JP2851355B2 - 車種判別装置 - Google Patents

車種判別装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、有料道路の料金収受装置における車種判別
に適用される車種判別装置に関する。
[従来の技術] 第2図に従来の車種判別装置構成を示す。第2図にお
いて、車両分離器01は車両の進入検知、撮像機05及び画
像処理機06は、車両のナンバープレート認識、踏板03は
車両の軸数,トレッド計測、車高検知器02は車高の計
測、オーバーハング検知器04は、車両の先端から1軸目
迄の距離計測を行って、これらの認識結果,計測結果を
総合判定して、車種を判別している。
[発明が解決しようとする課題] 第2図に示す通り、従来の車種判別では、車両の軸数
計測,トレッド計測の為に踏板が必要であった。踏板は
道路に埋設しなければならない為、機器据付時には、長
時間の車両通行止めを行わねばならず、交通量の多い既
設道路への車種判別装置導入は困難視されていた。ま
た、踏板での計測は、タイヤが踏圧することにより行わ
れる接触方式である。その為、他の非接触式のセンサに
比べて耐用期間が著しく短い。従って、従来では運用期
間中、一定期間毎に、踏板の交換を必要としていた。
本発明は、従来、踏板により行っていた軸数及びトレ
ッド計測を画像処理で行い、踏板を使用しない車種判別
装置を構成することにより、機器の振付を容易にすると
ともに、設備費を低減させ、信頼性を向上させようとす
るものである。
[課題を解決するための手段] 1.進入開始時に撮像した車両の前面画像から、1軸目の
左右のタイヤ位置を検出し、トレッドを求める。
2.車両の通渦中は、くり返し車両側面の撮像を行って、
その画像からタイヤを検出し、タイヤ位置変化の履歴を
評価することにより、前/後進を判断し、車両通過終了
までの通過軸数を求める。
これら2つの機能を備えることにより、踏板を使用し
ない車種判別装置を構成することができる。
[作用] 従来、踏板を使用して行っていたトレッド計測及び軸
数計数を、これら2つの手段を用いて行うことにより、
踏板を使用しない車種判別装置を構成することができ
る。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
第1図は本発明に係る車種判別装置の構成図である。同
図において1は車両分離器、2は車高検知器、4はオー
バーハング検知器、5は前面画像撮像機、6は画像処理
機、7は側面画像撮像機である。
車両分離器1は車線を通過する車両を検知する為の光
センサであり、車線の軸方向に複数本の光線が通されて
おり、車両の先端がいずれかの光線を遮光した時点で車
両を検知し、通過中は常に車両検知信号を出力する。車
量侵入時、画像処理機6は車両検知信号がオンになると
同時に前面画像撮像機5に撮像指令を発し、車両の前面
画像を撮像する。前面画像撮像機5は、静止画像映像信
号を出力し、画像処理機6はこれを取込み、A/D変換を
行った後、そのディジタル画像を処理することにより、
ナンバープレートの認識及びトレッドの計測を行う。
また、車両の通過中(車両検知信号がオンである間)
は、側面画像撮像機7により、1/30秒毎に車両側面が撮
像され出力される。画像処理機6は、この画像を取込ん
で処理することにより、タイヤ部分を抽出する。この処
理を毎回(1/30秒毎)行うことにより、タイヤの移動を
検出し、軸数を計数する。
なお、画像処理機6は、車両前面画像からナンバープ
レート認識及びトレッド計測を行う処理と、逐次、車両
側面画像からタイヤ部分を抽出し、軸数を計数する処理
とを並行して行うことができる。
車両の通過終了時、画像処理機6の処理により得られ
る1軸目トレッド,ナハン−プレートサイズ(大板/中
板),車種分類番号2桁,軸数と、その他のセンサによ
り得られる車高,車長等の計側結果を総合判定し車種を
判別する。
次に本発明の特徴である(1)画像処理によるトレッ
ド計測及び(2)画像処理による軸数計測のそれぞれの
実現方法の一例について述べる。
(1)画像処理によるトレッド計測 画像処理によるトレッド計測は、車両分離器1によっ
て検知された瞬間に、前面画像撮像機5が撮像する車両
前面画像を処理することにより行う。
第3図−(a)は、車両前面画像の撮像範囲を示す。
この撮像範囲は、両方のタイヤがその範囲に映る様に設
定する。
画像処理機6は、車両前面画像を処理することによ
り、車線に進入した車両の外形線を求める。これは、通
常、車両が通過中でないときの画像を記憶しておき、車
両前面画像と減算処理を行うことにより容易に行える。
第3図−(b)に、車両の外形線抽出結果を示し、検出
された外形線の内部を斜線で示した。
次に外形線抽出結果を、第3図−(b)に示す様にI,
II,IIIの領域に分割する。領域IIは車両前面画像におい
てタイヤ部分の存在し得ない範囲であり、分割点a,bは
統計処理などにより求めることが可能で、視野,撮像機
の位置を同じくする限り、固定の位置で良い。次に領域
I,IIIからそれぞれ『外形線上の点で最も下方にある
点』を求めP1,P2とする。これらは路面に接している点
とほぼ等しいから、第3図−(c)に示す様に路面上の
点P1′,P2′とみなして、P1′−P2′間の距離を求め、
それをトレッドとする。
(2)画像処理による軸数計測 側面画像撮像機7により、1/30秒毎に撮像され、出力さ
れる車両側面画像を画像処理機6が毎回取込んで処理を
行い、タイヤの有無、及びタイヤの位置を求める。車両
側面画像の撮像範囲は、同時に2軸のタイヤが写らない
様な範囲であり、ある瞬間における車両側面画像には、
タイヤが全く存在しないか、または1軸だけ存在するか
のどちらかである。画像処理機6は、車両側面画像に
「タイヤ無し」の状態から「タイヤ有り」の状態となっ
たことを以って車軸の通過開始を認識し、「タイヤ有
り」の状態から「タイヤ無し」となったことを以って車
軸の通過終了を認識する。車軸の通過終了時、通過開始
からのタイヤ位置の変化を調べて、車軸の前/後進を判
定する。車両の通過開始時、計測軸数を0とし、前進軸
通過時+1,後進軸通過時−1とすれば当該車両の車軸数
を求めることができる。軸通過検出の例を第4図に示
す。同図は、間隔が1/30秒である様な時刻t0,t1,t2,t3,
t4,において、t0,t4が「タイヤ無し」状態で、t1,t2,t3
が「タイヤ有り」状態であった時、時刻t4で前進軸通過
が成立した例を示す。同図(a)(b)はt1〜t3におけ
る車両側面画像と、外形線抽出結果及び検出されたタイ
ヤ部分を示す。同図(c)はt1〜t3に対応してタイヤの
位置がP1→P2→P3の様に変化したことを示す。軸通過終
了時(t4)タイヤの位置が時間と共に左から右へ動いて
いることを以って前進と判定する(車両の進行方向右側
面を撮像する場合)。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、従来の車種判別装
置の様に踏板を必要としない為、機器の据付が容易とな
り、設備費も低減できる。また、踏板交換の必要がなく
なることで信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一実施例に係る車種判別装置の機器
構成図、第2図は従来の車種判別装置の機器構成図、第
3図は画像処理によるトレッド計測例、第4図は画像処
理による軸通過検出例である。 1……車両分離器、2……車高検知器、 4……オーバーハング検知器、5……前面画像撮像機、 6……画像処理機、7……側面画像撮像機。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】料金所ゲートを通過する車両を、特定位置
    で検知する車両分離器と、この車両分離器から出力され
    る車両検知信号がオンとなった時、車両の前面を撮像す
    る前面画像撮像機と、前記車両検知信号がオンである間
    連続的に、車両の側面を撮像する側面画像撮像機と、前
    記通過車両の車高を検知する車高検知器と、前記通過車
    両のオーハングを検知するオーバーハング検知器と、前
    記前面画像撮像機により撮像された車両の前面画像から
    ナンバープレート部分を抽出してナンバープレートサイ
    ズの判定及び車種分類番号の認識を行うと共に、1軸目
    の左右のタイヤ位置を検出してトレッドを求める第1の
    画像処理手段と、前記側面画像撮像機により撮像された
    車両の側面画像からタイヤ位置を検出し、タイヤの位置
    変化の履歴から車両の前後進を判断し、車両通過終了ま
    での通過軸数を求める第2の画像処理手段とを具備し、 前記第1の画像処理手段によるナンバープレートサイズ
    の判定結果、車種分類番号の認識結果、トレッド計測結
    果、前記第2の画像処理手段による軸数計測結果、前記
    オーバーハング検知器によるオーバーハング計測結果及
    び、前記車高検知器による車高計測結果から総合的に車
    種を判別することを特徴とする車種判別装置。
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