JP2829548B2 - ローカル信号発生回路 - Google Patents
ローカル信号発生回路Info
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- JP2829548B2 JP2829548B2 JP3126691A JP3126691A JP2829548B2 JP 2829548 B2 JP2829548 B2 JP 2829548B2 JP 3126691 A JP3126691 A JP 3126691A JP 3126691 A JP3126691 A JP 3126691A JP 2829548 B2 JP2829548 B2 JP 2829548B2
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- Japan
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- signal
- frequency
- local signal
- local
- mhz
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- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はローカル信号発生回路に
関し、特に衛星通信用復調装置等に適用され、受信信号
の大きな周波数変動に追従できるローカル信号を発生す
るローカル信号発生回路に関する。
関し、特に衛星通信用復調装置等に適用され、受信信号
の大きな周波数変動に追従できるローカル信号を発生す
るローカル信号発生回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２は従来のローカル信号発生回路を使
用した復調回路の一例を示すブロック図であり、ローカ
ル信号発生回路８からのローカル信号により、入力する
直交変調された中間周波信号Ｓｉを復調する回路構成を
示している。
用した復調回路の一例を示すブロック図であり、ローカ
ル信号発生回路８からのローカル信号により、入力する
直交変調された中間周波信号Ｓｉを復調する回路構成を
示している。
【０００３】ミキサ２は、周波数ｆ１の入力する中間周
波信号Ｓｉおよびローカル信号発生回路８からの周波数
ｆ２のローカル信号Ｌ１を受け、周波数が（ｆ２＋ｆ
１）および（ｆ２−ｆ１）の信号を出力する。低域フィ
ルタ３は、ミキサ２の出力信号の内、低い周波数（ｆ２
−ｆ１）の信号のみ通過させる。分波器４は、低域フィ
ルタ３の出力信号を２分岐してミキサ５および６へ送出
する。
波信号Ｓｉおよびローカル信号発生回路８からの周波数
ｆ２のローカル信号Ｌ１を受け、周波数が（ｆ２＋ｆ
１）および（ｆ２−ｆ１）の信号を出力する。低域フィ
ルタ３は、ミキサ２の出力信号の内、低い周波数（ｆ２
−ｆ１）の信号のみ通過させる。分波器４は、低域フィ
ルタ３の出力信号を２分岐してミキサ５および６へ送出
する。
【０００４】ミキサ５は、ローカル信号発生回路８から
周波数ｆ３（ｆ３＝ｆ２−ｆ１）のローカル信号Ｌ２を
受け、また、ミキサ６は、ローカル信号Ｌ２との位相差
が９０°のローカル信号をπ／２位相器７を介して受
け、直交変調された信号を復調して復調信号Ｓｏ１およ
びＳｏ２を出力する。
周波数ｆ３（ｆ３＝ｆ２−ｆ１）のローカル信号Ｌ２を
受け、また、ミキサ６は、ローカル信号Ｌ２との位相差
が９０°のローカル信号をπ／２位相器７を介して受
け、直交変調された信号を復調して復調信号Ｓｏ１およ
びＳｏ２を出力する。
【０００５】ここで、ローカル信号発生回路８は、安定
度の高いローカル信号を生成するために、基準発振器８
１と、周波数シンセサイザ８２と、電圧制御水晶発振器
（ＶＣＸＯ）８３とを備えている。周波数シンセサイザ
８２は、基準発振器８１が生成する周波数ｆｓの基準信
号Ｌｓを基に、所定の周波数ｆ２のローカル信号Ｌ１を
生成する。また、電圧制御水晶発振器８３は、水晶発振
子を有してＡＦＣ信号に応じて発振し、所定の周波数ｆ
３のローカル信号Ｌ２を生成する。なお、実際に使用さ
れている信号の周波数は、例えば、ｆｓは９ＭＨｚ、ｆ
１は７０ＭＨｚ、ｆ２は１１０ＭＨｚ、ｆ３は４０ＭＨ
ｚとしている。
度の高いローカル信号を生成するために、基準発振器８
１と、周波数シンセサイザ８２と、電圧制御水晶発振器
（ＶＣＸＯ）８３とを備えている。周波数シンセサイザ
８２は、基準発振器８１が生成する周波数ｆｓの基準信
号Ｌｓを基に、所定の周波数ｆ２のローカル信号Ｌ１を
生成する。また、電圧制御水晶発振器８３は、水晶発振
子を有してＡＦＣ信号に応じて発振し、所定の周波数ｆ
３のローカル信号Ｌ２を生成する。なお、実際に使用さ
れている信号の周波数は、例えば、ｆｓは９ＭＨｚ、ｆ
１は７０ＭＨｚ、ｆ２は１１０ＭＨｚ、ｆ３は４０ＭＨ
ｚとしている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
ローカル信号発生回路は、例えば、入力する７０ＭＨｚ
の中間周波信号を、更に低い周波数４０ＭＨｚの信号に
変換するため、周波数１１０ＭＨｚのローカル信号Ｌ１
を周波数シンセサイザにより生成しており、また、周波
数４０ＭＨｚに変換された信号を復調するために、この
信号と同一周波数の４０ＭＨｚのローカル信号Ｌ２を電
圧制御水晶発振器により生成している。しかし、一般に
電圧制御水晶発振器は、変調感度が低いため、ＡＦＣ信
号に対する周波数可変範囲が小さいので、受信信号の周
波数変動が大きい場合に追従できず、受信信号を正常に
復調することができないという問題点を有している。
ローカル信号発生回路は、例えば、入力する７０ＭＨｚ
の中間周波信号を、更に低い周波数４０ＭＨｚの信号に
変換するため、周波数１１０ＭＨｚのローカル信号Ｌ１
を周波数シンセサイザにより生成しており、また、周波
数４０ＭＨｚに変換された信号を復調するために、この
信号と同一周波数の４０ＭＨｚのローカル信号Ｌ２を電
圧制御水晶発振器により生成している。しかし、一般に
電圧制御水晶発振器は、変調感度が低いため、ＡＦＣ信
号に対する周波数可変範囲が小さいので、受信信号の周
波数変動が大きい場合に追従できず、受信信号を正常に
復調することができないという問題点を有している。
【０００７】本発明の目的は、変調感度が低い電圧制御
水晶発振器等を使用しても、周波数可変範囲を拡大で
き、受信信号の大きな周波数変動に対しても追従するこ
とができるローカル信号発生回路を提供することにあ
る。
水晶発振器等を使用しても、周波数可変範囲を拡大で
き、受信信号の大きな周波数変動に対しても追従するこ
とができるローカル信号発生回路を提供することにあ
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明のローカル信号発
生回路は、基準信号を生成する基準発振器と、前記基準
信号を分周する分周器と、この分周器の出力信号に基づ
いて第１のローカル信号を生成する周波数シンセサイザ
と、ＡＦＣ信号に応じて発振して発振信号を生成する電
圧制御発振器と、前記発振信号と前記基準信号とを混合
して両信号の差の周波数の第２のローカル信号を生成す
るミキサとを備えて構成されている。
生回路は、基準信号を生成する基準発振器と、前記基準
信号を分周する分周器と、この分周器の出力信号に基づ
いて第１のローカル信号を生成する周波数シンセサイザ
と、ＡＦＣ信号に応じて発振して発振信号を生成する電
圧制御発振器と、前記発振信号と前記基準信号とを混合
して両信号の差の周波数の第２のローカル信号を生成す
るミキサとを備えて構成されている。
【０００９】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【００１０】図１は本発明の一実施例を示すブロック図
であり、ローカル信号発生回路を使用した復調回路の一
例を示している。なお、ローカル信号発生回路１以外
は、図２に示したブロック図と同じであり、同一符号を
付してある。
であり、ローカル信号発生回路を使用した復調回路の一
例を示している。なお、ローカル信号発生回路１以外
は、図２に示したブロック図と同じであり、同一符号を
付してある。
【００１１】ローカル信号発生回路１は、周波数ｆｓの
基準信号Ｌｓを生成する基準発振器１１と、基準信号Ｌ
ｓを分周する分周器１２と、分周器１２の出力信号に基
づいて所定の周波数ｆ２のローカル信号Ｌ１を生成する
周波数シンセサイザ１３と、ＡＦＣ信号に応じて発振し
て周波数ｆｖの発振信号Ｌｖを生成する電圧制御水晶発
振器（ＶＣＸＯ）１４と、発振信号Ｌｖと基準信号Ｌｓ
とを混合して所定の周波数ｆ３のローカル信号Ｌ２を生
成するミキサ１５とを備えている。
基準信号Ｌｓを生成する基準発振器１１と、基準信号Ｌ
ｓを分周する分周器１２と、分周器１２の出力信号に基
づいて所定の周波数ｆ２のローカル信号Ｌ１を生成する
周波数シンセサイザ１３と、ＡＦＣ信号に応じて発振し
て周波数ｆｖの発振信号Ｌｖを生成する電圧制御水晶発
振器（ＶＣＸＯ）１４と、発振信号Ｌｖと基準信号Ｌｓ
とを混合して所定の周波数ｆ３のローカル信号Ｌ２を生
成するミキサ１５とを備えている。
【００１２】ここで、例えば、入力する中間周波信号Ｓ
ｉの周波数ｆ１＝７０ＭＨｚ、ローカル信号Ｌ１の周波
数ｆ２＝１１０ＭＨｚ、ローカル信号Ｌ２の周波数ｆ３
＝４０ＭＨｚとして、ローカル信号発生回路１の動作を
説明する。
ｉの周波数ｆ１＝７０ＭＨｚ、ローカル信号Ｌ１の周波
数ｆ２＝１１０ＭＨｚ、ローカル信号Ｌ２の周波数ｆ３
＝４０ＭＨｚとして、ローカル信号発生回路１の動作を
説明する。
【００１３】基準発振器１１は、周波数ｆｓ＝７２ＭＨ
ｚの基準信号Ｌｓを生成する。分周器１２は、基準信号
Ｌｓを１／８分周して周波数９ＭＨｚの信号を生成す
る。周波数シンセサイザ１３は、分周器１２からの周波
数９ＭＨｚの信号に基づいて、周波数ｆ２＝１１０ＭＨ
ｚのローカル信号Ｌ１を生成する。
ｚの基準信号Ｌｓを生成する。分周器１２は、基準信号
Ｌｓを１／８分周して周波数９ＭＨｚの信号を生成す
る。周波数シンセサイザ１３は、分周器１２からの周波
数９ＭＨｚの信号に基づいて、周波数ｆ２＝１１０ＭＨ
ｚのローカル信号Ｌ１を生成する。
【００１４】また、電圧制御水晶発振器１４は、ＡＦＣ
信号に応じて周波数ｆｖ＝１１２ＭＨｚの発振信号Ｌｖ
を生成する。ミキサ１５は、周波数ｆｖ＝１１２ＭＨｚ
の発振信号Ｌｖと周波数ｆｓ＝７２ＭＨｚの基準信号Ｌ
ｓとを混合し、周波数ｆ３＝ｆｖ−ｆｓ＝４０ＭＨｚの
ローカル信号Ｌ２を生成する。
信号に応じて周波数ｆｖ＝１１２ＭＨｚの発振信号Ｌｖ
を生成する。ミキサ１５は、周波数ｆｖ＝１１２ＭＨｚ
の発振信号Ｌｖと周波数ｆｓ＝７２ＭＨｚの基準信号Ｌ
ｓとを混合し、周波数ｆ３＝ｆｖ−ｆｓ＝４０ＭＨｚの
ローカル信号Ｌ２を生成する。
【００１５】このようにすることにより、従来、４０Ｍ
Ｈｚで発振していた電圧制御水晶発振器を、１１２ＨＭ
ｚという高い周波数で発振するようにできる。従って、
電圧制御水晶発振器の変調感度が小さくても、発振周波
数を２．８倍に高くすることができるので、変調感度が
変化しないものと仮定して、可変周波数範囲を２．８倍
に拡大できる。
Ｈｚで発振していた電圧制御水晶発振器を、１１２ＨＭ
ｚという高い周波数で発振するようにできる。従って、
電圧制御水晶発振器の変調感度が小さくても、発振周波
数を２．８倍に高くすることができるので、変調感度が
変化しないものと仮定して、可変周波数範囲を２．８倍
に拡大できる。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、基
準発振器が生成した基準信号を分周する分周器を設け、
分周した信号を周波数シンセサイザに供給して第１のロ
ーカル信号を生成し、また、基準信号と電圧制御水晶発
振器からの発振信号とを混合し、両信号の差の周波数の
信号を第２のローカル信号として出力するミキサとを設
けることにより、電圧制御水晶発振器の発振周波数を高
くすることができるので、安定度を維持しながら変調感
度が低い電圧制御水晶発振器の可変周波数範囲を拡大で
きる。従って、受信信号の大きな周波数変動に対しても
追従することができ、受信信号を正常に復調することが
できる。
準発振器が生成した基準信号を分周する分周器を設け、
分周した信号を周波数シンセサイザに供給して第１のロ
ーカル信号を生成し、また、基準信号と電圧制御水晶発
振器からの発振信号とを混合し、両信号の差の周波数の
信号を第２のローカル信号として出力するミキサとを設
けることにより、電圧制御水晶発振器の発振周波数を高
くすることができるので、安定度を維持しながら変調感
度が低い電圧制御水晶発振器の可変周波数範囲を拡大で
きる。従って、受信信号の大きな周波数変動に対しても
追従することができ、受信信号を正常に復調することが
できる。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図２】従来のローカル信号発生回路の一例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
１１ 基準発振器 １２ 分周器 １３ 周波数シンセサイザ １４ 電圧制御水晶発振器（ＶＣＸＯ） １５ ミキサ
Claims (1)
- 【請求項１】 基準信号を生成する基準発振器と、前記
基準信号を分周する分周器と、この分周器の出力信号に
基づいて第１のローカル信号を生成する周波数シンセサ
イザと、ＡＦＣ信号に応じて発振して発振信号を生成す
る電圧制御発振器と、前記発振信号と前記基準信号とを
混合して両信号の差の周波数の第２のローカル信号を生
成するミキサとを備えたことを特徴とするローカル信号
発生回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3126691A JP2829548B2 (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | ローカル信号発生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3126691A JP2829548B2 (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | ローカル信号発生回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04271504A JPH04271504A (ja) | 1992-09-28 |
| JP2829548B2 true JP2829548B2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=12326540
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3126691A Expired - Fee Related JP2829548B2 (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | ローカル信号発生回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2829548B2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-27 JP JP3126691A patent/JP2829548B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04271504A (ja) | 1992-09-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980818 |
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| R250 | Receipt of annual fees |
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