JP2873887B2 - 直交流式冷却塔用の白煙発生防止機能付きの熱交換体 - Google Patents

直交流式冷却塔用の白煙発生防止機能付きの熱交換体

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は直交流式冷却塔用の白
煙発生防止機能付きの熱交換体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的にこの種の直交流式冷却塔の排気
口より中間期(梅雨等)、冬期において白煙が発生する
と、外気を汚染しているような嫌悪感を近隣居住者が感
じ、また夜間においてはこれに赤い光線が当ると火災と
見間違うおそれがあり、近隣住民の精神衛生又は消防活
動に支障を来すおそれがあり、白煙発生防止型のものが
開発される傾向にある。この種の発明は本件出願人を含
め数社の会社から多数出願されており、その主流は製造
コスト、重量の観点から、合成樹脂製の熱交換体1を使
用し、その構造は、冷却水及び空気流が直交流となって
流れる気液接触通路2を成形するための充填板3が多数
並列に起立して配置してなる湿式熱交換部aと、これら
湿式熱交換部a間には、空気のみが吸入口側から排気口
側にわたって通過する空気専用通路4を形成するために
介設した筒状の乾式熱交換部bとからなる(図5参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然ながら、前記湿式熱
交換部bにおける充填材板3の凹凸表面上を流下する冷
却水(温水)と空気流とが直接接触し、気化の潜熱によ
って冷却水(温水)を冷却しているため、この冷却水
(温水)中に含まれるシリカ、カルシウム等の不純物c
が取り残されて、前記隣接する充填材板3の凹凸表面及
び前記乾式熱交換部bの外壁面に付着し、断熱層の如く
作用するため、気液接触通路2から乾式熱交換部bへの
伝熱効率が低下し、この乾式熱交換部bを通過する空気
を充分に間接加熱できず、乾き空気による白煙発生の防
止効果を発揮するには今一歩の感がある。この発明は、
前記の従来技術の欠点を改良し、乾式熱交換部の外壁面
は前記不純物が付着しないようにし、乾き空気量を充分
得ることができるようにした直交流式冷却塔用の白煙発
生防止機能付きの熱交換体を市場に提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、特定発明は冷却水及び空気流が直交流となって流れ
る気液接触通路を成形するための充填板が多数並列に起
立して配置してなる湿式熱交換部と、これら湿式熱交換
部間には、空気のみが吸入口側から排気口側にわたって
通過する空気専用通路を形成するために介設した筒状の
乾式熱交換部とからなり、前記筒状の乾式熱交換部の側
壁と隣接する湿式熱交換部の充填材板側壁間には、狭い
幅の流下水専用水路が形成されていることを特徴とする
直交流式冷却塔用の白煙発生防止機能付きの熱交換体と
してある。
【0005】前記課題を解決するために、この熱交換体
における前記の乾式熱交換部の高さは熱交換体の全高さ
としてあることが好ましい。
【0006】前記課題を解決するために、この熱交換体
における前記乾式熱交換部は熱交換体の任意高さ位置に
装填し配備され、上部が閉じている山形部を有し、その
下部には隣接する湿式熱交換部の充填材板側壁近傍に先
端が位置する一対の内向きの膨出部からなる水返し部が
形成された合成樹脂製の板材からなることが製造上、コ
スト上最適である。
【0007】前記課題を解決するために、この熱交換体
における前記乾式熱交換部乃至隣接する湿式熱交換部に
おける充填材板の側壁には、前記空気流の流れ方向に間
隔を於いて垂直な畝が複数個膨出形成してあり、これら
畝により前記の流下水専用水路が形成されていることが
より好ましい。
【0008】
【作 用】このように構成した請求項1記載の発明の作
用をその使用法と共に説明する。前記白煙発生防止機能
付きの熱交換体を通常の直交流式冷却塔の上部水槽の下
側であって、この冷却塔の外筐内にこの発明の熱交換体
を装填する。次いで、冷却塔を運転し、通常の直交流型
冷却塔同様上部水槽に冷却水(温水)を供給すると、こ
の冷却水(温水)はこの熱交換体上に一様に散布され、
前記湿式熱交換部の充填材板の表面を伝って流下する。
他方前記外気取入口より前記湿式熱交換部の気液接触通
路に吸い込まれた空気は、冷却水(温水)と直接接触
し、気化の潜熱によって流下する冷却水(温水)を流下
中に冷却すると共に、この空気は湿り空気となる。この
際、前記各充填材板の表面を伝って流下する冷却水の一
部は前記乾式熱交換部の側壁と隣接する湿式熱交換部に
おける充填材板表面間に形成されている前記狭い幅の流
下水専用水路内に流入し、この狭い幅の流下水専用水路
を殆ど冷却水で満たしてながら流下していく。一方、前
記乾式熱交換部に流入しこの乾式熱交換部内を通過中の
空気流は、前記狭い幅の流下水専用水路内を流下中の冷
却水(温水)とのみ乾式熱交換部の側壁を介して間接的
に接触し加熱されて乾き空気となり、前記湿式熱交換部
の気液接触通路から吐出する湿り空気とともに冷却塔に
設けた上方の排気口に向け上昇しながら混合し、過飽和
空気とならずに、即ち白煙を伴わずに排気口から外部に
排気される。また、前記狭い幅の流下水専用水路を殆ど
冷却水で満たしてながら流下していくため、この流下水
専用水路の壁面においては冷却水は直接空気と接触せ
ず、その水分は蒸発せず、不純物の壁面への析出、付着
現象は全く生じない。
【0009】請求項2記載の発明においては、請求項1
記載の発明の作用に加えて次の作用を為す。この熱交換
体の全高さに符合する高さを有する前記乾式熱交換部か
ら、前記の乾き空気を排気口側へ吐出する。
【0010】請求項3記載の発明においては、請求項1
記載の発明の作用に加えて次の作用を為す。即ち、請求
項3記載の発明では、前記の乾式熱交換部は充填材板間
の任意高さ位置に装填し配備されているため、前記一つ
の気液接触通路の中段位置から前記湿り空気と上下方向
で階層的に乾き空気が前記排気口に向けて吐出され、か
つ隣接する乾式熱交換部の高さ位置は任意で、仮に食い
違っている場合には隣接する乾式熱交換部から吐出され
る乾き空気の吐出位置が齟齬し、湿式熱交換部の気液接
触通路から吐出され排気口に向け上昇する湿り空気流に
対して平面に見て乾き空気流が点在することと成り、湿
り空気と乾き空気混合はより促進され、過飽和空気とな
らずに、即ち白煙を伴わずに排気口から外部に排気され
る。更に、前記乾式熱交換部は上部が閉じている山形の
稜線部を有しているため、前記湿式熱交換部の充填材板
上を流下してくる冷却水(温水)は前記乾式熱交換部の
山形部で左右に分かれ、前記狭い幅の流下水専用水路内
に案内され、この狭い幅の流下水専用水路を流下中に空
気流と間接的に接触し、この空気を乾き空気とした後、
この狭い幅の流下水専用水路から吐出して、この後、前
記一対の水返し部により、再び前記湿式熱交換部の充填
材板の表面上に導かれ、この湿式熱交換部の充填材板の
凹凸表面に沿って流下していき、前記湿式熱交換部の気
液接触通路において空気流と直接接触して、気化の潜熱
を受けて再び冷却され、かつ空気を湿り空気とする。
【0011】請求項4記載の発明においては、請求項1
記載の発明の作用に加えて次の作用をする。即ち、請求
項4記載の発明では、前記乾式熱交換部乃至前記湿式熱
交換部の充填材板の側壁には、前記空気流の流れ方向に
間隔を於いて垂直な畝が複数個膨出形成してあり、これ
ら畝により前記の流下水専用水路が成形されているた
め、前記充填材上を流下してくる冷却水(温水)は前記
複数の垂直な畝内に流入し、、これら垂直な畝内を流下
中に空気流と間接的に接触し、この空気を乾き空気とし
た後、再び前記充填材上を流下していき、前記気液接触
通路において空気流と直接接触して、気化の潜熱を受け
て冷却され、かつ空気を湿り空気とする。前記流下水専
用水路は前記前記乾式熱交換部乃至前記湿式熱交換部の
充填材板の側壁に既に設けられている凹凸模様を前記畝
として利用し、形成され、前記吸入口側及び排気口側に
おいて、全閉することが望ましい。
【0012】
【実施例】
実施例1 この実施例は請求項1、2及び4記載の発明の代表的な
実施例である。図1において、10は直交流式冷却塔用
の白煙発生防止機能付きの熱交換体を示し、この熱交換
体10には冷却水及び空気流が直交流となって流れる気
液接触通路12を成形するための合成樹脂成形品から成
る充填材板11が多数並列に起立して配置してなる湿式
熱交換部Aと、これら湿式熱交換部A間に空気のみが吸
入口側から排気口側にわたって通過する空気専用通路1
3を形成するために介設した筒状の乾式熱交換部Bとか
らなる。この筒状の乾式熱交換部Bの高さは、前記充填
材板11の高さに等しくしてある。即ち、乾式熱交換部
Bの高さは、熱交換体10の全高さとしてある。前記乾
式熱交換部Bは上、下端15、16を閉じ、冷却塔の外
気吸入口側及び排気口側寄り部分22、23を開放し、
起立した凹凸模様付きの一対平行な側壁20、21を有
している断面縦長な6角形で中空状の筒体からなり、こ
の筒体の上端15は山形としてある(図1参照)。この
乾式熱交換部Bの側壁20、21と隣接する湿式熱交換
部Aの充填材板11表面間には、狭い幅の流下水専用水
路14が形成されている。前記流下水専用水路14は前
記乾式熱交換部B側壁20、21(又は前記湿式熱交換
部Aの充填材板11の側壁)に既に設けられている凹凸
模様24(または空気流の流出方向に間隔を於いて垂直
な畝24a)を利用して形成され、その冷却塔の外気吸
入口側及び排気口側寄り部分18、19は密閉されてい
る(図2乃至図3参照)。
【0013】 実施例2 この実施例は請求項3、4記載の発明の代表的な実施例
である。実施例1と異なる構成は、次のとおりである。
前記各気液接触通路12の任意高さ位置に、空気のみが
吸入口側から排気口側にわたって通過する乾式熱交換部
B1が配置してあるとともに、この乾式熱交換部B1と
隣接する充填材板11表面間には、狭い幅の前記同様の
流下水専用水路14が形成されている。更に、隣接する
乾式熱交換部B1の高さ位置は相互に齟齬している。前
記乾式熱交換部B1は合成樹脂製で、前記実施例1の乾
式熱交換部Bに比べてその縦寸法が短く、全体としてほ
ゞ断面縦長な6角形で中空状の筒体としてあり、その上
部には閉じた山形部15aを有し、その下部には隣接す
る湿式熱交換部Aの充填材板11側壁近傍に先端が位置
する一対の内向きの膨出部からなる水返し部16aが形
成されいる(図4参照)。前記乾式熱交換部B1の側壁
乃至湿式熱交換部Aの側壁には、前記空気流の流れ方向
に間隔を於いて垂直な畝が複数個形成してあり、これら
畝は乾式熱交換部B1または湿式熱交換部Aおける側壁
の凹凸模様の一部を成し、隣接する充填材板11表面間
に前記の流下水専用水路14が成形されている。これら
畝は真空成形、プレス成形により形成される。そのほ
か、実施例1と同一の符号は、同一の構成を示す。前記
各実施例の作用は対応する請求項に記載された考案の作
用と同一であり、重複を避けるためここでの説明を省略
する。なお、実施例2では、前記乾式熱交換部B1は断
面縦長な6角形で中空状の筒体として説明したが、その
下端が開放してあってもよく、この発明としては、空気
専用通路13を形成すれば、その形状に限定されない。
【0014】
【発明の効果】前記のように構成し作用する請求項1記
載の発明の効果は次の通りである。冷却水及び空気流が
直交流となって流れる気液接触通路を成形するための充
填板が多数並列に起立して配置してなる湿式熱交換部
と、これら湿式熱交換部間には、空気のみが吸入口側か
ら排気口側にわたって通過する空気専用通路を形成する
ために介設した筒状の乾式熱交換部とからなり、前記筒
状の乾式熱交換部の側壁と隣接する湿式熱交換部の充填
材板側壁間には、狭い幅の流下水専用水路が形成されて
いるため、前記乾式熱交換部に流入しこの乾式熱交換部
内を通過中の空気流を、前記狭い幅の流下水専用水路内
を流下中の冷却水(温水)とのみ間接的に接触し加熱し
て乾き空気とすることができ、前記狭い幅の流下水専用
水路を殆ど冷却水で満たしてながらこの冷却水は流下し
ていくため、この乾式熱交換部の外壁面においては冷却
水は直接空気と接触せず、その水分は蒸発せず、冷却水
内の不純物、例えば、シリカ、カルシウム等の析出現象
は起こらず、この乾式熱交換部の外壁面を常に前記不純
物の付着しない、きれいな状態に維持でき、前記流下水
専用水路から乾式熱交換部への伝熱効率を向上させ、こ
の乾式熱交換部を通過する空気流を充分に間接加熱でき
るため、冷却塔の排気口からの白煙発生を有効に防止で
きる。
【0015】請求項2記載の発明においては、請求項1
記載の発明の効果に加えて次の効果を奏する。即ち、請
求項2記載の発明では、前記乾式熱交換部は前記の乾式
熱交換部は熱交換体の全高さに形成さているため、この
熱交換体の全高さから乾き空気を適正量吐出し、前記白
煙発生の効果を充分に発揮できる。
【0016】請求項3記載の発明においては、請求項1
記載の発明の効果に加えて次の効果を奏する。即ち、請
求項3記載の発明では、前記の乾式熱交換部は充填材板
間の任意高さ位置に装填し配備されているため、前記一
つの気液接触通路の中段位置から前記湿り空気と上下方
向で階層的に乾き空気が前記排気口に向けて吐出され、
かつ隣接する乾式熱交換部の高さ位置は任意で、仮に食
い違っている場合には隣接する乾式熱交換部から吐出さ
れる乾き空気の吐出位置が齟齬し、各気液接触通路から
吐出され排気口向け上昇する湿り空気流に対して断面に
見て乾き空気流を点在させることができ、湿り空気と乾
き空気混合をより促進でき、白煙の発生をよりよく防止
できる。更に、前記乾式熱交換部は上部が閉じている山
形部を有し、その下部には隣接する湿式熱交換部の充填
材板側壁近傍に先端が位置する一対の内向きの膨出部か
らなる水返し部が形成された合成樹脂製の板材からなる
ため、前記充填材板上を流下してくる冷却水(温水)を
前記乾式熱交換部の山形部に沿って流し前記狭い幅の流
下水専用水路内に確実に案内でき、この狭い幅の流下水
専用水路を流下中に空気流と間接的に接触し可温して、
この空気を乾き空気とすることができる。更に、前記乾
式熱交換部における一対の水返し部により、前記狭い幅
の流下水専用水路から流出してきた冷却水を再び前記充
填材板の表面上に導き、この前記充填材板の表面に沿っ
て流下させ、前記気液接触通路において空気流と再接触
させて、気化の潜熱を受けて再度冷却して、かつ空気を
湿り空気とすることができ、乾き空気と、湿り空気を過
不足無く発生でき、かつ冷却水を充分に冷却できる。
【0017】請求項4記載の発明においては、請求項
1、2、3記載の発明の効果に加えて次の効果を奏す
る。即ち、請求項4に記載された発明では、前記乾式熱
交換部乃至隣接する湿式熱交換部における充填材板の側
壁には、前記空気流の流れ方向に間隔を於いて垂直なの
畝が複数個膨出形成してあり、これら畝により前記の流
下水専用水路が形成されているため、前記充填材板上を
流下してくる冷却水(温水)を前記複数の垂直な畝内に
流入しさせて、これら垂直な畝内を流下中に空気流と間
接的に接触させ、この空気を乾き空気とすることがで
き、更に、このように流下水専用水路を形成すること
で、前記乾式熱交換部を狭めること無く、充分な乾き空
気を発生でき、白煙の発生をより良好に防止できる。
【0018】前記実施例2における乾式熱交換部B1の
製造方法としては、前記充填材板11と同様な合成樹脂
板11aの両端部を先ず内方に膨出させて前記水返し部
16aを形成した後、この合成樹脂板11aをその中央
で二つ折りし、この折り曲げ縁を頂の稜線とし、その中
間部をそれぞれ外側に張出し、一対平行な起立した前記
側壁とし、且つ、前記合成樹脂板11aの両端部におけ
る水返し部16a16aを相接近させて、前記乾式熱交
換部B1を得る(図6参照)。このような製造方法を採
用することで、前記実施例2における乾式熱交換部B1
を簡易に製造することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の正面図である。
【図2】その要部拡大平面図である。
【図3】図2の縦断面図である。
【図4】実施例2の正面図である。
【図5】従来例の正面図である。
【図6】実施例2における乾式熱交換器の製造法の説明
図である。
【符号の説明】
10 熱交換体 A 湿式熱交換部 11 充填材板 B 乾式熱交換部 14 流下水専用水路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F28C 1/00 - 1/16 F28F 25/00 - 25/12

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷却水及び空気流が直交流となって流れる
    気液接触通路を成形するための充填板が多数並列に起立
    して配置してなる湿式熱交換部と、これら湿式熱交換部
    間には、空気のみが吸入口側から排気口側にわたって通
    過する空気専用通路を形成するために介設した筒状の乾
    式熱交換部とからなり、前記筒状の乾式熱交換部の側壁
    と隣接する湿式熱交換部の充填材板側壁間には、狭い幅
    の流下水専用水路が形成されていることを特徴とする直
    交流式冷却塔用の白煙発生防止機能付きの熱交換体。
  2. 【請求項2】前記の乾式熱交換部の高さは熱交換体の全
    高さとしてあることを特徴とする請求項1記載の直交流
    式冷却塔用の白煙発生防止機能付きの熱交換体。
  3. 【請求項3】前記乾式熱交換部は熱交換体の任意高さ位
    置に装填し配備され、上部が閉じている山形部を有し、
    その下部には隣接する湿式熱交換部の充填材板側壁近傍
    に先端が位置する一対の内向きの膨出部からなる水返し
    部が形成された合成樹脂製の板材からなることを特徴と
    する請求項1記載の直交流式冷却塔用の白煙発生防止機
    能付きの熱交換体。
  4. 【請求項4】前記乾式熱交換部乃至隣接する湿式熱交換
    部における充填材板の側壁には、前記空気流の流れ方向
    に間隔を於いて垂直なの畝が複数個膨出形成してあり、
    これら畝により前記の流下水専用水路が形成されている
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載の直交流式
    冷却塔用の白煙発生防止機能付きの熱交換体。
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