JPH05325406A - 情報信号の記録再生装置 - Google Patents

情報信号の記録再生装置

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JPH05325406A
JPH05325406A JP4126306A JP12630692A JPH05325406A JP H05325406 A JPH05325406 A JP H05325406A JP 4126306 A JP4126306 A JP 4126306A JP 12630692 A JP12630692 A JP 12630692A JP H05325406 A JPH05325406 A JP H05325406A
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JP
Japan
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information signal
emphasis
circuit
emphasis circuit
recording
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Application number
JP4126306A
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English (en)
Inventor
Katsumi Takeda
克美 竹田
Manabu Katsuki
学 勝木
Takashi Furuhata
隆 降旗
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一規格の他の記録再生装置との再生画質の
互換性を保ちながら、S/Nの改善を図る。 【構成】 入力映像信号は、切換回路3により、直接既
存規格に基づくCRプリエンファシス回路6で処理され
るか、伝達関数が(1+Ksin2(ωT))・exp
(−2ST)でかつ最大利得が2dB程度の直線状の位
相特性を持つプリエンファシス回路2で処理された後、
CRプリエンファシス回路6で処理されるかが選択さ
れ、FM変調回路7で変調されて磁気テープ10に記録
される。また、磁気テープ10の再生信号はFM復調回
路13で映像信号に復調され、CRプリエンファシス回
路6とほぼ逆特性のCRディエンファシス回路14で処
理された後、直接、もしくはプリエンファシス回路2と
ほぼ逆の伝達関数,位相特性を持つディエンファシス回
路15で処理されて出力端子18から出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号などの情報信
号のS/Nを改善するようにした情報信号の記録再生装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】映像信号などの情報信号の記録再生に際
してのS/Nの改善方法としては、従来、例えば特開昭
53−131814号公報や特開昭53−131815
号公報,特公昭61−8632号公報などに記載される
ように、記録側でのプリエンファシス回路と再生側のデ
ィエンファシス回路との時定数を完全に一致させ、これ
らによる総合周波数特性を平坦にするようにして、高域
強調記録を行なうようにするものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のS/N改善方法では、次のような問題点があ
った。即ち、 1. 一般に、S/Nを改善するために、プリエンファシ
ス回路によって高域成分を強調しようとすると、FM変
調記録方式を採用する場合、記録信号としてのFM変調
信号の占有帯域が広がり、より広い伝送帯域を必要と
し、しかも、再生時には、いわゆる反転現象が生じて再
生画質が著しく劣化する。
【0004】2. また、VTR(Video Tape
Recorder)など多くの記録再生装置では、エ
ンファシス回路のパラメ−タ(時定数など)は統一規格
によって決められており、S/Nの改善のためといって
も、故意にエンファシス量を大きくすることはできず、
また、それを仮に大きくしても、他の同一規格の記録再
生装置と互換再生を保つことはできない。このため、実
質的なS/Nはテ−プ・ヘッド系で決まり、再生画質の
S/Nも必ずしも満足の行くものではなかった。
【0005】本発明の目的は、かかる問題を解消し、同
一規格の他の記録再生装置との視覚上の互換再生を保つ
ことができる範囲内において、さらにS/Nの改善を図
ることができるようにした記録再生装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、記録側では、規格に基づくプリエンファ
シス回路に加え、伝達関数が{1+Ksin2(ω
T)}・exp(−2ST)で近似表現され、かつ最大
利得がNdBの新たなプリエンファシス回路と、該新た
なプリエンファシス回路で処理された情報信号と該新た
なプリエンファシス回路では処理されない情報信号との
いずれかを選択する第1の切換回路とを設け、また、再
生側では、規格に基づくディエンファシス回路に加え、
伝達関数が{1−Ksin2(ωT)}・{1−K2si
4(2ωT)}・exp(−6ST)で近似表現され
る新たなディエンファシス回路と、該新たなディエンフ
ァシス回路で処理された再生情報信号と該新たなディエ
ンファシス回路では処理されない再生情報信号とのいず
れかを選択する第2の切換回路とを設ける。
【0007】
【作用】伝達関数が{1+Ksin2(ωT)}・ex
p(−2ST)で近似表現され、かつ、最大利得がNd
Bの新たなプリエンファシス回路で処理された情報信号
には、その立上り及び立下りで各々両方向に伸びるプリ
シュ−トとポストシュ−トが生じるが、この新たなプリ
エンファシス回路は直線状の位相特性を有しているか
ら、これで処理された情報信号にいわゆる位相歪みは発
生しない。このプリシュ−トとポストシュ−トとをもつ
情報信号は、規格に基づくプリエンファシス回路によっ
て高域強調されて記録される。また、再生時には、再生
情報信号は、規格に基づくディエンファシス回路で高域
抑圧され、さらに、伝達関数が{1−Ksin2(ω
T)}・{1−K2sin4(2ωT)}・exp(−6
ST)で近似表現される新たなディエンファシス回路で
上記のプリシュ−トとポストシュ−トが抑圧されるが、
この新たなディエンファシス回路も直線状の位相特性を
有しているから、得られる情報信号には、いわゆる位相
歪みは発生しない。
【0008】従って、新たなプリエンファシス回路と新
たなディエンファシス回路とで処理されても、再生情報
信号には波形歪みが何ら生じないし、さらに、S/Nに
ついては、この新たなディエンファシス回路による高域
成分の抑圧量だけ改善されることになる。
【0009】また、本発明と同じ規格の記録再生装置で
あっても、この新たなエンファシス回路を持たない他の
記録再生装置で記録再生することも考えられる。即ち、
新たなプリエンファシス回路を経由せずに記録して本発
明の記録再生装置で再生する場合と、逆に、本発明によ
る記録再生装置で新たなプリエンファシス回路を経由し
て記録し本発明に係わる新たなディエンファシス回路を
持たないこれと同一規格の他の記録再生装置で再生する
場合の2通りである。
【0010】まず、前者の場合、本発明において、再生
系の切換回路を切り換え、再生信号を新たなディエンフ
ァシス回路を経由せずに処理して出力し、周波数特性が
平坦な再生映像信号を得ることができる。
【0011】また、後者の場合には、上記他の記録再生
装置においては、上記の切換回路がないため、FM復調
信号を従来と同様の処理をしてそのまま出力すればよ
く、この信号中に存在する互換再生を保つ範囲内でのエ
ンファシス特性により、再生画面の解像度を向上させる
ことができる。言うまでもなく、本発明による記録再生
装置において、切換回路を新たなディエンファシス回路
側に切り換えて再生映像信号を処理出力すれば、この新
たなディエンファシス回路による高域成分の抑圧量分だ
けS/Nが改善されることになる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明による情報信号の記録再生装置の一実
施例を示すブロック図であって、1は入力端子、2はプ
リエンファシス回路、3は切換回路、4は入力端子、5
はクランプ回路、6はCRプリエンファシス回路、7は
FM変調回路、8は記録アンプ、9は記録ヘッド、10
は磁気テープ、11は再生ヘッド、12は再生アンプ、
13はFM復調回路、14はCRディエンファシス回
路、15はディエンファシス回路、16は切換回路、1
7は入力端子、18は出力端子である。
【0013】同図において、入力端子1から入力される
情報信号としての映像信号は、プリエンファシス回路2
と切換回路3のa端子とに供給され、プリエンファシス
回路2で処理された映像信号は切換回路3のb端子に供
給される。切換回路3は入力端子4からの切換え制御信
号によって制御され、a,b端子のいずれか一方を選択
する。切換回路3で選択された映像信号は、クランプ回
路5とCRプリエンファシス回路6で処理された後、F
M変調回路7でFM変調されてFM変調信号となり、記
録アンプ8で増幅されて記録ヘッド9に供給され、磁気
テープ10に記録される。
【0014】また、再生ヘッド11によって磁気テープ
10から再生された信号は、再生アンプ12で増幅され
た後、FM復調回路13に供給されて映像信号に復調さ
れ、CRディエンファシス回路14で処理されて切換回
路16のa端子とディエンファシス回路15とに供給さ
れる。このディエンファシス回路15で処理された映像
信号は切換回路16のb端子に供給される。切換回路1
6は入力端子17からの切換え制御信号によって制御さ
れ、a,b端子のいずれか一方を選択する。切換回路1
6で選択された映像信号は出力端子18から出力され
る。
【0015】ここで、プリエンファシス回路2は後述す
る伝達関数と最大利得が2dB程度の直線上の位相特性
を有しており、ディエンファシス回路15は、後述する
ように、プリエンファシス回路2の伝達特性と概ね逆の
伝達関数で最大利得が−2dB程度の直線状の位相特性
を有している。これにより、プリエンファシス回路2と
ディエンファシス回路15とによる総合周波数特性は平
坦となる。また、CRプリエンファシス回路6は記録再
生装置の規格に基づいたプリエンファシス方式がとられ
ており、CRディエンファシス回路14は記録再生装置
の規格に基づいたディエンファシス方式がとられ、これ
らCRエンファシス回路6とCRディエンファシス回路
14とによる総合周波数特性も平坦となる。
【0016】図2は図1におけるプリエンファシス回路
2の一具体例を示すブロック図であって、2aはフィル
タ回路、2bは遅延回路、2cは加算回路である。
【0017】図2において、このプリエンファシス回路
2は伝達関数を持つフィルタ回路2aと加算回路2cと
遅延時間2Tの遅延回路2bとからなり、フィルタ回路
2aの伝達関数は、 Ksin2(ωT)・exp(−2ST) に、また、遅延回路2bの遅延時間は、 2T に夫々設定されて、プリエンファシス回路2全体として
は、伝達関数が、 (1+Ksin2(ωT))・exp(−2ST) で近似表現され、かつ最大利得が2dB程度の直線状の
位相特性を有するものとしている。
【0018】フィルタ回路2aとしては、例えば特公昭
60−53483号公報に詳述されているものを使用で
き、これは、図3に示すように、インダクタンスとコン
デンサとをラダ−状に構成したものであり、上記伝達関
数を持つためのインダクタンスL2n,L2n-1、コンデン
サC2n,C2n-1も同じく図3に示している。
【0019】図4は図1におけるディエンファシス回路
15の一具体例を示すブロック図であって、15aはフ
ィルタ回路、15bは反転アンプ、15cは遅延回路、
15dは加算回路、15eはフィルタ回路、15fは反
転アンプ、15gは遅延回路、15hは加算回路であ
る。
【0020】このディエンファシス回路15は、前述し
たように、図1におけるプリエンファシス回路2と概ね
逆の特性を持っており、図4に示すように、フィルタ回
路15a、反転アンプ15b、遅延回路15c及び加算
回路15dからなる第1の回路と、フィルタ回路15
e、反転アンプ15f、遅延回路15g及び加算回路1
5hからなる第2の回路とで構成されている。ここで、
フィルタ回路15aの伝達特性は、 Ksin2(ωT)・exp(−2ST) であって、遅延回路15cの遅延時間は、 2T であり、第1の回路の全体の伝達関数は、 (1−Ksin2(ωT))・exp(−2ST) である。また、フィルタ回路15eの伝達関数は、 K2sin4(2ωT)・exp(−4ST) であって、遅延回路15gの遅延時間は、 4T であり、第2の回路の全体の伝達関数は、 (1−K2sin4(2ωT))・exp(−4ST) である。従って、ディエンファシス回路15の総合特性
は、 {1−Ksin2(ωT)}・{1−K2sin4(2ω
T)}・exp(−6ST) であって、かつ最小利得が−2dB程度の直線状の位相
特性を持つ。
【0021】図1におけるCRプリエンファシス回路6
は、上記のように、記録再生装置の規格に基づいたプリ
エンファシス方式をなすものである。例えば、記録再生
装置がVHS方式である場合、図5に示したようなコン
デンサC1と抵抗R1、R2による簡単な回路が多く用い
られており、そのエンファシスのパラメ−タはX=4、
T=1.3μsecなどと決められている。また、後で
述べるように、図1でのVHS方式のCRディエンファ
シス回路14は、図6に示すような回路が多く使われて
おり、周知のごとく、CRプリエンファシス回路6とC
Rディエンファシス回路14とを合わせて使用すること
により、復調された映像信号のS/Nが改善され、しか
もその周波数特性は平坦に保たれる。
【0022】図1における切換回路3、16の切換えの
組合せは、実質的に、次の3通りがある。即ち、 1. 切換回路3、16が共にa端子側に閉じる場合:こ
れは、磁気テープ10が、この実施例と同じ規格である
が、図1に示すプリエンファシス回路2を有していない
他の記録再生装置により、記録がなされたものであっ
て、これを再生する場合である。この磁気テープ10で
は、CRプリエンファシス回路6と同じ特性のCRプリ
エンファシス回路によって処理された映像信号が記録さ
れており、磁気テープ10から再生された映像信号はC
Rディエンファシス回路14で処理されるから、S/N
が改善され、しかも、周波数特性は平坦なものとなる。
【0023】2. 切換回路3がb端子側に閉じ、切換回
路16はa端子側に閉じる場合:これは、この実施例で
プリエンファシス回路2によって処理された映像信号が
記録された磁気テープ10を、この実施例と同じ規格で
ディエンファシス回路15を持たない他の記録再生装置
で再生する場合、あるいは同じ磁気テープ10をこの実
施例で、切換回路16をa端子側に閉じた状態で、再生
する場合のいずれかに相当する。この場合には、規格に
基づいたCRプリエンファシス回路6とCRディエンフ
ァシス回路14とによって決まるS/Nが改善される。
【0024】なお、この場合、プリエンファシス回路2
の処理によるエンファシス量がFM復調信号中に残留す
るが、この残留エンファシス量は2dB程度であり、充
分に互換再生を保つ範囲内のものであるし、しかも、プ
リエンファシス回路2は直線状の位相特性を持つため、
高域強調されたままの再生映像信号の立上り及び立下り
部分に各々プリシュ−トとポストシュ−トが残ってお
り、これにより、再生画面の解像度が向上することにな
る。
【0025】3. 切換回路3、16が共にb端子側に閉
じている場合:これは、この実施例でプリエンファシス
回路2によって処理された映像信号が記録された磁気テ
ープ10をこの実施例で再生し、再生映像信号をディエ
ンファシス回路15で処理して出力する場合に相当す
る。この場合には、規格に基づいたCRプリエンファシ
ス回路6とCRディエンファシス回路14とによって決
まるS/Nの改善に加え、プリエンファシス回路2とデ
ィエンファシス回路15とによってS/Nがさらに2d
B程度改善される。しかも、記録時にプリエンファシス
回路2とCRプリエンファシス回路6とによって高域特
性を強調された映像信号は、各々ディエンファシス回路
15とCRディエンファシス回路14によって高域特性
が抑圧され、これを受けて出力端子15には、周波数特
性が平坦な映像信号が得られる。
【0026】なお、図1では、CRプリエンファシス回
路6をクランプ回路5の後段に設けるようにしたが、こ
れをクランプ回路5の前段に、あるいは入力端子1の直
後に設けるようにしてもよい。同様に、CRディエンフ
ァシス回路14を切換回路16の後段に配置するように
してもよい。
【0027】また、本発明は磁気記録再生装置に限られ
るものではなく、ビデオディスクなどの他の記録再生装
置であってもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、以上説明したように、
構成されているため、以下の場合に記載するような効果
がある。即ち、 1. 本発明で新たなプリエンファシス回路を経由して記
録し、本発明によるディエンファシス回路を経由しない
で再生する場合、規格に基づいたCRプリエンファシス
回路と同じく規格に基づいたCRディエンファシス回路
によって定まるS/Nの改善が行なわれ、しかも、FM
復調信号中に存在するエンファシス特性により、互換再
生を保つ範囲内で、再生画面の解像度を向上させること
ができる。
【0029】2. 本発明の新たなプリエンファシス回路
を経由して記録し、本発明による新たなディエンファシ
ス回路を経由して再生する場合、規格に基づいたCRプ
リエンファシス回路と同じく規格に基づいたCRディエ
ンファシス回路によって決まるS/Nの改善分に加え
て、本発明による新たなプリエンファシス回路と新たな
ディエンファシス回路により、S/Nがさらに2dB程
度改善される。しかも、記録時にこれらのプリエンファ
シス回路によって高域特性を強調された映像信号は、再
生時にこれらのディエンファシス回路によって高域特性
が完全に抑圧され、周波数特性が平坦な映像信号を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による情報信号の記録再生装置の一実施
例を示すブロック図である。
【図2】図1におけるプリエンファシス回路2の一具体
例を示すブロックである。
【図3】図2におけるフィルタ回路2aの一具体例を示
す回路図である。
【図4】図1におけるディエンファシス回路15の一具
体例を示すブロック図である。
【図5】図1におけるCRプリエンファシス回路6の一
具体例を示す回路図である。
【図6】図1におけるCRディエンファシス回路14の
一具体例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 プリエンファシス回路 3 切換回路 6 CRプリエンファシス回路 7 FM変調回路 9 記録ヘッド 10 磁気テープ 11 再生ヘッド 13 FM復調回路 14 CRディエンファシス回路 15 ディエンファシス回路 16 切換回路 18 出力端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力情報信号が供給され、伝達関数が {1+Ksin2(ωT)}・exp(−2ST) 但し、ω:情報信号の角周波数 S:複素角周波数(S=jω) T:遅延時間 K,N:0以上の実数 で近似表現され、かつ最大利得がNdBの第1のプリエ
    ンファシス手段と、 該第1のプリエンファシス手段で処理された情報信号、
    該第1のプリエンファシス手段で処理されない該情報信
    号のいずれかを選択する切換手段と、 該切換え手段からの情報信号の高域特性を強調する第2
    のプリエンファシス手段と、 該第2のプリエンファシス回路で処理された情報信号を
    記録媒体上に記録する手段と、 記録媒体からの情報信号を再生する手段と、 再生信号の高域特性を抑圧する第1のディエンファシス
    手段と、 伝達関数が {1−Ksin2(ωT)}・{1−K2sin4(2ωT)}
    ・exp(−6ST) で近似表現され、該第1のディエンファシス回路で処理
    された再生情報信号を処理する第2のディエンファシス
    手段と、 該第1、第2のディエンファシス手段の出力情報信号の
    いずれかを選択する第2の切換手段とを備えたことを特
    徴とする情報信号の記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第1のプリエン
    ファシス手段は、 前記入力情報信号が供給され、伝達関数が Ksin2(ωT)・exp(−2ST) で近似表現されるフィルタ手段と、 前記入力情報信号を時間2Tだけ遅延する遅延手段と、 該フィルタ手段の出力情報信号と該遅延手段の出力情報
    信号とを加算する加算手段とを備えたことを特徴とする
    情報信号の記録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記第2のディエン
    ファシス手段は、 前記第1のディエンファシス手段で処理された再生情報
    信号が供給され、伝達関数が Ksin2(ωT)・exp(−2ST) で近似表現される第1のフィルタ手段と、 該第1のフィルタ手段の出力情報信号を反転する第1の
    反転増幅手段と、 前記第1のディエンファシス手段で処理された再生情報
    信号を遅延する第1の遅延手段と、 該第1の反転増幅手段の出力情報信号と該第1の遅延手
    段の出力情報信号とを加算する第1の加算手段と、 該第1の加算手段の出力情報信号を入力とし、伝達関数
    が K2sin4(2ωT)・exp(−4ST) で近似表現される第2のフィルタ手段と、 該第2のフィルタ手段の出力情報信号を反転する第2の
    反転増幅手段と、 該第1の加算手段の出力情報信号を遅延する第2の遅延
    手段と、 該第2の反転増幅手段の出力情報信号と該第2の遅延手
    段の出力情報信号とを加算する第2の加算手段とを備え
    たことを特徴とする情報信号の記録再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3において、 Nが3以下であることを特徴とする情報信号の記録再生
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0888612A1 (en) * 1996-03-22 1999-01-07 Calimetrics Inc. Apparatus and methods for forming and use with variable pit depth optical recording media

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