JP2857500B2 - サーボライト開始位置検出方法 - Google Patents
サーボライト開始位置検出方法Info
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Description
パターンの書込開始位置を検出するサーボライト開始位
置検出方法に関する。
は、可撓性を有するフロツピデイスクと硬質の金属材料
で形成されるハードデイスクとがあり、ハードデイスク
は高記憶容量の記録/再生に使用されている。このハー
ドデイスクでは、フアイントラツキングを行なうために
クローズドループ制御が採用され、このクローズドルー
プ制御を行なうためにハードデイスクには、サーボパタ
ーンが書き込まれている。即ち、ハードデイスクにはユ
ーザが情報を書き込めないライトプロテクト領域が、各
トラツクの1周当たり1個乃至数個設けてあり、このラ
イトプロテクト領域に工場出荷時に千鳥状のサーボパタ
ーンが書き込まれる。そして、記憶/再生時或いは予め
設定されたタイミングで行なわれるサーボ補正時に磁気
デイスクからこのサーボパターンが読み出され、サーボ
補正が行なわれてフアイントラツキングを実現してい
る。
込開始位置は、磁気デイスク上に高精度(20〜50μ
m)で検出して書き始める必要があり、一般にはヘツド
のアームに反射ミラーを取り付け、レーザ干渉計を使用
して書込開始位置を検出するクローズドループ方式が用
いられている。しかしこのクローズドループ方式は装置
の構成が複雑になり、検出操作も簡単でなく設備したコ
スト上でも問題がある。
ダを用い、位置検出ピンをステツパーにより移動させ、
磁気ヘツドのアームにこの位置検出ピンを押し当てるこ
とにより、書込開始位置を検出するセミクローズドルー
プ方式が提案されている。この場合アームがストツパー
に当接する端部位置からサーボパターンを書き始める必
要があるが、位置検出ピンが磁気ヘツドのアームに当接
したことを検出することが要求される。
は、次のような検出方法が提案されている。(1)アー
ムを導電材で作成して、位置検出ピンとアームとの接触
時の電気的導通を検出する、(2)アームとストツパー
との当接位置で磁気ヘツドから磁気デイスクに信号を書
込み、次いで書き込んだ信号を読出しながら位置検出ピ
ンを送り込み、送り込まれた位置検出ピンによりアーム
が移動してオフトラツク状態となり、前記信号が読み出
されなくなる位置を検出する、(3)前記(2)の原理
に基づき磁気ヘツドが書き込んだ信号を読み出して、オ
ツシロスコープに表示させて波形を監視しながらマニユ
アルで位置検出ピンを送り込み、前記波形の変化する位
置を捉える。
アームが導電性でなければならず、位置検出ピンが接触
しても通電しないような現在使用されているアームには
適用することはできない。また、デイスク駆動装置にお
いてアームを前記の如く導通材で構成すると取り付け治
具を全て絶縁材にする必要があり、装置の大幅な改造を
要すると共に実際に改造した装置での実験の結果でも接
触不良事故を生じ易いことが本発明者らによつて確認さ
れている。
ー部が衝撃防止のためにゴムでできているために、当接
から数秒後にゴムの弾性変形力で磁気ヘツドがずれて書
き込んだ信号を読み出すことができなくなることがあ
り、位置の検出が不安定である。前記(3)の方法では
前記した(2)の方法での問題を有すると共に、位置の
検出に長時間を要し自動運転ができないという難点もあ
る。
の現状に鑑みてなされたものであり、その目的は、安定
に且つ精度よくサーボパターンの磁気デイスクへの書込
開始位置を検出することができるサーボライト開始位置
検出方法を提供することにある。
に、本発明は、磁気デイスクに書き込まれ、前記磁気デ
イスクのサーボ補正時に読み出されるサーボパターンの
磁気デイスクへの書込開始位置を検出するサーボライト
開始位置検出方法において、磁気ヘツドを有するスイン
グアームを回動範囲を規制するストツパーに付勢し、付
勢方向と反対方向にスイングアームを回動させる方向に
位置検出ピンを1トラツク分に前進し、磁気ヘツドから
磁気デイスクに確認信号を書込み、その後、前記位置検
出ピンを1トラツク分前進して前記磁気ヘツドからイレ
ース信号を出力して、位置検出ピンを1トラツク分後退
した後に、前記確認信号を検出した場合に位置検出ピン
はスイングアームに接触して移動し、前記書込開始位置
であることを検出する構成にしてある。
ングアームが移動されると、書き込まれた確認信号はイ
レース信号を発しても消されない。一方、位置検出ピン
が1トラツク分移動してもスイングアームに当接してい
ないと、スイングアームの磁気ヘツドは次トラツクに移
動することはないので、磁気ヘツドは確認信号の書き込
まれたトラツク上にとどまつており、この状態でイレー
ス信号が発せられて書き込まれた確認信号は消される。
これにより、サーボパターンの磁気デイスクへの書込開
始位置か否かの判定を行なう。
説明する。 図1は本発明の実施例を説明するフローチヤ
ート、図2乃至図4は本発明を適用する検出装置の説明
図、図5はハードディスク駆動装置の一例を示す説明図
である。 まず、ハードデイスク駆動装置100の一例に
ついて説明する。 図5において、100はハードデイス
ク駆動装置で、ハードデイスク駆動装置100には、磁
気デイスク1がハウジング2の一方に寄つた位置に、ハ
ウジング2の裏面側に取り付けられた図示しないスピン
ドルモータの回転軸3に直結されて回転可能に配設され
ている。ハウジング2の他方に寄つた位置には、スイン
グアーム4が支軸19によつて揺動自在に支承されてい
る。スイングアーム4の磁気デイスク1側の先端には、
浮上型の磁気ヘツド5が支持ばね6を介して取り付けら
れ、他側の端部には可動コイル型のモータ、いわゆるボ
イスコイルモータ7のコイル8が取り付けられている。
コイル8の下方には、磁界を形成するためのマグネツト
9,10がそれぞれ磁極を異にして配設され、さらにこ
れらの磁極に接して下側ヨーク11が支軸12,13に
よつてハウジング2側に取り付けられている。また、特
に図示していないが、マグネツト9,10を少なくとも
覆う大きさに形成された上側ヨークがこれら支軸12,
13によつて位置決めされた状態でマグネツト9,10
に対向して設けられる。支軸12,13の外周には弾性
体からなるストツパー14,15が外装され、それぞれ
スイングアーム4の回動範囲を規制している。また、ボ
イスコイルモータ7の図において上部にはヘツドアツプ
16が配設され、磁気ヘツド5とフレキシブルプリント
基板17およびリード線18を介して入出力可能になつ
ている。 また、スイングアーム4は、バネ(図示せず)
によつて磁気デイスク1外周方向(図5のA方向)に付
勢されている。 次に、本発明を適用する検出装置につい
て図2乃至図4を参照して説明する。 図2に示すよう
に、エンコーダ(図示せず)を内蔵したエンコーダ付き
ステツピングモータ20は回転軸21を有しており、こ
の回転軸21が回転板22の穴 23に嵌合される。ま
た、この回転板22には、ハードデイスク駆動装置10
0のスイングアーム4に当接してスイングアーム4を磁
気デイスク1の半径方向に移動させる位置検出ピン24
が設けられている。なお、エンコーダは、ステツピング
モータ20の回転角度を検出するものである。 図3に示
すように、回転板22を取り付けたエンコーダ付きステ
ツピングモータ20は、回転板22を下にした状態で支
持台25に取り付けられる。そして、ハードデイスク駆
動装置100を矢印B方向に移動させ、スイングアーム
4の回転軸(図5に示す支軸19)とステツピングモー
タ20の回転軸21とが図4に示すように同軸上に位置
するように配置する。 図4に示すように、ステツピング
モータ20を回転させると、回転板22も矢印C方向に
回転し、位置検出ピン24がスイングアーム4と当接
し、スイングアーム4を付勢力(矢印D方向)に抗して
磁気デイスク1の半径方向に移動させる。ステツピング
モータ(以下、ステツパーと称する)20の回転角度
は、内蔵したエンコーダによつて検出される。
1を参照して詳細に説明する。図1は書込開始位置検出
動作を示すフローチヤートで、この図1のステツプS1
において、サーボパターンをライトプロテクト領域の端
部位置から書き始めるために、スイングアーム4を移動
させてストツパー14,15に当接させ、ステツプS2
に進んで磁気ヘツド5によつて磁気デイスク1に確認信
号を書き込む。位置検出ピン24は最初、スイングアー
ム4に当接していない位置に移動させてある。次いでス
テツプS3で磁気デイスク1に確実に確認信号が書き込
まれたか磁気ヘツド5で読み出して確認し、書き込まれ
ていれば(S3でYES)、ステツプS4に進む。ステ
ツプS4では位置検出ピン24をステツパー20によつ
て1トラツク進め、ステツプS5では磁気ヘツド5にイ
レース信号を送り、イレースを行なう。次いでステツプ
S6においてステツパー20によつて位置検出ピン24
を1トラツク分後退させ、ステツプS7で信号を読み出
し、ステツプS8で確認信号が消されているか否かの判
定が行なわれる。この場合、ステツプS4で位置検出ピ
ン24によつてスイングアーム4が次のトラツクに送ら
れていれば、ステツプS5でのイレース時によつて確認
信号の書き込まれているトラツク上に磁気ヘツド5は位
置していないので、確認信号が消されることはない。し
たがつてステツプS8の判定がYESであると、サーボ
パターンの書込開始位置であることを検出できる。
と、磁気ヘツド5(スイングアーム4)はステツプS4
の位置検出ピン24の前進によつて移動しなかつたこと
になり、磁気ヘツド5と位置検出ピン24とは接触して
いないので、ステツプS9で位置検出ピン24を2トラ
ツク進めステツプS2に戻つて、ステツプS8の判定が
YESとなるまでステツプS2乃至ステツプS9の動作
を繰り返す。このステツプS2乃至ステツプS9の動作
は0.5秒以下で完了するので、従来の方法のようにス
トツパー14,15の弾性変形の影響を受けずに検出を
行なうことができ、検出精度も1トラツクが19ミクロ
ンであるから充分な精度での検出が可能である。
法のように電気接触の不良によるトラブルやストツパー
14,15の弾性変形による誤動作がなく、簡単な方法
でライトプロテクト領域の端部位置にサーボパターンの
磁気デイスク1への書込開始位置を安定に且つ高精度で
検出設定することができる。
安定且つ高精度にサーボパターンの磁気デイスクへの書
込開始位置を検出することができる。
る。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 磁気デイスクに書き込まれ、前記磁気デ
イスクのサーボ補正時に読み出されるサーボパターンの
磁気デイスクへの書込開始位置を検出するサーボライト
開始位置検出方法において、磁気ヘツドを有するスイン
グアームを回動範囲を規制するストツパーに付勢し、付
勢方向と反対方向にスイングアームを回動させる方向に
位置検出ピンを1トラツク分前進し、磁気ヘツドから磁
気デイスクに確認信号を書込み、その後、前記位置検出
ピンを1トラツク分前進して前記磁気ヘツドからイレー
ス信号を出力して、位置検出ピンを1トラツク分後退し
た後に、前記確認信号を検出した場合に位置検出ピンは
スイングアームに接触して移動し、前記書込開始位置で
あることを検出することを特徴とするサーボライト開始
位置検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1918991A JP2857500B2 (ja) | 1991-01-21 | 1991-01-21 | サーボライト開始位置検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1918991A JP2857500B2 (ja) | 1991-01-21 | 1991-01-21 | サーボライト開始位置検出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04238171A JPH04238171A (ja) | 1992-08-26 |
JP2857500B2 true JP2857500B2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=11992394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1918991A Expired - Lifetime JP2857500B2 (ja) | 1991-01-21 | 1991-01-21 | サーボライト開始位置検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2857500B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100505591B1 (ko) * | 1998-01-15 | 2005-09-26 | 삼성전자주식회사 | 하드디스크 드라이브에서의 서보패턴 라이트방법 및 그 장치 |
WO1999053493A1 (fr) * | 1998-04-10 | 1999-10-21 | International Business Machines Corporation | Procede et dispositif pour ecrire un motif d'asservissement |
-
1991
- 1991-01-21 JP JP1918991A patent/JP2857500B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04238171A (ja) | 1992-08-26 |
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