JP2840305B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2840305B2
JP2840305B2 JP1195626A JP19562689A JP2840305B2 JP 2840305 B2 JP2840305 B2 JP 2840305B2 JP 1195626 A JP1195626 A JP 1195626A JP 19562689 A JP19562689 A JP 19562689A JP 2840305 B2 JP2840305 B2 JP 2840305B2
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  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は入力したデータに基づいて画像等の記録を行
なう記録装置に関するものである。
〔従来の技術〕
電子写真プリンタは高解像度で高品位な印刷が可能な
為、近年レーザプリンタ、LEDプリンタ、液晶プリンタ
等、数多くのプリンタが開発され、広く使用されてきて
いる。その高品位な特徴を生かし、複雑な図形や画像を
出力することが行なわれている。
印刷面の一頁にわたり複雑な図形を出力するコントロ
ーラ(例えばポストスクリプトコントローラ)は最小限
一頁分の画像メモリ(以下ページメモリと呼ぶ)を必要
とする。例えば解像度が300dpiでA4サイズの紙を印刷す
るには1Mbyteものページメモリが必要となる。
このように高品質なプリンタから出力される画像情報
量はかなり多い。この為、コンピユータや他の情報処理
機器システムのメモリ装置上で扱われる画像データは、
生のラスタイメージデータではなくコード化されたある
いはプログラム化されたデータであることが多い。
一頁分のコード化された画像情報を一頁分のラスタイ
メージ情報にいかに早く変換し印刷するかがページプリ
ンタの性能を表わすことになる。
このページプリンタの制御形態の従来例を以下に示
す。
第2図はページプリンタの中で代表的な、レーザビー
ムプリンタの断面図を示したものである。また第3図は
そのレーザプリンタの制御回路の簡易ブロツク図を示し
てある。第3図において25はレーザプリンタ外の情報処
理機器(例えばパーソナルコンピユータやワークステー
シヨン)を表わす。27は外部インタフエース(例えばセ
ントロニクスやRS232C)であり、コード化された画像情
報(例えばASCIIコード。以下これらをコード情報と称
す。)をレーザプリンタに送出す。レーザプリンタ内で
そのコード情報はインタフエース回路部18で受信され
る。マイクロプロセツサ17はインタフエース回路18で受
けたコード情報を内部バス28を介して受け取る。この内
部バス28はデータバスアドレスバス、コントロールバス
をあわせたものである。またマイクロプロセツサ17はメ
モリ21内の制御プログラムに従って動作する。なおメモ
リ21は不揮発性ROMである。
マイクロプロセツサ17はインターフエース回路18より
得られたコード情報をいくらか加工してメモリ19に格納
する。メモリ19はコード情報格納用のRAMである。マイ
クロプロセツサ17は外部より受けたコード情報を逐次RA
M19に格納するとともに、そのコード情報をドツトイメ
ージの画像情報に変換し、RAM20に格納する。RAM20は画
像データ格納用メモリ(ビツトマツプメモリ)である。
22はDMAコントローラであり、RAM20に格納されたデータ
を読み出し、ラスター変換回路24に送出する。DMAコン
トローラ22はマイクロプロセツサ17とは独立して内部バ
ス28を専有することができる。マイクロプロセツサ17は
RAM20に格納された画像データが一頁分に達したのを検
知すると(すなわち一頁分のコードデータがすべて画像
データに変換されたのを検知すると)、DMAコントロー
ラ22をアクテイブの状態にする。そしてDMAコントロー
ラ22はマイクロプロセツサ17と交互に内部バスを専有す
る。そしてDMAコントローラ22はラスター変換回路24の
要求に応じ、順次RAM20より画像データを読み出し、ラ
スター変換回路24にその画像データを送出する。ラスタ
ー変換回路24においてはDMAコントローラ22より受けた
パラレルの画像データをシリアルの画像データに変換す
る。そして水平同期信号に同期してシリアルの画像デー
タが不図示のレーザドライバに出力され、レーザビーム
を変調させる。
マイクロプロセツサ17はコードデータを画像データに
展開するばかりでなく、レーザプリンタのメカニカル制
御部26に対して各種印字プロセスの指令を行なう。I/O
ドライバ23はマイクロプロセツサ17とメカニカル制御部
26とのインタフエースを担当する。
次にレーザプリンタのメカニカル制御について、第2
図を参照して説明を行なう。第2図においては1はレー
ザプリンタの本体を示す。マイクロプロセツサ17は一頁
分のコードデータを展開し、画像データをメモリ20に格
納するものを終了すると、I/Oドライバ23を介して不図
示の搬送モータを回転させる。このとき、感光体ドラム
2、1次帯電ローラ5、現像ローラ7、転写ローラ10、
定着ローラ15、排出ローラ16は回転し始める。搬送モー
タの回転制御はメカニカル制御部26で行なわれる。
3はレーザ走査装置であり、その内部にレーザ走査ミ
ラー、レーザ走査用モータ、レーザ発光素子、レーザ駆
動回路がある。I/Oドライバ23は搬送モータを回転させ
ると共に、レーザ走査装置3内部のレーザ走査モータも
回転させる。そしてI/Oドライバ23は1次帯電ローラ
5、現像ローラ7、転写ローラ10に順次高電圧を印加さ
せる。またI/Oドライバ23は給紙ローラ12に取付けられ
たクラツチをオンさせ、ペーパーカセツト14に積載され
た紙13を給紙させる。その給紙された紙はレジストロー
ラ11で一担停止する。そしてメカニカル制御部26はI/O
ドライバ23に対して給紙された紙13がレジストローラ11
に到達したことを知らせる紙13がレジストローラ11で停
止した時点で、マイクロプロセツサ17はDMAコントロー
ラ22をアクテイブの状態にする。そしてラスター変換回
路24よりシリアルの画像データが送出される。送出され
たシリアルの画像データはレーザ走査装置3に入力さ
れ、その画像データで変調されたレーザ光が感光体ドラ
ム2に照射される。そしてその感光体表面で潜像が形成
され、現像ユニツト6によってトナー像に可視化され
る。
レジストローラ11で停止した紙は再度レジストローラ
11によって搬送され、転写ローラ10によってトナー像は
その紙に転写される。そしてトナーが付着した紙は定着
ローラ15によって熱定着され、その後排出ローラ16によ
って機外に排出される。転写ローラ10で紙に転写されな
かったトナーはクリーナ9に集められる。
以上のようにして外部情報処理機器より与えられたコ
ード情報が画像情報としてシート上に印刷される。
何頁ものデータを印刷する場合には、第4図に示すよ
うなタイミングで印刷を行なう。第4図において、
(a)のタイミングでマイクロプロセツサ17はコードデ
ータの受信を開始する。同時にマイクロプロセツサ17は
画像転回を開始し、RAM201にその画像データを格納す
る。そして、(b)のタイミングで1頁目のコードデー
タの受信を終了すると、引き続き(C)のタイミングで
2頁目のコードデータの受信を開始する。そして(d)
のタイミングで1頁目の画像展開が終了したとすると、
このとき搬送モータを回転させ(f)のタイミングで給
紙動作を行なう。そして(g)のタイミングでレジスト
ローラ11を駆動し、(h)のタイミングでDMAコントロ
ーラ22による画像データの読み出しが開始され、同じく
(h)のタイミングでラスター変換回路24によりシリア
ル画像データが形成され、レーザ露光が開始される。そ
して(i)のタイミングで1頁目のレーザ露光が終了す
る。また同じく(i)のタイミングで2頁目の画像展開
が開始する。そしてその後1頁目と同じシーケンスで2
頁目の印字動作を行なう。
第4図では画像展開を行なっている期間と画像データ
の読み出しの期間(これはレーザ露光の期間でもある)
は完全に独立しており、重複の期間はない。これは画像
メモリが1頁分だけあるためである。画像メモリが2頁
分存在すれば、その重複の期間を設けることができる。
〔発明が解決しようとしている課題〕
この方法では(f)から(h)の期間(あるいは
(k)から(m)の期間)においては、画像メモリ20へ
のアクセスは何ら行なわれていない。従って給紙ローラ
からレジストローラまでの距離が非常に長いプリンタに
おいてはスループツト(単位時間あたりの印刷枚数)が
低下してしまう。もし画像メモリが2頁分存在すれば、
画像展開期間と画像データの読み出し期間を重複させ、
スループツトを向上させることができる。しかし、その
場合メモリコストが2倍になってしまう。
以上説明したように、1頁分の画像展開が終了した後
に給紙動作を行なう方法は、給紙部の配置によってスル
ープツトが向上しない欠点がある。
また、画像展開が終了する前に、給紙を行う方法も考
えられるが、記録装置の能力を最大限に発揮させて十分
なスループットを実現することはできない。
[課題を解決するための手段及び作用] 上記目的を達成するために、本発明に従う記録装置
は、 上位装置からの情報を画素情報に変換する変換手段
と、 前記上位装置からの情報が1頁目の情報であるか、2
頁目以降の情報であるかに拘らず、その頁の情報の受信
完了後、画素情報への変換完了前に、記録媒体の給紙を
開始させる信号を出力する出力手段と、 記録媒体を給紙する給紙手段、及び給紙された記録媒
体に転写すべき画像が形成される感光体の駆動を制御す
る制御手段とを有し、 前記制御手段は、前記記録媒体の給紙を開始させる信
号が前頁の記録のために前記感光体が駆動されていると
きに出力された場合、前記感光体の駆動を継続させつ
つ、記録媒体を所定の待機位置まで給紙させ、前記感光
体が駆動されていないときに出力された場合、前記感光
体の駆動を開始させるとともに、記録媒体を前記待機位
置まで給紙させる。
好適には、前記制御手段は、前記記録媒体の前記待機
位置での待機状態が所定時間を超えて継続する場合、前
記感光体の駆動を停止させる。
〔実施例〕
以下添付図面に従って本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第4図で説明した様に1頁分の画像メモリを使用して
印刷動作を行なうと通常スループツトが低下してしまう
が、1頁分の画像メモリを使用して、スループツトを低
下させない方法を第5図に示す。尚、装置(ハードウエ
ア)構成自体は従来例と同様のものを使用できるのでこ
こでは説明を省略する。
第5図において、マイクロプロセツサ17はコードデー
タの受信を(a)で開始し、(b)のタイミングで1頁
目の受信を終了したとする。このときマイクロプロセツ
サ17は搬送モータやレーザ走査モータを回転させ、しば
らくして(c)のタイミングで給紙動作を行なわせる。
そして(d)のタイミングで2頁目のコードデータを
受け取り、(m)のタイミングでその受け取りを終了し
たとする。マイクロプロセツサ17が(e)のタイミング
で1頁目の画像展開を終了したとすると、(f)のタイ
ミングでレジストローラ11を駆動する。そして(g)の
タイミングで画像データの読み出し(レーザ露光)を行
ない、(i)のタイミングでその読み出しを終了する。
同じく(i)のタイミングで2頁目の画像展開を開始す
る。さて第5図では1頁目の画像の読み出し(レーザ露
光)が終了する前に2頁目の給紙動作を行なう((h)
のタイミング)。そして(j)のタイミングで2頁目の
画像展開を終了し、そして1頁目と同じシーケンスで2
頁目の印字を行なう。この方法の特徴は、第4図と違っ
て給紙動作からレジストローラを駆動するまでの間に画
像展開やレーザ露光を行っていることである。このため
デツドタイムを少なくし、スループツトを向上できるの
がわかる。もし給紙ローラからレジストローラまでの距
離が長くなっても、2頁以後の給紙のタイミングを早く
すること(つまり(h)のタイミングを早くする)によ
ってスループツトの低下を防ぐことができる。
第5図の方法ではコード情報が展開し終えてから(1
頁分受信した後に)給紙動作を行ない、画像展開が終了
してからレジストローラを駆動するのが特徴である。
もし画像展開の時間が短かければ、給紙動作を行い紙
がレジストローラに到達した後、即座にレジストローラ
を駆動することができる。逆に画像展開の時間が長けれ
ば、給紙した紙はレジストローラで長い間停止させなけ
ればならない。
この間感光体ドラムには高圧が印加され、回転しつづ
けていることになる。従って複雑な図形情報等を展開す
る場合には、感光体ドラムが長い間回転し続けることに
なり、感光体ドラムの摩耗が激しくなる等の問題点があ
った。
〔第2実施例〕 次にスループツトを向上させるとともに、感光体ドラ
ムの摩耗等を極力防止した第2実施例について説明す
る。
第2の実施例においても、ハードウエアの構成は従来
と同様であり、その制御方法が従来例と異なる。従って
ここでは制御方法について説明する。第1−1図,第1
−2図,第1−3図,第1−4図は本実施例の電子写真
プリンタの制御フローチヤートである。第1−1図はそ
のメイン制御を行なうルーチンである。第1−2図はメ
イン制御ルーチン(第1−1図)によって起動をかけら
れる「コードデータ受信タスク」である。第1−2図で
は外部情報処理機器からコードデータを受け取り、コー
ド格納用メモリ19にデータを格納する処理を行なう。第
1−3図はメイン制御ルーチン(第1−1図)によって
起動をかけられる「画像展開タスク」である。第1−3
図ではコード格納用メモリ19に格納されたコードデータ
を読み出し、そのコードデータを画像データに変換(展
開)し、その画像データを画像データ格納用メモリ20に
格納する。
また第1−4図は「画像形成タスク」であり、一頁印
刷を行なう度に、メイン制御ルーチン(第1−1図)に
よって起動をかけられるルーチンである。これら制御フ
ローを以下に詳細に説明する。第1−1図にてまずマイ
クロプロセツサ17は給紙許可フラグをセツトする(ステ
ツプS1−1−a)。このフラグはメイン制御ルーチンと
画像形成タスクで使用され、ペーパーカセツトに積載さ
れた紙を給紙するタイミングを決定するフラグである。
そしてコードデータ受信タスクを起動し(ステツプS1−
1−b)、次に画像展開タスクを起動する(ステツプS1
−1−c)。「コードデータ受信タスク」が起動される
と、まず外部情報処理機器からのコードデータの受信を
禁止する(ステツプS1−2−a)。そして次に「画像形
成タスク」よりページクリア指定が出力されたか否かを
チエツクする(ステツプS1−2−b)。このページクリ
ア指定とは、「画像形成タスク」が印字動作を終了し、
その終了した頁のデータをコードメモリ19から消去させ
ることを意味する。もしそのページクリア指定が出力さ
れていれば、その指定員に対応するコードデータをクリ
アする(ステツプS1−2−s)。次にコードメモリ19に
格納されているデータが満杯になり、コードメモリの空
領域が存在するか否かをチエツクする(ステツプS1−2
−d)。そして、もしコードメモリがフルであれば、何
もしないで同タスクの先頭に戻る。そしてコードメモリ
に空領域があれば、外部情報処理機器からのコードデー
タの受信を許可する(ステツプS1−2−e)。そして所
定のバイトのコードデータを受信したかをチエツクし
(ステツプS1−2−f)、もし受信したのであれば、受
信したデータを空のコードメモリ領域に格納する(ステ
ツプS1−2−y)。そして受信したコードデータが一頁
分に達したか否かをチエツクし(ステツプS1−2−
h)、メイン制御ルーチンに対してプリントの許可をす
る(ステツプS1−2−i)。
このように「コードデータ受信タスク」では、コード
メモリ19に空領域があれば、コードデータを受信し、コ
ードデータメモリ19がフルであれば、受信を停止する。
そして一頁分のコードメモリがたくわえられれば、メイ
ン制御ルーチンに対して印字指令を出力する。そして一
頁分の画像形成が終了した時点で、その終了した画像に
対応するコードデータをコードメモリ19より消去する。
さて「画像展開タスク」では、コードメモリに格納さ
れたコードデータを画像データに展開する。第1−3図
にて、マイクロプロセツサ17はコードメモリ領域に格納
されたデータのうち、まだ画像展開されていない最も古
い頁を検索する(ステツプS1−3−a)。そしてその頁
の中でまだ画像展開されていないコードデータを検索す
る(ステツプS1−3−b)。そしてそのコードデータを
画像展開し、画像メモリ20に格納する(ステツプS1−3
−c)。次にその頁の画像展開がすべて終了したか否か
をチエツクし(ステツプS1−3−d)、もし終了してい
れば画像展開したという情報をメインプログラムに知ら
せる(ステツプS1−3−e)。さもなければその頁の画
像展開を続ける。この画像展開はコードデータの受信と
並行して行なわれる。
一度画像展開が終了すれば、次のその画像データ(ド
ツトデータ)はDMAコントローラ22によって読み出され
る。そしてレーザ露光が行なわれている。その制御は
「画像形成タスク」によって行なわれる。この画像展開
のプロセスとレーザ露光のプロセスとは同時に行なわれ
ない。なぜならば画像メモリは1頁分しかないからであ
る。さてステツプS1−3−fにて、「画像形成タスク」
でのレーザ露光の終了を待ち続ける。そしてその頁のレ
ーザ露光が終了すると「画像展開タスク」はルーチンの
先頭に戻り、次頁の画像の展開を開始する。
ステツプS1−1−dにて、メイン制御ルーチンでは、
「コードデータ受信タスク」からプリント許可を受けた
か否かをチエツクする。もし外部情報処理機器より1頁
分のコードデータを受信し、その頁の印字が開始可能に
なれば、次に搬送モータ、レーザ走査モータを回転させ
る(ステツプS1−1−g)。さもなければ、ステツプS1
−1−eの判断ルーチンに入る。ステツプS1−1−eに
て、既に印字した紙がプリンタ機内で搬送していれば、
ステツプS1−1−dに戻る。さもなければ、搬送モー
タ、レーザ走査モータを停止させ、(ステツプS1−1−
d)に戻る。このようにして、プリント許可がなければ
搬送モータ、レーザ走査モータを停止させる。ステツプ
S1−1−gにて搬送モータ、レーザ走査モータを回転さ
せた後、それらの、モータが規定回転数で安定して回転
するまで待ち続ける(ステツプS1−1−h)。次に給紙
許可フラグがセツトされているか否かをチエツクする
(ステツプS1−1−i)。このフラグは「画像形成タス
ク」の先頭でリセツトされ、その画像形成の途中(ステ
ツプS1−4−l)で再度セツトされる。このフラグによ
って連続印字の場合の給紙間隔を決定する。ステツプS1
−1−iにて、この給紙許可フラグがセツトされていれ
ば、次に給紙ローラ12を駆動することによってカセツト
14に積載された紙を給紙する(ステツプS1−1−j)。
そしてその給紙した紙がレジストローラ11に到達する時
点まで待つ(ステツプS1−1−k)。この時点で、いま
印字しようとしている頁の画像展開が既に終了している
か否かをチエツクする(ステツプS1−1−l)。この判
断は「画像展開タスク」の画像展開終了情報(ステツプ
S1−3−e)に基づいて行なう。そして、もし終了して
いれば、「画像形成タスク」を起動させる(ステツプS1
−1−r)。
そしてもし画像展開が終了していなければ、判断ルー
チン(ステツプS1−1−m)に移る。そして既に印字し
た紙がプリンタ機内で搬送しているか否かをチエツクす
る(ステツプS1−1−m)。そして機内に搬送していな
ければ、搬送モータとレーザ走査モータを停止させる
(ステツプS1−1−n)。そして「画像展開タスク」に
て画像展開が終了したか否かを再度チエツクし(ステツ
プS1−1−o)、もし終了していなければ再度ステツプ
S1−1−mに移る。このステツプS1−1−m、ステツプ
S1−1−n、ステツプS1−1−oのルーチンにおいて、
画像展開が終了までの間に、既に印字された紙が機外に
排出されれば紙の排出した時点で搬送モータ、レーザ走
査モータは停止する。またその紙が機外に排出しないう
ちに、画像展開が終了すれば搬送モータとレーザ走査モ
ータは停止する。また既に印字された紙が存在しなけれ
ば即座に停止する。そして画像展開が終了した時点で再
度搬送モータとレーザ走査モータを回転させる(ステツ
プS1−1−p)。そして搬送モータとレーザ走査モータ
が規定回転数で回転するまで待ち(ステツプS1−1−
q)、そして画像形成タスクを起動する(ステツプS1−
1−r)。
このステツプS1−1−l、ステツプS1−1−m、ステ
ツプS1−1−o、ステツプS1−1−p、ステツプS1−1
−q、ステツプS1−1−rのルーチンに従えば、画像展
開が終了するタイミングが紙がレジストローラに到達す
るタイミングより早ければ、搬送モータが停止すること
はない。その逆の場合では、既に印字した紙がプリンタ
機内になければ搬送モータは一度停止することになる。
このようにして画像展開の終了のタイミングによって搬
送モータ及びレーザ走査モータが回転あるいは停止を行
なうことになる。
さて「画像形成タスク」が起動されるとその画像展開
した頁の印字プロセスを行なう。第1−4図においてま
ず給紙許可フラグをリセツトする(ステツプS1−4−
a)。これによってある頁の印字中に次頁の紙が給紙さ
れるのを防ぐ。そしてレジストローラを駆動する。そし
て所定時間後に1次帯電高圧をONさせる(ステツプS1−
4−d)。さらに所定時間後にDMAコントローラ22を動
作させる(ステツプS1−4−f)。これにより画像メモ
リの読み出しが行なわれ、レーザ露光が開始する。そし
てそのレーザ露光が開始した後所定時間後に現像高圧を
ONし(ステツプS1−4−h)、さらに所定時間後に転写
高圧をONにする。
レジストローラを駆動してから1次帯電高圧をONする
までの時間、1次帯電高圧をONしてから、レーザ露光を
開始するまでの時間、レーザ露光を開始してから現像高
圧をONするまでの時間、現像高圧をONしてから転写高圧
をONするまでの時間、以上これらの時間は各高圧出力の
位置やレジストローラの位置に基づいて決定される。
さて転写高圧をONさせた後、所定時間後に給紙許可フ
ラグをセツトする(ステツプS1−4−l)。この時点で
もし次頁のコードデータ受信が終了していれば、次頁の
給紙動作は行なわれる。この判断はメイン制御ルーチン
の(ステツプS1−1−d)、(ステツプS1−1−i)で
行なわれる。
さて第1−4図にて、給紙フラグがセツトされた後、
所定時間後にレジストローラが停止される(ステツプS1
−4−m、ステツプS1−4−n、ステツプS1−4−
o)、そして1次帯電高圧、レーザ露光、現像高圧転写
高圧が順次OFFになる(ステツプS1−4−p〜ステツプS
1−4−v)。
最後に画像形成が終了したと判断し、「コードデータ
受信タスク」に今印字した頁のクリアを指定する(ステ
ツプS1−4−w)。これによってその頁のデータで専有
されていたコードメモリ領域を開放し、次に外部情報処
理機器からデータを受信することができる。
この「画像形成タスク」はある頁を印字する毎に起動
されるタスクである。次に本実施例のシーケンス(第1
−1図〜第1−4図)の動作タイミング図の例を第6−
1図に示す。この例は、画像展開に要する時間が短かっ
た場合を示す。第6−1図(a)のタイミングでコード
データの受信を開始し、第6−1図(b)のタイミング
で第1頁の受信が終了すると、搬送モータ(及びレーザ
走査モータ)を回転させる。そしてそのモータが安定し
て回転しているのを検知すると、第6−1図(e)のタ
イミングで供給動作を行なう。そして給紙した紙がレジ
ストローラに達する前に画像展開が終了する(第6−1
図(c))。これによって搬送ローラを止めることもな
く、第6−1図(f)のタイミングでレジストローラを
駆動する。それ以後各高圧及びレーザ光が順次出力され
る。そしてその頁のレーザ露光が終了する前に次頁の給
紙が行なわれる。
次に画像展開に要する時間が長かった場合を第6−2
図に示す。第6−2図において、第6−2図(b)のタ
イミングで1頁目のコードデータの受信が終わると、搬
送モータ(及びレーザ走査モータ)を駆動する。そして
そのモータが安定して回転しているのを検知すると、第
6−2図(d)のタイミングで給紙動作を開始する。そ
して給紙した紙がレジストローラに到達したタイミング
で画像展開が終了していなければ、一度搬送モータを停
止させる(第6−2図(e))。そして画像展開が終了
した時点(第6−2図(f))で再度搬送モータを駆動
させる。そして再度搬送モータが安定して回転した時点
(第6−2図(g))で、レジストローラを駆動する。
第6−2図では、画像展開に要する時間が長いため、
(第6−2図(e))から(第6−2図(g))のタイ
ミングで搬送モータは停止している。
第1頁目では給紙動作を行ってからレジストローラが
駆動されるまでの間は各高圧が印加されていない。この
ため、第6−2図(e)のタイミングで感光体ドラムが
停止した場合において、感光体ドラムの表面にチヤージ
された電荷が残ることはない。また連続して印字した場
合に、必ずある頁を印字しその紙を排出し終えてから感
光体ドラムを停止させる。従って各高圧出力が零にな
り、かつ感光体ドラムを回転させる状態(第6−2図
(j)から第6−2図(k)まで)が存在する。これに
よって感光体表面の電荷が完全に除去された状態で、感
光体ドラムが停止する。
従って本実施例のシーケンスでは感光体表面に電荷を
残した状態で、感光体を停止させることはないので、感
光体を劣化させることはない。本実施例のシーケンスで
は画像展開に要する時間が短い場合はスループツトを低
下させることはない。また画像展開に要する時間が非常
に長い場合は、一担モータを停止させることになる。こ
れによって感光体ドラムの摩耗を極力防ぐことができ
る。
以上の例では、給紙した紙がレジストローラに到達し
たタイミングで画像展開が終了していなければ、即座に
搬送モータを停止させていたが、その搬送ローラを停止
させるタイミングをいくらか遅延させてもかまわない。
搬送ローラの停止タイミングを遅延させれば、搬送モー
タが停止しないで印字を行う場合が多くなり、感光体ド
ラムが回転している時間が長くなる。従って感光体の耐
久性が良好であれば、その延長時間を長くすることがで
きる。
〔第3の実施例〕 第2の実施例では、一度給紙した紙をレジストローラ
11に押しあてて停止させていた(第7図参照)。なお第
7図は第2図の紙の搬送系を示したものである。これは
レジストローラ11によって画像の先端の位置調整を行な
う為である。そしてレジストローラ11に押しあてられた
紙は31のようにループを作る。この状態で長い時間搬送
モータやレジストローラが停止すると、その紙はカール
してしまい、印字不良を起してしまう。第3の実施例は
その紙の不良を取り除いた例である。その装置構造を第
8図に示す。第8図が第7図と異なる点は、紙の先端を
検知するフオトセンサ(以下給紙センサ30と呼ぶ)がレ
ジストローラ11と転写ローラ10との間に設けられている
点である。この給紙センサ30にて紙の先端を検出し、そ
してその検出タイミンングを基にレーザ露光を行なう。
第3図の実施例が第2の実施例と異なるのは、まず給
紙した紙がレジストローラ11でループを作って停止しな
いことである。その代わり給紙した紙は第8図32のよう
にレジストローラ11によってはさまれ、ループを形成し
ない。
次に第8図の構成における制御動作について第9図の
タイムチヤートに基づいて説明する。第9図にて、第9
図(d)のタイミングで給紙を行なった後、第9図
(e)のタイミングでレジストローラ11をONする。そし
て第9図(f)のタイミングにてレジストローラをOFF
する。この第9図(e)から第9図(f)の期間を新た
に設けることによって、レジストローラの間に紙をはさ
むことができる。
そして画像展開が終了した後レジストローラ11を再度
駆動し(第9図(i))、その後その紙は給紙センサ30
に到達する(第9図(j))。そして(第9図(j))
のタイミングを基準にして各高圧の出力やレーザ露光を
行なう。
第3の実施例ではレジストローラ11に紙がはさまれて
停止するので、紙の停止位置がバラつく為、そのバラツ
キを補正する為に給紙センサ30を設けてある。
なお、上述した説明においては、搬送モータを停止さ
せるときに同じくレーザ走査モータを停止させていた。
もしレーザ走査モータの耐久性が高ければ、搬送モータ
のみを停止させても構わない。
また上述した各実施例はレーザビームプリンタを例に
取り説明したが、本発明は他にLEDプリンタ、液晶プリ
ンタにも適用できる。LEDプリンタの場合はレーザ走査
装置の代りにLEDアレイヘツドを用い、液晶プリンタの
場合は液晶アレイヘツドを用いることになる。
〔第4の実施例〕 第1,第2の実施例においては、マイクロプロセツサ17
はコードデータの受信やそのコードデータに画像展開の
仕事の他に、レーザプリンタのメカニカル制御も行って
いた。従ってマイクロプロセツサ17の負荷は非常に多
い。マイクロプロセツサ17の負荷を軽減させる為に、レ
ーザプリンタのメカニカル制御を他の独立したマイクロ
コンピユータに担当させる方法がある。
その制御回路の一例を第10図に示す。第10図の制御回
路には、第3図のI/Oドライバ23、メカニカル制御部2
6、ラスタ変換回路部24に相当するものを載せてある。
第10図にて、レーザプリンタのメカニカル制御はシング
ルチツプマイクロコンピユータ40が行なう。マイクロコ
ンピユータ40の負荷として、モータドライバ41、レーザ
走査モータドライバ43、給紙クラツチ45、搬送クラツチ
(不図示)、センサ47、高圧出力回路48、レーザ変調回
路49、ビーム検出回路51等がある。マイクロコンピユー
タ40はI/Oドライバ23の指令により、上記各負荷の制御
を行なう。マイクロコピユータ40とドライバ23との間に
は、READY信号、PRINT信号、VSREQ信号、VSYNG信号があ
る。他にプリンタの負荷の状態をI/Oドライバ23に知ら
せたり、I/Oドライバ23の特殊な指令をマイクロコンピ
ユータ40に知らせるためのシリアル通信線も用意されて
いる。
またラスタ変換回路24より出力される画像信号(VIDE
O信号)はレーザ変調回路49に入力され、半導体レーザ5
0から出力されるレーザ光はVIDEO信号に従って変調され
る。そのレーザ光はレーザ走査ミラーによって走査さ
れ、その走査されたレーザビームはフオートダイオード
52に入射する。そしてビーム検出回路51によって、その
レーザビームはパルス信号に変換される。ビーム検出回
路51より出力されるパルス信号は水平同期信号(HSYNC
信号)としてラスター変換回路24に入力される。
次にこれらインタフエース信号の状態とマイクロコン
ピユータ40の制御方式について第11図を参照して説明す
る。READY信号がtrueで、かつマイクロプロセツサ17が
1頁分のコードデータを受信し終えた時点で、I/Oドラ
イバ23はPRINT信号をfalseにした状態で、VSYNC信号をt
rueにする(第11図(a))。このときマイクロコンピ
ユータ40は搬送モータやレーザ走査モータを回転させる
(第11図(b))。そして所定時間後に給紙クラツチを
ONさせる(第11図(c))。
そしてマイクロプロセツサ17が1頁分の画像展開が終
了した時点で、VSYNC信号をfalseにし、PRINT信号をtru
eにする(第11図(d))。そして給紙した紙がレジス
トローラに到達してから、マイクロコンピユータ40はVS
REQ信号をtrueにする(第11図(e))。これによってI
/Oドライバー23は紙がレジストローラに到達したのを知
り、PRINT信号をtrueにした状態でVSYNC信号をtrueにす
る(第11図(f))。マイクロコンピユータ40がそのVS
YNC信号のtrueを受けとると第11図(g)のタイミング
でVSREQ信号をfalseにする。
そしてマイクロコンピユータ40が第11図(f)でVSYN
C信号のtrueを受けた所定時間後にレジストローラを駆
動する(第11図(h))。そしてマイクロコンピユータ
40は1次帯電高圧をON(第11図(i))、現像高圧をON
(第11図(k))、転写高圧をON(第11図(l))す
る。またマイクロプロセツサ17は第11図(j)のタイミ
ングでDMAコントローラ22を動作状態にし、VIDEO信号を
出力する。
第11図はコードデータの受信の終了(第11図(a))
から画像展開の終了(第11図(d))までの時間が短い
場合の例であり、第2の実施例第6−1図に相当する。
次にコードデータの受信の終了から画像展開の終了ま
での時間が長かった場合の例を第12図に示す。
第12図において、第12図(c)のタイミングで給紙動
作を行った後、所定時間後にPRINT信号のtrueを検知で
きないとき、マイクロコンピユータ40は一度モータをOF
Fにする(第12図(d))。その後、画像展開が終了し
た時点で、I/Oドライバ23はVSYNC信号をfalseにし、PRI
NT信号をtrueにする。そしてマイクロコンピユータ40は
第12図(f)のタイミングで再度モータをONにし、紙が
安定してレジストローラに到達した時点でVSREQ信号をO
Nにする(第12図(g))。そしてI/Oドライバ23は第12
図(h)でレジストローラを駆動し、その後各高圧を出
力する。
なお、第12図は第2の実施例の第6−2図に相当す
る。以上のようなシーケンスPRINT信号、VSREO信号、VS
YNC信号を駆動すれば、メカニカル制御をシングルチツ
プマイクロコンピユータに担当させ、総合的には第2の
実施例と同じプリント動作を行なうことができる。
以上は給紙した紙をレジストローラに押しあてて、紙
にループを形成させた場合の制御方法である。第3の実
施例において、給紙した紙にループを形成しない例を示
した。この場合においてもPRINT信号、VSREQ信号、VSYN
C信号を用いてシングルチツプコンピユータに指令を与
えることができる。第13図はその際のタイミングチヤー
トを示したものである。第13図において、マイクロプロ
セツサ17が1頁分のコードデータを受け取ると、PRINT
信号をfalseの状態でVSYNC信号をtrueにする。
マイクロコンピユータ40がPRINT信号がfalseでVSYNC
信号がtrueを受け取ると(第13図(a))、モータを駆
動し(第13図(b))、給紙動作を行なう(第13図
(c))。そして所定時間後にレジーストローラを駆動
し(第13図(d))、また1度レジストローラをOFFに
する(第13図(e))。この状態では給紙された紙はレ
ジストローラにはさまれて停止している。そしてレジス
トローラ停止後、一定時間経ても、PRINT信号がtrueに
ならなければ、一度モータをOFFにする(第13図
(f))。そしてマイクロプロセツサ17が画像展開を終
了すると、VSYNC信号をfalseにしPRINT信号をtrueにす
る。そしてマイクロコンピユータ40は再度モータをONに
し(第13図(h))、再度レジストローラを駆動する
(第13図(i))。するとレジストローラにはさまれて
いた紙は給紙部センサ30の方へ搬送される。その搬送紙
の先端が給紙部センサ30を通過すると、マイクロコンピ
ユータ40はVSREQ信号をtrueにする(第13図(j))。I
/Oドライバ23及びマイクロプロセツサ17はVSREQ信号のt
rueを検知するとその立ち上がりに同期してVIDEO信号を
出力する。またマイクロコンピユータ40はVSREQ信号の
立ち上がりに同期して順次高圧を印加する。
このような制御手順でPRINT信号、VSYNC信号を駆動す
れば、総合的に第3の実施例と同じ制御を行うことがで
きる。
第4の実施例においては、コードデータの受信や画像
展開の処理はマイクロプロセツサ17が行い、紙搬送や高
圧制御はシングルチツプコンピユータ40が行なってい
る。そしてI/Oドライバー23とマイクロコンピユータ40
の間にはインタフエース信号で結び付けられている。そ
して給紙動作や紙搬送ローラの制御はPRINT信号、VSREQ
信号、VSYNC信号の3本の信号が行なわれている。これ
らの信号は他にシリアル化された信号に置きかえても構
わない。すなわちI/Oドライバー23とマイクロコンピユ
ータ40の間ではシリアル通信のみを行ない、マイクロプ
ロセツサ17及びI/Oドライバ23はそのシリアル通信にお
けるコード化された情報を使ってマイクロコンピユータ
40を制御することもできる。またコードデータの受信や
画像展開の処理を外部情報処理機器に担当させることも
可能である。
以上説明した実施例の電子写真プリンタでは、印字す
るべきコードデータの画像展開終了タイミングに基づい
て搬送モータのON/OFF制御を行なう。これによって画像
展開が簡単で、早くその展開を終了できるコードデータ
を受信している場合には、高いスループツトを確保する
ことができる。逆に画像展開が複雑で、その展開時間が
長くかかるコードデータを受信している場合は、一度搬
送モータを停止するので感光体ドラムを摩耗等から防ぐ
ことができる。
また本実施例のシーケンスによれば、感光体ドラムを
停止した後、感光体ドラムの表面に不要な電荷を残すこ
ともないので、その不要電荷による劣下を防ぐことがで
きる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、前頁の記録の
ために感光体が駆動されているか否かに拘らず、1頁分
の情報の受信完了後、画素情報への変換完了前に記録媒
体の給紙を開始させる信号を出力するとともに、かかる
信号が前頁の記録のために前記感光体が駆動されている
ときに出力された場合、前記感光体の駆動を継続させつ
つ、記録媒体を所定の待機位置まで給紙させ、前記感光
体が駆動されていないときに出力された場合、前記感光
体の駆動を開始させるとともに、記録媒体を前記待機位
置まで給紙させるので、確実にスループットを向上する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1−1図,第1−2図,第1−3図,第1−4図は実
施例の記録装置の制御フローチヤートを示す図、第2図
はレーザプリンタの概略断面図、第3図はレーザプリン
タの制御回路図、第4図は従来の記録動作のタイミング
チヤートを示す図、第5図は第1実施例における記録動
作のタイミングチヤートを示す図、第6−1図,第6−
2図は第2実施例における記録動作のタイミングチヤー
トを示す図、第7図,第8図は紙の搬送形態を説明する
ための図、第9図は第3実施例における記録動作のタイ
ミングチヤートを示す図、第10図は第4実施例における
制御回路図、第11図〜第13図は第4実施例における記録
動作のタイミングチヤートを示す図である。 図中1はレーザプリンタ本体、2は感光体ドラム、5は
1次帯電ローラ、7は現像ローラ、17はマイクロプロセ
ツサ、18はインターフエース回路、19はコード格納用メ
モリ、20は画像データ格納用メモリである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 善本 敏生 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 倉持 喜美 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 増田 俊一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−93362(JP,A) 特開 昭62−82768(JP,A) 特開 昭63−274550(JP,A) 特開 昭60−257262(JP,A) 特開 平2−2049(JP,A) 特開 昭63−222864(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/44 B41J 13/00 B41J 29/38 G03G 15/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上位装置からの情報を画素情報に変換する
    変換手段と、 前頁の記録のために感光体が駆動されているか否かに拘
    らず、1頁分の情報の受信完了後、画素情報への変換完
    了前に、記録媒体の給紙を開始させる信号を出力する出
    力手段と、 記録媒体を給紙する給紙手段、及び給紙された記録媒体
    に転写すべき画像が形成される感光体の駆動を制御する
    制御手段とを有し、 前記制御手段は、前記記録媒体の給紙を開始させる信号
    が前頁の記録のために前記感光体が駆動されているとき
    に出力された場合、前記感光体の駆動を継続させつつ、
    記録媒体を所定の待機位置まで給紙させ、前記感光体が
    駆動されていないときに出力された場合、前記感光体の
    駆動を開始させるとともに、記録媒体を前記待機位置ま
    で給紙させることを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、前記記録媒体の前記待機
    位置での待機状態が所定時間を超えて継続する場合、前
    記感光体の駆動を停止させることを特徴とする請求項1
    記載の記録装置。
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