JP2872761B2 - 塗膜形成方法 - Google Patents

塗膜形成方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、塗膜形成方法に関し、特にウェット・オン
・ウェット方式により塗装し、同時に加熱硬化せしめる
塗膜形成方法に関する。
〔従来の技術〕
近年、自動車用塗料に対する強い要望として、高外観
品質、高耐久性などが挙げられる。
これらの要求を満足すべく、顔料を含むベースコート
上にクリヤーコートを塗装し、同時に硬化せしめる2コ
ート2ベーク方式が多用されている。
従来、クリヤーコート用の塗料としては、アクリルメ
ラミン系の熱硬化性の塗料が多く使われている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、アクリルメラミン系塗料は光沢を主と
した外観品質に対する要求に対し、充分なレベルには達
していない。また酸性雨に対する抵抗性が不足し、雨ジ
ミを発生し、耐久性についても不足している。
それに対し、特開平1−139654にあるように酸基を有
するアクリル樹脂と、エポキシ基を有する樹脂および4
級ホスホニウム塩から成る塗料は、低温硬化性に優れ、
外観品質及び耐久性を満足するものとなっていたが、塗
料保存中に反応が進行し、増粘してしまい貯蔵安定性に
問題を有していた。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題を解決するために、本発明者らは、ウェット
・オン・ウェット方式により塗装し、同時に加熱硬化せ
しめる塗膜形成方法に関し、従来技術では、外観品質、
耐久性、貯蔵安定性の点において充分なレベルに達して
いないことを鑑み鋭意研究した結果、エポキシ基を有す
るアクリル樹脂と酸基を有するアクリル樹脂を用いた熱
硬化性溶剤型塗料組成物が低温硬化性、外観品質に優
れ、また耐酸性が優秀で酸性雨による雨ジミの発生が低
減し、かつ下塗り塗料に硬化触媒を配合することによ
り、貯蔵安定性においても優れていることを見出し、本
発明に到った。
すなわち本発明は、予めエポキシ基と酸基との硬化触
媒を配合した下塗り塗料を塗布後、該塗装面にエポキシ
基を有するアクリル樹脂と酸基を有するアクリル樹脂よ
りなる溶剤型クリヤー塗料を塗布し、しかるのち加熱硬
化せしめる事を特徴とする塗膜形成方法に関する。
本発明に用いられるエポキシ基と酸基との硬化触媒と
しては、例えば、3級ホスフィン、ホスフィンオキサイ
ド、4級ホスホニウム塩、3級アミン化合物、イミダゾ
ール化合物、イミダゾリン化合物、ルイス酸等が例とし
て挙げられるが、加熱硬化時、下塗り塗料より上塗り塗
料へと移行し得る触媒を選択する事が好ましい。
かかる触媒としては、例えば、トリエチルアミン、ジ
メチルエタノールアミン等の3級アミンあるいは、トリ
エチルアミンもしくはジメチルアミンのパラトルエンス
ルフォン酸、ドデシルベンゼンスルホン酸等の有機酸
塩、トリエチルホスフィンあるいは三フッ化ホウ素等の
ルイス酸塩が挙げられる。
本発明に用いられる下塗り塗料としては、自動車用塗
装において使用可能なもの全てを用いることができる。
下塗り塗料は樹脂と着色剤である顔料を含み、有用な
樹脂組成物としては、例えば、アクリル−メラミン系、
ポリエステル(アルキッド)−メラミン系、水溶性アク
リル−メラミン系及びアクリルポリオールおよびポリエ
ステルポリオール−多価イソシアネート系、アクリルエ
マルジョン、アクリルラッカー等が挙げられる。
下塗り塗料に使用される金属顔料および着色顔料とし
ては、例えばアルミニウムフレーク、銅ブロンズフレー
ク、及びマイカが挙げられる。
着色顔料としては、例えば、無機顔料、特に二酸化チ
タン、酸化鉄、酸化クロム、クロム酸鉛及びカーボンブ
ラック、並びに有機顔料としては、フタロシアニンブル
ー及びフタロシアニングリーンが挙げられる。
また下塗り塗料は、更に界面活性剤、フローコントロ
ール剤、チクソトロピー剤、ミクロゲル、紫外線吸収
剤、触媒等の通常の添加剤を用いることができる。更に
セルロース系の樹脂を配合することもできる。
また通常用いられているアクリル−メラミン系のクリ
ヤー塗料を下塗り塗料として用いることも出来る。つま
りアクリル−メラミン系のクリヤー塗料にあらかじめ硬
化触媒を配合し、塗布後本発明の溶剤型クリヤー塗料を
塗布し、加熱硬化する場合である。この時必要に応じ顔
料を含む下塗り塗料、アクリル−メラミン系のクリヤー
塗料および本発明の溶剤型クリヤー塗料を同時に加熱硬
化してもよい。
本発明に用いる、エポキシ基を有するアクリル樹脂と
酸基を有するアクリル樹脂の例として、特開平1−1396
54が挙げられる。
本発明の溶剤型クリヤー塗料に用いることのできる溶
剤としては、例えば、ヘキサン、ヘプタンの如き脂肪族
炭化水素、トルエンまたはキシレンの如き芳香族炭化水
素、主として脂肪族炭化水素よりなるが、若干の芳香族
炭化水素を含有する種々の沸点範囲の石油留分、酢酸ブ
チル、エチレングリコールジアセテート、2−エトキシ
エチルアセテートの如きエステル、アセトンおよびメチ
ルイソブチルケトンの如きケトン類、およびブチルアル
コールの如きアルコールが挙げられる。
好ましくは、脂肪族炭化水素並びに芳香族炭化水素が
50重量%以上であることが好ましい。
更に、溶剤型クリヤー塗料に、必要により慣用の他の
成分、例えば有機モンモリロナイト、ミクロゲル、ポリ
アミド、ポリエチレンワックスのような粘度改質剤や、
シリコーン、アクリル系の有機高分子の表面調整剤、紫
外線吸収剤、メラミン樹脂、ブロックイソシアネート樹
脂等を配合してもよい。
更にまた溶剤型クリヤー塗料に少量の顔料を配合し、
完全な隠蔽性の発現しない程度に着色してもよい。
得られたクリヤーコート組成物は、適当な溶剤を希釈
シンナーとして用い、所定粘度に調整される。その際芳
香族及び脂肪族炭化水素系溶剤を50%以上使用すること
が好ましい。
本発明の溶剤型クリヤー塗料を塗布する方法として
は、代表的に次のような方法が例示できる。
あらかじめ硬化触媒を配合した下塗り塗料を基材に塗
布した後、フラッシュ時間をおき、溶剤型クリヤー塗料
を塗布する。フラッシュ時間は室温で1〜10分間放置す
るか、適当な80℃程度の加熱工程を加えてもよい。
被塗装物に下塗り塗料並びに溶剤型クリヤー塗料が塗
布された後、5分から20分間程度のセッティング時間を
とった後、被塗装物は約100〜180℃、好ましくは130〜1
60℃で約10〜60分間焼付けられる。一般的なクリヤーフ
ィルムの膜厚は2020〜60μである。
溶剤型クリヤー塗料を塗布する方法は、通常の方法、
例えば、ハケ塗り塗装、スプレー塗装、浸漬塗装又は、
塗れ塗装等を用いてもよいが、スプレー塗装が優れた塗
膜外観を付与するために好ましい。スプレー塗装法とし
ては、例えばエアー霧化方式、ベル霧化方式等が挙げら
れる。
本発明の方法によれば、従来の方法に比べ、エポキシ
基を有するアクリル樹脂と酸基を有するアクリル樹脂を
用いた熱硬化性溶剤型塗料組成物が、低温硬化性、外観
品質に優れ、また耐酸性が優秀で酸性雨による雨ジミの
発生も低減し、かつ下塗り塗料に硬化触媒を配合するこ
とにより、貯蔵安定性においても優れている等、顕著な
効果が得られる。
〔実施例〕
以下、本発明を、更に具体的に説明するため、実施例
及び比較例をあげて説明するが、本発明はこれらの実施
例に限定されるものではない。
また、説明中「部」及び「%」はことわりのない限り
重量によるものである。
下塗り塗料の調整 参考例1 1−1.メタリック下塗り塗料の調整 撹拌機、温度計、コンデンサーを備えた4ツ口フラス
コにキシロール100部を仕込み、100℃に加熱昇温した。
ここにスチレン10部、メチルメタクリレート10部、ブ
チルアクリレート30部、イソブチルアクリレート35部、
2−ヒドロキシメタクリレート12部、メタクリル酸3
部、N,N′−アゾビスブチロニトリル2部よりなる原料
を混合し、4時間に渡り滴下して、更にその後も同温度
で6時間保持して、固形分約50%のアクリル樹脂を得
た。
このアクリル樹脂180部、ユーバン20SE−60(ブチル
化メラミン樹脂、三井東圧化学社製、固形分60%)37.5
部、アルミペースト7160N(東洋アルミニウム社製)16.
8部を撹拌機にて撹拌混合した。
上記で得た下塗り塗料組成物を、下記混合溶剤にて希
釈し、Ford Cup#4にて13秒/25℃に粘度調整し、メタ
リック下塗り塗料(Μ−1)を得た。
酢酸エチル 15部 トルエン 40部 ソルベッソ#100(エッソ社製) 35部 セルローブアセテート 10部 上記メタリック下塗り塗料(Μ−1)100部にトリエ
チルアミンのドデシルベンゼンスルホン酸塩を3部添加
し、メタリック下塗り塗料(Μ−2)を得た。
1−2ソリッドカラー下塗り塗料の調整 ソリッドカラー下塗り塗料(S−1)を下記の様に配
合した。
(1−1)で合成した下塗り用アクリル樹脂(固形
分50%) 60.7部 酸化チタン CR−90(石原産業社製) 52部 上記配合にてペイントシェーカーにより1時間顔料を
分散した。
更にユーバン20SE−60を21.7部を加え、下記混合溶剤
にて希釈し、Ford Cup#4にて13秒/25℃に粘度調整
し、ソリッドカラー下塗り塗料を得た。
トルエン 60部 ソルベッソ#100(エッソ社製) 30部 n−ブタノール 10部 上記ソリッドカラー下塗り塗料100部にジメチルエタ
ノールアミンを2部添加し、ソリッドカラー下塗り塗料
(S−1)を得た。
1−3.アクリル−メラミン系クリヤー塗料の調整 撹拌機、温度計、コンデンサーを備えた4ツ口フラス
コに、ソルベッソ#100を80部、n−ブタノールを20部
仕込み、100℃に加熱昇温した。
ここにスチレン30部、n−ブチルメタクリレート40
部、i−ブチルメタクリレート12部、2−ヒドロキシエ
チルアクリレート15部、メタクリル酸3部、アゾビスブ
チロニトリル3部よりなる原料を混合し、4時間にわた
り滴下して、更にその後も同温度で6時間保持して固形
分約50%のアクリル樹脂を得た。
このアクリル樹脂140部、ユーバン20SE−60 50部を撹
拌機にて撹拌混合した。
上記で得たアクリル−メラミン系クリヤー塗料を下記
混合溶剤にて希釈し、Ford Cup#4にて30秒/25℃に粘
度調整し、アクリル−メラミン系クリヤー塗料を得た。
ソルベッソ#100(エッソ社製) 50部 ソルベッソ#150(エッソ社製) 50部 上記アクリル−メラミン系クリヤー塗料100部にトリ
エチルアミンを2部添加し、アクリル−メラミン系クリ
ヤー塗料(C−1)を得た。
酸基を有するアクリル樹脂の調整 参考例2 撹拌機、温度計、還流コンデンサー及び窒素導入管を
備えた4ツ口フラスコに窒素をパージした後、フラスコ
にソルベッソ#100(エッソ社製、芳香族炭化水素、沸
点150〜177℃)85部、n−ブタノール15部を仕込み100
℃に加熱昇温した。
ここにスチレン5部、メチルメタクリレート5部、n
−ブチルメタクリレート35部、i−ブチルメタクリレー
ト25部、2−エチルヘキシルアクリレート20部、アクリ
ル酸10部、N,N′−アゾビスブチロニトリル3部よりな
る原料を、5時間に渡り滴下して、さらにその後は100
℃で6時間保持して、固形分約50%の酸基を有するアク
リル樹脂を得た。
エポキシ基を有するアクリル樹脂の調整 参考例3 参考例2で用いたと同様の反応装置に窒素をパージし
た後、フラスコにソルベッソ#100(エッソ社製、芳香
族炭化水素、沸点150〜177℃)150部を仕込み、140℃に
加熱昇温した。
ここにスチレン25部、n−ブチルメタクリレート5
部、2−エチルヘキシルアクリレート23部、グリシジル
メタクリレート47部、N,N′−アゾビスブチロニトリル
4部よりなる原料を、5時間に渡り滴下して、さらにそ
の後は100℃で6時間保持して後、ソルベッソ#100 50
部を減圧下(〜30mmg)で加温して留去し、固形分約50
%のエポキシ基を有するアクリル樹脂を得た。
参考例4 参考例2の酸基を有するアクリル樹脂を72部、参考例
3のエポキシ基を有するアクリル樹脂30部を配合し、更
に樹脂固形分に対し0.2重量%のレジミックスRL−4
(レベリング剤 三井東圧化学社製)を加え、撹拌機に
て撹拌し、ソルベッソ#100 50部、ソルベッソ#150 50
部(エッソ社製)よりなる混合溶剤にて希釈し、Ford C
up#4にて30秒/25℃に粘度調整し溶剤型クリヤー塗料
(A−1)を得た。
上記溶剤型クリヤー塗料(A−1)100部に、トリエ
チルアミン3部を添加し、溶剤型クリヤー塗料(A−
2)を得た。
実施例1 参考例1の(1−1)で調整したメタリック下塗り塗
料(Μ−2)を、自動車車体用銅板にカチオン電着塗料
を塗布、焼付した被塗物にエアースプレーにて塗装後3
分間のセッティング後、上記溶剤型クリヤー塗料(A−
1)をエアースプレーにてウェット・オン・ウェット塗
装し、10分間セッティング後、140℃で20分間加熱しテ
スト板を得た。
クリヤーフィルム膜厚並びに塗膜性能は表−1に示
す。
実施例2 実施例1のメタリック下塗り塗料(Μ−2)を参考例
1の(1−2)で調整したソリッドカラー下塗り塗料
(S−1)に変えた以外は、実施例1と同様の方法でテ
スト板を得た。
クリヤーフィルム膜厚並びに塗膜性能は表−1に示
す。
実施例3 参考例1の(1−1)で調整したメタリック下塗り塗
料(Μ−1)を、自動車車体用銅板にカチオン電着塗料
を塗布、焼付した被塗物にエアースプレーにて、塗装後
3分間のセッティング後、参考例1の(1−3)で調整
したアクリル−メラミン系クリヤー塗料(C−1)をエ
アースプレーにてウェット・オン・ウェット塗装し、1
分間のセッティング後、溶剤型クリヤー塗料(A−1)
をエアースプレーにて塗装した。10分間セッティング
後、140℃で20分間加熱しテスト板を得た。
クリヤーフィルム膜厚並びに塗膜性能は表−1に示
す。
実施例4 実施例1の140℃で20分間加熱を120℃で8分間加熱に
変えた以外は実施例1と同様の方法でテスト板を得た。
クリヤーフィルム膜厚並びに塗膜性能は表−1に示
す。
比較例1 実施例1のメタリック下塗り塗料(Μ−2)をメタリ
ック下塗り塗料(Μ−1)に変えた以外は、実施例1と
同様の方法でテスト板を得た。
クリヤーフィルム膜厚並びに塗膜性能は表−1に示
す。
比較例2 実施例1のメタリック下塗り塗料(Μ−2)をメタリ
ック下塗り塗料(Μ−1)に変え、溶剤型クリヤー塗料
(A−1)を、溶剤型クリヤー塗料(A−2)に変えた
以外は、実施例1と同様の方法でテスト板を得た。
クリヤーフィルム膜厚並びに塗膜性能は表−1に示
す。
比較例3 比較例1の140℃で20分加熱を120℃で8分間加熱に変
えた以外は、比較例1と同様の方法でテスト板を得た。
クリヤーフィルム膜厚並びに塗膜性能は表−1に示
す。
なお、性能評価は次のようにして行った。
目視外観 塗膜外観の秀れているものを◎とした。
耐酸性 40vol %H2SO4を塗膜に滴下し、50℃で5時間放置後
ふきとり観察した。痕跡のないものを◎で評価した。
耐溶剤性 キシロールを含浸させたガーゼで塗膜表面を往復50回
擦った後、観察した。
痕跡の全くないものを◎、少し痕跡のあるものを○、
痕跡がついているものを×で評価した。
耐水性 50℃の温水に48時間塗膜を浸漬した後、塗膜を観察し
た。
異常のないものを◎、わずかに白化しているものを
○、白化、ブリスターの著しいものを×で評価した。
耐候性 サンシャインウェザーメーターで3000時間テストした
後、グロスの保持率を表示した。
貯蔵安定性 溶剤型クリヤー塗料を40℃にて7日間保存し、粘度変
化を観察した。
少し増粘しているものを○、著しく増粘しているもの
を×とした。
〔発明の効果〕 本発明の方法によれば、表−1により明らかな様に、
自動車用塗料として優秀な性能を示し、特に低温硬化性
に優れ、かつ貯蔵安定性も良好であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09D 163/00 C09D 163/00 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B05D 1/02 - 1/38 B05D 7/24 302 B05D 7/14 C09D 133/14 C09D 163/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予めエポキシ基と酸基との硬化触媒を配合
    した下塗り塗料を塗布後、該塗装面にエポキシ基を有す
    るアクリル樹脂と酸基を有するアクリル樹脂よりなる溶
    剤型クリヤー塗料を塗布し、しかるのち加熱硬化せしめ
    る事を特徴とする塗膜形成方法。
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JP3629580B2 (ja) * 1994-06-16 2005-03-16 大日本印刷株式会社 抗菌性能を有する塗装板
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