JP2845721B2 - 無線通信システム - Google Patents
無線通信システムInfo
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- JP2845721B2 JP2845721B2 JP5094869A JP9486993A JP2845721B2 JP 2845721 B2 JP2845721 B2 JP 2845721B2 JP 5094869 A JP5094869 A JP 5094869A JP 9486993 A JP9486993 A JP 9486993A JP 2845721 B2 JP2845721 B2 JP 2845721B2
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- control signal
- transmission power
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Transmitters (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はホットスタンバイ方式を
用いた無線シスムに関し、特に通信局における低消費電
力化を図った無線通信システムに関する。
用いた無線シスムに関し、特に通信局における低消費電
力化を図った無線通信システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】デジタル無線通信において、低消費電力
化およびシステムゲインの確保の観点から受信入力レベ
ル情報により対向する送信電力を制御する方式、送信電
力制御方式（Automatic Transmitting Power Control；
ＡＴＰＣ）が提案されている（例えば、特開昭５３−１
０７２１４号公報）。一方、従来からの手法として送信
機を現用，予備の二系統用意し、通常は一方の送信機を
運用し、故障時にもう一方の送信機に切り替えるホット
スタンバイ方式が利用されている（例えば、「ディジタ
ルマイクロ波通信」監修 桑原守二 出版企画センター
２９５〜２９７頁 ８．１．４ 予備方式）。
化およびシステムゲインの確保の観点から受信入力レベ
ル情報により対向する送信電力を制御する方式、送信電
力制御方式（Automatic Transmitting Power Control；
ＡＴＰＣ）が提案されている（例えば、特開昭５３−１
０７２１４号公報）。一方、従来からの手法として送信
機を現用，予備の二系統用意し、通常は一方の送信機を
運用し、故障時にもう一方の送信機に切り替えるホット
スタンバイ方式が利用されている（例えば、「ディジタ
ルマイクロ波通信」監修 桑原守二 出版企画センター
２９５〜２９７頁 ８．１．４ 予備方式）。
【０００３】そこで、従来ではこれらの方式を組み合わ
せたホットスタンバイ方式を用いた無線装置における送
信電力制御方式が提案されている。図３はその一例のブ
ロック図である。同図において、１は第１局、２はこれ
に対向する第２局とする。第１局１は、アンテナ１０，
受信盤１１，復調盤１２，変調盤１３Ａ，１３Ｂ，送信
盤１４Ａ，１４Ｂ，送信電力制御器１５’，切替器１
６，切替制御盤１７から構成される。また、第２局２
は、アンテナ２０，受信盤２１，復調盤２２，変調盤２
３Ａ，２３Ｂ，送信盤２４Ａ，２４Ｂ，送信電力制御器
２５，切替器２６から構成される。
せたホットスタンバイ方式を用いた無線装置における送
信電力制御方式が提案されている。図３はその一例のブ
ロック図である。同図において、１は第１局、２はこれ
に対向する第２局とする。第１局１は、アンテナ１０，
受信盤１１，復調盤１２，変調盤１３Ａ，１３Ｂ，送信
盤１４Ａ，１４Ｂ，送信電力制御器１５’，切替器１
６，切替制御盤１７から構成される。また、第２局２
は、アンテナ２０，受信盤２１，復調盤２２，変調盤２
３Ａ，２３Ｂ，送信盤２４Ａ，２４Ｂ，送信電力制御器
２５，切替器２６から構成される。
【０００４】第１局１において、送信側では、送信すべ
きデジタル信号は二分岐されそれぞれ変調盤１３Ａ，１
３Ｂに入力されＩＦ帯に変調される。ＩＦ帯に変調され
た信号はそれぞれ現用，予備の送信盤１４Ａ，１４Ｂ，
に入力され、送信周波数に変換された上で送信電力制御
器１５’からの送信電力制御信号（ＣＯＮＴ）に対応し
た送信出力で出力され、それぞれ切替器１６に入力され
る。また変調盤１３Ａ，１３Ｂと送信盤１４Ａ，１４Ｂ
のそれぞれの警告情報（ＡＬＭ１〜４）は、切替制御盤
１７に入力され、変調盤１３Ａと１３Ｂ，送信盤１４Ａ
と１４Ｂの両方ともが正常に動作している方を選択する
切替制御信号（ＳＷ ＣＯＮＴ）を出力する。切替器１
６では、この切替制御信号（ＳＷ ＣＯＮＴ）により正
常な送信系の送信盤１４Ａまたは１４Ｂの出力を選択し
てアンテナ１０に出力する。
きデジタル信号は二分岐されそれぞれ変調盤１３Ａ，１
３Ｂに入力されＩＦ帯に変調される。ＩＦ帯に変調され
た信号はそれぞれ現用，予備の送信盤１４Ａ，１４Ｂ，
に入力され、送信周波数に変換された上で送信電力制御
器１５’からの送信電力制御信号（ＣＯＮＴ）に対応し
た送信出力で出力され、それぞれ切替器１６に入力され
る。また変調盤１３Ａ，１３Ｂと送信盤１４Ａ，１４Ｂ
のそれぞれの警告情報（ＡＬＭ１〜４）は、切替制御盤
１７に入力され、変調盤１３Ａと１３Ｂ，送信盤１４Ａ
と１４Ｂの両方ともが正常に動作している方を選択する
切替制御信号（ＳＷ ＣＯＮＴ）を出力する。切替器１
６では、この切替制御信号（ＳＷ ＣＯＮＴ）により正
常な送信系の送信盤１４Ａまたは１４Ｂの出力を選択し
てアンテナ１０に出力する。
【０００５】一方、第２局２では、アンテナ２０で受信
した信号は受信盤２１に入力される。受信盤２１では、
その受信信号レベルに対応した受信入力レベル情報（Re
ceiving Signal Sevel；ＲＳＬ）を送信電力制御器２５
に出力する。入力された受信入力レベル情報（ＲＳＬ）
は、送信電力制御器２５の内部であらかじめ規定されて
いるレベル情報と比較され、例えばそれよりも低い場合
は第１局の送信出力を上げるという制御を行う制御情報
（ＤＡＴＡ１）として変調盤２３Ａ，２３Ｂに出力され
る。制御情報（ＤＡＴＡ１）は変調盤２３Ａ，１３Ｂで
デジタル信号の付加ビットに多重化され送信盤２４Ａ，
２４Ｂを介してアンテナ２０から第１局側に送信され
る。
した信号は受信盤２１に入力される。受信盤２１では、
その受信信号レベルに対応した受信入力レベル情報（Re
ceiving Signal Sevel；ＲＳＬ）を送信電力制御器２５
に出力する。入力された受信入力レベル情報（ＲＳＬ）
は、送信電力制御器２５の内部であらかじめ規定されて
いるレベル情報と比較され、例えばそれよりも低い場合
は第１局の送信出力を上げるという制御を行う制御情報
（ＤＡＴＡ１）として変調盤２３Ａ，２３Ｂに出力され
る。制御情報（ＤＡＴＡ１）は変調盤２３Ａ，１３Ｂで
デジタル信号の付加ビットに多重化され送信盤２４Ａ，
２４Ｂを介してアンテナ２０から第１局側に送信され
る。
【０００６】この第２局からの信号は第１局のアンテナ
１０で受信されて受信盤１１に入力され、ＩＦ信号に変
換され、復調盤１２に入力される。この入力信号は、復
調後識別再生され、対向局より送られたデータ信号と制
御情報（ＤＡＴＡ１）とに分離され、それぞれ外部およ
び送信電力制御器１５’に出力される。これにより、前
記したように、各送信盤１４Ａ，１４Ｂはこの制御情報
（ＤＡＴＡ１）に基づく送信電力制御器１５’からの送
信電力制御信号（ＣＯＮＴ）に対応した送信出力に設定
されることになる。
１０で受信されて受信盤１１に入力され、ＩＦ信号に変
換され、復調盤１２に入力される。この入力信号は、復
調後識別再生され、対向局より送られたデータ信号と制
御情報（ＤＡＴＡ１）とに分離され、それぞれ外部およ
び送信電力制御器１５’に出力される。これにより、前
記したように、各送信盤１４Ａ，１４Ｂはこの制御情報
（ＤＡＴＡ１）に基づく送信電力制御器１５’からの送
信電力制御信号（ＣＯＮＴ）に対応した送信出力に設定
されることになる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のホット
スタンバイ方式における送信電力制御方式では、対向局
としての第２局側から送られた送信電力の制御情報によ
り、第１局では現用及び予備のいずれの送信盤もその出
力を一体的に制御するため、例えば送信電力を上げる制
御時には、現在の送信盤と同時に現在使用されていない
予備の送信盤の電力も増加させることになり、この結果
予備側の送信盤で消費する分の電力を無駄に費やしてし
まい、低消費電力化という本来の目的が達成できなくな
るという問題がある。本発明の目的は、ホットスタンバ
イ方式における送信電力制御方式での低消費電力化を可
能にした無線通信システムを提供することにある。
スタンバイ方式における送信電力制御方式では、対向局
としての第２局側から送られた送信電力の制御情報によ
り、第１局では現用及び予備のいずれの送信盤もその出
力を一体的に制御するため、例えば送信電力を上げる制
御時には、現在の送信盤と同時に現在使用されていない
予備の送信盤の電力も増加させることになり、この結果
予備側の送信盤で消費する分の電力を無駄に費やしてし
まい、低消費電力化という本来の目的が達成できなくな
るという問題がある。本発明の目的は、ホットスタンバ
イ方式における送信電力制御方式での低消費電力化を可
能にした無線通信システムを提供することにある。
【０００８】本発明の無線通信システムは、現用、予備
の各送信機を切り替えて使用するホットスタンバイ方式
を採用し、かつ対向する二つの局において、一方の局で
受信レベルを監視し、その制御情報を他方の局に送信す
ることにより送信出力を制御する送信電力制御方式を採
用した無線通信システムにおいて、前記二つの局は各々
自局の各送信機を切り替える切替制御信号に基づいて、
現用、予備の各送信機のうち運用される側の送信機の出
力を所定の高電力に設定し、運用されない側の送信機の
出力を標準レベルより規定の値だけ低下した低電力に設
定し前記各送信機の送信出力を独立に制御する送信電力
制御器を有する。また、送信電力制御器は、一方の局か
らの制御情報を入力とし、送信電力を制御するための送
信電力制御信号を出力する送信制御回路と、あらかじめ
設定された低電力の送信電力を出力するための規定値出
力制御信号を出力する規定値制御信号発生回路と、これ
ら送信電力制御信号と規定値出力制御信号とを現用、予
備の各送信機を切り替えるための切替制御信号に対応し
て前記各送信機に独立に選択的に切り替えて出力する制
御信号切替回路とからなる。
の各送信機を切り替えて使用するホットスタンバイ方式
を採用し、かつ対向する二つの局において、一方の局で
受信レベルを監視し、その制御情報を他方の局に送信す
ることにより送信出力を制御する送信電力制御方式を採
用した無線通信システムにおいて、前記二つの局は各々
自局の各送信機を切り替える切替制御信号に基づいて、
現用、予備の各送信機のうち運用される側の送信機の出
力を所定の高電力に設定し、運用されない側の送信機の
出力を標準レベルより規定の値だけ低下した低電力に設
定し前記各送信機の送信出力を独立に制御する送信電力
制御器を有する。また、送信電力制御器は、一方の局か
らの制御情報を入力とし、送信電力を制御するための送
信電力制御信号を出力する送信制御回路と、あらかじめ
設定された低電力の送信電力を出力するための規定値出
力制御信号を出力する規定値制御信号発生回路と、これ
ら送信電力制御信号と規定値出力制御信号とを現用、予
備の各送信機を切り替えるための切替制御信号に対応し
て前記各送信機に独立に選択的に切り替えて出力する制
御信号切替回路とからなる。
【０００９】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例を示す送信電力制御方式の
ブロック図であり、１は第１局、２はこれに対向する第
２局とし、従来構成と同一部分には同一符号を付してあ
る。第１局１には、送受信で共用するアンテナ１０と、
これに受信側として受信盤１１，復調盤１２が設けられ
る。また、送信側として、現用，予備の各変調盤１３
Ａ，１３Ｂと送信盤１４Ａ，１４Ｂが設けられ、更に送
信電力制御器１５，切替器１６，切替制御盤１７が設け
られる。また、第２局２も同様に、アンテナ２０，受信
盤２１，復調盤２２が設けられ、更に変調盤２３Ａ，２
３Ｂ，送信盤２４Ａ，２４Ｂ，送信電力制御器２５，切
替器２６から構成される。
る。図１は本発明の一実施例を示す送信電力制御方式の
ブロック図であり、１は第１局、２はこれに対向する第
２局とし、従来構成と同一部分には同一符号を付してあ
る。第１局１には、送受信で共用するアンテナ１０と、
これに受信側として受信盤１１，復調盤１２が設けられ
る。また、送信側として、現用，予備の各変調盤１３
Ａ，１３Ｂと送信盤１４Ａ，１４Ｂが設けられ、更に送
信電力制御器１５，切替器１６，切替制御盤１７が設け
られる。また、第２局２も同様に、アンテナ２０，受信
盤２１，復調盤２２が設けられ、更に変調盤２３Ａ，２
３Ｂ，送信盤２４Ａ，２４Ｂ，送信電力制御器２５，切
替器２６から構成される。
【００１０】ここで、前記送信電力制御器１５は、図２
にブロック構成を示すように、送信制御回路１５１，規
定値制御信号発生回路１５２，制御信号発生回路１５３
から構成される。ここで、送信制御回路１５１には第２
局から送信されてくる制御情報（ＤＡＴＡ１）が入力さ
れ、ここから送信電力を制御するための電力制御信号を
出力する。また、規定値制御信号発生回路１５２はあら
かじめ設定された送信電力を出力するような制御を行う
規定値出力制御信号を出力する。制御信号切替回路１５
３は、前記送信制御回路１５１と規定値制御信号発生回
路１５２から出力された制御信号を切り替え、各送信盤
１４Ａ，１４Ｂに送信電力制御信号（ＣＯＮＴ１，２）
としてそれぞれ選択的に出力される。この制御信号切替
回路１５３の切り替え動作は、切替制御盤１７から出力
される切替制御信号（ＳＷ ＣＯＮＴ）によって行われ
る。
にブロック構成を示すように、送信制御回路１５１，規
定値制御信号発生回路１５２，制御信号発生回路１５３
から構成される。ここで、送信制御回路１５１には第２
局から送信されてくる制御情報（ＤＡＴＡ１）が入力さ
れ、ここから送信電力を制御するための電力制御信号を
出力する。また、規定値制御信号発生回路１５２はあら
かじめ設定された送信電力を出力するような制御を行う
規定値出力制御信号を出力する。制御信号切替回路１５
３は、前記送信制御回路１５１と規定値制御信号発生回
路１５２から出力された制御信号を切り替え、各送信盤
１４Ａ，１４Ｂに送信電力制御信号（ＣＯＮＴ１，２）
としてそれぞれ選択的に出力される。この制御信号切替
回路１５３の切り替え動作は、切替制御盤１７から出力
される切替制御信号（ＳＷ ＣＯＮＴ）によって行われ
る。
【００１１】この構成によれば、第１局１において、送
信側では、送信すべきデジタル信号は二分岐されそれぞ
れ変調盤１３Ａ，１３Ｂに入力されＩＦ帯に変調され
る。ＩＦ帯に変調された信号はそれぞれ現用，予備の送
信盤１４Ａ，１４Ｂに入力され、送信周波数に変換され
た上で、後述するように送信電力制御器１５からの送信
電力制御信号（ＣＯＮＴ）に対応した送信出力で出力さ
れ、それぞれ切替器１６に入力される。また変調盤１３
Ａ，１３Ｂと送信盤１４Ａ，１４Ｂのそれぞれの警告情
報（ＡＬＭ１〜４）は、切替制御盤１７に入力され、変
調盤１３Ａと１３Ｂ，送信盤１４Ａと１４Ｂの両方とも
が正常に動作している方を選択する切替制御信号（ＳＷ
ＣＯＮＴ）を出力する。切替器１６では、この切替制
御信号（ＳＷ ＣＯＮＴ）により正常な送信系の送信盤
１４Ａまたは１４Ｂの出力を選択してアンテナ１０に出
力する。
信側では、送信すべきデジタル信号は二分岐されそれぞ
れ変調盤１３Ａ，１３Ｂに入力されＩＦ帯に変調され
る。ＩＦ帯に変調された信号はそれぞれ現用，予備の送
信盤１４Ａ，１４Ｂに入力され、送信周波数に変換され
た上で、後述するように送信電力制御器１５からの送信
電力制御信号（ＣＯＮＴ）に対応した送信出力で出力さ
れ、それぞれ切替器１６に入力される。また変調盤１３
Ａ，１３Ｂと送信盤１４Ａ，１４Ｂのそれぞれの警告情
報（ＡＬＭ１〜４）は、切替制御盤１７に入力され、変
調盤１３Ａと１３Ｂ，送信盤１４Ａと１４Ｂの両方とも
が正常に動作している方を選択する切替制御信号（ＳＷ
ＣＯＮＴ）を出力する。切替器１６では、この切替制
御信号（ＳＷ ＣＯＮＴ）により正常な送信系の送信盤
１４Ａまたは１４Ｂの出力を選択してアンテナ１０に出
力する。
【００１２】一方、第２局２では、アンテナ２０で受信
した信号は受信盤２１に入力される。受信盤２１では、
その受信信号レベルに対応した受信入力レベル情報（Ｒ
ＳＬ）を送信電力制御器２５に出力する。入力された受
信入力レベル情報（ＲＳＬ）は、送信電力制御器２５の
内部であらかじめ規定されているレベル情報と比較さ
れ、例えばそれよりも低い場合は第１局１の送信出力を
上げるという制御を行う制御情報（ＤＡＴＡ１）として
変調盤２３Ａ，２３Ｂに出力される。制御情報（ＤＡＴ
Ａ１）は変調盤２３Ａ，２３Ｂでデジタル信号の付加ビ
ットに多重化され送信盤２４Ａ，２４Ｂからアンテナ２
０を介して第１局側に送信される。
した信号は受信盤２１に入力される。受信盤２１では、
その受信信号レベルに対応した受信入力レベル情報（Ｒ
ＳＬ）を送信電力制御器２５に出力する。入力された受
信入力レベル情報（ＲＳＬ）は、送信電力制御器２５の
内部であらかじめ規定されているレベル情報と比較さ
れ、例えばそれよりも低い場合は第１局１の送信出力を
上げるという制御を行う制御情報（ＤＡＴＡ１）として
変調盤２３Ａ，２３Ｂに出力される。制御情報（ＤＡＴ
Ａ１）は変調盤２３Ａ，２３Ｂでデジタル信号の付加ビ
ットに多重化され送信盤２４Ａ，２４Ｂからアンテナ２
０を介して第１局側に送信される。
【００１３】この第２局２からの信号は第１局のアンテ
ナ１０で受信されて受信盤１１に入力され、ＩＦ信号に
変換され、復調盤１２に入力される。この入力信号は、
復調後識別再生され、対向局より送られたデータ信号と
制御情報（ＤＡＴＡ１）とに分離され、それぞれ外部お
よび送信電力制御器１５に出力される。これにより、各
送信盤１４Ａ，１４Ｂはこの制御情報（ＤＡＴＡ１）に
基づく送信電力制御器１５からの送信電力制御信号（Ｃ
ＯＮＴ）に対応した送信出力に設定されることになる。
ナ１０で受信されて受信盤１１に入力され、ＩＦ信号に
変換され、復調盤１２に入力される。この入力信号は、
復調後識別再生され、対向局より送られたデータ信号と
制御情報（ＤＡＴＡ１）とに分離され、それぞれ外部お
よび送信電力制御器１５に出力される。これにより、各
送信盤１４Ａ，１４Ｂはこの制御情報（ＤＡＴＡ１）に
基づく送信電力制御器１５からの送信電力制御信号（Ｃ
ＯＮＴ）に対応した送信出力に設定されることになる。
【００１４】このとき、ここでは切替制御盤１７からの
切替制御信号（ＳＷ ＣＯＮＴ）は送信電力制御器１５
にも出力される。したがってこの切替制御信号（ＳＷ
ＣＯＮＴ）によって送信電力制御器１５は、現用の送信
盤１４Ａまたは１４Ｂの一方へは送信制御回路１５１か
らの電力制御信号を出力して高電力に設定し、予備とさ
れる送信盤１４Ａまたは１４Ｂの他方へは規定値信号発
生回路１５２からの規定値制御信号を出力して低電力に
設定する。つまり、二つの送信盤にそれぞれ現用／予備
としての対応した送信電力制御信号を送り、特に予備の
送信盤の電力を現用の送信盤よりも低電力とするため、
効率よく送信電力の制御を行う事が可能になる。これに
より、予備の送信盤のを低電力に設定した分だけ第１局
の低消費電力化が実現できる。ここで、以上の説明は第
１局を送信側、第２局を受信側としたが、これとは逆に
第１局を受信側、第２局を送信側としても、本発明によ
る送信電力制御を実行することができるのは言うまでも
ない。
切替制御信号（ＳＷ ＣＯＮＴ）は送信電力制御器１５
にも出力される。したがってこの切替制御信号（ＳＷ
ＣＯＮＴ）によって送信電力制御器１５は、現用の送信
盤１４Ａまたは１４Ｂの一方へは送信制御回路１５１か
らの電力制御信号を出力して高電力に設定し、予備とさ
れる送信盤１４Ａまたは１４Ｂの他方へは規定値信号発
生回路１５２からの規定値制御信号を出力して低電力に
設定する。つまり、二つの送信盤にそれぞれ現用／予備
としての対応した送信電力制御信号を送り、特に予備の
送信盤の電力を現用の送信盤よりも低電力とするため、
効率よく送信電力の制御を行う事が可能になる。これに
より、予備の送信盤のを低電力に設定した分だけ第１局
の低消費電力化が実現できる。ここで、以上の説明は第
１局を送信側、第２局を受信側としたが、これとは逆に
第１局を受信側、第２局を送信側としても、本発明によ
る送信電力制御を実行することができるのは言うまでも
ない。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように本発明による無線通
信システムは、ホットスタンバイ方式における現用，予
備の送信盤の切り替えと共に現用側、予備側の送信機の
うち運用される側の送信機の出力を所定の高電力に設定
し、運用されない側の送信機の送信出力を標準値よりも
規定の値だけ低下させるように制御するため、例えば現
用の送信電力を上げる場合でも予備の送信電力を低く抑
えることができ、通信局全体における消費電力の低減を
図ることができる。また、本発明では、他方の局からの
制御信号と予め設定された規定値制御信号とを選択的に
切り替え得るように構成し、送信電力制御器において、
現用，予備の各送信機を切り換えるための切替制御信号
により各制御信号を切り替えるので、ホットスタンバイ
動作と同時に各送信機の出力を独立に制御でき、前記し
たような予備の送信電力を低く抑えることが可能とな
る。
信システムは、ホットスタンバイ方式における現用，予
備の送信盤の切り替えと共に現用側、予備側の送信機の
うち運用される側の送信機の出力を所定の高電力に設定
し、運用されない側の送信機の送信出力を標準値よりも
規定の値だけ低下させるように制御するため、例えば現
用の送信電力を上げる場合でも予備の送信電力を低く抑
えることができ、通信局全体における消費電力の低減を
図ることができる。また、本発明では、他方の局からの
制御信号と予め設定された規定値制御信号とを選択的に
切り替え得るように構成し、送信電力制御器において、
現用，予備の各送信機を切り換えるための切替制御信号
により各制御信号を切り替えるので、ホットスタンバイ
動作と同時に各送信機の出力を独立に制御でき、前記し
たような予備の送信電力を低く抑えることが可能とな
る。
【図１】本発明の無線通信システムの一実施例のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図２】図１の送信電力制御器の内部構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図３】従来提案されている無線通信システムの一例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
１ 第１局（自局） ２ 第２局（対向局） １０，２０ アンテナ １１，２１ 受信盤 １２，２２ 復調盤 １３Ａ，１３Ｂ，２３Ａ，２３Ｂ 変調盤 １４Ａ，１４Ｂ，２４Ａ，２４Ｂ 送信盤 １５，２５ 送信電力制御器 １６，２６ 切替器 １７ 切替制御盤 １５１ 送信制御回路 １５２ 規定値制御信号発生回路 １５３ 制御信号切替回路
Claims (2)
- 【請求項１】現用、予備の各送信機を切り替えて使用す
るホットスタンバイ方式を採用し、かつ対向する二つの
局において、一方の局で受信レベルを監視し、その制御
情報を他方の局に送信することにより送信出力を制御す
る送信電力制御方式を採用した無線通信システムにおい
て、前記二つの局は各々自局の各送信機を切り替える切
替制御信号に基づいて、現用、子備の各送信機のうち運
用される側の送信機の出力を所定の高電力に設定し、運
用されない側の送信機の出力を標準レベルより規定の値
だけ低下した低電力に設定し前記各送信機の送信出力を
独立に制御する送信電力制御器を有することを特徴とす
る無線通信システム。 - 【請求項２】前記送信電力制御器は、一方の局からの制
御情報を入力とし、送信電力を制御するための送信電力
制御信号を出力する送信制御回路と、あらかじめ設定さ
れた低電力の送信電力を出力するための規定値出力制御
信号を出力する規定値制御信号発生回路と、これら送信
電力制御信号と規定値出力制御信号とを現用、予備の各
送信機を切り替えるための切替制御信号に対応して前記
各送信機に独立に選択的に切り替えて出力する制御信号
切替回路とからなることを特徴とする請求項１の無線通
信システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5094869A JP2845721B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 無線通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5094869A JP2845721B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 無線通信システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06291698A JPH06291698A (ja) | 1994-10-18 |
| JP2845721B2 true JP2845721B2 (ja) | 1999-01-13 |
Family
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