JP2833217B2 - カセットローディング機構 - Google Patents

カセットローディング機構

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JP2833217B2 JP2338003A JP33800390A JP2833217B2 JP 2833217 B2 JP2833217 B2 JP 2833217B2 JP 2338003 A JP2338003 A JP 2338003A JP 33800390 A JP33800390 A JP 33800390A JP 2833217 B2 JP2833217 B2 JP 2833217B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、コンパクトカセットのトレイ式ローディン
グ機構に関するものである。
従来の技術 従来この種のカセットローディング機構は、テープ演
奏メカニズム自身を出し入れするものがほとんどであっ
た。カセットをトレイに載せる方式においては、テープ
演奏メカニズムの配置としてカセットの磁気テープ側に
磁気ヘッドのスペースが必要なためカセットの磁気テー
プ面は、カセット装着位置からすると奥の方になる。
第12図および第13図は、これを簡略的に書いた平面図
である。第12図はカセット着脱位置、第13図は装着位置
である。17は筐体で、ローディングの配置を示す。テー
プ演奏メカニズム1は、磁気ヘッド15のスペースがある
ので、トレイの移動ストロークを少なくするためには、
図のように磁気ヘッド側を奥に配置しなければならな
い。その結果トレイ4にのったカセット5も磁気テープ
面を奥にしてのせなければならない。
さらにトレイの移動位置及びローディングメカの駆動
位置を検出するスイッチが各検出位置毎に設けられてい
るものであった。
発明が解決しようとする課題 このように従来のカセットローディング機構は、スイ
ッチの数が多く、スイッチの取付精度のバラツキによ
り、スイッチのON,OFFが不安定であるという問題点を有
していた。
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、スイッチのON,O
FF精度の向上及びスイッチの取付性の向上を図ることが
できるカセットローディング機構提供することを目的と
してなされたものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明のカセットローディ
ング機構は、テープ演奏メカニズムと、カセット着脱位
置から該テープ演奏メカニズム装着位置まで水平移動さ
せるトレイと、該トレイの中で水平移動可能にガイドさ
れたカセット受け板と、前記トレイに係合し、それぞれ
のストロークを関係づける連結機構と、連結機構を駆動
するための駆動ラックと、前記トレイと駆動ラックの移
動によって、モーターのスイッチをON,OFFさせるスイッ
チレバーと、U字状の受け部3Cによってスイッチレバー
の支軸部が一定量移動可能に支持されたスイッチレバー
の支点を押圧するスイッチレバーばねとを具備し、前記
トレイ及び駆動ラックによるスイッチレバーの押し量が
大なるとき、前記スイッチレバーばねが変形して押し量
のバラッキを吸収するよう構成したものである。
また、前記スイッチレバーの支軸部が基台から離脱し
ないようスイッチレバーばねによってスイッチレバーを
基台との間に保持するよう構成したものである。
また、前記スイッチレバーの支軸部センターに設けた
凸部先端をスイッチからやや遠ざかる位置に形成するこ
とによって、スイッチレバーばねが押圧して、スイッチ
レバーがスイッチから離れる方向に回動復帰するよう構
成したものである。
また、前記基台に案内されて、水平方向に移動可能な
トレイと、トレイ4に案内されトレイに対して水平方向
に移動可能な駆動ラックと、トレイに軸支されたロック
レバーによって、駆動ギアによって駆動される駆動ラッ
クが前記トレイと共に水平移動するときと、前記トレイ
が停止して駆動ラックのみが動くときが区別される様構
成され、2個のスイッチとトレイ及び駆動ラックに設け
た凸部によってカセットの着脱位置、収納位置、カセッ
ト装着演奏位置、及びトレイ及び駆動ラックが通過中で
あることを区別するよう構成したものである。
また、トレイの側面の前後に形成された凸部4g、及び
4fによって2個の上スイッチレバー及び下スイッチレバ
ーが駆動される様配置され、トレイが収納位置に駆動さ
れたとき、前記凸部が基台の側面に形成されたU字状の
受け部に軸支された前記一方のスイッチレバーの1端を
押し、支軸の反対側に配置された一方のスイッチを前記
スイッチレバーの他端が押すことによって、トレイの収
納位置を検出するよう構成すると共に前記トレイが収納
位置で停止後に前記トレイに案内されて、駆動される駆
動ラックの側面に形成された凸部が前記他方のスイッチ
レバーの1端を押し支軸の反対側に配置された他方のス
イッチを前記他方のスイッチレバーの他端が押すことに
よって、演奏位置が検出されるよう構成し、収納位置
と、演奏位置での2個のスイッチのON,OFFの組合せが区
別出来、収納位置から演奏位置に到る前記駆動ラックの
速度をコントロールして、メカ騒音,衝撃の発生を減少
させるよう構成したものである。
作用 本発明は上記した構成によって、トレイ及び駆動ラッ
クによってスイッチレバーを押すときスイッチの取付精
度のバラツキをスイッチレバーばねが変形して吸収しメ
カ負荷が大きくならないようになっている。また、本発
明は上記構成によってスイッチレバーばねをセットする
のみでスイッチレバーが基台からはずれないようになっ
ている。また本発明はスイッチレバーに設けた凸部先端
をスイッチレバーばねが押すことにより、スイッチレバ
ーが確実に回動復帰するようになっている。また本発明
は2個のスイッチで4通りのモード切替えを行なうこと
ができる。また本発明はトレイの収納位置を検出するこ
とによって、収納位置と演奏位置の間における駆動ラッ
クの速度をコントロールしてメカ騒音,衝撃の発生を減
少させることができる。
実施例 以下本発明の実施例のカセットローディング機構につ
いて、第1図〜第11図を参照しながら詳細に説明する。
第1図は本実施例の側面図、第2図は平面図であり、
カセットテープ着脱位置である。第1図(a)は左側面
図、(b)は左基台3及びトレイ4を切り欠いた状態、
(c)及び(d)はトレイ4の内部の構成部品の関係を
解りやすくするため抜き書きした要部断面図である。
図において1はテープ演奏メカニズムで、右基台2と
左基台3によって固定されている。右基台2と左基台3
にはガイド部があり、トレイ4が水平方向にのみ移動可
能になっている。カセットテープ5をのせるカセット受
け板6は一端6aがトレイ4の溝4aと係合し、他端6bはス
ライド板7の穴7aに挿入され回動自在に軸支されてい
る。スライド板7は、長穴部7bにトレイ4の凸部4bによ
りガイドされ、トレイ7の中で水平方向に移動可能とな
っている。8は連結レバーで、その穴8aはトレイ4の軸
4cに入り回動自在である。また、一端8bはスライド板7
の長穴部7cと係合し、穴8aを中心とするギア部8cは、右
基台2のラック部2aと噛合している。9は駆動ラック
で、トレイ4の溝部に案内されトレイに対して水平方向
に移動可能である。
駆動ラック9にはカム部9aがあり、前記カセット受け
板6の凸部6cと係合可能である。第1図の状態は係合し
ていない。10はロックレバーで、トレイ4の軸4dに回動
自在に取り付けらればね16によって反時計方向に付勢さ
れている。第2図では、ロックレバー10はトレイ内のス
トッパー部で係止され、ロックレバー10の一端10aは駆
動ラック9の一端9a係合位置にあり、駆動ラック9はト
レイ4の中で固定されている。
左基台3には、モータ11が固定され、植立された軸に
はプーリギア12と駆動ギア13が回転自在になっている。
モータの回転力はベルト14を介してプーリギア12から駆
動ギア13へ伝わり、駆動ラック9のラック部9cと噛み合
い駆動ラック9の直線運動となる。
第7図は本実施例の平面図、第8図は第7図の側面図
であり、カセットテープ着脱位置を示す。
図において、21は上スイッチ、22は下スイッチであ
り、モーター11を共に左基台3に取付けられた配線基板
23に配線処理がされた状態で取付けられている。
24は上スイッチレバー、25は下スイッチレバーで各々
の中央部に形成された支軸部24a及び25aが左基台3の側
面に形成されたU字状の受け部3cにそれぞれ回転可能な
状態で装置されている。
さらに上スイッチレバー24及び下スイッチレバー25の
一端には、それぞれ上スイッチ21及び下スイッチ22を押
すための押し部24b,25bが形成されており凸部24c,25c
が、上スイッチ21及び下スイッチ22に先に当って、スイ
ッチ片21a及び22aを一定量以上は押さないよう構成され
ている。上スイッチ21,下スイッチ22及び上スイッチレ
バー24,下スイッチレバー25の平面形状は、ほぼ同一形
状であり、第7図において、下スイッチレバー25の動き
を説明するために、上スイッチ21及び上スイッチレバー
24を除去した図としている。
図においてスイッチレバー25の他端に設けた凸部25d
がトレイ4の後部側面に形成された凸部4fによって押さ
れ、スイッチレバー25は支持部25aを中心に矢印イ方向
に回動して下スイッチ22が押されてONとなるよう構成さ
れている。
26はスイッチレバーばねであり左基台3に形成された
L状部3d及び3eに、両端部を支持され、上下に形成され
た押圧用ヒレ26aが常時上スイッチレバー24及び下スイ
ッチレバー25の支軸中央部よりスイッチから、やや遠ざ
かる位置に形成された凸部24e及び25eを押して上スイッ
チレバー24及び下スイッチレバー25をそれぞれ矢印ロ方
向に回動復帰させ、かつスイッチレバーばね26が上下ス
イッチレバー24,25を左基台3との間に収納させ、支軸
部24a及び25aがU字状の受け部3cからはずれないよう構
成されている。このときU字状の受け部3cの底部と支軸
部24a及び25aとの間には、わずかなスキマ3c′が生じ、
押圧用ヒレ26aがたわんで前記押し部24b及び25bがスイ
ッチ片21a及び22aをさらに押し得る状態で凸部24c及び2
5cがスイッチ21,22に当接してスイッチレバー24,25の矢
印イ方向への回動が止められている。
第9図はトレイ4がモーター11によって矢印ハ方向に
少し駆動されて下スイッチレバー25の凸部25dがトレイ
4の凸部4fによる押圧が解除され、下スイッチレバー25
がスイッチレバーばね26の力によって矢印ロ方向に回動
復帰し、下スイッチ22がOFFとなり、スイッチ片22aから
下スイッチレバー25の押し部25がはなれ前記スキマ3c′
は0になるよう構成されている。
第10図はトレイ4が矢印ハ方向にさらに駆動され、ト
レイ収納位置にきたとき、トレイ4のほぼ中央で凸部4f
より上部に形成された凸部4gによって上スイッチレバー
24の凸部24dが押され、上スイッチレバー24は矢印イ芳
香に回動し、上スイッチ21がONになるよう構成されてお
り、この状態で前述の第3図(b)の状態となってトレ
イ4は別のストッパー部に当って、水平移動を完了し、
トレイ収納位置で停止するが、テープ演奏メカニズムに
カセットを装着するため、さらに駆動ラック9のみが矢
印ハ方向に駆動され、カセットが装着されると、第11図
のように駆動ラック9の中央側面に設けた凸部9eが下ス
イッチレバー25の凸部25dを押して、矢印イ方向に回動
させ、下スイッチ22をONさせるよう構成されている。
以上のように上スイッチ21はトレイ4の凸部4gに押さ
れたときのみONし、下スイッチ22はトレイ4の凸部4f又
は駆動ラック9の凸部9eに押されたときのみONし、押さ
れないときは、第9図のようにスイッチがOFF状態とな
るよう構成されている。
以上の構成で動作について説明する。第1図,第2図
のカセット着脱位置から、カセット受け板6にカセット
テープ5を置いて挿入指令を出せば、モータ11が時計方
向に回転し、駆動ギア13は反時計方向に回転し、駆動ラ
ック9は図の左方向に駆動される。前述のように駆動ラ
ック9は、ロックレバー10によってトレイ内に固定され
ているのでトレイ4も左へ引き込まれる。トレイ4が水
平移動すると、右基台2のラック部2aと噛み合う連結レ
バー8はトレイ4の軸4c上で時計方向に回転する。連結
レバー8が回転すると、一端8bはスライド板7をさらに
左へ移動させる。そのときスライド板7と回動自在に連
結されているカセット受け板6もトレイ4の溝4aにガイ
ドされ移動する。トレイ4の溝4aは図のように右上がり
になっており、カセットを置くときは斜めに置きやすく
取りやすくなっているが、左へ移動するにつれカセット
は水平になりスペースを取らずに構成できる。
ほぼ水平移動が完了する手前で、ロックレバー10は、
第3図(a)のようになる。ロックレバー10の一端10b
が左基台3の壁3aに当接し、トレイ4dが左にさらに移動
すればバネ11に対向して時計方向に回動し、第3図
(b)の状態になる。すると、駆動ラック9は、ロック
レバー10の一端10aでのロックが解除され図の左へ、水
平移動していく。このときトレイは別のストッパ部に当
たり水平移動を完了する。
第4図はトレイ水平移動完了時点の側面図、第5図は
テープ演奏メカニズムにカセットが装着された状態であ
る。前記第3図(a)は第4図、第3図(b)は第5図
と対応する。第4図ではトレイの溝部4aは開放状態とな
り、カセット受け板6の一端6aは溝部から外れカセット
受け板6は回動自在になる。駆動ラック9が第4図から
さらに図の左へ移動すれば、カセット受け板6の凸部6c
が駆動ラックのカム部9aに沿って、カセット受け板6
は、軸部6bを中心に時計方向に回動する。テープ演奏メ
カニズム1は、第5図のように斜めに右基台2,左基台3
に固定されているので、カセットテープ5及びカセット
受け板6が回動してくるとカセットテープ5は、第5図
に示すようにテープ演奏メカニズム1に装着される。第
6図は装着状態の平面図である。
また、第5図に示すようにテープ演奏メカニズム1が
傾斜して取りつけられているので筐体の前面に窓20を設
ければテープカセット5が容易に確認できる。
逆に装着状態から排出される指令が出たときは、モー
タ11が装着時と反対の反時計方向に回転すれば、第5図
の状態から第4図,第3図(b),(a),第1図の状
態へと順に移動してカセット着脱位置になる。
第7図,第8図のカセット着脱位置では、トレイ4の
凸部4fによって、下スイッチ22がONであり、上スイッチ
21はOFFになっている。
トレイ4がモーター11によって矢印ハ方向に駆動さ
れ、第9図のように移動中の位置に於いては上スイッチ
21及び下スイッチ22は共にOFFとなる。
次に第10図のようにトレイ4が矢印ハ方向に駆動され
てトレイ収納位置にくると、トレイ4の凸部4gによって
上スイッチ21がONとなる。この時下スイッチ22はOFFの
ままである。
この状態でトレイ4が別のストッパ部に当って停止
し、上スイッチ21はON状態のままとなる。
次に第11図のようにカセットをテープ演奏メカニズム
に装着するため、駆動ラック9のみが矢印ハ方向に駆動
されると、駆動ラック9の中央部の凸部9eによって下ス
イッチ22がONとなり、カセットテープの演奏が開始され
る。このとき上下両スイッチともONである。
演奏が終了するとまず駆動ラック9が矢印ニ方向に駆
動され、下スイッチ22はOFFとなりテープ演奏メカニズ
ムからカセットの装着が解除されると、第10図のように
上スイッチ21のみがONの状態となる。
次にこの状態でトレイ4と駆動ラック9が共に矢印ニ
方向に駆動され、第9図のように、上スイッチ21,下ス
イッチ22は共のOFFとなる。
さらにトレイ4が駆動ラック9と共に矢印ニ方向に駆
動され、第7図及び第8図のようにカセットテープ着脱
位置に戻ると、下スイッチ22のみがONとなり、トレイ4
の矢印ニ方向への駆動が停止される。
以上のように2個のスイッチで4通りの検出区別、す
なわち上スイッチ21,下スイッチ22の状態が、OFF,ON−O
FF,OFF−ON,OFF−ON,ONと区別され、第10図のようにト
レイ4が収納位置であることを検出して、テープ演奏メ
カニズムにカセットを装着する時と、装着を解除すると
きの速度を変化させ、メカ騒音と衝撃音を減少させるた
めの電圧コントロールを行なうことができる。
又スイッチレバーばね26によってスイッチレバー24及
び25を矢印ロ方向に回動復帰させ、スイッチ21,22を確
実にOFFさせると共に、スイッチレバー24,25を左基台3
からはずれないように保持することができる。
又凸部24d及び25dが寸法バラツキによって必要以上に
押されたとき、スイッチレバーばね26の押圧用ヒレ26a
が、さらにたわんで寸法バラツキを吸収し、トレイ4及
び駆動ラック9の動作負荷を大きくしないよう構成され
ている。
発明の効果 以上のように本発明は、テープ演奏メカニズムと、カ
セット着脱位置から該テープ演奏メカニズム装着位置ま
で水平移動させるトレイと、該トレイの中で水平移動可
能にガイドされたカセット受け板と、前記トレイに係合
し、それぞれのストロークを関係づける連結機構と、連
結機構を駆動するための駆動ラックと、前記トレイと駆
動ラックの移動によって、モーターのスイッチをON,OFF
させるスイッチレバーと、U字状の受け部3Cによってス
イッチレバーの支軸部が一定量移動可能に支持されたス
イッチレバーの支点を押圧するスイッチレバーばねとを
具備し、前記トレイ及び駆動ラックによる、スイッチレ
バーの押し量が大なるとき、前記スイッチレバーばねが
変形して、押し量のバラツキを吸収することができる。
また、スイッチレバーの支軸部が基台から離脱しない
よう、スイッチレバーばねによってスイッチレバーを基
台との間に保持することができる。
また、スイッチレバーの支軸部センターに設けた凸部
先端をスイッチからやや遠ざかる位置に形成することに
よって、スイッチレバーばねがこれを押圧して、スイッ
チレバーがスイッチから離れる方向に回動復帰すること
ができる。
また、2個のスイッチとトレイ及び駆動ラックに設け
た凸部とによって、カセットの着脱位置,収納位置,カ
セット装着演奏位置,及びトレイ及び駆動ラックが通過
中であることを区別することができる。
また、トレイの収納位置を検出するよう構成すること
によって、収納位置と演奏位置の間における駆動ラック
の速度をコントロールして、メカ騒音,衝撃の発生を減
少させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例におけるカセットローデ
ィング機構のカセット着脱位置の側面図、第2図は同平
面図、第3図は同ロックレバー詳細図、第4図は同トレ
イ水平移動完了時の側面図、第5図は同カセット装着位
置の側面図、第6図は同平面図、第7図,第8図はスイ
ッチ及びスイッチレバーとトレイ、及びラックの関係を
示すカセット着脱位置の平面図と側面図、第9図はトレ
イが通過中におけるスイッチとスイッチレバーを示す平
面図、第10図はトレイが収納位置にあるときのスイッチ
とスイッチレバーの関係を示す平面図、第11図はカセッ
ト装着演奏位置にトレイ及びラックがあるときのスイッ
チとスイッチレバーの関係を示す平面図、第12図,第13
図は従来例の平面図である。 1……テープ演奏メカニズム、2……右基台、3……左
基台、4……トレイ、5……カセットテープ、6……カ
セット受け板、7……スライド板、8……連結レバー、
9……駆動ラック、10……ロックレバー、11……モー
タ、12……プーリギア、13……駆動ギア、14……ベル
ト、15……磁気ヘッド、16……ばね、17……筐体、18…
…ラベル、19……操作釦、21……下スイッチ、22……上
スイッチ、23……配線基板、24……上スイッチレバー、
25……下スイッチレバー、26……スイッチレバーばね。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープ演奏メカニズムと、カセット着脱位
    置から該テープ演奏メカニズム装着位置まで水平移動さ
    せるトレイと、該トレイの中で水平移動可能にガイドさ
    れたカセット受け板と、前記トレイに係合し、それぞれ
    のストロークを関係づける連結機構と、連結機構を駆動
    するための駆動ラックと、前記トレイと駆動ラックの移
    動によって、モーターのスイッチをON,OFFさせるスイッ
    チレバーと、U字状の受け部3Cによってスイッチレバー
    の支軸部が一定量移動可能に支持されたスイッチレバー
    の支点を押圧するスイッチレバーばねとを具備し、前記
    トレイ及び駆動ラックによるスイッチレバーの押し量が
    大なるとき、前記スイッチレバーばねが変形して押し量
    のバラッキを吸収するよう構成したことを特徴とするカ
    セットローディング機構。
  2. 【請求項2】スイッチレバーの支軸部が基台から離脱し
    ないようスイッチレバーばねによってスイッチレバーを
    基台との間に保持するよう構成したことを特徴とする請
    求項(1)記載のカセットローディング機構。
  3. 【請求項3】スイッチレバーの支軸部センターに設けた
    凸部先端をスイッチからやや遠ざかる位置に形成するこ
    とによって、スイッチレバーばねが押圧して、スイッチ
    レバーがスイッチから離れる方向に回動復帰するよう構
    成したことを特徴とする請求項(1)記載のカセットロ
    ーディング機構。
  4. 【請求項4】基台に案内されて、水平方向に移動可能な
    トレイと、トレイ4に案内されトレイに対して水平方向
    に移動可能な駆動ラックと、トレイに軸支されたロック
    レバーによって、駆動ギアによって駆動される駆動ラッ
    クが前記トレイと共に水平移動するときと、前記トレイ
    が停止して駆動ラックのみが動くときが区別される様構
    成され、2個のスイッチとトレイ及び駆動ラックに設け
    た凸部によってカセットの着脱位置、収納位置、カセッ
    ト装着演奏位置、及びトレイ及び駆動ラックが通過中で
    あることを区別するよう構成したことを特徴とするカセ
    ットローディング機構。
  5. 【請求項5】トレイの側面の前後に形成された凸部4g、
    及び4fによって2個の上スイッチレバー及び下スイッチ
    レバーが駆動される様配置され、トレイが収納位置に駆
    動されたとき、前記凸部が基台の側面に形成されたU字
    状の受け部に軸支された前記一方のスイッチレバーの1
    端を押し、支軸の反対側に配置された一方のスイッチを
    前記スイッチレバーの他端が押すことによって、トレイ
    の収納位置を検出するよう構成すると共に前記トレイが
    収納位置で停止後に前記トレイに案内されて、駆動され
    る駆動ラックの側面に形成された凸部が前記他方のスイ
    ッチレバーの1端を押し支軸の反対側に配置された他方
    のスイッチを前記他方のスイッチレバーの他端が押すこ
    とによって、演奏位置が検出されるよう構成し、収納位
    置と、演奏位置での2個のスイッチのON,OFFの組合せが
    区別出来、収納位置から演奏位置に到る前記駆動ラック
    の速度をコントロールして、メカ騒音,衝撃の発生を減
    少させるよう構成したことを特徴とするカセットローデ
    ィング機構。
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