JPH0993910A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0993910A
JPH0993910A JP26641995A JP26641995A JPH0993910A JP H0993910 A JPH0993910 A JP H0993910A JP 26641995 A JP26641995 A JP 26641995A JP 26641995 A JP26641995 A JP 26641995A JP H0993910 A JPH0993910 A JP H0993910A
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JP
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image forming
forming apparatus
voltage
active filter
switching regulator
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JP26641995A
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Sadahisa Kimura
禎久 木村
Naomoto Sato
直基 佐藤
Atsutaka Iwata
篤貴 岩田
Hiroto Oishi
広人 大石
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源消費効率を高め、低ノイズ化した画像形
成装置を得る。 【解決回路】 駆動部44へDC電源を供給するスイッ
チングレギュレータ40と、このスイッチングレギュレ
ータ40を制御する制御部42と、操作部46およびセ
ンサ部48とにより電源部が構成される。制御部42
は、スイッチングレギュレータ40の2次巻線に誘起さ
れた電力の電圧を検出し、交流電源の全波整流並びに倍
電圧整流の何れかの1の選択を制御する。この制御によ
り、スイッチングレギュレータ40の出力電流が一定値
以上の時は、アクティブフィルタをオンし、また、出力
電流が所定値以下の時はアクティブフィルタをオフす
る。これにより、高調波電流及び入力電流を低減し、高
効率化および低ノイズ化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、例えば、複写機、レーザプリンタ等の画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、大きく分類すればOA機器、具体
例を挙げれば複写機・レーザプリンタ等を含む画像形成
装置は一般に、装置駆動用の直流電源装置としてスイッ
チングレギュレータが広く用いられている。その理由
は、DC−DCコンバータを含むスイッチングレギュレ
ータが、小型軽量・低コスト・高効率で優れた定電圧性
等の特性を有し、上記装置への適合性に優れているから
である。また、これらOA機器の発達は目覚ましく、装
置の多機能化・高速化に伴い直流電源の消費容量が著し
い増加の傾向にある。
【0003】このような傾向において、商用電源からの
交流入力電源を整流平滑してDC電力を供給する整流平
滑回路としてのスイッチングレギュレータは、一般的に
コンデンサ入力型の平滑回路を用いている。
【0004】このため、交流入力電源の電流波形がパル
ス状に歪み、高調波電流成分が著しく増加する。この高
調波は、商用電源ラインのインピーダンスにより、電源
電圧歪みに変換される。この電源電圧歪みを含む同一系
統の商用電源ラインに、周辺機器や配電設備が接続され
ると、接続された周辺機器等に異常音や焼損等の障害を
発生させる原因となる。そのため高調波電流を多く発生
するスイッチング電源の改善が、国際電気標準会議(I
EC)で大きな課題となり、その規格化が予定されてい
る。この高調波電流成分を低下させる一の方法として、
アクティブフィルタを用いたものがある。
【0005】一般的なアクティブフィルタ搭載のスイッ
チングレギュレータの構成について、図7に基づいて説
明する。本従来例のスイッチングレギュレータは、アク
ティブフィルタ回路とDC−DCコンバータによる2コ
ンバータ方式のスイッチング電源を有して構成される。
【0006】図7の2コンバータ方式のアクティブフィ
ルタ内蔵のスイッチング電源は、ステップアップコンバ
ータ方式のアクティブフィルタと、そのアクティブフィ
ルタの制御回路31と、トランスTとそのトランスTを
スイッチング動作させるためのFET2と、そのFET
2のON/OFFを制御する制御回路32と、2次側の
出力を整流するダイオードD3と、2次側の出力を平滑
する平滑コンデンサC3等によって構成される。この構
成部のステップアップコンバータ方式のアクティブフィ
ルタは、AC入力電源を整流する整流回路D1の後に、
チョークコイルLとスイッチング素子のFET1とダイ
オードD2と平滑コンデンサC1とを有して構成さる。
【0007】このようなスイッチング電源をもつ従来例
の画像形成装置では、装置の動作モードによってアクテ
ィブフィルタをON/OFFする。このアクティブフィ
ルタには、一般的に昇圧チョッパ方式が用いられる。ア
クティブフィルタ搭載のスイッチング電源は、コンデン
サインプット方式のスイッチング電源と比較して、大幅
に力率を改善することができる。さらに、高調波電流の
発生問題が解消される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記画
像形成装置の従来例の場合、アクティブフィルタをOF
Fすると、DC−DCコンバータの1次側の電源電圧が
低下する。この電源電圧低下の発生が、画像形成装置と
して種々の問題を生じさせる。このメカニズムを以下に
説明する。
【0009】図7に示した2コンバータ方式のレギュレ
ータにおいて、アクティブフィルタのスイッチング動作
が停止すると、チョークコイルLがチョークコイルとし
て作用しなくなり、コンデンサインプット方式のDC−
DCコンバータ回路によるスイッチングレギュレータと
同様になる。ただし、アクティブフィルタの動作が停止
すると1次側の電圧が昇圧されなくなり、トランスTに
かかる電圧が低下する。このため出力電圧が低下してし
まう。
【0010】2コンバータ方式のアクティブフィルタ搭
載の電源は、アクティブフィルタ部分でも高速でスイッ
チング動作を行うため、アクティブフィルタ回路なしの
電源と比較するとノイズの発生が多い。また、アクティ
ブフィルタ回路部での損失があるために、電源としての
効率が落ちることが欠点として存在する。
【0011】上記のアクティブフィルタ搭載のスイッチ
ングレギュレータを用いた従来の画像形成装置におい
て、スイッチングレギュレータの1次側電圧の降下のた
めに、2次側の出力電圧の昇圧不足が発生し易い。ま
た、不要なノイズの増大や電源効率の低下等の問題も誘
引させる要因となる。このような弊害は、特に、待機状
態での消費電流が大きい複合機において発生し易いこと
が知られている。
【0012】本発明は、電源消費効率を高め、低ノイズ
化した画像形成装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明の画像形成装置は、交流電源を全波整流する
ブリッジ整流手段並びに倍電圧整流する倍電圧整流手段
と、ブリッジ整流手段並びに倍電圧整流手段の何れかの
1を選択するスイッチ手段と、この選択された整流手段
により整流された電圧を昇圧するアクティブフィルタ並
びに整流された電流をスイッチングするスイッチング素
子と、スイッチングされた電流を1次巻線に流し2次巻
線に誘起された電力を出力するトランスとからなる、ス
イッチングレギュレータを備えた画像形成装置であり、
2次巻線に誘起された電力の電圧を検出する出力電圧検
出手段と、スイッチ手段の切替えを制御するスイッチ制
御手段と、アクティブフィルタの動作をオンオフ制御す
るフィルタ制御手段とを有し、出力電圧検出手段が検出
した電圧の大きさによりスイッチ制御手段とフィルタ制
御手段の動作を制御することを特徴としている。
【0014】さらに、上記の画像形成装置は、出力電圧
検出手段の検出信号を電気的に絶縁された信号でトラン
スの1次巻線側へフィードバックするカップリング手段
を有し、このフィードバックされた信号に基づき動作を
制御するとよい。さらに画像形成装置への操作者の接近
の有無を検知する人体検知手段を有し、この人体検知手
段の出力信号はスイッチ制御手段へ接続され、出力信号
を含めて動作を制御するとよい。
【0015】また、上記のスイッチ制御手段は、アクテ
ィブフィルタをオンした後、アクティブフィルタの出力
が安定してから画像形成装置の画像形成動作を行い、画
像形成装置は、さらに画像形成装置の動作を入力する操
作手段を有し、操作手段からの操作信号を含めて動作を
制御するとよい。
【0016】
【作用】したがって、本発明の画像形成装置によれば、
スイッチングレギュレータ2次巻線に誘起された電力の
電圧を検出し、交流電源を全波整流するブリッジ整流手
段並びに倍電圧整流する倍電圧整流手段の何れかの1を
選択するスイッチ手段の切替えを制御し、アクティブフ
ィルタの動作をオンオフ制御する。この制御は、出力電
圧の大きさにより、スイッチングレギュレータの出力電
流が所定値に達したとき、アクティブフィルタをオンす
る。よって、高調波電流及び入力電流を低減化できる。
【0017】
【実施例】次に添付図面を参照して本発明による画像形
成装置の実施例を詳細に説明する。図1から図6を参照
すると本発明の画像形成装置の実施例が示されている。
図1および図2は第1の実施例、図3〜図6が第2の実
施例をそれぞれ示している。図1が第1の実施例に適用
されるスイッチングレギュレータの回路構成例、図2が
図1の電源回路が適用される画像形成装置の全体構成断
面図である。図3は、第2の実施例に適用されるスイッ
チングレギュレータの構成例を示す回路図である。図4
が図3のスイッチングレギュレータを含む周辺部の回路
構成ブロック図である。図5および図6は、第2の実施
例の動作例をそれぞれ示すフローチャートである。
【0018】(第1の実施例)先ず、第1の実施例の画
像形成装置に適用されるスイッチングレギュレータの構
成・動作について、図1に基づいて説明する。図1に示
するスイッチングレギュレータ30の図7との主な回路
構成の相違点は、レギュレート動作の動作状態を制御す
る回路部が追加されていることである。
【0019】本実施例に適用されるスイッチングレギュ
レータ30は、入力の整流部に整流方式をブリッジ整流
回路と倍電圧整流回路の切り替えを行うためのスイッチ
SWと、2次側の出力電流Ioを検出するための検出抵
抗Rsと、検出抵抗Rsの両端の電圧を入力とする作動増
幅回路33と、1次側2次側の絶縁のためのフォトカプ
ラPCと、フォトカプラPCをON/OFFするための
トランジスタTr1と、アクティブフィルタ回路への電
源の供給を行うためのトランジスタTr2を具備してい
る。
【0020】上記の各構成部品が1次2次を結合するト
ランスTを挟んだ周辺部に接続されている。その他の部
位を図7の従来例のスイッチングレギュレータ60と比
較して、FET2の端子の接続と制御回路32への供給
電源の取得先とが変更されている。
【0021】本実施例のスイッチングレギュレータ30
のその他の部位は、ステップアップコンバータ方式のア
クティブフィルタと、そのアクティブィルタの制御回路
31と、トランスTとそのトランスTをスイッチング動
作させるためのFET2と、そのFET2のON/OF
Fを制御する制御回路32と、2次側の出力を整流する
ダイオードD3と、2次側の出力を平滑する平滑コンデ
ンサC3等によって構成される。この構成部のステップ
アップコンバータ方式のアクティブフィルタは、AC入
力電源を整流する整流回路D1の後に、チョークコイル
Lとスイッチング素子のFET1とダイオードD2と平
滑コンデンサC1とを有して構成される。
【0022】上記の構成を有する本実施例に適用される
スイッチングレギュレータ30は、画像形成装置が待機
状態等であり、スイッチングレギュレータ30の2次側
の出力電流Ioが小さく、高調波電流も小さいときは、
検出抵抗Rsの両端の電圧は低い。このため、アクティ
ブフィルタの制御回路31には、電力が供給されないた
め、アクティブフィルタ回路は停止する。
【0023】出力電流Ioが小さいときは、高調波電流
も小さくなり電圧歪み等が実質的に発生せず、アクティ
ブ回路が停止し、電源の効率をよくしている。このと
き、入力電圧の昇圧が行われないので整流回路の切り替
えスイッチSWを導通状態とし、倍電圧整流を行う。
【0024】画像形成装置が画像形成時等であり、スイ
ッチングレギュレータ30の出力電流Ioが増加し一定
の電流値以上になると、検出抵抗Rsの両端の電圧が上
昇する。このため、フォトカプラPCのダイオードが点
灯し、アクティブフィルタの制御回路31に電源が供給
され、アクティブフィルタ回路が作動する。
【0025】上記のスイッチングレギュレータ30が適
用される画像形成装置の構成例を図2に基づいて説明す
る。コンタクトガラス1上に原稿2が置かれると、原稿
サイズセンサ3が原稿2の有無と原稿サイズを検知する
ことができる。不図示のコピースタートキーが押下され
ると、露光ランプ4により原稿2を露光し、第1ミラー
5、第2ミラー6、第3ミラー7、レンズ8を介してC
CDイメージセンサ9で読み取られ、電気信号に変換さ
れて画像処理される。
【0026】画像処理されたデータに基づいてレーザダ
イオード10を制御し、レーザ光はシリンダレンズ1
1、高速で定速回転するポリゴンミラー12、レンズ1
3、書き込みミラー14等を介して感光体15に画像を
書き込む。
【0027】感光体15の周囲には、帯電装置16、現
像装置17、転写ベルト18、クリーニング装置19が
設けられている。感光体15は、クリーニング装置19
によりクリーニングされた後、帯電装置16により所定
の高電位に均一に帯電される。帯電された感光体15に
上記のレーザ光が照射されると、感光体15上の表面電
位は照射された光強度に応じて変化し、感光体15上に
静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置17
によりトナーが吸着され可視化されたトナー画像とな
る。
【0028】一方、給紙トレイ20に積載された転写紙
21が1枚づつ給紙され、レジストローラ22が転写紙
21を感光体15上のトナー画像と重なるように送り込
む。更に転写紙は、高電圧をかけられた転写ベルト18
により搬送され、転写ベルト18と感光体15との接触
部でトナー画像を転写される。
【0029】トナー画像が転写された転写紙は更に転写
ベルト18で搬送され、定着装置23に送り込まれトナ
ー画像が定着される。定着を終了した転写紙21は、排
紙センサ24によって転写紙21が画像形成装置外に排
紙されたことを検知する。
【0030】上記により構成される画像複写装置では、
スイッチングレギュレータ30のアクティブフィルタ回
路が動作することにより、電源で発生する高調波電流を
低減することができ、力率が改善される。また画像形成
装置の入力電流を低減化することができる。このとき、
アクティブ回路により入力電圧が昇圧されるので、整流
回路の切り替えスイッチSWをオフし、ブリツジ整流を
行う。
【0031】(第2の実施例)第2の実施例を図3〜図
6が示している。本実施例に適用されるスイッチングレ
ギュレータ40では、図3に示すように、図7に示した
従来例のスイッチングレギュレータ60と比較し、2個
の信号端子を新たに設けている。これらの信号端子は、
アクティブフィルタ回路の動作と倍電圧回路への切替え
用の制御信号端子、およびトランスTの1次側電圧モニ
タ用の電圧フィードバック端子である。
【0032】本実施例の画像形成装置は、図3に示すス
イッチングレギュレータ40が図4に示す周辺回路部と
接続される電源部を有して構成される。図4において、
本実施例に適用される電源部は、スイッチングレギュレ
ータ40、CPU、メモリ、I/Oポート、ドライバお
よび電圧検出部を有する制御部42、モータ、クラッチ
およびソレノイド等を有する駆動部44、操作部46、
操作者が装置の前方に接近するとオンする人体検知セン
サおよび原稿セットの有無を検知する原稿セットセンサ
を有するセンサ部48とを具備している。この構成にお
いて、スイッチングレギュレータ40の電圧フィードバ
ック(電圧FDとも略記する)および制御信号(SW制
御とも略記する)のそれぞれの端子、および出力DC電
源の出力信号が制御部42へ接続される。
【0033】本実施例の回路構成において、画像形成装
置が待機モード等で消費電流が小さいときは、アクティ
ブフィルタ回路はオフし、整流回路は倍電圧回路(SW
オン)とする。画像形成時等でモータ等の負荷を有する
駆動部44が動作し消費電流が大きいときは、アクティ
ブフィルタ回路をオンし、整流回路はブリツジ回路(S
Wオフ)とする。
【0034】また、スイッチングレギュレータ40のモ
ード切り替え時には、トランスTの1次側の入力電圧を
検出抵抗R2で検出し、電圧が安定してからモータ等の
負荷の動作を開始する。
【0035】本実施例によれば、整流回路の切り替えス
イッチSWとアクティブフィルタ回路のオンオフの制御
を画像形成装置の制御部からの信号によりコントロール
し、画像形成装置のモードによりスイッチングレギュレ
ータ40の切り替えがより確実に、任意のタイミングで
実行可能になる。
【0036】図5は第2の実施例の動作例一を示したフ
ローチャートである。本フローチャートにおいて、画像
形成装置が待機状態の時、まずステップS11で操作部
46の操作パネルまたは操作キーが操作されたか判断す
る。操作されたら制御部42からの信号により、スイッ
チングレギュレータ40のアクティブフィルタ回路をオ
ンし、整流回路をブリッジ回路に切り換える(S1
2)。次にステップS13では、操作パネル上のスター
トキー(図示せず)が押下されたか否かの判断を行い、
押下されたら図3のトランスTの1次側の電圧を検出抵
抗R2により検出し、電圧が所定値に達していたら画像
形成動作を開始する。所定値以下なら電圧が所定値に達
してから画像形成動作を開始する(S14、S15)。
画像形成動作のジョブが終了したら、一定時間経過後、
アクティブフィルタ回路をオフし倍電圧整流回路に切り
換える。また、複写機能とプリンタ機能等複数の機能を
持った画像形成装置においては、外部機器からプリント
命令等が発生したときにも上記と同様の制御を行う。
【0037】図6は第2の実施例の動作例二を示したフ
ローチャートである。本フローチャートにおいて、画像
形成装置が待機状態の時、まずステップS21で人体検
知センサ(48)がオンしたか否かを判断する。人体検
知センサがオンしたことを検知したら制御部42からの
信号によりスイッチングレギュレータのアクティブフィ
ルタ回路オンし、整流回路をブリッジ回路に切り換える
(S22)。次にステップS23では操作パネル上のス
タートキーが押下されたか否かの判断を行い、押下され
たら画像形成動作を開始する。次に図5のS14のよう
にトランスの1次側の電圧を検出しても良い。
【0038】S25では画像形成動作のジョブ終了後か
どうかの判断を行う。ジョブが終了したら再度人体検知
センサがオンしているか否かを判断し、オンしていたら
ステップS23に戻る。オフしていたらスイッチングレ
ギュレータのアクティブフィルタ回路をオフし、倍電圧
整流回路に切り換える。
【0039】上記構成の第2の実施例の画像複写装置で
も第1の実施例と同様に、スイッチングレギュレータ4
0のアクティブフィルタ回路が動作することにより、電
源で発生する高調波電流を低減し、力率が改善される。
またアクティブフィルタ回路のオンオフ及び整流回路の
切り替えを画像形成装置の制御部等からの信号により行
うため、装置のモード等によるスイッチングレギュレー
タの切替えをより確実に実行できる。さらに、アクティ
ブフィルタ回路をオンした後、アクティブ回路の出力電
圧が所定値に達したことを検知してから画像形成装置の
動作を開始する。これにより、アクティブフィルタ回路
のオン・オフ切り替え時の出力電流増加による出力電圧
低下を防止し、装置の誤動作や異常画像の発生を防止す
ることができる。さらに、画像形成装置の操作パネルの
操作を、装置近傍に人がいることを検知したらアクティ
ブフィルタ回路をオン及び整流回路の切り替えを行うこ
とにより、モード切り替え時の出力安定までの待ち時間
を短縮できる。
【0040】
【発明の効果】以上の説明より明かなように、本発明の
画像形成装置は、スイッチングレギュレータ2次巻線に
誘起された電力の電圧を検出し、交流電源の全波整流並
びに倍電圧整流の何れかの1を選択し、アクティブフィ
ルタの動作をオンオフ制御する。よって、スイッチング
レギュレータの出力電流が一定値以上の時は、アクティ
ブフィルタをオンし、高調波電流及び入力電流を低減し
周辺機器等の破損を防止する。また、出力電流が所定値
以下で高調波電流が小さく、周辺機器等への影響が小さ
い時はアクティブフィルタをオフし、高効率化し低ノイ
ズ化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の第1の実施例に適用さ
れるスイッチングレギュレータの回路図である。
【図2】図1の電源回路が適用される画像形成装置の全
体構成断面図である。
【図3】第2の実施例に適用されるスイッチングレギュ
レータの回路図である。
【図4】図3のスイッチングレギュレータを含む周辺部
の回路構成ブロック図である。
【図5】第2の実施例の動作例一を示したフローチャー
トである。
【図6】第2の実施例の動作例二を示したフローチャー
トである。
【符号の説明】
30、40 スイッチングレギュレータ 31 アクティブフィルタの制御回路 32 FET2のON/OFFを制御する制御回路 33 作動増幅回路 42 制御部 44 駆動部 46 操作部 48 センサ部
【手続補正書】
【提出日】平成8年6月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の第1の実施例に適用さ
れるスイッチングレギュレータの回路図である。
【図2】図1の電源回路が適用される画像形成装置の全
体構成断面図である。
【図3】第2の実施例に適用されるスイッチングレギュ
レータの回路図である。
【図4】図3のスイッチングレギュレータを含む周辺部
の回路構成ブロック図である。
【図5】第2の実施例の動作例一を示したフローチャー
トである。
【図6】第2の実施例の動作例二を示したフローチャー
トである。
【図7】従来の画像形成装置に適用されるスイッチング
レギュレータの回路図である。
【符号の説明】 30、40 スイッチングレギュレータ 31 アクティブフィルタの制御回路 32 FET2のON/OFFを制御する制御回路 33 作動増幅回路 42 制御部 44 駆動部 46 操作部 48 センサ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大石 広人 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源を全波整流するブリッジ整流手
    段並びに倍電圧整流する倍電圧整流手段と、前記ブリッ
    ジ整流手段並びに倍電圧整流手段の何れかの1を選択す
    るスイッチ手段と、該選択された整流手段により整流さ
    れた電圧を昇圧するアクティブフィルタ並びに整流され
    た電流をスイッチングするスイッチング素子と、該スイ
    ッチングされた電流を1次巻線に流し2次巻線に誘起さ
    れた電力を出力するトランスとからなる、スイッチング
    レギュレータを備えた画像形成装置において、 前記2次巻線に誘起された電力の電圧を検出する出力電
    圧検出手段と、 前記スイッチ手段の切替えを制御するスイッチ制御手段
    と、 前記アクティブフィルタの動作をオンオフ制御するフィ
    ルタ制御手段とを有し、 前記出力電圧検出手段が検出した電圧の大きさにより前
    記スイッチ制御手段と前記フィルタ制御手段の動作を制
    御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成装置は、さらに前記出力電
    圧検出手段の検出信号を電気的に絶縁された信号で前記
    トランスの1次巻線側へフィードバックするカップリン
    グ手段を有し、該フィードバックされた信号に基づき前
    記動作を制御することを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像形成装置は、さらに該画像形成
    装置への操作者の接近の有無を検知する人体検知手段を
    有し、該人体検知手段の出力信号は前記スイッチ制御手
    段へ接続され、前記出力信号を含めて前記動作を制御す
    ることを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記スイッチ制御手段は、前記アクティ
    ブフィルタをオンした後、該アクティブフィルタの出力
    が安定してから前記画像形成装置の画像形成動作を行う
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の
    画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記画像形成装置は、さらに該画像形成
    装置の動作を入力する操作手段を有し、該操作手段から
    の操作信号を含めて前記動作を制御することを特徴とす
    る請求項1から4の何れか1項に記載の画像形成装置。
JP26641995A 1995-09-20 1995-09-20 画像形成装置 Pending JPH0993910A (ja)

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