JP2857439B2 - 配線容量算出装置 - Google Patents

配線容量算出装置

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JP2857439B2 JP2001928A JP192890A JP2857439B2 JP 2857439 B2 JP2857439 B2 JP 2857439B2 JP 2001928 A JP2001928 A JP 2001928A JP 192890 A JP192890 A JP 192890A JP 2857439 B2 JP2857439 B2 JP 2857439B2
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wiring capacitance
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弘樹 新井
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Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 半導体集積回路の配線パターンの設計時に各配線の配
線容量を算出する配線容量算出装置に関し、 設計段階での計算上の配線容量と実際の集積回路上で
の配線容量との間で誤差を生じさせることのない配線容
量算出装置を提供することを目的とし、 配線層及び配線の位置座標データを入力する入力装置
と、配線が他の配線層と重ならないで形成された場合の
単位配線容量と配線が他の配線層と重なって形成された
場合の単位配線容量とを予め記憶した単位配線容量記憶
装置と、前記入力装置からのデータと前記配線容量記憶
装置からのデータとに基づいて、配線を他の配線層と重
ならない部分と他の配線層と重なる部分とに分割すると
共に、該配線の他の配線層と重ならない部分の配線容量
と該配線の他の配線層と重なる部分の配線容量とを各々
計算して総和を算出する配線容量演算装置とを備えて構
成する。
〔産業上の利用分野〕
この発明は半導体集積回路の配線パターンの設計時に
各配線の配線容量を算出する配線容量算出装置に関する
ものである。
近年の半導体集積回路ではその高集積化に基づいて多
層配線構造が採用されたり、あるいは各配線間の距離が
益々近接した状態で設計されている。このような半導体
集積回路では各配線間に生ずる配線容量がその動作に大
きな影響を及ぼすため、配線パターンは各配線間の配線
容量が所定値を満足するか否かがあらかじめ計算された
上で設計されている。
〔従来の技術〕
第5図に示すような集積回路パターンの配線容量を配
線容量演算装置で算出する為の従来の手順を説明する
と、同図において多数の記憶素子が形成されるメモリ部
1にはX−Y方向(紙面において縦方向をX方向、横方
向をY方向とする)に矩形に折れ曲がる第一及び第二の
配線2,3が接続され、同メモリ部1の近傍にはY方向に
直線状の第三の配線4が設けられる。このような各配線
2,3,4のX方向の配線部分とY方向の配線部分とは上下
方向において別々の配線層に形成されてそれぞれコンタ
クトホール10で接続されている。また、同図に鎖線のハ
ッチングで示すようにメモリ部1の上層には同メモリ部
1に電源を供給するための電源配線層5がメモリ部1と
ほぼ同一面積で形成される。
このような各配線2,3,4の配線容量は算出装置の入力
装置から各配線2,3,4のX−Y座標データを入力する
と、同算出装置により各配線2,3,4のX方向及びY方向
の配線長に基づいてその配線容量が算出される。すなわ
ち、例えば第一の配線2ではX方向の配線部分の単位長
当たりの単位配線容量及びY方向の配線部分の単位長当
たりの単位配線容量とX方向及びY方向の配線長との積
によりその配線容量が算出され、例えば第三の配線4で
はY方向の配線の単位配線容量と配線長との積によりそ
の配線容量が算出される。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような算出装置による配線容量の算出手順では
第一及び第二の配線2,3において電源配線層5に重なる
位置での単位配線容量の増大を全く考慮していないが、
電源配線層5の面積が狭く、その電源配線層に重なる配
線長が比較的短いため、各配線2,3の計算上の配線容量
と実際の配線容量とに大きな誤差は生じなかった。
ところが、近年のメモリ部1の高速化の要請により、
第6図に示すように電源配線層5がメモリ部1の上層に
おいて広い範囲に拡大されると、前記各配線2,3,4にお
いて電源配線層5に重なって単位配線容量が大きくなる
部分が増大するため、計算上の配線容量と実際の配線容
量とに大きな誤差が生じてこの集積回路の正常な動作を
妨げることがあるという問題点があった。
この発明の目的は、設計段階での計算上の配線容量と
実際の集積回路上での配線容量との間で誤差を生じさせ
ることのない配線容量算出装置を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理説明図である。すなわち、配線
容量算出装置は入力装置7、単位配線容量記憶装置8及
び配線容量演算装置6を備えている。入力装置7は、配
線層及び配線の位置座標データを入力するものである。
単位配線容量記憶装置8は、配線が他の配線層と重なら
ないで形成された場合の単位配線容量と、配線が他の配
線層と重なって形成された場合の単位配線容量とを予め
記憶したものである。配線容量演算装置6は、前記入力
装置7からのデータと前記配線容量記憶装置8からのデ
ータとに基づいて、配線を他の配線層と重ならない部分
と他の配線層と重なる部分とに分割すると共に、該配線
の他の配線層と重ならない部分の配線容量と該配線の他
の配線層と重なる部分の配線容量とを各々計算して総和
を算出するものである。
〔作用〕
配線が他の配線層領域に重なって形成される場合には
その配線が他の配線層領域と重なる部分と重ならない部
分とに分割され、各分割部分は記憶装置8にあらかじめ
記憶された当該単位配線容量に基づいてそれぞれ配線容
量が算出され、各分割部分の配線容量が総計されて当該
配線の配線容量が算出される。
〔実施例〕
以下、この発明を具体化した一実施例を第2図〜第4
図に従って説明する。なお、前記実施例と同一構成部分
は同一番号を付してその説明を省略する。
第2図において本実施例の配線容量算出装置の基本的
構成を説明すると、コンピュータ6には入力装置7が接
続され、自動配線処理装置からその入力装置7を介して
種々の配線層あるいは多数の配線のX−Y座標上におけ
る位置データが入力される。コンピュータ6に接続され
たライブラリ8は電源配線層あるいはその他の配線層に
重なって配設される配線の単位長当たりの単位配線容量
が多数格納されている。また、同じくコンピュータ6に
接続されるメモリ9はコンピュータ6による演算結果を
一時格納するものである。
次に、このように構成された配線容量算出装置で自動
配線処理装置により作成された配線パターンの配線容量
を算出する場合を第3図及び第4図に従って説明する。
自動配線処理装置により第4図に示すような配線パター
ンが形成されてその配線パターンが入力装置7から入力
されると、コンピュータ6はその配線パターンをメモリ
9に格納し(STEP1、以下STEPはSとする)、ライブラ
リ8から各配線2,3,4の単位配線容量、すなわち各配線
2,3,4のX方向及びY方向の単位配線容量と、各配線2,
3,4が電源配線層5に重なった場合の単位配線容量とを
読み出してメモリ9に格納する(S2)。
次いで、コンピュータ6は電源配線層5と各配線2,3,
4のX−Y座標に基づいて第3図に示すように各配線2,
3,4と電源配線層5の境界との交点の座標データD1〜D4
を演算する(S3)。そして、その座標データD1〜D4で各
配線2,3,4を分割し、各分割部分の配線容量をその配線
長と当該の単位配線容量とに基づいて算出し、かつ各分
割部分の配線容量を総計して各配線2,3,4の配線容量を
算出する(S4)。
以上のようにこの配線容量算出装置では、各配線2,3,
4が電源配線層5に重なる部分と重ならない部分ではあ
らかじめ格納された単位配線容量に基づいてそれぞれ配
線容量が算出されるため、各配線2,3,4の配線容量の計
算値と、実際に製造した集積回路における各配線2,3,4
の配線容量との誤差の発生を防止することができる。従
って、各配線2,3,4の計算上の配線容量と実際の配線容
量との誤差による集積回路の動作不良を防止することが
できる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、この発明は設計段階での計算上
の配線容量と実際の集積回路上での配線容量との誤差を
生じさせることのない配線容量算出装置を提供すること
ができる優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、 第2図は本発明の一実施例の配線容量算出装置を示すブ
ロック図、 第3図は一実施例の配線容量算出手順を示す説明図、 第4図は一実施例の動作を示すフローチャート図、 第5図及び第6図は従来の配線容量算出装置による算出
手順を示す説明図である。 図中、 6は配線容量演算装置(コンピュータ)、7は入力装
置、8は単位配線容量記憶装置(ライブラリ)である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−128543(JP,A) 特開 平3−196548(JP,A) 特開 平2−287885(JP,A) 特開 昭63−69289(JP,A) 特開 昭64−32385(JP,A) 特開 昭61−144040(JP,A) 特開 平3−194659(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/82 G06F 17/50

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配線層及び配線の位置座標データを入力す
    る入力装置(7)と、 配線が他の配線層と重ならないで形成された場合の単位
    配線容量と配線が他の配線層と重なって形成された場合
    の単位配線容量とを予め記憶した単位配線容量記憶装置
    (8)と、 前記入力装置(7)からのデータと前記単位配線容量記
    憶装置(8)からのデータとに基づいて、配線を他の配
    線層と重ならない部分と他の配線層と重なる部分とに分
    割すると共に、該配線の他の配線層と重ならない部分の
    配線容量と該配線の他の配線層と重なる部分の配線容量
    とを各々計算して総和を算出する配線容量演算装置
    (6)と、 を有することを特徴とする配線容量算出装置。
JP2001928A 1990-01-09 1990-01-09 配線容量算出装置 Expired - Lifetime JP2857439B2 (ja)

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JPH05315450A (ja) * 1992-05-12 1993-11-26 Nec Corp Lsiレイアウト装置
JP5345098B2 (ja) * 2010-04-05 2013-11-20 日本アビオニクス株式会社 静電気ノイズ耐性を高めたプロジェクタ

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