JP2879348B2 - 集合住宅用監視通話システムおよび在室者活動監視機能を有した住宅情報盤 - Google Patents

集合住宅用監視通話システムおよび在室者活動監視機能を有した住宅情報盤

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JP2879348B2 JP30698689A JP30698689A JP2879348B2 JP 2879348 B2 JP2879348 B2 JP 2879348B2 JP 30698689 A JP30698689 A JP 30698689A JP 30698689 A JP30698689 A JP 30698689A JP 2879348 B2 JP2879348 B2 JP 2879348B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、非常が発生した住戸側でセンター監視盤か
らの音声を拡声出力するとともに、その住戸側の音を集
音してセンター監視盤側で拡声出力するようにした集合
住宅用監視通話システム、および、住戸内で発生する生
活音あるいは生活情報が予め定められた時間停止した場
合に警報信号を出力する在室者活動監視機能を有した住
宅情報盤に関する。
[従来の技術] 近時、老人の独り住まいの住戸などでは、住戸人の容
態が急に悪くなったような場合に、直ちに救護を行える
ようにした集合住宅用監視通話システムが開発されてい
る。
このような集合住宅用監視通話システムは第6図に示
したように、各住戸には住宅情報盤101を設置し、管理
センターなどにはセンター監視盤100を設置して、これ
らの間を多重信号線l及び通話信号線lSで接続した構成
とされている。各住戸人は、ペンダント型のワイヤレス
救急発振器102を常時携帯しており、異常が発生したと
いには、住宅情報盤100に設けられた非常スイッチ101a
を操作して非常信号を出力するか、この非常スイッチ10
1aを操作することができないときにはワイヤレス救急発
振器102を操作して住宅情報盤101に救急信号を無線信号
で送出し、住宅情報盤101ではこの無線信号による救急
信号を受信、復調して非常信号を出力する。この非常信
号はその住戸固有のアドレスが付された多重信号で多重
信号線lを介してセンター監視盤100側に伝送されて、
異常発生の警報報知が行なわれるとともに、異常の発生
した住戸番号などの情報が表示されている。そして、セ
ンター監視盤100側から当該住戸を呼び出して通話を行
い、適切な処置を早期に行えるようにしている。
しかしながら、このようなシステムでは、センター監
視盤100側から非常の発生した住戸を呼び出して通話を
行なう場合に、住戸人が住宅情報盤101のハンドセット1
01bを取り上げて通話を行なわなければならいが、容態
が急変したようなときにはハンドセット101bを取り上げ
て通話を行なうことができない場合が多く、システムの
機能を充分活かしきれていないのが実情であった。
また、このようなシステムとは異なって、各住戸内の
適所に人体から発する熱線を検知して人体検知信号を出
力する人体検知器を設置し、この人体検知器から出力さ
れる人体検知信号を住宅情報盤に入力して、住戸内で予
め定められた所定の時間人の活動がない場合には住宅情
報盤からセンター監視盤側に警報信号を出力するように
した住宅情報盤が開発されている。このような住宅情報
盤では、老人などの容態が急変してセンター監視盤側と
の連絡を取ることができない場合であっても、所定の時
間が経過するとセンター監視盤側に自動的に警報信号が
送出されるため、住戸人の異常を早期に報知でき、適切
な処置を取ることが可能となっている。
しかしながら、このような構成では、例えば住戸内に
犬、猫などのペットを飼っている場合に、住戸人が倒れ
て動けなくてもペットが動いておれば人体検知器によっ
て検知されるため、異常が発生しているにもかかわらず
警報信号が送出されないという不都合があり、改善が望
まれていた。
[発明が解決しようとする課題] 上記事情に鑑みて提案される請求項1に記載の本発明
(第1の本発明)は、住戸側からセンター監視盤側に非
常信号が送出されたときには、センター監視盤側から伝
送された応答音声を住宅情報盤から拡声出力するととも
に、住戸内の音を集音してセンター監視盤側で拡声出力
させることによってハンドセットを取り上げなくても通
話を行なうことができるようにして、直ちに適切な処置
を行なうことのできる集合住宅用監視通話システムを提
供することを目的としている。
また、同時に提案される第2の本発明は、住戸内で発
生する生活音あるいは生活情報が予め定められた時間停
止した場合に警報信号を自動的に出力することによっ
て、住戸人の異常を自動的に報知することのできる在室
者活動監視機能を有した住宅情報盤を提供することを目
的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために提案される請求項1に記載
の本発明(第1の発明)は、集合住宅用監視通話システ
ムの住宅情報盤が、ワイヤレス救急発振器から送信され
た無線信号を受信、復調して上記センター監視盤側に救
急信号を出力するワイヤレス受信/復調部と、非常スイ
ッチを有し、該スイッチが操作されたときに上記センタ
ー監視盤側に非常信号を送出するための非常信号発生手
段と、テンキーなどの呼出操作スイッチを有し、該スイ
ッチの操作によって上記センター監視盤側との間で通話
を行うための通話制御信号を出力する呼出操作部と、該
呼出操作部から出力された通話制御信号あるいは上記セ
ンター監視盤から伝送された通話制御信号に応じて上記
センター監視盤との間で通話信号の送受信を行う通話信
号送/受信部と、スピーカを有し、上記通話信号送/受
信部に接続されて上記救急信号または上記非常信号が出
力されたときに上記センター監視盤から伝送された音声
信号を拡声出力する音声出力手段と、マイクを有し、上
記通話信号送/受信部に接続されて上記救急信号または
上記非常信号が出力されたときに室内の集音を行う集音
手段とを備えている。
一方のセンター監視盤は、テンキーなどの呼出操作ス
イッチを有し、該スイッチの操作によって上記各住宅情
報盤との間で通話を行うための通話制御信号を出力する
呼出操作部と、該呼出操作部から出力された通話制御信
号あるいは上記住宅情報盤から伝送された通話制御信号
に応じて上記住宅情報盤との間で通話信号の送受信を行
う通話信号送/受信部と、スピーカを有し、通話信号送
/受信部に接続されて上記救急信号または上記非常信号
を受けたときには上記住宅情報盤側の上記集音手段で集
音され伝送された音声信号を拡声出力する音声出力手段
とを備えた構成とされている。
請求項2に記載の本発明は、上記住宅情報盤に更に、
増設用の音声出力手段が付加接続された構成とされてい
る。
請求項3に記載の本発明は、上記住宅情報盤に更に、
増設用の集音手段が付加接続された構成とされている。
請求項4に記載の本発明は、上記住宅情報盤に、上記
ワイヤレス救急発振器から出力される無線信号を中継し
て上記ワイヤレス受信/復調部に入力するための中継器
が付加接続された構成とされている。
また、請求項5に記載の本発明(第2の本発明)の在
室者活動監視機能を有した住宅情報盤は、水道の排水音
あるいはトイレの排水音などのなくとも1以上の生活音
をマイクによって個別に検知して各々音検知信号を出力
する少なくとも1以上の音信号検知手段と、該音信号検
知手段で検知された各音検知信号の論理和信号を出力す
る論理和回路と、該論理和回路から出力される論理和信
号によって起動されて予め定められた所定の時間だけタ
イマー信号を出力する、再起動可能なリトガブルタイマ
ー回路と、該タイマー回路がタイムアップしたときに
は、住宅情報盤固有のアドレスを付した警報信号を出力
する信号処理回路と、該信号処理回路から出力された警
報信号を多重信号によって上記センター監視盤側に伝送
する多重伝送制御部とを備えた構成とされている。
請求項6に記載の本発明は、上記リトリガブルタイマ
ー回路に代わって、上記論理和回路から出力される論理
和信号によってリセットされた後に直ちに再起動され、
予め定められた所定の時間だけタイマー信号を出力する
タイマー回路を備えた構成とされている。
請求項7に記載の本発明は、扉などに取り付けられた
防犯スイッチなどのオン、オフを検知して開閉検知信号
を出力する開閉検知手段を更に備えており、該開閉検知
手段から出力される開閉検知信号が上記論理和回路の入
力側に接続された構成とされている。
請求項8に記載の本発明は、電気あるいはガスなどの
使用状態を検知して使用検知信号を出力する使用状態検
知手段を更に備えており、該使用状態検知手段から出力
される使用検知信号が上記論理和回路の入力側に接続さ
れた構成とされている。
[作用] 請求項1に記載の本発明(第1の本発明)では、住戸
人の容態が急変してワイヤレス救急発振器を操作する
と、救急信号が無線信号によって住宅情報盤に送出さ
れ、住宅情報盤ではワイヤレス受信/復調部でこの救急
信号を受信復調し、この救急信号に住戸固有のアドレス
を付した非常信号を、多重信号線に出力する。また、非
常スイッチが操作されたときには非常信号発生手段から
非常信号が出力され、同様にアドレスを付した非常信号
を多重信号線に出力する。
この多重信号線に出力された非常信号は、センター監
視盤に伝送され、センター監視盤では非常信号を受信解
読して、異常の発生した住戸の住戸番号、異常の内容な
どの情報を表示するとともに、必要な警報報知を行な
う。更に、通話信号送/受信部に通話制御信号を出力し
て異常の発生した住戸と通話回線の接続を行なうととも
に、多重信号線を介して住宅情報盤側に通話制御信号を
出力する。住宅情報盤側では多重信号線を介して伝送さ
れた通話制御信号を受信解読し、通話信号送/受信部に
通話制御信号を出力して、センター監視盤との通話回線
を接続する。そして、センター監視盤から送出された音
声は通話信号線を介して住宅情報盤側に伝送され、音声
出力手段から拡声出力されるとともに、住宅情報盤側の
集音手段で集音された音声は、通話信号線を介してセン
ター監視盤側に伝送されて通話から出力されるとともに
音声出力手段から拡張される。
請求項2に記載の本発明では、センター監視盤から伝
送された応答音声が増設された音声出力手段から同時に
出力される。
請求項3に記載の本発明では、住宅情報盤側の増設さ
れた集音手段で集音された音声が同時にセンター監視盤
側に伝送される。
請求項4に記載の本発明では、ワイヤレス救急発振器
から出力された無線信号による救急信号が、直接住宅情
報盤のワイヤレス受信/復調部で受信される一方、中継
器を介してワイヤレス受信/復調部に伝送される。
請求項5に記載の本発明(第2の本発明)では、水道
の排水音やアトイレの排水音などが個別にマイクで集音
されて住宅情報盤の音検知手段に伝送されると、音検知
手段では音の発生を検知して音検知信号を論理和回路に
出力し、論理和回路では、いずれかの音検知手段から音
検知信号が入力されると論理和信号をリトリガブルタイ
マー回路に出力する。リトリガブルタイマー回路では、
この論理和信号を受ける毎に再起動されて予め定められ
た所定の時間だけタイマー信号を出力する。そして、リ
タリガブルタイマー回路は、所定の時間以上論理和回路
から論理和信号が入力されていないときにはタイムアッ
プし、これによって信号処理回路からは住宅情報盤固有
のアドレスを付した非常信号を多重伝送制御部を通じて
多重信号線に出力する。
請求項6に記載の本発明では、論理和回路から出力さ
れた論理和信号がタイマー回路に加えられると、タイマ
ー回路はリセットした後に直ちに再起動されて予め定め
られた所定の時間だけタイマー信号を出力する。そして
タイマー回路は、所定の時間以上論理和回路から論理和
信号が入力されないときにはタイムアップし、これによ
って信号処理回路からは住宅情報盤固有のアドレスを付
した非常信号を多重伝送制御部を通じて多重信号線に出
力する。
請求項7に記載の本発明では、扉などに取り付けられ
た防犯スイッチなどのオン、オフ信号が住宅情報盤の開
閉検知手段に入力されると開閉検知信号を論理和回路に
出力する。
請求項8に記載の本発明では、電気あるいはガスなど
の使用状態の信号が住宅情報盤の使用状態検知手段に入
力されると、使用状態検知信号を論理和回路に出力す
る。
[実施例] 以下に、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図は、第1の本発明のシステム構成をブロツク図
をもって示したもので、図において、1は管理センター
などに設置されたセンター監視盤、2は各住戸に設置さ
れた住宅情報盤で、これらのセンター監視盤1と住宅情
報盤2との間は、多重信号線l及び通話信号線lで接続
されている。また、6は各住戸の住居人が携帯するワイ
ヤレス救急発信器であり、操作スイッチ(不図示)の操
作によって無線信号(本実施例では電波信号を使用して
いるが、光信号あるいは超音波信号などの使用すること
も可能である)による救急信号を出力する。
このセンター監視盤1は、多重信号線を介して上記住
宅情報盤と接続されて制御信号の送受を行う多重伝送制
御部11と、呼出操作スイッチであるテンキー15aと、こ
のテンキー15aの操作によって各住宅情報盤との間で通
話を行うための通話制御信号を出力する呼出回路15bと
を有した呼出操作部15と、呼出操作部15から出力された
通話制御信号あるいは上記住宅情報盤から伝送された通
話制御信号に応じて住宅情報盤2との間で通話回線を接
続して通話信号の送受信を行う通話信号送/受信部12
と、通話信号送/受信部12に接続されて住宅情報盤2側
から非常信号が伝送されたときに住宅情報盤2側の集音
手段で集音された音声信号を拡声出力する音声信号増幅
回路14bとスピーカ14aとを有した音声出力手段14と、通
話信号送/受信部12に接続されて住宅情報2との通話を
行う通話器13と、住宅情報盤2側から非常信号が伝送さ
れたときにその住戸の住戸番号などの警報表示を行う警
報表示部17及び警報報知を行なう警報報知部16と、住宅
情報盤2との間で多重線lを介し多重伝送制御部11を通
じて制御信号の送受を行なうとともに各部の制御に必要
な信号処理を行う信号処理回路10とを備えている。
一方の住宅情報盤2は、ワイヤレス救急発振器6から
の送信された無線信号を受信、復調してセンター監視盤
1側に救急信号を出力するワイヤレス受信/復調部26
と、非常スイッチ25aを有し、この非常スイッチ25aが操
作されたときにセンター監視盤1側に非常信号を送出す
る非常信号発生手段25と、呼出操作スイッチであるテン
キー24bと、このテンキー24bの操作によってセンター監
視盤1との間で通話を行うための通話制御信号を出力す
る呼出回路24aとを有した呼出操作部24と、呼出操作部2
4から出力される通話制御信号あるいはセンター監視盤
1側から伝送された通話制御信号に応じてセンター監視
盤1との間で通話回線を接続して通話信号の送受信を行
う通話信号送/受信部22と、通話信号送/受信部22に接
続されて通話信号線lSを介してセンター監視盤1との通
話を行う通話器23と、スピーカ28bと音声信号増幅回路2
8aとを有し、通話信号送/受信部22に接続されて救急信
号または非常信号が出力されたときにはセンター監視盤
1から送出された音声信号を拡声出力する音声出力手段
28と、マイク27bとマイク信号増幅回路27aとを有し、通
話信号送/受信部22に接続されて救急信号または非常信
号が出力されたときに室内の集音を行う集音手段27と、
センター監視盤1との間で多重信号線lを介して多重信
号による制御信号を送受するための多重伝送制御部21
と、センター監視盤1との間で多重信号線lを介し多重
伝送制御部21を通じて制御信号の送受を行なうとともに
各部の制御に必要な信号処理を行う信号処理回路20とを
備えた構成とされている。
また、本実施例では住宅情報盤2側に、音声信号増幅
回路3aおよびスピーカ3bを有した増設用の音声出力手段
3(請求項2に対応)と、マイク信号増幅回路4aおよび
マイク4bを有した増設用の集音手段4(請求項3に対
応)とを設けて、これらの集音出力手段3と集音手段4
とを各々通話信号送/受信22に接続しており、更に、ワ
イヤレス救急発振器6から出力される電波信号を受信し
て信号線によって住宅情報盤2のワイヤレス受信/復調
部26に受信信号を伝送する中継器5(請求項4に対応)
を備えた構成とされている。
このようなシステムの動作を以下に説明する。
例えば、住戸人の容態が急に悪くなってワイヤレス救
急発振器6を操作すると、救急信号が電波信号によって
送出され、この電波信号は中継器5を介してあるいは直
接住宅情報盤2のワイヤレス受信/復調部26で受信、復
調されて、信号処理回路に救急信号が出力される。そし
て信号処理回路では、この救急信号を受けて住宅情報盤
2固有のアドレスを付した非常信号を多重伝送制御部21
を通じて多重信号線lに出力する。また、非常スイッチ
25aが操作されたときには非常信号発生手段25から信号
処理回路20に非常信号が出力され、信号処理回路20では
同様にしてアドレスを付した非常信号を多重伝送制御部
21を通じて多重信号線lに出力する。
この多重信号線lに出力された非常信号はセンター監
視盤1に伝送され、センター監視盤1では多重伝送制御
部11を通じて信号処理回路10で非常信号を受信解読し、
警報表示部17によって異常の発生した住戸の住戸番号な
どの情報を表示するとともに、警報報知部16によって警
報音の鳴動などの必要な警報報知を行なう。また、同時
に、信号処理回路10から通話信号送/受信部12に通話制
御信号を出力して異常の発生した住戸との通話回線の接
続を行なうとともに、信号処理回路10から多重伝送制御
部11を通じ多重信号線lを介して住宅情報盤2側に通話
制御信号を出力する。住宅情報盤2側ではこの通話制御
信号を多重伝送制御部21を通じて信号処理回路20で受信
解読し、通話信号送/受信部22に通話制御信号を出力し
て、センター監視盤1との通話回線を接続する。そし
て、センター監視盤1の通話器13から送出された音声は
通話信号線lSを介して住宅情報盤2側に伝送され、通話
信号送/受信部22を通じて音声出力手段28のスピーカ28
bから拡声出力されるとともに増幅用の音声出力手段3
のスピーカ3bからも同時に拡声出力される。また、住宅
情報盤2側の集音手段27のマイク27bで集音された音声
と、増設用の集音手段4のマイク4bで集音された音声と
は、通話信号送/受信部22を通じ、通話信号線lSを介し
てセンター監視盤1側に伝送されて通話器13から出力さ
れるとともに音声出力手段14のスピーカ14aから拡声出
力される。
従って、本発明のシステムによれば、住戸側から管理
センター側に異常の通報が行われた場合に、住戸人が住
宅情報盤の通話器で直接通話を行うことができない状況
であっても、音声出力手段および集音手段によって通話
を行うことができるので、管理センター側で速やかに適
切な処置を行うことが可能であり、増設用の音声出力手
段、増設用の集音手段および中継器を設けることによっ
て広い住戸にも対応可能である。
次に、第2図は、第2の本発明である在室者活性監視
機能を有した住宅情報盤7の構成をブロック図をもって
示したもので、図において、7aは水道の排水音を検知し
て音検知信号を出力する音信号検知手段A、7bは同様に
トイレの排水音を検知して音検知信号を出力する音信号
検知手段B、7cは音信号検知手段A,B(7a,7b)から出力
される音検知信号の論理和信号を出力する論理和回路、
7dは論理和回路7cから出力される論理和信号によって起
動されて予め定められた所定の時間Tだけタイマー信号
を出力する再起動可能なリトリガブルタイマー回路、7e
はリトリガブルタイマー回路7dがタイムアップしたとき
に住宅情報盤7固有のアドレスを付した警報信号を出力
する信号処理回路、7fは信号処理回路7eから出力された
警報信号を多重信号線lを介して多重信号によってセン
ター監視盤(不図示)側に伝送する多重伝送制御部であ
る。また、本実施例では、扉に取り付けたリミットスイ
ッチ(不図示)から伝送されるオン、オフ信号を受けて
開閉検知信号を論理和回路7cに出力する開閉検知手段7g
(請求項7に対応)と、電気あるいはガスなどのメータ
ーなどから伝送された信号によって使用検知信号を論理
和回路7cに出力する使用状態検知手段7h(請求項8に対
応)を備えた構成としている。
このような構成の住宅情報盤7の動作を第3図のタイ
ミングチャートを参照して説明すると、第3図(a)〜
(d)に示したように、水道を使用したりトイレを使用
したりする毎に、音信号検出手段A,B(7a,7b)からは音
検知信号が論理和回路7cに出力され、扉の開閉を行う毎
に開閉検知手段7gから論理和回路7cに開閉検知信号が出
力され、更に、電気やガスなどを使用したときには使用
状態検知手段7hから論理和回路7cに使用検知信号が出力
される。論理和回路7cでは、これらの音検知信号、開閉
検知信号あるいは使用検知信号のいずれかの信号が入力
される毎に、リトリガブルタイマー回路7dに論理和信号
を出力して第3図(e)に示したようにタイマーを再起
動させる。従って、上記のいずれかの検知信号が時間T
よりも短い間隔で論理和回路7cに入力されているときに
は、リトリガブルタイマー回路7dは常にタイマー信号を
信号処理回路7eに出力している。
ところが、住戸人の容態が悪くなって動けないような
ときには、水道、トイレ、扉の開閉あるいは電気、ガス
などの使用が停止するため、論理和回路7cにはいずれの
検知信号も入力されなくなり、時間T以上このような状
態が接続するとリトリガブルタイマー回路7dがタイマア
ップしてタイマー信号の出力が停止する。これによっ
て、信号処理回路7eからは住宅情報盤7固有のアドレス
を付した警報信号を多重伝送制御部7fを介してセンター
監視盤側に出力して異常の発生を報知させる。
従って、本発明の住宅情報盤7を使用することによ
り、住戸人の容態が急変して外部に連絡をとることがで
きないような場合であっても、一定の時間Tが経過する
と自動的に管理センター側に警報信号が出力されるの
で、老人に独り住まいの住戸などに最適に使用できるも
のである。
第4図は、請求項6に記載した本発明の住宅情報盤
7′の構成をブロック図をもって示したもので、上記第
2の本発明(請求項5に対応)がリトリガブルタイマー
回路7dを使用していたのに対して、本発明では、論理和
信号から伝送される論理和信号によってリセットされた
後に直ちにセットされて予め定められた所定の時間Tだ
けタイマー信号を出力するタイマー回路7d′を使用して
いる点が異なっており、他の構成は同一であるので同一
の符号を付して説明を省略する。
この構成の住宅情報盤7′では、第5図のタイミング
チャートにも示したように、いずれかの検知信号が論理
和回路7cに入力される都度、タイマー回路7d′はリセッ
トされた後に直ちにセットされる動作を行い、時間Tの
間いずれの検知信号も入力されないときにはタイムアッ
プしてタイマー信号の出力を停止する構成とされてお
り、他の動作については、上記第2の本発明の動作と同
一であるので説明を省略する。
尚、上記説明では、音信号検知手段A,B(7a,7b)、開
閉検知手段7g、使用状態検知手段7hを設けた構成につい
て説明しているが、これらの検知手段は少なくともいず
れか一つを備えておれば良いものであり、複数の検知手
段を設けることによって、よりきめ細かい監視を行なう
ことが可能である。
また、第2の本発明(請求項5から8に対応)は上記
第1の本発明の集合住宅用監視通話システムに適用する
ことも可能である。
[発明の効果] 請求項1に記載した本発明(第1の本発明)によれ
ば、住戸人の態様が急変してワイヤレス発振器などによ
ってセンター監視盤側に非常信号が出力された場合に
は、住戸人が通話器の操作を行えない状態であっても、
音声出力手段をおよび集音手段によってセンター監視盤
側と通話を行うことができるので、管理人側で適切な処
置を迅速に行うことができる集合住宅用監視通話システ
ムを提供できる。
請求項2、3、4に記載した本発明によれば、上記請
求項1に記載の効果に加えて、増設用の音声出力手段、
集音手段あるいは中継器を付加接続した簡単な構成によ
って、広い住戸でもセンター監視盤に確実に非常信号を
送出することができるとともに、通話器を使用すること
なく確実に通話を行うことのできる集合住宅用監視通話
システムを提供できる。
請求項5に記載した本発明(第2の本発明)によれ
ば、水道やトイレの排水音が一定時間検知されないとき
には自動的に非常信号が出力されるので、住戸人の容態
が急変して動くことができないような場合であっても、
早期に適切な処置を取ることのできる在室者活動監視機
能を有した住宅情報盤を提供できる。
請求項6に記載した本発明によれば、簡単な構成のタ
イマー回路を使用することによって請求項5に記載した
本発明と同様の効果を奏する在室者活動監視機能を有し
た集合住宅盤を提供できる。
請求項7、8に記載の本発明によれば、上記請求項5
に記載の効果に加えて、扉の開閉が一定時間行われない
場合や電気、ガスなどが一定時間使用されない場合にも
自動的に非常信号が出力されるので、異常の敗勢をより
きめ細かく監視することのできる在室者活動監視機能を
有した住宅情報盤を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の本発明のシステム構成を示したブロック
図、第2図は第2の本発明の構成を示したブロック図、
第3図はその動作を説明するタイミングチャート、第4
図は第2の本発明の別の実施例(請求項6に対応)の構
成を示したブロック図、第5図はその動作を説明するタ
イミングチャート、第6図は従来の集合住宅用監視通話
システムの構成図を示している。 [符号の説明] 1……センター監視盤 10……信号処理回路 11……多重伝送制御部 12……通話信号送/受信部 13……通話器 14……音声出力手段 14a……スピーカ 15……呼出操作部 15a……テンキー 17……警報表示部 2……住宅情報盤 20……信号処理回路 21……多重伝送制御部 22……通話信号送/受信部 23……通話器 24……呼出操作部 24b……テンキー 25……非常信号発生手段 25a……非常スイッチ 26……ワイヤレス受信/復調部 27……集音手段 27b……マイク 28……音声出力手段 28b……スピーカ 3……増設用の音声出力手段 4……増設用集音手段 5……中継器 l……多重信号線 lS……通話信号線 7,7′……住宅情報盤 7a,7b……音信号検知手段 7c……論理和回路 7d……リトリガブルタイマー回路 7d′……タイマー回路 7e……信号処理回路 7f……多重伝送制御部 7g……開閉検知手段 7h……使用状態検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G08B 25/08 G08B 25/10

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管理センターなどにはセンター監視盤を設
    置し、各住戸には住宅情報盤を設置して、これらの間を
    多重信号線および通話信号線で接続して、各住戸と管理
    センターとの間の相互通話およびセキュリティー監視制
    御を行うようにした集合住宅用監視通話システムにおい
    て、 上記在宅情報盤は、 ワイヤレス救急発振器から送信された無線信号を受信、
    復調して上記センター監視盤側に救急信号を出力するワ
    イヤレス受信/復調部と、 非常スイッチを有し、該スイッチが操作されたときに上
    記センター監視盤側に非常信号を送出するための非常信
    号発生手段と、 テンキーなどの呼出操作スイッチを有し、該スイッチの
    操作によって上記センター監視盤側との間で通話を行う
    ための通話制御信号を出力する呼出操作部と、 該呼出操作部から出力された通話制御信号あるいは上記
    センター監視盤から伝送された通話制御信号に応じて上
    記センター監視盤との間で通話信号の送受信を行う通話
    信号送/受信部と、 スピーカを有し、上記通話信号送/受信部に接続されて
    上記救急信号または上記非常信号が出力されたときに上
    記センター監視盤から伝送された音声信号を拡声出力す
    る音声出力手段と、 マイクを有し、上記通話信号送/受信部に接続されて上
    記救急信号または上記非常信号が出力されたときに室内
    の集音を行う集音手段とを備えており、 上記センター監視盤は、 テンキーなどの呼出操作スイッチを有し、該スイッチの
    操作によって上記各住宅情報盤との間で通話を行うため
    の通話制御信号を出力する呼出操作部と、 該呼出操作部から出力された通話制御信号あるいは上記
    住宅情報盤から伝送された通話制御信号に応じて上記住
    宅情報盤との間で通話信号の送受信を行う通話信号送/
    受信部と、 スピーカを有し、該通話信号に接続されて、上記救急信
    号または上記非常信号を受けたときには上記住宅情報盤
    側の上記集音手段で集音され伝送された音声信号を拡声
    出力する音声出力手段とを備えたことを特徴とする、集
    合住宅用監視通話システム。
  2. 【請求項2】上記住宅情報盤には、更に増設用の音声出
    力手段が付加接続されたことを特徴とする、請求項1に
    記載の集合住宅用監視通話システム。
  3. 【請求項3】上記住宅情報には、更に、増設用の集音手
    段が付加接続されたことを特徴とする、請求項1に記載
    の集合住宅用監視通話システム。
  4. 【請求項4】上記住宅情報盤には、上記ワイヤレス救急
    発振器から出力される無線信号を中継して上記ワイヤレ
    ス受信/復調部に入力するための中継器が付加接続され
    たことを特徴とする、請求項1に記載の集合住宅用監視
    通話システム。
  5. 【請求項5】各住戸に設置されて、管理センターなどに
    設置されたセンター監視盤との間に多重信号線および通
    話信号線を接続して、各住戸と管理センターとの間の相
    互の通話およびセキュリティー監視制御を行うようにし
    た集合住宅用監視通話システムに使用される在室者活動
    監視機能を有した住宅情報盤であって、 水道の排水音あるいはトイレの排水音などのなくとも1
    以上の生活音をマイクによって個別に監視して各々音検
    知信号を出力する少なくとも1以上の音信号検知手段
    と、 該音信号検知手段で検知された各音検知信号の論理和心
    号を出力する論理和回路と、 該論理和回路から出力される論理和信号によって起動さ
    れて予め定められた所定の時間だけタイマー信号を出力
    する、再起動可能なリトガブルタイマー回路と、 該タイマー回路がタイムアップしたときには、住宅情報
    盤固有のアドレスを付した警報信号を出力する信号処理
    回路と、 該信号処理回路から出力された警報信号を多重信号によ
    って上記センター監視盤側に伝送する多重伝送制御部と
    を備えたことを特徴とする、在室者活動監視機能を有し
    た住宅情報盤。
  6. 【請求項6】上記リトリガブルタイマー回路に代わっ
    て、上記論理和回路から出力される論理和信号によって
    リセットされた後に直ちに再起動され、予め定められた
    所定の時間だけタイマー信号を出力するタイマー回路を
    備えたことを特徴とする、請求項5に記載の在室者活動
    監視機能を有した住宅情報盤。
  7. 【請求項7】扉などに取り付けられた防犯スイッチなど
    のオン、オフを検知して開閉検知信号を出力する開閉検
    知手段を更に備えており、該開閉検知手段から出力され
    る開閉検知信号が上記論理和回路の入力側に接続された
    ことを特徴とする、請求項5に記載の在室者活動監視機
    能を有した在宅情報盤。
  8. 【請求項8】電気あるいはガスなどの使用状態を検知し
    て使用検知信号を出力する使用状態検知手段を更に備え
    ており、該使用状態検知手段から出力される使用検知信
    号が上記論理和回路の入力側に接続されたことを特徴と
    する、請求項5に記載の在室者活動監視機能を有した住
    宅情報盤。
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