JP2872514B2 - ノイズ低減再生増幅器 - Google Patents
ノイズ低減再生増幅器Info
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/181—Low-frequency amplifiers, e.g. audio preamplifiers
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F1/00—Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
- H03F1/26—Modifications of amplifiers to reduce influence of noise generated by amplifying elements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
- Amplifiers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はノイズ低減再生増幅器に
関し、特に可聴帯域外ノイズを低減させるノイズ低減再
生増幅器に関する。 【０００２】 【従来の技術】カセットデッキ等の音声再生装置におい
ては、磁気ヘッド等で再生された再生信号の周波数特性
を調整するために再生イコライザ（ＥＱ）増幅器が採用
されている。従来のカセットデッキにおける再生増幅器
の出力には、ドルビー回路の誤動作を防止する目的でバ
イアス発振ノイズ等の可聴帯域外ノイズをバイアストラ
ップコイルを挿入することにより低減させている。 【０００３】図２には、従来のカセットデッキの再生増
幅器の回路図が示されている。磁気テープから磁気ヘッ
ド１を介して再生された再生信号は、コンデンサＣ１と
抵抗Ｒ１の並列回路から成る回路で、磁気ヘッドの特性
上、高域成分が低下した再生信号の高域成分を強調す
る。反転入力と接地間に抵抗Ｒ４とコンデンサＣ３の直
列回路が接続されているアンプ２と帰還抵抗Ｒ２，Ｒ
３，コンデンサＣ２から成る増幅器２で周波数特性が調
整される。アンプ２の出力には、カップリング用コンデ
ンサＣ４と抵抗Ｒ５を介して、コンデンサＣ７と可変イ
ンダクタンスＬの並列回路が直列に接続されている。こ
の並列回路とコンデンサＣ６によりバイアスノイズを除
去するフィルタ作用をなす。コンデンサＣ７と可変イン
ダクタンスＬの並列回路の出力には、コンデンサＣ６と
抵抗Ｒ８の並列回路が並列に接続され、フィルタリング
処理した出力が得られる。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
ノイズ低減再生増幅器では、可聴帯域外ノイズを低減さ
せるために可変インダクタンス（コイル）を用いてい
る。しかしながら、コイル部品は、周波数帯域特有なも
のとして生産されており、また可変インダクタンスのコ
ストは比較的高いという問題がある。更に、可変インダ
クタンスはアンプ２の出力側に直列に挿入されているた
め、信号波形に影響を及ぼし音質の劣化が生ずる。 【０００５】そこで、本発明の目的は、可聴帯域外ノイ
ズの効率的な低減を可能とするとともに、Ｓ／Ｎと音質
を改善するノイズ低減再生増幅器を提供することにあ
る。 【０００６】 【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明によるノイズ低減再生増幅器は、再生信号に
対して所定の周波数特性の周波数信号処理を施して出力
するイコライザ回路と、該イコライザ回路に並列に接続
された増幅回路と、該増幅回路の出力に接続されたコン
デンサとを備え、前記イコライザ回路出力信号と前記コ
ンデンサを介して出力される前記増幅回路の出力信号と
を混合して可聴帯域外ノイズを低減するように構成され
ている。 【０００７】 【作用】本発明では、再生信号に対して所定の周波数特
性の周波数信号処理を施して出力するイコライザ回路に
並列に所定特性の増幅回路を接続し、これらイコライザ
回路と増幅回路の出力信号を混合することにより、可聴
帯域外ノイズの効率的な低減を可能とする。 【０００８】 【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図１は、本発明によるノイズ低減再生
増幅器の一実施例を示す回路図である。同図中、図２と
同一符号が付されている回路構成部は同一機能をもつ構
成部を示す。本実施例では、前述アンプ２から成る本来
のイコライザ２の他に、反転入力端子に抵抗Ｒ６が接続
され、帰還抵抗（可変抵抗）ＶＲ１を有するアンプ３が
挿入され、アンプ３の出力が、抵抗Ｒ７とコンデンサＣ
５を介して出力端子に接続されている。ここで、可変抵
抗ＶＲ１は、混合するノイズのレベルを可変し、コンデ
ンサＣ５は、混合したい周波数帯域を決定するもので、
その容量を選択設定することにより打ち消したい周波数
を調整できる。 【０００９】図１において、アンプ２は可聴帯域内のオ
ーディオ信号を再生するが、再生周波数が高くなるにつ
れて位相がずれるという特性をもつ。これに対し、アン
プ３は、高い周波数において位相ずれが発生しないアン
プ（バッファアンプ）であり、両アンプ２と３からの出
力信号を混合することによって高い周波数のノイズを打
ち消すことができ、Ｓ／Ｎを改善することができる。オ
ーディオ信号を再生するアンプが位相ずれを発生しない
アンプの場合には、位相を反転させるアンプを追加し、
両信号を混合することによっても同一効果を得ることが
できる。また、位相の可変が可能なアンプを追加するこ
とによって、特定の周波数帯域を選択でき、更に大きな
効果を得ることもできる。 【００１０】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によるノイ
ズ低減再生増幅器によれば、可聴帯域外ノイズが充分に
抑圧され、Ｓ／Ｎ及び音質が改善されるとともに、コス
ト的な利点も得られる。
関し、特に可聴帯域外ノイズを低減させるノイズ低減再
生増幅器に関する。 【０００２】 【従来の技術】カセットデッキ等の音声再生装置におい
ては、磁気ヘッド等で再生された再生信号の周波数特性
を調整するために再生イコライザ（ＥＱ）増幅器が採用
されている。従来のカセットデッキにおける再生増幅器
の出力には、ドルビー回路の誤動作を防止する目的でバ
イアス発振ノイズ等の可聴帯域外ノイズをバイアストラ
ップコイルを挿入することにより低減させている。 【０００３】図２には、従来のカセットデッキの再生増
幅器の回路図が示されている。磁気テープから磁気ヘッ
ド１を介して再生された再生信号は、コンデンサＣ１と
抵抗Ｒ１の並列回路から成る回路で、磁気ヘッドの特性
上、高域成分が低下した再生信号の高域成分を強調す
る。反転入力と接地間に抵抗Ｒ４とコンデンサＣ３の直
列回路が接続されているアンプ２と帰還抵抗Ｒ２，Ｒ
３，コンデンサＣ２から成る増幅器２で周波数特性が調
整される。アンプ２の出力には、カップリング用コンデ
ンサＣ４と抵抗Ｒ５を介して、コンデンサＣ７と可変イ
ンダクタンスＬの並列回路が直列に接続されている。こ
の並列回路とコンデンサＣ６によりバイアスノイズを除
去するフィルタ作用をなす。コンデンサＣ７と可変イン
ダクタンスＬの並列回路の出力には、コンデンサＣ６と
抵抗Ｒ８の並列回路が並列に接続され、フィルタリング
処理した出力が得られる。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
ノイズ低減再生増幅器では、可聴帯域外ノイズを低減さ
せるために可変インダクタンス（コイル）を用いてい
る。しかしながら、コイル部品は、周波数帯域特有なも
のとして生産されており、また可変インダクタンスのコ
ストは比較的高いという問題がある。更に、可変インダ
クタンスはアンプ２の出力側に直列に挿入されているた
め、信号波形に影響を及ぼし音質の劣化が生ずる。 【０００５】そこで、本発明の目的は、可聴帯域外ノイ
ズの効率的な低減を可能とするとともに、Ｓ／Ｎと音質
を改善するノイズ低減再生増幅器を提供することにあ
る。 【０００６】 【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明によるノイズ低減再生増幅器は、再生信号に
対して所定の周波数特性の周波数信号処理を施して出力
するイコライザ回路と、該イコライザ回路に並列に接続
された増幅回路と、該増幅回路の出力に接続されたコン
デンサとを備え、前記イコライザ回路出力信号と前記コ
ンデンサを介して出力される前記増幅回路の出力信号と
を混合して可聴帯域外ノイズを低減するように構成され
ている。 【０００７】 【作用】本発明では、再生信号に対して所定の周波数特
性の周波数信号処理を施して出力するイコライザ回路に
並列に所定特性の増幅回路を接続し、これらイコライザ
回路と増幅回路の出力信号を混合することにより、可聴
帯域外ノイズの効率的な低減を可能とする。 【０００８】 【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図１は、本発明によるノイズ低減再生
増幅器の一実施例を示す回路図である。同図中、図２と
同一符号が付されている回路構成部は同一機能をもつ構
成部を示す。本実施例では、前述アンプ２から成る本来
のイコライザ２の他に、反転入力端子に抵抗Ｒ６が接続
され、帰還抵抗（可変抵抗）ＶＲ１を有するアンプ３が
挿入され、アンプ３の出力が、抵抗Ｒ７とコンデンサＣ
５を介して出力端子に接続されている。ここで、可変抵
抗ＶＲ１は、混合するノイズのレベルを可変し、コンデ
ンサＣ５は、混合したい周波数帯域を決定するもので、
その容量を選択設定することにより打ち消したい周波数
を調整できる。 【０００９】図１において、アンプ２は可聴帯域内のオ
ーディオ信号を再生するが、再生周波数が高くなるにつ
れて位相がずれるという特性をもつ。これに対し、アン
プ３は、高い周波数において位相ずれが発生しないアン
プ（バッファアンプ）であり、両アンプ２と３からの出
力信号を混合することによって高い周波数のノイズを打
ち消すことができ、Ｓ／Ｎを改善することができる。オ
ーディオ信号を再生するアンプが位相ずれを発生しない
アンプの場合には、位相を反転させるアンプを追加し、
両信号を混合することによっても同一効果を得ることが
できる。また、位相の可変が可能なアンプを追加するこ
とによって、特定の周波数帯域を選択でき、更に大きな
効果を得ることもできる。 【００１０】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によるノイ
ズ低減再生増幅器によれば、可聴帯域外ノイズが充分に
抑圧され、Ｓ／Ｎ及び音質が改善されるとともに、コス
ト的な利点も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明によるノイズ低減再生増幅器の一実施例
を示す回路図である。 【図２】従来のノイズ低減再生増幅器の一例を示す回路
図である。 【符号の説明】 １ 磁気ヘッド ２，３ アンプ
を示す回路図である。 【図２】従来のノイズ低減再生増幅器の一例を示す回路
図である。 【符号の説明】 １ 磁気ヘッド ２，３ アンプ
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 再生信号に対して所定の周波数特性の周波数信号処理を
施して出力するイコライザ回路と、該イコライザ回路に
並列に接続された増幅回路と、該増幅回路出力に接続さ
れたコンデンサとを備え、前記イコライザ回路の出力信
号と前記コンデンサを介して出力される前記増幅回路の
出力信号とを混合して可聴帯域外ノイズを低減すること
を特徴とするノイズ低減再生増幅器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4361023A JP2872514B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | ノイズ低減再生増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4361023A JP2872514B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | ノイズ低減再生増幅器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06204755A JPH06204755A (ja) | 1994-07-22 |
| JP2872514B2 true JP2872514B2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=18471871
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4361023A Expired - Fee Related JP2872514B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | ノイズ低減再生増幅器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2872514B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4799577B2 (ja) | 2008-03-13 | 2011-10-26 | 株式会社オーディオテクニカ | コンデンサーマイクロホン |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP4361023A patent/JP2872514B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06204755A (ja) | 1994-07-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |