JPH0715371A - スーパーへテロダイン方式の送受信方法と送受信機 - Google Patents
スーパーへテロダイン方式の送受信方法と送受信機Info
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- JPH0715371A JPH0715371A JP5155351A JP15535193A JPH0715371A JP H0715371 A JPH0715371 A JP H0715371A JP 5155351 A JP5155351 A JP 5155351A JP 15535193 A JP15535193 A JP 15535193A JP H0715371 A JPH0715371 A JP H0715371A
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- Japan
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- local signal
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- signal
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- transmission
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/38—Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
- H04B1/40—Circuits
- H04B1/403—Circuits using the same oscillator for generating both the transmitter frequency and the receiver local oscillator frequency
- H04B1/405—Circuits using the same oscillator for generating both the transmitter frequency and the receiver local oscillator frequency with multiple discrete channels
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03D—DEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
- H03D7/00—Transference of modulation from one carrier to another, e.g. frequency-changing
- H03D7/16—Multiple-frequency-changing
- H03D7/161—Multiple-frequency-changing all the frequency changers being connected in cascade
- H03D7/163—Multiple-frequency-changing all the frequency changers being connected in cascade the local oscillations of at least two of the frequency changers being derived from a single oscillator
-
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- H04B—TRANSMISSION
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- H04B1/38—Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
- H04B1/40—Circuits
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Transceivers (AREA)
- Transmitters (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 外部から供給される基準信号に雑音が付加さ
れても送信の変調精度や受信感度の劣化のない、スーパ
ーへテロダイン方式の受信部を有する送受信機を提供す
る。 【構成】 外部から供給される基準信号9をループゲイ
ンの低い第2受信ローカル信号発生部5に供給し、ルー
プゲインの高い送信ローカル信号発生部3と第1受信ロ
ーカル信号発生部4には、第2受信ローカル信号発生部
5の出力である第2受信ローカル信号8を分岐して固定
分周器10に入力し、それによって得られる分周出力1
1を基準信号として供給する。
れても送信の変調精度や受信感度の劣化のない、スーパ
ーへテロダイン方式の受信部を有する送受信機を提供す
る。 【構成】 外部から供給される基準信号9をループゲイ
ンの低い第2受信ローカル信号発生部5に供給し、ルー
プゲインの高い送信ローカル信号発生部3と第1受信ロ
ーカル信号発生部4には、第2受信ローカル信号発生部
5の出力である第2受信ローカル信号8を分岐して固定
分周器10に入力し、それによって得られる分周出力1
1を基準信号として供給する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スーパーへテロダイン
方式の受信部を有する送受信機に関し、特にローカル信
号の安定化に関する。
方式の受信部を有する送受信機に関し、特にローカル信
号の安定化に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のスーパーヘテロダイン方式
の受信部を有する送受信機のブロック図である。
の受信部を有する送受信機のブロック図である。
【0003】この送受信機はスーパーへテロダイン受信
部1と、送信部2と、送信ローカル信号発生部3と、第
1受信ローカル信号発生部4と、第2受信ローカル信号
発生部5とから構成される。送信ローカル信号発生部3
の出力である送信ローカル信号6は送信のベースバンド
信号を送信RF周波数に変換するために送信部2へ供給
される。第1受信ローカル信号発生部4の出力である第
1受信ローカル信号7は受信RF周波数を第1受信中間
周波数に変換するために、また第2受信ローカル信号発
生部5の出力である第2受信ローカル信号8は第1受信
中間周波数を第2受信中間周波数に変換するためにそれ
ぞれ受信部1に供給される。各ローカル信号発生部は、
図2に示すように、電圧制御発振器20の出力を可変分
周器21により順次分周し、この分周によって出力され
た出力信号の位相を基準信号の位相と位相比較器22に
より比較し、位相比較器の比較出力をローパスフィルタ
23を通して平滑化した制御信号により電圧制御発信器
20を制御して基準信号と同期した信号を出力すること
のできるPLL方式のシンセサイザーを用いている。
部1と、送信部2と、送信ローカル信号発生部3と、第
1受信ローカル信号発生部4と、第2受信ローカル信号
発生部5とから構成される。送信ローカル信号発生部3
の出力である送信ローカル信号6は送信のベースバンド
信号を送信RF周波数に変換するために送信部2へ供給
される。第1受信ローカル信号発生部4の出力である第
1受信ローカル信号7は受信RF周波数を第1受信中間
周波数に変換するために、また第2受信ローカル信号発
生部5の出力である第2受信ローカル信号8は第1受信
中間周波数を第2受信中間周波数に変換するためにそれ
ぞれ受信部1に供給される。各ローカル信号発生部は、
図2に示すように、電圧制御発振器20の出力を可変分
周器21により順次分周し、この分周によって出力され
た出力信号の位相を基準信号の位相と位相比較器22に
より比較し、位相比較器の比較出力をローパスフィルタ
23を通して平滑化した制御信号により電圧制御発信器
20を制御して基準信号と同期した信号を出力すること
のできるPLL方式のシンセサイザーを用いている。
【0004】送信ローカル信号発生部3と第1受信ロー
カル信号発生部4では送信周波数および受信周波数に応
じて周波数の変更が必要となるため、周波数切り替え時
間の速い、すなわちループゲインの高いPLLを用いて
おり、逆に第2受信ローカル信号発生部5は常に同一の
周波数でよいので、ループゲインの低いPLLを用いて
いる。また、外部基準信号9は送受信機の外部より各ロ
ーカル信号発生部の位相比較器22に基準信号として供
給され、各ローカル信号はこの外部基準信号9に同期し
た信号となる。
カル信号発生部4では送信周波数および受信周波数に応
じて周波数の変更が必要となるため、周波数切り替え時
間の速い、すなわちループゲインの高いPLLを用いて
おり、逆に第2受信ローカル信号発生部5は常に同一の
周波数でよいので、ループゲインの低いPLLを用いて
いる。また、外部基準信号9は送受信機の外部より各ロ
ーカル信号発生部の位相比較器22に基準信号として供
給され、各ローカル信号はこの外部基準信号9に同期し
た信号となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の送受信
機は、外部から供給される外部基準信号に雑音が付加さ
れた場合、送信ローカル信号発生部および第1受信ロー
カル信号発生部に用いられているループゲインの高いP
LLでは、この雑音をループにより除去することができ
ないので、送信ローカル信号および第一受信ローカル信
号の周波数の安定度やC/N特性が悪化してしまい、そ
の結果として送信信号の変調精度の悪化や受信特性の悪
化を引き起こすという欠点がある。
機は、外部から供給される外部基準信号に雑音が付加さ
れた場合、送信ローカル信号発生部および第1受信ロー
カル信号発生部に用いられているループゲインの高いP
LLでは、この雑音をループにより除去することができ
ないので、送信ローカル信号および第一受信ローカル信
号の周波数の安定度やC/N特性が悪化してしまい、そ
の結果として送信信号の変調精度の悪化や受信特性の悪
化を引き起こすという欠点がある。
【0006】本発明の目的は、外部基準信号に雑音が付
加されたときでも送信ローカル信号および受信ローカル
信号の周波数の安定度やC/N特性を悪化しない送受信
機を提供することである。
加されたときでも送信ローカル信号および受信ローカル
信号の周波数の安定度やC/N特性を悪化しない送受信
機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の送受信機は、ス
ーパーへテロダイン方式の受信部と、送信部と、送信ロ
ーカル信号発生部と、第1受信ローカル信号発生部と、
第2受信ローカル信号発生部とを有し、前記各ローカル
信号発生部は、電圧制御発振器と可変分周器と位相比較
器とローパスフィルタからなり、前記電圧制御発振器の
出力を前記可変分周器により順次分周し、該分周による
出力信号の位相を基準信号の位相と前記位相比較器によ
って比較し、前記位相比較器の比較出力を前記ローパス
フィルタを通して平滑化して制御信号とし、該制御信号
により前記電圧制御発振器を制御することにより前記基
準信号と同期した信号を出力するPLLシンセサイザ方
式であり、前記送信ローカル信号発生部は送信ローカル
信号を前記送信部へ供給し、第1受信ローカル信号発生
部は第1のローカル信号を発生して前記受信部の第1の
中間周波増幅段階へ供給し、第2受信ローカル信号発生
部は第2受信ローカル信号を前記受信部の第2の中間周
波増幅段階へ供給する機能を有する送受信機において、
前記外部から供給される外部基準信号を前記第2受信ロ
ーカル信号発生部に入力し、該基準信号に同期させて出
力した第2受信ローカル信号を分岐して入力される固定
分周器を有し、該固定分周器の分周出力を前記送信ロー
カル信号発生部および前記第1受信ローカル信号発生部
に基準信号として供給する手段を有している。
ーパーへテロダイン方式の受信部と、送信部と、送信ロ
ーカル信号発生部と、第1受信ローカル信号発生部と、
第2受信ローカル信号発生部とを有し、前記各ローカル
信号発生部は、電圧制御発振器と可変分周器と位相比較
器とローパスフィルタからなり、前記電圧制御発振器の
出力を前記可変分周器により順次分周し、該分周による
出力信号の位相を基準信号の位相と前記位相比較器によ
って比較し、前記位相比較器の比較出力を前記ローパス
フィルタを通して平滑化して制御信号とし、該制御信号
により前記電圧制御発振器を制御することにより前記基
準信号と同期した信号を出力するPLLシンセサイザ方
式であり、前記送信ローカル信号発生部は送信ローカル
信号を前記送信部へ供給し、第1受信ローカル信号発生
部は第1のローカル信号を発生して前記受信部の第1の
中間周波増幅段階へ供給し、第2受信ローカル信号発生
部は第2受信ローカル信号を前記受信部の第2の中間周
波増幅段階へ供給する機能を有する送受信機において、
前記外部から供給される外部基準信号を前記第2受信ロ
ーカル信号発生部に入力し、該基準信号に同期させて出
力した第2受信ローカル信号を分岐して入力される固定
分周器を有し、該固定分周器の分周出力を前記送信ロー
カル信号発生部および前記第1受信ローカル信号発生部
に基準信号として供給する手段を有している。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0009】図1は本発明の送受信機の一実施例のブロ
ック図、図2はローカル信号発生部に用いられているP
LLシンセサイザーのブロック図、図3は本発明の送受
信機の一実施例の詳細な構成を示すブロック図である。
ック図、図2はローカル信号発生部に用いられているP
LLシンセサイザーのブロック図、図3は本発明の送受
信機の一実施例の詳細な構成を示すブロック図である。
【0010】図1に示す送受信機は従来の送受信機と異
なって、外部基準信号9が第2受信ローカル信号発生部
5のみに供給され、第2受信ローカル信号発生部5の出
力が分岐されて固定分周器10に入力され、固定分周器
10の出力が送信ローカル信号発生部3と、第1受信ロ
ーカル信号発生部4に入力される。すなわち、送信ロー
カル信号発生部3と第1受信ローカル信号発生部4への
基準信号は第2受信ローカル信号発生部5の出力である
第2受信ローカル信号8が分周された分周出力信号11
である。
なって、外部基準信号9が第2受信ローカル信号発生部
5のみに供給され、第2受信ローカル信号発生部5の出
力が分岐されて固定分周器10に入力され、固定分周器
10の出力が送信ローカル信号発生部3と、第1受信ロ
ーカル信号発生部4に入力される。すなわち、送信ロー
カル信号発生部3と第1受信ローカル信号発生部4への
基準信号は第2受信ローカル信号発生部5の出力である
第2受信ローカル信号8が分周された分周出力信号11
である。
【0011】また、各ローカル信号発生部は、図2に示
すように電圧制御発振部20と可変分周器21と、位相
比較器22と、ローパスフィルタ23からなるPLL周
波数シンセサイザとなっている。外部から供給される基
準信号9は第2受信ローカル信号発生部5の位相比較器
22に入力される。第2受信ローカル信号発生部5は第
2受信ローカル信号8が固定の周波数でよいので一般に
そのループゲインは極めて低くすることができる。PL
Lのループゲインを低くすることによりPLLの出力に
は基準信号に付加された雑音による影響は除去されてい
る。
すように電圧制御発振部20と可変分周器21と、位相
比較器22と、ローパスフィルタ23からなるPLL周
波数シンセサイザとなっている。外部から供給される基
準信号9は第2受信ローカル信号発生部5の位相比較器
22に入力される。第2受信ローカル信号発生部5は第
2受信ローカル信号8が固定の周波数でよいので一般に
そのループゲインは極めて低くすることができる。PL
Lのループゲインを低くすることによりPLLの出力に
は基準信号に付加された雑音による影響は除去されてい
る。
【0012】いま、外部基準信号9の周波数をfREFと
し、可変分周器21の分周数をNとすると、第2受信ロ
ーカル信号8の周波数fR2は fR2 = fREF×N となる。この第2受信ローカル信号8は分岐されて一部
が受信部1に入力され、他方は固定分周器10に入力さ
れる。固定分周器10の分周数をNとすると、固定分周
器10の出力である分周出力信号11の周波数fNは、 fN = fR2/N = fREF となる。したがて、この分周出力信号11は外部基準信
号9と同じ周波数で、かつ、第2受信ローカル信号発生
部5のPLLにより雑音が取り除かれた信号となる。
し、可変分周器21の分周数をNとすると、第2受信ロ
ーカル信号8の周波数fR2は fR2 = fREF×N となる。この第2受信ローカル信号8は分岐されて一部
が受信部1に入力され、他方は固定分周器10に入力さ
れる。固定分周器10の分周数をNとすると、固定分周
器10の出力である分周出力信号11の周波数fNは、 fN = fR2/N = fREF となる。したがて、この分周出力信号11は外部基準信
号9と同じ周波数で、かつ、第2受信ローカル信号発生
部5のPLLにより雑音が取り除かれた信号となる。
【0013】この分周出力信号11は、送信ローカル信
号発生部3および第1受信ローカル信号発生部4の基準
信号としてそれぞれの位相比較器22に入力される。送
信ローカル信号発生部3および第1受信ローカル信号発
生部4は送受信周波数に応じて周波数に切り替えを迅速
にする必要があるため、PLLのループゲインは高くな
っているが、供給される基準信号からは雑音成分が取り
除かれているので、その出力である送信ローカル信号6
および第1受信ローカル信号7は周波数の安定した、か
つ、C/N特性の良い信号となる。また、固定分周器1
0の分周数は特にNである必要はなく例えば2Nでも良
い。この場合は、送信ローカル信号6および第1受信ロ
ーカル信号7の周波数の最小可変間隔がfREF/2とな
る。
号発生部3および第1受信ローカル信号発生部4の基準
信号としてそれぞれの位相比較器22に入力される。送
信ローカル信号発生部3および第1受信ローカル信号発
生部4は送受信周波数に応じて周波数に切り替えを迅速
にする必要があるため、PLLのループゲインは高くな
っているが、供給される基準信号からは雑音成分が取り
除かれているので、その出力である送信ローカル信号6
および第1受信ローカル信号7は周波数の安定した、か
つ、C/N特性の良い信号となる。また、固定分周器1
0の分周数は特にNである必要はなく例えば2Nでも良
い。この場合は、送信ローカル信号6および第1受信ロ
ーカル信号7の周波数の最小可変間隔がfREF/2とな
る。
【0014】次に、数値を入れて図3により具体例を示
す。
す。
【0015】受信周波数は900MHz〜920MH
z、送信周波数は1000MHz〜1020MHzと
し、チャネル間隔は25KHzとする。受信部1はRF
増幅部1a,第1混合器1b、第1IF1c、第2混合
器1d、第2IF増幅部1eおよび復調部1fとから構
成され、送信部2は、ベースバンド波形発生部2a,ダ
イレクト変調部2b、および増幅部2cとから構成され
ている。第1IF周波数は100MHz、第2IF周波
数は500KHzである。
z、送信周波数は1000MHz〜1020MHzと
し、チャネル間隔は25KHzとする。受信部1はRF
増幅部1a,第1混合器1b、第1IF1c、第2混合
器1d、第2IF増幅部1eおよび復調部1fとから構
成され、送信部2は、ベースバンド波形発生部2a,ダ
イレクト変調部2b、および増幅部2cとから構成され
ている。第1IF周波数は100MHz、第2IF周波
数は500KHzである。
【0016】送信ローカル信号6は1000MHz〜1
020MHz、第1受信ローカル信号7は800MHz
〜820MHz、また、第2受信ローカル信号8は9
9.5MHzが出力される。ここで、第2受信ローカル
信号発生部5は、発信周波数が固定でよいので、使用す
る電圧制御発振器20の制御電圧感度は約1ppm/V
と低くしてあり、PLLのループゲインも極めて低くし
てある。一方、送信ローカル信号発生部3および第1受
信ローカル信号発生部4では20MHzの帯域ヲカバー
するために電圧制御発振器20の制御電圧感度は10M
Hz/V程度にしてあり、また、周波数切り替え時間を
速くするためにループゲインを高くしている。外部から
は周波数25KHzの外部基準信号が第2受信ローカル
信号発生部5に供給されている。第2受信ローカル信号
発生部5から出力される99.5MHzの第2受信ロー
カル信号8は分岐され、一方は受信部1の第2混合器1
dに供給され、他方の信号は分周数Nが3980の固定
分周器10に入力されている。
020MHz、第1受信ローカル信号7は800MHz
〜820MHz、また、第2受信ローカル信号8は9
9.5MHzが出力される。ここで、第2受信ローカル
信号発生部5は、発信周波数が固定でよいので、使用す
る電圧制御発振器20の制御電圧感度は約1ppm/V
と低くしてあり、PLLのループゲインも極めて低くし
てある。一方、送信ローカル信号発生部3および第1受
信ローカル信号発生部4では20MHzの帯域ヲカバー
するために電圧制御発振器20の制御電圧感度は10M
Hz/V程度にしてあり、また、周波数切り替え時間を
速くするためにループゲインを高くしている。外部から
は周波数25KHzの外部基準信号が第2受信ローカル
信号発生部5に供給されている。第2受信ローカル信号
発生部5から出力される99.5MHzの第2受信ロー
カル信号8は分岐され、一方は受信部1の第2混合器1
dに供給され、他方の信号は分周数Nが3980の固定
分周器10に入力されている。
【0017】したがって、固定分周器10の出力である
分周出力11の周波数fNは fN = 99.5[MHz]/3980= 25[K
Hz] となっている。この分周出力信号11は送信ローカル信
号発生部3および第1受信ローカル信号発生部4に供給
される。これにより、送信ローカル信号6としては周波
数1000MHz〜1020MHz、受信ローカル信号
としては周波数800MHz〜820MHzの信号が送
受信周波数に応じて25KHz間隔に任意に設定され、
それぞれ送信部2のダイレクト変調部2bと、第1混合
器1bに供給される。
分周出力11の周波数fNは fN = 99.5[MHz]/3980= 25[K
Hz] となっている。この分周出力信号11は送信ローカル信
号発生部3および第1受信ローカル信号発生部4に供給
される。これにより、送信ローカル信号6としては周波
数1000MHz〜1020MHz、受信ローカル信号
としては周波数800MHz〜820MHzの信号が送
受信周波数に応じて25KHz間隔に任意に設定され、
それぞれ送信部2のダイレクト変調部2bと、第1混合
器1bに供給される。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、外部から
供給する基準信号をループゲインが低い第2受信ローカ
ル信号発生部にのみ供給し、他のローカル信号発生部に
は第2受信ローカル信号を分周して生成した信号を基準
信号として供給することにより、外部からの基準信号に
雑音が付加された場合でも、安程度が高く、かつ、C/
N特性がよいローカル信号を発生でき、送信の変調精度
や受信感度の劣化が生じないという効果を有する。
供給する基準信号をループゲインが低い第2受信ローカ
ル信号発生部にのみ供給し、他のローカル信号発生部に
は第2受信ローカル信号を分周して生成した信号を基準
信号として供給することにより、外部からの基準信号に
雑音が付加された場合でも、安程度が高く、かつ、C/
N特性がよいローカル信号を発生でき、送信の変調精度
や受信感度の劣化が生じないという効果を有する。
【図1】本発明の送受信機の一実施例のブロック図であ
る。
る。
【図2】ローカル信号発生部に用いられているPLLシ
ンセサイザーのブロック図である。
ンセサイザーのブロック図である。
【図3】本発明の送受信機の一実施例の詳細な構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図4】従来のスーパーへテロダイン方式の受信機を有
する送受信機の概念を示すブロック図である。
する送受信機の概念を示すブロック図である。
1 受信部 1a RF増幅部 1b 第1混合器 1c 第1IF増幅部 1d 第2混合器 1e 第2IF増幅部 1f 復調部 2 送信部 2a 増幅部 2b ダイレクト変調部 2c ベースバンド波形発生部 3 送信ローカル信号発生部 4 第1受信ローカル信号発生部 5 第2受信ローカル信号発生部 6 送信ローカル信号 7 第1受信ローカル信号 8 第2受信ローカル信号 9 基本信号 10 固定分周器 11 分周出力 20 電圧制御発振器 21 可変分周器 22 位相比較器 23 ローパスフィルタ
【手続補正書】
【提出日】平成5年11月24日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
Claims (1)
- 【請求項1】 スーパーへテロダイン方式の受信部と、
送信部と、送信ローカル信号発生部と、第1受信ローカ
ル信号発生部と、第2受信ローカル信号発生部とを有
し、前記各ローカル信号発生部は、電圧制御発振器と可
変分周器と位相比較器とローパスフィルタからなり、前
記電圧制御発振器の出力を前記可変分周器により順次分
周し、該分周による出力信号の位相を基準信号の位相と
前記位相比較器によって比較し、前記位相比較器の比較
出力を前記ローパスフィルタを通して平滑化して制御信
号とし、該制御信号により前記電圧制御発振器を制御し
て前記基準信号と同期した信号を出力するPLLシンセ
サイザ方式であり、前記送信ローカル信号発生部は送信
ローカル信号を前記送信部へ供給し、第1受信ローカル
信号発生部は第1のローカル信号を発生して前記受信部
の第1の中間周波増幅段階へ供給し、第2受信ローカル
信号発生部は第2受信ローカル信号を前記受信部の第2
の中間周波増幅段階へ供給する機能を有する送受信機に
おいて、 前記外部から供給される外部基準信号を前記第2受信ロ
ーカル信号発生部に入力し、該基準信号に同期させて出
力した第2受信ローカル信号を分岐して入力される固定
分周器を有し、 該固定分周器の分周出力を前記送信ローカル信号発生部
および前記第1受信ローカル信号発生部に基準信号とし
て供給する手段を有することを特徴とする送受信機。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5155351A JPH0715371A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | スーパーへテロダイン方式の送受信方法と送受信機 |
GB9412705A GB2279519B (en) | 1993-06-25 | 1994-06-24 | Transmitter/receiver |
GB9803132A GB2319913B (en) | 1993-06-25 | 1994-06-24 | Transmitter and superheterodyne receiver |
AU65942/94A AU678240B2 (en) | 1993-06-25 | 1994-06-24 | Transmitter/receiver |
US08/265,755 US5603099A (en) | 1993-06-25 | 1994-06-27 | Transceiver for preventing the degradation of reception sensitivity and modulation accuracy of a transmitted signal when an external reference signal incorporates noise |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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