極性に整流し、整
流後の電圧を上記トランスの1次側の電圧として検知す
る電圧検知手段と、上記電圧検知手段により検知された
電圧に従って、上記トランスの1次側に接続されている
負荷の駆動を制御する制御手段とを有することを特徴と
する画像形成装置。
〔作用〕
以上のようなこの発明構成により、この種の画像形成
装置の電源入力の一次側の入力量の安定した電圧検知が
トランスの二次側で可能となる。
〔実施例〕
以下に、本発明を実施例に基づいて説明する。
第1図に、本発明に係る画像形成装置の一実施例の要
部回路図を示す。本図は、帯電像を用いる電子写真式複
写機の制御回路に使用されるマイクロコンピュータ(CP
U)の周辺に応用した事例である。
(回路構成) Q1は、マイクロコンピュータであり、本実施例では、
複写機のシーケンス制御やプロセス制御等に用いられて
いる。また、ダイオードD1、各コンデンサC1,C2,C3,C4,
及びQ2で示す3端子レギュレータとで構成されるS1がこ
のマイクロコンピュータQ1の電源回路であり、電源トラ
ンスT1からのAC出力からマイクロコンピュータQ1に必要
な電源を作り、マイクロコンピュータQ1の入力ポートV
DDに供給している。また、ダイオードD2,コンデンサC5
及びツェナーダイオードZD1,各抵抗R1,R2,R3,R4とコン
デンサC6とで構成されるS2がトランスT1の一次側の電圧
を検知するための電圧検知回路ブロックであり、この出
力は、マイクロコンピュータQ1のA/D変換入力ポートADC
0に入力されている。
また図中、Q3,Q4は、フォトトライアックからなるソ
リッドステートリレーであり、マイクロコンピュータQ1
の各出力ポートPO1,PO2からのレベルにより、トランジ
スタQ5,各抵抗R5,R6,R7及びトランジスタQ6,各抵抗R8,R
9,R10より成る各ドライバを介してそれぞれ定着器のヒ
ータHと駆動モータMとをオン/オフ制御するよう構成
されている。
(動作/作用) 次に第1図回路の動作/作用について説明する。
ダイオードD1、各コンデンサC1,C2,C3,C4及び3端子
レギュレータQ2にて構成されている前記電源回路S1は、
ダイオードD1、各コンデンサC2,C3からなる整流回路に
よりトランスT1の交流出力をDC化したものを3端子レギ
ュレータQ2に入力することにより+5Vを作り、マイクロ
コンピュータQ1と周辺回路へ供給している。
また、ダイオードD2,コンデンサC5,ツェナーダイオー
ドZD1,各抵抗R1,R2,R3,R4及びコンデンサC6とで構成さ
れているが一次側の電圧検知回路S2回路では、トランス
T1の交流出力をダイオードD2,コンデンサC5にて前述の
+5Vとは逆に負電圧として整流しツェナーダイオードZD
1と次段のR1,R2,R3の各抵抗にてレベルシフトして、マ
イクロコンピュータQ1に取込めるレベルに変換し、抵抗
R4,コンデンサC6にて構成されているフィルタを介して
マイクロコンピュータQ1のアナログ入力端子ADC0へと入
力する。
本実施例においては、このアナログ入力端子ADC0へ入
力された電圧によりトランスT1への入力電圧を判断し
て、入力電圧に応じて一次側の負荷を制御している。本
図中においては、ヒータHの温度制御を二次側のマイク
ロコンピュータQ1にて行っており、ここでは、入力電圧
に応じて任意の係数を乗じて制御している。この制御
は、ヒータHの通電時間にて行い、マイクロコンピュー
タQ1の出力ポートPO1からトランジスタQ5,各抵抗R5,R6,
R7より成るドライバを介して、フォトトライアックQ3を
駆動することにより、ヒータHのオン/オフ制御を行っ
ている。
一方、駆動モータMのオン/オフ制御も、ヒータHの
制御と同様に、マイクロコンピュータQ1の出力ポートPO
2から、トランジスタQ6,各抵抗R8,R9,R10より成るドラ
イバを介して、フォトトライアックからなるソリッドス
テートリレーQ4を駆動することにより行っている。
以上のような回路構成は、つぎのような理由により採
用されたものである。すなわち、トランスT1の一次側に
は交流商用波が入力され、これに対応して巻線比に応じ
た電圧がトランスT1の二次側出力に発生する。理想的に
は一次側入力波形に比例した波形が出力される筈である
が、トランスT1の小形化等による影響から、一般的にト
ランスT1自体にかなりの巻線インピーダンスを持ち、比
較的多くの電流を取出すと、入力された波形とは異なっ
た出力波形となる波形歪が発生する。このため、電源回
路上で検知しようとすると、回路電流の大小により波形
が変化し、正確な検出が不可能となる怖れがあるため、
本実施例においては、第1図のような構成により、精度
の高い検出を行えるようにしたものである。
(他の実施例) 1)前記実施例の第1図においては、トランスT1は、一
次側/二次側それぞれ一巻線づつのトランスの事例につ
いて説明したが、この方式では二次側回路が半波整流の
構成となり、回路規模が大きくなると電源の能力が不足
傾向となる可能性がある。この時には、トランスT1の巻
線を二次側センタ・タップ方式で行うことにより、かな
りの能力向上が可能となる。
第2図に、この第2の実施例としてセンタ・タップ方
式で前述+5Vのマイクロコンピュータ及び周辺回路用の
電源回路図(第1図相当図)を示す。第1図におけると
同一(相当)構成要素は同一記号で示し、個々の重複説
明は省略する(後述第3図も同様)。トランスT1の出力
を各ダイオードD1,D2,D3,D4により、それぞれ全波整流
になるため、電流をより多く取出すことができる。
2)第3図に、さらに第3の実施例の第1図相当図を示
す。抵抗R11,ダイオードD3,トランジスタQ7及び抵抗R12
とで構成されるスイッチ回路を、電源供給巻線と同一箇
所より取り、Q1の端子PI0に入力し、これにより電源の
ゼロクロス検知を行っている。ゼロクロス検知を行う目
的は、一次側交流に接続された負荷に対して交流入力が
ゼロとなっている時に負荷をオンして、ノイズ等の発生
を減少させたりするためであり、一次側の負荷を制御す
るのに必要なものである。
この実施例においては、二次側で一次側の電圧を検知
してその結果を基に、一次側にある負荷を制御している
訳で、この一次側の負荷に対して必要な機能が現状の回
路に上記の簡単な部品追加により容易に構成できるのも
本実施例の特徴である。
なお、これらの各実施例は、いずれも各図に示すよう
にマイクロコンピュータを利用する事例について説明し
たが、これはかならずしもマイクロコンピュータのみに
限定される必要はなく、通常一般のハードウェア回路で
構成しても差支えないことはもちろんである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この種の画像形成装置におい
て、電源入力の一次側の入力量の安定した電圧検知がト
ランスの二次側で可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図,第3図は、それぞれ本発明に係る画像
形成装置の第1,第2,第3実施例の各要部回路図である。 Q1……マイクロコンピュータ(またはハードウェア回
路) S1……マイクロコンピュータ電源回路 S2……電圧検知回路 T1……電源トランス

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トランスと、 上記トランスの2次巻線に接続され、所定の直流電圧を
    発生する電源回路と、 上記電源回路と並列に接続され、上記トランスの2次巻
    線に発生する交流を上記電源回路が発生する直流とは逆
    極性に整流し、整流後の電圧を上記トランスの1次側の
    電圧として検知する電圧検知手段と、 上記電圧検知手段により検知された電圧に従って、上記
    トランスの1次側に接続されている負荷の駆動を制御す
    る制御手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
JP2264964A 1990-10-04 1990-10-04 画像形成装置 Expired - Lifetime JP2881491B2 (ja)

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