JP2877693B2 - 構内電話システム - Google Patents

構内電話システム

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JP2877693B2
JP2877693B2 JP6117323A JP11732394A JP2877693B2 JP 2877693 B2 JP2877693 B2 JP 2877693B2 JP 6117323 A JP6117323 A JP 6117323A JP 11732394 A JP11732394 A JP 11732394A JP 2877693 B2 JP2877693 B2 JP 2877693B2
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義雄 多賀
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の構内コードレス
電話機等の移動電話機及び複数の無線ゾーンを有する構
内電話システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の構内電話システムにおいては、移
動電話機が属する無線ゾーン番号に対応した位置登録情
報を記憶し、着信時に移動電話機が登録された無線ゾー
ン番号に対して移動電話機の呼び出しを行っていた。
【0003】しかし、移動電話機が属する無線ゾーンか
ら離れて別の無線ゾーンへ移動しているとき、または、
移動電話機が電源を切っていて応答できないとき、発呼
者にその旨を示す可聴音または音声ガイダンスを流し、
それを通知していた。
【0004】また、このようなときでも積極的に移動電
話機の呼び出しを行う技術として、特開平4−7002
0号公報に掲載の技術がある。
【0005】即ち、特開平4−70020号公報には、
無線ゾーン毎に固定電話機を設置しておき、移動電話機
に対応して無線ゾーン番号を設定することにより、着信
時に移動電話機からの応答がないとき、移動電話機に対
応して登録された固定電話機を呼び出す構内コードレス
電話装置の技術が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の公報に掲載の技術では、必ずしも移動電話機の使用者
が固定電話機の近くにいるとは限らず、結局、移動電話
機の使用者を捜さなければならなかった。
【0007】そこで、本発明は、無線ゾーン移動直後に
新しく位置登録する間、或いは電源が切ってある場合で
も、着信時に指定する移動電話機から存在応答がないと
き、通話したい相手を呼び出すことを可能とし、着信無
効呼を減らした構内電話システムの提供を課題とするも
のである。
【0008】
【0009】
【0010】
【課題を解決するための手段】 上述の課題を解決するた
め、請求項1 にかかる構内電話システムは、構内交換機
に複数の無線基地局を収容して複数の無線ゾーンを構成
し、コードレス電話機からなる移動電話機が1つの無線
ゾーンにおいて位置登録を行うとき、登録を行った無線
ゾーンが含まれるグループの全ての無線ゾーンに対し位
置登録し、着信時に位置登録されているグループの全て
の無線ゾーンに着信動作をとり、移動電話機と回線との
無線接続を行うマルチゾーン方式の構内電話システムに
おいて、構内放送を行うための構内放送手段と、移動電
話機からの着信応答がないとき、前記構内放送手段を起
動して構内放送を行う起動手段とを具備するものであ
る。
【0011】請求項2にかかる構内電話システムは、
求項1の構内電話システムにおいて、移動電話機が呼び
出し無線ゾーン内に着信可能状態で存在していないと
き、構内放送を行うものである。
【0012】請求項3にかかる構内電話システムは、
求項1または請求項2に記載の構内放送は、発呼者から
直接行うものである。
【0013】請求項4にかかる構内電話システムは、
求項1乃至請求項3の何れか1つに記載の構内放送は、
呼び出される移動電話機が存在する無線ゾーンに応じて
行うものである。
【0014】請求項5にかかる構内電話システムは、コ
ードレス電話機からなる移動電話機、無線ゾーン内の特
定の移動電話機と交信自在とする無線基地局、前記無線
ゾーン内に設置された固定電話機、前記無線基地局及び
固定電話機と電気的に接続された構内交換機により構成
される構内電話システムにおいて、構内放送を行うため
の構内放送手段と、移動電話機からの着信応答がないと
き、前記構内放送手段を起動して構内放送を行う起動手
段とを具備するものである。
【0015】
【0016】
【0017】
【作用】 請求項1 においては、構内交換機に複数の無線
基地局を収容して複数の無線ゾーンを構成し、コードレ
ス電話機からなる移動電話機が1つの無線ゾーンにおい
て位置登録を行うとき、登録を行った無線ゾーンが含ま
れるグループの全ての無線ゾーンに対し位置登録し、着
信時に位置登録されているグループの全ての無線ゾーン
に着信動作をとり、移動電話機と回線との無線接続を行
うが、移動電話機からの着信応答がないとき、構内放送
手段を起動して構内放送を行う。
【0018】請求項2においては、移動電話機が呼び出
し無線ゾーン内に着信可能状態で存在していないとき、
構内放送を行う。
【0019】請求項3においては、移動電話機が呼び出
し無線ゾーン内に着信可能状態で存在していないとき、
構内放送を行い、その構内放送に対して発呼者が直接応
答を行う。
【0020】請求項4においては、構内放送を呼び出さ
れる移動電話機が存在する無線ゾーンに応じて行う。
【0021】請求項5においては、移動電話機、無線基
地局、固定電話機、構内交換機により構成される構内電
話システムにおいて、移動電話機からの着信応答がない
とき、構内放送手段を起動して構内放送を行う。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例の構内電話システムを
図面を用いて説明する。
【0023】図1は本発明の一実施例の構内電話システ
ムの全体の概略構成を示すブロック図である。
【0024】図1において、構内交換機1は、交換機全
体を制御する中央制御部2、移動電話機11の位置登録
及び各無線ゾーン15,16内の固定電話機12の位置
等の各種データを記憶する記憶部3、構内交換機1に接
続されている端末間の通話を制御する通話路部4、無線
基地局9,10を制御するための接続インタフェース
5,6、固定の内線電話機を収容するための内線インタ
フェース7、構内放送手段13を制御する放送制御イン
タフェース8から構成されている。
【0025】また、特定の無線ゾーン15,16内のみ
の移動電話機11と交信自在とする無線基地局9,1
0、前記特定の無線ゾーン15,16内に設置された固
定電話機12、前記無線基地局9,10及び固定電話機
12と電気的に接続された構内交換機1により構内電話
システムが構成されている。
【0026】更に、構内交換機1には、接続インタフェ
ース5,6に接続されて移動電話機11を制御するため
の無線基地局9,10、放送制御インタフェース8に接
続されてスピーカ14に放送を流すための構内放送手段
13、内線インタフェース7に接続された電話機12が
接続されている。
【0027】なお、無線基地局5,6によりそれぞれ制
御されるエリアである無線ゾーン15,無線ゾーン16
が形成され、各無線ゾーン15及び無線ゾーン16には
複数の移動電話機11が存在する。ここで、移動電話機
11が無線ゾーン15または無線ゾーン16に居ること
は、移動電話機に対する特定時間毎のスキャン、移動電
話機11の着呼または着信により行われる。
【0028】まず、移動電話機11が無線ゾーン15及
び無線ゾーン16を移動していない場合の動作を説明す
る。
【0029】固定電話機12から移動電話機11に着信
があった場合、移動電話機11は位置登録が無線ゾーン
15になっているとき、中央制御部2は無線ゾーン15
を制御する接続インタフェース5を通じて無線基地局9
に移動電話機11を呼び出すように指示する。移動電話
機11はこの無線ゾーン15に存在するので、移動電話
機11は応答すると共に、呼び出し音を発する。
【0030】この呼び出し音に対して、使用者が応答し
なくても、中央制御部2は応答情報を受け取っているの
で、構内放送手段13を起動しない。
【0031】即ち、この応答情報は、使用者による応答
ではなく、この移動電話機11がこの無線ゾーンに存在
するとことを示す応答情報である。
【0032】次に、移動電話機11が無線ゾーン15及
び無線ゾーン16を移動したときに不応答となった場合
を前提に、実施例の動作を説明する。
【0033】移動電話機11が無線ゾーン15から無線
ゾーン16に移動した直後に、無線ゾーン16への位置
登録を記憶部3に記憶する処理が終了していないとき、
固定電話機12から移動電話機11に着信があった場
合、移動電話機11は位置登録が無線ゾーン15になっ
ているため、中央制御部2は無線ゾーン15を制御する
接続インタフェース5を通じて無線基地局9に移動電話
機11を呼び出すように指示する。
【0034】しかし、移動電話機11は既に無線ゾーン
15から離れているので応答はない。この不応答情報
は、無線基地局9から接続インタフェース5を通じて中
央制御部2へ送られる。中央制御部2は不応答情報を受
け取ると、放送制御インタフェース8を経由して構内放
送手段13を起動し、更に、発呼した固定電話機12の
音声をスピーカ14に出すように通話路部4を接続し、
不応答のため呼び出しを行うようにガイドする。これに
より、発呼者は「△△さん××番で応答してください」
等で、無線電話機11の所有者の名前等を放送すること
が可能となる。なお、“××”番は構内放送に応答する
ための特番とする。
【0035】更に、呼び出された人は、手近にある移動
電話機11や固定電話機12から“××”番をダイヤル
することにより、中央制御部2はその移動電話機11ま
たは固定電話機12と発呼者の通話路部4とを接続し、
通話状態とする。
【0036】更に、図2及び図3を用いて、本発明の一
実施例の構内電話システムの動作を説明する。
【0037】図2は本発明の一実施例の構内電話システ
ムの構内交換機が行う移動電話機の位置を格納するフロ
ーチャート、また、図3は本発明の一実施例の構内電話
システムの構内交換機が行う構内放送手段の制御のフロ
ーチャートである。
【0038】移動電話機11が発呼したとき、図2のル
ーチンがコールされ、無線基地局9または無線基地局1
0との交信が行われるか否かを判定することにより、移
動電話機11が無線ゾーン15または無線ゾーン16に
存在することを記憶部3に格納(ステップS1及びステ
ップS2)しておく。
【0039】次に、固定電話機12または他の移動電話
機11から特定の移動電話機11に着信があった場合、
その移動電話機11は位置登録が無線ゾーン15,16
になっており、着信応答があれば、その移動電話機11
の位置は無線ゾーン15,16にあるから、それを記憶
部3に格納(ステップS11及びステップS12)す
る。そして、使用者が所定時間以内に応答すると回線が
接続され、通話が終了されるまで接続状態が維持される
(ステップS13乃至ステップS15)。通話が終了す
ると、回線が切断されこのルーチンを脱する(ステップ
S26)。
【0040】また、固定電話機12または他の移動電話
機11から特定の移動電話機11に着信があった場合
に、その移動電話機11が無線ゾーン15,16に居な
かったり、故障していたり、電池の容量が低下していた
り、電源が遮断されたりしていて、着信応答をしないと
きには、タイマで所定の時間応答されないことを確認す
る(ステップS11、ステップS16及びステップS1
7)。
【0041】所定の時間内に着信応答がなければ、中央
制御部2はダイヤルした固定電話機12または他の移動
電話機11の利用者に対して放送による呼び出しを行う
ようにガイドを出力する(ステップS18)。そして、
構内放送を行う構内放送手段13を起動する(ステップ
S19)。構内放送手段13を起動した後、使用者によ
る応答待ちの時間をタイマにセットし、そのタイマをス
タートする(ステップS20)。これにより、発呼者は
「△△さん××番で応答してください」等のように、移
動電話機11の所有者の名前等を放送する。放送による
呼び出しを行っても所定時間内に応答しないとき、その
回線を切断する(ステップS21乃至ステップS23、
ステップS26)。
【0042】更に、呼び出された人が、所定の時間内
に、手近にある移動電話機11や固定電話機12から
“××”番をダイヤルすることにより、中央制御部2は
その移動電話機11または固定電話機12と発呼者の通
話路部4とを接続し、通話状態とし、通話が終了される
まで接続状態が維持される(ステップS22、ステップ
S24及びステップS25)。通話が終了すると、回線
が切断されこのルーチンを脱する(ステップS26)。
【0043】このように、本実施例の構内電話システム
は、コードレス電話機からなる移動電話機11より構成
される構内電話システムにおいて、構内放送を行うため
の構内放送手段13と、移動電話機11からの着信応答
がないとき、前記構内放送手段13を起動して構内放送
を行うステップS19からなる起動手段とを具備するも
のである
【0044】したがって、無線ゾーン15,16の移動
直後に位置登録するまでの間、及び電源が切ってあると
き等のように、着信時に指定した移動電話機11からの
存在応答がない場合、通話したい相手を直接放送で呼び
出すことが可能となり、着信無効呼びを減らすことがで
きる。
【0045】加えて、本実施例の構内電話システムは、
コードレス電話機からなる移動電話機11、無線ゾーン
15,16内の特定の移動電話機11と交信自在とする
無線基地局9,10、前記無線ゾーン15,16内に設
置された固定電話機12、前記無線基地局9,10及び
固定電話機12と電気的に接続された構内交換機1によ
り構成される構内電話システムにおいて、構内放送を行
うための構内放送手段13と、移動電話機11からの着
信応答がないとき、前記構内放送手段13を起動して構
内放送を行うステップS19からなる起動手段とを具備
するものである
【0046】したがって、無線ゾーン15,16の移動
直後に位置登録するまでの間、及び電源が切ってあると
き等のように、着信時に指定した移動電話機11からの
存在応答がない場合、通話したい相手を直接放送で呼び
出すことが可能となり、着信無効呼びを減らすことがで
きる。
【0047】また、本実施例ではステップS21で移動
電話機11から発呼者に応答するものである。したがっ
て、返答を受ける必要性のない場合には、直接メッセー
ジを出力することができるし、また、移動電話機11の
使用者に発呼者が声によって呼び出すから、先方が誰で
あるかを推定させることができる。
【0048】ところで、上記実施例では、端末電話機の
移動時の不応答処理としたが、これ以外にも電源のバッ
テリ容量不足、故障等の不応答の原因がある。また、呼
び出している無線ゾーン15,16も1ケ所だけである
が、無線ゾーン15,16でグループを構成し、複数の
無線ゾーン15,16を着信させるときでも不応答処理
は発生する。
【0049】即ち、上記実施例の構内電話システムは、
構内交換機1に複数の無線基地局9,10を収容して複
数の無線ゾーン15,16を構成し、コードレス電話機
からなる移動電話機11が1つの無線ゾーン15または
無線ゾーン16において位置登録を行うとき、登録を行
った無線ゾーン15または無線ゾーン16が含まれるグ
ループの全ての無線ゾーンに対し位置登録し、着信時に
位置登録されているグループの全ての無線ゾーンに着信
動作をとり、移動電話機11と回線との無線接続を行う
マルチゾーン方式の構内電話システムにおいて、構内放
送を行うための構内放送手段13と、移動電話機11か
らの着信応答がないとき、構内放送手段13を起動して
構内放送を行うステップS19からなる起動手段を具備
するものである
【0050】したがって、本実施例においても、無線ゾ
ーン15,16の移動直後に位置登録するまでの間、及
び電源が切ってあるとき等のように、着信時に指定した
移動電話機11からの存在応答がない場合、通話したい
相手を直接放送で呼び出すことが可能となり、着信無効
呼びを減らすことができる。
【0051】また、構内交換機1に複数の無線基地局
9,10を収容して複数の無線ゾーン15,16を構成
し、コードレス電話機からなる移動電話機11が1つの
無線ゾーン15または無線ゾーン16において位置登録
を行うとき、登録を行った無線ゾーン15または無線ゾ
ーン16が含まれるグループの全ての無線ゾーンに対し
位置登録し、着信時に位置登録されているグループの全
ての無線ゾーンに着信動作をとり、移動電話機11と回
線との無線接続を行うマルチゾーン方式の構内電話シス
テムにおいて、移動電話機11が呼び出し無線ゾーン1
5,16内に着信可能状態で存在していないとき、構内
放送を行うものである
【0052】したがって、特定の移動電話機11に着信
があっても、その移動電話機11が無線ゾーン15,1
6に居なかったり、故障していたり、電池の容量が低下
していたり、電源が遮断されたりしていて、着信応答を
しないときには、通話したい相手を直接放送で呼び出す
ことが可能となり、着信無効呼びを減らすことができ
る。
【0053】そして、構内交換機1に複数の無線基地局
9,10を収容して複数の無線ゾーン15,16を構成
し、コードレス電話機からなる移動電話機11が1つの
無線ゾーン15または無線ゾーン16において位置登録
を行うとき、登録を行った無線ゾーン15または無線ゾ
ーン16が含まれるグループの全ての無線ゾーンに対し
位置登録し、着信時に位置登録されているグループの全
ての無線ゾーンに着信動作をとり、移動電話機11と回
線との無線接続を行うマルチゾーン方式の構内電話シス
テムにおいて、前記構内放送は、発呼者から直接行うも
のである
【0054】したがって、返答を受ける必要性のない場
合には、直接メッセージを出力することができるし、ま
た、移動電話機11の使用者に発呼者が声によって先方
が誰であるかを推定させることができる。
【0055】なお、上記実施例では、構内交換機1に音
声合成装置等を収容し、起動前に発呼者に構内放送手段
に接続する旨のアナウンスを流したが、すぐに構内放送
手段13を起動して、発呼者のアナウンスを出力するよ
うにしてもよい。
【0056】更に、構内交換機1に複数の無線基地局
9,10を収容して複数の無線ゾーン15,16を構成
し、コードレス電話機からなる移動電話機11が1つの
無線ゾーン15または無線ゾーン16において位置登録
を行うとき、登録を行った無線ゾーン15または無線ゾ
ーン16が含まれるグループの全ての無線ゾーンに対し
位置登録し、着信時に位置登録されているグループの全
ての無線ゾーンに着信動作をとり、移動電話機11と回
線との無線接続を行うマルチゾーン方式の構内電話シス
テムにおいて、前記構内放送は、呼び出される移動電話
機11が存在する無線ゾーン15,16に応じて行うも
のである
【0057】したがって、特定の無線ゾーンのグループ
毎に呼び出しを行うものであり、頻繁に呼び出しが発生
しても、他の人の迷惑を最小限に低減させることができ
る。
【0058】
【0059】
【0060】
【発明の効果】 以上説明したように、請求項1 の構内電
話システムは、構内交換機に複数の無線基地局を収容し
て複数の無線ゾーンを構成し、コードレス電話機からな
る移動電話機が1つの無線ゾーンにおいて位置登録を行
うとき、登録を行った無線ゾーンが含まれるグループの
全ての無線ゾーンに対し位置登録し、着信時に位置登録
されているグループの全ての無線ゾーンに着信動作をと
り、移動電話機と回線との無線接続を行うが、移動電話
機からの着信応答がないとき、構内放送手段を起動して
構内放送を行うものである。したがって、無線ゾーンの
移動直後に位置登録するまでの間、及び電源が切ってあ
るとき等のように、着信時に指定した移動電話機からの
存在応答がない場合には、通話したい相手を直接放送で
呼び出すことが可能となり、着信無効呼びを減らすこと
ができる。
【0061】請求項2の構内電話システムは、移動電話
機が呼び出し無線ゾーン内に着信可能状態で存在してい
ないとき、構内放送を行うものである。したがって、特
定の移動電話機に着信があっても、その移動電話機が無
線ゾーンに居なかったり、故障していたり、電池の容量
が低下していたり、電源が遮断されたりしていて、着信
応答をしないときには、通話したい相手を直接放送で呼
び出すことが可能となり、着信無効呼びを減らすことが
できる。
【0062】請求項3の構内電話システムは、移動電話
機が呼び出し無線ゾーン内に着信可能状態で存在してい
ないとき、構内放送を行い、その構内放送に対して発呼
者が直接放送を行うものである。したがって、返答を受
ける必要性のない場合には、直接メッセージを出力する
ことができるし、また、移動電話機の使用者に発呼者が
声によって先方が誰であるかを推定させることができ
る。
【0063】請求項4の構内電話システムは、構内放送
を呼び出される移動電話機が存在する無線ゾーンに応じ
て行うものである。したがって、特定の無線ゾーンのグ
ループ毎に呼び出しを行うものであり、頻繁に呼び出し
が発生しても、他の人の迷惑を最小限に低減させること
ができる。
【0064】請求項5の構内電話システムは、移動電話
機、無線基地局、固定電話機、構内交換機により構成さ
れる構内電話システムにおいて、移動電話機からの着信
応答がないとき、構内放送手段を起動して構内放送を行
うものである。したがって、無線ゾーンの移動直後に位
置登録するまでの間、及び電源が切ってあるとき等のよ
うに、着信時に指定した移動電話機からの存在応答がな
い場合でも、通話したい相手を直接放送で呼び出すこと
が可能となり、着信無効呼びを減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例の構内電話システムの
全体の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図2は本発明の一実施例の構内電話システムの
構内交換機が行う移動電話機の位置を格納するフローチ
ャートである。
【図3】図3は本発明の一実施例の構内電話システムの
構内交換機が行う構内放送手段の制御のフローチャート
である。
【符号の説明】
1 構内交換機 2 中央制御部 3 記憶部 4 通話路部 5,6 接続インタフェース 7 内線インタフェース 8 放送制御インタフェース 9,10 無線基地局 11 移動電話機 12 電話機 13 構内放送手段

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構内交換機に複数の無線基地局を収容し
    て複数の無線ゾーンを構成し、コードレス電話機からな
    る移動電話機が1つの無線ゾーンにおいて位置登録を行
    うとき、登録を行った無線ゾーンが含まれるグループの
    全ての無線ゾーンに対し位置登録し、着信時に位置登録
    されているグループの全ての無線ゾーンに着信動作をと
    り、移動電話機と回線との無線接続を行うマルチゾーン
    方式の構内電話システムにおいて、 構内放送を行うための構内放送手段と、 移動電話機からの着信応答がないとき、前記構内放送手
    段を起動して構内放送を行う起動手段とを具備すること
    を特徴とする構内電話システム。
  2. 【請求項2】 構内電話システムにおいて、移動電話機
    が呼び出し無線ゾーン内に着信可能状態で存在していな
    いとき、構内放送を行うことを特徴とする請求項1に記
    載の構内電話システム。
  3. 【請求項3】 前記構内放送は、発呼者から直接行うこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の構内電
    話システム。
  4. 【請求項4】 前記構内放送は、呼び出される移動電話
    機が存在する無線ゾーンに応じて行うことを特徴とする
    請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載の構内電話シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 コードレス電話機からなる移動電話機、
    無線ゾーン内の特定の移動電話機と交信自在とする無線
    基地局、前記無線ゾーン内に設置された固定電話機、前
    記無線基地局及び固定電話機と電気的に接続された構内
    交換機により構成される構内電話システムにおいて、 構内放送を行うための構内放送手段と、 移動電話機からの着信応答がないとき、前記構内放送手
    段を起動して構内放送を行う起動手段とを具備すること
    を特徴とする構内電話システム。
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