JP2833899B2 - 半導体読み出し専用メモリ - Google Patents

半導体読み出し専用メモリ

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JP2833899B2
JP2833899B2 JP887692A JP887692A JP2833899B2 JP 2833899 B2 JP2833899 B2 JP 2833899B2 JP 887692 A JP887692 A JP 887692A JP 887692 A JP887692 A JP 887692A JP 2833899 B2 JP2833899 B2 JP 2833899B2
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transistors
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外海 江川
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NIPPON DENKI AISHII MAIKON SHISUTEMU KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体読み出し専用メモ
リに関し、特にNAND型メモリセルを選択する読み出
し専用メモリに関する。
【0002】
【従来の技術】従来では、図3,図5に示す様に、メモ
リセルに、ゲート電圧“H”でONし、“L”でOFF
となるエンハンスメント・トランジスタ(図3のトラン
ジスタ307a,307c,308a,308c、図5
のトランジスタ507a,507c,508a,508
c)と、常にON状態のディプレッション・トランジス
タ(図3のトランジスタ307b,308b、図5のト
ランジスタ507b,508b)とからなるメモリブロ
ック307,308,507,508を使用し、NAN
D型メモリセル構成を有している。
【0003】また、同一のデータ出力用信号線315,
515に、複数のNAND型メモリセル(メモリセルブ
ロック307,308,507,508)が、接続され
ている場合、エンハンスメント・トランジスタ313,
314,513,514により、メモリセルブロックの
選択を行う。
【0004】図3において、入力信号301〜305の
線があり、これらの一つを入力とする8個のインバータ
があり、さらにインバータを介してメモリセルブロック
選択信号311,312を得ており、この線は各々エン
ハンスメント・トランジスタ313,314のゲートに
接続され、その他はメモリブロック307,308への
ゲート入力となる。さらにデータ出力用信号線315
が、トランジスタ313,314を介して、各々メモリ
ブロック307,308に接続されている。
【0005】図5においては図3の回路に、6個のイン
バータと6個の2入力NANDゲート516とが付加さ
れている。その他は図3と同様である。
【0006】次に、動作について説明する。まず、全て
のメモリセルのゲートに“H”信号を印加した状態で、
前記エンハンスメント・トランジスタ全てがONし、前
記デプレッション・トランジスタは常にON状態である
ことから、前記NAND型セルに電流が流れる。この状
態から、選択されるメモリセルのゲートのみ“L”にす
ると、選択されたメモリセルが、エンハンスメント・ト
ランジスタであればOFFとなり、電流が流れなくな
る。また、ディプレッション・トランジスタであればO
FFせず、電流が流れ続ける。この違いを感知し、半導
体読み出し専用メモリの出力が決まる。
【0007】また図3において、メモリセルのゲートに
は、選択とならない限り常に“H”信号が印加され続
け、セルのゲート酸化膜の破壊の原因となる。
【0008】このため、メモリセルのゲートに加わるス
トレスを軽減させるために、図5においては、選択され
ないメモリセルブロック全てのメモリセルのゲートに加
わる電圧を“L”とすることにより、メモリセルのゲー
トに加わるストレスを軽減してやる回路構成となってい
る。
【0009】図4に図3の動作波形を、図6に図5の動
作波形を各々示す。
【0010】図4において、まずワード線309b,3
10bのみ“L”で、他のワード線は全て“H”であ
り、メモリブロック選択信号線311が“H”、312
が“L”の状態で、メモリセル307bが選択されてい
て、その状態から“L”となるワード線309c,31
0cに換わり、メモリブロック選択信号線311,31
2が反転し、メモリセル308cに選択が換わる時の波
形が示されている。
【0011】ここで、電源(VCC)のレベル401,
GNDのレベル402,半導体読み出し専用メモリ出力
403も示されている。
【0012】図6では、メモリセル選択信号線511が
“H”で、512が“L”で、メモリセルブロック50
7が選択され、またワード線は非選択のメモリセルブロ
ック508につながるワード線510a〜510cが
“L”となり、選択ブロック507においては線509
bのみ“L”となっている。この状態からメモリブロッ
ク選択信号511,512が反転することにより、メモ
リセルブロック508が選択され、ブロック507につ
ながるワード線は全て“L”となり、メモリブロック5
08につながるワード線は選択されるセルにつながるワ
ード線508c以外全て“H”となる。
【0013】ここで、電源(VCC)のレベル601,
GNDのレベル602が、いずれも変動する。すなわち
ノイズが発生する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の図3の様な場合
には、メモリセルのゲートに選択されない限り常に
“H”信号、つまり電源VCCの電圧が印加された状態
となるので、メモリセルのゲートにストレスがかかり続
け、メモリセルのゲート酸化膜が破壊を起こしてしまう
という問題点がある。
【0015】また図5においては、選択されないメモリ
セルブロックにつながるワード線を全て“L”とするこ
とにより、図3の様なメモリセルのゲートにかかるスト
レスは軽減されるが、選択されるメモリセルブロック
が、切り換わる時の多数のワード線の充放電により、ノ
イズが発生し、それにより他の回路特に敏感なセンスア
ンプにこのノイズがまわり込み、誤動作を起こしたり、
入力系にまわり込み、入力レベルの悪化を起こすという
問題点がある。
【0016】本発明の目的は、前記問題点を解決し、ゲ
ートが破壊される心配がなく、ノイズも発生しないよう
にした半導体読み出し専用メモリを提供することにあ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体読み出し
専用メモリの構成は、メモリセルとして、しきい値の相
異なる少なくとも2種類のディプレッション・トランジ
スタを使用し、前記メモリセルを選択する場合、選択さ
れる前記メモリセルのトランジスタ・ゲートにつながる
ワード線をマイナス電位とし、かつそれ以外のワード線
を0Vとする手段を設けたことを特徴とする。
【0018】
【実施例】図1は本発明の一実施例の半導体読み出し専
用メモリを示す回路図である。
【0019】図1において、本実施例の専用メモリは、
メモリブロック107,108とインバータとの間に、
降圧回路116をそれぞれ介在させている。その他の部
分は図3と同様である。
【0020】図1の様に、降圧回路116でしきい値を
調節して、ゲート電位が0VでONとなり、負電位でO
FFとなるディプレッション・トランジスタ107a,
107c,108a,108cと、閾値が充分負電位な
ため常にON状態のディプレッション・トランジスタ1
07b,108bにより、NAND型メモリセルを構成
している。また、この選択回路では、しきい値を調節し
たメモリセル107a,107c,108a,108c
のゲート電位が0VでON状態、負電位でOFFとなる
ことを利用するため、負電位が必要となり、そのため降
圧回路116を設けている。
【0021】本実施例は、まず全メモリセルのゲート電
圧を0Vとすると、NAND型セル全てがON状態とな
り、電流が流れる。この状態で選択されるメモリセルの
ゲート電圧のみ負電位とすると、そのメモリセルが、し
きい値を調節したディプレッション・トランジスタ10
7a,107c,108a,108cであればOFFと
なり、電流が流れなくなり、しきい値が充分負電位であ
るディプレッション・トランジスタ107b,108b
であれば、ON状態のまま電流は流れる。この電流が、
流れるか流れないかの違いを感知し、半導体読み出し専
用メモリの出力を決定する。
【0022】図2に、図1のメモリセルがトランジスタ
107bからトランジスタ108cに換わる場合につい
て、波形により示す。
【0023】まず、負電位となるワード線が出力信号線
109b,110bで、メモリセルブロック選択信号1
11が“H”で、信号線112が0Vで、メモリセルブ
ロック107が選択された状態から、負電位となるワー
ド線を、信号線109b,110bから信号線109
c,110cに換え、メモリブロック選択信号111,
112を反転させることにより、選択されるメモリセル
がメモリブロック108に換わる。
【0024】以上、一導電型トランジスタをメモリセル
として用いた場合について述べたが、この他の実施例と
して、反導電型トランジスタを用いても同様の効果が得
られる。
【0025】尚図2において、電源(VCC)のレベル
201と、GNDレベル202と、半導体読み出し専用
メモリ出力203と、降圧回路116の負の出力レベル
とが示されている。
【0026】本実施例の読み出し専用メモリにおけるN
AND型メモリセルのセル選択回路は、メモリセルに加
わるゲート電圧が0VでONとなり、マイナス電位でO
FFとなる様にしきい値を調節したディプレッション・
トランジスタと、しきい値が充分負電位なため常にON
状態のディプレッション・トランジスタとをメモリセル
に使用し、選択されるメモリセルのゲートにつながるワ
ード線の電位をマイナス電位とし、それ以外のワード線
を全て0Vとする。
【0027】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、ワ
ード線レベルは選択されるメモリセルにつながるワード
線を除いて全て0Vとなるので、例えば図3で問題とな
っているメモリセルゲート破壊は、メモリセルのゲート
にストレスがかからないため生じず、信頼性が高くな
り、また図5においては、選択されるメモリセルブロッ
クの切り換え時におけるワード線の充放電によるノイズ
も、選択されるメモリセル以外につながるワード線を全
て“0”Vとすることにより、生じなくなり、このため
ワード線の充放電によるノイズのまわり込みが原因で起
きるセンスアンプの誤動作や、アドレスの入力レベルの
悪化等が起きなくなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の半導体読み出し専用メモリ
を示す回路図である。
【図2】図1の動作を示した波形図である。
【図3】従来のメモリセル選択回路の一例を示す回路図
である。
【図4】図3の動作を示した波形図である。
【図5】従来のメモリセル選択回路の他例を示す回路図
である。
【図6】図5の動作を示した波形図である。
【符号の説明】
101〜105,301〜305,501〜505
入力信号 106,306,506 インバータ 107,108,307,308,507,508
メモリブロック 107a,107c,108a,108c ゲート電
圧0VでON,マイナス電位でOFFとなるディプレッ
ション・トランジスタ 107b,108b,307b,308b,507b,
508b しきい値が充分負電位であるディプレッシ
ョン・トランジスタ 109a〜109c,110a〜110c,309a〜
309c,310a〜310c,509a〜509c,
510a〜510c メモリセル選択信号線(ワード
線) 111,112,311,312,511,512
メモリセルブロック選択信号線 116 降圧回路 115 データ出力用信号線 307a,307c,308a,308c,507a,
507c,508a,508c,113,114,31
3,314,513,514 エンハンスメント・ト
ランジスタ 516 2NANDゲート 201,401,601 電源(VCC)のレベル 202,402,602 GNDのレベル 203,403,603 半導体読み出し専用メモリ
出力

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリセルとして、しきい値の相異なる
    少なくとも2種類のディプレッション・トランジスタを
    使用し、前記メモリセルを選択する場合、選択される前
    記メモリセルのトランジスタ・ゲートにつながるワード
    線をマイナス電位とし、かつそれ以外のワード線を0V
    とする手段を設けたことを特徴とする半導体読み出し専
    用メモリ。
  2. 【請求項2】 メモリセルが、3個のトランジスタの直
    列体からなる請求項1記載の半導体読み出し専用メモ
    リ。
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JPH05198192A JPH05198192A (ja) 1993-08-06
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