JP2810223B2 - 無杼織機における緯入れ制御方法 - Google Patents

無杼織機における緯入れ制御方法

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JP2810223B2
JP2810223B2 JP2253422A JP25342290A JP2810223B2 JP 2810223 B2 JP2810223 B2 JP 2810223B2 JP 2253422 A JP2253422 A JP 2253422A JP 25342290 A JP25342290 A JP 25342290A JP 2810223 B2 JP2810223 B2 JP 2810223B2
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    • D03D47/361Drum-type weft feeding devices
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ドラム式測長貯留装置を用いて緯入れを
実行しない織機サイクルを含む任意の緯入れパターンの
緯入れを行なうに際し、緯入れ条件の変更に対し、極め
て簡単に対処することができる無杼織機における緯入れ
制御方法に関する。
従来技術 ドラム式測長貯留装置(以下、単に、測長装置とい
う)を用い、無杼織機において任意の多越緯入れを行な
う技術が知られている(たとえば、特公昭61−27500号
公報)。
このものは、ドラムと、ドラムの周速と同一の糸速に
よりドラムに供給する送出ローラのような積極給糸機構
と、ドラム上の糸に係脱し、ドラム上の糸の貯留量を制
御する拘束ピンとを備える測長装置を用い、ドラムを連
続的に等速駆動しながら、緯入れを実行する織機サイク
ル(以下、緯入れサイクルという)と、緯入れを実行し
ない織機サイクル(以下、非緯入れサイクルという)と
の組合せからなる一連の織機サイクルの繰返し(以下、
1リピートという)を実現し、所定の緯入れパターンに
従う緯入れ動作を実現することができる。
各緯入れサイクルにおける緯入れ動作は、緯入れノズ
ル等の緯入れ部材により、ドラム上に貯留されている糸
が自由に巻きほどかれながら緯入れされる自由飛走区間
と、ドラム上の糸の貯留量が変化することなく、積極給
糸機構によって給糸される糸速、すなわちドラムの周速
と同一の糸速で糸が緯入れされる拘束飛走区間との組合
せからなり、後者は、拘束ピンをドラム上の糸に係合さ
せ、糸がドラムから自由に巻きほどかれることを阻止す
ることによって、または、ドラム上の糸の貯留量を全く
無くし、積極給糸機構からダイレクトに緯入れ部材に糸
を供給することによって実現される。各緯入れサイクル
の終点に近い区間に拘束飛走区間を設けることにより、
緯入れサイクルごとの緯入れ長さ(以下、1ピック長さ
という)のばらつきを最小に抑えることができる。
たとえば、いま、4織機サイクルを1リピートとし、
前半の2織機サイクルを非緯入れサイクル、後半の2織
機サイクルを緯入れサイクルとする緯入れパターンの場
合を考える(第12図)。
ドラムの周長を単位とする1ピック長さΔnを、Δn
=6.5(ターン)とすれば、ドラムは、1リピート中に
2Δn=13.0(ターン)の糸を貯留すべく等速駆動しな
ければならない。最初の2織機サイクルは非緯入れサイ
クルであるから、ドラム上の糸の貯留量Nは、まず、13
/4=3.25(ターン/織機サイクル)の速度で直線的に増
加する。次いで、最初の緯入れサイクル(1リピート中
の第3織機サイクル)の途中で緯入れ区間Tに入ると、
自由飛走区間T1に対応して、貯留量Nは急激に減少す
る。つづいて、拘束飛走区間T2では、貯留量Nは変化せ
ず、ドラムの周速で決まる糸速で緯入れがなされ、緯入
れ区間Tの終点、すなわち緯入れサイクルの終点におい
て、所定の1ピック長さΔn=6.5(ターン)の緯入れ
を完了する。次の緯入れサイクルにおいても全く同様で
ある。
ここで、各緯入れサイクルの終点における貯留量n1、
noは、それぞれn1=3.25(ターン)、no=0(ターン)
である。最初の緯入れサイクルの終点においては、その
緯入れサイクルにおける緯入れがなされないとしたとき
の仮想貯留量Nlは、N1=13×3/4=9.75(ターン)であ
り、n1=N1−Δn=9.75−6.5=3.25(ターン)が成立
する一方、最終の緯入れサイクル(1リピート中の第4
織機サイクル)の終点においては、Mo=No−Δn=13−
6.5=6.5(ターン)、no=Mo−Δn=6.5−6.5=0(タ
ーン)が成立するからである。ただし、Mo、Noは、それ
ぞれ、最終の緯入れサイクルの緯入れのみがなされなか
った場合、いずれの緯入れサイクルの緯入れもなされな
かった場合の最終の緯入れサイクルの終点における仮想
貯留量である。以後、全く同様にして、ドラムを等速駆
動しながら、所定の緯入れパターンを繰返し実現するこ
とができる。
なお、ドラム上の糸の貯留量N=n1=3.25(ターン)
の状態で拘束飛走を行なわせるためには、ドラムDに対
する糸Wの供給点Aに対し、拘束ピンPをドラムDの周
方向に1/4周だけずらして配設し(第13図(A))、ド
ラムD上に貯留量n1=3.25(ターン)を実現すればよ
い。なお、ドラムDの上流側の送出ローラR、Rは、ド
ラムDの周速と同一の糸速で糸WをドラムDに向けて積
極的に供給するものとし、ドラムDの前後には、ヤーン
ガイドG1、G2が配設されている。N=n2=0(ターン)
の拘束飛走は、ドラムD、拘束ピンPに無関係に、送出
ローラR、R、ヤーンガイドG1、G2のみを経由して糸W
を送出すればよい(同図(B))。
発明が解決しようとする課題 かかる従来技術によるときは、各緯入れサイクルごと
の1ピック長さや、1リピート中の緯入れサイクルの数
等の緯入れ条件が変更になると、ドラムの周方向におけ
る拘束ピンの配設位置を変更する必要があり、操業上の
操作が著しく煩雑であるという問題があった。
たとえば、第12図において、1ピック長さΔnがΔn
=7.5(ターン)となったときは、No=2×7.5=15.0、
N1=15×3/4=11.25、n1=11.25−7.5=3.75となるか
ら、最初の緯入れサイクルの終点における拘束飛走は、
ドラム上に貯留量n1=3.75(ターン)を伴なうものとす
る必要があり、このためには、拘束ピンPを第13図
(A)の反対側に移動し、糸Wの供給点Aに対し、ドラ
ムDの周方向に3/4周だけずらして配置し直す必要があ
る。
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の実情に
鑑み、1リピート中の各緯入れサイクルごとに、終点に
おいて所定の仮想貯留量が得られるようにドラムを変速
駆動することによって、緯入れ条件が変更になっても、
ドラムに対する拘束ピンの配設位置を固定したままで対
応することが可能な無杼織機における緯入れ制御方法を
提供することにある。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、ドラ
ムと、ドラムの周速と同一の糸速でドラムに給糸する積
極給糸機構と、ドラム上の糸に係脱する拘束ピンとを有
するドラム式測長貯留装置を用いて、1リピートが2以
上の緯入れサイクルと1以上の非緯入れサイクルとの組
合せからなる緯入れパターンの緯入れを行なうに際し、
緯入れサイクルごとに、終点における仮想貯留量が、ド
ラムに対する拘束ピンの配設位置で決まる最適貯留量
に、1リピート中における当該緯入れサイクルの終点ま
での緯入れ長さを加えた値となるようにドラムを変速駆
動することをその要旨とする。
なお、1リピート中の最終の緯入れサイクルにおける
ドラムの駆動速度を他の緯入れサイクルに適用するよう
にしてもよく、また、拘束ピンの配設位置で決まる端数
を有するゼロ以外のベース貯留量を1リピート中の最低
貯留量として設定するようにしてもよい。
さらに、最適貯留量は、ドラムを等速駆動する場合の
理論貯留量に近い値、またはゼロに定めることができ
る。
作 用 かかる構成によるときは、ドラムは、1リピートの全
体に亘り等速駆動するに代えて、緯入れサイクルごとに
変速駆動されることになる。
各緯入れサイクルごとの駆動速度は、緯入れサイクル
ごとに、終点における仮想貯留量が、ドラムに対する拘
束ピンの配設位置で決まる最適貯留量に、1リピート中
における当該緯入れサイクルの終点までの緯入れ長さを
加えた値となるように定めるから、このとき、各緯入れ
サイクルにおける緯入れ長さは、所定の1ピック長さを
必ず確保することができ、しかも、緯入れ条件が変更さ
れても、ドラムの駆動速度を変更することによって対処
することができるから、拘束ピンの配設位置は、何ら変
更する必要はない。なお、最適貯留量は、当該緯入れサ
イクルの拘束飛走時の貯留量であるから、拘束ピンの配
設位置に拘らず、ゼロに定めることができ、また、ゼロ
以外にとるときは、その端数が拘束ピンの配設位置に対
応するものでなければならない。ただし、後者のときで
も、ドラムの変速範囲はなるべく小さい方が応答性の点
で有利であるから、最適貯留量は、ドラムを等速駆動す
る場合の理論貯留量に近い値にとることが好ましい。
最終の緯入れサイクルにおけるドラムの駆動速度を他
の緯入れサイクルにも適用するようにすれば、各緯入れ
サイクルにおける拘束飛走時の糸速を一定にすることが
できるから、緯入れされる糸の張力のばらつきが少なく
なり、織布の品質を向上させることができる。
また、1リピート中の最低貯留量として、拘束ピンの
配設位置で決まる端数を有するゼロ以外のベース貯留量
を設定すれば、最終の緯入れサイクルの拘束飛走におい
ても、ドラム上の糸の貯留量が無くなることがなく、し
たがって、最終の緯入れサイクルを含むすべての緯入れ
サイクルにおける拘束飛走の態様を統一し、糸の張力の
ばらつきをさらに少なくすることができる。
なお、最適貯留量として、理論貯留量に近い値、また
はゼロを使用すれば、ドラムの変速範囲を小さくするこ
とができる。
実施例 以下、図面を以って実施例を説明する。
無杼織機における緯入れ制御方法は、可変速モータか
らなるフィードモータMと、フィードモータMによって
駆動されるドラムDと、拘束ピンPと、給糸体Waからの
糸WをドラムDに積極的に供給する送出ローラR、Rと
を有する測長装置を使用して実施する(第1図)。
フィードモータMには、ドラムDの回転量を検出する
パルス発生器PGが連結されている。拘束ピンPは、ドラ
ムDの前端側において、ブラケットPaに搭載されてい
る。拘束ピンPは、ドラムDに形成する環状の凹溝Daに
向けて前進し、先端が凹溝Daに挿入されるとき、ドラム
D上の糸Wと係合し、後退して先端を凹溝Daから抜去す
るとき、糸Wとの係合を脱することができる。
糸Wは、給糸体Waから解舒されると、送出ローラR、
R、ヤーンガイドG1を経てドラムDの後部側に供給さ
れ、ドラムD上に巻き付けられて貯留される。ドラムD
上の糸Wは、ドラムDの前部側から解舒され、ヤーンガ
イドG2、クランプ装置CL、緯入れノズルNZを経て、図示
しない経糸開口に緯入れされるものとする。
送出ローラR、Rは、たとえば、その一方をドラムD
の後端部に摺接するなどの手段により、給糸体Waからの
糸Wを、ドラムDの周速と同一の糸速により積極的にド
ラムDに供給する積極給糸機構を形成している。拘束ピ
ンP、クランプ装置CL、緯入れノズルNZは、図示しない
緯入れ制御装置により、織機サイクルの所定の時期に作
動し、糸Wの緯入れ動作を実行する。すなわち、拘束ピ
ンPをドラムDの凹溝Daから後退させて抜去し、緯入れ
ノズルNZを作動させ、クランプ装置CLを開くことによ
り、ドラムD上に貯留されている糸Wは、自由飛走状態
で緯入れすることができ、この状態で拘束ピンPを凹溝
Daに挿入すれば、拘束飛走を実現することができる。
なお、ここでは、ヤーンガイドG1によって決まる糸W
の供給点Aに対し、拘束ピンPの配設位置は、ドラムD
の周方向に同一位置になっているものとする(第2
図)。
かかる構成の測長装置を2台並設し、4織機サイクル
からなる1リピートのうち、一方の測長装置は後半の2
織機サイクルを緯入れサイクルとし、他方の測長装置
は、前半の2織機サイクルを緯入れサイクルとする緯入
れパターンに従って緯入れを行なう場合を考える(第3
図、第4図)。
各緯入れサイクルにおける1ピック長さΔnを、Δn
=6.5(ターン)とすると、このときのドラムDは、4
織機サイクルからなる1リピート中に、2Δn=13.0
(ターン)の糸Wを供給する必要があるから、最終の緯
入れサイクル(第3図の第4織機サイクル、第4図の第
2織機サイクルをいう、以下同じ)の終点における仮想
貯留量Noは、No=2Δn=13.0(ターン)である。一
方、最初の緯入れサイクル(第3図の第3織機サイク
ル、第4図の第1織機サイクル)の終点、すなわち最終
の緯入れサイクルの始点においては、ドラムD、Dを等
速駆動する場合の仮想貯留量N1は、N1=13×3/4=9.75
(ターン)であるから(第3図、第4図の二点鎖線)、
このとき、ドラムD、D上に確保すべき貯留量を理論貯
留量n1と定義すると、n1=N1−Δn=9.75−6.5=3.25
(ターン)である。
しかしながら、いま、拘束ピンPとヤーンガイドG1と
は、ドラムDの周方向に同一位置に配設されており、ド
ラムD上に理論貯留量n1=3.25(ターン)を伴なう拘束
飛走を実現することはできないから、理論貯留量n1=3.
25(ターン)に近い最適貯留量n1a=3.0(ターン)を定
めると、この場合の仮想貯留量N1aは、N1a=n1a+Δn
=3.0+6.5=9.5(ターン)として定めることができ
る。そこで、最終の緯入れサイクルにおけるドラムD、
Dの駆動速度v2は、その始点における仮想貯留量N1a
と、終点における仮想貯留量Noとを使用して、たとえ
ば、v2=(No−N1a)/t(ターン/秒)として定めるこ
とができる。ただし、tは、1織機サイクルに要する時
間(秒)である。
最初の緯入れサイクルにおけるドラムD、Dの駆動速
度v1も、同様にして定めることができる。
すなわち、まず、終点における仮想貯留量N1aは、N1a
=9.5(ターン)として定まっている。また、始点にお
いては、ドラムD、Dを等速駆動する場合の理論貯留量
N2は、N2=13×1/2=6.5(ターン)であることがわかっ
ているから、これに近い最適貯留量N2aとして、N2a=6.
0(ターン)を定めれば、ドラムD、Dの駆動速度v1
は、たとえば、v1=(N1a−N2a)/tとして定めることが
できる。また、非緯入れサイクルにおけるドラムD、D
の駆動速度voは、たとえば、vo=N2a/(2t)として定め
ればよい。
なお、この例では、No=13.0、N1a=9.5、N2a=6.0で
あるから、v1=v2=3.5/t(ターン/秒)となってい
る。また、最終の緯入れサイクルの終点においては、最
終の緯入れサイクルにおける緯入れがなされなかった場
合の仮想貯留量Moaは、Moa=n1a+(No−N1a)=No−Δ
n=13−6.5=6.5(ターン)となっており、最終の緯入
れサイクルの終点では、最適貯留量noa=Moa−Δn=
6.5−6.5=0(ターン)の拘束飛走が実現されている。
各緯入れサイクルにおける緯入れ区間Tは、緯入れノ
ズルNZを作動させるとともにクランプ装置CLを開くこと
により、まず、自由飛走区間T1を実現し、つづいて、拘
束ピンPを前進させることにより、拘束飛走区間T2を実
現することができる。ただし、最終の緯入れサイクルに
おける拘束飛走では、noa=0(ターン)であるから、
このときの糸Wは、ドラムD、拘束ピンPと無関係に、
送出ローラR、R、ヤーンガイドG1、G2を経て送出され
る。
以上の説明において、最初の緯入れサイクルの終点に
おける最適貯留量n1aは、拘束ピンPの配設位置によ
り、そのとり得る値が決まる。すなわち、最適貯留量n1
aは、最初の緯入れサイクルにおける拘束飛走時のドラ
ムD上の貯留量であるから、拘束ピンPの配設位置が、
ドラムDの周方向にヤーンガイドG1と同一位置であると
きは(第2図)、最適貯留量n1aの端数はゼロでなけれ
ばならず、また、拘束ピンPがヤーンガイドG1から1/4
周だけずれているときは(第5図)、最適貯留量n1aの
端数は、糸Wの巻付け方向により、0.25または0.75でな
ければならない。拘束ピンPがヤーンガイドG1から1/2
周だけずれているときは(第6図)、最適貯留量n1aの
端数は0.5に限定される。ただし、最適貯留量n1aは、拘
束ピンPの配設位置に拘らず、n1a=0(ターン)とす
ることもできる。n1a=0の拘束飛走は、拘束ピンPと
無関係に実現することができるからである。
なお、送出ローラR、Rは、ドラムDの周速と同一の
糸速で糸WをドラムDに供給することができれば、その
形式は任意である。たとえば、ドラムDと当接する1個
の送出ローラRを使用し、ドラムDと送出ローラRとに
よって、糸Wを把持して供給してもよい。また、積極給
糸機構は、ローラで構成されるものに限らず、ドラムD
の側方に、ドラムDの軸方向に離間して一対のヤーンガ
イドを設け、給糸体Waからの糸Wは、第1のヤーンガイ
ドを介してドラムDに導き、ドラムDの表面に一定回数
巻き付けた後、第2のヤーンガイドを介して、再びドラ
ムDの表面に貯留させるようにしたものであってもよ
い。第2のヤーンガイド以後の糸Wは、ドラムD上の貯
留量となり、その巻付き回数が変動するが、第1、第2
のヤーンガイド間の糸Wは、ドラムDの回転により給糸
体Waからの糸WをドラムDに滑りなく供給するための摩
擦力を発生し、その巻付き回数は不変である。また、ド
ラムDと、ドラムDに平行な補助ローラとの間に糸Wを
共通に巻き掛けることによっても、いわゆるネルソンロ
ーラ形の積極給糸機構を作ることができる。
1リピート中の最終の緯入れサイクルの終点における
最適貯留量noaは、拘束ピンの配設位置で決まる端数を
有するゼロ以外のベース貯留量に設定することができる
(第7図)。最終の緯入れサイクルの終点における貯留
量は、1リピート中の最低貯留量となる。そこで、この
最低貯留量として、ゼロでないベース貯留量を設定する
ことは、最終の緯入れサイクルの拘束飛走時において
も、ドラムD上に糸Wが存在し、したがって、糸Wは、
送出ローラR、R、ヤーンガイドG1、G2のみを経由する
のではなく、ヤーンガイドG1から、ドラムD上にベース
貯留量に等しいターン数だけ貯留された後、拘束ピン
P、ヤーンガイドG2を経由して緯入れされることを意味
する。すなわち、このときの拘束飛走は、最初の緯入れ
サイクルにおけるそれと実質的に同一の態様となるか
ら、緯入れサイクルごとに糸Wの張力がばらつくことを
積極的に防止することができる。
なお、第7図に示すように、noa=0.25(ターン)の
ベース貯留量を設定するときは、ヤーンガイドG1に対
し、拘束ピンPの配設位置を、ドラムDの周方向に1/4
周だけずらして配置すればよい(第5図)。また、この
ときの貯留量曲線は、単に、第3図、第4図の貯留量曲
線をベース貯留量に相当するだけ上方に平行移動するに
過ぎず、したがって、このときは、最初の緯入れサイク
ルの終点における最適貯留量n1aも、n1a=3.25(ター
ン)となっている。なお、ベース貯留量は、織機の運転
を開始する際に、ドラムD、D上にあらかじめ巻き付け
て貯留する糸Wの量、いわゆる予備巻き量を1以上にと
れば、1以上の任意の量を設定することも可能である。
ただし、ゼロでないベース貯留量の端数は、ドラムD上
に貯留量noaを残して最終の緯入れサイクルの拘束飛走
を実現しなければならないから、拘束ピンPの配設位置
により一義的に決定され、最初の緯入れサイクルの拘束
飛走時の貯留量n1aの端数に一致しなければならない。
他の実施例 最初の緯入れサイクルにおけるドラムDの駆動速度v1
は、v1=v2とし、最終の緯入れサイクルにおける駆動速
度v2をそのまま適用することができる(第8図)。ただ
し、ここでは、拘束ピンPの配設位置は、ヤーンガイド
G1に対し、ドラムDの周方向に同一であるものとし、最
初の緯入れサイクルの終点において、理論貯留量n1=3.
25(ターン)に近い最適貯留量n1aとして、n1a=4.0
(ターン)に定めた場合を図示してある。緯入れサイク
ルごとに駆動速度v1、v2が変動しないから、緯入れ中の
糸Wの張力のばらつきを小さくすることができる。
なお、第8図の貯留量曲線を上方に平行移動して適当
なベース貯留量を設定すれば、最終の緯入れサイクルの
拘束飛走においても、ドラムD上の貯留量noa≠0であ
るから、糸Wの張力のばらつきは、一層小さくすること
ができる。
以上の説明は、3織機サイクルを1リピートとし、後
半の2織機サイクルを緯入れサイクルとする緯入れパタ
ーンに対しても適用することができる(第9図)。同図
(A)は、最初の緯入れサイクルの終点における最適貯
留量n1aを、n1a=2.0(ターン)に設定した場合を示
し、同図(B)は、n1a=3.0(ターン)の場合を示す。
最初の緯入れサイクルの始点における最適貯留量N2a
は、いずれの場合もN2a=4.0(ターン)としている。
同図(A)では、v1=v2であるから、各緯入れサイク
ルにおける駆動速度v1、v2は、緯入れサイクルごとに独
立に定めても、また、最終の緯入れサイクルにおける駆
動速度v2を最初の緯入れサイクルにおける駆動速度v1に
そのまま適用しても、その結果は同一である。しかし、
同図(B)では、駆動速度v2をそのまま駆動速度v1とし
て適用すると、そのときの貯留量曲線は、ドラムDを等
速駆動するときのそれから大きく偏移する(同図の点
線)。かかる偏移は、ドラムD、フィードモータMの変
速範囲を大きくしなければならないことを意味するか
ら、応答性の点で有利とはいえない。
なお、第9図の場合は、他の一方の測長装置は、1リ
ピート3織機サイクルのうちの1織機サイクルのみが緯
入れサイクルであるから、1リピート中に1ピック長さ
の糸Wを貯留するように、ドラムDを等速駆動するのみ
で足る。
以上の説明は、さらに、6織機サイクルの後半の3織
機サイクルを緯入れサイクルとする緯入れパターンにも
適用可能である(第10図)。
ここでは、No=3Δn=3×6.5=19.5(ターン)と
し、N1=No×5/6=16.25(ターン)、n1a=3.0≒N1−2
Δn=16.25−2×6.5=3.25(ターン)、N1a=n1a+2
Δn=3.0+2×6.5=16.0(ターン)、v3=(No−N1
a)/t=(19.5−16)/t=3.5/t(ターン/秒)として、
最終の緯入れサイクルにおける駆動速度v3を定め、つづ
いて、N2=No×4/6=13(ターン)、n2a=6.0≒N2−Δ
n=13−6.5=6.5(ターン)、N2a=n2a+Δn=6.0+
6.5=12.5(ターン)、v2=(N1a−N2a)/t=(16−12.
5)/t=3.5/t(ターン/秒)=v3として、中間の緯入れ
サイクルにおける駆動速度v2を定め、さらにN3a=10≒N
3=No×3/6=9.75(ターン)、v1=(N2a−N3a)/t=
(12.5−10)/t=2.5/t(ターン/秒)として、最初の
緯入れサイクルにおける駆動速度v1を定めている。
各緯入れサイクルの終点における最適貯留量n2a、n1
a、noaは、n2a=6.0(ターン)、n1a=3.0(ター
ン)、noa=0(ターン)となっており、拘束ピンP
は、ヤーンガイドG1と同一位置に配設してよい。また、
非緯入れサイクルにおける駆動速度voは、vo=N3a/(3
t)=10/(3t)(ターン/秒)としてよい。なお、この
実施例では、N3a=9.0(ターン)に定めれば、v1=v2=
v3=3.5/t(ターン/秒)を実現することができ、この
ときは、vo=9/(3t)(ターン/秒)となることはいう
までもない。
以下、同様にして、この発明は、1ピック長さΔnが
異なる場合を含み、任意の緯入れ条件の緯入れパターン
に対応することができる。
以上の説明は、次のようにして一般化することができ
る。
すなわち、各緯入れサイクルの終点における仮想貯留
量No、N1a、N2a…は、同一時点における最適貯留量no
a、n1a、n2a…に対し、1リピート中における当該緯入
れサイクルの終点までの緯入れ長さxΔnを加えた値と
なっている。ただし、xは、1リピート中における当該
緯入れサイクルの終点までの緯入れ回数である。また、
最適貯留量noa、n1a、n2a…は、それぞれ、拘束ピンP
の配設位置によって決まる端数を有するゼロでない任意
の値、またはゼロをとることができ、ドラムDは、貯留
量曲線が、このようにして決まる各緯入れサイクルの終
点における仮想貯留量No、N1a、N2a…を通る限り、任意
の一定速または不定速の駆動速度で駆動することができ
る。緯入れをしないときに仮想貯留量No、N1a、N2a…だ
けドラムDに貯留される糸Wが、各緯入れサイクルにお
いて1ピック長さΔnずつ緯入れされ、所定の緯入れ長
さxΔnだけ緯入れされることにより、当該緯入れサイ
クルの終点において最適貯留量noa、n1a、n2a…に減少
する限り、貯留量曲線は、如何なる形状になっていても
よいからである。
一方、前述の各実施例においては、最終緯入れサイク
ル以外の緯入れサイクルの終点における最適貯留量n1
a、n2aは、理論貯留量n1、n2に近い値を定め、しかも、
各緯入れサイクルにおけるドラムDの駆動速度v1、v2…
は一定速とし、したがって、貯留量曲線は、各緯入れサ
イクルを単位として屈曲する折線としている。また、こ
れを実現するために、最初の緯入れサイクルの始点にお
いても、理論貯留量N2、N3に近い最適貯留量N2a、N3aを
定めている。この場合は、得られる貯留量曲線は、1リ
ピートの全体を等速駆動する場合の貯留量直線(各図の
二点鎖線)からの偏移が極めて小さく、ドラムDの変速
範囲を小さく抑えることができるから、フィードモータ
M、ドラムDの良好な応答性を容易に実現することがで
きるという利点がある。
さらに、以上の説明は、1リピート中に、連続しない
2以上の緯入れサイクルが含まれる場合にも、そのまま
適用することができる。ただし、この場合は、別の緯入
れサイクルが後続しない緯入れサイクルの終点における
最適貯留量は、ゼロでないベース貯留量またはゼロに定
め、別の緯入れサイクルが後続する他の緯入れサイクル
の終点における最適貯留量は、ゼロでないベース貯留量
であって、特に、理論貯留量に近い値に定めるのが実際
的である。
以上の各実施例は、共通の演算器11と、それそれ測長
装置のフィードモータMを駆動制御するコントローラ2
0、20との組合せによって実現することができる(第11
図)。
演算器11には、緯入れ条件を設定する設定器12が付設
されている。また、織機の主軸MSには、エンコーダENを
設け、エンコーダENの出力は、演算器11と、コントロー
ラ20、20とに分岐入力されている。
コントローラ20は、分周器21、カウンタ22、駆動増幅
器24を含んでなり、分周器21には、エンコーダENと演算
器11との各出力が接続されている。分周器21の出力は、
カウンタ22の加算端子Uに接続され、カウンタ22の出力
は、加え合せ点23、駆動増幅器24を介して測長範囲のフ
ィードモータMに接続されている。フィードモータMに
連結されるパルス発生器PGの出力は、FV変換器25を介し
て加え合せ点23に負帰還接続される他、カウンタ22の減
算端子Dにも併せ接続されている。
コントローラ20には、予備巻回路26が含まれている。
予備巻回路26は、図示しない織機制御回路との間に、起
動準備信号S1、予備巻完了信号S2を交換しており、さら
に、演算器11との間においても、双方向の信号経路が形
成されている。予備巻回路26には、パルス発生器PGの出
力が分岐入力され、その出力は、加え合せ点23に接続さ
れている。
織機起動に先き立ち、設定器12に対し、緯入れパター
ン、拘束ピンPの配設位置、織幅、ドラムDの径、ベー
ス貯留量等の緯入れ条件を設定すると、これらのデータ
は、そのまま演算器11に転送される。ただし、拘束ピン
Pの配設位置、ドラムDの径等の固定データは、あらか
じめ、設定器12、演算器11のいずれかに記憶させておい
てもよい。
演算器11は、設定器12を介して与えられる緯入れ条件
を解読し、各測長装置ごとに、前述の手順に従って1リ
ピート中の貯留量曲線を算出し、1リピート中の織機サ
イクルごとに、その始点と終点とにおける仮想貯留量Ni
a、Njaと、終点における最適貯留量niaとを算出する。
ここで、i=0、1、2…、j=i−1である。また、
Noaは、最終の緯入れサイクルの終点における仮想貯留
量Noを表わすものとし、各非緯入れサイクルの始点、終
点における仮想貯留量は、最初の非緯入れサイクルの始
点から最終の非緯入れサイクルの終点までドラムDを等
速駆動するものとして、各非緯入れサイクルに対し、貯
留量曲線を案分して決定すればよい。さらに、仮想貯留
量Nia、Njaは、その単位がドラムDのターン数である
が、これは、ドラムDの径と織幅とを使用して、ドラム
Dのターンを単位とする1ピック長さΔnを計算するこ
とによって容易に算出することができる。
次いで、演算器11は、各測長装置ごとに、起動前の予
備巻き量を算出し、これを、コントローラ20、20の予備
巻回路26、26に出力する。予備巻き量は、織機起動時に
おける織機サイクルが1リピート中の織機サイクルのい
ずれに対応するかにより、測長装置にあらかじめ貯留し
ておくべき貯留量として、貯留量曲線から決定すること
ができる。予備巻回路26、26は、織機制御回路からの起
動準備信号S1に呼応して、与えられた予備巻き量を加え
合せ点23に出力し、フィードモータMを所定回転量だけ
回転駆動することにより、ドラムD、D上にそれを実現
することができる。
予備巻き動作の完了は、予備巻回路26から、予備巻完
了信号S2として織機制御回路に伝送される。また、予備
巻き動作の完了は、演算器11にも通報されるものとし、
演算器11は、測長装置ごとに、起動直後の織機サイクル
に対応する分周比aをコントローラ20、20の分周器21、
21に出力した上、以後、エンコーダENの出力によって作
動するように待機する。すなわち、いま、エンコーダEN
からは、1織機サイクルごとにp個のパルスが出力され
るものとし、測長装置は、特定の織機サイクルにおい
て、ΔN=Nja−Niaの仮想貯留量の増加を実現するよう
にドラムDの駆動すべきものとすれば、演算器11は、こ
のときの分周比aを、a=ΔN/pとして決定することが
できる。
織機が起動すると、エンコーダENからは、主軸MSの回
転に応じて連続的にパルスが出力されるから、分周器21
は、与えられた分周比aを使用してこれを分周し、カウ
ンタ22に出力する。カウンタ22の出力は、駆動増幅器24
を介してフィードモータMに接続されており、フィード
モータM、ドラムDの回転量は、パルス発生器PGの出力
としてカウンタ22にフィードバックされるから、ドラム
Dは、その織機サイクルの始点における仮想貯留量Nia
が、終点において仮想貯留量Njaに増加するように駆動
することができる。このときのドラムDの駆動速度v
は、織機が一定速度で運転されているときは、前述のv
=(Nja−Nia)/tに等しいが、織機が起動過程や停止過
程にあり、織機の運転速度が変動する場合には、織機の
運転速度に追従するものとなっている。なお、FV変換器
25は、フィードモータMの速度負帰還系を形成し、フィ
ードモータMの応答性を向上させている。
発明の効果 以上説明したように、この発明によれば、1リピート
中の緯入れサイクルごとにドラムを変速駆動することに
よって、あらゆる緯入れ条件に対し、ドラムに対する拘
束ピンの配設位置を固定したままで対応することができ
るから、操業上の操作を著しく簡便にすることができる
という優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は実施例を示し、第1図は全体構成
説明図、第2図は拘束ピンの配設位置を示す模式図、第
3図と第4図は貯留量曲線を示す線図である。 第5図と第6図は、それぞれ別の実施例を示す第2図相
当図である。 第7図、第8図、第9図(A)、(B)、第10図は、そ
れぞれ、さらに別の実施例を示す第3図相当図である。 第11図は電気系統図である。 第12図、第13図は従来例を示し、第12図は第3図相当
図、第13図(A)、(B)は拘束飛走状態を示す模式図
である。 D……ドラム P……拘束ピン No、Nia(i=1、2…)……仮想貯留量 ni(i=1、2…)……理論貯留量 n1a(i=0、1、2…)……最適貯留量

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドラムと、ドラムの周速と同一の糸速でド
    ラムに給糸する積極給糸機構と、ドラム上の糸に係脱す
    る拘束ピンとを有するドラム式測長貯留装置を用いて、
    1リピートが2以上の緯入れサイクルと1以上の非緯入
    れサイクルとの組合せからなる緯入れパターンの緯入れ
    を行なうに際し、緯入れサイクルごとに、終点における
    仮想貯留量が、ドラムに対する拘束ピンの配設位置で決
    まる最適貯留量に、1リピート中における当該緯入れサ
    イクルの終点までの緯入れ長さを加えた値となるように
    ドラムを変速駆動することを特徴とする無杼織機におけ
    る緯入れ制御方法。
  2. 【請求項2】1リピート中の最終の緯入れサイクルにお
    けるドラムの駆動速度を他の緯入れサイクルに適用する
    ことを特徴する特許請求の範囲第1項記載の無杼織機に
    おける緯入れ制御方法。
  3. 【請求項3】拘束ピンの配設位置で決まる端数を有する
    ゼロ以外のベース貯留量を1リピート中の最低貯留量と
    して設定することを特徴とする特許請求の範囲第1項ま
    たは第2項記載の無杼織機における緯入れ制御方法。
  4. 【請求項4】前記最適貯留量は、ドラムを等速駆動する
    場合の理論貯留量に近い値、またはゼロに定めることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれ
    か記載の無杼織機における緯入れ制御方法。
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