JP2880411B2 - レゾネータ付きエアクリーナホース、その製造方法及びそれを製造する金型構造 - Google Patents

レゾネータ付きエアクリーナホース、その製造方法及びそれを製造する金型構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、消音装置たるレゾネー
タが一体化したレゾネータ付きエアクリーナホース、そ
の製造方法及びそれを製造する金型構造に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジン吸気用二次側ホースにおいて、
吸気音を消すためにヘルムホルツの共鳴原理を応用した
レゾネータ等の消音装置を取付ける場合がある。こうし
た場合、従来は、ゴム製又は樹脂製のエアクリーナホー
ス3に樹脂製レゾネータ2を嵌合させる取付構造が一般
的であった(図11)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記エアク
リーナホース3とレゾネータ2とが別体であることか
ら、嵌合部にはホースクランプ91,クリープ変形防止
用の補強カラー92等を要し、更には、これらの組付け
作業が必要になっていた。こうしたことから、レゾネー
タ2とエアクリーナホース3との一体ブロー成形の試み
もあるが、大口径のパリソンを押出すことになり、従前
の総バリ方式では蛇腹部34にバリが出た。その結果、
蛇腹部34のパーティング部の肉厚が厚くなり、パーテ
ィング方向への曲がりが悪くなる欠陥があった。
【0004】本発明は上記問題点を解決するもので、蛇
腹部にバリを出さないようにして蛇腹部の柔軟性を保
ち、更に、エアクリーナホースとレゾネータとの一体成
形品を得ることで、コスト低減を図るレゾネータ付きエ
アクリーナホース、その製造方法及びそれを製造する金
型構造を提供することを特徴とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本第一発明のレゾネータ
付きエアクリーナホースは、ブロー成形で造られ、エア
クリーナホースの少なくとも両端嵌合部及びその一部に
設けられる蛇腹部をスウェル比の小さな値の樹脂材料で
形成する一方、この蛇腹部に延設されるエアクリーナホ
ースの直管部と斯る直管部に連結され一体的に成形され
る中空体のレゾネータとをスウェル比の大きな値の樹脂
材料で形成するようにしたことを特徴とする。ここで、
「スウェル比」とは、パリソンを押出すためのダイスの
径d[mmφ]に対する実際に押出されたパリソンの径
D[mmφ]の比率をいう(図3)。「スウェル比の小
さな値の樹脂材料」とは、スウェル比の値が1.0〜
1.5の樹脂材料をいい、例えば、ポリオレフィン系熱
可塑性エラストマー(TPO),低密度ポリエチレン
(LDPE)等の材料である。「スウェル比の大きな値
の樹脂材料」とは、スウェル比の値が1.5を越える樹
脂材料をいい、例えば、ポリプロピレン(PP),高密
度ポリエチレン(HDPE)等の材料である。
【0006】本第二発明のレゾネータ付きエアクリーナ
ホースの金型構造は、第一発明のレゾネータ付きエアク
リーナホースに係るブロー成形用の金型で、レゾネータ
及びこのレゾネータに連結される直管部とを一体的にブ
ロー成形する金型部分が、他の金型部分から分割され且
つ駆動手段により型割方向にスライド可能な金型スライ
ド部を構成することを特徴とする。
【0007】本第三発明のレゾネータ付きエアクリーナ
ホースの製造方法は、第二発明の金型を使用し、上記金
型スライド部を他の金型部分からスライド後退させた状
態とし、次いで、ダイスからスウェル比が小さな樹脂材
料のパリソンを押出し、金型を移動させながらこのパリ
ソンを一端末の嵌合部から蛇腹部に係るキャビティ内へ
納めて、パリソンが蛇腹部を通過した後、スウェル比が
大きな樹脂材料のパリソンに切替え、金型スライド部の
キャビティ上にパリソンを押出し、その後、他端の嵌合
部に入る直前で再びスウェル比の小さな樹脂材料のパリ
ソンに切替え、他端の嵌合部に係るキャビティ内へ該パ
リソンを押出した後、他の金型部分を閉型し、次に、エ
ア吹込みと同時又はエア吹込みに続いて上記金型スライ
ド部を進出させ閉型することを特徴とする。「金型を移
動させながら」は、パリソンに対し金型を相対移動でき
れば足り、パリソン側が移動する場合も含む。
【0008】
【作用】本発明に係るレゾネータ付きエアクリーナホー
ス、その製造方法及びそれを製造する金型構造によれ
ば、レゾネータ及びこれが連結される直管部は、スウェ
ル比の大きな値の樹脂材料からなるパリソンで形成する
一方、両端嵌合部や蛇腹部等はスウェル比の小さな値の
樹脂材料からなるパリソンで形成するので、同じダイス
を使用しながらレゾネータ部分は大口径のパリソンを確
保し且つ蛇腹部等にはバリのない小口径のパリソンを配
設できる。また、レゾネータ部分とこれが連結される直
管部とを一体的にブロー成形する金型部分が、金型スラ
イド部として他の金型部分から切り離され、型割方向に
スライド可能にすると、先ずレゾネータ部分へのパリソ
ン配設時には、金型スライド部を後退させてパリソンを
宙に浮かせることができるので、金型にパリソンが当っ
て扁平化するのを防止できる。そして、他の金型部分を
閉型してから、エア吹込みと同時又はこれに続いて金型
スライド部を閉型することによって、パリソンを所望の
形状に賦形させてレゾネータ付きエアクリーナホースを
造れるようになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳述する。
図1〜図10は、本発明に係るレゾネータ付きエアクリ
ーナホース、その製造方法及びそれを製造する金型構造
を示す。図1は成形品たるレゾネータ付きエアクリーナ
ホースの形状のキャビティをもつ二つ割りのブロー成形
用の金型1で、ここでは下型1aのみを図示している。
金型構造は、レゾネータ2とこれが連結される直管部3
1とを一体的にブロー成形する金型部分11と他の金型
部分12との分割型とし、金型部分11が公知のエア駆
動手段(図示せず)を用いて型割方向にスライド可能な
金型スライド部11aになっている。尚、駆動手段には
油圧等を用いることもできる。金型部分12,12のみ
が基盤1cに固定される。
【0010】金型スライド部11aを形成したのは、レ
ゾネータ2に対応するキャビティ5a及びこれが連結さ
れる直管部31のキャビティ5bに大口径のパリソン6
aが配設されるが(後述)、このパリソンの配設時、パ
リソン6aが金型1との接触で扁平化,扁肉化するのを
避けるためである。型閉め時には、金型スライド部11
aが金型部分12に遅れて閉じることで、パリソン6a
を押し広げ、レゾネータ2,直管部31を一体成形する
ようにしている。
【0011】符号5c,5dは、両端の嵌合部32,3
3に対応するキャビティ、符号5eは蛇腹部34に対応
するキャビティで、これに続くチューブも含めてパリソ
ン6の外径は小さい方が望ましく、金型部分12に設け
られている。キャビティ5a,5bの周縁には、喰い切
り突起112が形成される。閉型時にバリfとなる不要
部分のパリソン6を喰い切り、必要な端縁同士を融着さ
せるためである。符号13は、閉型時における上型1b
との係合ピンを示す。下型1aは、ダイス7から下方へ
所定距離をとって二次元水平方向に自在移動できる移動
機構(図示せず)を備えている。
【0012】次に、上記金型1を使用して、レゾネータ
付きエアクリーナホースの製造方法を説明する。まず、
金型スライド部11aを他の金型部分12の位置よりも
スライド後退させ、基盤1c近くに移動させる(図
1)。次いで、ダイス7から軟質で且つスウェル比が小
さな樹脂材料、例えば、ポリオレフィン系熱可塑性エラ
ストマー(TPO)(AES(Advanced Elastomer Syst
ems)社製,商品名:「サントプレーン」 商品型番:1
01−80,101−87,101−75)のパリソン
6bを溶融状態で押出す。そして、移動機構によって下
型1aを動かし、このパリソン6bを一端末の嵌合部3
2に係るキャビティ5cから蛇腹部34に係るキャビテ
ィ5e内へと配設する(図2)。軟質材料としたのは、
蛇腹部34に柔軟性をもたせるためである。パリソン6
bの配設に際しては、キャビティ5c,5eの外へはみ
出さないよう注意する。ここで、ダイス7から溶融した
樹脂が押出されると、バラス効果によって押出されたパ
リソン6bの外径Dは、一般にダイス7の直径dよりも
大きくなる(図3)。ただ、使用したポリオレフィン系
熱可塑性エラストマー(TPO)のスウェル比が約1.
1であることから、それ程目立ってはいない。
【0013】パリソン6bを蛇腹部34に係るキャビテ
ィ5eに配設し終った段階で、次に、パリソン6をスウ
ェル比の大きな樹脂材料に切替える。これに伴い、ダイ
ス7からレゾネータ2,直管部31に相応した大口径の
パリソン6aが押出される(図4)。レゾネータ2には
剛性が必要であるため、樹脂材料としてブロックコポリ
マーポリプロピレン(PP)(出光石油化学社製,商品
型番:E−250G、又は昭和電工社製,商品型番:S
K711等)を使用している。樹脂材料の切替えは、公
知のブロー成形用二層ヘッド8を用いた(図5)。ポリ
オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)を供給し
ていた内層押出機81を停止し、外層押出機82を稼動
させ、ブロックコポリマーポリプロピレン(PP)を注
出する。そうして、下型1aを移動させて、パリソン6
aがキャビティ5a,5b上に配されるようにする(図
4)。金型スライド部11aが後退しているため、パリ
ソン6aはキャビティ5a,5b上で宙に浮いた状態と
なる。斯るパリソン6aはキャビティ形状より大きく、
金型スライド部11aの閉型時、喰い切り突起112に
キャビティ5a,5b外にはみ出したパリソン(バリf
となる)を挟んで分断させる。
【0014】その後、金型スライド部11aへパリソン
6aを配設し終え、他端の嵌合部33に係るキャビティ
5dに入る直前で、再びパリソン6の樹脂材料を元のス
ウェル比の小さなポリオレフィン系熱可塑性エラストマ
ー(TPO)へと切替る。斯る切替えに伴って、パリソ
ン6bは口径の小さいパリソン6bに変わり、このパリ
ソン6bが他端の嵌合部33に対応するキャビティ5d
内へ配されていく(図6)。パリソン6bはキャビティ
5d内に納め、キャビティ5dから外へはみ出さないよ
うにする。
【0015】ところで、上記二度の切替えに伴うパリソ
ン6は、レゾネータ2,直管部31の相応部分が膨出す
る形状をつくるが、スウェル比の小さな材料、ここでは
ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)と、
スウェル比の大きな材料、ここではブロックコポリマー
ポリプロピレン(PP)とによる両者の断面構造に関し
ていえば、図7の(イ),(ロ)のいずれであってもよ
い。図7の(イ)は完全切替え構造で、(ロ)はパリソ
ン6全体を二層構成とし、各肉厚を変えることでスウェ
ル比を変化させている。
【0016】パリソン6を下型1aに配設し終えた段階
で、金型部分12を閉じる。次いで、金型に取付けられ
たエアー吹込みノズル19からのエア吹込みと同時か、
又は少し遅れた時点で、金型スライド部11aをスライ
ド進出させ閉型し、ブロー成形を行なう(図8)。金型
部分12の型閉じによってキャビティ5内にパリソン6
bが内包された状態となり、更に、金型スライド部11
aの閉型に伴って、レゾネータ2,直管部31に相応す
る空洞形状体を型内につくると共に、喰い切り突起11
2を挟んでその外方にはバリfが形成される。パリソン
6内部へのエア吹込みによって、パリソン6は外方に大
きく膨らんで賦形されレゾネータ付きエアクリーナホー
スAの姿になる。尚、エア吹込みは、金型装着吹込みノ
ズル19にて行なわれる。符号14はパリソン押え用ク
ランプを示す。
【0017】成形体を冷却させ、脱型後、これを取出す
と、レゾネータ2,直管部31とが一体化し、且つこれ
らの周りにバリfが形成されたブロー成形品が得られ
(図9)、バリf,捨袋gを取り除くことによって所望
のレゾネータ付きエアクリーナホースAが形づくられ
る。
【0018】かくのごとくして出来上ったレゾネータ付
きエアクリーナホースAは、エアクリーナホース3の両
端嵌合部32,33のみならず蛇腹部34が、スウェル
比の小さなポリオレフィン系熱可塑性エラストマー(T
PO)でキャビティ5c,5d,5e内にパリソン6b
を納めるようにして造られているので、ブロー成形に依
っても斯る部分にはバリfが発生しない(図9,図1
0)。また、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー
(TPO)は軟質樹脂であるので、蛇腹部34は屈曲
性,柔軟性を保有する。一方、蛇腹部34に延設される
エアクリーナホース3の直管部31及びこれに連結され
一体的に成形されるレゾネータ2部分では、スウェル比
の大きなブロックコポリマーポリプロピレン(PP)が
用いられ、パリソン6の口径が大きくなることから、金
型スライド部11aの型閉めでパリソン6aが押し潰さ
れて広がり、その後のブロー成形で中空体のレゾネータ
2と直管部31とが連通するレゾネータ2,エアクリー
ナホース3の一体化した所望の製品になっている。そし
て、レゾネータ2が硬質樹脂で造られているために、所
定の剛性を有している。
【0019】このように構成したレゾネータ付きエアク
リーナホースAは、エアクリーナホース3とレゾネータ
2との一体成形品で、従来必要であったホースクランプ
やクリープ変形用補強リングがいらなくなるばかりか、
その取付け作業からも開放され、低コスト,省力化が進
んだ。また、異なるスウェル比の材料を組合せ、蛇腹部
34,嵌合部32,33にはバリfの出ない金型構造と
することで、蛇腹部34のフレキシブル性,嵌合部3
2,33のシール機能が損なわれることがなくなった。
加えて、レゾネータ2部分は硬質で且つスウェル比の大
きな材料を選択し、蛇腹部34には軟質で且つスウェル
比の小さな材料を選択することによって、レゾネータ2
に必要な剛性が確保される一方、蛇腹部34に柔軟性を
帯有させることができた。
【0020】尚、本発明においては、前記実施例に示す
ものに限られず、目的,用途に応じて本発明の範囲で種
々変更できる。実施例では、下型1aを移動させてパリ
ソン6をキャビティ5内に配設したが、下型1aを固定
してパリソン6のヘッドを動かすものであってもよい。
レゾネータ2は吸気音を低減するもののみならず、排気
音等の低減に使用されるものであっても構わない。
【0021】
【発明の効果】以上のごとく、本発明のレゾネータ付き
エアクリーナホース、その製造方法及びそれを製造する
金型構造は、蛇腹部の柔軟性を確保しながらレゾネータ
とエアクリーナホースとの一体成形品が得られるので、
部品点数の削減,組立作業の解消,製品のコストダウン
等に貢献できるなど優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に示すレゾネータ付きエアクリーナホー
スを製造する下型の斜視図である。
【図2】パリソンを蛇腹部に係るキャビティへ配設して
いる状態斜視図である。
【図3】ダイスとパリソンとの関係を示す断面図であ
る。
【図4】パリソンをレゾネータに係るキャビティへ配設
している状態斜視図である。
【図5】ブロー成形用二層ヘッドの断面図である。
【図6】下型のキャビティ内へパリソンを配設し終えた
状態斜視図である。
【図7】パリソンの断面構造図である。
【図8】閉型状態の斜視図である。
【図9】脱型で取出されたブロー成形品の斜視図であ
る。
【図10】レゾネータ付きエアクリーナホースの斜視図
である。
【図11】従来のレゾネータとエアクリーナホースの嵌
合状態を示す説明断面図である。
【符号の説明】
1 金型 11 金型部分 11a 金型スライド部 12 金型部分 2 レゾネータ 3 エアクリーナホース 31 直管部 32 嵌合部 33 嵌合部 34 蛇腹部 5 キャビティ 6 パリソン 7 ダイス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F01N 1/02 F01N 1/02 F02M 35/12 F02M 35/12 B // B29K 21:00 101:00 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29D 23/00 - 23/24 B29C 49/00 - 49/80 F01N 1/02 F02M 35/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロー成形で造られ、エアクリーナホー
    スの少なくとも両端嵌合部及びその一部に設けられる蛇
    腹部をスウェル比の小さな値の樹脂材料で形成する一
    方、該蛇腹部に延設されるエアクリーナホースの直管部
    と該直管部に連結され一体的に成形される中空体のレゾ
    ネータとをスウェル比の大きな値の樹脂材料で形成する
    ようにしたレゾネータ付きエアクリーナホース。
  2. 【請求項2】 エアクリーナホースの少なくとも両端嵌
    合部及びその一部に設けられる蛇腹部をスウェル比の小
    さな値の樹脂材料で形成する一方、該蛇腹部に延設され
    るエアクリーナホースの直管部と該直管部に連結され一
    体的に成形される中空体のレゾネータとをスウェル比の
    大きな値の樹脂材料で形成するようにしたレゾネータ付
    きエアクリーナホースに係るブロー成形用の金型で、レ
    ゾネータ及び該レゾネータに連結される直管部を一体的
    にブロー成形する金型部分が、他の金型部分から分割さ
    れ且つ駆動手段により型割方向にスライド可能な金型ス
    ライド部を構成するレゾネータ付きエアクリーナホース
    の金型構造。
  3. 【請求項3】 レゾネータ及び該レゾネータに連結され
    る直管部を一体的にブロー成形する金型部分が他の金型
    部分から分割され且つ駆動手段により型割方向にスライ
    ド可能な金型スライド部を構成するレゾネータ付きエア
    クリーナホースの金型を使用して、上記金型スライド部
    を他の金型部分からスライド後退させた状態とし、次い
    で、ダイスからスウェル比が小さな樹脂材料のパリソン
    を押出し、金型を移動させながら該パリソンを一端末の
    嵌合部から蛇腹部に係るキャビティ内へ納めて、パリソ
    ンが該蛇腹部を通過した後、スウェル比が大きな樹脂材
    料のパリソンに切替え、金型スライド部のキャビティ上
    に該パリソンを押出し、その後、他端の嵌合部に入る直
    前で再びスウェル比の小さな樹脂材料のパリソンに切替
    え、他端の嵌合部に係るキャビティ内へ該パリソンを押
    出した後、他の金型部分を閉型し、次に、エア吹込みと
    同時又はエア吹込みに続いて上記金型スライド部を進出
    させ閉型することを特徴とするレゾネータ付きエアクリ
    ーナホースの製造方法。
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