JP2858314B2 - 楽音特性制御装置 - Google Patents

楽音特性制御装置

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JP2858314B2
JP2858314B2 JP1010661A JP1066189A JP2858314B2 JP 2858314 B2 JP2858314 B2 JP 2858314B2 JP 1010661 A JP1010661 A JP 1010661A JP 1066189 A JP1066189 A JP 1066189A JP 2858314 B2 JP2858314 B2 JP 2858314B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は楽音特性制御装置に関し、特に、アフター
タッチ入力を、音源の生成する楽音に反映させるための
制御技術に関する。
[従来技術とその問題点] 歴史的に電子楽器は鍵盤タイプのものを中心として発
展してきた。必然的に、鍵盤タイプの電子楽器の制御装
置(代表的にはマイクロコンピュータ)は、楽器の操作
子が鍵盤タイプ(鍵盤、ベンダー、モジューレーション
ホイール、ペダル等)であることを考慮して、それに適
した音源制御を行うことが、常に課題であり、そのため
努力が続けられてきた。また、電子楽器間の通信技術、
例えばMIDI(Musical Instrument Digital Interface)
についても、鍵盤タイプの電子楽器に対する考慮が払わ
れてきた。
しかしながら、近年、鍵盤タイプ以外の電子楽器も普
及しつつあり、例えばギタータイプの電子弦楽器、リー
ドタイプの電子管楽器などが実用化され、その人気も高
まりつつある。更に、音楽システムの柔軟性の観点か
ら、各種の電子楽器(シーケンサを含む)を相互に接続
し、それらをサウンドモジュール等に対する外部の演奏
コントローラとして使用することにより、種々の演奏形
態におけるバラエティに富む音楽表現の可能性を高める
ことが期待されている。
残念ながら、現状の電子楽器の制御装置の能力は、特
定の演奏コントローラ(代表的には鍵盤)向けに制限さ
れており、任意の演奏コントローラに対して十分な楽音
制御を行うことはできない。例えば、この発明の処理対
象であるアフタータッチデータを例にとると、このデー
タが示す情報は、演奏コントローラが鍵盤であるときは
押鍵後の鍵圧であるのに対し、演奏コントローラが管楽
器のブレスコントローラであるときには空気の流れない
し息圧となる。前者つまり鍵盤楽器を使用した場合、演
奏コントローラは鍵盤操作の制限された自由度等に依
り、比較的ゆるやかな鍵圧の変動をアフタータッチデー
タとして検出するため、アフタータッチ効果の付加は鍵
盤向けの制御装置では比較的問題なく行える。これに対
し、後者つまり管楽器を使用した場合には、そのブレス
コントローラからは、奏者からの鋭敏なブレス制御に伴
い、高い自由度で変化するアフタータッチデータが発生
することになる。ここにおいて、ブレス検出素子の精度
やA/D変換器の分解能、制御装置で受信して処理するア
フタータッチデータの精度等のデジタル系の問題のため
に、奏者が意図する通りのアフタータッチデータを制御
装置で受けて処理し、期待通りに楽音を制御するという
ことが困難になる。特に、奏者が固定のブレスコントロ
ール、すなわち一定の息圧を与えようとしているとき
に、アフタータッチデータ上で、こきざみな変動が頻繁
に発生し、これが、アフタータッチ効果のための制御デ
ータにそのまま反映し、楽音の特性が頻繁な変動を繰り
返し、コロコロとした不自然な音が生じるという問題
(リミットサイクル的な問題)があった。
[発明の目的] したがって、この発明の目的は、種々のタイプの演奏
コントローラが接続され、使用状況によって全く異なる
演奏操作の形態を表現するアフタータッチデータが入力
される楽音特性制御装置において、アフタータッチデー
タが意味する演奏操作情報にかかわらず、奏者の意図す
るようなアフタータッチ効果を楽音に表現することので
きる楽音特性制御装置を提供することである。更に、こ
の発明の目的は、管楽器のブレスコントローラやリップ
コントローラが使用される場合でも、これらの演奏コン
トローラから与えられるアフタータッチデータのサイク
リックな小変動(ふらつき)に起因する楽音のリミット
サイクル的な特性の変動現象を抑制し、本来的に奏者の
息圧コントロールが意図するようなアフタータッチ効果
を実現することのできる楽音特性制御装置を提供するこ
とである。
[発明の構成、作用] この発明は、上記の目的を達成するため、少なくとも
第1の制御モードと第2の制御モードとを切り換えて選
択可能とし、選択されているモードが上記第1の制御モ
ードであり、かつアフタータッチデータ受信手段で受信
した現在のアフタータッチデータと以前のアフタータッ
チデータとの変化の幅が小さいときには、現在と以前の
両アフタータッチデータに基づいて、楽音の特性の変化
の割合が抑制されるように制御データを生成して発生す
るようにしたことを特徴とする。
この構成によれば、第1の制御モードにおいて、アフ
タータッチデータの変化の幅が大きいときには、奏者の
意図がその変化に表れているとして、そのまま現在のア
フタータッチデータに応じた制御データが発生される
が、アフタータッチデータの変化の幅が小さいときに
は、その変化は奏者の意図しないものであるとして、現
在と以前の両アフタータッチデータに基づいて、楽音の
特性の変化の割合が抑制されるような制御データが生成
されて発生される。この結果、コロコロとした耳障りな
楽音の特性変化がなくなり、常に奏者の期待するような
アフタータッチ効果が得られることになる。また、アフ
タータッチデータの変化の幅が小さいときには、以前の
アフタータッチデータに応じた制御データをそのまま保
持するようなことはせず、現在と以前の両方のアフター
タッチデータに基づいて新たに制御データを生成するの
で、小さな変化幅で徐々にアフタータッチデータが変化
した場合に、ある時点で急激に楽音の特性が変化するこ
とがなくなる。また、第1の制御モード以外のときに
は、制御データ発生手段における演算処理は簡単になる
(短時間で完了する)ので、その他の演奏コントロール
データ(ノートオン/オフ等)に対する楽音制御を制御
装置内の他の手段において十分に行うことができ、実時
間処理の制約下において制御装置の音源を有効に利用す
ることが可能となる。なお、第1の制御モードのときに
は、アフタータッチから制御データを得るまでの処理量
は若干多くなり得るが、管楽器は一般的にモノフォニッ
クであるので、鍵盤楽器のようにポリフォニックである
ことに起因する処理は不要である。
一構成例では、上記制御データ発生手段は、上記第1
の制御モードにおいて、所定のサイクル毎に上記受信手
段で受信したアフタータッチデータ群の中から代表的な
アフタータッチデータを抽出して、この抽出したアフタ
ータッチデータに応じた制御データを生成するものであ
り、現在のサイクルにおいて生成した制御データと以前
のサイクルにおいて生成した制御データとの差分を算出
することにより、上記現在のアフタータッチデータと以
前のアフタータッチデータとの変化の幅を検出し、上記
算出した差分が所定の値より大きいときは、現在のサイ
クルにおける制御データを発生し、上記算出した差分が
所定の値より小さいときは、現在のサイクルにおける制
御データを発生せず、現在のサイクルにおける制御デー
タと以前のサイクルにおける制御データとから新たに制
御データを生成し直して、この新たに生成した制御デー
タを現在のサイクルにおける制御データとして発生す
る。
この構成によれば、制御データ発生手段は、上記受信
手段において1つのアフタータッチデータを受信する度
に制御データを生成する処理を行わずに済み、実時間処
理上の遅れの発生がより一層防止される。
また、さらなる一構成例では、上記制御データ発生手
段は、上記差分が所定の値より小さいときは、その小さ
さの度合に応じた態様で、現在のサイクルにおける制御
データと以前のサイクルにおける制御データとを演算処
理して新たに制御データを生成し直す。
この構成によれば、差分の小ささに応じた態様で演算
処理を施すので、例えば、差分が極めて小さいときには
以前のサイクルの制御データに十分近くなるように現在
のサイクルの制御データを生成し、差分が大きなるにつ
れて以前のサイクルの制御データから離れた値となるよ
うに現在のサイクルの制御データを生成することが可能
となり、奏者の意図しない楽音特性の変化の抑制と急激
な楽音特性の変化の防止とがより高い精度で行われる。
[実施例] 以下、図面を参照してこの発明の実施例について説明
する。
<全体構成> この発明の特徴を組み込んだ電子楽器1の全体構成を
第1図に示す。鍵盤1−1では、操作された鍵の情報と
して、キーコードを始めとして押鍵速度、離鍵速度デー
タ及び押鍵後の鍵圧データ(鍵盤におけるアフタータッ
チデータ)を検出し、本電子楽器1の制御装置としての
マイクロコンピュータ(CPU)1−2に送出する。スイ
ッチ1−3は一連の機能スイッチから成り、各スイッチ
の状態はマイクロコンピュータ1−2に送られて処理さ
れる。コントローラ1−4は鍵盤1以外の演奏用操作子
を構成するものであり、演奏中と楽音のピッチを変更す
るためのベンダーホイール、トレモロの深さを変更する
ためのモジュレーションホイール、予め設定された1な
いし複数の楽音構成要素に対して作用するためのデファ
イナブルホイール等の操作子を含み、各操作子データは
マイクロコンピュータ1−2に送られる。表示部1−5
はLEDやLCD(液晶)ディスプレイ等から成り、マイクロ
コンピュータ1−2の制御の下に、現在の演奏状態、電
子楽器1の動作状態(システム状態)、設定データ等を
表示する。MIDI1−6はマイクロコンピュータ1−2が
外部の電子楽器、シーケンサ等との間でデータの通信を
行うのに用いられる外部インターフェースである。もう
1つの外部インターフェース1−7はマイクロコンピュ
ータ1−2とICカードとのインターフェースであり、マ
イクロコンピュータ1−2はこの外部インターフェース
1−7を介してICカードからデータまたはプログラム等
を取り込んだり、ICカードにデータまたはプログラムを
書き込んだりする。マイクロコンピュータ1−2はROM1
−8とRAM1−9を有し、ROM1−8には本電子楽器1を動
作させるためのプログラムや、音色データ、演奏データ
などが記憶され、RAM1−9にはプログラムの実行中に使
用するデータ、例えば音色データ、音色制御用データ、
演奏データ、演奏状態データなどが一時的に記憶され
る。
音源1−10はマイクロコンピュータ1−2の制御の下
に複数のヴォイスの楽音信号を発生する。音源1−10と
しては、例えば、特願昭62−249467号に示すようなiPD
(インターラクティブ位相歪み方式)の音源が使用でき
る。音源1−10の生成したデジタル楽音信号は系統別
(ここでは2系統)にD/A変換器1−11に送られ、各系
統のアナログ楽音信号に変換される。D/A変換器1−11
からの各系統のアナログ楽音信号はマイクロコンピュー
タ1−2によって制御されるパンニング効果発生器1−
12に入力される。パンニング効果発生器1−12は、入力
される各系統のアナログ楽音信号を相補的に振幅制御す
る対のVCAを2組(2系統分)有しており、計4つのVCA
のうち、2つずつのVCA出力をミックスしてステレオの
右チャンネルと左チャンネルの信号を形成する。これに
より、系統別に音像の定位が制御される。パンニング効
果発生器1−12からの各ステレオチャンネル信号はフィ
ルター1−13で不要周波数成分が除去され、アンプ1−
14で増幅された後、左右のスピーカ1−15から放音され
る。
<基本動作> 次に、電子楽器1の基本的な動作について、第2A図〜
第2F図を参照して説明する。
第2A図は一定周期ごとに起動される第1のタイマー割
込ルーチンであり、このルーチン2−1−1において、
鍵盤1−1の状態と、スイッチ1−3の各スイッチ状態
がマイクロコンピュータ1−2に取り込まれる。
第2B図は第2のタイマー割込ルーチンであり、ステッ
プ2−2−1でコントローラ1−4のデータがマイクロ
コンピュータ1−2に取り込まれ、前回のコントロール
データとの比較から、コントロールデータの変化の有無
が調べられ、変化した場合にはコントロールデータ変化
処理2−2−2が実行される。次のステップ2−2−3
では、LFOビブラートを実現するための演算が実行され
る。すなわち、ビブラートに作用するデータ(基準レー
ト、基準デプス、ビブラートパラメータ変調用のコント
ロールデータやMIDIデータ)から、現在のビブラートデ
ータを生成する。次にステップ2−2−4ではシステム
のピッチ変更設定状態に従いLFOビブラート、MIDIデー
タ、コントロールデータにより、楽音のピッチを変更す
ることを実現するための演算を行い、結果を音源1−10
に送って、ピッチの制御を行う。次にステップ2−2−
5ではLFOトレモロ(グロール)を実現するためのデー
タの演算(コントロールデータまたはMIDIデータがトレ
モロあるいはグロールに対して変調をかけている場合に
必要な演算処理も含まれる)を行う。次にステップ2−
2−6ではLFOトレモロ、MIDIデータ(例えばアフター
タッチデータ)、コントロールデータが実際に楽音の音
色、音量を変更することを実現するための演算を行い、
結果を音源1−10に送って楽音の音色、音量を制御す
る。最後のステップ2−2−7ではパンニング効果を発
生させるためのパンデータ作成処理が行われる。
第2C図は第3のタイマー割込ルーチンであり、このル
ーチン2−3−1で、第1図のパンニング効果発生器1
−12に対し、実際に効果を実現させるためにマイクロコ
ンピュータ1−2から制御信号が送られる。
第2D図はMIDIデータが送られてきたときに、MIDIイン
ターフェース1−6からの割込によって起動されるMIDI
受信処理ルーチン2−4−1であり、ここでは受信のた
めの処理(RAM1−9上のMIDI関係バッファ上へのデータ
セット等)を行うのみである。第2E図はMIDIデータを外
部の電子楽器等に対して送ったときにMIDIインターフェ
ース1−6からの割込によって起動されるMIDI送信処理
ルーチン2−5−1であり、これにより、MIDIデータの
伝送速度が維持される。
第2F図は、マイクロコンピュータ1−2のジェネラル
フロー(メインプログラム)を示したものである。始め
に、電源が入ると、イニシャライズルーチン2−6−1
に入り、ここで、音源1−6に対する初期設定や、表示
部1−5への初期表示データの設定、各制御データ、演
算用データ等の初期設定が行われる。ステップ2−6−
2においては、鍵盤/スイッチのデータ取込の割込ルー
チン(第2A図)の結果を参照してスイッチの状態変化を
判別し、変化有りの場合にはスイッチ変化処理ルーチン
2−6−3を実行する。このルーチン2−6−3では、
演奏モードの設定、音色データの設定、MIDI制御データ
の設定、パン制御データの設定、音源1−10に対する楽
音制御用データの設定、表示部1−5への表示データの
設定、コントロールデータの初期設定、パンニング効果
発生器1−12に対する制御、ICカードの外部インターフ
ェース1−7とのデータまたはプログラムの授受、MIDI
インターフェース1−6の制御などがシステムの状態
(以下、メニューという)に従って実行される。
次にステップ2−6−4で、MIDIインターフェース1
−6からMIDIデータの入力があったかどうかを、MIDI受
信ルーチン2−4−1(第2D図)で設定される検査フラ
グを参照して判別し、入力有りの場合はMIDI IN処理ル
ーチン2−6−5を実行する。この入力処理ルーチン2
−6−5では、MIDI入力データを識別し、その結果に従
い対応する内部演奏モードの変更、音色データの変更、
パン制御データの変更、楽音制御データの変更、楽音の
制御(ノートオン/オフ等)、表示データの制御、MIDI
インターフェース1−6の制御などがメニューや設定デ
ータに従って実行される。
次に、ステップ2−6−6では鍵盤1−1の状態変
化、すなわち押鍵の有無、離鍵の有無等が割込ルーチン
2−1−1(第2A図)の処理結果から判別され、変化有
りの場合には、鍵変化処理ルーチン2−6−7において
押、離鍵に伴うデータの変更、発音の割当、発音処理、
消音処理、MIDIインターフェース1−6の制御などが行
われる。
<楽音制御用データ設定> 第3図は楽音制御用データの設定例を示したものであ
る。この設定はスイッチ1−3の操作または、外部から
のMIDIデータを通して行われる。図において、センスは
0〜99の値をとる感度データであり、アンプバイアスは
楽音の音量、音色を制御するパラメータ(iPD音源の場
合、1つのヴォイス即ち発音チャンネルは複数のモジュ
ールのプログラマブルな接続形態(発音アルゴリズム)
によって構成され、楽音の出力として使用されるモジュ
ールにとっては、アンプバイアスはそのモジュールの楽
音の振幅、すなわち音量に対するバイアス成分であり、
他のモジュールの入力に使用される楽音成分を出力する
モジュールにとってはアンプバイアスは発音チャンネル
の最終出力楽音の音色を変化させるバイアス成分として
働く)、ビブラートデプスはLFOのビブラートの深さ、
すなわち周波数の変動幅を意味する。アフタータッチ、
モジュレーションホイール、デファイナブルコントロー
ラ、フットボリウムはコントローラ(操作子)の項目で
あり、各コントローラが楽音パラメータ(ここではアン
プバイアス、ビブラートデプス)に作用するか否か、す
なわち、楽音パラメータを変調するか否かが図示の各ま
す内のON、OFFに従って定められる。図の例では、例え
ば、アフタータッチはアンプバイアスを最大の感度99で
変調するコントローラ(コントロールデータ)になって
いる。ここに、アフタータッチデータは、電子楽器1本
体の鍵盤1−1の操作時の鍵圧に基づくデータ、外部の
電子鍵盤楽器からMIDIフォーマットで送られている同様
のデータ、外部の電子管楽器に対するブレス操作に基づ
いて発生し、MIDIフォーマットで送られてくるデータ、
あるいは外部の電子弦楽器に対する弦操作に基づいて発
生し、MIDIフォーマットで送られてくるデータであり得
る。
通信インターフェースとしてのMIDIインターフェース
1−6を介して接続される外部電子楽器(コントロー
ラ)は任意である。アフタータッチはある場合には、息
の強さを表わす情報であり、ある場合には鍵圧を表わす
情報であり、更にある場合にはその他の演奏操作状態を
表わす情報である。この発明では、これらの点に鑑み、
電子楽器に楽器演奏モードを切り換える機能を組み込む
とともに、アフタータッチに関し、楽器演奏モードに応
じて、特に管楽器演奏モードを配慮して最適な制御が行
われるようにしている。
以下、実施例についてこれらの点がどのようにして実
現されているかを詳細に説明する。
<楽器演奏モード設定> まず、第4図〜第6図を参照して楽器演奏モードの設
定、変更について説明する。
第4図はスイッチ1−3に含まれる全てのスイッチを
示したものである。楽器演奏モードの設定はノーマルの
メニュー下で行われる。まず、第4図のスイッチのうち
ノーマル(NORMAL)スイッチ3−1を押すことにより、
電子楽器1はその表示部1−5のLCDディスプレイ上に
第5図に示すような音色(図ではEPがエレクトリックピ
アノを示している)を表示する状態になる。次に、カー
ソル(CURSOR)キー35−2を押して、ディスプレイ上の
カーソルを第5図に示すような楽器演奏モード表示位置
に運ぶ。続いて、バリュー(VALUE)キー3−3を操作
することにより、表示データがK→G→Wというように
変化する。ここに、Kは鍵盤演奏モード、Gはギター演
奏モード、Wは管楽器演奏モードを示す。このとき、RA
M1−9上の演奏モード判別用のレジスタMに記憶される
内部データは第6図に示すように上位3ビットが、100
→010→001というように変化する。以上の楽器演奏モー
ドの設定処理はジェネラルフロー(第2図)のスイッチ
変化処理ルーチン2−6−3内で実行されるようになっ
ている。したがって、使用者は例えば、外部電子楽器と
して電子楽器を使用する場合には上述の手続に従い管楽
器モードを設定し、電子弦楽器を使用する場合には弦楽
器モードを設定し、電子鍵盤楽器を使用する場合には鍵
盤モードを設定することになる。
<アフタータッチ入力処理> 上述したようにMIDIの受信は1バイト分のMIDIデータ
がMIDIインターフェース1−6に入力される都度、割込
ルーチン(第2D図)に従い、マイクロコンピュータ1−
2に取り込まれ、RAM1−9上のMIDI関係のバッファに記
録される。バッファに格納されたMIDIデータに対する処
理はジェネラルフローの2−6−5で実行される。アフ
タータッチデータがMIDIで与えられる場合において、外
部楽器として電子管楽器が使用され、そのマウスピース
に対する息圧によってアフタータッチデータが生成され
る場合には、息圧の微妙なコントロールのため、頻繁に
MIDIのアフタータッチデータがMIDIインターフェース1
−6を介して電子楽器1に入力されることになる。これ
らのMIDIアフタータッチデータを全て逐次処理しようと
すると、処理の時間のために、アフタータッチ効果の発
生が奏者の演奏操作に対して遅れてしまい、奏者の期待
する効果が得られなくなってしまう。このため、この実
施例では、最悪の状況でも効果に遅れがないようにする
ため、MIDI入力処理ルーチン2−6−5のなかで現サイ
クルにおいて得られているアフタータッチデータのなか
で最大値のものを処理対象のアフタータッチデータとし
て選択するようにしている。すなわち第7図に示すよう
に、ステップ7−1でアフタータッチデータが受信され
ているかどうかを調べ、受信されている場合にはステッ
プ7−2に示すように、MIDIチャンネル毎に最大アフタ
ー値を捜し出して、それをセーブし、他はクリアする。
<アフタータッチ効果の形態> 本実施例の場合、アフタータッチデータを楽音のどの
要素に作用するかは上述した第3図の範囲内で行える。
すなわち、アフタータッチでアンプバイアスおよび/ま
たはビブラートデプスを変調可能である。ただし、以下
の説明では、アフタータッチによるアンプバイアスの制
御を想定する。一方、アンプバイアスは、アフタータッ
チ以外にLFOトレモロ(グロール)、モジュレーション
ホイール、デファイナブルコントローラ、フットボリウ
ムによっても制御されるが、アフタータッチ以外の制御
については必要最小限の説明に留める。
<楽音制御データ作成処理> 上述した、アフタータッチ入力処理で選択した各サイ
クルにおける最大値のアフタータッチデータは第8図に
示す楽音制御データ(この場合、アンプバイアスデー
タ)の作成処理ルーチンにおいて処理される。このルー
チンは、タイマー割込ルーチン(第2B図)におけるコン
トロールデータ変化処理2−2−2内のサブルーチンと
なっている。第8図の楽音制御データ作成処理ではアン
プバイアスに作用する要素のうち操作子データすなわ
ち、MIDIのアフタータッチデータ、モジュレーションホ
イールデータ、デファイナブルコントローラーデータ、
フットボリウムデータからのアンプバイアス成分をセン
スデータを考慮して作成する(残るアンプバイアス成分
はルーチン2−2−5で得られるLFOトレモロ(グロー
ル)による成分である)。このアンプバイアス成分を作
成する上で、楽器演奏モードが参照され、管楽器演奏モ
ードか否かによって異なる仕方でアンプバイアス成分が
生成されるようにしている。特に実施例の場合、管楽器
演奏モードにおける息圧を表わすアフタータッチデータ
によるアンプバイアスへの作用の仕方が奏者の意図に沿
うように、非線形で加えられるようにするため、ROM1−
8上にその作用の特性を示すデータ変換テーブルを用意
している。ただし、センスデータの全範囲に対して変換
テーブルを用意することは記憶容量の面から望ましくな
いので、一部の変換は直接的な計算によって実行してい
る。
第8図のフローに沿って述べると、まず、ステップ8
−1で、アンプバイアスへの変調ONになっているセンス
の総和が計算される。例えば第3図の設定内容に対して
は、アフタータッチのセンス99が計算結果A0となる。な
お、第3図の設定データは音色に付属するデータであり
得、音色切換で自動的に変更(設定)され得る。次に、
ステップ8−2では変調がオンになっている各操作子デ
ータ(0〜127)とセンス(0〜99)との乗算を行い、
そのデータを0〜99に圧縮するために、127で除算し、
その結果のデータの総和を計算し、B0にセットする。例
えば、設定内容が第3図のようであり、MIDIのアフター
タッチデータとして06FHが与えられたときには、結果は
86となる。次に、ステップ8−3に移り、ここで管モー
ドかどうかが判別される。すなわち、第5図に示すモー
ドレジスタMのビット5がテストされ、“1"なら管モー
ド、“0"なら管モード以外となりステップ8−4に進
む。
ステップ8−4では基準化されたセンスA0から基準化
された操作子データB0を減算して、アンプバイアスデー
タABDを得る。この結果、管モード以外の楽器演奏モー
ドでは、操作子データ(アフタータッチデータであり得
る)に対し、直線的に音量、音色が変化することにな
る。
一方、管モードのときにはステップ8−5に進み、基
準のセンスA0が92以上か否かが判別される。基準のセン
スA0が91以下のときはステップ8−6に進み、0〜91の
範囲のセンスデータを0〜99までの再基準化されたセン
スデータA2に伸張し、ステップ8−7に進んでセンスデ
ータA2から基準の操作子データB0を減算してアンプバイ
アスデータABDを得る。
センスデータA0が92以上のときは、ステップ8−8で
99から、基準の操作子データB0を引いてデータA1(最小
0〜99)を得、それを最小0〜127に伸張して変換テー
ブル(楽音制御用データ変換テーブル)内の要素番号B1
を得る。更に、ステップ8−9でセンスデータA0から92
を減算して、センスデータごとの変換テーブルの番号No
(0〜7)を得、ステップ8−10でそのテーブルのB1番
目のデータを読み出してアンプバイアスデータABDとす
る。この結果として、第9図に示すような音量、音色の
変化が管モードのセンスデータA0≧92の範囲において、
操作子データ(MIDIのアフタータッチデータ)の大きさ
に従って発生することになる。
<最終アンプバイアスデータ作成・転送> 第8図の処理で生成したアンプバイアスデータはある
区間(サイクル)における操作子データ(MIDIのアフタ
ータッチデータを含み得る)から作成したアンプバイア
スデータであり、他のサイクルにおける操作子データと
は処理の上で完全に独立したデータである。したがっ
て、このアンプバイアスデータをそのまま音源1−10に
送ったとしたら、操作子データ、特に管楽器演奏モード
において問題となる息の強さを示すアフタータッチデー
タのサイクルごとの小変動が、楽音の音量、音色に現わ
れることになり、コロコロとした音が発生してしまうこ
とになる。したがってこの発生を防止し、なめらかな特
性変化になるようにアンプバイアスデータを加工する処
理を行うのが望ましい。その上でLFOトレモロ(グロー
ル)によるアンプバイアス成分を加えて最終的なアンプ
バイアスとして音源1−10に転送するようにする。実施
例の場合、これらの処理は、タイマー割込ルーチン(第
2B図)における楽音の音量音色変更処理2−2−6のな
かで行っている。詳細を第10図に示す。
まず、ステップ10−1でデータ更新のため、ABDNEWに
入っている前回のアンプバイアスデータをABDOLDに移
し、第8図の処理結果である今回の操作子データから作
成したアンプバイアスデータABDをABDNEWにセットす
る。次に、ステップ10−2に進んで管モードかどうかを
判別する。管モードでないときは、コロコロ音の問題は
ないので、今回の操作子データから作成したアンプバイ
アスデータ(ABDNEWのデータ)をBに移し、その値Bに
LFOトレモロ(グロール)によるアンプバイアス成分
(ルーチン2−2−5の処理結果)を加えて、最終的な
アンプバイアスデータCとし、音源1−10に転送する
(ステップ10−3、10−10)。
しかし、管モードのときには、息の強さを示すアフタ
ータッチデータが奏者は一定の息圧を意図しているにも
かかわらず、サイクルごとにランダムな小変動を続ける
状態を呈することがあり、その場合、その小変動がアン
プバイアスデータABDに直接的に反映されてしまうの
で、管モードでないときと同様な処理10−3、10−7を
したのでは、コロコロした変化が楽音に生じることにな
る。そこで、10−4〜10−9に示すように、本実施例で
は、アフタータッチデータのサイクルごとの変動を評価
し、大きな変動の場合には、奏者の意図が示されている
として忠実な処理を行うが、小変動の場合には、アンプ
バイアスデータABDを平滑化する処理を2段階を分けて
行っている。フローに従うと、アフタータッチデータの
サイクルごとの変動は、前回のアンプバイアスデータAB
DOLDと今回のサイクルのアンプバイアスデータABDNEWと
の差によって評価できることから、ステップ10−4でこ
の差A0を求めている。続いて、ステップ10−5で差A0が
しきい値X0未満かどうかを判別し、未満であれば、アン
プバイアスデータが小変動していると考えられるので、
差A0を小さくする処理10−6を行い(ここでは1/4の大
きさにしている)、また、X0以上ではあるが、第2のし
きい値X1(>X0)未満の場合には1/4A0+1/8A0に変更す
る(ステップ10−7、10−8)。なお、ステップ10−
6、10−9の演算処理は他の任意の適当な圧縮データ処
理が使用でき、ステップ10−4に関しても、図示以外の
処理でアフタータッチデータ、あるいはアンプバイアス
データの変動を評価することができる。変動の大きさA0
に従って選択的に圧縮された差A0はステップ10−9にお
いて、前回のアンプバイアスデータABDOLDに加減算さ
れ、その結果Bは操作子に係る今回のアンプバイアスデ
ータとしてABDNEWにセーブされる。このデータBは、サ
イクルごとのアフタータッチデータの変動を平滑化した
ものとなっている。この平滑化された操作子のアンプバ
イアスデータBにLFOトレモロ(グロール)に係るアン
プバイアスデータAを加え、最終アンプバイアスデータ
Cとして音源1−10に転送する点(ステップ10−10)は
他の楽器演奏モードの場合と同様である。この結果、管
楽器演奏モードにおいて、息圧を表わすアフタータッチ
データを本電子楽器1に入力した場合、従来の電子楽器
に見られるようなこきざみで不自然な楽音特性変化はな
くなり、奏者の要求を満たし得ることになる。
以上で実施例の説明を終えるが、この発明の範囲を逸
脱することなく種々の変形、変更が可能である。例え
ば、上記実施例では、アフタータッチが作用する楽音の
構成結果として音量、音色、音高のみを挙げたが、エフ
ェクタの類の要素にも作用させることが可能である。ま
た、音源1−10としてiPD音源を例示したが他の任意の
適当なデジタル音源が使用できる。また、管楽器モード
におけるアフタータッチデータは息圧を示すデータとし
て説明したが、他の吹奏情報、例えば、唇をかむ強さの
情報であってもよい。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、この発明では、少な
くとも第1の制御モードと第2の制御モードとを切り換
えて選択可能とし、選択されているモードが上記第1の
制御モードであり、かつアフタータッチデータ受信手段
で受信した現在のアフタータッチデータと以前のアフタ
ータッチデータとの変化の幅が小さいときには、現在と
以前の両アフタータッチデータに基づいて、楽音の特性
の変化の割合が抑制されるように制御データを生成して
発生するようにしたので、アフタータッチデータの変化
の幅が小さいときには、その変化は奏者の意図しないも
のであるとして、現在と以前の両アフタータッチデータ
に基づいて、楽音の特性の変化の割合が抑制されるよう
な制御データが生成されて発生されるようになり、コロ
コロとした耳障りな楽音の特性変化がなくなると共に、
小さな変化幅が徐々にアフタータッチデータが変化した
場合に、ある時点で急激に楽音の特性が変化することが
なくなり、常に奏者の期待するようなアフタータッチ効
果が得られることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を適用した電子楽器の全体構成図、第
2A図は第1図の鍵盤1−1とスイッチ1−3の状態をマ
イクロコンピュータ1−2に取り込むためのタイマー割
込処理のフローチャート、第2B図は各種の楽音特性制御
のための処理が行われるタイマー割込ルーチンのフロー
チャート、第2C図は第1図のパンニング効果発生器1−
12への制御を実行するフローチャート、第2D図はMIDI受
信処理のフローチャート、第2E図はMIDI送信処理のフロ
ーチャート、第2F図は全体の動作のフローチャート、第
3図は楽音制御用データの設定例を示す図、第4図は第
1図のスイッチ1−3に置かれるスイッチの配列図、第
5図は楽器演奏モードの切換の際、第1図の表示部1−
5に表示される内容を示す図、第6図は楽器演奏モード
を切り換えたときの内部のモードデータの変化を示す
図、第7図はアフタータッチデータの最大値選択に関す
るフローチャート、第8図はアフタータッチデータ等か
ら楽音制御データ(アンプバイアスデータ成分)を作成
するためのフローチャート、第9図は管楽器演奏モード
において楽音制御用データ作成テーブルが選ばれたとき
にアフタータッチに基づいて生じる楽音の音量、音色の
変化を示す図、第10図は第1図の音源1−10に送る最終
的なアンプバイアスデータの作成に関し、管楽器演奏モ
ードにおいてアンプバイアスデータの平滑化処理を行う
ためのフローチャートである。 1−2……マイクロコンピュータ、1−3……スイッ
チ、1−8……ROM、1−9……RAM、3−1……ノーマ
ルスイッチ、3−2……カーソルキー、3−3……バリ
ューキー、M……モードレジスタ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも第1の制御モードと第2の制御
    モードとを切り換えて選択するモード選択手段と、 このモード選択手段で選択されたモードを記憶するモー
    ド記憶手段と、 アフタータッチデータを受信するアフタータッチデータ
    受信手段と、 この受信手段で受信したアフタータッチデータに基づい
    て、楽音の特性を制御する制御データを発生するもので
    あって、上記モード記憶手段の示す選択されたモードが
    上記第1の制御モードであるときにおいて、現在のアフ
    タータッチデータと以前のアフタータッチデータとの変
    化の幅が小さいときには、上記両アフタータッチデータ
    に基づいて、楽音の特性の変化の割合が抑制されるよう
    に上記制御データを生成して発生する制御データ発生手
    段と、 を有することを特徴とする楽音特性制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の楽音特性制御装置におい
    て、 上記制御データ発生手段は、上記第1の制御モードにお
    いて、所定のサイクル毎に上記受信手段で受信したアフ
    タータッチデータ群の中から代表的なアフタータッチデ
    ータを抽出して、この抽出したアフタータッチデータに
    応じた制御データを生成するものであり、現在のサイク
    ルにおいて生成した制御データと以前のサイクルにおい
    て生成した制御データとの差分を算出することにより、
    上記現在のアフタータッチデータと以前のアフタータッ
    チデータとの変化の幅を検出し、上記算出した差分が所
    定の値より大きいときは、現在のサイクルにおける制御
    データを発生し、上記算出した差分が所定の値より小さ
    いときは、現在のサイクルにおける制御データを発生せ
    ず、現在のサイクルにおける制御データと以前のサイク
    ルにおける制御データとから新たに制御データを生成し
    直して、この新たに生成した制御データを現在のサイク
    ルにおける制御データとして発生することを特徴とする
    楽音特性制御装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の楽音特性制御装置におい
    て、 上記制御データ発生手段は、上記差分が所定の値より小
    さいときは、その小ささの度合に応じた態様で、現在の
    サイクルにおける制御データと以前のサイクルにおける
    制御データとを演算処理して新たに制御データを生成し
    直すことを特徴とする楽音特性制御装置。
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JPS5538580A (en) * 1978-09-13 1980-03-18 Nippon Musical Instruments Mfg Key touch data generating circuit in electronic musical instrument
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JPS63195397A (ja) * 1987-02-06 1988-08-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 整流子電動送風機

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