JP2860809B2 - 電気融着継手製造用コア - Google Patents

電気融着継手製造用コア

Info

Publication number
JP2860809B2
JP2860809B2 JP2002793A JP279390A JP2860809B2 JP 2860809 B2 JP2860809 B2 JP 2860809B2 JP 2002793 A JP2002793 A JP 2002793A JP 279390 A JP279390 A JP 279390A JP 2860809 B2 JP2860809 B2 JP 2860809B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
trunk
joint
electro
heating element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2002793A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03207634A (ja
Inventor
喜幸 岸田
勝 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOA KOKYU KEISHU BARUBU SEIZO KK
Original Assignee
TOA KOKYU KEISHU BARUBU SEIZO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOA KOKYU KEISHU BARUBU SEIZO KK filed Critical TOA KOKYU KEISHU BARUBU SEIZO KK
Priority to JP2002793A priority Critical patent/JP2860809B2/ja
Publication of JPH03207634A publication Critical patent/JPH03207634A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2860809B2 publication Critical patent/JP2860809B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D23/00Producing tubular articles
    • B29D23/001Pipes; Pipe joints
    • B29D23/003Pipe joints, e.g. straight joints
    • B29D23/005Pipe joints, e.g. straight joints provided with electrical wiring

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は熱可塑性高分子材料製管類の配管のための
電気融着継手製造用コアおよび電気融着継手の製造方法
に関する。
〔従来の技術〕
各種の合成樹脂、合成ゴム等の高分子材料は、成形が
容易であり、耐水性、耐薬品性等に優れ、軽量であるな
どの特性を有することから、金属または陶磁器に代わっ
て利用される分野が急激に拡大されつつある。たとえ
ば、鉄管、鉛管、銅管、ステンレス鋼管、土管、陶管な
どの管類、これらを接続する継手類さらには弁栓類等の
分野を見ても、現在すでにかなり多くの高分子材料が使
用されている。
いま、このような高分子材料、特に熱可塑性の樹脂ま
たはゴムからなる管類、継手類または弁栓類等を、漏洩
などが起こらないように接続して、円滑な配管施工を可
能にするためには、それぞれの接続部を密に封じる必要
がある。ところが、たとえば、ABS樹脂、ポリ塩化ビニ
ル、ポリスチレンなどの限られた高分子材料に対しては
それぞれに適した接着剤が開発されていて、それらを接
続部に適宜塗布して硬化させれば、容易に目的を果たす
ことができるが、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリア
セタール、フッ素含樹脂など多くのものに対しては適当
な接着剤は未だ得られていない。そこで、このような接
着剤のない高分子材料に対しては、接続する部分を外熱
法(火炎または管状炉など)によって軟化もしくは溶融
させて冷却しない間に一気に接合させ、冷却固化させる
方法が採られている。しかし、このような外熱方法では
均一に加熱することおよび適当な軟化もしくは溶融の状
態に調整維持することがきわめて難しく、良い結果が得
られない。
そこで、この発明者は、特願平1−10689号におい
て、二つに折り曲げられ、互に接触することなく平行し
て螺旋(らせん)状に巻き上げられた線状発熱体が、中
空の筒状体に成形された熱可塑性高分子材料層の中に封
入された状態にあるジョイント用スリーブ、このような
スリーブの製造および使用の方法を開示した。しかし、
このジョイント用スリーブを製造する場合に、熱可塑性
高分子材料を被覆した線状発熱体をローラの表面に互に
平行かつ密着させながら螺旋状に巻き付けること、さら
に巻き終わった螺旋状の被覆線状発熱体に通電して隣接
する被覆を互いに融着させた後冷却固化させることなど
に複雑な操作と長い時間が必要であるなど、特に多量生
産の際には好ましくない欠点のあることがわかって来
た。
この発明者はこのような欠点を除くため、第6図およ
び第7図に例示するような線状発熱体(ニクロム線13)
を内蔵した熱可塑性高分子材料被覆線14からなる螺旋の
隣接する被覆線同志が円周方向の少なくとも1箇所で融
着し、この被覆融着部15によって離れないように固定さ
れているジョイント用スリーブCならびにこのジョイン
ト用スリーブCの製造方法およびこのジョイント用スリ
ーブCをを用いた管類の接続方法に関する技術を特願平
1−173617号において開示した。このジョイント用スリ
ーブCは製造が簡単であり、大量生産にも容易に対応で
き、しかも軽量であることから、それなりに高く評価し
得るものであるが、構造が簡単で軽量であるという特徴
が裏目に出て、僅かな外力でも容易に変形し、管端部へ
の装着に手間取る結果となり、決して満足できるものと
は言えない。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上述べたように、従来の技術においては、高分子材
料製の管類を、特に施工現場のような特に不安定な環境
下においても、安定した作業によって、高い確度で接続
でき、さらに量産化にもまた施工のスピードアップにも
対処し得る技術は未だ開発されていないという問題があ
り、これを解決することが課題となっていた。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために、この発明は、基部およ
び胴部からなるコアにおいて、胴部の外径は所望継手の
内径に相当し、基部の外径は胴部の外径より少なくとも
1mm太く、基部と胴部との境界の段差部分に被覆線状発
熱体の末端を挿入して仮留めするための細孔が設けら
れ、また胴部の端面は回転軸に対して垂直方向の面であ
り、突き合わされて接合されるもう一つのコアの端面に
接して軸方向に摺動可能な係合手段によって両コアが互
に連動して回転する軸を構成できるようにするか、また
は、前記同様の基部および胴部からなり、端面の周縁部
に少なくとも1個の切り込みを設けるか、または端面を
凹の曲面とし、その曲面が前記記載のコアの単独もしく
は接合した際の胴部の外面に密着できるようにした電気
融着継手製造用コアとする手段、およびこれらの電気融
着継手製造用コアに被覆線状発熱体を螺旋状に巻きつけ
てそれらを対向して密に連接し、またはこれらにさらに
ほかのコアを側面から密着させてT字型、十字型その他
分岐の状態にして対応する割型金型にセットし、形成さ
れた金型キャビティ内に溶融樹脂を注入し、被覆線状発
熱体と一体になった継手を成形し、冷却固化した後金型
およびコアを適宜取り外して電気融着継手を製造すると
いう手段を採用したものである。
〔作用〕
この発明における電気融着継手製造用コアは胴部に被
覆線状発熱体を螺旋状に巻き付けたままの状態で継手成
形用の金型にセットし、被覆線状発熱体の螺旋を内面に
一体化した継手の成形が一挙に可能となるので工程の無
駄を省くことになる。
〔実施例〕
以下図面を用いてこの発明の詳細を述べる。
まず、この発明におけるコアA1は、通常なかご(中
子)とも呼ばれる鋳物の中空部を形成するための鋳型で
ある。そして、基部1および胴部2の断面形状は一般に
円形であるが、多角形であってもこの発明に支障を来た
すものではない。
そして、基部1と胴部2との境界に段差を付ける理由
は、後述する被覆線状発熱体9を胴部2の外面に螺旋状
に巻き付ける際に、その先端を仮留めするための細孔3
を設けるうえで好都合であるというばかりではなく、後
述する割型金型Bの内面に連接して継手端面の立ち上が
り部の面取りを行なううえできわめて有効である。ここ
で段差を少なくとも0.5mmとする理由は、継手の大きさ
に対応して定められる被覆線状発熱体9の太さ(または
厚み)と同程度であることが望ましいからである。ま
た、この段差部分に1カ所にまとめてまたは任意に間隔
をあけて設ける細孔3は、差し込まれる被覆線状発熱体
9の断面の形状寸法に対応したものであって、裸線、被
覆線または単線、複線かなどに応じて、円、長円もしく
はだるま型等を適宜選べばよいが、細孔3の径を必要以
上に大きくすることは、継手を成形する際に溶融樹脂が
侵入して好ましくない。細孔3の向きはコアA1の軸に平
行もしくはやや下向きの程度であれば、継手成形後の、
コアAの抜き取りが容易となり好ましく、深さは差し込
まれる被覆線状発熱体9の先端が電源等に接続する際に
必要な長さ、たとえば10〜20mm程度を確保できるならば
特に限定されるものではない。
つぎに、この発明の被覆線状発熱体9に内蔵される線
状発熱体は、たとえばニクロム線、炭素繊維のように通
電すれば発熱する性質を有する素材からなる線状のもの
であり、また、このような線状発熱体を内蔵する被覆材
は、接続しようとする管類の材質と同系または親和性の
大きい熱可塑性高分子材料であることが望ましい。そし
て、内蔵される線状発熱体の本数は、特に限定されるも
のではないが、1本または2本が実用的である。そし
て、1本の発熱体を内蔵する被覆線を単独で螺旋に巻く
と、その端子は螺旋の両端に位置することになり、接続
しようとする管類の外部に一端を取り出せても、他の端
を同じ側の外部に交錯しないで取り出すことは容易では
ない。しかし、1本の線状発熱体を内蔵する被覆線を巻
く場合であっても、突き合わされて接合されるもう一つ
のコアに同じように巻き付けられた螺旋の末端と結線す
るか、1本の被覆線を二つ折りに曲げて複線にして巻く
か、または別個の被覆線を2本平行かつ密着させて(両
被覆線の線状発熱体の末端同志を接続する必要はある
が)螺旋状に巻けば、二つの端子を重ならない状態で外
部に取り出すことは可能となる。これに対して、2本の
線状発熱体が予め内蔵されている被覆線であれば、被覆
線の一端に露呈する2本の線状発熱体を適宜結線するの
み(1本の線状発熱体を二つに折り曲げて2本並列にし
たものであれば、この操作は不用)で、より簡単な操作
で両端子を同じ場所に取り出すことができるので好都合
である。いずれにしても被覆材層の厚み、螺旋の径など
は、配管施工の際に対象となる管類の寸法、形状等に応
じて、線状発熱体の寸法などと共に適宜選定すればよ
く、特に限定されるものではない。
さらに、胴部2の端面4は、第1図に示すように、回
転軸に対して垂直である場合が最も汎用的であり実用的
である。そして、第2図に示すような互に突き合わされ
るもう一つのコアA2と軸方向に摺動可能な係合手段と
は、たとえば両コアA1およびA2の接触面または周囲の面
に凹凸を設けて互に嵌合させる手段で、特に限定される
ものではないが、図面には係止用突起5を例示した。こ
のような係合手段を採用することにより、胴部2の外面
に被覆線状発熱体9を螺旋状態に巻き付ける際に二つの
コアA1およびA2の同軸回転が可能となるばかりでなく、
割型金型B内に組み合わせてセットする際(第5図参
照)の安定性向上にも良い結果が期待できる。
また、端面4の周縁部には切り込み6を設けることが
できる。この切り込み6は、二つのコアA1およびA2の端
面4を接して割型金型B内にセットして継手を成形する
際に、金型キャビティ10に注入される溶融樹脂を浸入さ
せ、成形品である継手の内面中央部に突起を形成させる
ためのものである。このようにして形成される突起は、
通常の場合、継手内に管類を必要以上深く挿入させない
ためのストッパーであって、必要に応じて1〜4個程度
設けることができる。しかし、配管施工中にユニオンが
広く用いられるように、長さ方向に移動できない管類同
士を接続する必要が生じることが多いので、このような
時には上記突起が、常態よりもやや強い力で挿入された
管類の末端で比較的容易に切断され、管類が継手内面を
自由に貫通できるようにしておけばきわめて好都合であ
る。したがって、端面4に設けられる切り込み6は、継
手内面の付け根がきのこ状にある程度細くくびれて、比
較的切断され易い形の突起が成形できるようにすれば、
ユニオンと同様の働きをする継手が得られることにな
る。
また、以上述べたこの発明の電気融着継手製造用コア
A1、A2の変形として、つぎのようなものを開示すること
ができる。すなわち、その基幹となる基部1および胴部
2の主な構成は前記のものと同じまたは類似であるが、
胴部2の端面4が回転軸に対して垂直方向の面と相違す
るものである。
その一つは、図示は省略するが、端面が回転軸に対し
て傾斜した平面を形成している場合である。このような
端面を持つ二つのコアを突き合わせて接合したとき、そ
れぞれの端面の回転軸に対する傾斜角が互に補角の関係
にあるならば、両コアを係合して同一軸上で回転さすこ
とが出来るから、この発明と同様に電気融着継手製造用
コアとして使用することは可能である。しかし、回転軸
に対して垂直方向にある面に比較して、工作が容易でな
く、それに勝る効果は余り期待できない。
他の一つは第3図に例示するように端面7が凹の曲面
であり、その曲面が前述したこの発明の電気融着継手製
造用コアA1、A2の単独または連接した際の胴部2の外面
に密着するものである。そして、このような曲面の端面
7を持つコアA3の回転軸は、このコアが密着する単独も
しくは連接したコアA1、A2の回転軸に必ずしも直交する
必要はなく、任意の角度で斜交するものであってもよ
い。このような曲面を有するコアA3の1個または複数個
を前記の単独もしくは連接したコアA1、A2の胴部2の外
面に、片側、両側または任意の方向から密着させた状態
で、対応する割型金型B内にセットし、溶融樹脂を注入
すれば、それぞれ三方(T字)型、四方(十字)型、そ
の他任意の方向に枝別した分岐継手を容易に成形するこ
とができる。なお、組み合わせて互に密着させるそれぞ
れのコアA1、A2およびA3の胴部2の外径を適宜選択すれ
ば、径の異なる管類の継手も容易に得られることは言う
までもない。
しかし、第3図に示すような曲面の端面7を成形加工
することは容易とは言えないので、このようなコアA3
代わって、第4図のようなコアA4を例示することができ
る。すなわち、コアA4は、基部1および胴部2の構成に
おいて、前記したコアA1またはA2と原則的に同じであ
り、ただ、胴部2の側面に、別のコアの端面4の全面ま
たは一部が嵌挿密着する切欠部8を有するという点での
み相違するものである。この切欠部8の周囲は嵌合され
るコアの胴部2が内接し、継手成形の際に溶融樹脂が内
接部に流入しないよう、必要以上の透き間を生じないよ
うにすることが望ましい。また、このような切欠部8は
複数個であってもよく、嵌合するコアの胴部2の断面も
切欠部8の内径も円形であれば、たとえばA1の胴部2に
独立して、または、突き合わせて接合した状態にあるコ
アA1およびコアA2に跨げて、ドリルもしくは旋盤を用い
て容易に掘削することができ好都合である。
以上述べたようなコアA4を単独で、もしくは2個連接
して作られた切欠部8にコアA1もしくはA2に相当する別
のコアの胴部2を嵌挿すれば、前記したと同様の三方
型、四方型その他任意の方向に枝別れした分岐継手の成
形に役立てることができる。
さらに、第5図に二つのコアA1およびA2を突き合わせ
て割型金型Bにセットした状態を模式的に例示したが、
この発明の電気融着継手の製造方法において使用する割
型金型Bは、製造しようとする継手の要求される性質た
とえば接続される管類の寸法、分岐の数と方向、圧力そ
の他法規上の制約などを満たす肉厚などによって、その
金型の割れ数、金型キャビティ10の形状などが決定され
ることは勿論であるが、溶融樹脂注入口11および空気排
出口12または被覆線状発熱体9の先端取出口などは割型
金型Bの割れ目に設けておくと、成形品の金型から取出
しが容易であり好都合である。
〔効果〕
以上述べたことから明らかなように、この発明の各種
の電気融着継手製造用コアに、被覆線状発熱体を螺旋状
に巻き付け、それをそのままの状態で金型内に適宜組み
合わせてセットし、キャビティ内に溶融樹脂を注入し、
冷却固化後に金型およびコアを解体取り外せば、内面に
線状発熱体の欄が一体化され埋蔵されている管継手が一
挙に得られる。したがって、螺旋状の被覆線状発熱体の
成形と管継手の成形とが一貫して行なわれ、各成形品そ
れぞれの輸送中の諸問題(たとえば螺旋状の被覆線状発
熱体が押し潰されて変形し、施工時に管類の末端にこれ
を嵌めるのに手間がかかるなど)を一挙に解消し、量産
化にもまた施工のスピード化にもきわめて効果的なもの
となった。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図および第4図はこの発明の電気
融着継手製造用コアの構造を例示するための斜視図、第
5図はこの発明の電気融着継手の製造方法を例示するた
めの割型金型にこの発明のコアをセットした状態の斜視
図、第6図は従来のジョイント用スリーブを例示するた
めの正面図、第7図は第6図の側面図である。 A1、A2、A3、A4……コア、B……割型金型、C……ジョ
イント用スリーブ、1……基部、2……胴部、3……細
孔、4……端面、5……係止用突起、6……切り込み、
7……端面、8……切欠部、9……被覆線状発熱体、10
……金型キャビティ、11……溶融樹脂注入口、12……空
気排出口、13……ニクロム線、14……被覆線、15……被
覆融着部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29L 31:24

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基部および胴部からなるコアにおいて、胴
    部の外径は所望継手の内径に相当し、基部の外径は胴部
    の外径より少なくとも1mm太く、基部と胴部との境界の
    段差部分に被覆線状発熱体の先端を挿入して仮留めする
    ための細孔が設けられ、また胴部の端面は回転軸に対し
    て垂直方向の面であり、突き合わされて接合されるもう
    一つのコアの端面に接して軸方向に摺動可能な係合手段
    によって両コアが互に連動して回転する軸を構成できる
    ことを特徴とする電気融着継手製造用コア。
  2. 【請求項2】請求項(1)記載の電気融着継手製造用コ
    アの端面の周縁部に、少なくとも1個の切り込みを設け
    たことを特徴とする電気融着継手製造用コア。
  3. 【請求項3】基部および胴部からなるコアにおいて、胴
    部の外径は所望継手の内径に相当し、基部の外径は胴部
    の外径より少なくとも1mm太く、基部と胴部との境界の
    段差部分に被覆線状発熱体の先端を挿入して仮に固定す
    るための細孔が設けられ、また胴部の端面は請求項
    (1)もしくは請求項(2)記載の電気融着継手製造用
    コアの単独または連接した際の胴部の外面に密着する凹
    の曲面であることを特徴とする電気融着継手製造用コ
    ア。
  4. 【請求項4】請求項(1)、請求項(2)または請求項
    (3)記載の電気融着継手製造用コアの胴部の側面に、
    請求項(1)または請求項(2)記載の別の電気融着継
    手製造用コアの端面の全面または一部が嵌挿密着する切
    欠部を少なくとも1カ所設けたことを特徴とする電気融
    着継手製造用コア。
  5. 【請求項5】請求項(1)、請求項(2)、請求項
    (3)または請求項(4)記載の電気融着継手製造用コ
    アのそれぞれ単独もしくは連接させた状態で、細孔に挿
    入して先端を仮留めした被覆線状発熱体を胴部外周面に
    螺旋状に巻き付け、これを同軸上に対向して密に連接し
    た状態、またはこれにさらにほかのコアを側面から密着
    させてT字型、十字型、その他分岐の状態にして対応す
    る割型金型にセットし、形成された金型キャビティ内に
    溶融樹脂を注入し、被覆線状発熱体と一体になった継手
    を成形し、冷却固化した後金型およびコアを適宜取り外
    すことを特徴とする電気融着継手の製造方法。
JP2002793A 1990-01-10 1990-01-10 電気融着継手製造用コア Expired - Lifetime JP2860809B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002793A JP2860809B2 (ja) 1990-01-10 1990-01-10 電気融着継手製造用コア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002793A JP2860809B2 (ja) 1990-01-10 1990-01-10 電気融着継手製造用コア

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03207634A JPH03207634A (ja) 1991-09-10
JP2860809B2 true JP2860809B2 (ja) 1999-02-24

Family

ID=11539249

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002793A Expired - Lifetime JP2860809B2 (ja) 1990-01-10 1990-01-10 電気融着継手製造用コア

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2860809B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2984207B1 (fr) * 2011-12-15 2014-08-08 Rehau Sa Procede de fabrication d'un ensemble tubulaire thermoplastique comportant un element fonctionnel surmoule et produit ainsi obtenu.

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03207634A (ja) 1991-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2687994B2 (ja) フィッティング及びフィッティングを用いる管継ぎ目
US5163713A (en) Electro-fusion fittings
JP2860809B2 (ja) 電気融着継手製造用コア
JP4603680B2 (ja) 熱可塑性樹脂製管継手の溶着確認方法
JP3436952B2 (ja) 管継手の製造方法
JP2000509671A (ja) プラスチック部品の結合方法および取付具
JP3569565B2 (ja) 電気融着継手
JP3571849B2 (ja) 電気融着継手の製造方法
JP2019173915A (ja) 継手部材並びに管継手及び弁装置
JP3571839B2 (ja) 電気融着継手
JPH0780933A (ja) フランジ付樹脂ライニング鋼管の製造方法
JPH09187840A (ja) フランジ付き樹脂ライニング鋼管の製造方法
JP3043123B2 (ja) 電気融着継手の製造方法
JP2003130276A (ja) 熱可塑性樹脂管の接合方法及び接合装置
JP2507186Y2 (ja) 樹脂管とマンホ―ルとの接続構造
KR200275923Y1 (ko) 열융착부가 형성된 합성수지관
JPH08218285A (ja) 複合型のケーブル被覆管及びその接着方法
JPH0751997B2 (ja) ジョイント用スリーブ
JP2002144433A (ja) スリーブ管およびこのスリーブ管を用いた配管材と継手との接続構造
JPH05272690A (ja) 補強複合管の接合方法
JP2570652Y2 (ja) 電気融着継手
JPH06123393A (ja) 電気融着継手の製造方法
JPH07332571A (ja) 電熱線を備えた合成樹脂管
JPH07171908A (ja) フランジ付樹脂ライニング鋼管の製造方法
JPH0293190A (ja) 電気融着用管継手の製造方法および電気融着用管継手

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071211

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081211

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081211

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091211

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091211

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101211

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101211

Year of fee payment: 12