JP2850179B2 - 線材コイル整列装置 - Google Patents
線材コイル整列装置Info
- Publication number
- JP2850179B2 JP2850179B2 JP35373592A JP35373592A JP2850179B2 JP 2850179 B2 JP2850179 B2 JP 2850179B2 JP 35373592 A JP35373592 A JP 35373592A JP 35373592 A JP35373592 A JP 35373592A JP 2850179 B2 JP2850179 B2 JP 2850179B2
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- Japan
- Prior art keywords
- wire coil
- wire
- coil
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- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Loading Or Unloading Of Vehicles (AREA)
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、線材コイルの倉庫内作
業における線材コイル搬送装置に関するものである。
業における線材コイル搬送装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】線材コイルの建屋内運搬は、従来、クレ
ーンのＣフックを使用して運搬するが、運搬効率を上げ
るため、通常は、コイルを一度に複数個、例えば２個あ
るいは４個を直列の状態でフックにつり下げて移動す
る。従って、線材コイルの一時置き場、あるいは、保管
場には、複数の線材コイルが直列の状態で保管あるいは
載置されている。しかし、最近、線材コイルも品質要求
が益々厳しくなり、置場管理、あるいは、コイル梱包な
どについて、１コイル単位で取り扱う必要性が高まって
来ており、この要求に対して、従来は、実開平０２−１
４７４８２号公報に開示されている様にリフマグあるい
は、Ｃフックを有した天井クレーンを使ってオペレータ
ーの操作により、前記コイルの一時置場あるいは、保管
場所の直列に並んだ多数のコイルから１コイルずつ取り
出し、あるいは、積み込んでいた。また、線材コイルの
現品認識も人間の目でチェックする為、誤認する可能性
も大であった。
ーンのＣフックを使用して運搬するが、運搬効率を上げ
るため、通常は、コイルを一度に複数個、例えば２個あ
るいは４個を直列の状態でフックにつり下げて移動す
る。従って、線材コイルの一時置き場、あるいは、保管
場には、複数の線材コイルが直列の状態で保管あるいは
載置されている。しかし、最近、線材コイルも品質要求
が益々厳しくなり、置場管理、あるいは、コイル梱包な
どについて、１コイル単位で取り扱う必要性が高まって
来ており、この要求に対して、従来は、実開平０２−１
４７４８２号公報に開示されている様にリフマグあるい
は、Ｃフックを有した天井クレーンを使ってオペレータ
ーの操作により、前記コイルの一時置場あるいは、保管
場所の直列に並んだ多数のコイルから１コイルずつ取り
出し、あるいは、積み込んでいた。また、線材コイルの
現品認識も人間の目でチェックする為、誤認する可能性
も大であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】天井クレーンを用いた
場合は、人手が掛かるのはもちろん、コイルの取り出
し、あるいは、積み込み作業の所要時間も長く、非能率
である。また、コイルの吊り上げ、吊り下ろし時に、当
該コイルと隣接コイルとの接触によりコイルに傷がつく
という問題があった。
場合は、人手が掛かるのはもちろん、コイルの取り出
し、あるいは、積み込み作業の所要時間も長く、非能率
である。また、コイルの吊り上げ、吊り下ろし時に、当
該コイルと隣接コイルとの接触によりコイルに傷がつく
という問題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
有利に解決するものであり、その主旨は、線材コイルが
コイルの長手方向に直列に複数載置されている線材コイ
ル置き台から線材コイルを長手方向から搬出する搬出台
車で、線材コイルの端面を検出する装置とその検知によ
って自動的に停止する機能を有し、且つ、各々単独に昇
降する複数の線材コイル受け台を有する線材コイル搬出
台車と、該搬出台車の走行方向と直交する方向に走行
し、且つ、該搬出台車が乗り込み可能であり、該搬出台
車にて搬出された線材コイルを並列に載置できる線材コ
イル仕分け台車とを具備し、前記搬出台車と仕分け台車
とを連動させ線材コイル置き台上に直列に載置された線
材コイルを自動的に線材コイル仕分け台車上に並列に、
あるいは、仕分け台車上に並列に載置された線材コイル
を自動的に線材コイル置き台上に直列に置き換える事を
特徴とする線材コイル整列装置である。
有利に解決するものであり、その主旨は、線材コイルが
コイルの長手方向に直列に複数載置されている線材コイ
ル置き台から線材コイルを長手方向から搬出する搬出台
車で、線材コイルの端面を検出する装置とその検知によ
って自動的に停止する機能を有し、且つ、各々単独に昇
降する複数の線材コイル受け台を有する線材コイル搬出
台車と、該搬出台車の走行方向と直交する方向に走行
し、且つ、該搬出台車が乗り込み可能であり、該搬出台
車にて搬出された線材コイルを並列に載置できる線材コ
イル仕分け台車とを具備し、前記搬出台車と仕分け台車
とを連動させ線材コイル置き台上に直列に載置された線
材コイルを自動的に線材コイル仕分け台車上に並列に、
あるいは、仕分け台車上に並列に載置された線材コイル
を自動的に線材コイル置き台上に直列に置き換える事を
特徴とする線材コイル整列装置である。
【０００５】
【実施例】以下、実施例に基づいて、詳細に説明する。
図１は、本発明による線材整列装置の全体図であり、ａ
は平面図、ｂは側面図である。線材コイル２ａ〜２ｄが
複数置かれている線材コイル置台１ａ，１ｂと、該置台
上のコイルを１コイル毎に搬送し、置台の直列方向に移
動する線材コイル搬出台車３ａ，３ｂと、コイルを積載
した該搬出台車３ａ，３ｂが台車毎乗り込んで、コイル
を並列に載置する線材コイル仕分け台車４とで構成され
ている。８ａ，８ｂ，８ｃは線材コイル仕分け台車のコ
イル格納部である。また、図２は、線材コイル仕分け台
車４の正面図で、線材コイル仕分け台車４に線材コイル
搬出台車３ａが乗り込んでいる状態を表している。
図１は、本発明による線材整列装置の全体図であり、ａ
は平面図、ｂは側面図である。線材コイル２ａ〜２ｄが
複数置かれている線材コイル置台１ａ，１ｂと、該置台
上のコイルを１コイル毎に搬送し、置台の直列方向に移
動する線材コイル搬出台車３ａ，３ｂと、コイルを積載
した該搬出台車３ａ，３ｂが台車毎乗り込んで、コイル
を並列に載置する線材コイル仕分け台車４とで構成され
ている。８ａ，８ｂ，８ｃは線材コイル仕分け台車のコ
イル格納部である。また、図２は、線材コイル仕分け台
車４の正面図で、線材コイル仕分け台車４に線材コイル
搬出台車３ａが乗り込んでいる状態を表している。
【０００６】次に、本発明の線材コイル整列装置の動作
を図３で詳細に説明する。図３は、線材コイル搬出台車
３ａを用いて、線材コイル２ａを取り出す動作を示して
いる。
を図３で詳細に説明する。図３は、線材コイル搬出台車
３ａを用いて、線材コイル２ａを取り出す動作を示して
いる。
【０００７】線材コイル搬出台車３ａは、線材コイル端
面を自動で検知するための端面検出装置５と線材コイル
を支持・昇降させるための昇降シリンダーを具備した主
支持台６ａと副支持台６ｂとで構成されており、まず図
３（１）の様に、線材コイル搬出台車３ａが線材コイル
置台１ａに近づき、線材コイル２ａの下に入り込み、端
面検出装置５が線材コイル２ａの端面を検出した時点
で、停止する。
面を自動で検知するための端面検出装置５と線材コイル
を支持・昇降させるための昇降シリンダーを具備した主
支持台６ａと副支持台６ｂとで構成されており、まず図
３（１）の様に、線材コイル搬出台車３ａが線材コイル
置台１ａに近づき、線材コイル２ａの下に入り込み、端
面検出装置５が線材コイル２ａの端面を検出した時点
で、停止する。
【０００８】次に図３（２）の様に、主支持台６ａを上
昇させて線材コイル２ａを支持する。この主支持台６ａ
の長さは、線材コイル２ａの最大線材コイル長さの６０
％以上であり、最小コイル長さ以下である。
昇させて線材コイル２ａを支持する。この主支持台６ａ
の長さは、線材コイル２ａの最大線材コイル長さの６０
％以上であり、最小コイル長さ以下である。
【０００９】次に図３（３）の様に、線材コイル２ａを
主支持台６ａによって線材コイル置台１ａよりわずかに
離れる状態まで持ち上げ、およそ１ｍ程度線材コイル搬
出台車３ａを低速で移動させ、隣接する線材コイル２ｂ
から切離した状態とする。
主支持台６ａによって線材コイル置台１ａよりわずかに
離れる状態まで持ち上げ、およそ１ｍ程度線材コイル搬
出台車３ａを低速で移動させ、隣接する線材コイル２ｂ
から切離した状態とする。
【００１０】最後に図３（４）の様に、副支持台６ｂを
上昇させ、線材コイルを完全に支持する。この時、主支
持台６ａと副支持台６ｂの併せた長さは、最大線材コイ
ル長さと同等又はそれ以上の長さである。
上昇させ、線材コイルを完全に支持する。この時、主支
持台６ａと副支持台６ｂの併せた長さは、最大線材コイ
ル長さと同等又はそれ以上の長さである。
【００１１】このような一連の動作を行う事で、複数直
列に置かれている線材コイル置台１ａから、長さが不特
定の線材コイルを確実に、且つ、隣接したコイルとの接
触により線材に傷を付けることなく、線材コイルを１コ
イル毎搬送する事ができる。
列に置かれている線材コイル置台１ａから、長さが不特
定の線材コイルを確実に、且つ、隣接したコイルとの接
触により線材に傷を付けることなく、線材コイルを１コ
イル毎搬送する事ができる。
【００１２】次に、線材コイル搬出台車３ａにて搬出さ
れた線材コイル２ａを並列に載置する線材コイル仕分け
台車４の動作について図４にて説明する。図４は、線材
コイル置台１ａ，２ａ、線材コイル搬出台車３ａ（図中
に記載なし）と線材コイル仕分け台車４と線材コイル２
ａ〜２ｄを平面図で示したものであり、図４（１）は、
線材コイル搬出台車３ａで線材コイル２ａを線材コイル
仕分け台車４の８ａの位置に格納した状態を示す。
れた線材コイル２ａを並列に載置する線材コイル仕分け
台車４の動作について図４にて説明する。図４は、線材
コイル置台１ａ，２ａ、線材コイル搬出台車３ａ（図中
に記載なし）と線材コイル仕分け台車４と線材コイル２
ａ〜２ｄを平面図で示したものであり、図４（１）は、
線材コイル搬出台車３ａで線材コイル２ａを線材コイル
仕分け台車４の８ａの位置に格納した状態を示す。
【００１３】即ち、線材コイル搬出台車３ａで線材コイ
ル２ａを搬送し、線材コイル仕分け台車４の８ａの位置
で線材コイル搬出台車３ａの主支持台と副支持台の昇降
シリンダーを同時に下降させることで線材コイル２ａを
線材コイル仕分け台車４の８ａの位置に載置するもので
ある。
ル２ａを搬送し、線材コイル仕分け台車４の８ａの位置
で線材コイル搬出台車３ａの主支持台と副支持台の昇降
シリンダーを同時に下降させることで線材コイル２ａを
線材コイル仕分け台車４の８ａの位置に載置するもので
ある。
【００１４】次に図４（２）の様に、図にない線材コイ
ル搬出台車３ａが線材コイル置台１ａ方向に移動し、線
材コイル２ｂを取り出し、その間に線材仕分け台車４
は、１コイル分横に移動しており、線材コイル搬出台車
３ａが次に搬送してくる線材コイル２ｂを線材コイル仕
分け台車４の８ｂの位置に格納する。
ル搬出台車３ａが線材コイル置台１ａ方向に移動し、線
材コイル２ｂを取り出し、その間に線材仕分け台車４
は、１コイル分横に移動しており、線材コイル搬出台車
３ａが次に搬送してくる線材コイル２ｂを線材コイル仕
分け台車４の８ｂの位置に格納する。
【００１５】最後に、図４（３）の様に、並列にされた
線材コイル２ａ，２ｂをクレーン等で搬出する。更に、
同様な動作を繰り返すことで、残された線材コイル２
ｃ，２ｄも並列にして線材コイル仕分け台車４に格納す
る事ができる。
線材コイル２ａ，２ｂをクレーン等で搬出する。更に、
同様な動作を繰り返すことで、残された線材コイル２
ｃ，２ｄも並列にして線材コイル仕分け台車４に格納す
る事ができる。
【００１６】上記の実施例では、線材コイル搬出台車３
ａから線材コイル仕分け台車４への搬出について述べた
が、逆手順の動作を行う事で、仕分け台車で並列の線材
コイルを、直列に置台へ置く事もできる。
ａから線材コイル仕分け台車４への搬出について述べた
が、逆手順の動作を行う事で、仕分け台車で並列の線材
コイルを、直列に置台へ置く事もできる。
【００１７】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明によれば、線材
コイルがコイルの長手方向に複数載置されている線材コ
イル置台から、１コイル毎に他の線材コイルや置台と接
触することなく確実に取り出して搬送でき、且つ、並列
にコイルをすることで、連結する自動設備等への線材コ
イルの自動供給や払出しができ、大幅な合理化と高い処
理能力の確保や品質安定化を得ることができる。
コイルがコイルの長手方向に複数載置されている線材コ
イル置台から、１コイル毎に他の線材コイルや置台と接
触することなく確実に取り出して搬送でき、且つ、並列
にコイルをすることで、連結する自動設備等への線材コ
イルの自動供給や払出しができ、大幅な合理化と高い処
理能力の確保や品質安定化を得ることができる。
【図１】本発明による線材コイル搬出台車と線材コイル
仕分け台車の全体図で、（ａ）は平面図（ｂ）は側面図
である。
仕分け台車の全体図で、（ａ）は平面図（ｂ）は側面図
である。
【図２】線材コイル仕分け台車から見た正面図である。
【図３】線材コイル搬出台車を用いて、線材コイルを取
り出す一連の動作を示す図である。
り出す一連の動作を示す図である。
【図４】図４は、線材コイル搬出台車にて搬出された線
材コイルを線材コイル仕分け台車に送り出し、線材コイ
ル仕分け台車上で線材コイルを並列にする動作を示す図
である。
材コイルを線材コイル仕分け台車に送り出し、線材コイ
ル仕分け台車上で線材コイルを並列にする動作を示す図
である。
１ａ，ｂ 線材コイル置台 ２ａ，ｂ，ｃ，ｄ 線材コイル ３ａ，ｂ 線材搬出台車 ４ 線材コイル仕分け台車 ５ 端面検出装置 ６ａ 主支持台 ６ｂ 副支持台 ８ａ，ｂ，ｃ 線材コイル仕分け台車のコイル格納
部
部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B65G 67/02 B60P 3/00 B65G 47/52 101
Claims (1)
- 【請求項１】 線材コイルがコイルの長手方向に直列に
複数載置されている線材コイル置き台から線材コイルを
長手方向から搬出する搬出台車で、線材コイルの端面を
検出する装置とその検知によって自動的に停止する機能
を有し、且つ、各々単独に昇降する複数の線材コイル受
け台を有する線材コイル搬出台車と、該搬出台車の走行
方向と直交する方向に走行し、且つ、該搬出台車が乗り
込み可能であり、該搬出台車にて搬出された線材コイル
を並列に載置できる線材コイル仕分け台車とを具備し、
前記搬出台車と仕分け台車とを連動させ線材コイル置き
台上に直列に載置された線材コイルを自動的に線材コイ
ル仕分け台車上に並列に、あるいは、仕分け台車上に並
列に載置された線材コイルを自動的に線材コイル置き台
上に直列に置き換える事を特徴とする線材コイル整列装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35373592A JP2850179B2 (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | 線材コイル整列装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35373592A JP2850179B2 (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | 線材コイル整列装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06183570A JPH06183570A (ja) | 1994-07-05 |
| JP2850179B2 true JP2850179B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=18432866
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35373592A Expired - Lifetime JP2850179B2 (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | 線材コイル整列装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2850179B2 (ja) |
-
1992
- 1992-12-15 JP JP35373592A patent/JP2850179B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06183570A (ja) | 1994-07-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981013 |