JP2825612B2 - シャンプー用組成物 - Google Patents

シャンプー用組成物

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和夫 前川
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はシャンプー用組成物に関し、特に洗髪と同時
にリンス効果を付与し、優れたコンディショニング効果
を与えるシャンプー用組成物に関する。
[従来の技術・課題] 最近まで毛髪用のシャンプーあるいはリンスの望まし
い特性は、それぞれシャンプー組成物とリンス組成物を
別々に使用することによって発揮されるものであり、単
独の組成物の使用でその双方の機能を発揮することはで
きなかった。
近年、コンディショニング性あるいはリンス効果を有
するシャンプー組成物として、2層分離型シャンプー、
油分配合シャンプー、シリコン誘導体配合シャンプー及
びカチオン界面活性剤配合シャンプーなどが知られてい
る。
しかし、これらのシャンプー組成物は毛髪に対して十
分なリンス特性、即ち濯ぎ時の軋みの少なさ、整髪性
(柔軟性、良滑り性、良櫛通り性)を示しておらず、そ
の起泡力も十分ではない。
従って、本発明の目的は毛髪に対して十分なリンス特
性、即ち濯ぎ時の軋みが少なく、良好な整髪性を与え、
起泡力も十分なシャンプー用組成物を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明者らはこれらの問題点につき鋭意検討した結
果、本発明に到達した。
即ち、本発明は(I)アルキル硫酸またはその塩及び
石鹸より選択される1種または2種以上のアニオン界面
活性剤、及び (II)一般式 [式中、R1、R2、R3はそれぞれ炭素数1〜3のアルキル
基を表し、同一であっても、異なっていてもよく、a+
b=5〜50且つa=0〜3であり、a/(a+b)<0.2
である] で表されるポリエーテル型第4級アンモニウム塩を含有
してなり、且つ(I)1重量部に対する(II)の量が0.
003〜0.2重量部であることを特徴とするシャンプー用組
成物に係る。
[作用] 本発明に使用する上記アニオン界面活性剤(I)はシ
ャンプー組成物に配合することのできるものであれば特
に限定されないが、好ましい構造は以下のようである。
(1)アルキル硫酸(塩) R−OSO3M 式中、Rは炭素数8〜18のアルキル基を表し、Mは水素
イオン、アルカリ金属イオン、アンモニウムイオン、ア
ルカノールアミンイオンから選択される。
(2)石鹸 R−COOM 式中、Rは平均炭素数が10〜24のアルキル基であり、M
は水素イオン、アルカリ金属イオン、アンモニウムイオ
ン、アルカノールアミンイオンから選択される。
これらのアニオン界面活性剤(I)は単独または適宜
混合して使用することができる。
本発明に使用するポリエーテル第4級アンモニウム塩
(II)とは、一般式 [式中、R1、R2、R3はそれぞれ炭素数1〜3のアルキル
基を表し、同一であっても、異なっていてもよく、a+
b=5〜50且つa=0〜3であり、a/(a+b)<0.2
である] で表されるものであり、例えば塩化オキシエチレンポリ
オキシプロピレンメチルジエチルアンモニウム、塩化ポ
リオキシプロピレンメチルジエチルアンモニウム、塩化
オキシエチレンポリオキシプロピレンジメチルプロピル
アンモニウム、塩化ポリオキシプロピレントリメチルア
ンモニウム、塩化オキシエチレンポリオキシプロピレン
メチルエチルプロピルアンモニウム等を挙げることがで
きる。上記一般式において、a+bが5未満であると仕
上がりの風合が悪く、50を超えると沈殿、分離等製品安
定性が悪くなる。aが3を超えたり、a/(a+b)が0.
2以上であると仕上がりの風合が悪くなり、コンディシ
ョニング性も低下する。
本発明に使用するポリエーテル型第4級アンモニウム
塩(II)は上記アニオン界面活性剤(I)1重量部当た
り0.003〜02重量部、好ましくは0.01〜0.2重量部であ
る。
ポリエーテル型第4級アンモニウム塩(II)の量が上
記範囲を超える場合、即ちアニオン界面活性剤の割合が
低いと泡立ちが悪くなる。
本発明のシャンプー用組成物は、水を加えて適当な濃
度とすれば良好なシャンプー組成物とすることができ、
好ましくはシャンプー組成物中に上記(I)及び(II)
の総量が1〜40重量%、更に好ましくは5〜30重量%と
なるように使用するのが良い。
本発明のシャンプー用組成物の使用量が上記未満では
効果は十分発揮できないことがあり、上記量を超えて使
用しても不経済であるだけでなく水溶液化が困難になる
場合があり、特にアニオン界面活性剤が多すぎると低温
安定性が悪化することがあるので好ましくない。
本発明のシャンプー用組成物を使用したシャンプー組
成物は、本発明の効果に影響のない範囲で使用目的など
により必要に応じて一般に用いられている補助添加剤を
添加することができる。
このような補助添加剤としては、例えば食塩、芒硝、
可溶化剤、ジブチルヒドロキシトルエン、α−トコフェ
ロール等の酸化防止剤、紫外線吸収剤、蛋白質誘導体、
動植物エキス、殺菌剤、色素、香料等を挙げることがで
きる。
更に、本発明のシャンプー用組成物を使用したシャン
プー組成物には洗浄性や泡立ち性などを調整する目的
で、本発明の効果を損なわない範囲で前記以外の他の界
面活性剤を適宜添加することができる。
これらの界面活性剤としては、脂肪酸ジエタノールア
ミド等の非イオン界面活性剤、ベタイン型やイミダゾリ
ン型等の両性界面活性剤、ジアルキルジアリルアンモニ
ウム塩のホモポリマーまたはコポリマーやカチオン化セ
ルロース等のカチオン化ポリマー、ジアルキルジメチル
アンモニウム塩やアルキルトリメチルアンモニウム塩な
どのカチオン界面活性剤、シリコン化合物などが挙げら
れる。
[実 施 例] 以下に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
各例の説明に先立ち、以下に採用した評価方法につい
て説明する。
起泡力 調製されたシャンプー組成物の6重量%水溶液20ml
(40℃)を100mlメスシリンダーに採取し、液体ラノリ
ン0.2gを加え、10秒間に20回振盪した後静置し、1分後
の泡容量を測定した。
濯ぎ時の軋みの少なさ、柔軟性、滑り性、櫛通り性 パーマのかかっていない5gの毛束(長さ約20cm)を調
製されたシャンプー組成物の10重量%水溶液100ml(40
℃)に3分間浸漬した後40℃の温水で3分間濯ぎ官能試
験により濯ぎ時の軋みの少なさ、柔軟性、滑り性、櫛通
り性を評価した。
官能試験は下記の標準品と比較して、非常に良好=+
2点、やや良好=+1点、普通=0点、やや悪い=−1
点、非常に悪い=−2点として10人のパネラーの合計点
として評価した。
標準品組成 ラウリルアミドプロピルベタイン 18重量% ジステアリルジメチルアンモニウムクロライド4重量% 水 残部 実施例1〜4、比較例1〜4 第1表に示す組成を有するシャンプー組成物を調製
し、上記の方法に従って評価した結果を第1表に示す。
なお、第1表中の数値は全て重量%であり、組成の具
体的化合物名は以下の通りである。また、以下の「P
O」、「EO」はそれぞれプロピレンオキシド、エチレン
オキシドの意味である。
アニオン界面活性剤1: ラウリル硫酸ナトリウム アニオン界面活性剤2: ヤシ油脂肪酸ナトリウム 第4級アンモニウム塩1: 塩化ポリオキシプロピレンメチルジエチルアンモニウ
ム(PO9モル付加) 第4級アンモニウム塩2: 塩化ポリオキシプロピレンメチルジエチルアンモニウ
ム(PO25モル付加) 第4級アンモニウム塩3: 塩化ポリオキシプロピレンメチルジエチルアンモニウ
ム(PO40モル付加) 第4級アンモニウム塩4: 塩化ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンメチル
ジエチルアンモニウム(PO9モル、EO1モル付加) カチオン界面活性剤1: ドデシルトリメチルアンモニウムクロライド カチオン界面活性剤2: ココイルアルギニンエチルエステルピロリドンカルボ
ン酸 ノニオン界面活性剤1: ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(EO10モ
ル付加) ノニオン界面活性剤2: ペンタデカン酸モノグリセリド ノニオン界面活性剤3: ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド カチオンポリマー1: ジメチルジアリルアンモニウムクロライド重合体(分
子量20万〜28万) カチオンポリマー2: ジメチルジアリルアンモニウムクロライド・アクリロ
アミド共重合体(分子量10万〜13万) 両性界面活性剤1: ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 両性界面活性剤2: ヤシアルキルイミダゾリニウムベタイン [発明の効果] 本発明の効果は毛髪に対して十分なリンス特性、即ち
濯ぎ時の軋みの少なさ、整髪性(柔軟性、良滑り性、良
櫛通り性)を与え、且つ起泡力も十分なシャンプー用組
成物を提供したことにある。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(I)アルキル硫酸またはその塩及び石鹸
    より選択される1種または2種以上のアニオン界面活性
    剤、及び (II)一般式 [式中、R1、R2、R3はそれぞれ炭素数1〜3のアルキル
    基を表し、同一であっても、異なっていてもよく、a+
    b=5〜50且つa=0〜3であり、a/(a+b)<0.2
    である] で表されるポリエーテル型第4級アンモニウム塩を含有
    してなり、且つ(I)1重量部に対する(II)の量が0.
    003〜0.2重量部であることを特徴とするシャンプー用組
    成物。
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JP4885446B2 (ja) * 2004-12-24 2012-02-29 株式会社Adeka 動物用シャンプー組成物
JP5901338B2 (ja) * 2012-02-17 2016-04-06 株式会社Adeka 感熱凝固性水系ポリウレタン樹脂組成物及びこれを用いた皮革様材料の製造方法

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