JP2830244B2 - トライステートバッファ回路 - Google Patents

トライステートバッファ回路

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JP2830244B2
JP2830244B2 JP1332037A JP33203789A JP2830244B2 JP 2830244 B2 JP2830244 B2 JP 2830244B2 JP 1332037 A JP1332037 A JP 1332037A JP 33203789 A JP33203789 A JP 33203789A JP 2830244 B2 JP2830244 B2 JP 2830244B2
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三浩 江本
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はトライステートバッファ回路に関し、特に半
導体集積回路に使用されるトライステートバッファ回路
に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種のトライステートバッファ回路の例を第
3図及び第4図に示す。第3図には高アクティブ型のト
ライステートバッファ回路が示され、第4図には低アク
ティブ型のトライステートバッファ回路が示されてい
る。
第3図において、入力端子T2から論理“0"(低レベ
ル、以後“L"と記す)のイネーブル信号EがNANDゲート
G12の一方の入力端に印加されると、NANDゲートG12の出
力信号は論理“1"(高レベル、以後“H"と記す)とな
り、P型のMOSトランジスタM21はゲートに“H"が印加さ
れオフとなる。同時にインバータI1の入力端には“L"が
印加されるので、インバータI1の出力信号は“H"にな
る。
NORゲートG22の一方の入力端には“H"が供給されるの
でその出力信号は“L"となり、N型のMOSトランジスタM
12はゲートに“L"が印加されオフとなる。
MOSトランジスタM12,M22の両方が“L"のイネーブル信
号Eに応答してオフとなるので出力端子T0は高インピー
ダンス状態になる。
高アクティブ型のトライステートバッファ回路は、
“H"のイネーブル信号Eによってイネーブル状態にな
る。
“H"のイネーブル信号Eと“L"のデータ信号Aとが入
力端子T1,T2に印加されると、NANDゲートG12の出力信号
は“H"となり、MOSトランジスタM21はゲートに“H"が印
加されるのでオフとなる。
同時にNORゲートG22には“L"のデータ信号Aとイネー
ブル信号EがインバータI1によって反転した“L"の信号
が印加されるので、NORゲートG22の出力信号は“H"とな
り、MOSトランジスタM22はゲートに“H"が印加されるの
でオンとなる。
MOSトランジスタM21がオフ、MOSトランジスタM22がオ
ンとなるので、出力端子T0には“L"の出力信号Yが現れ
る。
その反対に“H"のイネーブル信号Eと“H"のデータ信
号Aが入力端子T1,T2に印加されると、NANDゲートG12
出力信号は“L"となり、MOSトランジスタM21はゲートに
“L"が印加されるのでオンとなる。
同時にNORゲートG22には、“H"のデータ信号Aとイネ
ーブル信号EがインバータI1によって反転した“L"の信
号が印加されるので、NORゲートG22の出力信号は“L"と
なり、MOSトランジスタM22はゲートに“L"が印加される
のでオフとなる。
MOSトランジスタM21がオン,MOSトランジスタM22がオ
フとなるので、出力端子T0には“H"の出力信号Yが現れ
る。
以上述べた第3図の高アクティブ型のトライステート
バッファ回路の動作を真理値表にすると第1表のように
なる。
つまり、“L"のイネーブル信号Eが印加されると、デ
ータ信号Aの論理にかかわらず出力信号Yは高インピー
ダンス状態となり、その反対に“H"のイネーブル信号E
が印加されると、データ信号Aの論理が出力端子T0に現
れる。
次に、第4図に示された低アクティブ型のトランジス
タステートバッファ回路の動作の真理値表を第2表に示
す。
つまり、“H"のイネーブル信号Eが印加されると、デ
ータ信号Aの論理にかかわらず出力信号Yは高インピー
ダンス状態となり、その反対に“L"のイネーブル信号E
が印加されるとデータ信号Aの論理が出力端子T0に現れ
る。
この第3図及び第4図に示されたNANDゲートG12,
G13、NORゲートG22,G23はそれぞれMOSトランジスタ4個
で構成され、インバータI1,I2はそれぞれMOSトランジス
タ2個で構成される。よって第3図及び第4図に示され
た従来のトライステートバッファ回路は12個のMOSトラ
ンジスタで構成される。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のトライステートバッファ回路は、それ
ぞれ12個のMOSトランジスタを必要とする構成となって
いるので、多数のトライステートバッファ回路を使用す
る半導体集積回路においては素子数が増大し、チップサ
イズが大きくなるという欠点がある。
本発明の目的は、MOSトランジスタの数を低減し、半
導体集積回路のチップサイズを小さくすることができる
トライステートバッファ回路を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のトライステートバッファ回路は、第1の入力
端にデータ信号を入力し第2の入力端にイネーブル信号
を入力して前記イネーブル信号が第1のレベルのとき前
記データ信号のレベルに応じて第1のレベル,第2のレ
ベルとなる信号を出力し前記イネーブル信号が第2のレ
ベルのとき第2のレベルとなる信号を出力するゲート回
路と、ソースを第1の電源端子と接続しドレインを出力
端子と接続しゲートに前記ゲート回路の出力信号を入力
してこの出力信号が第1のレベルのときオン、第2のレ
ベルのときオフとなる一導電型の第1のMOSトランジス
タと、ドレインの前記出力端子と接続しゲートに前記イ
ネーブル信号を入力してこのイネーブル信号が第1のレ
ベルのときオン、第2のレベルのときオフとなる逆導電
型の第2のMOSトランジスタと、ソースを第2の電源端
子と接続しドレインを前記第2のMOSトランジスタのソ
ースと接続しゲートに前記ゲート回路の出力信号を入力
してこの出力信号が第1のレベルのときオフ、第2のレ
ベルのときオンとなる逆導電型の第3のMOSトランジス
タとを有している。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の第1の実施例を示す回路図である。
この実施例は、高アクティブ型のトライステートバッ
ファ回路であり、第1の入力端にデータ信号Aを入力し
第2の入力端にイネーブル信号Eを入力してイネーブル
信号Eが高レベル(“H")のときデータ信号Aのレベル
に応じて低レベル(“L"),高レベル(“H")となる信
号を出力しイネーブル信号が低レベル(“L")のとき高
レベル(“H")となる信号を出力するNANDゲートG
11と、ソースを第1の電源端子(電源電圧VDD)と接続
しドレインを出力端子T0と接続しゲートにNANDゲート11
の出力信号を入力してこの出力信号が低レベル(“L")
のときオン、高レベル(“H")のときオフとなるP型の
第1のMOSトランジスタM1と、ドレイン出力端子T0と接
続しゲートにイネーブル信号Eを入力してこのイネーブ
ル信号Eが高レベル(“H")のときオン、低レベル
(“L")のときオフとなるN型の第2のMOSトランジス
タM2と、ソースを第2の電源端子(電源電圧VSS,接地電
位)と接続しドレインを第2のMOSトランジスタM2のソ
ースと接続しゲートにNANDゲートGG11の出力信号を入力
してこの出力信号が低レベル(“L"、以下単に“L"と記
す)のときオフ、高レベル(“H"、以下単に“H"と記
す)のときオンとなるN型の第3のMOSトランジスタM3
とを有する構成となっている。
次に、この実施例の動作について説明する。
入力端子T2から“L"のイネーブル信号EがNANDゲート
G11の一方の入力端に印加されるとNANDゲートG11の出力
信号は“H"になり、MOSトランジスタM1,M3のゲートには
“H"が印加されるのでMOSトランジスタM1はオフ、MOSト
ランジスタM3はオンとなる。
同時に“L"のイネーブル信号EがMOSトランジスタM2
のゲートに印加されるのでMOSトランジスタM2はオフと
なる。
MOSトランジスタM1,M2の両方が“L"のイネーブル信号
Eに応答してオフとなるので、出力端子T0は高インピー
ダンス状態になる。
次に“H"のイネーブル信号Eと“L"のデータ信号Aが
それぞれ入力端子T2と入力端子T1に印加されると、NAND
ゲートG11の出力信号は“H"になり、MOSトランジスタ
M1,M3のゲートには“H"が印加されるのでMOSトランジス
タM1はオフ、MOSトランジスタM3はオンとなる。
同時に“H"のイネーブル信号EがMOSトランジスタM2
のゲートに印加されるのでMOSトランジスタM2はオンと
なる。
MOSトランジスタM1がオフ、MOSトランジスタM2,M3
オンとなるので、出力端子T0には“L"の出力信号Yが現
れる。
その反対に、“H"のイネーブル信号Eと“H"のデータ
信号Aが印加されると、NANDゲートG11の出力信号は
“L"になり、MOSトランジスタM1,M3のゲートには“L"が
印加されるので、MOSトランジスタM1はオン、MOSトラン
ジスタM3はオフとなる。
同時に“H"のイネーブル信号EがMOSトランジスタM2
のゲートに印加されるMOSトランジスタM2はオンとな
る。MOSトランジスタM1がオン、MOSトランジスタM3がオ
フとなるので、出力端子T0には“H"の出力信号Yが現れ
る。
以上説明した第1の実施例の高アクティブ型のトライ
ステートバッファ回路の動作を真理値表にすると第3表
に示すとおりとなる。
つまり、“L"のイネーブル信号Eが印加されるとデー
タ信号Aの論理にかかわらず出力信号Yは高インピーダ
ンス状態となり、その反対に“H"のイネーブル信号Eが
印加されるとデータ信号Aの論理が出力端子T0に現れ
る。
第2図は本発明の第2の実施例を示す回路図である。
この実施例は低アクティブ型のトライステートバッフ
ァ回路であり、ゲート回路をNORゲートG21に、第1のMO
SトランジスタM11に導電型をN型に、第2,第3のMOSト
ランジスタM12,M13の導電型をP型にし、第1の電源端
子をVSS側(低電位側,接地端子)に、第2図の電源端
子をVDD側(高電位側)にしたものである。
この実施例の動作を真理値表にすると第4表に示すと
おりとなる。
つまり、“H"のイネーブル信号Eが印加されるとデー
タ信号Aの論理にかかわらず出力信号Yは高インピーダ
ンス状態となり、その反対に“H"のイネーブル信号Eが
印加されるとデータ信号Aの論理が出力端子T0に現れ
る。
これら実施例におけるMOSトランジスタの数は、NAND
ゲートG11,NORゲートG21のそれが4個であるので、全体
でそれぞれ7個となる。
また、出力端子T0と電源端子とにはさまれて2個直列
に接続されている第2,第3のトランジスタM2,M3,M12,M
13を、従来例の駆動能力を維持するためにチャンネル幅
をそれぞれ2倍にしたとするとMOSトランジスタの数は
等価的に9個になる。これは従来のトライステートバッ
ファ回路に比べ著しく減少しているので、トライステー
トバッファ回路を含む半導体集積回路のチップサイズを
小さくできる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、出力端子と第2の電源
端子との間にイネーブル信号によりオン・オフするMOS
トランジスタを設ける構成とすることにより、ゲート回
路の構成が単純化されるので、全体のMOSトランジスタ
の数を低減することができ、従って半導体集積回路のチ
ップサイズを小さくすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本発明の第1及び第2の実
施例を示す回路図、第3図及び第4図はそれぞれ従来の
トライステートバッファ回路の第1及び第2の例を示す
回路図である。 G11〜G13……NANDゲート、G21〜G23……NORゲート、I1,
I2……インバータ、M1〜M3,M11 M13,M21〜M24……MOS
トランジスタ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の入力端にデータ信号を入力し第2の
    入力端にイネーブル信号を入力して前記イネーブル信号
    が第1のレベルのとき前記データ信号のレベルに応じて
    第1のレベル,第2のレベルとなる信号を出力し前記イ
    ネーブル信号が第2のレベルのとき第2のレベルとなる
    信号を出力するゲート回路と、ソースを第1の電源端子
    と接続しドレインを出力端子と接続しゲートに前記ゲー
    ト回路の出力信号を入力してこの出力信号が第1のレベ
    ルのときオン、第2のレベルのときオフとなる一導電型
    の第1のMOSトランジスタと、ドレインを前記出力端子
    と接続しゲートに前記イネーブル信号を入力してこのイ
    ネーブル信号が第1のレベルのときオン、第2のレベル
    のときオフとなる逆導電型の第2のMOSトランジスタ
    と、ソースを第2の電源端子と接続しドレインを前記第
    2のMOSトランジスタのソースと接続しゲートに前記ゲ
    ート回路の出力信号を入力してこの出力信号が第1のレ
    ベルのときオフ、第2のレベルのときオンとなる逆導電
    型の第3のMOSトランジスタとを有することを特徴とす
    るトライステートバッファ回路。
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DE59205707D1 (de) * 1992-09-18 1996-04-18 Siemens Ag Integrierte Pufferschaltung
EP0587937B1 (de) * 1992-09-18 1996-11-20 Siemens Aktiengesellschaft Integrierte Pufferschaltung

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