JP2850407B2 - 含クロム溶鋼の精錬法 - Google Patents
含クロム溶鋼の精錬法Info
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- C21C5/00—Manufacture of carbon-steel, e.g. plain mild steel, medium carbon steel or cast steel or stainless steel
- C21C5/005—Manufacture of stainless steel
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C21C7/04—Removing impurities by adding a treating agent
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- C21C7/0685—Decarburising of stainless steel
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- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は含クロム溶鋼を極低炭素まで脱炭する含ク
ロム溶鋼の精錬法に関する。
ロム溶鋼の精錬法に関する。
第9図に示される如く容器として例示される吹錬炉1
内に含クロム溶鋼2を入れ、上記炉1の底部に設けられ
た羽口3から含クロム溶鋼2内に非酸化性ガス例えばア
ルゴンと酸素の混合ガスを吹き込み、第10図の如き工程
で含クロム溶鋼2の脱炭即ち精錬を行なう方法(以下従
来法と呼ぶ)が広く知られている。上記のように脱炭を
行なう場合、脱炭が進んで溶鋼中の炭素の濃度が低くな
ってくるとクロムが酸化し易くなってその酸化損失が極
めて増大する。この為、上記方法では第10図に示す如
く、炭素の濃度が低くなるにつれアルゴンの比率を順次
高めてクロムの酸化損失が少なくなるようにしている。
尚4はフードで、炉1から排出されたガスやダストを集
める為のものであり、これに一端が接続されたダクト5
の他端は図示外の集塵装置、アルゴン回収装置等に接続
されている。
内に含クロム溶鋼2を入れ、上記炉1の底部に設けられ
た羽口3から含クロム溶鋼2内に非酸化性ガス例えばア
ルゴンと酸素の混合ガスを吹き込み、第10図の如き工程
で含クロム溶鋼2の脱炭即ち精錬を行なう方法(以下従
来法と呼ぶ)が広く知られている。上記のように脱炭を
行なう場合、脱炭が進んで溶鋼中の炭素の濃度が低くな
ってくるとクロムが酸化し易くなってその酸化損失が極
めて増大する。この為、上記方法では第10図に示す如
く、炭素の濃度が低くなるにつれアルゴンの比率を順次
高めてクロムの酸化損失が少なくなるようにしている。
尚4はフードで、炉1から排出されたガスやダストを集
める為のものであり、これに一端が接続されたダクト5
の他端は図示外の集塵装置、アルゴン回収装置等に接続
されている。
この従来の含クロム溶鋼の精錬法では、炭素濃度が高
い過程では上記酸素によって含クロム溶鋼を効率良く迅
速に脱炭できる。しかし炭素濃度が低くなると脱炭反応
の速度が遅くなって予定の低炭素濃度に到達するまでの
時間が長くなる問題点があり、しかもその場合には上記
の如くアルゴンの比率が高められている為、高価なアル
ゴンの使用量が極めて多量となる不経済性があった。ま
たアルゴンの比率を高めてもやはり酸素を使用している
為、その酸素によるクロムの酸化損失も生ずる問題点が
あった。
い過程では上記酸素によって含クロム溶鋼を効率良く迅
速に脱炭できる。しかし炭素濃度が低くなると脱炭反応
の速度が遅くなって予定の低炭素濃度に到達するまでの
時間が長くなる問題点があり、しかもその場合には上記
の如くアルゴンの比率が高められている為、高価なアル
ゴンの使用量が極めて多量となる不経済性があった。ま
たアルゴンの比率を高めてもやはり酸素を使用している
為、その酸素によるクロムの酸化損失も生ずる問題点が
あった。
本発明は以上のような点に鑑みてなされもので、その
目的とするところは、精錬の全般を、真空系等の設備負
担が比較的小さくて、かつ迅速に遂行でき、また高価な
アルゴンの使用量を極めて低減できると共にクロムの酸
化損失も防止できるようにした含クロム溶鋼の精錬法を
提供することである。
目的とするところは、精錬の全般を、真空系等の設備負
担が比較的小さくて、かつ迅速に遂行でき、また高価な
アルゴンの使用量を極めて低減できると共にクロムの酸
化損失も防止できるようにした含クロム溶鋼の精錬法を
提供することである。
本願発明は、容器内に入れられた含クロム溶鋼の中に
ガスを吹き込んで上記含クロム溶鋼を脱炭する含クロム
溶鋼の精錬法において、上記含クロム溶鋼中の炭素濃度
が、上記ガス中に酸素が存在するとクロムの酸化の度合
が実質的に高くなるところの0.2%の濃度までの過程で
は、上記ガスとして非酸化性ガスと酸素の混合ガスを用
いて精錬を行い、上記含クロム溶鋼中の炭素濃度が上記
の濃度となった後は、上記容器内を40〜200Torrに減圧
すると共に、上記ガスとして非酸化性ガスのみを用いて
精錬を行うようにしたものである。
ガスを吹き込んで上記含クロム溶鋼を脱炭する含クロム
溶鋼の精錬法において、上記含クロム溶鋼中の炭素濃度
が、上記ガス中に酸素が存在するとクロムの酸化の度合
が実質的に高くなるところの0.2%の濃度までの過程で
は、上記ガスとして非酸化性ガスと酸素の混合ガスを用
いて精錬を行い、上記含クロム溶鋼中の炭素濃度が上記
の濃度となった後は、上記容器内を40〜200Torrに減圧
すると共に、上記ガスとして非酸化性ガスのみを用いて
精錬を行うようにしたものである。
容器内の含クロム溶鋼中に非酸化性ガスと酸素の混合
ガスが吹き込まれ、含クロム溶鋼はそのガスによって撹
拌されると共にそのガス中の酸素によって脱炭される。
含クロム溶鋼中の炭素濃度が低くなった後は、容器内が
減圧されると共に、ガスとして非酸化性ガスのみが吹き
込まれる。40〜200Torrに減圧する為、真空系等の設備
負担が比較的小さくても吹き込まれたガスは大きい撹拌
能力を発揮する。この為、含クロム溶鋼は良好に撹拌さ
れてその脱炭反応が促進される。
ガスが吹き込まれ、含クロム溶鋼はそのガスによって撹
拌されると共にそのガス中の酸素によって脱炭される。
含クロム溶鋼中の炭素濃度が低くなった後は、容器内が
減圧されると共に、ガスとして非酸化性ガスのみが吹き
込まれる。40〜200Torrに減圧する為、真空系等の設備
負担が比較的小さくても吹き込まれたガスは大きい撹拌
能力を発揮する。この為、含クロム溶鋼は良好に撹拌さ
れてその脱炭反応が促進される。
以下本願の第1の実施例を図面第1、2、9図に基づ
いて説明する。先ず第9図の如き状態で周知の方法によ
って含クロム溶鋼の脱炭が行なわれる。この状態での処
理は、例えば第2図の大気圧中処理の欄に示される通り
である。即ち、含クロム溶鋼中に吹き込むガスとして酸
素と非酸化性ガス例えばアルゴン(窒素、ヘリウムでも
よい)の混合ガスを用いて精錬を行う。この処理の場
合、両ガスの混合比率は先ず6:1にされる。そして含ク
ロム溶鋼の脱炭が進んで含クロム溶鋼中の炭素濃度が低
下するにつれ、上記混合比率は3:1、1:1と順次変更され
る。
いて説明する。先ず第9図の如き状態で周知の方法によ
って含クロム溶鋼の脱炭が行なわれる。この状態での処
理は、例えば第2図の大気圧中処理の欄に示される通り
である。即ち、含クロム溶鋼中に吹き込むガスとして酸
素と非酸化性ガス例えばアルゴン(窒素、ヘリウムでも
よい)の混合ガスを用いて精錬を行う。この処理の場
合、両ガスの混合比率は先ず6:1にされる。そして含ク
ロム溶鋼の脱炭が進んで含クロム溶鋼中の炭素濃度が低
下するにつれ、上記混合比率は3:1、1:1と順次変更され
る。
上記のようにして含クロム溶鋼の脱炭による精錬が行
なわれ、含クロム溶鋼中の炭素濃度が例えば0.15%とな
ると(この濃度になったことは、例えば所定の周知方法
の処理を何分間行えばどれだけの炭素濃度になるという
経験則から推察できる)、次は吹錬炉1内を減圧状態に
して処理がなされる。その操作は次の通りである。吹錬
炉1上からフード4が除去され、代わりに第1図の如く
真空排気用のフード6が被せられる。このフード6と吹
錬炉1との接合部分7は高温用パッキンが用いられて、
高温状態でも吹錬炉1内の密封状態が保たれるようにな
っている。フード6に一端を接続するダクト8の他端
は、図示外の真空排気装置に接続されている。尚9は中
蓋である。
なわれ、含クロム溶鋼中の炭素濃度が例えば0.15%とな
ると(この濃度になったことは、例えば所定の周知方法
の処理を何分間行えばどれだけの炭素濃度になるという
経験則から推察できる)、次は吹錬炉1内を減圧状態に
して処理がなされる。その操作は次の通りである。吹錬
炉1上からフード4が除去され、代わりに第1図の如く
真空排気用のフード6が被せられる。このフード6と吹
錬炉1との接合部分7は高温用パッキンが用いられて、
高温状態でも吹錬炉1内の密封状態が保たれるようにな
っている。フード6に一端を接続するダクト8の他端
は、図示外の真空排気装置に接続されている。尚9は中
蓋である。
上記フード6の装着後、吹錬炉1内が減圧され、また
羽口3からは含クロム溶鋼2内に非酸化性ガス例えばア
ルゴンのみ(非酸化性ガスとしてはその他の窒素、窒素
とアルゴンとの混合ガス、ヘリウム等を用いてもよい)
が吹き込まれる。この処理は例えば第2図の真空処理の
欄に示される通りである。即ち、吹錬炉1内の圧力を例
えば90Torrにし、0.3Nm3/分・トンの流量のアルゴンガ
スが吹き込まれる。この過程では上記の如く圧力が低い
為、上記アルゴンガスはその流量が少なくても含クロム
溶鋼2内では大きな撹拌作用を及ぼす。従って吹錬炉1
内の含クロム溶鋼2はスラグと極めて良好に撹拌され、
脱炭反応が促進される。尚上記真空処理の時間は例えば
5分間である。
羽口3からは含クロム溶鋼2内に非酸化性ガス例えばア
ルゴンのみ(非酸化性ガスとしてはその他の窒素、窒素
とアルゴンとの混合ガス、ヘリウム等を用いてもよい)
が吹き込まれる。この処理は例えば第2図の真空処理の
欄に示される通りである。即ち、吹錬炉1内の圧力を例
えば90Torrにし、0.3Nm3/分・トンの流量のアルゴンガ
スが吹き込まれる。この過程では上記の如く圧力が低い
為、上記アルゴンガスはその流量が少なくても含クロム
溶鋼2内では大きな撹拌作用を及ぼす。従って吹錬炉1
内の含クロム溶鋼2はスラグと極めて良好に撹拌され、
脱炭反応が促進される。尚上記真空処理の時間は例えば
5分間である。
上記処理によって、含クロム溶鋼2中の炭素濃度は例
えば0.04%まで減少する。
えば0.04%まで減少する。
尚前記大気圧中処理の過程では含クロム溶鋼2中のク
ロム濃度は18.20%から17.20%まで減少、即ち、1%が
酸化しているが、真空処理の過程ではクロムの減少即ち
酸化は零である。
ロム濃度は18.20%から17.20%まで減少、即ち、1%が
酸化しているが、真空処理の過程ではクロムの減少即ち
酸化は零である。
次に上記真空処理が済むと、周知の如く含クロム溶鋼
2中の還元剤例えばFe−Siが投入され、上記酸化したク
ロムの還元がなされる。上記還元剤は例えば粒状であ
る。上記還元の結果、含クロム溶鋼2中のクロム濃度は
18.20%に戻る。
2中の還元剤例えばFe−Siが投入され、上記酸化したク
ロムの還元がなされる。上記還元剤は例えば粒状であ
る。上記還元の結果、含クロム溶鋼2中のクロム濃度は
18.20%に戻る。
以上で精錬作業が完了する。
次に第3図は、酸素とアルゴンの比率が1:3の混合ガ
スを用いて、大気圧中で含クロム溶鋼を脱炭したとき
の、含クロム溶鋼中の炭素とクロムの関係を示すグラフ
である。
スを用いて、大気圧中で含クロム溶鋼を脱炭したとき
の、含クロム溶鋼中の炭素とクロムの関係を示すグラフ
である。
このグラフから、含クロム溶鋼中の炭素濃度が略0.2
%以下でクロムの酸化の度合が大きくなることが理解で
きる。従って、前記の如き大気圧中処理から真空処理へ
の切替は、含クロム溶鋼中の炭素濃度が略0.2%となっ
たあたりで行なうのが良い。
%以下でクロムの酸化の度合が大きくなることが理解で
きる。従って、前記の如き大気圧中処理から真空処理へ
の切替は、含クロム溶鋼中の炭素濃度が略0.2%となっ
たあたりで行なうのが良い。
次に第4図は、前記の如き真空処理の場合の種々の真
空度の場合におけるアルゴンガスの流量と脱炭速度定数
Kcとの関係を示すグラフである。
空度の場合におけるアルゴンガスの流量と脱炭速度定数
Kcとの関係を示すグラフである。
脱炭速度式は で近似でき、脱炭速度定数Kcが大である程脱炭の効果が
大きい。
大きい。
上記グラフから、前記真空処理の場合の吹錬炉1内の
真空度は、略200Torr以上であると上記定数Kcは大気圧
の場合と大差なくなる為、略200Torr以下が好ましいこ
とが理解できる。
真空度は、略200Torr以上であると上記定数Kcは大気圧
の場合と大差なくなる為、略200Torr以下が好ましいこ
とが理解できる。
尚アルゴンガスの流量は、略0.5Nm3/分・トン以上で
あるとスプラッシュの飛散が大となって操業上の問題が
生ずる為、それ以下にするのが好ましい。
あるとスプラッシュの飛散が大となって操業上の問題が
生ずる為、それ以下にするのが好ましい。
次に本願の第2の実施例を第5図に基づいて説明す
る。本例は非酸化性ガスを用いての含クロム溶鋼の精錬
と、還元剤によるクロム酸化剤の還元とを、真空処理の
欄に示されるように減圧状態の吹錬炉1内において同時
並行的に行う例である。本例の場合、大気圧中処理が前
記第1の実施例の場合と同様に行われる。次にその処理
の終了後、炉1内にその上方の開口部から還元剤が投入
される。次に第1図の如き状態において炉1内が例えば
90Torrに減圧され、非酸化性ガス例えばアルゴンが吹き
込まれて、含クロム溶鋼の脱炭及びクロム酸化物の還元
が行われる。その処理時間は例えば5分間である。この
過程での炉1内の真空度及びスラグの状態は第6図に示
す通りである。上記過程では、還元剤の添加により炉1
内のスラグは柔らかい低融点スラグとなる。その結果、
低融点スラグと溶鋼との界面積が増大すると共に、減圧
下で撹拌が行われる為に、次の(1)、(2)式の反応
により脱炭及び還元反応が促進される。
る。本例は非酸化性ガスを用いての含クロム溶鋼の精錬
と、還元剤によるクロム酸化剤の還元とを、真空処理の
欄に示されるように減圧状態の吹錬炉1内において同時
並行的に行う例である。本例の場合、大気圧中処理が前
記第1の実施例の場合と同様に行われる。次にその処理
の終了後、炉1内にその上方の開口部から還元剤が投入
される。次に第1図の如き状態において炉1内が例えば
90Torrに減圧され、非酸化性ガス例えばアルゴンが吹き
込まれて、含クロム溶鋼の脱炭及びクロム酸化物の還元
が行われる。その処理時間は例えば5分間である。この
過程での炉1内の真空度及びスラグの状態は第6図に示
す通りである。上記過程では、還元剤の添加により炉1
内のスラグは柔らかい低融点スラグとなる。その結果、
低融点スラグと溶鋼との界面積が増大すると共に、減圧
下で撹拌が行われる為に、次の(1)、(2)式の反応
により脱炭及び還元反応が促進される。
(Cr2O3)+3〔C〕→2〔Cr〕+3CO ……(1) 2(Cr2O3)+3〔Si〕→4〔Cr〕+3(SiO2) ……(2) 上記処理によって含クロム溶鋼2中の炭素濃度は例え
ば0.04%まで減少し、クロム濃度は元の値即ち18.20%
に戻る。
ば0.04%まで減少し、クロム濃度は元の値即ち18.20%
に戻る。
尚上記還元剤の投入は、フード6に還元剤の投入設備
を設置しておき、吹錬炉1にフード6を被せて吹錬炉1
内の減圧を開始した後に還元剤の投入を行ってもよい。
そうすることによって還元剤の働きをより良好にするこ
とができる。
を設置しておき、吹錬炉1にフード6を被せて吹錬炉1
内の減圧を開始した後に還元剤の投入を行ってもよい。
そうすることによって還元剤の働きをより良好にするこ
とができる。
次に第7図は炭素濃度が0.15%になった後の脱炭の作
業工程における脱炭速度定数を、従来法と本願の第1及
び第2実施例の方法の各々について示すものである。各
々の作業工程の条件は、従来法は大気圧下での操業で、
ガス即ち酸素とアルゴンの混合ガスの流量は1Nm3/分・
トンであり、本願の実施例は操業圧力100Torrの時の実
施例で、又アルゴンの流量は0.3Nm3/分・トンである。
又第2実施例の方法の場合における脱炭速度定数は、横
軸に還元剤の添加指数(酸化したクロムを全て還元する
に必要な還元剤の計算上の量を指数1.0で示してある)
をとって、種々の添加指数の場合における値を示してあ
る。
業工程における脱炭速度定数を、従来法と本願の第1及
び第2実施例の方法の各々について示すものである。各
々の作業工程の条件は、従来法は大気圧下での操業で、
ガス即ち酸素とアルゴンの混合ガスの流量は1Nm3/分・
トンであり、本願の実施例は操業圧力100Torrの時の実
施例で、又アルゴンの流量は0.3Nm3/分・トンである。
又第2実施例の方法の場合における脱炭速度定数は、横
軸に還元剤の添加指数(酸化したクロムを全て還元する
に必要な還元剤の計算上の量を指数1.0で示してある)
をとって、種々の添加指数の場合における値を示してあ
る。
この第7図から明らかなように、第1実施例の方法で
は減圧下での操業の結果、従来法に比べて高い脱炭速度
定数が得られている。又第2実施例の方法では還元剤に
よるクロム酸化物の還元が並行的に行われていながら、
第1実施例と同様の高い脱炭速度定数が得られている。
は減圧下での操業の結果、従来法に比べて高い脱炭速度
定数が得られている。又第2実施例の方法では還元剤に
よるクロム酸化物の還元が並行的に行われていながら、
第1実施例と同様の高い脱炭速度定数が得られている。
次に第8図は、第2実施例において精錬作業がスター
トされてから全精錬作業が完了する時までの含クロム溶
鋼のクロム濃度の変化の様子を、種々の含クロム溶鋼に
ついて測定した結果を示すものである。又各々の折れ線
に付記した数字は還元剤の添加指数を示す。
トされてから全精錬作業が完了する時までの含クロム溶
鋼のクロム濃度の変化の様子を、種々の含クロム溶鋼に
ついて測定した結果を示すものである。又各々の折れ線
に付記した数字は還元剤の添加指数を示す。
この第8図からは、還元剤の添加量が全クロム酸化物
を還元するに必要な計算上の量より少なくても、全量に
近いクロムを還元できていることがわかる。これは溶鋼
中の炭素がクロム酸化物を還元している為と思われる。
を還元するに必要な計算上の量より少なくても、全量に
近いクロムを還元できていることがわかる。これは溶鋼
中の炭素がクロム酸化物を還元している為と思われる。
次に前記本願の第1及び第2の実施例の方法と第10図
の如き従来法を、含クロム溶鋼の一例としてSUS304の精
錬に適用した場合における種々の材料の原単位及び全精
錬処理に要する時間を対比して示せば第1表の通りであ
る。尚第1表は従来法を100とした場合の相対値であ
る。また第10図の従来法は、酸素とアルゴンの比率が1:
1までは本願の実施例と同じ条件、比率が1:3の工程は酸
素とアルゴンを合計した流量が1Nm3/分・トンである。
の如き従来法を、含クロム溶鋼の一例としてSUS304の精
錬に適用した場合における種々の材料の原単位及び全精
錬処理に要する時間を対比して示せば第1表の通りであ
る。尚第1表は従来法を100とした場合の相対値であ
る。また第10図の従来法は、酸素とアルゴンの比率が1:
1までは本願の実施例と同じ条件、比率が1:3の工程は酸
素とアルゴンを合計した流量が1Nm3/分・トンである。
〔発明の効果〕 以上のように本発明にあっては、含クロム溶鋼を精錬
する場合、上記含クロム溶鋼中の炭素濃度が、上記ガス
中に酸素が存在するとクロムの酸化の度合が実質的に高
くなるところの0.2%の濃度までの過程(前半の過程)
では、上記ガスとして非酸化性ガスと酸素の混合ガスを
用いて精錬を行い、上記含クロム溶鋼中の炭素濃度が上
記の濃度となった後(後半の過程)は、上記容器内を40
〜200Torrに減圧すると共に、上記ガスとして非酸化性
ガスのみを用いて精錬を行うから、次の第1乃至第4の
効果を共に発揮させられる有用性がある。
する場合、上記含クロム溶鋼中の炭素濃度が、上記ガス
中に酸素が存在するとクロムの酸化の度合が実質的に高
くなるところの0.2%の濃度までの過程(前半の過程)
では、上記ガスとして非酸化性ガスと酸素の混合ガスを
用いて精錬を行い、上記含クロム溶鋼中の炭素濃度が上
記の濃度となった後(後半の過程)は、上記容器内を40
〜200Torrに減圧すると共に、上記ガスとして非酸化性
ガスのみを用いて精錬を行うから、次の第1乃至第4の
効果を共に発揮させられる有用性がある。
即ち、先ず第1に、上記前半の過程では、含クロム溶
鋼中に吹き込まれるガス中の酸素によって効率良く迅速
に脱炭できる効果がある。
鋼中に吹き込まれるガス中の酸素によって効率良く迅速
に脱炭できる効果がある。
第2に、後半でも高い脱炭反応速度を維持して、上記
含クロム溶鋼を短時間で予定の低炭素濃度にまで到達さ
せることのできる効果がある。
含クロム溶鋼を短時間で予定の低炭素濃度にまで到達さ
せることのできる効果がある。
第3に、上記後半の場合、含クロム溶鋼中の炭素濃度
が低い為クロムが酸化し易くなっているが、その過程で
は非酸化性ガスを使用するから、クロムの酸化損失を無
にできる効果がある。
が低い為クロムが酸化し易くなっているが、その過程で
は非酸化性ガスを使用するから、クロムの酸化損失を無
にできる効果がある。
第4に、後半では上記のように非酸化性ガスを用いて
も、上記40〜200Torrに減圧する為、吹き込まれたガス
は、真空系等の設備負担が比較的小さくても充分に撹拌
能力が増大するから、少ないガス量でもって必要充分な
撹拌作用を得ることができ、上記第2の効果の短時間と
相まって、高価な非酸化性ガスの使用量を著しく低減さ
せられる効果がある。
も、上記40〜200Torrに減圧する為、吹き込まれたガス
は、真空系等の設備負担が比較的小さくても充分に撹拌
能力が増大するから、少ないガス量でもって必要充分な
撹拌作用を得ることができ、上記第2の効果の短時間と
相まって、高価な非酸化性ガスの使用量を著しく低減さ
せられる効果がある。
更に本発明において上記後半の過程で40〜200Torrに
するから、真空系等の設備負担が比較的小さくて激しく
撹拌力が得られなくても、還元剤を加えてクロム酸化物
の還元を行うから、精錬作業の時間を何等長期化するこ
となくクロム酸化物の還元ができるは無論のこと、クロ
ム酸化物の還元の為に必要な還元剤の量も僅かで足りる
効果がある。
するから、真空系等の設備負担が比較的小さくて激しく
撹拌力が得られなくても、還元剤を加えてクロム酸化物
の還元を行うから、精錬作業の時間を何等長期化するこ
となくクロム酸化物の還元ができるは無論のこと、クロ
ム酸化物の還元の為に必要な還元剤の量も僅かで足りる
効果がある。
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は吹錬炉にお
いて減圧下で含クロム溶鋼の脱炭を行なう状態を示す半
断面図、第2図は第1の実施例における精錬の作業工程
を示す図、第3図は含クロム溶鋼中の炭素濃度とクロム
濃度の関係を示すグラフ、第4図はアルゴンガスの流量
と脱炭速度定数との関係を示すグラフ、第5図は第2の
実施例における精錬の作業工程を示す図、第6図は第5
図の真空処理の過程での真空度の変化及びスラグの状態
の変化を説明する図、第7図は従来法及び本願の第1と
第2の実施例における夫々の脱炭速度定数を示す図、第
8図は第2の実施例におけるクロム濃度の変化の様子を
示す図、第9図は吹錬炉において大気圧中で含クロム溶
鋼の脱炭を行なう状態を示す半断面図、第10図は従来法
による精錬の作業工程を示す図。 1……吹錬炉、2……含クロム溶鋼。
いて減圧下で含クロム溶鋼の脱炭を行なう状態を示す半
断面図、第2図は第1の実施例における精錬の作業工程
を示す図、第3図は含クロム溶鋼中の炭素濃度とクロム
濃度の関係を示すグラフ、第4図はアルゴンガスの流量
と脱炭速度定数との関係を示すグラフ、第5図は第2の
実施例における精錬の作業工程を示す図、第6図は第5
図の真空処理の過程での真空度の変化及びスラグの状態
の変化を説明する図、第7図は従来法及び本願の第1と
第2の実施例における夫々の脱炭速度定数を示す図、第
8図は第2の実施例におけるクロム濃度の変化の様子を
示す図、第9図は吹錬炉において大気圧中で含クロム溶
鋼の脱炭を行なう状態を示す半断面図、第10図は従来法
による精錬の作業工程を示す図。 1……吹錬炉、2……含クロム溶鋼。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C21C 7/068 C21C 7/10 C21C 7/00
Claims (2)
- 【請求項1】容器内に入れられた含クロム溶鋼の中にガ
スを吹き込んで上記含クロム溶鋼を脱炭する含クロム溶
鋼の精錬法において、上記含クロム溶鋼中の炭素濃度
が、上記ガス中に酸素が存在するとクロムの酸化の度合
が実質的に高くなるところの0.2%の濃度までの過程で
は、上記ガスとして非酸化性ガスと酸素の混合ガスを用
いて精錬を行い、上記含クロム溶鋼中の炭素濃度が上記
の濃度となった後は、上記容器内を40〜200Torrに減圧
すると共に、上記ガスとして非酸化性ガスのみを用いて
精錬を行うことを特徴する含クロム溶鋼の精錬法。 - 【請求項2】容器内に入れられた含クロム溶鋼の中にガ
スを吹き込んで上記含クロム溶鋼を脱炭する含クロム溶
鋼の精錬法において、上記含クロム溶鋼中の炭素濃度
が、上記ガス中に酸素が存在するとクロムの酸化の度合
が実質的に高くなるところの0.2%の濃度までの過程で
は、上記ガスとして非酸化性ガスと酸素の混合ガスを用
いて精錬を行い、上記含クロム溶鋼中の炭素濃度が上記
の濃度となった後は、上記容器内を40〜200Torrに減圧
すると共に、上記炭素濃度に到達するまでに生成したク
ロム酸化物を還元する為の還元剤を添加し、上記ガスと
して非酸化性ガスのみを用いて脱炭及び還元精錬を同時
に行うことを特徴とする含クロム溶鋼の精錬法。
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