JP2876326B2 - 逆止弁 - Google Patents

逆止弁

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JP2876326B2
JP2876326B2 JP34690A JP34690A JP2876326B2 JP 2876326 B2 JP2876326 B2 JP 2876326B2 JP 34690 A JP34690 A JP 34690A JP 34690 A JP34690 A JP 34690A JP 2876326 B2 JP2876326 B2 JP 2876326B2
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    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は液体をポンプ室に進入できるようにする逆止
弁に関する。詳細には、弁はポンプの一駆動から次の駆
動まで特に再生可能な態様で開閉する様に設計されてい
る。弁は米国特許第4245967号に開示されているタイプ
の予圧縮ポンプに用いるのが有益である。
本発明による逆止弁の機能を特定するため、対応する
従来のポンプが以下に記載される。この記載は又、従来
使用されているような進入弁の欠点を示すものである。
添付図面の第1図における縦断面を参照して記載がなさ
れている。この図は、カプセル10及びガスケット9aと9b
を介して液体容器(図示せず)に密封的に固着される予
圧縮ポンプを示す。ポンプは駆動時図示の垂直位置に保
持されていなければならない。
このため、従来の予圧縮ポンプは本質的にポンプシリ
ンダ1によって保護される。シリンダ1の細い端12は
(一般に、図示しない管を介して)放出される液体供給
源に連通する。シリンダ1の細い端12と中空本体11との
間には、図示の例ではディスク状ガスケット3と該ガス
ケットを案内するスリーブ2とで構成された逆止弁があ
る。本体11内ではピストン5が自由に動くことができ
る。ピストンは外方シールリップ5aを設けている。これ
らのリップは逆止弁とで、本体11の底部内で隔離された
ポンプ室19を画成する。ピストン5はロッド4を収容す
る中央開口5bを有し、ロッドはオリフィス4bを介して側
方に開口する盲通路4aを有する。ロッド4とピストン5
は、スプリング7が圧縮された時にロッド4をピストン
5に対して移動できるように設計されている。従って、
オリフィス4bはピストン5によって閉じられる第1図の
位置から、ポンプ室19に連通する位置へ動くことができ
る。最後に、ポンプ室内にはスプリング7よりも弱いリ
ターンスプリング8と、ピストン5とロッド4との間で
極めて良好なシールを確保する本質的な機能を果すリン
グ6とがある。
使用者がロッド4を押し下げると、まずスプリング7
からの駆動力によりピストン5がポンプシリンダ1の本
体11内を下降する。しかしながら、この動きは非常に制
限されたものである。ガスケット3が本体11の底部から
突出する上向きリップ1aに係合し、ポンプ室19を隔離す
る。従って、ポンプ室内に収容された液体の非圧縮性の
ため、ピストン5のストロークが停止する一方、室19内
の圧力が上昇する。このように、使用者の操作による主
たる作用はスプリング7を圧縮することである。ポンプ
室19内の圧力がスプリング7のこわさに対して或るしき
い値に達した時に上記作用が起こる。このしきい値は
「予圧縮」ポンプとして参照されているポンプに起因す
るものであり、しきい値を超えると室19がオリフィス4b
と通路4aを介して外部に連通されて、液体を流出させる
ことができる。それから、スプリング8のコイルが圧縮
される一方、室19内の容積が減少される。リング6の底
部6aがスリーブ2の表面に当接するまで、液体が放出し
続ける。
次に、使用者がロッド4を押し下げるのを止める。ま
ず強いスプリング7がその初期位置に戻り、ロッド4を
ピストン5の開口5bを通して上昇させる。この結果、オ
リフィス4bと通路4aを介する外部への流路が閉じる。そ
の後、スプリング8が膨張し、ポンプ室19内の圧力が低
下する。これにより、ガスケット3が案内スリーブ2の
頂部まで吸い寄せられ、液体を収容している容器の内部
に室19を連通させる。従って、液体がガスケット3のま
わりを通って室19内へ進入する。スリーブ2の頂部の突
起2bは、ガスケット3がスリーブを貫通する中央穴2aを
塞ぐのを防止するるように働く。ポンプ室19が初期寸法
に戻ると、この室は再び液体で満たされ、ガスケット3
の両側での圧力は平衡状態に戻る。第1図に示す従来の
逆止弁では、重力がガスケット3を本体11の底部のリッ
プ1aに対して休止させるように戻し、次回の駆動のため
に準備するようにポンプ室19を隔離するものと思われ
る。
しかしながら、ガスケット3は必ずしも期待している
程にはその適正位置に戻るものではない。ガスケットが
スリーブ2内で傾斜して止まることがしばしばある。そ
の後に予圧縮ポンプが再び駆動される際、ポンプ室19は
吸入される液体供給源と連通したままである。従って、
室19内の圧力は上昇せず、結果としてスプリング7が圧
縮されず、液体放出通路が開かない。この故障は特に気
体を吸い込む時(例えばポンプの呼び水入れ時)に起こ
る。この場合、ガスケット3が(例えば静電気の発生に
よる)表皮効果によってスリーブ2の頂部に固着したま
まとなる。
使用者の観点からすると、結果として生じた作動の乱
れを奨励できないことは当然である。事実、正確な量で
分配されなければならない調剤物質に関しては、この欠
点はこの種のポンプを使用することを禁止することとな
り得る。又、この欠点はポンプの製造業者に問題を与え
る。ポンプは市販されるに先立って試験され、ポンプ性
能を評価するのに一般に用いられる試験は、ポンプを空
気供給源に装着した後ポンプを3回駆動させることから
成る。このようにして空気供給源で生じた圧力低下が作
動良好と作動不良とを区別するための基準として用いら
れる。従って、試験中での空気の存在時においてガスケ
ット3が適正に戻らないポンプは、ポンプの設計対象で
ある液体の存在時においては完璧に作動するものであっ
ても、廃棄される。従って、高い廃棄率は製造業者にと
って収入の重大な損失となる。
従って、本発明の進入弁は、特にポンプが気体の存在
時において作動される場合にポンプ作動における乱れを
低減しようとするものである。ガスケット3はポンプ室
19と液体容器内部との連通を有効に防止するように常時
その適正位置に戻らなければならない。
このため、本発明は、ポンプ室を収容する本体と液の
供給源に連通する細い端とを分離する内部分離壁を有す
るポンプシリンダと、前記内部分離壁と共にハウジング
を画成するように前記本体の内部に密封的に受けられて
いる側壁と中央孔を開けられた端部とを有する中空のス
リーブと、前記ハウジングの内部に間隙をもって受けら
れている円板の形のガスケットとの3つの構成部品間の
協働によって構成されている、ポンプ室内へ噴霧液を進
入させる逆止弁において、前記内部分離壁の、前記本体
側に面する表面を小傾斜の円錐カップの形状に形成して
あること、前記スリーブの側壁が前記スリーブの端部か
ら末広がり状に広がっていると共に、膨出部分を局部的
にそなえており、かつ前記スリーブの側壁がこの膨出部
分の両側において厚さを減じていること、さらに、前記
スリーブの端部が舌部及び2つのリブを包含し、これら
舌部及びリブは前記スリーブの側壁から前記スリーブの
中央孔へと延在し、前記舌部は前記膨出部分と直径方向
に対向していると共に、前記スリーブの中央孔に隣接し
て増大した厚さを有するものとし、前記2つのリブは前
記膨出部分及び前記舌部を通る直径を中心として対称的
に配設されてそのそれぞれが前記膨出部分の各側部にお
いて前記直径に鋭角をなしていることを特徴とする逆止
弁を提供している。
上述したタイプの予圧縮ポンプで行った試験中、逆止
弁は特に有効であることが判明した。上述した方法を用
いてポンプを試験した際、廃棄率が相当低下した。更
に、或るポンプストロークから他のポンプストロークま
で放出された液量は特に均一であることが判明した。最
後に、本発明の逆止弁を設けたポンプは、従来の重力作
動式弁では不可能であったが、逆さにして作動すること
ができる。
液体を噴霧させるポンプの室とともに用いられる本発
明による進入逆止弁の一例を添付図面に基づいて説明す
る。
第2図に示したポンプシリンダ1は第1図に示した前
述したような従来技術で使用されるものに非常に似てい
る。説明の必要な差はシリンダ1の細い端12に接続され
ている本体11のベースにおいて見られる。この場合、担
持リップ1aは備えられていない。その代り、本体11のベ
ースは滑らかな内部分離壁を有しているが、しかし、そ
の本体11側に面する表面は約1〜6度の角度で傾斜する
円錐カップ18を成すようわずかに傾斜している。噴霧し
ようとする液体の供給部とポンプ室19との間の連通部13
も又、断面において従来のものと相違している。円筒状
長さ部分の両側に、ポンプ室19へ及びカンの中に設けら
れる細い端12への連通部13を定めている末広がり状の円
錐部がある。
従来技術にあるように、ポンプシリンダ1の底部分は
密着案内スリーブ2を受ける開口部17を含んでいる。し
かし、このスリーブは別なものである。第3図及び第4
図は本発明にて使用したスリーブの形状を示している。
説明を続ける前に、そのスリーブは第2図と縮尺を違え
て示してあることを強調しておく。その縮尺は、スリー
ブの実寸が直径6mm、高さ4mmとする実寸大よりも相当大
きくしてある。
本発明の実施例で示したスリーブ2は頂部22よりも大
きい底部21を有する中空円筒の形状をしている(第3図
参照)。これら2つの部分の間の断面の変化はリターン
スプリング8が当接する肩部23を定めている。スリーブ
2の内部はその頂部22(開口24)よりも底部21(開口2
9)の方が大きい。これら2つの開口は中央孔2aを介し
て連通状態に置かれる。
底部開口29の内側壁の形状は本発明に関連して特に有
利である(第4図参照)。一般に、側壁28はスリーブ2
のベースに向って約4度の角度で広がっている。しか
し、その側壁は小さく、内側に向けられた局部的な膨出
部分27を有している。この膨出部分の両側には、壁28の
厚さが局部的に薄くなっているのが認められよう。開口
29の端部26は平らである。これも又、3つの突起部を有
している。すなわち、膨出部分27に対向して位置され、
側壁28から中央孔2aまで出ている舌部25がある。第3図
の断面はこの舌部25が孔2a付近まで厚くなっていること
を示している。例えば、その面は端部26の平面に関して
15度傾斜している。又、側壁28から中央孔2aまで同様に
延びている2つのリブ2bもある。これらのリブは舌部25
及び膨出部分27の中央を通る直径に関して対称に配置さ
れている。これらの各軸線は前記直径と鋭角を成してい
る(例えば、約40度)。第4図に示した実施例では、側
壁28は2つのリブ2bの間の小さな孤にわたってわずかに
厚さを薄くしてある。
スリーブ2の開口29内にはガスケット3を置くよう設
計されている。第5図には、第3図及び第4図のスリー
ブ2と同じ縮尺でガスケットが断面で示されている。こ
のガスケットは、平面31を有する小さなエラストマ又は
プラストマ(plastomer)ディスクによって構成されて
いる。このタイプのガスケットは穿孔によって作られ、
しばしば中央がいくらかくぼんだ縁部32を有するように
される。
本発明の逆止弁は個々に上述した3つの部品を組立て
ることによって構成される。第6図ないし第8図はどの
ように作動するかを説明している。ガスケット3はこれ
が開口29に位置されている時、空気中にある。このと
き、ガスケットはポンプシリンダ1の本体11内のカップ
18の底部に載っている(第6図参照)。一度、ポンプが
注入を行うと、ガスケット3は液体中に浸漬されるが、
ほとんど同じ位置にある。ガスケットを作っている物質
がいくらかの液体を確かに吸収して体積が増えるが、本
発明のこの実施例では、小量、例えば約10%膨張するこ
とは、ガスケットにとって全く許容できるものである。
ガスケット3は比較的自由に動けるようにしてあり、こ
のため、すべて重力で作用されるガスケットの作動特性
を保持している。事実、うまいぐあいに本ガスケットを
安定させることができる。容積が大きくなるに従い、以
下の述べる機構が実施される時、ガスケットと共にポン
プシリンダ1とスリーブ2とによって構成されているよ
うなポンプ室19への逆止弁はより迅速に閉じられる。
ポンプ室19の内圧が上昇すると、ガスケット3は第7
図に示したようにカップ18に押圧される。このようにし
て確立された大きな接触面積はガスケットが良好なシー
ルを与えることを保証している。ポンプ室19内に入った
液体はこのようにしてカンに戻る事から妨げられてい
る。ポンプ室19の圧力が減少すると、ガスケットは吸引
力によって上昇させられる。このときのガスケットは第
8図に示した形状となる。舌部25によって保持されたガ
スケットの部分はほぼ所定位置に止まる一方、他の部分
のガスケット3はリブ2bに当接するようになる。このよ
うにして、物質は、孔13を通り、次いでガスケット3の
縁部32のまわりを通り、最後にリブ29間を通ってスリー
ブ2の中央孔2aまで流れることによってポンプ室19へ入
ることができる。膨出部分27は、ガスケット3が水平に
移動したとしてもこの流路が解放されていることを保証
するものである。加えて、膨出部分の両側のスリーブ2
の側壁28の厚さを薄くしたことはこの流れで現われる非
常に大きな水頭損失を妨げている。最後に、室19が再び
一杯になると、ガスケット3が第7図に示した位置まで
戻るのに何ら困難さはない。スリーブ2の側壁28に末広
がり状に広げられた形状を与えることにより、ガスケッ
ト3との接触面積は必要に応じて制限される。従って、
ガスケットがスリーブに付着又は捕捉される危険はない
ので、ガスケットはカップ18によって構成された座に確
実に戻るのである。
結果として、本発明は従来と比較して幾つかの改善点
を提供する。
ガスケット3と本体11のベースとの間の接触面積を、
担持リップ1aの代りにカップ28を使用することによって
70%近く増加した。
ガスケット3を、舌部25によって垂直に保持した。
ガスケット3を、横の膨出部分27によって水平に案内
した。
ガスケット3とスリーブ2の側壁28との間の接触を、
末広がり状に広がっている側壁によって制限した。
流路を、スリーブ2の側壁28の厚さを薄くすることに
よって局部的に広げた。
これら改善点の夫々は、中でも、弁の作動の特別な局
面を改善している。
閉じた時、弁は担持リップ1aを与える困難さをなくす
ことによって良好なシール性を与える。
ガスケット3は必然的にその休息位置に戻り、特にそ
の戻りはもはや重力を使用せず、結果として、戻りに反
対する表皮効果はなくなる。
そして、ポンプ室19へ物質を入れるときの水頭損失は
減少される。
総合的に、得られた結果は全く決定的なものである。
例えば予圧縮ポンプを頂部に取付けたカラム中に着色液
を吸引する試験では10例行なって次の結果が得られた。
すなわち従来の弁を用いた場合着色液の上昇は34cmであ
り、本発明の弁の場合73cmであった。
試験再開時には、従来の弁をそなえたポンプでは液上
昇は41cmであり、本発明の弁を用いたポンプでは前と同
じの丁度73cmであった。
ポンプ室用のこの進入逆止弁は、吸引される空気が戻
るのを防止するようにしたポンプと非変形性の容器とを
用いた時に特に有利である。詳しくは述べないが、第1
図に軸断面を示したポンプは空気取入れ口を有する。換
言すると、そのシリンダ1には開口14(第2図参照)が
穿孔してあり、この開口はピストン5の周辺の密封リッ
プ5aが常時その直下にあるようなレベルに位置させてあ
る。このようにして、ピストン5がその休息位置に戻る
時、空気は容器(図示しない)へと進入することができ
る。この容器上にポンプが密封的にクリンプ止めされて
いるのである。この結果、その中に残る供給液は大気圧
に維持される。
しかしながら、例えば若干の医薬のような液ではこれ
が周囲の空気に触れることが好ましくない。現今の傾向
では、このような液を、分与ポンプによって気密に閉じ
られた変形性の外皮を有する容器に充填することを計っ
ている。このためポンプには空気取入れ口を持たないも
のとなる(すなわちシリンダ1は開口14を包含しな
い)。液が排出される度に、容器の体積が縮小してゆ
き、従って容器の外皮が変形するのである。しかしなが
ら通常外皮は或る程度はこのような変形に対抗する。こ
の結果、容器の内部は大気圧よりも低い圧力に維持され
る。すなわち内圧P0は外皮の変形が増大するにつれ漸増
する量だけ大気圧よりも異なる圧力となる。
実施例の場合、ガスケット3は容器の内部をポンプ室
から隔離する役割を果している。ポンプ室への進入の過
渡段階において、このポンプ室はP2の圧力となる。この
圧力P2は容器の圧力P1よりも低い圧力(P0>P2)であ
る。このことは、慣性によって外皮は内容物の減量に従
い始めて、P0が液進入中にわたって容器の内部に維持さ
れることを推論させるものである。しかしながら、一旦
ポンプ室が液で充填されてしまい、この結果圧力P0がガ
スケットの両側において均等化されるようになると、外
皮はその元の形状に戻るようになる。これはP1<P0とす
る時容器内部の圧力がP1に等しくなる減少を生ずる効果
を有する。すなわちこれは、ガスケット3が、ポンプ室
内の圧力P0の維持に関与する間カップ18に対して下方に
吸引されることを意味する。これは、その本来の機能ゆ
えに内圧減小時に隔離能力が悪くなるピストン5の密封
リップ5aに、印加される応力を減小せしめるという良い
効果を与えるものである。この結果このような弁を用い
た充填物質に対する空気遮断保護はさらに増大する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の進入弁を含む予圧縮ポンプの縦断面図、
第2図は本発明による進入逆止弁の第1要素を構成する
弁座を設けた第1図と同様の予圧縮ポンプを収容するポ
ンプシリンダの縦断面図、第3図は本発明による進入逆
止弁の第2要素を構成する案内スリーブの縦断面図、第
4図は第3図の案内スリーブを下方から見た図、第5図
は本発明による進入逆止弁の第3要素を構成するガスケ
ットの縦断面図、第6図ないし第8図は本発明による進
入逆止弁の縦断面図で、第6図はガスケットをポンプシ
リンダと案内スリーブ内に定置させた直後の状態を示す
図、第7図はポンプ室内に収容された物質を放出してい
る段階の図、第8図は物質を室内に進入させている段階
の図である。 1……ポンプシリンダ、2……スリーブ、3……ガスケ
ット、2a……中央孔、2b……リブ、11……本体、12……
細い端、13……連通部、17……開口部、18……円錐カッ
プ、19……ポンプ室、25……舌部、26……端部、27……
膨出部分、28……側壁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−115059(JP,A) 実開 平2−57164(JP,U) 実開 昭52−138514(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B05B 11/00 B65D 47/34 F16K 15/16

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポンプ室を収容する本体と液の供給源に連
    通する細い端とを分離する内部分離壁を有するポンプシ
    リンダと、前記内部分離壁と共にハウジングを画成する
    ように前記本体の内部に密封的に受けられている側壁と
    中央孔を開けられた端部とを有する中空のスリーブと、
    前記ハウジングの内部に間隙をもって受けられている円
    板の形のガスケットとの3つの構成部品間の協働によっ
    て構成されている、ポンプ室内へ噴霧液を進入させる逆
    止弁において、前記内部分離壁の、前記本体(11)側に
    面する表面を小傾斜の円錐カップ(18)の形状に形成し
    てあること、前記スリーブ(2)の側壁(28)が前記ス
    リーブ(2)の端部(26)から末広がり状に広がってい
    ると共に、膨出部分(27)を局部的にそなえており、か
    つ前記スリーブ(2)の側壁(28)がこの膨出部分(2
    7)の両側において厚さを減じていること、さらに、前
    記スリーブ(2)の端部(26)が舌部(25)及び2つの
    リブ(2b)を包含し、これら舌部(25)及びリブ(2b)
    は前記スリーブ(2)の側壁(28)から前記スリーブ
    (2)の中央孔(2a)へと延在し、前記舌部(25)は前
    記膨出部分(27)と直径方向に対向していると共に、前
    記スリーブ(2)の中央孔(2a)に隣接して増大した厚
    さを有するものとし、前記2つのリブ(2b)は前記膨出
    部分(27)及び前記舌部(25)を通る直径を中心として
    対称的に配設されてそのそれぞれが前記膨出部分(27)
    の各側部において前記直径に鋭角をなしていることを特
    徴とする逆止弁。
  2. 【請求項2】請求項1記載の逆止弁において、前記カッ
    プ(18)の傾斜が1度ないし6度の範囲内であることを
    特徴とする逆止弁。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載の逆止弁において、
    前記スリーブ(2)の側壁(28)が前記スリーブ(2)
    の端部(26)に対する法線に対し4度の角度で先が開い
    ていることを特徴とする逆止弁。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれかに記載の逆止
    弁において、前記スリーブ(2)の側壁(28)の減小し
    た厚さ部分が前記リブ(2b)間で前記膨出部分(27)の
    両側で延在していることを特徴とする逆止弁。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4のいずれかに記載の逆止
    弁において、前記膨出部分(27)と前記舌部(25)とを
    通る直径と前記リブ(2b)のそれぞれとの間の前記鋭角
    が40度の角度であることを特徴とする逆止弁。
  6. 【請求項6】請求項1ないし5のいずれかに記載の逆止
    弁において、前記舌部(25)が前記スリーブ(2)の端
    部(26)に対し15度の傾斜の面を有することを特徴とす
    る逆止弁。
  7. 【請求項7】請求項1ないし6のいずれかに記載の逆止
    弁において、前記ガスケット(3)が、液の存在の下で
    膨らみ容積で10%まで増大するエラストマ又はプラスト
    マで構成されていることを特徴とする逆止弁。
  8. 【請求項8】請求項1ないし7のいずれかに記載の逆止
    弁において、前記ガスケット(3)が、ハウジング内で
    重力の影響の下で内方に動くことを保証するに充分な質
    量でバラストされたエラストマ又はプラストマで構成さ
    れていることを特徴とする逆止弁。
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