JP2877683B2 - ビデオカメラの外部同期方法 - Google Patents

ビデオカメラの外部同期方法

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JP2877683B2
JP2877683B2 JP4163894A JP4163894A JP2877683B2 JP 2877683 B2 JP2877683 B2 JP 2877683B2 JP 4163894 A JP4163894 A JP 4163894A JP 4163894 A JP4163894 A JP 4163894A JP 2877683 B2 JP2877683 B2 JP 2877683B2
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昌弘 田野口
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  • Synchronizing For Television (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数台のカラーテレビ
カメラ相互間の同期合せを行う方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】今日、複数台のテレビカメラで撮えた影
像を1台のモニタテレビでモニタすることも多く、この
ように1台のモニタテレビで複数台のカメラの映像を切
り換えて見る場合、切り換えに際してモニタの画像が乱
れないように各テレビカメラの同期信号相互間の同期を
取ることが行われている。
【0003】そして、大型の設備では、単一の同期信号
発生装置から各テレビカメラに同一の同期信号を送るこ
とも行われているが、監視カメラ装置などでは、60ヘ
ルツの商用電源の周波数を基準周波数として垂直同期信
号の周波数及びタイミングを商用電源に合わせるように
基準周波数信号を制御する電源同期方式が簡易であるた
めに用いられることが多い。
【0004】この商用電源を基準とする電源同期方式
は、PLL方式による発振制御が多く用いられ、図2に
示すように、テレビカメラ内の発振回路15で例えば約
14メガヘルツの基準周波数信号を形成し、この基準周
波数信号を分周回路17により分周して約15.7キロ
ヘルツの水平同期信号又は水平同期タイミング信号を、
又、前期基準周波数信号を分周回路18により分周して
60ヘルツの垂直同期信号又は垂直同期タイミング信号
を形成し、商用電源の電源線11からゼロクロス検出回
路12により60ヘルツの位相基準信号を形成し、この
位相基準信号と垂直同期信号とを位相比較回路13で比
較することにより位相差を検出し、ループフィルタ14
を介して発振回路15を制御することにより垂直同期信
号のタイミングを商用電源に合わせ、同一商用電源を使
用する全てのテレビカメラの同期信号相互間の同期合せ
を行うものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、PLL
方式により垂直同期信号を60ヘルツとするように発振
回路を制御して基準周波数信号を発信回路から出力させ
ると、水平同期信号は15.75キロヘルツとなり、こ
の垂直同期信号及び水平同期信号の周波数は許容範囲と
されているも、NTSC方式による規格では垂直同期周
波数は59.94ヘルツ、水平同期周波数は15.73
4キロヘルツを基準とし、また、カラー映像信号の色副
搬送波はその基準を3.579545メガヘルツとし、
この色副搬送波の許容誤差範囲は10ヘルツとしてい
る。
【0006】このように色副搬送波に関する許容範囲は
垂直同期や水平同期の許容範囲に対して極めて厳格であ
り、垂直同期信号を60ヘルツとするように調整される
基準周波数信号を分周して色副搬送波を形成すると3.
583125メガヘルツとなり、3580ヘルツの誤差
が生じることとなって使用できないため、電源同期方式
のカラーテレビカメラでは色副搬送波のみ非同期式とし
て別の発振回路を用いて形成しており、色副搬送波の周
期と水平同期信号の周期とがずれるためにモニタテレビ
の画面にドット状の画像障害が表れることもあり、ま
た、テレビカメラを切り換えたとき、モニタテレビに表
される色が変化して色ずれを生じさせることもあった。
【0007】また、この電源周期方式は、60ヘルツの
商用電源とされている地域では使用可能であるも、50
ヘルツの商用電源地域では採用できず、同期基準信号を
各テレビカメラに送るシステムが必要となり、システム
を複雑高価とする欠点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、商用電源を基
準としてPLL方式により60キロヘルツの副位相基準
信号を形成し、この副位相基準信号を1001回カウン
タで分周した信号を形成し、分周した信号と垂直同期信
号とを比較するPLL方式を用いて発振回路を制御する
ことにより基準周波数信号を形成し、この基準周波数信
号を分周して色副搬送波、水平同期信号、及び、垂直同
期信号を形成する。
【0009】
【作 用】本発明は、商用電源を基準として、PLL方
式により60キロヘルツの副位相基準信号を形成する
故、副位相基準信号の周期を商用電源の周期に合わせた
タイミングとすることができる。そして、さらに副位相
基準信号によりPLL方式を用いて発振回路を制御する
故、発振回路が出力する基準周波数信号の同期を商用電
源の同期に基づくタイミングとすることができ、副位相
基準信号の分周率により基準周波数信号の周波数を容易
に変更することができる。
【0010】また、副位相基準信号を60キロヘルツと
し、この副位相基準信号を1001回カウンタで分周し
て垂直同期信号と比較しているため、基準周波数信号の
周波数を制御すれば垂直同期信号の周波数を59.94
ヘルツとし、NTSC基準の垂直同期周波数を得ること
ができる。
【0011】
【実施例】本発明に係るカラーテレビカメラの周期信号
形成回路は、図1に示すように、電源線11に接続され
るゼロクロス検出回路12と、副位相基準信号発生回路
20と、同期信号発生回路30とにより構成し、副位相
基準信号発生回路20は1個の位相比較回路23とルー
プフィルター24、分周回路27、及び発振回路25と
で構成し、同期信号発生回路30は4個の分周回路3
1,41,43,45と1個の位相比較回路33、ルー
プフィルタ34及び発振回路35とで構成している。
【0012】この副位相基準信号発生回路20は、その
発振回路である第1発振回路25に60キロヘルツの発
振回路を用いて60キロヘルツの副位相基準信号を同期
信号発生回路30に出力するとともに、この副位相基準
信号を副位相基準信号発生回路20の第1分周回路27
にも入力するものである。
【0013】この第1分周回路27として本実施例は1
000回カウンタを用いており、この第1分周回路27
により副位相基準信号を分周して60ヘルツの信号を形
成し、この信号を副位相基準信号発生回路20の第1位
相比較回路23に入力し、この第1位相比較回路23に
は前記ゼロクロス検出回路12からの位相基準信号も入
力するものである。
【0014】そして、第1位相比較回路23ではゼロク
ロス検出回路12からの位相基準信号と第1発振回路2
5からの副位相基準信号を第1分周回路27で分周した
信号との位相差に基づいた信号を出力し、この出力信号
を第1ループフィルタ24を介して第1発振回路25に
戻すことにより副位相基準信号発生回路20では60ヘ
ルツの位相基準信号に基づいて一定のタイミングで60
キロヘルツの副位相基準信号を形成するものである。
【0015】従って、この副位相基準信号発生回路20
は、商用電源を用いてPLL方式により60キロヘルツ
の副位相基準信号を形成するものである。そして、同期
信号発生回路30においては、第2発振回路35に1
4.31818メガヘルツの発振回路を用いて基準周波
数信号を出力させ、この基準周波数信号を第3分周回路
41で4分の1分周して色副搬送波を形成し、第4分周
回路43で910分の1に分周して水平同期信号又は水
平同期タイミング信号を形成し、525分の1分周と4
55分の1分周により238875分周して垂直同期信
号又は垂直同期タイミング信号を形成し、この色副搬送
波や水平同期信号及び垂直同期信号をカメラ回路に出力
するとともに、垂直同期信号を同期信号発生回路30に
おける第2位相比較回路33に入力するものであり、第
2分周回路31として1001回カウンタを用い、この
第2分周回路31により前記副位相基準信号を1001
分周した信号も第2位相比較回路33に入力するもので
ある。
【0016】従って、この第2位相比較回路33は、副
位相基準信号を分周した59.94005994ヘルツ
の垂直同期位相基準信号が第2分周回路31から入力さ
れ、この垂直同期位相基準信号と第5分周回路45から
の垂直同期信号との位相差を検出し、この検出に基づく
出力信号を第2ループフィルタ34を介して第2発振回
路35に戻し、第2発振回路35の発振周波数を14.
31818メガヘルツに制御するものであり、同期信号
発生回路30はPLL方式により副位相基準信号に基づ
いて基準周波数信号を形成しているものである。
【0017】このため、垂直同期信号は59.94ヘル
ツとなって第5分周回路45から出力され、水平同期信
号は15.734265キロヘルツとして第4分周回路
43から出力され、色副搬送波は3.5795454メ
ガヘルツとして第3分周回路41から出力されることと
なり、色副搬送波、及び水平同期信号と垂直同期信号の
全てがNTSC規格を満たしつつ商用電源の周期に合わ
せた同期で形成することができる。
【0018】本実施例は、このように商用電源に基づい
てPLL方式により60キロヘルッの副位相基準信号を
副位相基準信号発生回路20により形成し、この副位相
基準信号を分周して垂直同期位相基準信号を形成する
故、NTSC規格の正確な垂直同期周波数を得ることが
でき、この垂直同期位相基準信号に基づいてPLL方式
により基準周波数信号を形成している故、この基準周波
数信号を分周した色副搬送波もNTSC規格を満たすこ
とができ、垂直同期信号及び水平同期信号の発振回路を
色副搬送波の発振回路として共用することができ、色副
搬送波を水平同期信号の周期に合わせることにより画面
にドット妨害を生じさせない画像信号とすることがで
き、商用電源を基準として垂直同期を合わせている故、
位相基準信号を用いて第2分周回路31のリセットを行
うタイミングを各テレビカメラで合わせて行うことによ
り、同一電源を使用する全てのテレビカメラの垂直同期
を一致させることも容易にできるものである。
【0019】また、この実施例は、第1分周回路27に
1000回カウンタを用いているも、1200回カウン
タを用いて副位相基準信号を分周すれば、副位相基準信
号を60キロヘルツとしている故、第1位相比較回路2
3に入力する信号の周波数を50ヘルツとすることがで
きるものであり、商用電源周波数が50ヘルツの地域で
も使用することが可能になる。
【0020】なお、上記実施例は副位相基準信号を60
キロヘルツとし、第2分周回路31は1001分の1に
分周し得るカウンタを、第1分周回路27は1000分
の1または1200分の1に分周するカウンタを用いて
60ヘルツ地域または50ヘルツ地域で使用することと
しているも、副位相基準信号の周波数をより高くし、第
1分周回路27及び第2分周回路31の分周率を適宜選
定し、一層精確な色副搬送波や同期信号を形成すること
ができ、また、NTSC規格のみでなく、他の規格に合
わせた同期信号の周波数を形成することも可能である。
【0021】
【発明の効果】本発明は、商用電源を基準としてPLL
方式により60キロヘルツの副位相基準信号を形成し、
この副位相基準信号分周してPLL方式を再度用いるこ
とにより発振回路を制御する故、この発振回路が出力す
る基準周波数信号を商用電源の同期に合わせることがで
きる。
【0022】そして、この基準周波数信号に基づいて垂
直同期、水平同期信号、及び色副搬送波を形成する故、
水平同期信号と色副搬送波との位相を合わせ、色副搬送
波による画像障害を防止することができる。さらに、商
用電源を基準として同期信号を形成している故、同一商
用電源を使用するテレビカメラ相互間の同期合せを容易
に行うことができる。
【0023】また、副位相基準信号を分周して商用電源
との位相差を検出する方法を用いている故、商用電源の
周波数が60ヘルツの地域のみでなく、50ヘルツの地
域でも容易に実施し得る方法である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る方法を実施する回路ブロック図。
【図2】従来のPLL電源同期方式を示す回路ブロック
図。
【符号の説明】
11 電源線 12 ゼロクロス
検出回路 13 位相比較回路 14 ループフィ
ルタ 15 発振回路 17,18 分周
回路 20 副位相基準信号発生回路 23 第1位相比
較回路 24 第1ループフィルタ 25 第1発振回
路 27 第1分周回路 30 同期信号発
生回路 31 第2分周回路 33 第2位相比
較回路 34 第2ループフィルタ 35 第2発振回
路 41 第3分周回路 43 第4分周回
路 45 第5分周回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源を基準としてPLL方式により
    60キロヘルツの副位相基準信号を副位相基準信号発生
    回路で形成し、この副位相基準信号を同期信号発生回路
    に入力して1001回カウンタにより分周した信号と垂
    直同期信号とを比較するPLL方式により14.318
    メガヘルツの基準周波数信号を形成し、この基準周波数
    信号を分周して色副搬送波、水平同期信号、及び、垂直
    同期信号を形成することを特徴とするビデオカメラの外
    部同期方法。
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