JP2826654B2 - 血液透析装置の洗浄消毒装置 - Google Patents
血液透析装置の洗浄消毒装置Info
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Description
消毒装置に関する。
電解質異常、老廃物蓄積を是正するために、人工透析が
行われている。
透析システム(以下では透析システムということもあ
る)には、患者1名の透析を行う個人用から同時に多数
の患者の透析を行う多人数用まで各種の規模のものがあ
るが、透析システムは基本的には主要な構成要素として
次のようなものを包含するシステムである。
る、カートリッジフィルタ、活性炭フィルタ、軟水装
置、逆浸透圧装置(RO装置)等からなる水処理装置
3. タンク1からの透析液A剤原液と、タンク2からの透析
液B剤原液と、水処理装置3からの精製水(RO水)と
を混合し、透析液A,B剤原液を稀釈するタンク4. タンク4からの透析液を貯めるタンク5. 水処理装置3からの精製水(RO水)を貯めるタンク
6. 血液透析器(ダイアライザ)が接続された患者監視装置
(ベッドサイドコンソールとも呼ばれている。)7. タンク5と患者監視装置7とを接続する、透析液回路に
おける供給側(ダイアライザの上流側)管路としての配
管. 上記タンク4及び5は、それらを合して透析液供給装置
(セントラル)と呼ばれている。
構成である。図10で透析システムには、総括的に符号
Sを付した。図10で符号8が透析液供給装置(セント
ラル)、gがタンク5と患者監視装置7とを接続する、
透析液回路における供給側(ダイアライザの上流側)管
路としての配管である。図10でダイアライザ、患者監
視装置7とダイアライザを接続する配管及び血液回路は
示されていない。
トキシンが混入しやすい。特に透析液B剤原液タンク
は、B剤溶解剤の投入等に即応するよう開閉自在であ
り、1日の血液透析中、液を貯留し続けなければなら
ず、また液が重炭酸ナトリウム等の低濃度溶液であるこ
とから、落下細菌等に汚染され易く、ひいては透析液供
給装置内の配管、透析液供給ライン、患者監視装置の透
析液配管等に細菌やエンドトキシンが混入し易い。
陰性菌、特にグラム陰性桿菌の細胞外壁層に存在し、親
水性の多糖部分と疎水性のリピドA(Lipid A)からな
るリポ多糖体(lipopolysaccharide,LPS)であり、I
L−1(インターロイキン−1)、TNF(腫瘍壊死因
子)、IFN(インターフェロン)等の液性因子を誘導
する作用、発熱性、致死毒性、組織を壊死させる作用等
を有しており、水道水中、空気中、手、器具等のいたる
ところに存在している。
高く、更に、透析患者ではIL−1が産生されやすいの
で、透析液や配管をエンドトキシンフリーの状態にする
必要がある。
0に示すものや特開平7−116247号に開示された
ものが知られている。
透析システムSに付設し、消毒液タンク9内の次亜塩素
酸ナトリウム、酢酸、ホルマリン等の薬剤を配管eを通
じ、透析液供給装置(セントラル)8におけるタンク4
に供給している。これによっては、タンク4以降しか洗
浄消毒することができない。また、これらの洗浄消毒薬
剤は、毒性が高く、洗浄消毒後、十分に水洗して除去し
なければならないという問題がある。しかも、エンドト
キシンの除去或いは不活性化は、洗浄消毒に先立ち、人
工透析終了後タンク6から配管bを経てタンク4に、ま
た配管b′を通じタンク2に精製水(RO水)を送り、
水洗(事後水洗)するものの十分ではない。
様は、食塩水を電気分解して得られたアルカリ水と酸性
水を透析システムのパイプラインの殺菌浄化に充ててい
る。そして、透析液供給側パイプライン、透析液排出側
パイプライン、返血側パイプライン、脱血側パイプライ
ンをダイアライザから取外し、それらパイプラインをカ
プラを用いて一連のオープン回路となるよう接続し、そ
の回路の一端から前記アルカリ水を供給した後、酸性水
を供給して、パイプラインを殺菌浄化している。この従
来技術では、殺菌浄化処理をするのに、上記の如くパイ
プラインを一連のオープン回路に組み替える必要があっ
て、即応性を欠く。また殺菌浄化処理の自動化について
も即応性を欠く。
液供給装置(セントラル)の透析液A,B剤原液を混合
し、精製水(RO水)で稀釈するタンク乃至はそのタン
クに相当する個所以降のみならず、これより上流側の個
所もエンドトキシン及び細菌の洗浄消毒を行うことがで
き、しかも既存の透析システムを変更することなく、或
いは殆んど変更することなく、エンドトキシン及び細菌
の洗浄消毒が達成される透析システムの洗浄消毒装置を
提供することにある。
細菌の洗浄消毒処理についての即応性及び洗浄消毒処理
の自動化の即応性を持つ透析システムの洗浄消毒装置を
提供することにある。
性水のためのタンク、及び該タンクから延びる電解強酸
性水のための配管を具有し、該配管が連なるシャワーが
透析液B剤原液タンク内に設けられ、該シャワーの噴射
口は該透析液B剤原液タンクの内壁面に指向しているこ
とを特徴とする血液透析装置の洗浄消毒装置に係る。
強酸性水タンクから電解強酸性水を、透析液A、B剤原
液を混合し精製水で稀釈するタンクに送る配管を更に具
有する構成としもよいし、(3)電解強酸性水タンクか
ら電解強酸性水を精製水タンクに送る配管を更に具有す
る構成としてもよい。
タンク、及び該タンクから電解強酸性水を個人用透析装
置の透析液A,B剤原液稀釈用精製水の供給配管に送る
配管を具有することを特徴とする血液透析装置の洗浄消
毒装置に係る。
クに精製水タンクから精製水を送る配管に、前記電解強
酸性水タンクから延びた配管、 ハ)前記電解強酸性水タンクからの配管が接続する点よ
り下流側で前記精製水の配管から分岐する分岐管、及び ニ)透析液B剤原液タンク内に設けられ前記分岐管が連
なるシャワー を具有し、該シャワーの噴射口は透析液B
剤原液タンクの内壁面に指向され、前記電解強酸性水タ
ンクからの配管に電磁弁が介入され、前記精製水の配管
に、電解強酸性水タンクからの配管が接続する点より上
流側で電磁弁が介入され、前記分岐管に電磁弁が介入さ
れていることを特徴する血液透析装置の洗浄消毒装置に
係る。
強酸性水タンクから電解強酸性水を精製水タンクに送る
配管を更に具有し、該配管に該配管を開閉するための弁
が介入された構成としてもよい。
弁」を含む広義の意味で使用されている。特許請求の範
囲の項においても「電磁弁」なる語は「電動弁」を含む
広義の意味で用いられている。
析システムについてのもの)を示す図1を参照して、本
発明を次に説明する。
を除き、図10に示す従来の透析システムと同様であ
る。従って図1でも図10と同部分は同じ参照符号を付
した。
10が付設されている。
知の電解強酸性水生成装置11で生成された電解強酸性
水が貯えられる。該装置11にはタンク6から精製水が
電解強酸性水を生成するための用水として配管110を
通じ供給される。装置11に至る配管110の下流端に
は弁(図示せず)が介入されている。
は、その始端部にポンプPを有する。配管12は、透析
システムSの前述した各構成素子の少なくとも透析液B
剤原液タンク2に連通される。その連通は、図1に示す
ように、タンク6から精製水(RO水)をタンク4に供
給する配管bの途中にタンク10からの配管12を接続
し、その接続点より下流側で配管bに分岐配管13を通
じタンク2を接続した構成とすることができる。即ち、
該分岐配管13は、配管12とbとの接続点P1より下
流で配管bから分岐し、透析液B剤原液タンクに至って
いる。即ち、電解強酸性水タンク10から電解強酸性水
を透析液B剤原液タンク2に送る配管は、上記配管1
2、配管12が接続する点P1と分岐配管13が接続す
る点P2との間の配管bおよび分岐配管13によって構
成されている。
続する点より以降の配管b、配管20を通じ従来既設の
配管eにも連通することが好ましく、また精製水(RO
水)タンク6にも連通することが好ましい。図1で14
がこの後者連通のための配管である。更には透析液A剤
原液タンク1に配管12を連通してもよい。15はその
連通のための配管である。管12は止め弁V1を、管b
は止め弁V2を、管14は止め弁V3を、管15は止め
弁V4を、管13は止め弁V5を有する。これら止め弁
は電磁弁を充てることができる。図2に示すようにタン
ク2は、高水位設定のための水位検知スイッチ18及び
低水位設定のための水位検知スイッチ19を有し、透析
の間中、或る範囲内で透析液B剤原液を保有するように
なっている。
透析システムSの事後水洗を行った後、タンク10から
の電解強酸性水によって、タンク2、4、5、コンソー
ル7タンク5とコンソール7とをつなぐ配管g及びコン
ソール7以降の配管を洗浄消毒する。この事後水洗から
洗浄消毒への切換えは、所要時に透析液供給装置(セン
トラル)8からの指令信号で前記止め弁V1,V4及び
V5を開くことによって行うことができる。
は、例えば図2、3に示すようなシャワー16によりタ
ンク2内壁面を集中的に洗い流す仕様で行う方式とする
ことが好ましい。
口17がタンク2の内壁面へ指向している。
場合、配管eからも電解強酸性水がタンク4へ送水され
るため、タンク4が或る容量の液が収容されないと混合
作動しないようになっている場合(これが一般的であ
る)でも、タンク4は内部に所要量の電解強酸性水が保
有され、混合作動をし、電解強酸性水による洗浄消毒が
なされる。
により洗浄消毒される。配管g、コンソール7及びコン
ソール7以降の配管は、タンク4からの電解強酸性水に
より洗浄消毒される。
通されていると、これも洗浄消毒でき、タンク1が配管
12に連通されていれば、これも洗浄消毒できる。
本発明の別の態様例を示した。図4で図1と同符号は同
部分を示している。
ける配管13に代えて用いられている点、配管14にお
ける図1に示された弁V3がニードル弁V3′である
点、配管15における図1に示された弁V4がニードル
弁4′である点、配管12を分岐配管12′によっても
セントラル8に接続した点、図1における配管e及び2
0を省略した点、開閉弁V6例えばニードル弁を有する
還流用配管21を透析液B剤原液タンク2に備えた点を
除き、図1に示す態様例と実質的に構成が同じである。
ンク10から電解強酸性水を透析液B剤原液タンク2に
送る配管は、上記配管12、配管12が接続する点と分
岐配管b′が接続する点との間の配管b及び分岐配管
b′によって構成されている。
b′を利用して、電解強酸性水を透析液B剤原液タンク
2に送るので、図1の分岐配管13を設ける必要がない
という利点がある。
液入口が透析装置に備えられているときは、セントラル
8の従来既存の消毒薬液入口(図4)に接続してもよ
い。図4においてコンソール及び水処理装置は示されて
いない。図4で22はタンク2のドレン管、2Pはタン
ク2のポンプ、V7はタンク2からの透析液B剤原液の
配管23におけるニードル弁、V8はRO水タンク6の
還流用配管61におけるニードル弁、V9はRO水タン
ク6から延びた配管bに同タンク6の送水ポンプ6Pよ
り下流点で介入されたニードル弁、V10はRO水タン
ク6のドレン管62のニードル弁であり、これらの部材
はそれ自体公知に係る既設のものである。透析液B剤原
液タンク2のドレン管22には電磁弁V11を設けると
よい。
は透析液A剤原液の入口、Bは透析液B剤原液の入口、
Cは従来既存の消毒薬液の入口、RはRO水の入口を示
す。
て述べたと同様な洗浄消毒が行われる。
ムの透析、水洗(事後水洗及び事前水洗)、洗浄消毒
(RO水タンク6を除く)及びRO水タンク6の洗浄消
毒のそれぞれにおいて、各配管及び各弁の作動、非作動
状態を図解すると、図5(透析中)、図6(水洗水)、
図7(洗浄消毒中)及び図8(RO水タンク洗浄消毒
中)に示す如くである。図5から図8において太い線で
示す配管が稼働中であり、稼働中の配管における弁は開
放し、且つポンプは作動している。非稼働中の配管は細
い線で示した。非稼働中の配管の弁は閉じている。
剤原液タンク2のドレン管22の電磁弁11は、水洗開
始後しばらく開放した後、閉鎖される。その開放時間は
タイマーにより設定される。水洗中、配管110の下流
端に配置されたバルブ(図示せず)は閉じられている。
22の電磁弁11は、洗浄消毒開始からしばらくの間、
開放を続けた後、閉じられる。その開放時間はタイマー
により設定される。
水処理装置3及び透析液供給装置(セントラル)8の電
源(図示せず)はオフにする。また、この場合、各配管
の電磁弁(弁V3′及びV10以外)、及びセントラル
8の薬液入口Cの電磁弁(図示せず)は閉鎖される。R
O水タンク6には、ニードル弁V3′を開いて、電解強
酸性水を供給する。
酸性水は、食塩を少量加えた水を隔膜を介して電気分解
して得られるpH2.7以下、酸化還元電位1000m
V以上の性状を有する水であり、「強酸性電解水」とも
呼ばれる公知のものである。
容易に製造することができる。現在、多くのメーカーか
ら電解強酸性水生成装置が市販されており、本発明で
は、これら市販の電解強酸性水生成装置で製造される電
解強酸性水がいずれも使用できるが、好ましくは、pH
2.7〜2.3程度、より好ましくはpH2.7〜2.
4程度、酸化還元電位1000〜1200mV程度、よ
り好ましくは1100〜1150mV程度の性状を有す
るものを使用する。また、本発明で使用する電解強酸性
水は、有効塩素濃度10〜40ppm程度、特に15〜
30ppm程度を有するものが好ましい。
と、消毒効果を低下させる原因となる配管内の有機物の
排除、及び細菌やエンドトキシンを流失させる目的で長
時間行われているが、本発明では電解強酸性水により洗
浄消毒するため、細菌及びエンドトキシン除去乃至不活
性化の効果が高く、事後水洗に要する水の量乃至水洗時
間が、従来の1/4〜2/3程度、或いは1/4〜1/
2程度で済む。
からの電解強酸性水の配管12は透析液B剤原液タンク
2に通じているから、タンク4以降のみならずタンク4
の上流側の個所もエンドトキシン及び細菌の洗浄消毒が
行える。
る。これについての態様は図9に示した。この図9に示
す個人用透析システムそれ自体は、従来のそれと同様で
ある。図9で図1と同符号は同部分を示す。
ラルに見られるタンク4、5はなく、ビスカスチャンバ
があって、それがビスカスポンプで作動されて、透析液
A,B剤原液及び透析液作成のための稀釈用精製水を吸
い込んで混合し、調製された透析液を血液透析器(ダイ
アライザ)に供給する。ビスカスチャンバは二つが設置
され、交互に作動されて透析液の前記供給を連続的に行
う。図9で、ビスカスチャンバ、ビスカスポンプ等の構
成素子はブロックとして総括概略化して示し、それらの
統合体としてのブロックに符号8′を付した。図9で
1′が透析液A剤原液容器、2′が透析液B剤原液容
器、3′が稀釈用精製水(RO水)を調製する、図1ま
たは図10について述べたと同様な水処理装置である。
酸性水タンク10が透析システムS′に付設される。図
1または図4の場合と同様にして電解強酸性水が生成さ
れ、それが該タンク10に貯えられる。タンク10から
の電解強酸性水の配管12は、水処理装置3′からの稀
釈用精製水(RO水)を統合体8′におけるビスカスチ
ャンバに供給する配管bに接続されている。配管12は
始端部にポンプPを有する。
1または図4の場合と同様にして、透析システムS′の
事後水洗後、タンク10からの電解強酸性水による透析
システムS′の洗浄消毒が行われる。その洗浄消毒対象
は、配管b、上記統合体8′におけるビスカスチャンバ
等であり、ビスカスチャンバは図1、4におけるタンク
4に相当する。
も、透析液A,B剤原液を混合し、精製水で稀釈するタ
ンクに相当する個所以降のみならず、これより上流側の
個所もエンドトキシン及び細菌の洗浄消毒が行える。
毒への転換は、図1、4の場合について述べたと同じよ
うにして行うことができる。
に、既存の透析システムを変更することなく、又は電磁
弁、開閉弁を配管に介入すれば足るというように殆んど
変更することなく、エンドトキシン及び細菌の洗浄消毒
が達成される。
析システムの透析、水洗、洗浄消毒及びRO水タンクの
洗浄消毒のそれぞれについての上記説明ならびに図5か
ら図8の図解に明らかなように、透析システムの透析液
回路等のパイプラインを別の回路に組み替えることな
く、必要時に透析システムの洗浄消毒を行うことができ
る。即ち本発明装置は、透析システムの洗浄消毒につき
即応性を有するし、洗浄消毒の自動化の即応性もある。
また、事後水洗から洗浄消毒の切り替えの自動化の即応
性もある。
装置(セントラル)の透析液A,B剤原液を混合し、精
製水で稀釈するタンク乃至は該タンクに相当する個所以
降のみならず、これより上流側の個所もエンドトキシン
及び細菌の洗浄消毒が行え、しかも既存の透析システム
を変更することなく又は殆んど変更することなく、エン
ドトキシン及び細菌の洗浄消毒が達成される。
処理についての即応性及び洗浄消毒処理の自動化の即応
性を持つ透析システムの洗浄消毒装置を提供することが
できる。
装置の一例の概要を示す模式図である。
形式の一例を示す縦断面図である。
他例の概要を示す模式図である。
ある。
ある。
解である。
中の状態の図解である。
の一例の概要を示す模式図である。
る。
ンク 5 透析液タンク 8′ビスカスチャンバ、ビスカスポンプ等の統合体 8 透析液供給装置(セントラル) 10 電解強酸性水タンク 11 電解強酸性水生成装置 12、13、14及び20 電解強酸性水の配管 S、S′ 透析システム V1、V2、V3、V4、V5、V11 電磁弁 V3′、V4′、V6 開閉弁(ニードル弁)
Claims (9)
- 【請求項1】電解強酸性水のためのタンク、及び該タン
クから延びる電解強酸性水のための配管を具有し、該配
管が連なるシャワーが透析液B剤原液タンク内に設けら
れ、該シャワーの噴射口は該透析液B剤原液タンクの内
壁面に指向していることを特徴とする血液透析装置の洗
浄消毒装置。 - 【請求項2】請求項1記載の血液透析装置の洗浄消毒装
置において、電解強酸性水タンクから電解強酸性水を、
透析液A,B剤原液を混合し精製水で稀釈するタンクに
送る配管を更に具有することを特徴とする血液透析装置
の洗浄消毒装置。 - 【請求項3】請求項1記載の血液透析装置の洗浄消毒装
置において、電解強酸性水タンクから電解強酸性水を精
製水タンクに送る配管を更に具有することを特徴とする
血液透析装置の洗浄消毒装置。 - 【請求項4】イ)電解強酸性水のためのタンク、 ロ)透析液A,B剤原液を混合し精製水で稀釈するタン
クに精製水タンクから精製水を送る配管に、前記電解強
酸性水タンクから延びた配管、 ハ)前記電解強酸性水タンクからの配管が接続する点よ
り下流側で前記精製水の配管から分岐する分岐管、及び ニ)透析液B剤原液タンク内に設けられ前記分岐管が連
なるシャワー を具有し、該シャワーの噴射口は透析液B
剤原液タンクの内壁面に指向され、 前記電解強酸性水タンクからの配管に電磁弁が介入さ
れ、 前記精製水の配管に、電解強酸性水タンクからの配管が
接続する点より上流側で電磁弁が介入され、 前記分岐管に電磁弁が介入されていることを特徴する血
液透析装置の洗浄消毒装置。 - 【請求項5】請求項5記載の血液透析装置の洗浄消毒装
置において、電解強酸性水タンクから電解強酸性水を精
製水タンクに送る配管を更に具有し、該配管にこれを開
閉するための弁が介入されていることを特徴とする血液
透析装置の洗浄消毒装置。 - 【請求項6】血液透析装置の透析液B剤原液タンクであ
って、電解強酸性水のための配管が連なるシャワーが前
記タンク内に設けられ、該シャワーの噴射口は該タンク
の内壁面に指向していることを特徴とする血液透析装置
の透析液B剤原液タンク。 - 【請求項7】電解強酸性水のための配管に電磁弁が介入
されていることを特徴とする請求項7記載の血液透析装
置の透析液B剤原液タンク。 - 【請求項8】内部を電解強酸性水により洗浄消毒され
る、血液透析装置の透析液B剤原液タンクであって、電
解強酸性水のための配管が連なるシャワーが前記タンク
内に設けられ、該シャワーの噴射口は該タンクの内壁面
に指向しており、該タンクはドレン管を有し、該タンク
の電解強酸性水による洗浄消毒開始後、しばらく解放し
た後、閉鎖される電磁弁が前記ドレン管に介入されてい
ることを特徴とする血液透析装置の透析液B剤原液タン
ク。 - 【請求項9】ドレン管に介入された電磁弁は、透析液B
剤原液タンクの水洗後も、しばらく解放した後、閉鎖さ
れるようになっていることを特徴とする請求項9記載の
血液透析装置の透析液B剤原液タンク。
Priority Applications (1)
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JP7285884A JP2826654B2 (ja) | 1995-07-04 | 1995-11-02 | 血液透析装置の洗浄消毒装置 |
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JP21781295 | 1995-08-25 | ||
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JP2012249747A (ja) * | 2011-06-01 | 2012-12-20 | Nikkiso Co Ltd | 血液浄化システム |
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