JP2844212B2 - 鞍乗型車両のフートレスト装置 - Google Patents

鞍乗型車両のフートレスト装置

Info

Publication number
JP2844212B2
JP2844212B2 JP1112253A JP11225389A JP2844212B2 JP 2844212 B2 JP2844212 B2 JP 2844212B2 JP 1112253 A JP1112253 A JP 1112253A JP 11225389 A JP11225389 A JP 11225389A JP 2844212 B2 JP2844212 B2 JP 2844212B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
footrest
vertical wall
wall member
type vehicle
rear fender
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1112253A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02293283A (ja
Inventor
穣 瀬戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP1112253A priority Critical patent/JP2844212B2/ja
Publication of JPH02293283A publication Critical patent/JPH02293283A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2844212B2 publication Critical patent/JP2844212B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は鞍乗型車両のフートレスト装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
車体の略中央部に設けられたシートを跨いで乗車する
鞍乗型車両においては、車体フレームの下部両側にそれ
ぞれ棒体フートレストを突設し、ここに乗員の足を載せ
るように構成されている。
ところで、この種の車両においては、安定した乗車姿
勢を得るために、足載せ位置を変えた方が好ましい場合
があり、これに応えるものとしては例えば米国特許第47
28121号として開示されたものがある。これは棒状フー
トレストの付近に格子状の補助フートレストを設け、乗
員の足が載せられる範囲を広くしたものであり、この補
助フートレストと後輪を覆うリヤフェンダとが互いに近
接するように、補助フートレストを後方へ延設しリヤフ
ェンダを下方へ延設している。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、このような構造では、下方へ延設した
リヤフェンダによって、フートレストの後方が覆われて
しまい、走行風が後方へ円滑に流れずに走行時の空気抵
抗が増大するという問題があった。また、リヤフェンダ
を下方へ延設した分だけ、リヤフェンダの下部が乗員の
足と接触して汚れたり、走行路面上の障害物と接触して
破損したりし易くなる傾向もあった。そして、このよう
な場合は、リヤフェンダ全体を交換しなければならず、
修理作業も煩雑なものとなっている。本発明はこのよう
な事情に鑑みなされたもので、走行時の空気抵抗が増大
したり修理作業が煩雑になることなく、足載せ位置の自
由度を大きくすることができる鞍乗型車両のフートレス
ト装置を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るフートレスト装置は、棒状フートレスト
の後方に金属製の補助フートレストを略水平に延びるよ
うに設け、この補助フートレストの後方に、補助フート
レストの後端部とリヤフェンダの下端部との間を覆うよ
うに上下方向に延在するとともに通風孔を形成した合成
樹脂製の縦壁部材を配設してなり、この縦壁部材を前記
補助フートレストの後端部とリヤフェンダの下端部とに
着脱自在に連結したものである。
〔作用〕
本発明においては、補助フートレストで乗員の足が支
えられ、足の後方への移動は縦壁部材で規制される。ま
た、縦壁部材は走行風の通過を妨げることがなく、単独
部品として交換される。
〔実施例〕
以下、その構成等を図に示す実施例により詳細に説明
する。第1図は本発明に係る鞍乗型車両のフートレスト
装置を示す斜視図、第2図は同じく側面図、第3図は平
面図、第4図は正面図、第5図はフートレスト装置が備
えられた四輪の鞍乗型車両の全体を示す側面図で、第5
図において全体を符号1で示す鞍乗型車両としての四輪
車は、車体の前後方向に延在する車体フレーム2を備え
ている。この車体フレーム2はシートピラー部3aを有す
る左右一対の鋼管からなる上部フレーム3と、左右一対
の鋼管をクロス部材4aで連結してなる下部フレーム4
と、上部フレーム3の後部から後方へ延びる左右一対の
シートレール5と、このシートレール5の後部を支持す
るバックステー6などから構成されている。
前記車体フレーム2の前部には棒状の操向ハンドル7
で操向される左右一対の前輪8が配設され、後部には左
右一対の後輪9が配設されている。また、車体フレーム
2の中央部には後輪9を駆動するエンジン11が搭載さ
れ、その上方には燃料タンク12が取付けられている。燃
料タンク12の後方である車体略中央部には、乗員が跨い
だ状態で乗車するシート13が配設され、前記シートレー
ル5で支持されている。前記後輪9はシートピラー部3a
に揺動自在に枢着されたリヤアーム14の後端部に支持さ
れている。15はこのリヤアーム14の上下動を吸収する緩
衝器である。
16は後輪9の上方を覆う合成樹脂製のリヤフェンダ、
17は前輪8の上方を覆う合成樹脂製のフロントフェンダ
である。リヤフェンダ16は前縁部が前下がりに形成さ
れ、シートレール5に支持されている。またフロントフ
ェンダ17は後縁部が後下がりに形成され、上部フレーム
3に支持されている。
21はシート13を跨いで乗車した乗員が足を載せる左右
一対の板金製の棒状フートレストである。このフートレ
スト21は車体フレーム2の中央下部に配置され、基端部
に設けた取付ブラケット22を固定ねじ23で下部フレーム
4の外側面に締付けて取付けられると共に、先端部は車
体の外側方向へ向かって突出している。取付ブラケット
22の後部には後述するキックレバーの下方への回動を係
止するストッパ22aが一体に形成されている。
24は前記左右のフートレスト21の後方に配置された補
助フートレストである。ここで、補助フートレスト24
は、左右のものが略同様に構成されているので、右側の
補助フートレストについて説明する。この補助フートレ
スト24は板金製の床板部材25と、この床板部材25の周囲
を補強する枠部材26などから構成されている。床板部材
25はフートレスト21の下方に配設され、前端縁を上方へ
曲げて形成した前フランジ25aが固定ねじ27でフートレ
スト21の前面に固定されている。そして、フートレスト
21よりも低い位置を略水平方向に後方へ延び、後輪9に
接触しない範囲で近接しており、車体内側の部分は後輪
9の前端縁よりも後方に位置している。枠部材26は鋼管
からなり、前端が前記前フランジ25Aの外側端付近に当
接した状態で溶接され、ここから床板部材25の外側縁に
沿って外側方向に突出しつつ後方へ延び、後輪9の前方
において車体内側方向に向かうように折曲げられてい
る。そして、後端部は後輪9の内側において上方へ折曲
げられ固定ねじ28でバックステー6に連結されている。
床板部材25の外周縁部は枠部材26の下面に溶接され、枠
部材26よりも内側の部分には複数個の円形の透孔29が穿
設されている。
31は補助フートレスト24の後方に配設された合成樹脂
製の縦壁部材であり、後輪9の外周面に沿って補助フー
トレスト24の後端部とリヤフェンダ16の下端部との間を
覆うように上下方向に延在し、後述するグロメットと係
合突起からなる係合構造と、ねじによる締結構造とによ
って、補助フートレスト24の後端部とリヤフェンダ16の
下端部とに着脱自在に連結している。車体両側の縦壁部
材31には第4図に示すようにリヤフェンダ16やフートレ
スト21よりも側方に突出する突出部31aが設けられてい
る。また、右側の縦壁部材31の内側の部分には車体後方
へ凹陥された凹陥部31bが設けられている。そして、縦
壁部材31の中央部は前記凹陥部31bを除いて格子状に形
成されており、矩形状を呈する多数個の通風孔32・・が
開口されている。前記凹陥部31bは、エンジン始動時に
キックレバー33を第1図および第2図中矢印Aで示す方
向に踏み下げたときに、足が縦壁部材31に当たるを逃げ
ると共に、走行中の足載せスペースをより広くするため
のものである。このため、図示しない左側の縦壁部材に
おいても足載せスペースを広くするために同様な凹陥部
が設けられている。なお、キックレバー33は通常第1図
に示す状態から第2図中矢印Bで示す方向に回動され第
2図中実線で示す状態に収容されている。
34は、前記枠部材26の後輪前方に対応する部位に配置
された側部支持板、35は前記枠部材26の後輪内側に対応
する部位に配置された後部支持板で、側部支持板34は側
方へ突設され、後部支持板35は後方へ突設されており、
それぞれグロメット36,36が嵌着されている。これらグ
ロメット36,36に対応して前記縦壁部材31の下端には、
これらグロメット36,36に着脱自在に嵌着される係合突
起37,38が一体に突設されている。一方、縦壁部材31の
上端部およびリヤフェンダ16はバックステー6に着脱自
在に取付けられた支持ステー39で支持されている。すな
わち、支持ステー39はバックステー6から縦壁部材31の
後方に向かって延出された後に上方へ折曲げられリヤフ
ェンダ16の前部後方に至るまで延在している。そして、
上端部にリヤフェンダ16および縦壁部材31が取付けねじ
41で共締めされる上支持部39aが形成され、中央部に縦
壁部材31の凹陥部31bが取付ねじ42で締付けられる下支
持部39bが突設されている。また、リヤフェンダ16およ
び縦壁部材31はその前部と上部とが前後方向に重なるよ
うに成形され、取付ねじ43・・・で互いに連結されてい
る。このため、これら部材が接触して接触音を発生する
のが防止されている。
このように構成されたフートレスト装置においては、
フートレスト21の後方において、乗員の足を補助フート
レスト24で支えることができると共に、縦壁部材31で足
が後方へ移動するのを規制することができる。そのた
め、乗員が足を載せる範囲を広くし、不整地を走行する
際などに乗車姿勢を変えることができる。
また、走行風が縦壁部材31の通風孔32を流れるように
なるので、走行時の空気抵抗が大きくなってしまうよう
なことがない。
さらには、縦壁部材31は乗員の足が当たって汚れた
り、走行路面上に突出しているブッシュ等を障害物に当
たって損傷するような場合があるが、このような場合は
大型のリヤフェンダ16は交換せずに、縦壁部材31のみを
単独部品として交換することによって修理作業を行うこ
とができる。
なお、上記実施例においては、補助フートレスト24を
床板部材25と枠部材26とから構成した例について説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、一つの
部材で形成してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、棒状フートレス
トの後方に金属製の補助フートレストを略水平に延びる
ように設け、この補助フートレストの後方に、補助フー
トレストの後端部とリヤフェンダの下端部との間を覆う
ように上下方向に延在するとともに通風孔を形成した合
成樹脂製の縦壁部材を配設してなり、この縦壁部材を前
記補助フートレストの後端部とリヤフェンダの下端部と
に着脱自在に連結したから、補助フートレストで乗員の
足を支え、縦壁部材で足の後方へ移動するのを規制する
ことによって、乗員の足が載せられる範囲を広くするこ
とができ、しかも、縦壁部材を単独部品として交換可能
とし、走行風を縦壁部材の通気孔に流すことができる。
したがって、走行時の空気抵抗が増大するのを抑え、
かつ、縦壁部材が走行路面上の障害物と接触して損傷し
た場合の修理作業を容易にしつつ、乗員の足載せ位置の
自由度を大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る鞍乗型車両のフートレスト装置を
示す斜視図、第2図は同じく側面図、第3図は平面図、
第4図は正面図、第5図はフートレスト装置が備えられ
た四輪の鞍乗型車両の全体を示す側面図である。 2……車体フレーム、16……リヤフェンダ、21……フー
トレスト、24……補助フートレスト、25……床板部材、
26……枠部材、31……縦壁部材、32……通風孔、36……
グロメット、41,42……取付ねじ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体フレームの下部両側にそれぞれ棒状フ
    ートレストを突設した鞍乗型車両において、棒状フート
    レストの後方に金属製の補助フートレストを略水平に延
    びるように設け、この補助フートレストの後方に、補助
    フートレストの後端部とリヤフェンダの下端部との間を
    覆うように上下方向に延在するとともに通風孔を形成し
    た合成樹脂製の縦壁部材を配設してなり、この縦壁部材
    を前記補助フートレストの後端部とリヤフェンダの下端
    部とに着脱自在に連結したことを特徴とする鞍乗型車両
    のフートレスト装置。
JP1112253A 1989-05-02 1989-05-02 鞍乗型車両のフートレスト装置 Expired - Fee Related JP2844212B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1112253A JP2844212B2 (ja) 1989-05-02 1989-05-02 鞍乗型車両のフートレスト装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1112253A JP2844212B2 (ja) 1989-05-02 1989-05-02 鞍乗型車両のフートレスト装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02293283A JPH02293283A (ja) 1990-12-04
JP2844212B2 true JP2844212B2 (ja) 1999-01-06

Family

ID=14582080

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1112253A Expired - Fee Related JP2844212B2 (ja) 1989-05-02 1989-05-02 鞍乗型車両のフートレスト装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2844212B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5779254A (en) * 1996-04-05 1998-07-14 Squire & James, Ltd. Motorcycle footrest

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58152688A (ja) * 1982-03-05 1983-09-10 ヤマハ発動機株式会社 荒地走行用車輌
JPS6037430U (ja) * 1983-08-24 1985-03-15 スズキ株式会社 リ−ン型3輪車

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02293283A (ja) 1990-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4347015B2 (ja) 鞍乗り型車両用フューエルタンク配設構造
US7422082B2 (en) Small-sized vehicle
US5947222A (en) Three-wheeled automobile
JP3153044B2 (ja) 自動2輪車のヘッドライト取付構造
JP5069065B2 (ja) 車両のバックレスト構造
JP5460511B2 (ja) 車両用のリヤフェンダ
JP2844212B2 (ja) 鞍乗型車両のフートレスト装置
JPH03193584A (ja) 自動二輪車
JP4502863B2 (ja) 自動二輪車
JP2529833Y2 (ja) ルーフ付き自動二、三輪車
JP3175219B2 (ja) スクーターの車体前部構造
JP3562601B2 (ja) スクータ型自動二輪車の補助ステップ装置
JP2681507B2 (ja) 鞍乗型車両のフートレスト装置
CN113474244B (zh) 用于两轮车辆的脚踏组件
JPH04339090A (ja) 自動二輪車
JPS6330627Y2 (ja)
JP2770168B2 (ja) 自動二輪車の車体後部構造
JP2005349907A (ja) 自動二輪車のシート装置
JP3525983B2 (ja) 自動二輪車のスタンド装置
JPH02158482A (ja) 自動二、三輪車
JP3241421B2 (ja) スクータのロック掛け装置
JPS6131907Y2 (ja)
JPH03136987A (ja) 自動2輪車のフレーム
JPH0769260A (ja) 自動2輪車のリヤフェンダ取付構造
JPH09132187A (ja) 自動二輪車の補助ステップ装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees