JP2809837B2 - コツプの巻管先端に糸始端部を巻き取るためのコツプ準備装置 - Google Patents

コツプの巻管先端に糸始端部を巻き取るためのコツプ準備装置

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JP2809837B2
JP2809837B2 JP2205294A JP20529490A JP2809837B2 JP 2809837 B2 JP2809837 B2 JP 2809837B2 JP 2205294 A JP2205294 A JP 2205294A JP 20529490 A JP20529490 A JP 20529490A JP 2809837 B2 JP2809837 B2 JP 2809837B2
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ヘンゼン・ヘルムート
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコツプの巻管先端に糸始端部を巻き取るため
のコツプ準備装置であつて、該コツプ準備装置がコツプ
のための供給部とワインダの巻成部との間の搬送路に配
置されており、この場合、コツプが少なくとも前記コツ
プ準備装置の範囲で直立した状態で心棒に差し込まれて
いて、前記コツプ準備装置が各コツプを回転させるため
の制御可能な駆動装置と、コツプに面した吸込スリツト
を備えた吸込管とを有していて、該吸込管内を吸込空気
がコツプの長手方向に沿つて流れ、さらに前記コツプ準
備装置が糸切断装置と、糸案内機構と、糸始端部を捕捉
したかどうかを検出するためのセンサとを有しており、
糸始端部が認識されると前記駆動装置の制御と前記糸切
断装置の操作とが行われるようになつている形式のもの
に関する。
〔従来の技術〕
ワインダにおける繰出し過程のためにコツプを準備す
る場合、できるだけ巻き体表面を損傷することなく、繰
出し位置で把持可能でかつ巻成部の対応するユニツトの
手前に設置可能となるように糸端部を露出させることが
重要となる。
コツプの表面に位置する糸始端部を捜して、繰出し過
程の準備のために規定の位置に設置する装置は既に公知
である。
西ドイツ国特許出願公開第3602002号明細書に記載の
手段によれば、コツプ表面における先行の準備ステツプ
の後に吸込管に配置された吸込スリツトを用いて糸始端
部が捜されて、吸い込まれ、この吸込スリツトに沿つて
次のステーシヨンにまで案内され、この場所で切断され
て、コツプ巻管にもたらされる。個々の作業は異なる場
所で実施されるが、それぞれ同じサイクル時間で実施さ
れる。長い吸込スリツトに基づき、空気消費量が極めて
高くなり、吸込作用が悪くなる。場合によつては、糸を
持ち上げるための付加的なブローノズルが必要となる。
さらに、支持体の下方に配置された別の吸込ノズルによ
つて糸始端部を巻管に吸い込むために、支持体を通つて
コツプ巻管の内部にまで達する空気貫流が必要となる。
このことは、糸始端部がコツプの巻管先端に引き渡され
ると回避され得る。
そのような装置は西ドイツ国特許出願公開第1806672
号明細書に記載されている。この公知の手段では、コツ
プが横置きされた状態で同方向に回転可能な2つのロー
ラによつて糸の繰出し方向に回転させられる。これらの
ローラの間には、糸始端部を捕捉して吸い込もうとする
ニユーマチツク式の吸込装置が配置されている。大きな
ピツチでコツプ表面に巻き上げられたバツクワインデイ
ング糸が繰り出されていて、糸が前方のコツプ円錐体か
ら引き出されると、吸込装置に配置されたセンサがこの
ことを認識する。切断装置の作動後に前記ローラの回転
方向が逆転されるが、このことは糸始端部の巻取り時に
吸込ノズルに配置された糸キヤツチヤがコツプの巻管先
端に向かい上つて位置するまでコツプが長手方向で前記
ローラに沿つてシフトされた後で行われる。前記シフト
動作は、この吸込装置の構成に基づき糸が常に、同糸が
コツプから引き出される場所で両ローラの間に形成され
た吸込スリツトに進入することから必要となる。したが
つて糸を把持するために、糸キヤツチヤはコツプ巻成層
の範囲に位置していなければならない。このようなコツ
プ準備装置は、コツプが直立した状態で心棒に差し込ま
れている状態でこのコツプを準備するためには不適当で
ある。
冒頭で述べた形式の装置、つまりコツプが直立した状
態で心棒に差し込まれているような装置も既に提案され
ている。この公知の装置は各コツプを回転させるための
制御可能な駆動装置と、コツプに向けられて吸込管に沿
つて延びる吸込スリツトを備えた吸込管と、糸切断装置
と、糸案内機構と、糸始端部を捕捉したかどうかを検出
するためのセンサとを有している。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の課題は冒頭で述べた形式のコツプ準備装置を
改良して、高い準備クオリテイと低いエネルギ消費とが
確保されるようなコツプ準備装置を提供することであ
る。
〔課題を解決するための手段〕 この課題を解決するために本発明の構成では、前記吸
込スリットの下流側で吸込管に、調節可能な糸ブレーキ
が配置されており、センサによって作動可能な前記糸ブ
レーキ用の操作装置が設けられているようにした。
〔発明の効果〕
本発明によれば、吸込スリットの下流側で吸込管に、
調節可能な糸ブレーキが配置されていることに基づき、
巻管先端に巻き上げられた糸が、コップ搬送時に再び脱
落することがないが、しかし巻取り位置で申し分なく把
持され得るような張力で巻き取られることが保証され
る。この場合、糸ブレーキは、吸込スリットが上方に向
って延長されていて、たとえばあとから糸端部をコップ
先端に巻き取るために付加的な案内装置が設けられてい
る場合でも有効に使用することができる。
請求項2以下には、本発明の有利な改良形が記載され
ている。
コップ巻管の巻成層のない先端の範囲に吸込スリット
の上端部が配置されていることにより、吸込スリットの
寸法が必要最小限の大きさに制限されている。これによ
り空気消費量、ひいてはエネルギ消費量が最小限に抑え
られる。吸込管に沿った吸込スリットの配置と相まっ
て、糸は捕捉直後に既に吸込スリットの上端部に当接す
る。したがって、糸が引き続き巻管先端に巻き取られる
場合、吸込スリットの前記上端部は前記糸のガイド機能
をも引き受けることができる。
吸込スリットがコップ先端を越えて延びているような
公知の装置と比べて、本発明によるコップ準備装置のこ
のような吸込スリット配置形式においては、糸引出しが
コップの回転時間によって制限されることによりコップ
先端からの糸巻成層全体の巻き崩れ(Abschlagen)を回
避することができる。
吸込スリットの長さを調節することができることによ
り、本発明によるコップ準備装置は種々のコップ長さに
合わせて問題なく調節可能となる。このような調節機能
と同時に、コップ先端に対する接触点を調節することも
可能になり、これによりコップを回転時に傾斜させるこ
とができ、この場合、コップ巻管と差込み心棒との間の
摩擦力の増大に基づいて、駆動されるパレットの回転運
動が確実に伝達されるようになる。
吸込管の有効横断面積が吸込スリツトに沿つて減少し
ていることにより、吸込力の分配は吸込スリツトに沿つ
てほぼ均一となる。吸込スリツト長さがしばしば著しく
変えられる場合には、必要に応じて吸込管に交換可能な
プレートを配置することができる。
糸始端部の捕捉を監視するセンサによつて糸切断装置
と糸ブレーキとが作動させられるので、糸切断装置と糸
ブレーキのうちの少なくとも一方が、閉鎖された位置に
おいて吸込空気路を遮断するように構成されていると有
利である。こうして、吸込空気消費量が必要最小限の量
にまで減少する。糸切断装置と糸ブレーキとが一緒に吸
込空気路を遮断すると、両遮断部のいずれをも極めて密
に形成することは不要となる。
糸ブレーキと糸切断装置との間の距離が可変であるこ
とは付加的に、コツプ先端に形成される巻き条の数の調
整を可能にする。このような手段は、コツプ先端への巻
き条の巻上げ時における糸緊張力の調整手段と相まつ
て、糸の種類および巻成部における糸始端部の把持形式
によつて生ぜしめられる種々の要件に応じた最適の調整
を保証する。
本発明によるコツプ準備装置で準備されたコツプは、
コツプを取り囲んで上方に向けられた空気流を形成する
ための空気ノイズが繰出し位置に設けられているような
ワイダに特に適している。
さらに本発明によるコツプ準備装置は、コツプがパレ
ツトの心棒に差し込まれていて、このコツプが前記パレ
ツトと一緒に搬送路に沿つて搬送されるような搬送シス
テムに対しても特に適している。
〔実施例〕
以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明す
る。
コツプ5はパレツト4の差込み心棒に直立した状態で
搬送路1に沿つてコツプ準備装置に供給される。パレツ
ト4の搬送は搬送ベルト2を用いて行なわれ、この場
合、ガイドはレール3および3′によつて行なわれる。
これらのレールはこの実施例におけるように折り曲げら
れて形成されていてよい。
コツプ準備装置においてパレツト4は押圧ローラ14と
2つのベルトプーリ19(図面には1つしか認められな
い)とによつて位置決めされ、この場合、透明に図示さ
れた吸込管8に設けられた吸込スリツト9はコツプ5の
表面のすぐ傍を延びている。押圧ローラ14は旋回アーム
15に支承されており、この旋回アームは旋回ピン16によ
つて支持される。
両ベルトプーリ19と駆動ローラ17とには、駆動ベルト
20が巻き掛けられている。このことはコツプ5に回転運
動を伝達するパレツト4に関する1つの駆動手段であ
る。駆動ローラ17はモータ18によつて駆動される。両ベ
ルトプーリ19と駆動ローラ17とは旋回プレート21に支承
されており、この旋回プレートは旋回ピン22によつて旋
回可能である。
搬送路1の上流側に配置されたセンサ(図示しない)
により、コツプ5を有するパレツト4の到着が認識され
る。このセンサは次いで時間的に適宜に遅延されて旋回
機構(図示しない)を制御し、この旋回機構は旋回ピン
16,22を介して旋回アーム15と旋回プレート21とを搬送
路1の方向に旋回させる。旋回機構としては、たとえば
カム板駆動装置または回転ソレノイドが使用される。
押圧ローラ14とベルトプーリ19とが三角形を形成する
ように配置されているので、この押圧ローラとベルトプ
ーリはパレツト4のベースプレートを正確に位置固定す
ることができる。この場合に押圧ローラ14とベルトプー
リ19とに対してレール3および3′に切欠き6,6′が設
けられている。
搬送路1の上流側に配置されたセンサ(図示しない)
の到着信号によるか、または旋回アーム15および旋回プ
レート21の旋回時に作動される切換機構により、中央の
制御ユニツト23に信号が送られ、この信号によつてコツ
プ準備装置の個々の作業ステツプが導入される。
制御導線18′を介してモータ18が作動させられ、これ
によりこのモータは駆動ローラ17を介して駆動ベルト20
を駆動し、ひいてはパレツト4の基部を駆動する。
コツプの巻管がパレツトの差込み心棒に比較的緩く載
置している場合でもパレツト4の回転運動をコツプ5に
有効に伝達できるようにするためには、コツプ5を差込
み心棒に対して傾けると有利である。このことはこの実
施例では次のようにして達成される。すなわち、押圧ロ
ーラ14とベルトプーリ19とが、互いに向かい合つて位置
するフランジ配置形式を有するフランジ付ローラとして
構成されており、これによりパレツト4が傾けられる。
それと同時にコツプ先端5′はスライダ11に一体成形さ
れた当接縁部48によつて逆の方向に変位される。こうし
て、コツプ巻管と差込み心棒との間の摩擦を高めるコツ
プ5とパレツト4との間の傾斜が達成される。
中央の制御ユニツト23により、モータ18の作動と共に
弁(図示しない)が開放され、この弁は圧縮空気源から
空気導管35,46への空気供給を開放する。これにより、
ニューマチツクシリンダ33,44の内部でピストン32,43が
シフトされ、この場合、これらのピストンは糸ブレーキ
25および切断装置39の開放を生ぜしめる。この場合にピ
ストン32の長手方向運動は旋回レバー31を介して運転ピ
ン30に伝達される。この回転ピンには糸ブレーキ25の旋
回可能な脚部28が固定されている。ピストン43の長手方
向運動は結合部材42と旋回アーム49とを介して切断装置
39の稼働の剪断脚部41に伝達され、これにより前記剪断
脚部41は固定のピン40を中心にして旋回させられる。
糸ブレーキ25の旋回可能な脚部28が遮断異形成形体29
を有していて、可動の剪断脚部41が同じく遮断異形成形
体として成形されているので、糸ブレーキ25と切断装置
39との開放によつて吸込管8の吸込空気路は開放され
る。この場合に吸込管8は、たとえばワインダの吸込ト
ラバースの形の空気負圧源(図示しない)と接続されて
いる。
吸込管8内に形成した負圧により、周囲に対する吸込
管8の唯一の開口、つまり吸込スリツト9を通つて空気
が吸い込まれる。
既に説明したように、中央の制御ユニツト23によつて
モータ18の作動、ひいてはパレツト4とコツプ5との駆
動がコツプの糸巻取り方向とは逆の方向で導入されるの
で、コツプ外周面に位置する糸7の始端部は吸込スリツ
ト9を通つて吸込管8に引き込まれる。吸込管内の空気
流が吸込スリツト9の延びに対して平行に向けられてい
るので、糸7は吸込スリツト9に捕捉された直後にこの
吸込スリツトの上端部に巻き掛けられる。吸込スリツト
9の前記上端部はスライダ11の下縁部によつて形成さ
れ、このスライダはガイド12の内側を吸込スリツト9に
沿つて摺動され得る。このスライダ11は、糸引張力によ
つて摺動され得ないようにガイド12にしつかりと保持さ
れているか、またはたとえば固定ねじによつてコツプ長
さに相当する各位置で固定されている。
糸7の糸始端部は吸込空気流によつて吸込管8の内部
を連行されて、光源36とフオトダイオード37とから成る
センサに到達する。糸始端部が光源36とフオトダイオー
ド37とによつて形成されたライトバリヤを突破した直後
に、導線37′を介して中央の制御ユニツト23にサクセス
信号が送られる。吸込スリツト9の上端部の前記配置形
式に基づき吸い込まれる糸長さがコツプ5の回転運動に
関連しているので、切断後に廃棄物として残つてしまう
過剰量の糸材料が付加的に引き出されることなく別のス
テツプを時間的に極めて正確に調和させることができ
る。
中央の制御ユニツト23は前記サクセス信号を得た後に
導線18′を介してモータ18を停止させて、その回転方向
を変えさせる。この時点で弁(図示しない)も開放さ
れ、空気導管34および45が圧縮空気源と接続される。こ
れによりピストン32,43はシフトされ、糸ブレーキ25お
よび切断装置39が閉鎖される。
糸ブレーキ25では、旋回可能な脚部28が脚部27に当接
し、この脚部27は前端部で調節可能なばね26と結合され
ている。これにより、吸込管8内に位置する糸7はクラ
ンプされる。それと同時に遮断異形成形体29によつて吸
込管8内の吸込空気路が遮断される。
切断装置39の可動の剪断脚部41は不動に配置された剪
断脚部47に向かつて旋回させられ、これにより糸7は正
確に規定された長さに切断される。さらに、既に述べた
ようにこの位置で付加的に吸込空気路が遮断される。
次に、コツプ5の回転方向の逆転により、吸込管内に
残つた糸部分がコツプの巻管先端5′に巻き取られる。
この場合に糸ブレーキ25によつて巻取緊張力が規定され
る。この場合、調節可能なばね26は、各糸材料にとつて
最適の巻取緊張力が形成されることを保証している。
吸込管8の水平な管部分はテレスコープ式に摺動可能
な管片として構成されており、これにより糸ブレーキ25
と切断装置39との間の距離を調節することができる。
糸ブレーキと切断装置との間の距離が固定している
と、コツプ先端への約3〜4周の巻取りを許すような平
均調節位置が設定されなければならなくなる。異なる巻
管直径と共に特に糸太さおよび糸粗さに基づき、巻管先
端に巻き上げたい巻き条の数に関しても異なる要求が生
ぜしめられる。前記調節可能性に基づき、糸緊張力の調
整と共に巻き条数の調整によつても、処理したいコツプ
に合つたそれぞれの最適量を調節することが可能にな
る。
スライダ11が吸込スリツト9の上側を制限しているの
で、糸始端部が巻き取られる高さも各コツプ長さに相応
して規定される。この場合には、この巻取り過程のため
にコツプをその長手方向軸線に沿つてシフトすること
も、糸軌道に付加的な可動の糸ガイド部材を挿入するこ
とも必要ない。
糸ブレーキ25と切断装置39とはそれぞれケーシング24
もしくは38によつて取り囲まれている。これにより付加
的な空気侵入が回避される。ケーシングから突出したピ
ン30,40は前記ケーシングに対して容易にかつ良好にシ
ールされ得る。
たとえば吸込管を搬送路1の範囲から旋回させる場合
にたとえば取り外し可能な吸込管底部10を通じて吸込管
に導入することのできるプレート13は吸込管の有効横断
面積を吸込スリツトの範囲で吸込方向とは逆の方向に減
小させている。これにより、吸込管8内の流れ特性を吸
込スリツトの範囲で、吸込スリツト9のいかなる個所に
おいてもほぼ等しい圧力特性が生ぜしめられるように形
成することが可能になる。コツプ準備装置を別のコツプ
長さに合わせて調節する場合、つまりスライダ11によつ
て吸込スリツト9の長さを調整する場合、前記プレート
13を交換することができる。
既に述べたように、センサのサクセス信号発信直後に
糸捜し動作を中断することにより、コツプの処理にかか
るサイクル時間を減少させることができる。さらに、糸
始端部を巻管先端に巻き取るための回転速度を糸捜し動
作のための回転速度よりも高く設定することにより、一
層の時間短縮が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるコツプ準備装置の斜視図である。 1……搬送路、2……搬送ベルト、3,3′……レール、
4……パレツト、5……コツプ、5′……コツプ先端、
6,6′……切欠き、7……糸、8……吸込管、9……吸
込スリツト、10……吸込管底部、11……スライダ、12…
…ガイド、13……プレート、14……押圧ローラ、15……
旋回アーム、16……旋回ピン、17……駆動ローラ、18…
…モータ、18′……制御導線、19……ベルトプーリ、20
……駆動ベルト、21……旋回プレート、22……旋回ピ
ン、23……制御ユニツト、24……ケーシング、25……糸
ブレーキ装置、26……ばね、27,28……脚部、29……遮
断異形成形体、30……回転ピン、31……旋回レバー、32
……ピストン、33……ニユーマチツクシリンダ、34,35
……空気導管、36……光源、37……フオトダイオード、
37′……導線、38……ケーシング、39……切断装置、40
……ピン、41……剪断脚部、42……結合部材、43……ピ
ストン、44……ニユーマチツクシリンダ、45,46……空
気導管、47……剪断脚部、48……当接縁部、49……旋回
アーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘンゼン・ヘルムート ドイツ連邦共和国メンヒエングラートバ ツハ5・ヘルマン‐エーレルス‐シユト ラーセ 80 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 67/00 - 67/08 B65H 54/00 - 54/88

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コップの巻管先端に糸始端部を巻き取るた
    めのコップ準備装置であって、該コップ準備装置がコッ
    プのための供給部とワインダの巻成部との間の搬送路に
    配置されており、コップが少なくとも前記コップ準備装
    置の範囲で直立した状態で心棒に差し込まれていて、前
    記コップ準備装置が各コップを回転させるための制御可
    能な駆動装置と、コップに面した吸込スリットを備えた
    吸込管とを有しており、該吸込管内を吸込空気がコップ
    の長手方向に沿って流れ、さらに前記コップ準備装置が
    糸切断装置と、糸案内機構と、糸始端部を捕捉したかど
    うか検出するためのセンサとを有しており、糸始端部が
    認識されると前記駆動装置の制御と前記糸切断装置の操
    作とが行われるようになっている形式のものにおいて、
    前記吸込スリットの下流側で吸込管(8)に、調節可能
    な糸ブレーキ(25)が配置されており、センサ(36,3
    7)によって作動可能な前記糸ブレーキ用の操作装置(3
    0,31,32,33,34,35)が設けられていることを特徴とす
    る、コップの巻管先端に糸始端部を巻き取るためのコッ
    プ準備装置。
  2. 【請求項2】前記吸込スリット(9)の上端部が、コッ
    プの巻成層のない巻管先端(5′)の範囲で終ってい
    る、請求項1記載のコップ準備装置。
  3. 【請求項3】吸込スリット(9)の長さを調節するため
    に、位置可変の手段(11)が設けられている、請求項1
    または2記載のコップ準備装置。
  4. 【請求項4】前記手段(11)が、各コップ(5)の巻管
    先端(5′)と接触するように構成されている、請求項
    3記載のコップ準備装置。
  5. 【請求項5】吸込管(8)の有効横断面積が吸込スリッ
    ト(9)の範囲で吸込方向とは逆の方向に減小してい
    る、請求項1から4までのいずれか1項記載のコップ準
    備装置。
  6. 【請求項6】吸込管(8)に、有効直径の減径部の寸法
    と形状とを規定する交換可能なプレート(13)が配置さ
    れている、請求項5記載のコップ準備装置。
  7. 【請求項7】糸切断装置(39)が、閉鎖された位置にお
    いて吸込空気路を遮断するように構成されている、請求
    項1から6までのいずれか1項記載のコップ準備装置。
  8. 【請求項8】糸ブレーキ(25)が、閉鎖された位置にお
    いて吸込空気路を遮断するように構成されている、請求
    項1から7までのいずれか1項記載のコップ準備装置。
  9. 【請求項9】糸ブレーキ(25)と糸切断装置(39)との
    間を距離を変えるための手段(50)が設けられている、
    請求項1から8までのいずれか1項記載のコップ準備装
    置。
  10. 【請求項10】コップを取り囲む上方に向けられた空気
    流を形成するために空気ノズルが各巻成部の繰出し位置
    に設けられているようなワインダに前記コップ準備装置
    が配属されている、請求項1から9までのいずれか1項
    記載のコップ準備装置。
  11. 【請求項11】コップがパレット(4)の心棒に差し込
    まれており、前記パレットと共にコップが搬送路(1)
    に沿って搬送される、請求項1から10までのいずれか1
    項記載のコップ準備装置。
JP2205294A 1989-08-04 1990-08-03 コツプの巻管先端に糸始端部を巻き取るためのコツプ準備装置 Expired - Fee Related JP2809837B2 (ja)

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DE3925861A DE3925861A1 (de) 1989-08-04 1989-08-04 Kopsvorbereitungseinrichtung zum aufwinden des fadenanfanges auf der huelsenspitze des kopses

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