JP2856442B2 - 選択呼出方式 - Google Patents

選択呼出方式

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JP2856442B2 JP1178608A JP17860889A JP2856442B2 JP 2856442 B2 JP2856442 B2 JP 2856442B2 JP 1178608 A JP1178608 A JP 1178608A JP 17860889 A JP17860889 A JP 17860889A JP 2856442 B2 JP2856442 B2 JP 2856442B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、複数種類の呼出報知モードを備えた表示機
能付き選択呼出受信機に関する。
(従来の技術) 近年、新しいタイプの選択呼出方式として、呼出報知
を行なうとともにメッセージ符号を伝送して表示できる
方式が提唱されている。第4図はこの種の方式を適用し
た選択呼出信号の信号フォーマットの一例を示すもので
ある。この呼出方式は、1フレームを同図(a)に示す
ように複数のグループ(図ではnグループ)に時分割
し、これらのグループを(b)に示す如くさらに同期ワ
ードと複数の呼出ワード(図ではmワード)とに時分割
している。そして、発呼者から任意の選択呼出受信機に
対する呼出要求とメッセージとが送られたときに、基地
局で上記選択呼出受信機が属するグループの空きの呼出
ワードに、(c)に示す如く選択呼出受信機を識別する
ための個別番号符号(以後IDコードと略称する)および
メッセージ符号を挿入して送信している。
一方、第5図はこの種の呼出方式を適用した選択呼出
受信機の構成の一例を示すもので、この選択呼出受信機
は上記基地局から送られた選択呼出信号を先ず受信回路
を構成するアンテナ1、無線回路2および復調回路3で
受信し復調したのち制御回路4に導入する。そして、こ
の制御回路4で上記選択呼出信号中のIDコードを個別番
号符号メモリ(ID−ROM)5に予め記憶してある自機のI
Dコードと照合し、両コードが一致した場合に自機への
呼出しが発生したものと認識して駆動回路6を介してス
ピーカ7に鳴音信号を供給し、これにより呼出音を発生
して所持者に呼出しの発生を報知している。また、受信
メッセージ符号を誤り訂正を行なって復号し、この復号
したメッセージを例えば液晶表示器からなる表示器8に
供給して表示するとともに、上記メッセージ符号をメッ
セージメモリ(M−RAM)9に記憶している。尚、この
メッセージメモリ9に記憶されたメッセージ符号は、操
作入力部10の表示スイッチの操作に応じて読み出され、
表示器8に表示される。
ところで、従来この種の選択呼出受信機の中には、呼
出報知モードとして、上記したように鳴音を発生して呼
出しの発生を報知する鳴音呼出モードの他に、発光ダイ
オード(LED)などの発光素子を点滅させたり、または
振動を発生させることにより呼出しの発生を報知する、
いわゆる無音呼出モードを備えたものがある。この無音
呼出モードを使用すると、例えば会議室や講演会場等の
ように静粛性が求められる場所において、鳴音を発生さ
せずに呼出しの発生を所持者に報知することができるの
で大変便利である。
しかし、この種の従来の選択呼出受信機は、例えば無
音呼出モードに設定したまま受信機を内ポケットやケー
ス等に収容して携帯すると、呼出しが発生しても所持者
がこの呼出しに気付かないことがあり、緊急の呼出しの
場合には支障を生じる。
そこで従来では、例えば受信機に通常の呼出しに使用
するIDコードとは別の鳴音呼出し専用のIDコードを持た
せておき、このIDコードを受信した場合には、たとえ無
音呼出モードが設定されていたとしても鳴音による呼出
しを行なうようにすること考えられている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、この様な方式では受信機毎に各々2つ
のIDコードを割当てなければならない。ここで、一つの
システムで1周波数毎に割当て可能なIDコードの数は予
め上限が設定されている。このため、1受信機に2つの
IDコードを割当てる前記従来の方式では、1つのシステ
ムで収容できる受信機の数(加入者数)が半減し、この
ため電波の有効利用が図れなくなるという問題があっ
た。
そこで、本発明はこの点に着目し、複数の個別番号符
号を使い分けることなく1種類の個別番号符号により複
数種類の呼出報知モードを選択的に動作させることがで
きるようにし、これにより加入者数の減少を防止して電
波の有効利用を図り得る選択呼出方式を提供することを
目的とする。
さらにこの発明は、基地局の改造を必要とせず受信機
の構成を変えるだけで実現できる選択呼出方式を提供す
ることも目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するために、選択呼出受信
機に報知形態の異なる複数種の呼出報知モードを持た
せ、基地局から個別番号符号およびメッセージ符号を挿
入した選択呼出信号を送信し、選択呼出受信機でこの選
択呼出信号を受信してその個別番号符号が自機が保有す
る個別番号符号と一致した場合に、上記複数種の呼出報
知モードを選択的に使用して呼出報知を行う選択呼出方
式において、上記基地局は、発呼者から受信機に対する
呼出要求、及び呼出報知モードを指定する特定符号を含
むメッセージ情報が送られた場合に、受信機に対応する
個別番号符号及び上記特定符号を含むメッセージ符号を
そのまま呼出信号に挿入して送信し、かつ受信機は、受
信した個別番号符号が自機の個別番号符号と一致すると
判定された場合に、この呼出信号のメッセージ符号領域
から上記呼出報知モード指定用の特定符号を検出し、特
定符号が検出された場合にこの特定符号に対応する呼出
報知モードを上記複数種の検出報知モードの中から選択
して呼出報知を行うように構成したものである。
また別の本発明は、選択呼出受信機に、呼出報知モー
ドとして少なくとも鳴音を発生する第1のモードと、鳴
音を発生しない第2のモードとを持たせた選択呼出方式
において、基地局は、発呼者から受信機に対する呼出要
求、および呼出報知モードを指定する特定符号を含むメ
ッセージ情報が送られた場合に、上記受信機に対応する
個別番号符号および上記特定符号を含むメッセージ符号
をそのまま呼出信号に挿入して送信し、かつ受信機は、
受信した個別番号符号と自機の個別番号符号とが一致し
た場合に、この呼出信号のメッセージ符号領域に呼出報
知モード指定用の特定符号が挿入されているか否かを判
定し、特定符号が挿入されていない場合には自機に設定
中の第1又は第2の呼出報知モードにより呼出報知を行
い、特定符号が挿入されている場合には第1の呼出報知
モードを無条件に選択して呼出報知を行うように構成し
たものである。
(作用) この結果本発明によれば、発呼者から例えば鳴音呼出
モードに対応する特定符号を挿入したメッセージ情報を
送信すれば、受信機ではたとえ無音呼出モードが設定さ
れていたとしても、この無音呼出モードとは無関係に鳴
音による呼出報知が行なわれることになる。したがっ
て、受信機をたとえ内ポケットやケースに収容して携帯
していても、所持者には呼出しの発生が鳴音により確実
に報知され、これにより所持者が呼出報知に気付かれな
いという不具合は解消される。また本発明であれば、呼
出報知モードを指定するための特定符号をメッセージ符
号領域に挿入して伝送するようにしたので、個別番号符
号を複数個設定する必要がなくなり、これによりシステ
ムに収容可能な加入者数を増やして電波の有効利用を図
ることができる。
さらにこの発明では、基地局は、発呼者から送られた
呼出報知モード指定用の特定符号をメッセージ符号の一
部としてそのまま送信し、受信機が受信したメッセージ
符号中から上記特定符号を検出してその有無に応じ呼出
報知を制御するようにしている。このため、呼出報知モ
ード指定用の特定符号を発生してこれをメッセージ符号
中に挿入する機能を基地局に新たに設ける必要はなくな
り、この結果基地局の改造を不要にして、既存のシステ
ムでも即時実施することが可能となる。
(実施例) 次に、本発明の一実施例における選択呼出方式を説明
する。基地局は、発呼者から任意の選択呼出受信機に対
する呼出要求とメッセージ情報とが到来すると、上記選
択呼出受信機に対応するIDコードを発生するとともに上
記メッセージ符号を符号化し、これらを上記選択呼出受
信機が属するグループ中の空きの呼出ワードに挿入して
送信する。また、この呼出要求到来時に、発呼者から鳴
音呼出しを指定するための情報が到来すると、基地局は
この情報に対応する呼出制御コード(以後CCコードと略
称する)を例えば第2図に示すごとくメッセージ符号の
先頭位置に挿入して送信する。
これに対し選択呼出受信機は、例えば第1図に示すよ
うに構成される。尚、同図において前記第5図と同一部
分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
本実施例の選択呼出受信機は、呼出報知回路として、
鳴音を発生するための駆動回路6およびスピーカ7と、
メッセージ情報を表示するための表示器8とに加え、光
の点滅により呼出しを報知するための発光駆動回路11お
よび発光ダイオード(LED)12を備えている。
一方制御回路40は、例えばマイクロプロセッサを主制
御部として有するもので、その制御機能としてバッテリ
セービングを伴う受信制御手段、IDコードの照合手段、
メッセージ符号復号手段、メッセージ表示制御手段等の
通常の各種機能に加えて、呼出制御コード検出手段40a
と、呼出制御手段40bとを備えている。
このうち先ず呼出制御コード検出手段40aは、自機に
対する呼出しが発生した場合に、同時に受信されたメッ
セージ符号の先頭位置にCCコードが挿入されているか否
かを検出するものである。一方呼出制御手段40bは、自
機に対する呼出しが発生した場合に、上記呼出制御コー
ド検出手段40aの検出結果に応じて、CCコードが検出さ
れた場合には無条件に鳴音を使用した呼出報知制御を行
ない、またCCコードが検出されない場合には受信機自身
に設定中の呼出報知モードにより呼出報知制御を行な
う。
次に、以上の構成に基づいて本実施例の選択呼出方式
を説明する。
所望の選択呼出受信機を呼出す際に、発呼者は基地局
に対し公衆回線網を利用して上記選択呼出受信機に対す
る呼出要求およびメッセージ情報をそれぞれ伝送する。
またその際に、選択呼出受信機で鳴音呼出モードにより
呼出報知を行なわせる場合には、例えば上記メッセージ
符号に続いて鳴音呼出モードを指定するための情報を伝
送する。そうすると基地局は、上記選択呼出受信機に対
応するIDコードを発生するとともに上記メッセージ情報
を符号化し、さらにCCコードを発生する。そして、これ
らを上記選択呼出受信機が属するグループ中の空きの呼
出ワードに第2図に示す如くそれぞれ挿入して送信す
る。
これに対し選択呼出受信機では、呼出待機状態におい
て制御回路40がバッテリセービング制御を行ないなが
ら、第3図に示す如くステップ3aおよびステップ3bで各
々操作入力部10の表示スイッチが操作されたか否かの監
視と、選択呼出信号の1フレームのうち自機が属するグ
ループの受信期間になったか否かの監視とを繰返し行な
っている。
この状態で、いま仮に操作入力部10の表示スイッチが
操作されたとすると、制御回路40はメッセージ表示制御
に移行する。そして、上記表示スイッチの操作内容に従
ってM−RAM9からメッセージ符号を読み出し、このメッ
セージ符号により表わされるメッセージ情報を表示器8
に表示させる。
一方自機が属するグループの受信期間になると、制御
回路40は先ず無線回路2等に図示しない電池の出力電圧
を供給し、これにより受信機を受信動作状態に設定す
る。次に、無線回路2および復調回路3により受信復調
された選択呼出信号からIDコードを検出し、かつステッ
プ3cでID−ROM5から自機のIDコードを読出す。そして、
ステップ3dで受信IDコードをID−ROM5から読出した自機
のIDコードと照合し、この照合の結果両コードが一致す
ることをステップ3eで検出すると、自機に対する呼出し
が発生したと判断して呼出制御に移行する。尚、両IDコ
ードが一致しなかった場合には、呼出待機状態に復帰す
る。
上記呼出制御に移行すると制御回路40は、第3図に示
すごとく先ずステップ3fで上記IDコードに続いて受信さ
れたメッセージ符号を入力し、ステップ3gでこのメッセ
ージ符号の先頭位置にCCコードが挿入されているか否か
を検出する。そして、いま仮にCCコードが検出されなか
ったとすると、制御回路40はステップ3hに移行してここ
で現在設定中の呼出報知モードが如何なるモードである
かを判定する。この判定により、無音呼出モードである
と判定すると、制御回路40はステップ3hからステップ3i
に移行してここで発光駆動回路11に対し発光駆動信号を
供給する。このため、LED12が点滅発光し、この点滅光
により呼出しの発生が所持者に報知される。すなわち、
無音による呼出報知が行なわれる。
一方、上記ステップ3hで現在設定中の呼出報知モード
が鳴音呼出モードであると判定されると、制御回路40ス
テップ3jに移行して、ここで駆動回路6を介してスピー
カ7へ鳴音信号を供給する。そうすると、スピーカ7か
らは鳴音が発生され、この鳴音により呼出しの発生が所
持者に報知される。また制御回路40は、続いてステップ
3kに移行してここで発光駆動回路11へ発光駆動信号を供
給する。このため、LEDは点滅発光し、この点滅光によ
っても呼出しの発生が所持者に報知される。すなわち、
通常の鳴音呼出モードにより呼出報知が行われる。
ところで、前記ステップ3gにおいて、いま仮にCCコー
ドが検出されたとする。そうすると、制御回路40は鳴音
呼出モードが指定されたものと判断し、設定中の呼出報
知モードが如何なるモードであっても、無条件でステッ
プ3jに移行する。そして、ここで駆動回路6を介してス
ピーカ7へ鳴音信号を供給し、これによりスピーカ7か
ら鳴音を発生させる。またステップ3kにおいて発光駆動
回路11へ発光駆動信号を供給し、これによりLED12を点
滅発光させる。すなわち、設定中の呼出報知モードとは
無関係に、鳴音による呼出報知が行なわれる。したがっ
て、このときたとえ所持者が無音呼出モードに設定した
まま内ポケットやケース等に収容して携帯していたとし
ても、鳴音により呼出しの発生を明確に報知することが
できる。
尚、以上のように鳴音の発生およびLED12の点滅発光
を開始させると、制御回路40は次にステップ31移行し
て、ここで受信されたメッセージ符号をM−RAM9に格納
し、さらにステップ3mで上記受信メッセージ符号を復号
したのち表示器8に供給して表示させる。そして、ステ
ップ3nおよびステップ3oでそれぞれ呼出停止スイッチの
操作監視と、呼出報知を開始してから一定時間が経過し
たか否かの監視とを行い、この状態で一定時間が経過す
るかもしくはこの一定時間が経過するまでの間に停止ス
イッチが操作されると、ステップ3pで鳴音の発生、LED1
2の発光および表示器8におけるメッセージの表示を停
止させ、しかるのち呼出待機状態に復帰する。
この様に本実施例であれば、基地局からメッセージ符
号に挿入してCCコードを送信し、選択呼出受信機でこの
CCコードの有無を検出し、CCコードが検出された場合に
は、受信機においてたとえ無音呼出モードが設定されて
いても無条件で鳴音検出モードにより呼出報知を行なう
ようにしたので、所持者が無音呼出モードを設定した状
態で、内ポケットやケース等のようにLED12の発光を確
認し難い場所に受信機を収容して携帯している場合で
も、また所持者が受信機を机の引き出し等にしまってい
るような場合でも、呼出しの発生を確実に所持者に報知
することができる。また、CCコードをメッセージ符号に
挿入して伝送するようにしているので、IDコードを2種
類設定する必要がない。このため、システムの加入者数
を増やすことができ、これにより電波の有効利用を図る
ことができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではない。
例えば、上記実施例では基地局から鳴音呼出モードの設
定を行なうようにしたが、無音呼出モードの設定を行な
うようにしてもよく、その他の呼出報知モードを設定す
るようにしてもよい。また前記実施例では基地局から鳴
音呼出モードを設定するようにしたが、選択呼出受信機
が有する各呼出報知モード毎に呼出制御コードを各々設
定しておき、基地局からこれらの呼出制御コードを選択
的に送信し、選択呼出受信機でこの呼出制御コードを識
別することにより対応する呼出報知モードで呼出報知を
行なうようにしてもよい。また、呼出制御コードはメッ
セージ符号の後尾位置に挿入して伝送してもよい。
さらに、発呼に際し発呼者側から呼出制御コードをキ
ー入力して基地局へ送り、この呼出制御コードを基地局
で選択呼出信号にメッセージ符号としてそのまま挿入し
て送信するようにしてもよい。この様すれば、基地局の
改造を必要とせず、選択呼出受信機の構成を変えるのみ
で本発明を実施することができる。
その他、呼出制御コードの構成、呼出制御手段の制御
手順や制御内容等についても本発明の要旨を逸脱しない
範囲で種々変形して実施できる。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明の選択呼出方式では、発
呼者が呼出報知モードを指定するための特定符号を含む
メッセージ情報を送ると、基地局がこの特定符号を含む
メッセージ符号をそのまま受信機へ送信し、受信機は受
信したメッセージ符号に上記特定符号が挿入されている
か否かを判定して、挿入されている場合にはこの特定符
号により指定される呼出報知モードにより呼出報知動作
を行うようにしている。
従ってこの発明によれば、受信機に如何なる呼出報知
モードが設定されていても、発呼者が指定した呼出報知
モードにより呼出報知を行うことができる。また特定符
号をメッセージ符号に含めて送信することで、複数の個
別番号符号を使い分けることなく所望の呼出報知を行わ
せることができ、これによりシステムに収容可能な加入
者数を増やして電波の有効利用を図ることができる。
さらにこの発明では、基地局は、発呼者から送られた
呼出報知モード指定用の特定符号をメッセージ符号の一
部としてそのまま送信し、受信機が受信したメッセージ
符号中から上記特定符号を検出してその有無に応じ呼出
報知を制御するようにしている。このため、呼出報知モ
ード指定用の特定符号を発生してこれをメッセージ符号
中に挿入する機能を基地局に新たに設ける必要はなくな
り、この結果基地局の改造を不要にして、既存のシステ
ムを用いて即時実施することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における選択呼出受信機の機
能構成を示すブロック図、第2図は基地局から送信され
る選択呼出信号の構成を示す図、第3図は第1図に示し
た受信機の制御回路の制御手順および制御内容を示すフ
ローチャート、第4図は選択呼出信号の信号フォーマッ
トの一例を示す図、第5図は従来の選択呼出受信機の基
本構成を示す回路ブロック図である。 1……アンテナ、2……無線回路、3……復調回路、5
……個別番号符号メモリ(ID−ROM)、6……駆動回
路、7……スピーカ、8……表示器(LCD)、9……メ
ッセージメモリ(M−RAM)、10……操作入力部、11…
…発光駆動回路、12……発光ダイオード(LED)、40…
…制御回路、40a……呼出制御コード検出手段、40b……
呼出制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04Q 7/06 - 7/18

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】選択呼出受信機に報知形態の異なる複数種
    の呼出報知モードを持たせ、発呼者から所望の選択呼出
    受信機に対する呼出要求及びメッセージ情報が送られた
    場合に、基地局から個別番号符号及びメッセージ符号を
    挿入した選択呼出信号を送信し、選択呼出受信機でこの
    選択呼出信号を受信してその個別番号符号が自機が保有
    する個別番号符号と一致した場合に、上記複数種の呼出
    報知モードを選択的に使用して呼出報知を行う選択呼出
    方式において、 前記基地局は、 発呼者から選択呼出受信機に対する呼出要求、及び呼出
    報知モードを指定する特定符号をメッセージの一部とし
    て含むメッセージ情報が送られた場合に、前記選択呼出
    受信機に対応する個別番号符号を発生するとともに前記
    メッセージ情報を符号化する手段と、 この手段により得られた前記個別番号符号及び前記特定
    符号を含むメッセージ符号を選択呼出信号に挿入して送
    信する手段を備え、 前記選択呼出受信機は、 受信した選択呼出信号に含まれる個別番号符号が自機の
    個別番号符号と一致するか否かを判定する判定手段と、 この判定手段により個別番号符号が一致すると判定され
    た場合に、この選択呼出信号のメッセージ符号領域から
    前記呼出報知モード指定用の特定符号を検出する検出手
    段と、 この検出手段により前記特定符号が検出された場合に、
    この特定符号に対応する呼出報知モードを前記複数種の
    呼出報知モードの中から選択して呼出報知を行う呼出制
    御手段とを備えたことを特徴とする選択呼出方式。
  2. 【請求項2】選択呼出受信機に、その呼出報知モードと
    して少なくとも鳴音を発生する第1のモードと、鳴音を
    発生しない第2のモードとを持たせ、発呼者から所望の
    選択呼出受信機に対する呼出要求及びメッセージ情報が
    送られた場合に、基地局から呼出相手の選択呼出受信機
    の個別番号符号及びメッセージ符号を挿入した選択呼出
    信号を送信し、選択呼出受信機でこの選択呼出信号を受
    信してその個別番号符号が自機が保有する個別番号符号
    と一致した場合に、上記第1又は第2の呼出報知モード
    により呼出報知を行う選択呼出方式において、 前記基地局は、 発呼者から選択呼出受信機に対する呼出要求、及び呼出
    報知モードを指定する特定符号をメッセージの一部とし
    て含むメッセージ情報が送られた場合に、前記選択呼出
    受信機に対応する個別番号符号を発生するとともに前記
    メッセージ情報を符号化する手段と、 この手段により得られた前記個別番号符号及び前記特定
    符号を含むメッセージ符号を選択呼出信号に挿入して送
    信する手段とを備え、 前記選択呼出受信機は、 受信した選択呼出信号に含まれる個別番号符号が自機の
    個別番号符号と一致するか否かを判定する第1の判定手
    段と、 この第1の判定手段により個別番号符号が一致すると判
    定された場合に、この選択呼出信号のメッセージ符号領
    域から前記呼出報知モード指定用の特定符号が挿入され
    ているか否かを判定する第2の判定手段と、 この第2の判定手段により特定符号が挿入されていない
    と判定された場合には自機に設定中の前記第1又は第2
    の呼出報知モードにより呼出報知を行い、特定符号が挿
    入されていると判定された場合には前記第1の呼出報知
    モードを無条件に選択して呼出報知を行う呼出報知制御
    手段とを備えたことを特徴とする選択呼出方式。
  3. 【請求項3】受信機に報知形態の異なる複数種の呼出報
    知モードを持たせ、発呼者から所望の受信機に対する呼
    出要求及びメッセージ情報が送られた場合に、基地局か
    ら個別番号符号及びメッセージ符号を挿入した呼出信号
    を送信し、受信機でこの呼出信号を受信してその個別番
    号符号が自機が保有する個別番号符号と一致した場合
    に、上記複数種の呼出報知モードを選択的に使用して呼
    出報知を行う選択呼出方式において、 前記基地局は、 発呼者から受信機に対する呼出要求、及び呼出報知モー
    ドを指定する特定符号をメッセージの一部として含むメ
    ッセージ情報が送られた場合に、前記受信機に対応する
    個別番号符号を発生するとともに前記メッセージ情報を
    符号化する手段と、 この手段により得られた前記個別番号符号及び前記特定
    符号を含むメッセージ符号を呼出信号に挿入して送信す
    る手段を備え、 前記受信機は、 受信した呼出信号に含まれる個別番号符号が自機の個別
    番号符号と一致するか否かを判定する判定手段と、 この判定手段により個別番号符号が一致すると判定され
    た場合に、当該呼出信号のメッセージ符号領域から前記
    呼出報知モード指定用の特定符号を検出する検出手段
    と、 この検出手段により前記特定符号が検出された場合に、
    この特定符号に対応する呼出報知モードを前記複数種の
    呼出報知モードの中から選択して呼出報知を行う呼出制
    御手段とを備えたことを特徴とする選択呼出方式。
  4. 【請求項4】受信機に、その呼出選択モードとして少な
    くとも鳴音を発生する第1のモードと、鳴音を発生しな
    い第2のモードとを持たせ、発呼者から所望の受信機に
    対する呼出要求及びメッセージ情報が送られた場合に、
    基地局から呼出相手の受信機の個別番号符号及びメッセ
    ージ符号を挿入した呼出信号を送信し、受信機でこの呼
    出信号を受信してその個別番号符号が自機が保有する個
    別番号符号と一致した場合に、上記第1又は第2の呼出
    報知モードにより呼出報知を行う選択呼出方式におい
    て、 前記基地局は、 発呼者から受信機に対する呼出要求、及び呼出報知モー
    ドを指定する特定符号をメッセージの一部として含むメ
    ッセージ情報が送られた場合に、前記受信機に対応する
    個別番号符号を発生するとともに前記メッセージ情報を
    符号化する手段と、 この手段により得られた前記個別番号符号及び前記特定
    符号を含むメッセージ符号を呼出信号に挿入して送信す
    る手段とを備え、 前記受信機は、 受信した呼出信号に含まれる個別番号符号が自機の個別
    番号符号と一致するか否かを判定する第1の判定手段
    と、 この第1の判定手段により個別番号符号が一致すると判
    定された場合に、この呼出信号のメッセージ符号領域に
    前記呼出報知モード指定用の特定符号が挿入されている
    か否かを判定する第2の判定手段と、 この第2の判定手段により特定符号が挿入されていない
    と判定された場合には自機に設定中の前記第1又は第2
    の呼出報知モードにより呼出報知を行い、特定符号が挿
    入されていると判定された場合には前記第1の呼出報知
    モードを無条件に選択して呼出報知を行う呼出報知制御
    手段とを備えたことを特徴とする選択呼出方式。
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