JP2856176B2 - 光ピックアップ及び光ピックアップの支持方法 - Google Patents

光ピックアップ及び光ピックアップの支持方法

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JP2856176B2
JP2856176B2 JP8287853A JP28785396A JP2856176B2 JP 2856176 B2 JP2856176 B2 JP 2856176B2 JP 8287853 A JP8287853 A JP 8287853A JP 28785396 A JP28785396 A JP 28785396A JP 2856176 B2 JP2856176 B2 JP 2856176B2
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    • GPHYSICS
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    • G11B7/22Apparatus or processes for the manufacture of optical heads, e.g. assembly
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Optics & Photonics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学式ビデオディ
スク、コンパクトディスク等に使用される光ピックアッ
プ及びその支持方法並びにその組立方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】以下に従来の光ピックアップについて説
明する。図11は従来の光ピックアップの平面図、図1
2(a)は図11の光ピックアップのX−X線断面図、
図12(b)は図11の光ピックアップのY−Y線断面
図である。
【0003】図において、1は対物レンズ保持筒で、光
ディスク2にレーザ光3を集光するための対物レンズ4
が接着剤等によって固定されている。また、対物レンズ
保持筒1には、フォーカス方向(光ディスク2の面に垂
直な方向)に動作するためのフォーカスコイル5と、ト
ラッキング方向(光ディスク2の半径方向 矢印T)に
動作するためのトラッキングコイル6とが接着剤等によ
って固定されている。7a、7bは対物レンズ保持筒1
をフォーカス方向及びトラッキング方向に駆動するため
の磁気回路を構成する永久磁石であって、対物レンズ4
側にN極、反対側にS極が着磁されている。光ディスク
2は、スピンドルモータ等(図示省略)によって回転駆
動される。
【0004】8は対物レンズ保持筒1を中立位置に保持
する導電性の線状弾性部材で、フォーカスコイル5及び
トラッキングコイル6に電力を供給する機能を併せ持
つ。また、マグネット7a、7bによって磁気的吸引力
が働かないように非磁性の弾性部材を用いる。9は対物
レンズ保持筒1の両側に接着剤等の手段によって取り付
けられている中継基板であって、フォーカスコイル5と
トラッキングコイル6とに線状弾性部材8より電力を供
給するための中継の基板であり、中継基板9上の各々の
パターンが個々の線状弾性部材8に導電するように一端
を半田付けによって接続されている。
【0005】10はサスペンションホルダーであって、
一端に電力を供給するためのFPC(図示省略)が接着
剤等によって固定され、さらに、対物レンズ4とは反対
側の位置で線状弾性部材8が半田付けによって固定され
ている。また、サスペンションホルダー10は、光ディ
スク2の内周から外周まで移動可能なキャリッジ11に
固定されている。12はダンピング部材であって、対物
レンズ保持筒1を含む光学的可動部(アクチュエータ)
と線状弾性部材8とで構成される系が有する一次共振の
Q値を抑えるために用いられ、ダンピング部材12には
シリコンゲル等の低粘度の材料が用いられる。
【0006】以上のように構成された光ピックアップに
ついて、その動作を説明する。まず、電源からFPC
(図示省略)を経て、線状弾性部材8及び中継基板9を
介してフォーカスコイル5及びトラッキングコイル6に
電力が供給される。フォーカスコイル5及びトラッキン
グコイル6に流れる電流は、永久磁石7a、7bが発生
する磁界を受けフレミングの左手の法則に従って、それ
ぞれフォーカスコイル5及びトラッキングコイル6に電
磁力が作用し、対物レンズ保持筒1を含む光ピックアッ
プの可動部(アクチュエータ)が駆動される。この各々
のコイルに流れる電流の方向と大きさを制御して対物レ
ンズ4の位置を制御することにより、レーザ光3を集光
させた光学スポットを光ディスク2に常時合焦させ、か
つ光ピットのトラックに追従(微少トラッキング)する
ように制御している。また、電力の供給を停止すると、
線状弾性部材8のバネ力でフォーカス方向及びトラッキ
ング方向に対し常に中立位置に戻るようになっている。
【0007】13は光学ユニットであって、レーザ光3
の発光素子と受光素子を備え、光学ユニット13から発
光したレーザ光3はホログラムを構成した光学部品13
aを通り、多層膜コーティングされた立ち上げミラー1
4の表面で全反射し、対物レンズ4によって集光され、
光ディスク2に光学スポットを結像する。また、光ディ
スク2から反射したレーザ光3は逆に立ち上げミラー1
4で全反射し、ホログラムを構成した光学部品13aを
通過し、受光素子(図示省略)に集光される。受光素子
(図示省略)により電気信号に変換された受光信号に基
づき、対物レンズ4を光ディスク2に合焦させ、かつ光
ピットのトラックに追従するように制御する。
【0008】次に、以上のような光ピックアップの組立
て方法について図に従って説明する。図13は中継基板
と線状弾性部材との接続工程の説明図、図14はサスペ
ンションホルダーと線状弾性部材との組み合わせ工程の
説明図、および、図15は線状弾性部材の接続完了工程
の説明図である。
【0009】まず図13において、対物レンズ保持筒1
を含めた可動部(アクチュエータ)を治具A15に取り
付ける。給電用のFPC(図示省略)を接着等の手段に
よって張り付けたサスペンションホルダー10を治具B
16に取り付ける。さらに線状弾性部材8は治具C17
にエアー吸着等の手段によって、4本の線状弾性部材8
が各々平行になるように取り付けられている。
【0010】この、初期状態では、サスペンションホル
ダー10が線状弾性部材8に接触しない位置まで治具B
16をW方向に後退させ、治具C17を対物レンズ保持
筒1を含めた可動部(アクチュエータ)側に所定の位置
まで近づける。この状態の時、可動部(アクチュエー
タ)側の中継基板9に線状弾性部材8を半田付けによっ
て4箇所固定する。
【0011】次に治具C17から線状弾性部材8の保持
を解除させる。この状態では可動部(アクチュエータ)
の中継基板9に線状弾性部材8は固定されているため落
下することはない。
【0012】次に図14において、治具B16をW方向
に移動させ所定の位置にセットする。このとき線状弾性
部材8の先端は、サスペンションホルダー10に構成さ
れた***10aを貫通している。
【0013】次に図15において、サスペンションホル
ダー10の***10aを貫通した線状弾性部材8を半田
付けし、円錐状の空間部をダンピング部材12で充填す
ることで組み立てられている。こうして組み立てられた
光ピックアップをキャリッジ11に装着した状態を図1
1に示す。図11において、中継基板9とサスペンショ
ンホルダー10の間は4本の平行な線状弾性部材8によ
って、支持されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成における光ピックアップにおいては、対物レンズ
4(駆動部全体のほぼ重心)の位置が駆動点(フォーカ
スコイル5及びトラッキングコイル6)に対して離れて
いる。そのため、線状弾性部材8のピッチングモード
(面振れ、フォーカス系の二次共振)やヨーイングモー
ド(偏心、トラッキング系の二次共振)の振動をおこし
やすい。従って、振動防止のため、対物レンズ保持筒1
を含めた可動部の重心の位置と駆動点の位置を数μmの
単位で一致させる必要があるため、非常に厳しい精度で
製造する必要があった。
【0015】また、製造上の重心位置のバラツキが線状
弾性部材8のピッチングモードやヨーイングモードの振
動を誘発するため、振動の位相が生じると制御上の障害
になることもあった。
【0016】以上のような課題を解決するため、トラッ
キング方向、フォーカス方向、及びタンジェンシャル方
向に移動可能なワイヤサスペンション構造(実開昭61
−48424)や、ワイヤを制振支持する構造(実開昭
62−120425)等が提案されたが、何れもフォー
カス系やトラッキング系の二次共振をも防止するもので
は無かった。
【0017】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、容易に組み立てることができ、振動を生じることの
ない光ピックアップ及び光ピックアップの支持方法並び
に光ピックアップの組立方法を提供することを目的とす
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、対物レンズを
保持するレンズ保持手段を線状弾性部材を介して支持す
る光ピックアップ及び光ピックアップの支持方法であっ
て、複数の線状弾性部材を弓状に湾曲させ、湾曲した膨
出部が対物レンズを中心に互いに外側へ膨出するように
配置して前述のレンズ保持手段を支持するものである。
【0019】本発明の光ピックアップによれば、互いに
外側へ膨出するように配置された線状弾性部材は互いに
逆向きに湾曲しているため歪応力を相殺する。そのため
微少トラッキング移動に対して対物レンズ(可動部全
体)と線状弾性部材とが共振を起こすことがなくなる。
【0020】また、以上のように構成された光ピックア
ップについて、歪応力をかけない状態で直線状の(自由
直線の)線状弾性部材の一端をレンズ保持手段に固定す
工程と、支持手段の貫通穴に線状弾性部材の他端を貫
通させる工程と、線状弾性部材を湾曲させて線状弾性部
材の他端を支持手段に湾曲に応じた角度をもって固定す
る工程とを有する組立方法により光ピックアップを組み
立てるものである。以上のような組立工程により、湾曲
した線状弾性部材を容易に組み立てることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1から請求項7に
記載の発明は、光ディスクにレーザ光を集光する対物レ
ンズを保持するレンズ保持手段を支持するための光ピッ
クアップおよび光ピックアップの支持方法並びにその光
ピックアップを用いた光学式ディスク装置であって、導
電性を有し自由直線状(外力を受けない状態では直線
状)の導電性線状弾性部材の一端をレンズ保持手段に光
ピックアップの中心とほぼ平行に固定し、4本の前記導
電性線状弾性部材を湾曲させて湾曲した膨出部が対物レ
ンズを中心に互いに外側へ対向するように配置し、導電
性線状弾性部材の他端を支持固定部材に光ピックアップ
の中心と所定の角度を成して固定し、湾曲の方向は光デ
ィスクの面に対してほぼ平行な面内または傾斜した面内
に湾曲してレンズ保持手段を支持することを特徴とする
光ピックアップおよび光ピックアップの支持方法であ
る。
【0022】本発明によれば、互いに外側へ膨出するよ
うに配置された線状弾性部材は互いに逆向きに湾曲して
いるため歪応力を相殺する。従って、ピッチングモード
やヨーイングモードの合成固有振動数がなくなるため、
微少トラッキング移動に対して対物レンズ(可動部全
体)と線状弾性部材とが共振を起こすことがなくなると
ゆう作用を有するものである。
【0023】本発明の請求項8から請求項11に記載の
発明は、自由直線状態の導電性を有する4本の導電性線
状弾性部材を湾曲させて、対物レンズを保持するレンズ
保持手段を支持する光ピックアップの組立方法及びその
組立治具であって、自由直線状態の導電性線状弾性部材
の一端を自由直線状態を維持してレンズ保持手段に固定
する第1の固定ステップと、支持固定部材の貫通穴に導
電性線状弾性部材の他端を貫通させる貫通ステップと、
導電性線状弾性部材を所定の方向に所定の変異量に湾曲
させて、湾曲した膨出部が対物レンズを中心に互いに外
側へ対向するように配置する湾曲ステップと、湾曲ステ
ップにより湾曲した導電性線状弾性部材の他端を湾曲し
た状態を維持して支持固定部材に固定する第2の固定ス
テップとを有することを特徴とする光ピックアップの組
立方法及びその組立治具である。
【0024】本発明によれば、導電性線状弾性部材に応
力がかかっていない状態で先ず一端を固定し、次に所望
の湾曲を与えた後に他端を固定したものであるから、正
確に湾曲の比率を実現し、しかも湾曲した導電性線状弾
性部材を容易に組み立てることができると言う作用、効
果を有するものである。
【0025】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1は本発明における光ピックアップ
の平面図、図2(a)は図1における光ピックアップの
X−X線断面図、図2(b)は図1における光ピックア
ップのY−Y線断面図である。なお、従来の光ピックア
ップと同一の構成要素及び部材については同一の符号を
付し、説明の重複を省略する。
【0026】図1及び図2(a)、(b)において、1
は対物レンズ保持筒、2は光ディスク、3はレーザ光、
4は対物レンズ、5はフォーカスコイル、6はトラッキ
ングコイル、7a、7bは永久磁石、9は中継基板であ
る。
【0027】21は線状弾性部材であって、対物レンズ
保持筒1を中立位置に保持すると共に、フォーカスコイ
ル5及びトラッキングコイル6に電力を供給する機能を
有する導電性の線状弾性部材である。また、永久磁石7
a、7bによって磁気的吸引力が働かないように非磁性
材質が用いられる。さらに図1に示すように、対物レン
ズ4を取り囲み、対物レンズ4を中心にして外側へ膨出
するように弓状に湾曲した状態に固定されている。
【0028】22はサスペンションホルダーであって、
一端に電力を供給するためのFPC(図示省略)が接着
剤等によって固定されており、対物レンズ4とは反対側
の位置で線状弾性部材8が半田付けによって湾曲に応じ
た角度をもって固定されている。さらに、サスペンショ
ンホルダー22は、キャリッジ11に固定されている。
12はダンピング部材であって、シリコンゲル等の低粘
度の材質が使用される。13は光学ユニット、13aは
光学部品、14は立ち上げミラーである。
【0029】以上のように構成された光ピックアップに
ついてその動作を説明する。まず、電源からFPC(図
示省略)を経て、線状弾性部材21及び中継基板9を介
してフォーカスコイル5及びトラッキングコイル6に電
力が供給される。
【0030】一方、永久磁石7aのN極から出た磁力線
はフォーカスコイル5、トラッキングコイル6を通り、
対向する永久磁石7bのS極に至り対極のN極から磁気
ヨーク18を通過してマグネット7aのS極に至る。
【0031】フォーカスコイル5及びトラッキングコイ
ル6に流れる電流は、永久磁石7a、7bが発生する磁
界(即ち磁力線)を受け、フレミングの左手の法則に従
って、それぞれフォーカスコイル5及びトラッキングコ
イル6に電磁力が作用し、対物レンズ保持筒1を含む光
ピックアップの可動部(アクチュエータ)が駆動され
る。この各々のコイルに流れる電流の方向と大きさを制
御して対物レンズ4の位置を制御することにより、対物
レンズ4の焦点を光ディスク2に常時合焦させ、かつ光
ピットトラックに追従するように制御している。また、
電力の供給を停止すると、湾曲した線状弾性部材21の
復元しようとするバネ力がバランスする位置に戻り、そ
の位置がアクチュエータのフォーカス方向及びトラッキ
ング方向に対する中立位置となるように組み立てられて
いる。
【0032】レーザ光3を始めとする光学系の経路と動
作については従来の光ピックアップと同一であるから説
明の重複を省略する。
【0033】以上のように構成された光ピックアップ
が、情報検索に伴う微少トラッキング動作を行うとき、
対物レンズ保持筒1をはじめとするアクチュエータの各
可動部品は、従来と同様に、トラッキング方向に加減速
の加速度を受ける。
【0034】しかしながら、本発明の線状弾性部材21
は予め対物レンズ4を中心に互いに外側へ膨出するよう
に湾曲されているため歪応力が内在し、しかもトラッキ
ング移動方向(矢印T)に対して2本ずつ互いに逆向き
に湾曲しているため歪応力が相殺されている。従って、
従来の光ピックアップのように自由端カンチレバーを4
本合成したときのようなピッチングモードやヨーイング
モードの「合成固有振動数」がなくなるので、アクチュ
エータ全体の質量の慣性モーメントと線状弾性部材21
との共振を起こすことがなくなる。
【0035】さらに、2本ずつ互いに逆向きに湾曲して
歪応力を相殺しているために、例えば、図の上方向に微
少トラッキング移動を開始したとすると、トラッキング
コイル6と対物レンズ保持筒1とが上方向に移動し、キ
ャリッジ11(従ってキャリッジ11に固定されたサス
ペンションホルダー22)は動かないので、その変位に
より、上側の2本の線状弾性部材21は歪応力が小さく
なり、図の下側の2本の線状弾性部材21は歪応力が大
きくなる。そのため、上下4本の線状弾性部材21の合
成された歪量は相殺効果により、湾曲歪を与えなかった
場合と同量の応力で済むことになる。即ち、上下4本の
線状弾性部材21の変位に対するしなやかさは湾曲歪を
与えなかった場合と変わらないことになる。
【0036】そして、本発明の実施の形態によれば、上
述の効果が得られるための実際の湾曲量は、後述する図
5において、線状弾性部材21の長さをL、線状弾性部
材21に応力がかかっていない状態(自由直線)からの
湾曲変位量をdとすると、 0.005 ≦ 湾曲比率 = d/L ≦ 0.08 なる範囲の湾曲比率の時、最も効果的に共振を抑制する
ものである。
【0037】(実施の形態2)次に、以上のような光ピ
ックアップの組立て方法について、その実施の形態を4
本の弾性部材21で保持されるタイプを例にして図に従
って説明する。図3(a)は中継基板9と線状弾性部材
21との接続工程を説明する平面図、図3(b)は図3
(a)の側面図、図4(a)はサスペンションホルダー
11と線状弾性部材21との組み合わせ工程を説明する
平面図、図4(b)は図4(a)の側面図、および、図
5(a)は線状弾性部材21の接続完了工程を説明する
平面図、図5(b)は図5(a)の側面図である。な
お、従来並びに第1の実施の形態に示したものと同一の
構成要素には同一の符号を付し、説明の重複を省略す
る。
【0038】まず、図3において、対物レンズ保持筒1
を含めた可動部(アクチュエータ)を治具A23に取り
付ける。給電用のFPC(図示省略)を接着剤等によっ
て張り付けたサスペンションホルダー22を湾曲張りピ
ン24が設けられた治具B25に取り付ける。さらに線
状弾性部材21は治具C26にエアー吸着等の手段によ
って、4本の線状弾性部材21が各々平行になるように
取り付けられている。
【0039】この、初期状態では、サスペンションホル
ダー22が線状弾性部材21に接触しない位置まで治具
B25をW方向に後退させ、治具C26を対物レンズ保
持筒1を含めたアクチュエータ側に所定の位置まで近づ
ける。例えば、XYステージ(図示省略)によりスライ
ド移動させたり、治具C26を回動させることにより実
現される。なお、これ等については一般的な移動機構に
より実現されるので説明を割愛する。
【0040】この初期状態の時、アクチュエータ側の中
継基板9に線状弾性部材21を半田付けによって4箇所
固定する。その後、治具C26から線状弾性部材21の
保持を解除させる。即ち、中継基板9側は、線状弾性部
材21は図中矢印Wと並行に半田付け固定される。
【0041】次に、図4に示すように、治具B25をW
方向に移動させ所定の位置にセットする。このとき線状
弾性部材21のサスペンションホルダー22側の先端
は、サスペンションホルダー22に構成された***22
aを貫通し、湾曲張りピン24の表面を滑り対物レンズ
4の中心側に向かって自然と曲げられる。これは、治具
B25において、湾曲張りピン24の中心を線状弾性部
材21の中心軸に対して対物レンズ4の外側に位置する
ように設定したためである。
【0042】この湾曲張りピン24にはテフロンなどの
滑り易い材質のコーティングを施すことで、なめらかに
線状弾性部材21を湾曲張りピン24にすべらすことが
できるようにしている。このときアクチュエータの中継
基板9の半田付け位置と***22aと湾曲張りピン24
の位置関係で所望の曲率が得られるように湾曲張りピン
24の位置を決定し、線状弾性部材21の湾曲を作り出
すものである。
【0043】次に、図5に示すように、サスペンション
ホルダー22側における線状弾性部材21の半田付けを
実施する。こうして、サスペンションホルダー22側の
線状弾性部材21は湾曲した状態で固定される。この状
態で治具A23、治具B25より取り外しても治具上で
作り出した線状弾性部材21の湾曲形状は平行になるこ
となく所望の湾曲が維持でき、対物レンズ4の中立位置
も変わることがない。なぜなら、図4(a)及び図5
(a)から明らかなように、サスペンションホルダー2
2側の線状弾性部材21の端部は図中矢印W方向に対し
て湾曲に応じた角度に傾斜した状態で半田付け固定され
る。従って、前述の中継基板9側の固定と相まって、1
本の湾曲させられた線状弾性部材21が延びて直線に戻
ろうとする内部応力は、対物レンズ4を挟んで対向する
側の他の1本の湾曲させられた線状弾性部材21の内部
応力と相殺されるからである。
【0044】特に、以上の組立方法によれば、応力がか
かっていない状態で先ず一端を固定し、次に所望の湾曲
を与えた後に他端を固定したものであるから正確に湾曲
の比率を実現することができる。
【0045】(実施の形態3)次に、光ピックアップの
他の組立て方法について、第3の実施の形態を図を用い
て説明する。図6(a)は図3における湾曲張りピン2
4を別の治具に設置した組立方法を表す平面図、図6
(b)は図6(a)の側面図、図7(a)は図6の組立
方法における中継基板9と線状弾性部材21との接続工
程を説明する平面図、図7(b)は図7(a)の側面
図、図8(a)は図6の組立方法におけるサスペンショ
ンホルダー22と線状弾性部材21との組み合わせ工程
を説明する平面図、図8(b)は図8(a)の側面図で
ある。なお、従来並びに第1及び第2の実施の形態に示
したものと同一の構成要素には同一の符号を付し、説明
の重複を省略する。
【0046】図6に示すように、前述の図3に示す治具
B25のうち、サスペンションホルダー22を支持しW
方向へ移動可能な治具Ba27と、湾曲張りピン24を
支持し線状弾性部材21に対して直角(X)方向に移動
可能な治具Bb28とに分割し、両治具が別の移動機構
に設けられた構成としたものである。移動機構は一般的
なXYステージ等が用いられる。
【0047】まず、組立工程は第2の実施の形態と同様
に図6において、対物レンズ保持筒1を含めた可動部
(アクチュエータ)を治具A23に取り付け、給電用の
FPC(図示省略)を接着剤等によって張り付けたサス
ペンションホルダー22を治具Ba27に取り付ける。
さらに線状弾性部材21は治具C26にエアー吸着等の
手段によって、4本の線状弾性部材21が各々平行にな
るように取り付ける。
【0048】組立ての初期状態において、サスペンショ
ンホルダー22が線状弾性部材21に接触しない位置ま
で治具Ba27をW方向に後退させる。また、治具Bb
28も線状弾性部材21に接触しない位置までX方向に
後退させておく。
【0049】次に、治具C26をアクチュエータに所定
の位置まで近づかせ、中継基板9に線状弾性部材21を
半田付けによって4箇所を固定する。
【0050】次に、図7において、治具Ba27をW方
向に移動させ所定の位置にセットする。このとき、線状
弾性部材21のサスペンションホルダー22側の先端
は、サスペンションホルダー22に設けられた***22
aを貫通している。
【0051】次に、図8において、湾曲張りピン24が
立設されている治具Bb28をX方向に移動させて所定
の位置に合わせると線状弾性部材21の湾曲率が設定さ
れる。また、治具Bb28の移動距離を調整することに
より湾曲率(d/L)を調整することができる。
【0052】(実施の形態4)次に、光ピックアップの
さらに他の組立て方法について、第4の実施の形態を図
を用いて説明する。図9は図3における湾曲張りピン2
4を別の治具に設置した他の組立方法を表す平面図、図
10(a)は図9の組立方法を表す正面図、図10
(b)は図10(a)の側面図である。なお、従来並び
に第1から第3の実施の形態に示したものと同一の構成
要素には同一の符号を付し、説明の重複を省略する。
【0053】図9及び図10に示すように、前述の図3
に示す治具B25のうち、サスペンションホルダー22
を支持しW方向へ移動可能な治具Ba30と、湾曲張り
ピン29を支持し線状弾性部材21の回りに回動可能な
治具Bb31とに分割し、両治具が別の移動機構と回動
機構とに設けられた構成としたものである。
【0054】まず、図9及び図10において、対物レン
ズ保持筒1を含めた可動部(アクチュエータ)を治具A
23に取り付け、給電用のFPC(図示省略)を接着剤
等によって張り付けたサスペンションホルダー22を治
具Ba30に取り付ける。さらに線状弾性部材21は治
具C26にエアー吸着等の手段によって、4本の線状弾
性部材21が各々平行になるように取り付ける。
【0055】組立ての初期状態において、サスペンショ
ンホルダー22が線状弾性部材21に接触しない位置ま
で治具Ba30をW方向に後退させる。また、治具Bb
31も線状弾性部材21に接触しない位置まで回動させ
て後退させておく。
【0056】次に、治具C26をアクチュエータ側に所
定の位置まで近づけ、アクチュエータ側の中継基板9に
線状弾性部材21を半田付けによって4箇所を固定す
る。次に治具C26から線状弾性部材21の保持を解除
させる。
【0057】次に、治具Ba30をW方向に移動させ所
定の位置にセットする。このとき線状弾性部材21のサ
スペンションホルダー22側の先端は、サスペンション
ホルダー22に構成された***22aを貫通している。
【0058】このとき、湾曲張りピン29が立設されて
いる治具Bb31をθ方向に回動させて所定の位置にセ
ットされる。
【0059】次に、サスペンションホルダー22側の半
田付けを実施することで、サスペンションホルダー22
により湾曲した状態で固定される。この状態で治具A2
3、治具B25より取り外しても治具上で作り出した線
状弾性部材21の腕曲形状は平行になることなく、腕曲
状態が維持できるようになっている。また、治具Bb3
1の回動位置を調整することで腕曲率(d/L)を調整
することが可能である。
【0060】なお、実施の形態1から4に例示した線状
弾性部材の湾曲方向は、図1に示すように何れも平面図
と平行な面内(換言すれば光ディスクと平行な面内)で
湾曲させたものである。これは、湾曲させた空間に対物
レンズを配置させることができ、しかも、光ピックアッ
プユニット全体の光ディスクに垂直な方向の厚みを薄く
することができるという、空間の利用効果のためであ
る。
【0061】しかしながら、既に説明したように、本発
明の特徴は、線状弾性部材を予め対物レンズを中心に互
いに外側へ膨出するように湾曲したため歪応力が内在
し、しかも2本ずつ互いに逆向きに湾曲しているため歪
応力が相殺され、合成固有振動数がなくなると言う点に
ある。従って、実施の形態1から4に例示した湾曲方向
に限定するものでなく、図1の平面図と垂直な面内(換
言すれば光ディスクと垂直な面内)で湾曲させたもの、
あるいは、光ディスクの面に対し傾斜した面内で湾曲さ
せたものであっても、同様の効果が得られることは自明
である。
【0062】
【発明の効果】以上の説明のように、本発明の光ピック
アップによれば、互いに外側へ膨出するように配置され
た線状弾性部材は互いに逆向きに湾曲しているため歪応
力を相殺する。従って、ピッチングモードやヨーイング
モードの合成固有振動数がなくなるため、微少トラッキ
ング移動に対して対物レンズ(可動部全体)と線状弾性
部材とが共振を起こすことがなくなる。
【0063】こうして、容易に組み立てることができ、
振動を生じることのない光ピックアップ及び光ピックア
ップの支持方法並びに光ピックアップの組立方法を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における光ピックアップの平面図
【図2】(a)図1における光ピックアップのX−X線
断面図 (b)図1における光ピックアップのY−Y線断面図
【図3】(a)中継基板と線状弾性部材との接続工程を
説明する平面図 (b)図3(a)の側面図
【図4】(a)サスペンションホルダーと線状弾性部材
との組み合わせ工程を説明する平面図 (b)図4(a)の側面図
【図5】(a)線状弾性部材の接続完了工程を説明する
平面図 (b)図5(a)の側面図
【図6】(a)図3における湾曲張りピンを別の治具に
設置した組立方法を表す平面図 (b)図6(a)の側面図
【図7】(a)図6の組立方法における中継基板と線状
弾性部材との接続工程を説明する平面図 (b)図7(a)の側面図
【図8】(a)図6の組立方法におけるサスペンション
ホルダーと線状弾性部材との組み合わせ工程を説明する
平面図 (b)図8(a)の側面図
【図9】図3における湾曲張りピンを別の治具に設置し
た他の組立方法を表す平面図
【図10】(a)図9の組立方法を表す正面図 (b)図10(a)の側面図
【図11】従来の光ピックアップの平面図
【図12】(a)図11の光ピックアップのX−X線断
面図 (b)図11の光ピックアップのY−Y線断面図
【図13】中継基板と線状弾性部材との接続工程の説明
【図14】サスペンションホルダーと線状弾性部材との
組み合わせ工程の説明図
【図15】線状弾性部材の接続完了工程の説明図
【符号の説明】
1 対物レンズ保持筒 2 光ディスク 3 レーザ光 4 対物レンズ 5 フォーカスコイル 6 トラッキングコイル 7a、7b 永久磁石 8、21 線状弾性部材 9 中継基板 10、22 サスペンションホルダー 10a、22a *** 11 キャリッジ 12 ダンピング部材 13 光学ユニット 13a 光学部品 14 立ち上げミラー 15、23 治具A 16、25 治具B 17、26 治具C 18 磁気ヨーク 24、29 湾曲張りピン 27、30 治具Ba 28、31 治具Bb
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−105551(JP,A) 特開 平3−71436(JP,A) 実開 昭61−174022(JP,U) 実開 昭61−48424(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 7/09 - 7/095

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスクにレーザ光を集光する対物レン
    ズを保持するレンズ保持手段を支持するための光ピック
    アップの支持方法であって、導電性を有し自由直線状の導電性線状弾性部材の一端を
    前記レンズ保持手段に光ピックアップの中心とほぼ平行
    に固定し、4本の前記導電性線状弾性部材を湾曲させて
    湾曲した膨出部が前記対物レンズを中心に互いに外側へ
    対向するように配置し、前記導電性線状弾性部材の他端
    を支持固定部材に光ピックアップの中心と所定の角度を
    成して固定して前記レンズ保持手段を支持する ことを特
    徴とする光ピックアップの支持方法。
  2. 【請求項2】前記湾曲の方向は光ディスクの面に対して
    ほぼ平行な面内に湾曲して前記レンズ保持手段を支持す
    ることを特徴とする請求項1記載の光ピックアップの支
    持方法。
  3. 【請求項3】前記湾曲の方向は光ディスクの面に対して
    傾斜した面内に湾曲して前記レンズ保持手段を支持する
    とを特徴とする請求項1記載の光ピックアップの支持
    方法。
  4. 【請求項4】光ディスクにレーザ光を集光する対物レン
    ズをトラッキング方向とフォーカス方向とに移動可能に
    保持するレンズ保持手段と、 前記レンズ保持手段をトラッキング方向とフォーカス方
    向とに駆動するトラッキングコイルとフォーカスコイル
    と、自由直線状で、前記トラッキングコイルと前記フォーカ
    スコイルとに給電するための導電性を有する4本の導電
    性線状弾 性部材と、 前記導電性線状弾性部材を支持固定する支持固定部材と
    を有する光ピックアップであって、前記導電性線状弾性部材の一端を前記レンズ保持手段に
    光ピックアップの中心とほぼ平行に固定し、4本の前記
    導電性線状弾性部材を湾曲させて湾曲した膨出部が前記
    対物レンズを中心に互いに外側へ対向するように配置
    し、前記導電性線状弾性部材の他端を支持固定部材に光
    ピックアップの中心と所定の角度を成して固定すること
    により前記レンズ保持手段を支持する ことを特徴とする
    光ピックアップ。
  5. 【請求項5】前記湾曲の方向は光ディスクの面に対して
    ほぼ平行な面内に湾曲して前記レンズ保持手段を支持す
    ことを特徴とする請求項4記載の光ピックアップ。
  6. 【請求項6】前記湾曲の方向は光ディスクの面に対して
    傾斜した面内に湾曲して前記レンズ保持手段を支持する
    ことを特徴とする請求項4記載の光ピックアップ。
  7. 【請求項7】請求項4記載の光ピックアップを有するこ
    とを特徴とする光学式ディスク装置。
  8. 【請求項8】自由直線状態の導電性を有する4本の導電
    性線状弾性部材を湾曲させて、対物レンズを保持するレ
    ンズ保持手段を支持する光ピックアップの組立方法であ
    って、 自由直線状態の前記導電性線状弾性部材の一端を自由直
    線状態を維持して前記レンズ保持手段に固定する 第1の
    固定ステップと、 支持固定部材の貫通穴に前記導電性線状弾性部材の他端
    を貫通させる貫通ステップと、前記導電性線状弾性部材を所定の方向に所定の変異量に
    湾曲させて、湾曲した膨出部が前記対物レンズを中心に
    互いに外側へ対向するように配置する湾 曲ステップと、前記湾曲ステップにより湾曲した前記導電性線状弾性部
    材の他端を湾曲した状態を維持して前記支持固定部材に
    固定する 第2の固定ステップとを有することを特徴とす
    る光ピックアップの組立方法。
  9. 【請求項9】光ディスクにレーザ光を集光するための対
    物レンズを保持すると共にトラッキング方向とフォーカ
    ス方向とに移動可能なレンズ保持手段と、 前記レンズ保持手段をトラッキング方向とフォーカス方
    向とに駆動するトラッキングコイルとフォーカスコイル
    と、 自由直線状態で、前記トラッキングコイルと前記フォー
    カスコイルとに給電するための導電性を有する4本の導
    電性線状弾性部材と、 前記導電性線状弾性部材を支持固定する支持固定部材と
    を有する光ピックアップの組立治具であって、 前記レンズ保持手段を保持する第1の保持手段と、 前記支持固定部材を保持すると共に、湾曲張りピンが前
    記湾曲張りピンの中心を前記導電性線状弾性部材の中心
    軸に対して対物レンズの外側の位置に立設され、前記中
    心軸に平行に移動可能に配置された第2の保持手段と、 前記第1の保持手段を挟んで両側に配置され光ピックア
    ップの中心に対して平行に前記導電性線状弾性部材を保
    持する第3の保持手段とを有することを特徴とする光ピ
    ックアップの組立治具。
  10. 【請求項10】前記湾曲張りピンが、前記第2の保持手
    段と別体に設けられ、前記光ピックアップの中心に対し
    て両側に配置され、かつ、前記光ピックアップの中心に
    対して直角方向に移動可能に配置された第4の保持手段
    に立設されていることを特徴とする請求項9記載の光ピ
    ックアップの組立治具。
  11. 【請求項11】前記湾曲張りピンが、前記第2の保持手
    段と別体に設けられ、前記光ピックアップの中心に対し
    て両側に配置され、かつ、前記光ピックアップの中心に
    対して垂直な面上を回動可能に配置された第5の保持手
    段に立設されていることを特徴とする請求項9記載の光
    ピックアップの組立治具。
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