JP3356481B2 - 直交流式冷却塔用の熱交換体 - Google Patents
直交流式冷却塔用の熱交換体Info
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- JP3356481B2 JP3356481B2 JP08908093A JP8908093A JP3356481B2 JP 3356481 B2 JP3356481 B2 JP 3356481B2 JP 08908093 A JP08908093 A JP 08908093A JP 8908093 A JP8908093 A JP 8908093A JP 3356481 B2 JP3356481 B2 JP 3356481B2
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- Japan
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- air
- passage
- heat exchanger
- cross
- cooling tower
- Prior art date
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28C—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA COME INTO DIRECT CONTACT WITHOUT CHEMICAL INTERACTION
- F28C1/00—Direct-contact trickle coolers, e.g. cooling towers
- F28C1/14—Direct-contact trickle coolers, e.g. cooling towers comprising also a non-direct contact heat exchange
- F28C2001/145—Direct-contact trickle coolers, e.g. cooling towers comprising also a non-direct contact heat exchange with arrangements of adjacent wet and dry passages
Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は直交流式冷却塔用の熱
交換体に関するものである。
交換体に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般的にこの種の直交流式冷却塔の排気
口より冬期において白煙が発生すると、外気を汚染して
いるような嫌悪感を近隣居住者が感じ、また夜間におい
てはこれに赤い光線が当ると火災と見間違うおそれがあ
り、近隣住民の精神衛生又は消防活動に支障を来すおそ
れがあり、白煙発生防止型のものが開発される傾向にあ
る。既にこの出願の出願人会社においても、実公昭５８
−４２７８１号及び特公昭５９−２４７８８号におい
て、排気口近傍またはこの中に、被冷却水のうち、まだ
冷却されていない温水を通すコイルを設けたり、或はヒ
ートパイプなどを施して、排気する空気を若干加熱して
外部に排気する装置を開発し、一応の成果を治めてい
る。
口より冬期において白煙が発生すると、外気を汚染して
いるような嫌悪感を近隣居住者が感じ、また夜間におい
てはこれに赤い光線が当ると火災と見間違うおそれがあ
り、近隣住民の精神衛生又は消防活動に支障を来すおそ
れがあり、白煙発生防止型のものが開発される傾向にあ
る。既にこの出願の出願人会社においても、実公昭５８
−４２７８１号及び特公昭５９−２４７８８号におい
て、排気口近傍またはこの中に、被冷却水のうち、まだ
冷却されていない温水を通すコイルを設けたり、或はヒ
ートパイプなどを施して、排気する空気を若干加熱して
外部に排気する装置を開発し、一応の成果を治めてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】然ながら、これら特別
な温水コイルや、ヒートパイプは相当高価であるし、冷
却塔自体に、これらのものを組み込むため特別な構造と
しなければならず、冷却塔本体のコストを押し上げ普及
に今一歩の感がある。この発明は、簡易な構造により高
温の乾き空気を発生させ、湿り空気とこの乾き空気との
混合に伴い、梅雨時、冬期において直交流式冷却塔の排
気口からの白煙の発生を防止可能な直交流式冷却塔用の
熱交換体を市場に提供することを目的とする。
な温水コイルや、ヒートパイプは相当高価であるし、冷
却塔自体に、これらのものを組み込むため特別な構造と
しなければならず、冷却塔本体のコストを押し上げ普及
に今一歩の感がある。この発明は、簡易な構造により高
温の乾き空気を発生させ、湿り空気とこの乾き空気との
混合に伴い、梅雨時、冬期において直交流式冷却塔の排
気口からの白煙の発生を防止可能な直交流式冷却塔用の
熱交換体を市場に提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、この発明は直交流式冷却塔の上部水槽の下方に、上
下階層的に複数の密閉式熱交換器が配置してあり、その
内部に循環冷却水が流れているこれら密閉式熱交換器の
直管部にその軸線方向に間隔をおいて、多数の垂直な整
流板が配列してあり、これら整流板のうち、任意間隔ご
とに少なくとも１間隔おきの垂直な整流板間に空気のみ
が吸入側から放出側に亘って通過する空気専用通路が形
成してあり、残りの垂直な整流板間には気液接触通路が
形成してあり、前記整流板は、上下の密閉式熱交換器の
直管部間に設けた複数枚のものからなり、空気専用通路
を基準として上側の整流板の下端が下側の整流板の上端
の外側にかぶされるように重ねあわせるように配列され
ていることを特徴とする直交流式冷却塔用の熱交換体と
してある。前記課題を解決するために、この熱交換体に
おける前記空気専用通路の天井部は、相隣る整流板の上
端に冠着した散水除け笠板で塞いで形成していることを
特徴としてある。
に、この発明は直交流式冷却塔の上部水槽の下方に、上
下階層的に複数の密閉式熱交換器が配置してあり、その
内部に循環冷却水が流れているこれら密閉式熱交換器の
直管部にその軸線方向に間隔をおいて、多数の垂直な整
流板が配列してあり、これら整流板のうち、任意間隔ご
とに少なくとも１間隔おきの垂直な整流板間に空気のみ
が吸入側から放出側に亘って通過する空気専用通路が形
成してあり、残りの垂直な整流板間には気液接触通路が
形成してあり、前記整流板は、上下の密閉式熱交換器の
直管部間に設けた複数枚のものからなり、空気専用通路
を基準として上側の整流板の下端が下側の整流板の上端
の外側にかぶされるように重ねあわせるように配列され
ていることを特徴とする直交流式冷却塔用の熱交換体と
してある。前記課題を解決するために、この熱交換体に
おける前記空気専用通路の天井部は、相隣る整流板の上
端に冠着した散水除け笠板で塞いで形成していることを
特徴としてある。
【０００５】
【作用】請求項１乃至請求項２に記載された発明の作用
をその使用方法と共に説明する。前記熱交換体を通常の
直交流式冷却塔の上部水槽の下側であって、この冷却塔
の外気取入口から取り入れた水平空気流に対して前記空
気専用通路が平行となるように、この冷却塔の外筐内に
装填する。次いで、直交流式冷却塔を運転し、通常の直
交流型冷却塔同様上部水槽から散布水はこの熱交換体に
一様に散布され、前記気液接触通路に沿い流下してゆ
き、濡れ壁を形成する。
をその使用方法と共に説明する。前記熱交換体を通常の
直交流式冷却塔の上部水槽の下側であって、この冷却塔
の外気取入口から取り入れた水平空気流に対して前記空
気専用通路が平行となるように、この冷却塔の外筐内に
装填する。次いで、直交流式冷却塔を運転し、通常の直
交流型冷却塔同様上部水槽から散布水はこの熱交換体に
一様に散布され、前記気液接触通路に沿い流下してゆ
き、濡れ壁を形成する。
【０００６】他方前記外気取入口よりそれぞれ吸い込ま
れた空気は、前記気液接触通路においては散布された散
布水と直接接触し、気化の潜熱によって流下する散布水
を流下中に冷却すると共に、この空気は湿り空気とな
る。更に前記空気専用通路を通過中の空気は、整流板の
壁面を介して散布水と間接的に接触し加熱されると共
に、前記各段の密閉式熱交換器内で流れる循環冷却水を
間接的に冷却し、自身昇温した乾き空気となり、冷却塔
の中心部の空間において、前記湿り空気と共に直交流式
冷却塔に設けた上方の排気口に向け上昇しながら混合
し、湿度の高い梅雨時や冬期において白煙を伴わずに外
部に排気される。更に、空気専用通路に前記一対の整流
板により、空気は案内され、この空気専用通路を横断す
る多段の直管部により、この空気は撹拌され、上下で混
合した状態となって、空気専用通路を水平に流れてい
く。更に、前記整流板が分割式のもので、上側の整流板
の下端が下側の整流板の上端の外側にかぶされるように
重ねあわせて前記密閉式熱交換器の直管部に組み付けら
れているため、前記上部水槽から散布される散布水が前
記空気専用通路内に侵入するのを未然に防止し、乾き空
気の高温化を能率良く行い、これら整流板の前記直管部
への組み付けを、前記直管部の軸線方向に対して直角な
方向、即ち、上下方向から行うことが可能である。
れた空気は、前記気液接触通路においては散布された散
布水と直接接触し、気化の潜熱によって流下する散布水
を流下中に冷却すると共に、この空気は湿り空気とな
る。更に前記空気専用通路を通過中の空気は、整流板の
壁面を介して散布水と間接的に接触し加熱されると共
に、前記各段の密閉式熱交換器内で流れる循環冷却水を
間接的に冷却し、自身昇温した乾き空気となり、冷却塔
の中心部の空間において、前記湿り空気と共に直交流式
冷却塔に設けた上方の排気口に向け上昇しながら混合
し、湿度の高い梅雨時や冬期において白煙を伴わずに外
部に排気される。更に、空気専用通路に前記一対の整流
板により、空気は案内され、この空気専用通路を横断す
る多段の直管部により、この空気は撹拌され、上下で混
合した状態となって、空気専用通路を水平に流れてい
く。更に、前記整流板が分割式のもので、上側の整流板
の下端が下側の整流板の上端の外側にかぶされるように
重ねあわせて前記密閉式熱交換器の直管部に組み付けら
れているため、前記上部水槽から散布される散布水が前
記空気専用通路内に侵入するのを未然に防止し、乾き空
気の高温化を能率良く行い、これら整流板の前記直管部
への組み付けを、前記直管部の軸線方向に対して直角な
方向、即ち、上下方向から行うことが可能である。
【０００７】
【実施例】実施例１ この実施例は、請求項１乃至請求項３記載に記載された
発明の代表的な実施例である。図１において、Ａは直交
流式冷却塔の上部水槽Ｂの下方に配置される熱交換体で
あり、この熱交換体Ａは、上下階層的に複数の垂直な整
流板１０付きの密閉式熱交換器１１が配置してなる。よ
り詳述すれば、上下階層的に複数の密閉式熱交換器１１
が、配置し、その内部に循環冷却水が流れているこれら
密閉式熱交換器１１の直管部にその軸線方向に間隔をお
いて複数枚ずつ前記整流板１０が配列してある。前記多
数の垂直な整流板１０のうち、１間隔おきの垂直な整流
板１０、１０間に空気のみが吸入側から放出側に亘って
通過する空気専用通路１２が形成してあり、残りの垂直
な整流板１０、１０間には気液接触通路１３が形成して
ある。前記整流板１０は複数枚のものに分割してなるも
のとしてあり、空気専用通路１２を基準として上側の整
流板の下端が下側の整流板の上端の外側にかぶされるよ
うに重ねあわせる（図３参照）。この整流板１０の材質
は特に限定しないが好適にはＰＶＣ若しくは金属板が望
ましい。前記空気専用通路１１の幅は、約３０ｍｍ〜８
０ｍｍの寸法としてあり、気液接触通路１２の幅はこの
空気専用通路１１より広幅としてあり、その寸法は任意
であるが、約２倍乃至３倍としてある。更に空気専用通
路１１の天井部は、相隣る整流板１０、１０間の上端に
冠着した散水除け笠板１４で塞いで形成していることを
特徴とする
発明の代表的な実施例である。図１において、Ａは直交
流式冷却塔の上部水槽Ｂの下方に配置される熱交換体で
あり、この熱交換体Ａは、上下階層的に複数の垂直な整
流板１０付きの密閉式熱交換器１１が配置してなる。よ
り詳述すれば、上下階層的に複数の密閉式熱交換器１１
が、配置し、その内部に循環冷却水が流れているこれら
密閉式熱交換器１１の直管部にその軸線方向に間隔をお
いて複数枚ずつ前記整流板１０が配列してある。前記多
数の垂直な整流板１０のうち、１間隔おきの垂直な整流
板１０、１０間に空気のみが吸入側から放出側に亘って
通過する空気専用通路１２が形成してあり、残りの垂直
な整流板１０、１０間には気液接触通路１３が形成して
ある。前記整流板１０は複数枚のものに分割してなるも
のとしてあり、空気専用通路１２を基準として上側の整
流板の下端が下側の整流板の上端の外側にかぶされるよ
うに重ねあわせる（図３参照）。この整流板１０の材質
は特に限定しないが好適にはＰＶＣ若しくは金属板が望
ましい。前記空気専用通路１１の幅は、約３０ｍｍ〜８
０ｍｍの寸法としてあり、気液接触通路１２の幅はこの
空気専用通路１１より広幅としてあり、その寸法は任意
であるが、約２倍乃至３倍としてある。更に空気専用通
路１１の天井部は、相隣る整流板１０、１０間の上端に
冠着した散水除け笠板１４で塞いで形成していることを
特徴とする
【０００８】実施例２ この実施例は、実施例１の変形例である。実施例１と異
なる構造は、散水除け笠板１４ａが開閉式としてあり、
空気専用通路１２と気液接触通路１３との比が可変式に
してあることである。前記笠板１４、１４ａを使用せ
ず、整流板１０上端同士を直接連結して空気専用通路１
２を形成しても請求項１に記載された発明の範囲に属す
る。前記各実施例の直交流式冷却塔用の熱交換体Ａの作
用は対応する請求項に記載された発明の作用と同一であ
り、重複を避けるためここでの説明を省略する。
なる構造は、散水除け笠板１４ａが開閉式としてあり、
空気専用通路１２と気液接触通路１３との比が可変式に
してあることである。前記笠板１４、１４ａを使用せ
ず、整流板１０上端同士を直接連結して空気専用通路１
２を形成しても請求項１に記載された発明の範囲に属す
る。前記各実施例の直交流式冷却塔用の熱交換体Ａの作
用は対応する請求項に記載された発明の作用と同一であ
り、重複を避けるためここでの説明を省略する。
【０００９】
【発明の効果】請求項１に記載された発明においては前
記空気専用通路を通過する空気は散布される散布水と整
流板の壁面を介して、間接的に接触し加熱されると共
に、密閉式熱交換器内を流れる循環冷却水である温水に
より間接的に加熱され、能率良く加温され乾き空気とな
り、前記気液接触通路において冷却塔の外気取入口から
取り込まれた空気は散布水と直接接触することで絶対湿
度が高くなった湿り空気となり、この乾き空気と湿り空
気とを、単一の熱交換体で平行して生成することがで
き、このような熱交換体を直交流式冷却塔に組み込むこ
とで、湿り空気とこれよりも温度の高い乾き空気とを共
に上昇させ、排気口の送風機でこれら２種の空気を混合
し、この混合空気を過飽和空気とせずに、白煙を伴わず
に外気へ排気できる。更に、空気専用通路に前記一対の
整流板により、空気は案内され、この空気専用通路を横
断する多段の前記直管部により、この空気は撹拌され、
上下で混合した状態となって、空気専用通路を水平に流
れていくことが出来る。前記整流板が分割式のもので、
上側の整流板の下端が下側の整流板の上端の外側にかぶ
されるように重ねあわせて前記密閉式熱交換器の直管部
に組み付けられているため、前記上部水槽から散布され
る散布水が前記空気専用通路内に侵入するのを未然に防
止出来、乾き空気の高温化を能率良く行えると共に、こ
れら整流板の前記直管部への組み付けを、前記直管部の
軸線方向に対して直角な方向、即ち、上下方向から行う
ことが出来、能率良くこの熱交換体を製造できる。
記空気専用通路を通過する空気は散布される散布水と整
流板の壁面を介して、間接的に接触し加熱されると共
に、密閉式熱交換器内を流れる循環冷却水である温水に
より間接的に加熱され、能率良く加温され乾き空気とな
り、前記気液接触通路において冷却塔の外気取入口から
取り込まれた空気は散布水と直接接触することで絶対湿
度が高くなった湿り空気となり、この乾き空気と湿り空
気とを、単一の熱交換体で平行して生成することがで
き、このような熱交換体を直交流式冷却塔に組み込むこ
とで、湿り空気とこれよりも温度の高い乾き空気とを共
に上昇させ、排気口の送風機でこれら２種の空気を混合
し、この混合空気を過飽和空気とせずに、白煙を伴わず
に外気へ排気できる。更に、空気専用通路に前記一対の
整流板により、空気は案内され、この空気専用通路を横
断する多段の前記直管部により、この空気は撹拌され、
上下で混合した状態となって、空気専用通路を水平に流
れていくことが出来る。前記整流板が分割式のもので、
上側の整流板の下端が下側の整流板の上端の外側にかぶ
されるように重ねあわせて前記密閉式熱交換器の直管部
に組み付けられているため、前記上部水槽から散布され
る散布水が前記空気専用通路内に侵入するのを未然に防
止出来、乾き空気の高温化を能率良く行えると共に、こ
れら整流板の前記直管部への組み付けを、前記直管部の
軸線方向に対して直角な方向、即ち、上下方向から行う
ことが出来、能率良くこの熱交換体を製造できる。
【００１０】請求項２に記載された発明は、前記効果に
加えて、空気専用通路の天井部は相隣る整流板上端に散
水除け笠板を冠着して形成してあるため、特別な形状の
整流板を必要とせず笠板のみの取付けで空気専用通路を
前記気液接触通路と併存させた状態で形成でき、構造も
簡単である。
加えて、空気専用通路の天井部は相隣る整流板上端に散
水除け笠板を冠着して形成してあるため、特別な形状の
整流板を必要とせず笠板のみの取付けで空気専用通路を
前記気液接触通路と併存させた状態で形成でき、構造も
簡単である。
【００１１】実施例３においては、空気専用通路を構成
するため、前記散水除け笠板１４ａは開閉式としてある
ためこれら散水除け笠板１４ａを単に開閉することによ
って、空気専用通路１２の数を増減変更でき、夏期など
空気専用通路１２の必要度の少ないときは全開状態とし
て直交流式冷却塔全体の熱交換効率を有効に利用でき
る。前記実施例においては、空気専用通路１１の幅を約
３０〜８０ｍｍとし、気液接触通路１２の幅をこの空気
専用通路１１より広幅としてあるため、従来の数ミリの
ピッチのフインを多数配列してあるフイン付き密閉式熱
交換器に比べて、空気抵抗が大幅に低減し、送風機を小
型化できる。
するため、前記散水除け笠板１４ａは開閉式としてある
ためこれら散水除け笠板１４ａを単に開閉することによ
って、空気専用通路１２の数を増減変更でき、夏期など
空気専用通路１２の必要度の少ないときは全開状態とし
て直交流式冷却塔全体の熱交換効率を有効に利用でき
る。前記実施例においては、空気専用通路１１の幅を約
３０〜８０ｍｍとし、気液接触通路１２の幅をこの空気
専用通路１１より広幅としてあるため、従来の数ミリの
ピッチのフインを多数配列してあるフイン付き密閉式熱
交換器に比べて、空気抵抗が大幅に低減し、送風機を小
型化できる。
【図１】実施例１の正面図である。
【図２】実施例２の要部を示す正面図である。
【図３】整流板の一例を示す側面図である。
Ａ 熱交換体 １０ 整流板 １１ 空気専用通路 １２ 気液接触通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F28F 25/00 - 25/12 F28C 1/14 F28C 1/16
Claims (2)
- 【請求項１】直交流式冷却塔の上部水槽の下方に、上下
階層的に複数の密閉式熱交換器が配置してあり、その内
部に循環冷却水が流れているこれら密閉式熱交換器の直
管部にその軸線方向に間隔をおいて、多数の垂直な整流
板が配列してあり、これら整流板のうち、任意間隔ごと
に少なくとも１間隔おきの垂直な整流板間に空気のみが
吸入側から放出側に亘って通過する空気専用通路が形成
してあり、残りの垂直な整流板間には気液接触通路が形
成してあり、前記整流板は、上下の密閉式熱交換器の直
管部間に設けた複数枚のものからなり、空気専用通路を
基準として上側の整流板の下端が下側の整流板の上端の
外側にかぶされるように重ねあわせるように配列されて
いることを特徴とする直交流式冷却塔用の熱交換体。 - 【請求項２】前記空気専用通路の天井部は、相隣る整流
板の上端に冠着した散水除け笠板で塞いで形成している
ことを特徴とする請求項１記載の直交流式冷却塔用の熱
交換体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08908093A JP3356481B2 (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | 直交流式冷却塔用の熱交換体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08908093A JP3356481B2 (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | 直交流式冷却塔用の熱交換体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06273079A JPH06273079A (ja) | 1994-09-30 |
| JP3356481B2 true JP3356481B2 (ja) | 2002-12-16 |
Family
ID=13960889
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08908093A Expired - Fee Related JP3356481B2 (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | 直交流式冷却塔用の熱交換体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3356481B2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-24 JP JP08908093A patent/JP3356481B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06273079A (ja) | 1994-09-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |