JP2814946B2 - 無線通信機 - Google Patents

無線通信機

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JP2814946B2
JP2814946B2 JP5483695A JP5483695A JP2814946B2 JP 2814946 B2 JP2814946 B2 JP 2814946B2 JP 5483695 A JP5483695 A JP 5483695A JP 5483695 A JP5483695 A JP 5483695A JP 2814946 B2 JP2814946 B2 JP 2814946B2
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wireless communication
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公良 小川
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無線通信機に関し、特に
親局と複数の子局とを有し単一周波数による半二重通信
方式の無線通信システムにおける割り込み通信制御方式
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の半二重通信方式において
は、親局と複数の子局間で通信を行う場合、割り込み通
信制御方式が採用されており、例えば特公昭63−29
861号公報にその詳細が開示されている。
【0003】この割り込み通信制御方式について簡単に
述べると、親局は定期的に割り込み同期信号を各子局へ
送出し、各子局はこの割り込み同期信号を受信する毎に
一定期間強制的に受信モードに切り替わり、他の子局か
らの割り込みの有無をモニタするようになっている。こ
の割り込みの有無のモニタ中に、他の子局からの割り込
み信号が検出されると、以降は受信モードに切り替わっ
て通信がなされるのである。
【0004】図4はこの種の半二重通信方式の子局通信
機の一例を示すブロック図であり、図5その各部動作波
形を示すタイムチャートの例である。
【0005】無線通話時に、親局からの定期的な割り込
み同期信号の送信電波(周波数f1)は空中線6で受信
され、空中線切換え部5を介して高周波増幅部4にて所
定の周波数の信号に変換され、復調部3においてベース
バンド信号に復調される。
【0006】制御信号検出部10はこの復調信号Kより
割り込み同期信号(図5では特に図示せず)を検出する
と、この検出の度に制御信号L(周期t2)を生成して
割り込み制御部11へ送出する。割り込み制御部11
は、この制御信号Lが送話モード(送信駆動信号Jがロ
ーレベル)の時に生成された場合には、送話制御信号M
を一定期間(t3)強制的に受信モードとなる様スイッ
チ12を制御する。
【0007】この強制受信モードの間(t3)で、他の
子局からの割り込み信号Kが受信されていないかどうか
が、制御信号検出部10にてモニタされ、検出される
と、制御信号Lを、以降送信駆動信号Jが解除(ハイレ
ベル)され再び駆動(ローレベル)されるまで保持し、
割り込み通信信号を受信するための受信モードとするの
である。
【0008】尚、1は変調部であり、送話信号Iを変調
するものである。2は電力増幅部であり、変調部1の変
調信号を電力増幅して空中線切換え部5を介して空中線
6へ送出するものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来この種の無線通信
機における割り込み制御方式では、親局からの割り込み
同期信号を受信して各子局がシステムに同期した割り込
み制御信号Lを生成することにより、その生成タイミン
グに同期して強制的に受信モードとし、割り込み通信を
可能とするようになっている。従って、割り込み制御は
確実に行われるが、通話中に強制的に受信モードとなる
ため、通話が途切れるという問題がある。
【0010】本発明の目的は、割り込み監視時の通話の
途切れを無くすようにした無線通信機を提供することで
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、送話モ
ード時に送話信号の切れ目を検出する音声信号有無検出
手段と、この送話時の切れ目の検出に応答して一定期間
送話モードを解除して強制的に受信モードに切り替える
と共に受信信号ラインをモニタして割り込み信号検出時
に受信モードに切り替えるよう制御する割り込み信号検
出手段と、前記一定期間の強制的受信モード時に前記送
話信号を遅延させ前記一定期間経過後にこの遅延送話信
号を送信出力として導出する遅延制御手段とを含むこと
を特徴とする無線通信機が得られる。
【0012】更に本発明によれば、割り込み同期信号を
定期的に送出する親局無線通信機と、この親局からの前
記割り込み同期信号の受信に応答して前記一定期間送話
モードを解除して受信モードに強制的に切り替え他の無
線通信機からの割り込み信号の有無を検出して割り込み
信号検出時に以後受信モードとするよう構成された複数
の子局無線通信機とを含み、前記親局無線通信機と前記
複数の子局無線通信機との間で通信を行うようにした無
線通信システムにおける子局無線通信機であって、送話
モード時に送話信号の切れ目を検出する音声信号有無検
出手段と、この送話時の切れ目の検出に応答して一定期
間送話モードを解除して強制的に受信モードに切り替え
る制御信号を生成する手段と、受信信号ラインをモニタ
して前記割り込み信号検出時に受信モードに切り替える
よう制御する割り込み信号検出手段と、前記一定期間の
強制的受信モード時に前記送話信号を遅延させ前記一定
期間経過後にこの遅延送話信号を送信出力として導出す
る遅延制御手段と、を含むことを特徴とする子局無線通
信機が得られる。
【0013】
【作用】送話中に送話の有無の検出を行い、送話信号の
無いときにのみ強制的に受信モードとして割り込みの監
視を行うと共に、この監視時の送話信号の途切れをなく
すために送話信号の遅延制御を行うようにしている。
【0014】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例について
述べる。
【0015】図1は本発明の実施例のブロック図であ
り、図4の構成要素と同等部分は同一符号をもって示し
ている。図2は図1の実施例の動作を表す各部信号波形
のタイミングチャートである。
【0016】先ず、送話信号Aは送信駆動信号Bにより
活性制御される変調部1にて所定の変調が行われ、電力
増幅部2にて所定の送信出力に増幅され、空中線切換え
部5を介し空中線6により空間へ輻射される。
【0017】この送話動作と並行して割り込み制御動作
が行われる。すなわち、送話信号Aは変調部1へ送られ
ると共に、音声信号有無検出部7へ送られ音声信号の有
無が検出される。この検出信号Cにより、割り込み信号
検出制御部8は音声信号が無い時に送信駆動信号Bを制
御信号Dによりスイッチ12を制御して強制的に所定時
間t1(約100msec)のみ断とし、受信状態とす
る。
【0018】割り込み制御時に、送話信号Aが途切れる
のを避けるため、割り込み信号検出制御部8は制御信号
Fを出力してスイッチ13を制御し、遅延制御部9を介
して遅延(約100msec)された送話信号を選択す
る。この強制受信状態時に、空中線切換え部5を介し
て、割り込み信号Hが復調され、これが割り込み信号検
出制御部8で検出されると、制御信号Dは、強制受信状
態を保持するように出力される。この制御状態は送信駆
動信号Bが再駆動制御されるまで保持されるように動作
する。
【0019】以上が本発明の一実施例の動作説明である
が、図2に示したタイミングチャートを用いてより詳細
に動作説明を行う。送話するために送話駆動信号Bを送
信状態(ローレベル)にすると、音声有無検出部7にて
送話信号Aの有無検出が行われ、送話信号が無くなった
場合に検出信号Cとしてハイレベルが出力される。
【0020】この検出信号Cより割り込み信号検出制御
部8にて、制御信号Dと制御信号Fとが発生される。制
御信号Dは所定時間t1(約100msec)の間、送
信駆動信号ラインを強制的に切り離し、送信制御信号E
をハイレベルにする。
【0021】制御信号Fは、強制受信状態時の送話信号
Aの途切れを回避するために、遅延制御部9にて遅延
(約100msec)させられた送話信号への切換え制
御を行う。この強制受信状態時に割り込み制御信号Hが
受信されると、割り込み信号検出制御部8でこれが検出
され、制御信号D及びFは送信駆動信号Bが受信状態
(ハイレベル)となるまで、強制受信制御状態に保持さ
れる。
【0022】図3は図1の割り込み信号検出制御部8の
具体例回路図であり、ゲート回路やフリップフロップ
(FF)等により構成されるもので、図3の回路例に限
らず種々の回路が考えられ、また、ハードウェア構成の
みならずマイクロプロセッサ等のソフトウェア構成でも
実現できることは勿論である。
【0023】図3において、スイッチ12をオフ制御し
て強制受信モードとするための制御信号Dは、送信モー
ド時における無話状態のとき一定時間t1だけハイレベ
ルとなる必要がある。よって音声信号有無検出信号Cと
送信駆動信号Bのインバータ32による反転信号とのア
ンド論理をゲート31にてとり、ゲート33及びFF3
4による微分回路により、このアンド論理の変化タイミ
ングを検出する。
【0024】この変化タイミングに応答して、時定数が
t1に設定された単安定マルチバイブレータ35をトリ
ガしてナンドゲート36を介して、ゲート37〜39及
びインバータ40からなるスイッチ回路をオン制御し、
制御信号Dを一定時間t1だけハイレベルとしている。
【0025】また、割り込み信号の検出に応答して制御
信号Dはハイレベルとなり受信モードとなる必要があ
る。そこで、受信信号Hがモニタされ復調部41にて復
調されて、コンパレータ42にて基準割り込み信号と比
較される。一致すると割り込み信号が検出されたことに
なるので、FF43をセットするようになっている。こ
のFF43のセット出力により、ナンドゲート36を介
してスイッチ回路(ゲート37〜39及びインバータ4
0)をオン制御するようにしている。
【0026】尚、送信駆動信号Bが再駆動制御されるま
で、この受信モード状態は保持される必要があり、よっ
て送信駆動信号Bを、スイッチ回路を構成するナンドゲ
ート39へ入力するようにしているのである。
【0027】スイッチ13をオン制御して送話信号Aの
遅延出力を得るための制御信号Fは、送話モード時でか
つ送話の無音が検出されたときにローレベルとなり、送
信駆動信号Bが受信状態(ハイレベル)となるまでそれ
が維持される必要がある。よって、アンドゲート33の
出力によりFF46をセットし、このセット出力を制御
信号Fとすると共に、送信駆動信号Bの遷移タイミング
を、ゲート44及びFF45からなる微分回路で検出
し、FF46をリセットするようにしている。
【0028】尚、微分回路を構成するFF34,35の
クロック入力であるクロック信号は各部信号の動作周期
よりも小なる周期の高い周波数を有するブロックである
ものとする。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、送話中に
送話の有無検出を行い送話信号の無い時にのみ強制受信
状態とし、割り込み信号の監視を行うと共に、この監視
時の送話信号切れをなくすための遅延制御を付加したの
で、親局との同期を必要とせず、且つ通話の途切れが無
くなるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】図1のブロックの動作を示す各部信号波形図で
ある。
【図3】図1のブロックの割り込み信号検出制御部8の
具体例回路図である。
【図4】従来の無線通信機のブロック図である。
【図5】図4のブロックの動作を示す各部信号波形図で
ある。
【符号の説明】
1 変調部 2 電力増幅部 3 復調部 4 高周波増幅部 5 空中線切換え部 6 空中線 7 音声信号有無検出部 8 割り込み信号検出制御部 9 遅延制御部 12,13 スイッチ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送話モード時に送話信号の切れ目を検出
    する音声信号有無検出手段と、この送話時の切れ目の検
    出に応答して一定期間送話モードを解除して強制的に受
    信モードに切り替えると共に受信信号ラインをモニタし
    て割り込み信号検出時に受信モードに切り替えるよう制
    御する割り込み信号検出手段と、前記一定期間の強制的
    受信モード時に前記送話信号を遅延させ前記一定期間経
    過後にこの遅延送話信号を送信出力として導出する遅延
    制御手段とを含むことを特徴とする無線通信機。
  2. 【請求項2】 割り込み同期信号を定期的に送出する親
    局無線通信機と、この親局からの前記割り込み同期信号
    の受信に応答して前記一定期間送話モードを解除して受
    信モードに強制的に切り替え他の無線通信機からの割り
    込み信号の有無を検出して割り込み信号検出時に以後受
    信モードとするよう構成された複数の子局無線通信機と
    を含み、前記親局無線通信機と前記複数の子局無線通信
    機との間で通信を行うようにした無線通信システムにお
    ける子局無線通信機であって、 送話モード時に送話信号の切れ目を検出する音声信号有
    無検出手段と、 この送話時の切れ目の検出に応答して一定期間送話モー
    ドを解除して強制的に受信モードに切り替える制御信号
    を生成する手段と、 受信信号ラインをモニタして前記割り込み信号検出時に
    受信モードに切り替えるよう制御する割り込み信号検出
    手段と、 前記一定期間の強制的受信モード時に前記送話信号を遅
    延させ前記一定期間経過後にこの遅延送話信号を送信出
    力として導出する遅延制御手段と、 を含むことを特徴とする子局無線通信機。
  3. 【請求項3】 前記遅延制御手段は、次の前記送話モー
    ド時に遅延制御動作が解除されるよう構成されているこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の無線通信機。
JP5483695A 1995-03-15 1995-03-15 無線通信機 Expired - Lifetime JP2814946B2 (ja)

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JPH08251072A JPH08251072A (ja) 1996-09-27
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